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2014/03/30

Piano/Myung Whun Chung

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3月末ぎりぎりになって、ECM New Seriesが1枚届きました。このアルバム、ECMとしては異色のアルバムで、有名なクラシックの小品集って、ECMでははじめてのことらしいです。ある意味コネで録音したと言えなくもなさそうですが、指揮者でピアニストのチョン・ミョンフンはかなり有名な人らしく、逆にECMで録音してもらった、という感じもありそうです。彼にしても、ピアノ・ソロ・アルバムははじめてのことだそうで、これはセールスのしかたをうまくやると、ECMとしての枠にとらわれずに、もっと広く売れそうですね。個人的には現代音楽の難しいのに比べると、何度も聴けそうです(笑)。ただECMの方針に合っているのかどうか。


Piano/Myung Whun Chung(P)(ECM New Series 2342)(輸入盤) - Recorded July 2013. - 1. Claude Debussy: Clair De Nune 2. Frederic Chopin: Nocturne In D-flat Major Op.27/2 3. Ludwig Van Beethoven: Fur Elise 4. Pyotr Ilyich Tchaikovsky: Autumn Song 5. Franz Schubert: Impromptu In E-flat Major D899/2 6. Robert Schumann: Traumerei 7. Rebert Schumann: Arabeske 8. Franz Schunert: Impromptu In G-flat Major D-899/3 9. Frederic Chopin: Nocturne In C-sharp Minor Op.Posth. 10. Wolfgang Amadeus Mozart: 12 Variations On Ah! Vous Dirai-je, Maman K.265

(14/03/30)韓国の有名な指揮者であり、ピアニストのチョン・ミョンフンの初のピアノ・ソロ・アルバムとのこと。ピアノ名曲集としてもECM初だそうで、初づくしですが、プロデューサーは次男のSun Chungではなくて、マンフレート・アイヒャー。ECMだと録音の音圧的には抑えられ、温度感もやや低めですが、名曲集ということで、ECMファンならずとも、手にする人は多いのではないかと思われます。いい曲が揃っているので、何度も聴けそうです。

Purple Sounds/Zach Brock

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Criss Crossレーベル新譜聴き3日目。あと1枚が通販にも入荷せず、値段が高くても在庫ありのところに注文替えをしようかどうか思案中です。ただ、他のブログ等で紹介はもうされているので、自分は値段重視で行こうかな、とも思います。今回のZach Brockのリーダー作は、フロントがヴァイオリンとギターで、自由度がかなり高いけど、うまくいかないと、ちょっと、というところで、ギターにLage Lundを迎えて、バッチリとそのサウンド空間を適度な濃さで乗り切ってくれました。多少現代ジャズ的かなとも思う曲はありますけど、聴きやすい曲も多いので、その微妙なバランスのクァルテットを聴いてみてもいいのでは、と思います。


Purple Sounds/Zach Brock(Vln, Baritone Vln on 7)(Criss Cross 1366)(輸入盤) - Recorded November 3, 2013. Lage Lund(G), Matt Penman(B), Obed Calvaire(Ds) - 1. Purple Sounds 2. Nuages 3. Twenty Small Cigars 4. Little Willie Leaps 5. Quo Vadis 6. Folkloric 7. Brooklyn Ballad 8. After You've Gone

(14/03/29)Zach Brockの作曲が6-7曲目で、他はジャズメン・オリジナルやスタンダード、ロックなど。ピアノレスのクァルテットなので、けっこう自由な空間があります。1曲目のタイトル曲は割とオーソドックスなサウンドだけど、2曲目は変拍子の引っ掛かりのあるビートで、現代的なサウンド。Lage Lundのバッキングにまわった時の演奏もなかなか。フランク・ザッパの曲で、しっとりとしたバラードになっている3曲目、茶ールー・パーカー作の目まぐるしいメロディとメロディアスなアドリブのアップテンポの4拍子の4曲目、哀愁のあるメロディが印象に残るやや8ビート的な5曲目、ソフトでも現代を感じさせるサウンドの6曲目、やはり静かなバラードで繊細なメロディを奏でる7曲目、変拍子系で淡いメロディと盛り上がりが印象的な8曲目。

2014/03/29

Evolution Of An Influenced Mind/Donald Edwards

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Criss Crossレーベル新譜聴き2日目。このところ更新間隔があいてますが、忙しいだけならいいんですが、家庭の事情も絡みあっていて、ちょっと厄介です。まあ、更新できるうちに更新しておきます。このアルバム、なかなか興味深いメンバーですけれども、その中でもギターのDavid Gilmoreの個性が突出していると思います。彼のメカニカルなギターが出てくると、サウンドがそれに染まってしまうような感じ。リーダーとしてのDonald Edwardsは、曲作りに才能を示していて、11曲中10曲が彼の作曲。いろいろな曲があって、飽きさせません。もちろんドラマーとしても露出度は高いし、現代ジャズとして目立つアルバムになりました。


