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2014/01/31

Miroslav Vitous Group

1185
ECM初CD化旧譜聴き4日目。ミロスラフ・ヴィトウスは’70年代末ごろから’80年代前半にかけてECMから3枚リーダー作を出しているのですが、なぜか2枚目のこのアルバムだけ今までCD化されてませんでした。この時期だと内容は全然悪くなくて、発売されたタイミングがCD発売前夜だった時期ということもあって、LPで出したあとすぐCDで出すわけにもいかなかったんじゃないか、とも思えるようなアルバムがいくつかあります。真実は分からないですが。強いて考えるなら、ちょっと活発で4ビートの部分が多かったのが気に入らなかったからかも、ですが、あくまでも推測の域を出ないわけで...。


Miroslav Vitous(B) Group(ECM 1185)(輸入盤) - Recorded July 1980. John Surman(Ss, Bs, Bcl), Kenny Kirkland(P), Jon Christensen(Ds) - 1. What A Face Gets Pale 2. Second Meeting 3. Number Six 4. Inner Peace 5. Interplay 6. Gears 7. Sleeping Beauty 8. Eagle

(14/01/29)同じメンバーでの2枚目。2、5曲目が4人でのインプロヴィゼーション、3曲目がジョン・サーマン作、4曲目がケニー・カークランド作で4曲(1、6-8曲目)がミロスラフ・ヴィトウス作曲。ややアップテンポで流れるように、各楽器が速いパッセージで進む1曲目、バス・クラリネットが効果的なドラマチックなフリーの2曲目、エキゾチックでうねるような速いホーンから哀愁を帯びていく、速い4ビートの3曲目、耽美的で漂うように進むバラードの4曲目、出だしの空間的なサウンドが少しの不安感をもたらすドラマチックで自由な5曲目、アップテンポの4ビートもあったり臨機応変に丁々発止で進む6曲目、ガラスのようなピアノではじまり盛り上がったり静かになったりする7曲目、ホーンとアルコのメロディでしっとりとした小品の8曲目。

2014/01/30

ECMブログが30万ページビュー

私のECMブログが昨夜30万ページビューになりました。

スタートしたのが’05年6月、10万になったのが’09年10月。それまで4年かかってます。20万になったのが’11年12月頃だったので、10万以降それぞれ2年強で10万ずついったことになります。掲載枚数も徐々に増えて、現在1,100枚を超えています。それでもここ数年はほとんど新譜が出た時のみの更新だったので、ひとつのレーベルだけを扱っているにもかかわらず、もっと更新しているこちらのメインブログの3分の1弱のアクセスがあるのも不思議です。

これは、たまにひとりで100-数百ページ見ていく人がいるからだろうと思います。ラッキーなことに昨年6月までの半年ほどは、「ECM」でGoogle検索すると1位になっていたこともありました。その後だいぶ順位は落ちましたが、それでも数日おきに数十ページほど見ていかれる方がいらっしゃるので、それでアクセスが割と上がっているのだと思います。

1,100枚もあるのを、例えばCD全部聴きながらコメント付きなんていうのはやはり数年から10数年時間をかけないとできないと思います。簡単なコメントで間に合わせるのも、私のひとつの手段でした(って全部じゃないか、って言われそうですが(笑))。内容のコメント付きで、ほぼ網羅というのが他に日本ではないのは、やはり時間のかけ方かな。自分は、’80年代後半から国内盤CDで出たECM盤(ジャズの方)は集めてましたし、そこから輸入盤、New Seriesと手を広げていって、だいたい追いついた’07年頃は、まだ中古盤を探さなければ手に入らないというのが10枚以下でしたし。今だとダウンロードしか手に入らなかったり、入手困難盤が多かったりと、目標を達成するのが困難そうですが、時期的にも良かったのかな、と思います。

まあ、きりのない話ですが、今回5枚初CD化盤を聴いても、まだ聴いてない未CD化盤34枚がありますし、自分が元気なうちは続けて行こうと思いますので、今後ともよろしくお願いします。

(追記’14年9月19日)ECMブログはメインブログに統合いたしました。その時のカウンターは323,000ほどでした。

Contrasts/Sam Rivers

1162
ECM初CD化旧譜5枚のうち3枚目。サム・リヴァースもECMへの吹きこみがあったんですねえ。1枚だけリーダー作、しかもハードな方面の場合、初CD化が遅れる傾向があって、ベニー・モウピン(1043)、ジュリアン・プリースター(1044)あたりは今世紀入ってからの初CD化でした。じゃあ、なんでジョージ・アダムスは早いうちからCD化されたのか、とか、疑問点はいろいろあるけれど、リッチー・バイラークや、ジョンアバークロンビーのバイラークと共演したアルバムあたりがマンフレート・アイヒャーの一存でオクラ入りになっている現実を考えると、まあ、理屈ではないなあ、とも思います。しかし、当時のフリーに近いジャズを文章にすると皆同じようになってしまう(笑)。ちなみに今回初CD化の5枚とも、アイヒャーのプロデュースになっています。


Contrasts/Sam Rivers(Ss, Ts, Fl)(ECM 1162)(輸入盤) - Recorded December 1979. George Lewis(Tb), Dave Holland(B), Thurman Barker(Ds, Marimba) - 1. Circles 2. Zip 3. Solace 4. Verve 5. Dazzle 6. Images 7. Lines

(14/01/28)全曲サム・リヴァースの作曲。抑制もある程度効いていますが、少しハードなフリーに近いような演奏もあります。ECMとしては、前期に多いタイプのサウンドか。丁々発止のやりとりで、構築された部分もあるにしろ、極めて自由に進んでいく1曲目、テーマはバップ的にも聴こえるけと、自由度の方がそれを上回る感じもして、アドリブ部分はアップテンポで突き進む2曲目、温度感が低く、空間的で抑制的な語り合いながら徐々に盛り上がる3曲目、ちょっと跳ねる8ビート的なベースの上を管楽器が飛翔しているところからドラマチックに展開する4曲目、静かな出だしからアップテンポの4ビートで突っ走る5曲目、当時の空間的なフリーの感触を色濃く残す6曲目、やはりアップテンポでホーンが流れるように進んでいく7曲目。

2014/01/29

Keith Jarrett/Ritual, Dennis Russell Davies

1112
ECMの初CD化アルバム聴き2日目。今日紹介するのはキース・ジャレットが作曲したピアノ・アルバムで演奏はしていません。と言いつつ、音を聴いていると当時のキースのいつものソロでの音のようにも聴こえ、記譜されているとはいえ、ジャズの位置付けにするか、クラシックの位置付けにするか考えてしまいました。しかも、デニス・ラッセル・デイヴィスで検索すると、指揮者の方が圧倒的に有名で、検索して、「ピアノも得意とする」とあったのでホッとしましたが、こういう点でも異色なんですね。そういう位置付けの難しさもあって今までCD化されてなかったのかなとも思いますが、私個人的にはやっぱりキースの音のイメージにけっこう近いような気がします。


Keith Jarrett/Ritual, Dennis Russell Davies(P)(ECM 1112)(輸入盤) - Recorded June 1977. - 1. Ritual 2. Ritual

