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2014/02/26

Mehliana: Taming The Dragon/Brad Mehldau/Mark Guiliana

Bradmehli
ブラッド・メルドー新作は、某大手通販のサイトによれば、「”オルタナティヴ・ジャズ”に対するメルドーからの回答か!?」なんてことを書いてありますが、自分にはジャズ的要素はほとんど感じられず、ロックと思いました。ロック的な要素は’70年代で止まっている自分にとって、ハードな感じとかプログレとかの語彙でしか語れないところが情けない(笑)。でも、これはこれでけっこういいと思うんですけどもね。今のサウンドシーンをもっと聴いている人にとってはもっと楽しめるかもしれないし。怪作であり、問題作だろうと思います。自分も現代ジャズを聴いていたつもりが、実質好みは’90年代あたりで止まっていたのかなあ、と思わせるアルバムではありました。

(追記)聴いた時に、70分超を一気に聴かせた、という感想を持つ自分と、後になって、ちょっと長いかも、とチラッと思う矛盾した意見を持つ自分がいることも否めません。慣れないジャンルの音楽で、ちょっと迷いました。その判断は聴いてみた皆さんにゆだねます、ということで。

(3月2日追記)多重録音かと思ったら、YouTubeのライヴ映像を見てみると、一発演奏ですね(キーボードやエレクトロニクスとの同期はあるかもしれませんが)。映像で見ると、また違った迫力があります。アルバムを聴くこととはまた違った意味合いになりますが、基本は同じだろうと思うので、映像をご覧になってみることをおすすめします。


Mehliana: Taming The Dragon/Brad Mehldau(Synth, Key, Voice)/Mark Guiliana(Ds, Electronics)(Nonesuch)(輸入盤) - Released 2014. - 1. Taming The Dragon 2. Luxe 3. You Can't Go Back Now 4. The Dreamer 5. Elegy For Amelia E. 6. Sleeping Giant 7. Hungry Ghost 8. Gainbourg 9. Just Call Me Nige 10. Sassyassed Sassafrass 11. Swimming 12. London Gloaming

(14/02/25)ブラッド・メルドー作が1、6-8、10-11曲目で、他は2人の共作。内容的にはフュージョンやファンクの要素もありますが、ロックの部類に入るんじゃないかと思います。たまにメルドーのヴォイスが入りますけど、インストルメンタルの要素が強いです。ハードにも攻めている部分もあって、プログレ的な要素もあります。ドラムスはやはりロック的な重量級という感じですが、ジャズ畑からも引っ張りだこの人です。変拍子の部分が緊張感があります。全12曲でドラマ的に展開していく要素もあり、柔軟なジャズファンならばついていけるかも。一本調子ではなくて、曲ごとに表情がついているのも、70分超の演奏を飽きさせず聴かせる要因にもなっています。音が厚いけれども、別途ライヴ映像などを見てみると一発録りの気も。

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コメント

 工藤さん、このアルバムは非常に気になっていたんですが、まだ私は未聴でした。この凄いジャケ・アートからして何かが試みられているのでは?と、思っていましたが雰囲気がよくわかりました。メルドーが何かの試みに挑戦していく人であることは解っているつもりでしたが、その面白さが伝わってきました。是非とも聴いてみたいと思いました。非常に参考になりました。

こちらからもTBさせていただきます。
なかなか面白い演奏ではありましたが、半分ぐらい聴いたところで飽きてしまったので、あえて3つ星止まりにしておきました。
トータルで72分もやってますが、この手の演奏は50分ぐらいで簡潔に終わった方が、また聴きたいという気持ちにさせるのではと思います。

>風呂井戸さん

こんばんは。
ジャズにとどまらず、現代ロックなど広く音楽を聴いている人にとっては、収穫のある演奏ではないか、と思います。普通のジャズマンではなかなかやらないことをやっているのだからスゴいです。あとはこれを受け入れるかどうか、でしょうか。

>naryさん

TBどうもありがとうございます。

慣れないジャンルのためか、聴いた当初に「飽きさせずに70分超を聴けた」とブログ本文に書きながら、あとで某所で「ちょっと長いかも」と一貫しない書き込みをしてしまいました(笑)。