Evolution Of An Influenced Mind/Donald Edwards(Ds)(Criss Cross 1365)(輸入盤) - Recorded October 28, 2013. Walter Smith 3rd(Ts), David Gilmore(G), Orrin Evans(P), Eric Revis(B) - 1. American Drum Call To Mama 2. History Of The Future 3. Niecee 4. The Dream 5. The Essential Passion 6. Dock's House 7. Nightmare Of Fun 8. When 9. Culmination For Now 10. Not Really Gumbo 11. Truth Or Consequence

(14/03/28)8曲目がOrrin Evansの作曲の他は全曲Donald Edwards作。ニューヨークの現代ジャズという感じで演奏が進みます。4ビート系は少なめだけど3、5、11曲目にあり。1曲目はコーラスにドラムスが絡む効果音的な小品ですけれども、2曲目以降、いかにも今っぽい感じで、カッコ良く進んでいきます。特にギターのDavid Gilmoreが参加しているのが、そのメカニカルさに効果的なエッセンスを加えています。2、5曲目では長いドラム・ソロもあるし、作曲者としてもドラマーとしてはなかなかやるなあという印象。賑やかな曲も静かな曲も、どの曲も変化に富んでいて、なかなか今のジャズとしての雰囲気が出ています。6-7曲目はメカニカルなフレーズの動きが渋い。8曲目はスピリチュアルでフリーな香り。なかなかスリリング。

2014/03/25

Reeds Ramble/Seamus Blake/Chris Cheek

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世間からだいぶ遅れて、Criss Crossレーベルの新譜聴きに入ります。実は早めに注文していたものの、2月の下旬になって安い通販に注文を切り替えたら、なかなか入荷しなくて、現在もあと1枚が入手できてません。価格にシビアになるのがいいのか、早く聴きたい欲求を優先させるのか、迷うところです。前回のアルバムはほとんどオリジナル、電気系も使用してツインドラム、という特殊な編成だったのですが、今回はけっこうオーソドックスな編成。聴いていても、ややヒネくれたところがあるかなあ、というぐらいで、すんなりと聴きやすい感じです。既成曲も多いですしね。でも、こういうのも現代ジャズのある方面としては王道かも。


Reeds Ramble/Seamus Blake(Ts)/Chris Cheek(Ts, Ss)(Criss Cross 1364)(輸入盤) - Recorded April 4, 2013. Ethan Iverson(P), Matt Penman(B), Jochen Rueckert(Ds) - 1. Na Carreira 2. 1974 Blues 3. Holodeck Waltz 4. Blue Moose 5. De Dah 6. 'Til I Die 7. I Surrender Dear 8. All About Me 9. Lady In Langour

(14/03/24)「The Bloomdaddies/Seamus Blake」(Criss 1110)での共演から2作目。今回は普通の編成で電気系の使用なし。8曲目がシーマス・ブレイク作、4曲目はクリス・チーク作で、他はジャズメン・オリジナルやスタンダードなど。2人の個性を楽しみつつ、割とストレートかつ少しヒネくれて聴かせます。ノリノリではじまる楽しい1曲目、7拍子で演奏するブルースの2曲目、ジム・ベアード作のワルツで幻想的な3曲目、ミディアムでけだるい感じの4ビートの4曲目、ややアップテンポの4ビートの5曲目、ブライアン・ウィルソン作の綾織り系8ビートでの6曲目、バラードでちょっとモンクを意識したピアノの7曲目、アップテンポの4ビートの速いフレーズでけっこう自由なアドリブの8曲目、やや陰影と盛り上がりのあるバラードの9曲目。

2014/03/23

Secret Of The Wind/Elisabeth Kontomanou featuring Geri Allen

Elisabethsecret
このアルバムは、新譜ではなくて、’12年に出たアルバムです。この2人のデュオ作品だったら、どんなスゴいことになっているのだろうと思って聴いてみたら、意外に普通で、ジャズというよりはソウルとかゴスペルとかポップとか、そういうサウンドになってました。もちろんピアノだけが伴奏なので、賑やかではなくて静かな感じの曲も多めですけれども。これもジェリ・アレンのピアノということで買ってみた1枚です。Elisabeth Kontomanouも以前に1枚聴いていて、むしろそっちの方がマニアックだったかな、とも思いますけど、今回のアルバムも、これはこれでいいアルバムだなあ、とは思います。


