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2014/01/22

Twenty One/Geri Allen

Geritwenty
ジェリ・アレンのリーダー作過去盤聴き3日目。何と、これ、スウィング・ジャーナルのゴールド・ディスクですね。今まではとにかくマニアックな路線を歩んできたと思うのですが、ここで一般受けするアルバムを作ってしまいました。しかも、ロン・カーターとトニー・ウィリアムスとのトリオで。トニーはサイド参加作としては晩年の録音にあたるので、そういう面でも貴重ですね。まあ、売れセンに走ったとみる向きもあるでしょうけど、こういう方向なら大歓迎。ピアノも普通にジャズしていてもスゴいことが分かったし。オリジナルは再演曲が多いので、一度ここでまとめて、という意味もあったのかもしれませんね。そして、また彼女はある程度マニアックな路線に戻って行くことにもなるのですけど。


Twenty One/Geri Allen(P)(Somethin'else) - Recorded March 23-24, 1994. Ron Carter(B), Tony Williams(Ds) - 1. RTG 2. If I Should Lose You 3. Drummer's Song 4. Introspection/Thelonious 5. A Beautiful Friendship 6. In The Morning (For Sister Leola) 7. Tea For Two 8. Lullaby Of The Leaves 9. Feed The Fire 10. Old Folks 11. A Place Of Power 12. In The Middle

ジェリ・アレンの作曲は6曲(1、3、6、9、11-12曲目)で、再演曲が多いです。プロデュースはテオ・マセロとHerb Jordan。全12曲で、54分台と1曲あたりの時間がコンパクト。超有名なベテランのリズム陣2人を配した自在なリズムのトリオ。しかもスタンダードは半分を占め、編成もピアノ・トリオです。オーソドックスな感じでも弾ける人だな、というのも実感。オリジナルもスタンダードもピアノがけっこう聴きやすくなっていますが、それでも流麗な手数の多い場面もあります。トニー・ウィリアムスのリズムのプッシュが印象的。メロディが心に残り、迷宮に入りそうなトリオの演奏での再演曲の3曲目、セロニアス・モンク作も流暢になった感じの4曲目。7-8曲目あたりは今までの彼女とは全然違う側面かも。12曲目のソロ・ピアノは圧巻。

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コメント

Geri Allenの大ファンです。
このアルバムはオーソドックスな演奏で(特に彼女のアルバムとしては)聴きやすいですね。彼女のアルバムの中でも特に大好きなアルバムです。

Geri Allenのディスコグラフィーを拝見しました。
かなりマニアックな作品(特にサイドマンとして参加している作品)も採り上げられていることに感嘆しました。(彼女のキャリアの途中から国内盤はほとんど発売されなくなったので。)
私が見た日本語のディスコグラフィーのなかでは最も充実している力作だと思います。

彼女のリーダー作品は初期の数枚を除いて全部持っていますが、サイドで参加したアルバムは持っていないものもあるので参考にさせて下さい。

>ななしのごんべえさん

コメントどうもありがとうございます。

このアルバム、ロン・カーターとトニー・ウィリアムスとのトリオですもんね。やはり聴きやすさと、この持ち味はいいと思います。

昔たまたま偶然にM-BASE関係のミュージシャンのアルバムを集めていて、彼女もその中に最初は入ってました。後にその方向とはずれていくのですが、その時に興味をもって、今(あるいは当時)持っているのはこれだけです。何らかの収集のご参考になればいいのですが。

当時売り出し中だったピアニスト Geri Allenに鉄板のリズムセクション(Ron Carter, Tony Williams)を組み合わせた東芝 EMIの安易な企画だったのかもしれませんが、結果は大成功だったと思います。
Geri Allenのオリジナルが 6曲、スタンダードが 6曲ですが、どの曲も良いですね。Geri本人は勿論ですが、リズムの 2人も流石に上手いです。彼女のアルバムの中では一番聴きやすい作品だと思います。
ライナーノートの大村幸則氏の解説によれば Geri自身が 2人を共演者に指名したとのことです。

>ななしのごんべいさん

これ、SJ誌のゴールドディスクですね。一説には広告費とのバーターで「賞を買う」といういい方までありましたけど、いいアルバムも多くゴールドディスクになってます。これもその一例では。

こういういいピアニストが若くして亡くなってしまったのは残念です。まだまだいいアルバムを出せたのになあ、と思います。

実は Geri Allenが亡くなったことを数カ月前まで知りませんでした。
まだまだ活躍できたのに、と思うと残念です。

こちらのブログを読んてから久しぶりに Twenty Oneを聴きました。
R.I.P., Geri Allen.

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