(14/01/28)キース・ジャレット作曲で、デニス・ラッセル・デイヴィスがピアノという、ちょっと変わったソロ・ピアノのアルバムです。本職はアメリカの指揮者だけど、ピアノも得意だとのこと。収録時間も32分台と短め。クラシックや現代音楽というよりは、キースの即興演奏をそのまま楽譜にしたような趣きがあります。サウンドの中にあるのは、キースの情念だったり、カラーだったりするのですが、それを他のピアニストが表現できているような気がします。厳密に分析すると明らかに違う面があるかも知れないのですが、ちょっと聴きには、「あの」キースの世界の表現。楽譜に記すまでに、何らかの変化があっていいものだけど、そのまま人だけを移し替えたようなサウンドは、おそらくキースのソロ・ピアノのファンにも受け入れられるのでは。

(注)キースは作曲のみで、演奏はしていません。

2014/01/28

Seven Songs For Quartet And Chamber Orchestra/Gary Burton

1040
ECMレーベルで初CD化旧譜作品が5枚届きました。ECMとしても初CD化を一度に5枚、というのは近年例がなかったことではないでしょうか。しかも、今だと誰も知らないミュージシャンならまだしも、名前の知れたミュージシャンばかりだし、内容的にも、なぜ今までLP以来廃盤だったのか分からないものばかり。皆さんもジャンジャン初CD化作品を買って、ECMが今後も初CD化作品を出すように仕向けて下さい(笑)。さて、今日のアルバム、ECMではオーケストラを使うことは初めてではないにしても、ジャズのメンバーとオーケストラをこういう風に組み合わせるのは当時でも異例ではなかったかと思います。ジャズ色はかなり薄いですが、なかなかドラマチックなサウンドです。


Seven Songs For Quartet And Chamber Orchestra/Gary Burton(Vib)(ECM 1040)(輸入盤) - Recorded December 1973. Michael Goodrick(G), Steve Swallow(B), Ted Seibes(Ds), Member Of The NDR-Symphony Orchestra, Michael Gibbs(Cond) - 1. Nocturne Vulgaire/Arise, Her Eyes 2. Throbs 3. By Way Of A Preface 4. Phases 5. The Rain Before It Falls 6. Three

(14/01/27)サブタイトルに「Musci By Michael Gibbs」。1曲目後半以外がマイケル・ギブス作、1曲目後半はスティーヴ・スワロウ作。オーケストラとの共演で、1曲目は特にオーケストラ色のみから徐々にヴァイブラフォンが静かに入っていき、1台での演奏になり、再び静かなバンド含め、交じり合う構成。ゆったりとした牧歌的8ビートでメロディアスに進行していき、バンド色も強めな2曲目、激しいオーケストレーションからはじまり、現代クラシックにヴァイブラフォン駆け巡る、プラスバンド感覚の3曲目、オーケストラのあと、ゆっくりとエレキ・ベースのメロディがたゆたい、再び盛り上がる4曲目、しっとりとしたバラードから少しエキゾチック、そしてビート感と進む5曲目、やや哀愁のあるエレキ・ベース他の楽器のソロが印象的な6曲目。

2014/01/27

クロスオーヴァー・ザ・ワールド/神保彰

Jimbocrossover
1月8日に2枚同時発売されたうちの1枚。やはり大いなるマンネリといいますか(いい意味で)、カシオペアもそうだったけど、この路線で安心して聴けるという面があります。広くフュージョンファン以外にアピールする内容でもあるし。このところメンバーも固定していて、まあ、フォープレイの向こうを行っているというのはちょっと大げさかもしれないですが、何よりも安定しているのがいいですね。メロディアスな面が前面に出るのは、日本人の作曲の特徴かな? あるいは波長が合うのかもしれないですね。1枚3千円は高いけど、毎年つい買ってしまう魅力が、あるんですねえ。不思議です。マニアック度でいけば「ジンボ・デ・カヴァー3」の方かもしれない。


クロスオーヴァー・ザ・ワールド/神保彰(Ds)(Electric Bird)
Crossover The World/Akira Jimbo(Ds)(Electric Bird) - Released 2014. Abraham Laboriel(B, Vo), Otmaro Luiz(P, Key, Vo), Allen Hinds(G, Vo), Special Guest: Michael Landau(G on 3, 9) - 1. Crossover The World 2. Time To Shine 3. Stompin' Boogie 4. Love and Light 5. Jimbound 6. Tokyo Amigos 7. In The Memory 8. Hip Star 9. G Jam Blues

全曲神保彰作曲。相変わらずメロディ重視のフュージョンですが、昔からのカシオペアを知る身にとって、かえって安心して聴けるサウンドかも。1曲目からノリが良くて明るいメロディアスなサウンドに時々コーラスが入って、なかなかゴキゲン。ゲストを含めたギターの2人の腕も確かだし、どのメンバーも、ただ聴きやすくだけではなくて、余裕で演奏しているし、場面によってはテクを見せていて(5曲目とか)、今でもこういう流れがあってもいいと思います。4曲目は日本人ならではのサウンド。マニアックよりは、フュージョンファン以外にも万人受けするサウンドになってます。マイケル・ランドゥが参加した3、9曲目の彼のギターがやや野性味のある感じか。8曲目の途中に4ビートを入れているし、9曲目は8ビートシャッフルのブルース。(14年1月8日発売)

2014/01/26

ジンボ・デ・カヴァー3/神保彰

Jimbodecover3
旧カシオペアのメンバーの中で、コンスタントにソロアルバムを出しているのは神保彰だけですけど、しかも、ここ3年はオリジナルとカヴァー集と2枚ずつの同時発売。割と売れているんでしょうね。そういう私も、1枚3千円という高価な値段ながら、CDがあまり届かない時を見計らって発売日後に注文しています。と思ったら、今年はその後ドドッと入荷しそうなんでちょっと焦っています(笑)。カヴァー集なんだけど、アレンジもいいし、何よりもメンバーの息の合った演奏と、神保のドラムスが最初から最後までスゴいというのは、それだけで自分にとって聴く価値はあります。まあ、いつもの彼といえば彼なんですけれども。


ジンボ・デ・カヴァー3/神保彰(Ds)(Electric Bird)
Jimbo De Cover 3/Akira Jimbo(Ds)(Electric Bird) - Released 2014. Abraham Laboriel(B), Otmaro Luiz(P), Ai Ikegami(Vo on 10-11), Bluff Horns(On 10-11): Takahiro Matsuki(Tp), Junichi Kawasaki(Tp), Toshiyuki Yoshida(Tb), Mitsuru Kanekuni(Ts) - 1. Theme From Lupin III 2. Black Dog 3. Come Togehter 4. Symphonie No.5 "Schicksal" 5. Moliendo Cafe 6. September 7. Mais Que Nada 8. My Sharona 9. Bridge Over Troubled Water - Bonus Track- 10. Set Them Free 11. Set Them Free (TV Size) Desktop Drum Ver.