Secret Of The Wind/Elisabeth Kontomanou(Vo) featuring Geri Allen(P)(Out Note Records)(輸入盤) - Recorded June 2011. - 1. God Is Love 2. If I Ruled The World 3. Everybody Was Born Free 4. I Wish I Knew How It Would Feel To Be Free 5. Secret Of The Wind 6. L.O.V.E. 7. Sometimes I Feel Like A Motherless Child 8. Trouble Of The World 9. Sack Full Of Dreams 10. Nature Boy 11. People Get Ready 12. Were You Three 13. A Quiet Place

(14/03/23)Elisabeth Kontomanouの曲は3、5曲目のみで、厳かな感じのアフロ・アメリカン・スピリチュアルと書いていある曲が7-8、12曲目にあり、他はマーヴィン・ゲイとかグラディ・テイトの名前もあったりと、ジャズ・ヴォーカルという感じではなくて、ソウル的だったりポップ的だったりゴスペル的だったり、いわゆる黒人音楽的な感じだったりと、もっと広く楽しめそうなアルバム。ヴォーカルはやや太い声で、声量のある黒人サウンド。なので、聴いていて、ジャズとは違った意味でけっこう楽しいかも。この2人の演奏だけど、意外にオーソドックスなヴォーカルとピアノ。ジェリ・アレンが意外に普通に演奏しているのが珍しい。タイトル曲の5曲目は短調で哀愁のある歌。6曲目はけっこう有名な歌なので、知っている人も多いと思います。

2014/03/22

MicrosoftのSurface Pro 2 (128GB)を購入

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次男用に、やっとMicrosoftのSurface Pro 2 (128GB)を購入しました。駅前の量販店で、2月9日に予約注文をして、昨日の3月21日に量販店から「入荷しました」との電話があり、今朝、取りに行ってきました。待つこと40日ほど。予想では2カ月以上かかるんじゃないかとのことだったけど、まあ、予想よりは早くて良かったです。それにしても人気機種なんだなあ、と思いますが。ボディの剛性感とか、けっこう良さそうではあり、カバンに入れてガンガン使える(って使うのは次男なんですが)感じです。

購入した、といっても、まだ開梱している最中で、設定はこのブログを書いた後にやろうかと。実は私のところ、仕事用とか家族用とか、何台かパソコンはありますけど、全部Windows7なんですね。Windows8あるいは8.1がなくて、お客さんのところで操作に苦労しているので、今回の購入で自分も8.1に慣れる、という目的もあります。もちろんプライベート用なので、経費には落としてないですよ(笑)。今日が次男の高校の終業式だし、もうすぐ帰ってくると思うので、帰って来てから一緒に立ち上げや設定をやろうかと思っています。いい時期のプレゼントかな。でも、その前の彼のWindows7のノートパソコン、立ち上げっぱなしのままずっと使っていたので、3年半でマザーボードがいかれてしまい、本当だったら、大学受験までの6年間は前のノートパソコンでいってほしかったな、とは思います。

これからはタブレットの時代なのかなあ、なんて気もしてますが、仕事ではやはりデスクトップパソコンメインで、モバイルノートをサブにというのが現在一番使いやすく、タブレットは自分は操作性がこなれてきたら移行していくのかな、という気もしていますが、まだまだかも。

(追記3月30日)何とか設定して、次男が使用しています。やはりこれは、手に持った時の質感が何とも言えず良くて、いい作りだな、と思わせます。この質感の良さはiPhoneを持った時にも感じました。

2014/03/21

Sound Museum/Ornette Colemanの2枚

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Ornettethree
久しぶりに中古盤をゲットしました。ジェリ・アレンの参加作で重要なアルバムを聴きもらしていたので、探したらけっこう適価であったため、この2枚をほぼ同時に注文。Amazonのマーケット・プレイスで購入しましたが、なぜか出品者は両方ともディスク・ユニオン(お店はそれぞれ違います)。ディスク・ユニオンだと適価の上に、内容表記が正直なところが気に入っています。2枚を注文したら、これって別々にアルバムコメントを書けないくらいに兄弟アルバムだったんですね。曲がほとんど重なっている上に、そのアレンジが同じ曲でけっこう違うものが多いです。中古盤でも入手は容易な方なので、今回聴いて良かったです。


Sound Museum - Hidden Man/Ornette Coleman(As, Vln, Tp)(Harmolodic/Verve)(国内盤・中古) - Released 1996. Geri Allen(P), Charnett Moffett(B), Denardo Coleman(Ds) - 1. Sound Museum 2. Monsieur Allard 3. City Living 4. What Reason 5. Home Grown 6. Stopwatch 7. Women Of The Veil 8. P.P. (Picolo Pesos) 9. Biosphere 10. Yesterday, Today & Tomorrow 11. European Echoes 12. What A Friend We Have In Jesus (Variation) 13. Mob Job 14. Macho Woman