もうこれはこれとして、聴いてみた人たちの感想にゆだねるしかないと、あえてそのことも追記しておきましたです。

工藤さん,こんにちは。TBありがとうございます。

この作品が問題作であることは間違いない事実です。一般的なBrad Mehldauのイメージはおそらく木っ端微塵に砕かれていますから。しかし,Brad Mehldauの楽歴を振り返れば,彼がジャズだけのフィールドに収まらない活動をしていることからしても,Mehlianaのブートで聞いていた音からしても,これは私にとっては想定内でした。しかし,パブリック・イメージっていうのがありますから,それを敢えて崩壊させてまでも本人にはやる必然性があったんだろうと思っています。

あまり日本では報じられていませんが,昨年にはオルフェウス室内管弦楽団との共演で,彼の作品を演奏して,クラシック界へ越境している裏で,こういう活動ってのが,この人の頭の中は一体どうなっているのかと思わせますが,だからこそ,私のMehldau好きは半端でないレベルになってしまっているんですよねぇ。

ということで,こちらからもTBさせて頂きます。

>中年音楽狂さん

TBどうもありがとうございます。

先日のパット・メセニーのユニティ・バンドといい、今回のアルバムといい、私の場合有名盤になればなるほど、アルバムコメントがグダグダになってしまうように思います。

音が厚かったので、多重録音もやっているんじゃないかと推測しましたけど、キーボード同士の同期か、あるいは彼の右手と左手で表現しきっている(でなければライヴできませんし)1発もののような気もしてきて、もう一度映像で調べて見ようかと思います。

こんばんは。
私はこれ、もうひとつ面白みに欠けました。
メルドーの従来のイメージを変えるものなので、ジャズファンには興味深いのかもしれませんが、この手の音楽を聴いている人にとってそれはあまり関係ないわけで、この音を聴いた時に高く評価されるのか、微妙な出来だと思えたのです。
5曲目まではまあ良かったのですが、6曲目以降がどうも・・・。
アルバムの内容よりも、これをどう評価するのか、それを見るのが楽しいです。
トラバさせていただきます。

>いっきさん

TBどうもありがとうございます。

私は最初はいいと思いつつ、ちょっと長いな、と思うようになって、その後YouTubeを観たら、2人の人力演奏を観て納得かな、という手順になり、二転三転してしまいました。こういうことも珍しいのですが、あまり得意でないジャンルというかサウンドなので、やむを得ないかなあ、なんてことを思います。でもYouTubeはCDより面白かったと思います。

こんにちは。
ボクはとても楽しめました。音楽的素養もないので、ジャズとかロックとかの区別もつかないので、単純に音として。冒頭の曲はイマイチなんですが。ローズとドラムが繰り出すパルスのような細動が作り出す快感、にはまった感じです。

>kenさん

TBどうもありがとうございます。

ジャズとは離れた位置にある音楽なので、身近ではそれを得意とする人、しない人、いろいろいて興味深いと思います。これが1回の冒険で終わるのか、それとも続いていくのか。自分としては悩ましい1枚となりました(笑)。個人的には、またピアノ・トリオなりソロなりに戻って行くのでは、という気もしています。

910さま、、

いろいろな情報をありがとうございました。
根が単純なので、初めから最後まで楽しめました。笑

今回の作品でブラッドメルドーが 、、
いかにジャズピアニストとして期待されているのかよーくわかりました!

>Suzuckさん

TBどうもありがとうございます。

これはライヴ盤のDVDで出した方が、おおっ、というウケは違ったものになったかもしれないなあ、と思います。ただ、いつもはやらないけどYouTubeとかを見たりして、いつもとは違う発見があった過程も、結果としては楽しかったです。

アルバムリリース前ではありませんでしたが比較的早い段階で映像を見たので、そこからこのアルバムの魅力の多くを掘り出せているというか、感じとれているんじゃないかと思っています。
両者が演奏している映像なんですが、映像見て印象が変わる演奏ってのも珍しいことです。

TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

>oza。さん

TBどうもありがとうございます。

このアルバムに関しては、感想もいろいろ二転三転したので、ちょっと恥ずかしいです(笑)。今までそういうことがあまりなかったので。でも、映像とのカップリングでより現実に近くイメージできたのは最終的には良かったでした。

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