神保彰のカヴァー集3作目。最初から「ルパン3世のテーマ」をもってきて、オリジナルアレンジに忠実かと思ったら途中からアップテンポのサンバになってけっこうスリリング。それに続く、レッド・ツェッペリン、ビートルズ、ベートーベンの「運命」、コーヒー・ルンバ、アース・ウインド&ファイアー、セルジオ・メンデス、ザ・ナック、サイモン&ガーファンクルと有名曲が満載。2曲目も中途に4ビートを入れて、飽きさせず、ただ曲だけに頼らないアレンジを見せています。ロックの曲でもシンプルではなくて、神保流のかなり複雑なドラミングを楽しむことができます。演奏としては導入部が親しみやすくてあれよあれよという間に彼独自のポップで複雑な方向に持って行かれます。10-11曲目はアニメ「となりの関くん」エンディングテーマとのこと。(14年1月8日発売)

2014/01/24

Some Aspects Of Water/Geri Allen

Gerisome
ジェリ・アレンの旧譜リーダー作聴き5日目で一段落。これで彼女の手持ちのアルバムのコメント手直し終了です。意識して輸入盤を買いはじめたのは’98年の途中からで、それ以前はたまに必要にせまられて買う程度でしたが、それがこの1枚だったと思います。アルバムコメントも「こういうアルバムが輸入盤だけなのはもったいない」などと、当時のコメントが短かった中にさらにそんなことまで書いていて、結局今回ほとんど全部書き直しになってしまいました。いつもは多少昔の分も活かすんですけど。聴けば分かる演奏人数の事実誤認もありましたし。ホームページ初期の頃のコメントが特にアブない(笑)。なので、今後も新譜聴きだけではなくて、過去盤聴きの手直しも続けていくつもりです。


Some Aspects Of Water/Geri Allen(P)(Storyville)(輸入盤) - Recorded March 15 and 17, 1996. Palle Danielsson(B), Lenny White(Ds), Johnny Coles(Flh), Henrik Bolberg Pedersen(Tp, Flh), Kjeld Ipsen(Tb), Axel Windfeld(Tuba), Michael Hove(As, Fl, Cl), Uffe Markussen(Ts, Ss, Bcl, Fl) - 1. Feed The Fire 2. A Beautiful Friendship 3. Old Folks 4. Smooth Attitudes 5. Some Aspects Of Water 6. Skin

ジェリ・アレン作は3曲(1、5-6曲目)、2-3曲目がスタンダード、4曲目はJens Winther作。デンマーク録音。1、2、6曲目がピアノ・トリオ、3曲目がジョニー・コールズを加えたクァルテット、4-5曲目がノネット(9人)の演奏。ラテン的、ややアップテンポ、ミディアムと変化しながらトリオが進んでいくも、ベース・ソロがヨーロッパ的でスマートな感じがする1曲目、明るくてメロディアス、軽めなのにアップテンポでガンガンいく2曲目、しっとりと、しかしホーンの盛り上がりもあるバラードの3曲目、ちょっと哀愁のある、アンサンブルに包み込まれるような淡い4曲目、ちょっとアヴァンギャルドな香りの出だしから、アンサンブルやソロがドラマチックに進んでいく18分台のタイトル曲の5曲目、フリー的展開もあったり変幻自在に展開する6曲目。

2014/01/23

Eyes... In The Back Of Your Head/Geri Allen

Gerieyes
ジェリ・アレンのリーダー作過去盤聴き4日目。Somethin'elseレーベルでの録音はここまでで、今回はオーネット・コールマンとの2曲でのデュオという目玉があったのですが、やっぱりマニアックな方向へと向かったのでした。特にオーネットとの丁々発止はなかなか聴きごたえがあります。でもこれもプロデューサーはテオ・マセロと彼女なんですけれどもね。個人的にはマニアック大好きなので、こっちの方向でも全然問題はないのですが。収録時間も1時間まではなくて、色々な編成をうまく配して流れも良かったと思います。でも変則編成ということもあり、聴く人を選ぶんだろうな。こういう方面も面白いんですけれども。


Eyes... In The Back Of Your Head/Geri Allen(P, Synth)(Somethin'else) - Recorded December 14-15, 1995 and March 1, 1996. Ornette Coleman(As on 3, 10), Wallace Roney(Tp on 4, 6, 8-9), Cyro Baptista(Per on 1, 4, 6) - 1. Mother Wit 2. New Eyes Opening 3. Vertical Flowing 4. M.O.P.E. 5. FMFMF(For My Family, For My Friends) 6. Dark Eyes 7. Little Wartz 8. In The Back Of Your Head 9. Windows To The Soul 10. The Eyes Have It

7曲目が・ロン・カーター作、ジェリ・アレン作は5曲(1-2、4-5、9曲目)。彼女はピアノでのオーネット・コールマンとの数少ない共演者。といってもオーネットとの共演は3、10曲目のみデュオで、しかもフリー・インプロヴィゼーション。ウォレス・ルーニーとのデュオの6、8曲目もフリー。比較的聴きやすいですが他にもフリーに聴こえる演奏も。他の曲もソロ、デュオ、トリオと編成も多彩。シンプルな編成なので、やりたいことの輪郭がはっきりしているような感じで、1曲目のパーカッションとのデュオも、サンバ的なリズムもあってけっこう分かりやすい。2、5、7曲目のソロ・ピアノ(シンセサイザーも使う曲もあります)は、家族に向けた曲もあり、2曲目は特に静かで内省的なイメージ。いつもの彼女らしい活発なピアノも聴くことができます。

2014/01/22

Twenty One/Geri Allen

Geritwenty
ジェリ・アレンのリーダー作過去盤聴き3日目。何と、これ、スウィング・ジャーナルのゴールド・ディスクですね。今まではとにかくマニアックな路線を歩んできたと思うのですが、ここで一般受けするアルバムを作ってしまいました。しかも、ロン・カーターとトニー・ウィリアムスとのトリオで。トニーはサイド参加作としては晩年の録音にあたるので、そういう面でも貴重ですね。まあ、売れセンに走ったとみる向きもあるでしょうけど、こういう方向なら大歓迎。ピアノも普通にジャズしていてもスゴいことが分かったし。オリジナルは再演曲が多いので、一度ここでまとめて、という意味もあったのかもしれませんね。そして、また彼女はある程度マニアックな路線に戻って行くことにもなるのですけど。


Twenty One/Geri Allen(P)(Somethin'else) - Recorded March 23-24, 1994. Ron Carter(B), Tony Williams(Ds) - 1. RTG 2. If I Should Lose You 3. Drummer's Song 4. Introspection/Thelonious 5. A Beautiful Friendship 6. In The Morning (For Sister Leola) 7. Tea For Two 8. Lullaby Of The Leaves 9. Feed The Fire 10. Old Folks 11. A Place Of Power 12. In The Middle

ジェリ・アレンの作曲は6曲(1、3、6、9、11-12曲目)で、再演曲が多いです。プロデュースはテオ・マセロとHerb Jordan。全12曲で、54分台と1曲あたりの時間がコンパクト。超有名なベテランのリズム陣2人を配した自在なリズムのトリオ。しかもスタンダードは半分を占め、編成もピアノ・トリオです。オーソドックスな感じでも弾ける人だな、というのも実感。オリジナルもスタンダードもピアノがけっこう聴きやすくなっていますが、それでも流麗な手数の多い場面もあります。トニー・ウィリアムスのリズムのプッシュが印象的。メロディが心に残り、迷宮に入りそうなトリオの演奏での再演曲の3曲目、セロニアス・モンク作も流暢になった感じの4曲目。7-8曲目あたりは今までの彼女とは全然違う側面かも。12曲目のソロ・ピアノは圧巻。