Sound Museum - Three Women/Ornette Coleman(Harmolodic/Verve)(輸入盤・中古) - Released 1996. Geri Allen(P), CHarnett Moffett(B), Denardo Coleman(Ds), Lauren Kinhan(Vo on 7), CHris Walker(Vo on 7) - 1. Sound Museum 2. Monsieur Allard 3. City Living 4. What Reason 5. Home Grown 6. Stopwatch 7. Don't You Know By Now 8. P.P. (Picolo Pesos) 9. Women Of The Veil 10. Yesterday, Today & Tomorrow 11. Biosphere 12. European Echoes 13. Mob Job 14. Macho Woman

(14/03/21)全曲オーネット・コールマンの作曲。2枚のCDで、ほとんどの曲が重なっていますが、別テイクというよりは同一曲名の別内容の曲が収録されているという感じです。違うのはHidden Manの12曲目とThree Womenの7曲目(この曲のみヴォーカル入り)で、他は曲順が違っても同一曲名。たまにバラードや4ビート的なことがあるにしても、基本的にはフリージャズ的だったり、ハードなジャズ。バックががっちり固めているのを、オーネットが自由奔放にメロディを吹きまくったり弾きまくったりしています。バックのハードさに比べて、オーネットのフレーズは陽気でメロディアスな感じも。彼のバンドではピアノとしての参加が珍しいのですが、ジェリ・アレンがその役割を担っていて、十分に責任を果たしているます。聴きがいのある2枚。

2014/03/19

消費税増税と円安と

4月1日から消費税が8%に増税される。とは言うものの、輸入盤CDを多く買う人は、それ以前に円安によるCD単価の上昇、ポイントなどの減少に悩んでいるはず。むしろ円安の方が単価上昇は大きかったかもしれないです。結局自分の場合、使える総額を増やすわけにはいかなかったので、不要不急のCDは、購入対象から外すことによって、対処してきました。

大手通販の場合、消費税の表記が、Amazonだと4月以降の発売が確実なCDについては、すでに8%表記になっているようで、HMVは5%表記から4月1日で8%表記に一斉に直す形をとっているようです。あとは入荷待ちになっているCDが3月中になるべく出荷してくれることを祈るのみです。

お客さんなどをリサーチしても、消費税増税以降の景気その他経済がどうなるのかさっぱり読めず、3%分そのまま上がるのか、売れないので元値が下がって同じような値段で買えるのかの予測も、業界によっても品によっても変わるだろうし、予測が難しいところです。

ただ、自分に言えることは、円高時代にCDに使っていた総額と、それほど変わりのない金額の範囲でCDにお金を回すため、必然的に買えるCDの枚数は減って行く(実際に昨年後半から、枚数が減っています)ことになります。つまらない世の中になったものだけど、やむを得ないなあ、と思います。まあ、輸入盤CDに限って言えば、10年前くらいの頃と同じか、ちょっと安くなっているような気もしているのですが、あの円高時代を経験してしまうとねえ、ってところです。

2014/03/16

Erkki-Sven Tuur/Seventh Symphony/Piano Concerto

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昨日の続きで、Erkki-Sven Tuurは正統派の現代音楽プラス情緒感が感じられるような違いがあるのかもしれません。弟子がHelena Tulveというのも、何とも。


Erkki-Sven Tuur/Seventh Symphony/Piano Concerto(ECM New Series 2341)(輸入盤) - Recorded June 2009 and June 2010. Laura Mikkola(P on 1-3), Frankfurt Radio Symphony Orchestra, Paavo Jarvi(Cond), NRD Choir(on 4-7), Werner Hans Hagen(Choirmaster on 4-7) - 1-3. Piano Concerto 4-7. Symphony No.7 'Pietas'

(14/03/13)Erkki-Sven Tuurはエストニアの現代音楽家。今回は’06年と’09年に作曲された曲で、録音時には新しいもの。前者はピアノ・コンチェルトで、後者はオーケストラに合唱団を加えたもの。硬派ではあるけれども、あまり極端に難解な感じでもなくて、時に情緒的な部分を垣間見せてくれます。ダイナミックレンジが広い感じは相変わらずで、ドンとくることもあれば、後半では合唱が加わって荘厳な雰囲気の場面も。でもやはり現代音楽。

2014/03/15

Helena Tulve/Arboles Ilaran Por Lluvia

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ECMレーベル新譜聴き4日目。偶然なのか、今日、明日紹介するエストニアの現代音楽作曲家が2枚同時に出ています。Helena TulveはErkki-Sven Tuurに習ったこともあるそうです。でも硬派な現代音楽といってもその作風はやっぱり違っていて、この2枚を聴き比べると分かると思います。Helena Tulveは総じてゆったり感と、そのハーモニーというか不協和音というか、その流れをとらえるように進みます。ジャズのブログで現代音楽を紹介しても、とも思いますが、ECM追っかけなのでご勘弁を。