2014/01/21

Maroons/Geri Allen

Gerimaroons
ジェリ・アレン旧譜リーダー作聴き2日目。サムシンエルスに移籍して2作目ですけど、ここまでの2作はセルフ・プロデュース。なかなかマニアックな作りではありますけど、今回はいろいろなメンバーで15曲、72分も演奏して、ちょっと方向性が拡散してしまったのかな、あるいはマニアック過ぎたかなという感じもチラホラとあります。なので次回作はプロデューサーを迎えて、ってことになるのでしょうけれども。メンバー的にはいいんですけれども、やはり構成的にもメンバー的にも聴く人を選ぶアルバムになってしまったのかな、という気もしています。曲もジェリ・アレン作が大半を占めているし、彼女のやりたいことは詰まっています。


Maroons/Geri Allen(P)(Somethin'else) - Recorded February 11-14, 1992. Marcus Belgrave(Tp on 4, 9), Wallace Roney(Tp on 3, 5-6, 9-11, 15), Anthony Cox(B on 3, 5-8), Dwayne Dolphin(B on 2-3, 7-9, 11-15), Pheeroan Aklaff(Ds on 1, 3, 5-6, 8), Tani Tabbal(Ds on 1-3, 8-9, 11-15) - 1. Feed The Fire 1 2. No More Mr. Nice Guy 3. And They Partied 4. Number Four 5. A Prayer For Peace 6. Mad Money 7. Two Brothers 8. Feed The Fire 2 9. Dolphy's Dance 10. For John Malachi 11. Laila's House 12. Feed The Fire 3 13. Brooklyn Bound"A" 14. Bed-sty 15. Maroons

全15曲中、13曲(4、7曲目以外)がジェリ・アレン作。曲によりデュオから、トリオ、クァルテット、場合によってはベースとドラムが2人ずつどちらか、あるいは両方同時参加という曲まで、さまざま。オーソドックスな編成ではメインストリーム色が強いですが、編成がさまざまな分、表現が広がります。比較的シンプルな編成が多いので、素のままのジェリ・アレンを楽しめるということも。収録時間も72分で、やりたいことを表現している感じ。ただ全15曲ということで、普通の長さの曲に加えて、短めの曲もはさみこまれていて、やりたいことがてんこ盛りという気も。基本的に、同楽器2人でのボトムの演奏はあっても、トランペット、ベース、ドラムス、ピアノのいずれかまたは全部という組み合わせなので、ストレートなジャズとして聴きやすい。

2014/01/20

The Nurturer/Geri Allen

Gerithenurtu
新譜の発売延期が多くて、今月はわずか数枚しか入荷して来ない状況なので、ジェリ・アレンのリーダー作のコメント手直しをしながらブログを進めます。実はホームページのコメント手直し、最初は’99年にM-BASE関連のミュージシャンからはじめていて、彼女のところに差し掛かったとき、このアルバムでなぜかストップしてしまいました。当時何度か聴いている記憶はあるんですけど、先に進まず、結局他の特集しているミュージシャンを先に断続的に手直しするようになって、ここに戻ってきたのは15年ぶり、ということになります。当時は書けなかった、ということはなかったと思うのですが、運命のなせるわざでしょうか。今回彼女の5枚目のリーダー作、というところからはじめる理由でもあります。


The Nurturer/Geri Allen(P)(Somethin'else) - Recorded January 5 & 6, 1990. Marcus Belgrave(Tp, Flh), Kenny Garrett(As), Robert Hurst(B), Jeff Watts(Ds), Eli Fountain(Per) - 1. Night's Shadow 2. No.3 3. It's Good To Be Home Again 4. Batista's Groove 5. Night Of Power (For My Daughter Laila) 6. Our Gang 7. Silence And Song/The Nurturer 8. Le Goo Wop 9. Lullby Of Isfahn

移籍第1作目。ジェリ・アレン作は3曲(5、7-8曲目)で、メンバーの曲も3曲(4、6、9曲目)。メンバー構成のせいか、メイン・ストリーム色が強いですが、ジェリのピアノは個性的。タイトルは「教育者」という意味で、マーカス・ベルグレイヴを指すそう。オーソドックスながら印象的なテーマと変化するアドリブの1曲目、4分の4拍子と8分の6拍子の複合的展開の2曲目、しっとりとした淡いバラードの3曲目、目まぐるしいテーマをユニゾンで演奏して、ホーンとドラムスだけの場面が多い4曲目、夜中に語り合うバラードの5曲目、現代ジャズ的アップテンポのモーダルな6曲目、静かにはじまり、薄暮の感触のバラードから徐々に中盤盛り上がるミステリアスなタイトル曲の7曲目、小品の8曲目を経て、大らかなサックスのバラードの9曲目。

2014/01/19

Live in NYC/Gretchen Parlato

Gretchenlive
この1月、CDが延期連絡ばかりで全然家に届いてなくて、早くて1月末になりそうだということで、聴いた皆さんの評判が良く、在庫ありのこのアルバムを注文した次第です。CDとDVDがついて1,300円台でゲットできたことも、購入動機としては大きいですが。ヴォーカルを聴いているという感じよりは、バンドの中にヴォイスが入っているというイメージで、インストファンの方が高く評価しているんじゃないかなあ、という感じもしています。それにしても、こういう行き方があったかと、まあ、ヴォーカルものをあまり聴いてないので何とも言えませんけど、ヴォーカルの新たな方向性を見た気がしています。


Live in NYC/Gretchen Parlato(Vo, Per)(Obliqsound)(輸入盤) - Recorded December 5 and 6, 2012. Taylor Eigsti(P, Key), Alan Hampton(B, Voice on 1, 3-6), Mark Guiliana(Ds on 1, 3-6), Burniss Earl Travis II(B, Voice on 2, 7-9), Kendrick Scott(Ds on 2, 7-9) - 1. Butterfly 2. All That I Can Say 3. Alo Alo 4. Within Me 5. Holding Back The Years 6. Juju 7. Weak 8. On the Other Side 9. Better Than - [DVD] 1. Weak 2. Butterfly 3. Alo Alo 4. Better Than

(14/01/19)Gretchen Parlatonの作曲は9曲目のみで、ジャズメン・オリジナルその他いろいろな曲がありますが、ヴォイス的な、ある意味器楽的なヴォーカルと、割と過激なバックミュージシャンの演奏。正統派ヴォーカルファンよりも、インストルメンタルのジャズを聴いているファンの方が評価が高いのではないかと思われるアルバム。現代ジャズとして十分楽しめます。時に原曲が分かりにくいほど解体再構築されていて、スリリングを好むジャズファンには最適かと。ヴォーカルと打楽器のみの3曲目も十分印象的ですが、エレキベースを使用したファンクの7曲目もダイナミクスがあって、なかなか。どの曲も個性的で、飽きさせず最初から最後まで聴かせてくれます。9曲目の幻想的で、徐々に盛り上がるバラードで幕を閉じます。

2014/01/17

Misterios/Wallace Roney

Wallacemisterios
ジェリ・アレンの共演・参加作2日目でひと区切り。これで彼女の共演・参加作の手持ちアルバムのコメント手直しは終了。次は彼女のリーダー作の残り5枚に手をつけたいのですが、その間に新譜が入ってきたら、新譜を先に、ということにします。’99年以降は、コメントの長さが今の形に近くなっているので、アルバムを聴いてアップした直後に手直しをするとか、誤字脱字を直すとか、そういうこと以外ではほとんど手をつけてないのですが、今回のように’98年より前に聴いたアルバムは、1-2行コメントだったので、大量にかつ浅くしか聴いてなかったのもあって、今日これを聴いて、えっ?パット・メセニーの曲やエグベルト・ジスモンチその他いろいろの曲をやってるの?とはじめて気がついたんだか、過去に分かってたのを忘れたんだか分からない事態になってます(笑)。’97年9月から’98年12月までの間に少なくとも2千枚は簡単なコメントでアップしているので、その中には、ホームページのコメントの方向性が決まらなかったり、また、あまり聴かないでアップしたのもあり(特にホームページ初期のものがひどい)、コメント手直しを急ぐ理由になってます。とは言うものの、今現在であと1,031枚(重複も複数に数えて)直さなければならず、あと何年かかるやら、ですけど。


Misterios/Wallace Roney(Tp)(Warner Bros.) - Recorded 1994. Antoine Roney(Ts on 4, 6, 8), Ravi Coltrane(Ts on 9), Geri Allen(P), Clarence Seay(B), Eric Allen(Ds), Steve Berrios, Steve Thornton and Valtinho Anastacio(Per), Gil Goldstein(Key on 4) with Strings - 1. Meu Menind 2. In Her Family 3. Michelle 4. Cafe 5. Misterios 6. Last To Know 7. Memoria E Fado 8. 71+ 9. Muerte 10. I Will Always Love You

ウォレス・ルーニーのワーナー移籍第1作で、オーケストラ付き。他人の曲ばかりで、しかもパット・メセニー作(2、6曲目)、ビートルズの曲(3曲目)エグベルト・ジスモンチ作(4、7曲目)、ジャコ・パストリアス作(8曲目)、アストル・ピアソラ作(9曲目)など、そんなに古くない曲が並んでます。ただどの曲もルーニーが吹くと、ルーニー色というかマイルス色というか、その色に染まってしまうのが面白い。原曲は注意しないと分からないかも。あえてストリングスをつけてもスタンダード集にしなかったのは、ある意味普通のアルバムにならないので正解かも。ジェリ・アレンのピアノも、スリリングな面より、管楽器のサポート面や、メロディアスな面が前面に出てきている感じです。ソロで楽しむより、音楽全体を聴いて楽しむアルバムだと思います。

2014/01/16

G.M. Project (General Music Project)

Gmproject
今日からジェリ・アレンの共演・参加作を2回続けて。これは国内制作盤。G.M. Projectとは、ケニー・ギャレットとチャーネット・モフェットとの双頭アルバムということだそうです。発売は’94年1月。この後、’97年3月に「G.M. Project 2」が発売されていますが、その時はピアノがサイラス・チェスナットに交替しているため、ジェリ・アレンを当時追っかけていた私は、そちらの方のアルバムは購入しませんでした。ジャケを見ると、SJ誌のゴールド・ディスクになっているし、やはり売れセンを意識した内容だったのかな、とも思います。国内制作だし。なので、ちょっとアヴァンギャルドな雰囲気を持つジェリ・アレンは次作で交替したのかな、なんてことは想像の範囲なんですけどね。


G.M. Project (General Music Project)(Sweet Basil) - Recorded June 19, 1993. Kenny Garrett(As, Ss), Geri Allen(P), Charnett Moffett(B), Charles Moffett(Ds) - 1. Choo Choo Train 2. Apex 3. Sing A Song Of Song 4. Happy Dream 5. Calling You 6. Tip-Toeing 7. Intro To Yellow 8. Sahara's Short Story 9. Sunebeam 10. Cathedral

ジェリ・アレン作が7曲目、ケニー・ギャレット作が3、6、8曲目、チャーネット・モフェット作が1、4、10曲目、チャールズ・モフェット作が9曲目、マルグリュー・ミラー作が2曲目。このプロジェクトで続編が出ていますが、ジェリの参加がないので、このCDのみ購入。スタンダード・ポップス的には5曲目のみでオリジナル中心ですが、いくらかポップで、テーマのメロディも割と前面に出ていて、明るいメイン・ストリーム系ジャズという印象。ただその中で、ジェリのピアノが時々緊張感のあるフレーズを繰り出して、マニアックなサウンドにしているところも。ボトムの親子のリズムは重量級です。どの曲も聴きごたえがありますが、その中に5曲目のピアノとサックスのデュオでのバラードがポツンと入っているのが、息抜きになって良いと思います。

2014/01/15

Volition/Ralph Peterson

Ralphvolition
ラルフ・ピーターソン初期3枚のリーダー作過去盤聴き3日目で、一段落。実は手持ちの彼のサイド参加作でコメントの手直しが必要なものがあと6枚あるのですが、ぶっ続けで彼の関連作を紹介すると疲れてしまうと思うので、ちょっとお休みします。この後彼はドン・バイロンらとFo'tetを組んでみたり、こちらの方向の録音の時もメンバーチェンジをしていきます。今聴くと初期の3枚も、なかなかいいです。自分にとっては’80年代の後半が今のジャズへと傾いてくる時期だったかな、と思います。当時の若手は今の中堅からベテランの域に達しているので、その初期の頃を振り返ってみるのも、悪くないかも。


Volition/Ralph Peterson(Ds)(Somethin'else) - Recorded February 28-28, 1989. Terence Blanchard(Tp) Steve Wilson(As, Ss), Geri Allen(P), Phil Bowler(B) - 1. Volition 2. Seven Of Swords 3. On My Side 4. Forth And back 5. Back To Stay 6. In Step 7. The Benevolent One 8. Sasquatch

「V」と同じメンバー。ラルフ・ピーターソン作は5曲(1、3-5、8曲目)で、他は新旧ジャズメン・オリジナル。彼の作曲はなかなか。ドラムソロもかなりの曲でやっていて、プッシュもスゴいです。アップテンポの4ビートでモーダルかつ都会的にせまるタイトル曲の1曲目、やぱりアップテンポの現代ジャズ的ラテンで突き進む2曲目、しっとりとした割と静かなバラードも多少盛り上がりもある3曲目、アップテンポの4ビートだけどスペースが比較的あって自由度が高い4曲目、ホーンのアンサンブルでのテーマと急速調の演奏が圧倒的な5曲目、8ビート的なワンコード的進行でソロが渋く舞っている6曲目、Steve Wilson作の静かで穏やかなバラードが淡々と進んでいく7曲目、アップテンポの4ビートでガンガン行き、ドラム・ソロもある8曲目。

2014/01/14

Triangular/Ralph Peterson

Ralphtriang
ラルフ・ピーターソンのリーダー作を1-3作目にわたって聴き直す、その2日目。今回はトリオでの演奏で、このアルバムも昨年(’13年7月)に国内盤再発がされているので、まだ入手できるでしょう。ジェリ・アレンの役割はトリオなので増えて、時にセロニアス・モンクの影響も出ていて面白いです。そして、本人より流暢なピアノだから、さらに面白さは増します。ドラムスもトリオでここまでバシバシ叩く人も、そう多くはないでしょうし。まあ、彼のリーダー作なんだから、俺が俺がのサウンドでいいと思うのですが。こういうアルバムが’80年代後半に出ていて、そのあたりで現在進行形のジャズにハマっていったというのはありますね。