Helena Tulve/Arboles Ilaran Por Lluvia(ECM New Series 2243)(輸入盤) - Recorded October 2009, May, August and September 2010. Charles Barbier(Countertenoron on 1), Taniel Kirikal(Countertenor on 1, 4), Ensemble Vox Clamantis(on 1, 4), Ensemble Hortus Musicius(on 1), Jaan-Eik Tulve(Cond on 1, 3-4), Arianna Savall(Soprano on 2-4, Triple Harp on 3), Riivo Kallasmaa(Oboe on 2), Helena Tulve(Glasses, Wind Chimes on 2), NYYD Quartet(on 3), Marco Ambrosini(Nyckelharpa on 4), Estonian National Symphony Orchestra(on 5), Olari Elts(Cond on 5) - 1. Reyah Hadas'ala 2. Silences/Larmes 3. L'Equinoxe De L'ame 4. Arboles Ilaran Por Lluvia 5. Extinction Des Choses Vues

(14/03/13)Helena Tulveは’72年エストニア生まれの女性現代音楽家。その内容は、現代音楽メインで1曲目は古楽というか宗教音楽が入り混ざった、ゆったりとした和音、不協和音が流れていく、不思議な感覚のサウンドです。ここでは編成を変えて5曲収録されてますが、古楽器の入った1曲目、弦楽四重奏団もいる3曲目、ダイナミックなオーケストラとの5曲目など、やはり現代音楽の面で硬派な一貫しているところを見せてくれています。

2014/03/14

Mutations/Vijay Iyer

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ECMレーベル新譜聴き3日目。何と、最近では有名なVijay IyerのECM初リーダー作です。私は今までACTレーベルで1枚しか聴いたことがないのですが、その独特な個性と超人的なプレイで圧倒されてしまいました。でも、そのイメージでこのアルバムを聴くと、「何だ、これは」ということになってしまうかもしれません。全部自作曲とはいえ、ソロ・ピアノと、弦楽四重奏団との演奏で、クラシック/現代音楽との折衷音楽になっているような感じだからです。ECMだとこういう風になってしまうのかな、という極端な方の例だと思います。なので、聴く人を選ぶため、要注意アルバムかな、と思います。


Mutations/Vijay Iyer(P, Electronics)(ECM 2372)(輸入盤) - September 2013. Miranda Cuckson(Vln), Michi Wiancko(Vln), Kyle Armbrust(Viola), Kivie Cahn-Lipman(Cello) - 1. Spellbound And Sacrosanct, Cowrie Shells And The Shimmering Sea 2. Vuln, Part 2 3-12. Mutations I-X 13. When We're Gone

(14/03/13)全曲ヴィジェイ・アイヤーの作曲。1曲目がピアノ・ソロ、2、13曲目がピアノとエレクトロニクス、3-12曲目の組曲がそれに加えてストリング・クァルテットの曲。やはりECMなだけあって、編成も含めて、聴こえてくるピアノも静かなのが基調で、かなりクラシック寄りの感じを受けます。変拍子(あるような感じですけど)だったり、破天荒なところもあったりというのは少し影をひそめて、別人のピアノにも聴こえます。ただ、ECMファンとしてはけっこういい感じのサウンドかも。エレクトロニクスの使い方も派手ではないけど、効果的に使用している感じ。タイトル曲の組曲の3-12曲目は、アンサンブルは現代音楽の要素が強く感じられ、しかも反復が多少多めのような気も。聴く人を選ぶでしょうけど、ボーダーレスなところがいい。

2014/03/13

Le Vent/Colin Vallon Trio

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ECMレーベル新譜聴き2日目。今日のコリン・バロン・トリオはなかなかマニアックです。ECMでなければなかなか出てこないタイプのピアニストなんじゃないかなあと思います。ECMではトルド・グスタフセンも、ECMらしいと言えばらしいサウンドで勝負していますが、あちらは美メロで分かりやすい感じなのに対して、こちらは、浮遊感や持続、繰り返しの音をゆったりと、というのが特徴なんじゃないかなあと。なので、聴く人を選ぶと思いますが、ハマる人はハマるんじゃないかなあ。もちろんイージーリスニングにはなってなくて、ドラムが割と自由に動いて盛り上げてくれるので、一定の緊張感もあります。