Triangular/Ralph Peterson(Ds)(Somethin'else) - Recorded April 20, August 21-22, 1988. Geri Allen(P), Essiet Okon Essiet(B except 5), Phil Bowler(B on 5) - 1. Bemsha Swing 2. Triangular 3. Water Colors 4. Princess 5. Just You, Just Me 6. Move 7. Splash 8. Smoke Rings

ラルフ・ピーターソン作は2曲目のトリオでの共作を含め4曲(2-4、8曲目)。セロニアス・モンクの演奏で有名な1、6曲目、スタンダード(5曲目)、メンバーのEssiet Okon Essiet作の7曲目。トリオなので、ジェリ・アレンのカラーと時にモンク色がもっと出ています。モンクの曲をドラムス叩きまくりで表現する1曲目、8分の7拍子基調でのフリー・インプロヴィゼーションのタイトル曲の2曲目、静かで冷たい感触のあるしっとりしたバラードの3曲目、アップテンポでモーダルな雰囲気でせまる4曲目、ピアノの不思議なタイム感とフレーズが印象的な明るい5曲目、モンクの演奏で有名な明るいアップテンポの6曲目、長いベース・ソロからはじまる少しゆったりした、リズムの変化もある7曲目、流れが変化に富んでいる現代ジャズ的な8曲目。

2014/01/13

V/Ralph Peterson Quintet

Ralphv
手持ちの未聴盤CDがなくなったので、次は何を聴こうか、と思ったら、新譜に引き続きラルフ・ピーターソンの過去盤を、コメント手直ししながら続けて聴こうと思いました。ちょうどこの「V」と、次の「Triangular」は、昨年(’13年7月)に国内盤で再発されていますし、まだ入手可能なので、タイミングもいいんじゃないかと思います。’88年にこれを聴いた時は、新しいサウンドと思いましたけど、今になって聴き直しても全然古くないですね。なかなか存在感のあるドラミングですけど、作曲もかなりのウデです。そこに、やはりジェリ・アレンというピアノの逸材が参加していたわけですから、悪かろうはずはないですね。


V/Ralph Peterson(Ds) Quintet(Somethin'else) - Recorded April 19-20, 1988. Terence Blanchard(Tp), Steve Wilson(As, Ss), Geri Allen(P), Phil Bowler(B) - 1. Enemy Within 2. Monief 3. The Short End Of The Stick 4. Soweto 6 5. Viola's Dance 7. Bebopskerony

3曲目のみDonald Brown作曲、他はラルフ・ピーターソンの作曲。彼は個性的な、存在感のあるドラマーで、作曲も素晴らしいし、非常にそのサウンドが印象に残ります。メインストリーム系の新しいサウンドの中にジェリ・アレンの際立つピアノのフレーズも、心に入ってきます。モーダルな中でもかなり緊張感を出している、ドラムソロのなかなかのアップテンポの1曲目、パワフルな叩きまくりの中に、ちょっと不協和音を混ぜたテーマのフレーズが印象的な2曲目、静かな場面と盛り上がりの場面のダイナミクスが大きいアップテンポの3曲目、やや活発な8分の6拍子の変化に富んだ4曲目、現代的ながら内向的で落ち着いた都会的なバラードを唯一聴ける5曲目、そしてこれもアルバム唯一の、明るい活発な曲を演奏している6曲目。

2014/01/12

The Duality Perspective/Ralph Peterson

Ralphthedual
このアルバム、’12年の8月発売だったんですが、発売を見逃してました。通販などで宣伝もやってくれるある程度売れセンのアルバムは予約の段階から動きやすいのですけど、なかなかアンテナも張りきれないところがあります。前回紹介したラルフ・ピーターソンのCDの方が、録音年月は早いのですが、発売はこちらのアルバムの方が早かったでした。でも2枚でThe Unity Project、Fo'tet、Sextetといろいろな編成を楽しめるのは良かったかな、と思います。今日のアルバム、曲ごとの紹介はできなかったですが、2つのフォーマットで10曲がカラフルに並んでいて、なかなか良かったでした。ドラマーとしての演奏だけでなくて、作曲もいいですし。


The Duality Perspective/Ralph Peterson(Ds)(Onyx productions)(輸入盤) - Recorded Kanuary 24, 2012. Joseph Doubleday(Vib on 1-5), Alexander L.J. Toth(B on 1-5), Felix Peikli(Cl, Bcl on 1-5), Luques Curtis(B on 6-10), Zaccai Curtis(P on 6-8?), Sean Jones(Tp on 6-10), Walter Smith 3rd(Ts on 6-10), Tia Fuller(As, Ss on 6-10), Special Guest: Bryan Carrott(Marimba on 2), Reinaldo Dejesus(Per on 2, 4, 7, 9), Edwin "Eddie" Bayard(Ts on 7, 10), Victor Goulg(P on 9-10) - Fo'tet: 1. One False Move 2. 4 in 1 3. Addison And Anthony 4. Bamboo Bends In A Storm 5. Princess Sextet: 6. Coming Home 7. Impervious Gems 8. The Duality Perspective 9. You Have Know Idea 10. Pinnacle

(14/01/12)2曲目がセロニアス・モンク作、7曲目がJonathan Pinson作、他はラルフ・ピーターソンの作曲。基本的に前半がバイブラフォンとクラリネットがフロントのFo'tetの編成で、後半がセクステットの編成。そこに時々ゲストが加わります。特に前半は以前からメンバーを替えてやってきた独特な編成で、この編成でもやはり現代ジャズをやっているので、彼の個性的なジャズが聴けます。クールでスリリングとでも言えばいいのか。後半の3管の編成もやはり緊張感もありますが、どちらの編成もホンワカしたバラードもあり、4ビートもあり、スピリチュアル的な演奏もあり、変拍子的な引っ掛かる演奏もあります。タイトル曲の8曲目はバラードなんだけど素直ではない感じです。ドラムのバッキングやドラム・ソロは存在感があります。

2014/01/11

本(マンガ単行本含む)に対する変なこだわり

140111imannga
昔、学生時代に神田神保町の古書街によく行ってました。そこに何軒かマンガ単行本の新刊専門店があって、お客さんを観察すると、同じ本を何冊も手にとって、じっくりいちばん良い状態の本をスゴい時間をかけて選んでいるという、当時の自分には信じられない人がいたものでしたが、実は自分も本に対して、ある面のけっこうなこだわりがあることが判明した出来事がありました。


6日の夜マンガの単行本を読んでいて、途中のページにメーカーサイドでできたと思われる破れを発見。Amazonから何と昨年8月末に購入したもので4ヶ月半も開きもせず、読まないで放ってあったんですね。次の日Amazonに電話をしても当然のことながら、「日が経っているので交換はできません。」とのこと。まあ、当然と言えば当然なんですが。

その日の夜、うちの奥さんが仕事から帰ってきて、「Amazonから交換できないと言われて再注文した」と言うと、「今度は私が電話する」と言って、電話を再びかけてくれました。折衝していて、結局今回だけということで、あらあら不思議、本が無料で手配され、不良品は着払いで宅急便で送っていいということになりました。再注文はまだ手配になってなかったので、キャンセルも間に合いましたし。

以前にも他店で長男のヘッドフォンが使用1年近く経って壊れ、私が返品交換の交渉をしても、「荷重がかかるところだから」とか、色々理由をつけられて断られたことがありました。並行輸入品だったので、交換自体難しいところがありましたし。ところがうちの奥さんが交渉すると、「何だか分かんないんだけど、力も入れずに耳もとの部分が折れた」的な論法で、その時も返品交換と、着払いでの返品OKになったんですよ。昔も書いたかな?

やはりクレームは理論的ではないけどやさしくせまるおばさんパワーかな、なんてことを改めて思いましたです。自分より交渉力のある奥さん(笑)。まあ、尊敬します。

そして9日に、マンガ単行本の返品交換、さっそく代わりの単行本が届いたんだけど、すでに発売後4ヶ月半が経過し、1回出版社に返品されたものが、本の3方を削って再び出荷されたもので、オビもなくなってました。第1版ではあるんですけどね。こういう本も正常に書店に並ぶので、販売としてはアリなんですが、私、こういう削られた本、ダメなんです。なので、通販の時は、発売前の予約の段階で欲しい本を決めて、注文を入れるようにしています。たいして見直したりもしないのに、いちおう保存用の名目で(笑)。発売日を過ぎた本をネットで注文することは仕事用以外にはほとんどないですね。

駅前を通りかかった時に、大きい書店やブックオフを数店覗いてみたのですが、在庫ありのところはすでに同じ状態の本が売られています。今回はあきらめるしかないか。1冊1,500円のちょっと大きめの単行本(「I(アイ)3巻/いがらしみきお著」小学館)で、内容もマニアックだし部数はそんなに出てないと思うので。

まあ、当初交換を断られていたため、再注文をしていた(交換OK後にキャンセル)のがもし到着していたら、2冊分負担(しかも両方とも当方希望に合わず)のダブルパンチが避けられただけいいか、とも思います。


そして今日11日、結局、中古でオビ付き、3方削りなしのものをゲット。多少中古風だったので、そこにAmazonから交換で来た新品カバーを入れ替え、一丁上がり。これからは到着後すぐに読むようにして、こんな手間をかけないようにします。って、他の人からみれば、なんでこんなどうでもいいこと、って思う行動をここ数日していたわけです(笑)。結果的には2冊分の負担ですしね。中古ではオビはなくてもいいけど(ブックオフでは取ってしまっているようだし)、3方削りだけは、仕事用でなければ勘弁してほしい、という個人的なこだわりです。

(追記)中古でゲットした本も、多少中古的になるのはやむを得ないのですが、欲を言えば、本を開く時の折り目ができているのが気になりました。私は開く時も折らないで読むので。まあ、ガマンできる範囲内ですが。ですので中古売買の時は「これは中古ですので、品質に神経質な方はご遠慮ください」という注意書き、見たことあると思います。トラブルのもとですし。

2014/01/10

スウィング・ジャーナルを処分するかも

’86年1月号から’10年7月の休刊号までのスウィング・ジャーナル、295冊かな?といくらかの別冊のジャズ読本、処分してしまおうかと思います。原因は収納場所をとるためで、これにより本棚の確保とCDを置くスペースの増加を目指しています。

ホームページをはじめた頃は、この雑誌を元に、買ってないけどミュージシャンの参加作の拾い出しで、JAZZ LIFE誌とともに、けっこうお世話になりました。でも、ここ10年間ぐらいはほとんど保存しているだけで。はっきり言って、中古本屋に売っても二束三文にしかならないし、重くて持って行く作業が手間だし、資源ごみに出すにしても、ひもで縛る作業が面倒くさい。

まあ、いらっしゃらるかどうか分かりませんが、車で私の家まで取りに来てくれる人がいらっしゃれば(場所は神奈川県川崎市川崎区です)、ただで差し上げてもいいかな、と思ってます。ちょっとホコリはかぶっていて経年変化はあるものの、数冊を除いて状態は割と良く、欠落した号はなかったと思います。

ただし条件があって、欲しい号だけではなくて全部受け取る、ということ(あとの処分はまかせます)。あと、各年1月号に付いていたCDやLPなどの「コンプリート・データ・ブック」の付録は付いていない、ということです。もちろん重くてがさばるので、あくまでも車で取りに来ていただくことが条件で、こちらから送ったりはしません。そして玄関渡しになると思います。

申出期限を設けておかないと、だいぶ経ってから申し出があるといけないので、いちおう’14年2月28日(金)までとしておきましょうか。それ以前に申出があればそれで閉め切ります。その後は資源ごみに出す方向で考えています。連絡はコメント欄の書き込みではなくて、メールで直接下さい。

(追記)やっぱりというか、反応が全然ないので、締め切りをいちおう’14年1月31日(金)に繰り上げます。ただ、2月中は処分しないで持ってますので、その間は応相談、ということにして下さい。(追記)締め切りまで問い合わせはありませんでした。

2014/01/09

Alive At Firehouse 12 Vol.1/Ralph Peterson The Unity Project

Ralphalive
’80年代にラルフ・ピーターソンのドラムスや彼の作曲した曲を聴いた時にはすごく新しい感じがしたものでしたが、今ではオーソドックスな方の(私にはそう聴こえる)ドラマーになったような感じです。それでもなかなかパワフルで、このアルバムではライヴのせいか、ドラム・ソロも回数も多いし時間も長いしで、ドラマーとしての彼の演奏もけっこう楽しめます。オルガンとホーン2人とドラムスの組み合わせ、というのも面白いですし。特に、オルガンのJake Shermanはこのアルバムがデビュー作になったようですね。新人にしてはけっこうイケるな、と思います。ライヴなので、割と聴きやすいサウンドでした。


Alive At Firehouse 12 Vol.1/Ralph Peterson(Ds) The Unity Project(Onyx Productions)(輸入盤) - Recorded December 2, 2011. Craig Handy(Ts), Josh Evans(Tp), Jake Sherman(Org) - 1. Minor League 2. Sonata 3. Second Thoughts 4. Old Folks 5. Lexi's Song 6. The Moontrane

(14/01/07)2曲目がラルフ・ピーターソン作、5曲目がCraig Handy作、他はジャズメンオリジナルやスタンダード。ドラムス、オルガンと2ホーンで、割とオーソドックスで骨のあるジャズを演奏しています。相変わらずラルフがジャズ的にパワフルでドラムソロも長め。デューク・ピアソン作のモーダル的な感じもあるマイナーメロディの13分台の1曲目、印象的な2管のやや浮遊感のある綾織り系ちょっと陽気なサンバリズムの2曲目、マルグリュー・ミラー作のメロディアスな4ビートで、バップ的ながらもやや自由なホーンの演奏が聴ける3曲目、しっとりとしたスタンダードのバラードが心地良い4曲目、幻想的なドラム・ソロではじまり、流れの良いメロディで8ビート的にせまる5曲目、ウッディ・ショウ作のアップテンポの4ビートが強力な6曲目。

2014/01/06

Now/Gary Husband & Alex Machacek

Garynow
Abstract Logixレーベルというと、ハードコア・フュージョンのレーベルなのですが、時にこういう割と静かなアルバムが出るんですねえ。基調はジャズなのかフュージョンなのか迷うところですけど、こういうスイングしない音楽でもジャズのカテゴリーに入れることも多いため、ジャズにいちおう入れておきました。どの曲もメカニカルな感じで、ゆったりした曲が多い割には速いパッセージがその中にはさみこまれているというサウンドで、しかも全てオリジナルということで、聴く人を選ぶかもしれません。アコースティック・ピアノとギターとのデュオって、個人的には好みなんですけれども、やや特殊な編成ではありますね。