Le Vent/Colin Vallon(P) Trio(ECM 2347)(輸入盤) - Recorded April 2013. Patrice Moret(B), Julian Sartorius(Ds) - 1. Juuichi 2. Immobile 3. Le Vent 4. Cendre 5. Fade 6. Goodbye 7. Le Quai 8. Pixels 9. Altalena 10. Rouge 11. Styx 12. Coriolis

(14/03/12)1曲目がPatrice Moret作、11-12曲目が3人のインプロヴィゼーションの他は全曲Colin Vallon作曲。非4ビート系のヨーロピアンなピアノ・トリオ。それもピアノ・トリオらしくない、浮遊感漂う美しいメロディが強調されて、3人がまとまりながら、時に静かに、時に情念をふつふつとさせて、あたかもそのゆったりとしたメロディにひたり、メロディの持続や繰り返しでトランス状態になるような、いかにもECMならではの演奏。あまりにもゆったりすぎて、やはり聴く人を選ぶことになるとは思いますが、渋い映画音楽を聴いているつもりでいると、心が落ち着きます。ピアノとベースがメロディに絡みながら、ドラムスがけっこう自由に動いていることがあり、曲の盛り上がりに影響しています。タイトル曲の3曲目は静かでしっとりとした演奏。

2014/03/12

One Is The Other/Billy Hart Quartet

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ECMレーベルの新譜がまた少しまとまって届いたので、先にECMを聴いていきます。ビリー・ハートのECMでのリーダー作2作目です。彼はチャールス・ロイドのバンドのECM録音にも何枚も出ているので、経歴からすると不思議じゃないんですけど、やっぱりECMと合うのか、合わせているのかっていう疑問はあります。彼ってこういうタイプだったっけ。まあ、ビーター・アースキンがECMでリーダー作を出していた時もその思いはあったわけなんですが。今回のアルバムも、やっぱりECMのファン向けに作られているような感じで、メイン・ストリームのジャズファンからすると、聴く人を選ぶアルバム、っていうことになるんだろうな。


One Is The Other/Billy Hart(Ds) Quartet(ECM 2335)(輸入盤) - Recorded April and May, 2013. Mark Turner(Ts), Ethan Iverson(P), Ben Street(B) - 1. Lennie Groove 2. Maraschino 3. Teule's Redemption 4. Amethyst 5. Yard 6. Sonnet For Stevie 7. Some Enchanted Evening 8. Big Trees

(14/03/11)ビリー・ハート作が3曲(3-5曲目)、マーク・ターナー作が2曲(1、6曲目)、Ethan Iverson作が2曲(2、8曲目)スタンダードの7曲目。温度感は相変わらず低いです。細かいフレーズでフリー的かつクラシカルな出だしから、複雑なフレーズのモーダルな冷めた感じの本編に入って行く1曲目、やや無機的でしっとりと相反する要素のあるバラードの2曲目、自由な出だしからまとまりを見せ、徐々に盛り上がっていく3曲目、メロディアスなんだけど冷めていて、その後フリーに向かう4曲目、ジャズ的でもあり、独特な絡みをみせつつ進む5曲目、素朴そうなメロディだけど相変わらず温度感が低い、時に4ビートもある6曲目、スタンダードも自由なバラードで演奏する7曲目、サックスの速いパッセージと自由なビートの8曲目。

2014/03/11

MoonベースのJB-268 OX (Natural)(中古)を購入

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今日、渋谷を通る用事があったので(無理やり通ったという説も)、渋谷のイケベ楽器系列の楽器店に寄りました。実は昨日MoonのJB-268 OX (Natural)の中古が出たので、その1週間ぐらい前から出ていたAtelier ZのM-245の中古も合わせて見てみようかなと。両方とも4弦のアクティヴのベースです。

消費税増税前の駆け込みとかはそんなに考えてなくて、ほとんど冷やかしのつもりだったんですけどね。でも、Moonのベース、年数はちょっと経っているみたい(追記:シリアルナンバーから、割と新しめなことが分かりました)だけど、ほとんど目立ったキズもないし、出音、弾きやすさも気に入って、たまたま現金の持ち合わせがあった(なぜだ)のと、ほんの少しだけどまけてくれたので、またもや気が付いたら、Moonのベースを手にして帰途についていました。アッシュ材のベースって、ちょっと前の方が木目もいいのが多いってこともあるし。Atelier Zの方は5弦を持っているし、似たものが2台になってもねえ、ということと、人気のせいか中古の状態の割にはアトリエは値段が少々高めということもあり、結局Moonにしました。

それでもアッシュボディでアクティヴの回路(XTCT)を積んでいるので、やはりドンシャリ傾向が強く、個性はちょっと違うものの、アトリエのベースとそんなに違いはない感じです。元々学生時代に持っていたFender USAのジャズべもアッシュボディでアクティヴ回路に改造してましたし、その傾向をたどってますね。いわゆるヴィンテージな音とは縁遠いです。