Now/Gary Husband(P) & Alex Machacek(G)(Abstract Logix)(輸入盤) - Recorded June 26-28, 2013. - 1. Gently 2. Bing Of The Vale 3. Gaggia 5. City Nights 2013 6. Austrian Bluegrass 7. Cinema Lullaby 8. BlaBlaBla 9. Spring Song

(14/01/06)Alex Machacek作が1、4、6、8曲目、Gary Husband作が2-3、5、7、9曲目。Garyがピアノに専念するのも珍しいですが、楽器の都合からか割と穏やかな展開。静かで間がありながらちょっとミステリアスなやり取りの1曲目、自由な感じでメカニカルなジャズ的展開を見せている2曲目、少ししっとりとした感じもある静かな語り合いの3曲目、速いパッセージのテーマやアドリブと間のある部分の対比が面白い4曲目、温度感が低いバラードながら速いフレーズが時に舞う5曲目、ゆるいリズム感と時に速いフレーズで情景描写的なサウンドの6曲目、薄暗い色調ながらパーカッシヴな部分が印象的な7曲目、ゆったりビートが出てくると思いきや地味ながらカラフルなアプローチの8曲目、唯一明るめのサウンドのある9曲目。

2014/01/05

In Two Minds/John Taylor

Johnintwo
今年はじめてCDをブログにアップするので、これが初聴きかな?と思われるでしょうが、実は、3が日はすでにアップしてあるジャズや、J-POP関係のCDを聴いていました。あとは先日買ったブルーレイレコーダーを家族が観ていて、同じ部屋でジャズを聴けない時間帯もあったりと、これから苦労しそうです(笑)。まだ12月に購入したアルバムがあって今日聴いてあと3枚。今日のアルバムはソロ・ピアノです。個人的にジョン・テイラーは好きなんだけど、全部のリーダー作は追いかけてないという、不思議な関係。でも、ソロがまたなかなか。ECMでもおかしくない温度感、プラスある程度の盛り上がりの場面もあり。


In Two Minds/John Taylor(P)(CAM Jazz)(輸入盤) - Recorded November 21-23, 2011. - Ambleside Suite: 1. Coniston 2. Dry Stone 3. Ambleside 4. Phrase The Second 5. Episode 3 6. 3/4 pm 7. Middle Age Music 8. Calmo 9. Reflections In D

(14/01/05)4、6曲目がケニー・ホイーラー作、9曲目がデューク・エリントン作の他はすべてジョン・テイラー作。中でも1-3曲目が組曲になっていて、その温度感の低い叙情的な演奏を堪能することができます。5拍子系で淡々と情景が浮かび上がるような演奏の1曲目、静かに語りかけてくるような、これも落ち着いたタッチの2曲目、ちょっとエキゾチックでありながら多少力強さも見せる3曲目、ゆったりした割には饒舌だけど、綾織り系のハーモニーもある4曲目、静かな、なぜかガラスの風景を連想させるような冷たい5曲目、ワルツでメロディアスかつ盛り上がりのある6曲目、ちょっとマイナー系のしっとり感のある静かな7曲目、パッセージは速めなれど熱くならない面をもつ8曲目、この曲のみほんのり温かいバラードの9曲目。

2014/01/02

PanasonicブルーレイレコーダーDMR-BWT650-Sを購入

140101blueray
昨日元旦の朝一番の面会時間で、入院している母のもとに家族で、年始の挨拶に行きました。その帰り、駅前のヨドバシカメラへ行きたいと次男が言い出して、駐車場が空いていたらという条件で向いました。到着がお昼ごろだったので、朝一番の福袋目当てのお客は帰ってしまい、駐車場もそんなに混んでなくて、店内はいつもと同じ感じでした。

最初は次男のパソコンを検討しに行く予定が、ブルーレイレコーダーが初売りで安くなっていて、1階用のブルーレイレコーダーを何か買おうと、誰が言い出したのか分からないけど、そういう流れになって行きました。で、初売り用の安くなっていた、PanasonicブルーレイレコーダーDMR-BWT650-Sを購入してしまったんですね。47,800円だったかな。

次男のノートパソコンを見るも、そちらの方は仕様的にすぐ決められないということで、ブルーレイレコーダーと長男のシェイバー、その他小物を買って帰ってきました。

さて、長男は夕方からアルバイトのため、設置とコードをつなぐことだけして、コードが1本足りないと、1時間ほどの昼寝に入ってしまいました。その間、うちの奥さんが再びHDMIケーブルが1本足りないので買いに走り、奥さんが帰ってくる前に長男はアルバイトに出かけてしまいました。結局、ブルーレイレコーダーの初期設定もやってなかったので地デジが入らず、四苦八苦して設定。衛星放送は入るんだけど、設定の時にエラーが出るという不思議な設定でしたが、ちゃんと番組は映ってます。まあ、細かい仕様はまた後日つめていけばいいか。本当なら、TVが東芝なのでレコーダーも東芝で合わせるべきだったのかもだけど、DVDはちゃんと映ったし、これで長男のパソコンのDVDからいろいろソフト設定して観る必要はなくなりました。この買い物、どうだったんでしょう。まあ、便利になったことは確かだし、実際使っているTV3台にブルーレイレコーダー2台と外付けHDD2台で、けっこう家族の録画をため込みそうです。機種はモデルチェンジ前のだったですが、安かったからいいんじゃない、ということで。

2014/01/01

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

ブログをはじめてから新年を迎えるのも10回目になってしまいました。今年の5月30日でブログ10周年になります。10年間の前半はCD紹介で割と毎日更新していたと思うのですが、だんだんペースが落ちてきてしまいました。仕事や生活が忙しい時もあるのですが、購入CDも一番多かった時より減っています。今年も円安と消費税増の影響で、購入枚数を絞る傾向は続くんじゃないかと思います。まあ、好きなミュージシャンとレーベルを追いかけていれば、それでいいや、とも思うようになってきましたし。気楽にやるのがブログが長続きするコツかな、とも思います。

もうひとつ、今年の目標で、ジャズではないですけどバンドで演奏する、ということが昨年暮れごろから動きはじめていて、そちらにも重心を置きたいな、ということが出てきました。30年以上前に組んだバンドが、’88年から休止状態になっていたのが、練習を復活させたからです。演奏の向上はやっぱり楽器をさわっていた時間に比例するので、その分CD聴きが少なくなるかもしれない、ということも考えられます。楽器をまったくさわってなかった時期も10年以上ありますし、昔のレベルにまで持っていけるかどうかさえ大変ではあります。だけど、ジャズも演奏もどっちも好きな分野なので、結局は何とか両立しながらやって行くんではないかなあ、とのんきに構えております。

どんな音かは昔にやったのをYouTubeにアップしてあります(音が出るので注意)。過去にもここで紹介したことがあるし、まあ、ニューミュージックとかJ-POP、という系統の音楽ですが、まだ再びはじめたばかりでとりあえずまともに弾けるようにならないと。

こんなペースで今年はやって行こうと思いますが、よろしかったらこれからもお付き合い下さい。

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