新品は20万円以上するので、そう簡単には手が出ないけど、中古はその半分ぐらいの値段なので、状態の良いのが出たら買い、なんですが、今の段階でひとそろい(息子のを含めて5台目です)いろんな仕様のがあるので、そろそろ本気で打ち止めです。じゃないと家を追い出されてしまう(笑)。弾きやすさからすると、今のバンドのメイン機になります。

(追記)JB-268 OX は4弦のジャズベースタイプのアクティヴベースで指板がメイプルになってます。姉妹機でJB-278 OX というのがありますが、そちらは指板がエボニー(黒色)になっているものを指すようです。(’17年4月追記)今ではカタログの型番がいずれもJB-4 Activeに変更になっているようですね。

(追記’15年7月)

このベースを使って2度目のライヴを’15年6月14日にやりました。オフコースの曲なんですが、DIからの音出しがメインなので、だいたいの雰囲気は分かるかと。ヴォリュームは両方ともフルで、コンプレッサーだけかけてます。

2014/03/09

Songs About This And That/Karin Krog & John Surman

Karinthisand
カーリン・クローグのアルバムが出ましたのでゲットしました。もうずいぶん長く活動しているのに、相変わらず少しトンガッたヴォーカルもとれば、ジャズらしい歌も歌っていて守備範囲が広いです。今回は全曲ジョン・サーマンとの共作だし、彼の演奏も前面に出ていて、やはり2人ならではの世界だなあ、と思います。まあ、スタンダードはないし、4ビートでもないし、ということで聴く人を選ぶかもしれませんけど、こういうアルバムもあるということで。ECMっぽい曲もあればそうでない曲もあって、2人のセルフ・プロデュースなので、今彼女たちがやりたいのがこういうサウンドだったのかな、と思います。


Songs About This And That/Karin Krog(Voice) & John Surman(Ss, Bs, Bcl, Bass Recorder)(Meantime Records)(輸入盤) - Recorded April 23 and 24, 2013. Tejre Gewelt(B), Bjorn Klakegg(G), Ivar Kolve(Vib), Tom Olstad(Ds) - 1. Mirror Song 2. Cherry Tree Song 3. Question Song 4. Circle Song 5. Happy Song 6. Moonlight Song 7. Rain Song 8. Pebble Song 9. Monk Song

(14/03/09)全曲カーリン・クローグとジョン・サーマンの共作。この2人の作品なので、温度感が低くてミステリアスな感じの、哀愁を感じるゆったりとした曲が目立ちますが、今回は曲により少し幅の広いサウンド。レコーディング・エンジニアはJan Eric Kongshaugで、録音場所はオスロのレインボー・スタジオ。3曲目は実験的なヴォイスではじまったかと思ったら、途中からノリの良いオーソドックスなヴォーカル曲になってます。ただ、少々冒険的なサウンドの曲が混ざっているし、サーマンの出番も多いし、2人の共作的側面が前面に出ているのがうれしい。5曲目はボッサの曲。4曲目は個性的だし、6曲目は温度感の低さが出ています。7曲目もボッサ的で浮遊感があります。静けさの中で淡々と歌う8曲目、ジャズ的に展開する9曲目。

2014/03/07

長男の自作スピーカー2つめ

140307speaker
ここ数日、CDが着々と届いてはいて、仕事のヤマ場もだいたい越えたというのに、花粉症のせいか、頭がボーっとして、ちょっといやな季節になってます。

長男のこの自作スピーカー、昨年末には一回仮に完成させていたのですが、スピーカーが大学のクラブでの借り物だったので、エッジがくたびれた音がすると言って、今日フォステクスのフルレンジスピーカーFF125WKを買ってきて取り付け、やっと完成しました。今メインスピーカーの位置に置いてあります。

以前作ったサラウンドバック用のスピーカーよりはスピーカーのサイズも少し大きめで、低音域もより多く出ているとは思うのですが、やっぱり普段使っているオンキョーのScepter1001と比べてしまうと、っていうところはあると思います。ただ、ロック的な音よりはジャズなどの生音を聴かせる方が向いている感じではありますね。

長男は2年になって学科が決まる学部に入ったのですが、第一志望の、オーディオに割と近いところにある学科(電気工学とか光をやる学科のようです)に決まりました。これで、ますます部屋を占領されるようになりそうです(笑)。しかし、この時期大学の手続き関係と、アルバイトと、運動系の同好会にも入っていて、春休みなのに、けっこう忙しそうです。高校までは文系コースとか理系コースとかの選択も親に確認をとるような仕組みだったけど、大学は全部自分でネットを通じてやる仕組みなので、親には分かりづらい面もあります。

ふだん聴いているスピーカーでないと私の方も、聴いてアルバムコメントを書きづらいところもあるので、またしばらく間隔があいてしまいそうな気配もあり、休日の仕事や用事も今しばらく土日のどちらかは続くので、まあ開き直ってできる時に更新するということにさせていただきます。


(3月15日追記)結局、その後いつものScepter1001ではなくて、このスピーカーをメインスピーカーにして音楽を聴いています。AVアンプの音場補正機能と、サラウンドの威力で、そんなに悪い音でもなく、まあ、水準の音で聴けるのは大したものだと思います。

2014/03/05

Live At Montmartre, November 9, 2011/Eddie Gomez & Carsten Dahl

Eddieliveatmont
2月の上旬に届いたCDをまた今になって聴いています。エディ・ゴメスのアルバムも、ライヴ盤で今回、カーステン・ダールとのデュオで出ましたが、実はそろそろ自分のジャズの関心度からすると、少しずつ離れてきているような気もしています。ただ、ホームページの方で彼の特集を作っているので、情報があればとりあえず聴いてみる、ということはしていますけど。ベースはさすがに今でも超人的ではありますが、今回はCDに収録されている音が、ベースが大きめだし、その音質もあまり好きではないので、ちょっと困りました。スタンダードをなかなか斬新なアプローチで聴かせるのは、面白いとは思うのですが。


Live At Montmartre, November 9, 2011/Eddie Gomez(B) & Carsten Dahl(P)(Storyville)(輸入盤) - Recorded November 9, 2011. - 1. I Hear A Phapsody 2. There Is No Greater Love 3. Autumn Leaves 4. Body & Soul 5. How Deep Is The Ocean 6. All The Things You Are 6. First Encounter

(14/03/04)コペンハーゲンのモンマルトルでのライヴ。ラストの7曲目の小品が2人の共作の他は全部スタンダード。メインストリーム的なアプローチで進行していきますが、ベースの音量が大きめなのはデュオだからか。またひたすら聴きやすいというわけでもなく、2人のダイナミックかつ少々アヴァンギャルド(というより奔放)なフレーズを織り交ぜて、ライヴを盛り上げるサウンドになっています。一部解体再構築という感じか。4ビートが基調ですが、ピアノももちろんのこと、ベースもウォーキング・ベースの中に、いろいろ技を入れこんで、ソロの場面もなかなか速いパッセージもあったりして、退屈しません。ただ、テクニックをいろいろと見せつけられる反面、音質や音量のバランスの面がちょっと気になります。でもライヴなのでいいか。

2014/03/02

Time's Tales/Jeff Ballard Trio

Jefftimes
ジェフ・バラードがリーダー作を出したということで買ってみました。彼だったら、普通の編成でバリバリとドラムスを叩く、ということもできると思うんだけど、あえてベースレスで、しかも相手は個性的なリオーネル・ルエケのギターとミゲル・ゼノンのアルト・サックスを選んでいます。4曲目のバラードは浮遊感が漂っていて空間的ですけど、他の曲はベースがいなくても自然というか、音が寂しくないので、やはりこのメンバーで出したのは正解だったかなと。ただし4ビートの曲はないし、変則的ではあるので、聴く人によって好き嫌いは出てくるのかもしれません。忙しいことを言い訳に、購入後1か月近く、聴いてませんでした。


Time's Tales/Jeff Ballard(Ds, Per) Trio(Okeh)(輸入盤) - Released 2013(?). Lionel Loueke(G, Voice), Miguel Zenon(As) - 1. Virgin Forest 2. Western Wren (A Bird Call) 3. Best Street 4. The Man I Love 5. Free 1 6. Hangin Tree 7. Dal (A Rhythm Song) 8. El Reparador De Suenos 9. Mivakpola 10. Free 2

(14/03/02)ジェフ・バラード作が3曲目、3人のインプロヴィゼーションが3曲(2、5、10曲目)、リオーネル・ルエケ作が2曲(1、9曲目)、他はスタンダード(4曲目)、ハードロックグループの曲(6曲目)、バルトーク作(7曲目)、キューバのシンガーソングライター作品(8曲目)。ベースレスの変則トリオで、非4ビート系。変拍子も目立ちます。ルエケが参加することで、民族色も豊かになったような気も。1曲目が彼の作なので、余計にその感じがするのかも。ドラムスやパーカッションの露出度が高い編成なので、ジェフ・バラード目当ての人は買いか。でも、聴く人を選ぶサウンドかも。メロディがユニゾンの2曲目、ウキウキとしたテーマながらハードな3曲目、ゆったりバラードの4曲目、やはりロックの6曲目、明るくメロディアスな8曲目。

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