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2013/12/02

私的2013年ベスト3(プラスアルファ)

Chicktrilogy
Daveprism
Randythebrecker
いよいよ12月になってベスト3の季節になりました。いちおう’12年12月から今年の11月まででひと区切りです。今年は選ぶのが楽だったですけど、けっこうベタですね(笑)。ベスト10ぐらいだったらあれも入れたいこれも入れたい、ということになりますが、3枚だと年間聴いた150枚以上の中なので、スパッと決まってしまう感じです。

総合部門(ピアノ・トリオ)

やっぱり今年はこれでしょう、ということで。

トリロジー/チック・コリア(P)・トリオ(Stretch Records)
Trilogy/Chick Corea(P) Trio(Stretch Records) - Recorded 2010 and 2012. Christian McBride(B), Brian Brade(Ds), Jorge Pardo(Fl on 5, 7), Nino Josele(G on 5, 7), Gayle Moran Corea(Vo on 17) - [Disc1] 1. You're Ma Everything 2. Recorda Me 3. The Song Is You 4. Work 5. My Foolish Heart 6. Fingerprints 7. Spain [Disc2] 8. This Is New 9. Alice In Wonderland 10. It Could Happen To You 11. Blue Monk 12. Armando's Rhumba 13. Op.11, No.9 14. How Deep Is The Ocean [Disc3] 15. Homage 16. Piano Sonata: The Moon 17. Someday My Prince Will Come

CD3枚組のライヴで、ツアーのベストテイクを集めたもの。収録時間は3時間20分台で1曲あたりの演奏時間も長め。チック・コリア作は5曲(6-7、12、15-16曲目)で、他はジャズメン・オリジナルやスタンダードなど。13曲目はクラシックが題材。どちらかというと親しみをもって聴かせるような曲が多めですが、演奏が硬派な感じのものも。6曲目などスリリングな演奏もある程度あり。コリアはある意味カチッとしたピアノだけど、このトリオでの演奏はけっこういいと思います。長時間聴かせても飽きないトリオ。3曲にゲストの参加曲もあって、アクセントにもなっていい感じ。曲順もよく練られていると思います。3枚目に新曲を2曲持ってきてます。ピアノ・ソナタの16曲目は現代的ですが起伏があってハードな30分ほどのトリオの演奏。(13年9月4日発売)

ジャズ部門

万人受けするものではありませんが、けっこうインパクト、ありました。

Prism/Dave Holland(B)(Dare2 Records)(輸入盤) - Recorded August 9 and 10, 2012. Kavin Eubanks(G), Craig Taborn(P, Key), Eric Harland(Ds) - 1. The Watcher 2. The Empty Chair 3. Spirals 4. Chair 5. The Color Of Iris 6. A New Day 7. The True Meaning Of Determination 8. Evolution 9. Breathe

(13/10/06)2、6曲目がデイヴ・ホランド作、1、5、8曲目がケヴィン・ユーバンクス作、3、7曲目がCraig Taborn作、4、9曲目がエリック・ハーランド作。ホランドの名前が大きめですが、4人対等のグループか。フロントにホーンがない点や、ピアノ(キーボード)が加わっているので、いつもとかなりサウンドの雰囲気が違います。その担当メンバーもそれぞれ非凡だし。4拍子や8分の6拍子などがある中で、やはり5拍子系その他、変拍子も目立っていて、それがロック的なギターやフェンダー・ローズのアプローチで、よりロックやブルースに近い形で聴くことができるのが新鮮。ジャズとしてはトンガっている方では。3曲目のリズムのひねくり具合や幾何学的迷彩サウンドで彼らがノレているのはスゴいかも。4曲目には4ビートの部分も。

フュージョン部門

The Brecker Brothers Band Reunion/Randy Brecker(Tp, Flh)(Piloo Records)(輸入盤) - Recorded September 2011. [Studio CD] Ada Rovatti(Ts, Ss), Mike Stern(G on 1, 5-6), Dean Brown(G on 1, 4, 7, 9), Will Lee(B except 7, 9), Dave Weckl(Ds on 1-4, 7-9), George Whitty(Key, Per, Prog, Org), Adam Rogers(G on 2-3, 8, 11), David Sanborn(As on 3, 6), Oli Rockberger(Vo, Key on 4, 8), Mitch Stein(G on 5-6, 10), Rolney Holmes(Ds on 5-6, 10), Randroid(Rap on 6, 8, Vo on 11), Jim Campagnola(Bs on 6, 8), Chris Minh Diky(B on 7, 9) - 1. First Tune Of The Set 2. Stellina 3. The Dipshit 4. Merry Go Town 5. The Slag 6. Really In For It 7. Elegy For Mike 8. On The Rise 9. Adina 10. R N Lee 11. Musician's Ol'lady Dues Blues [Live DVD] 1. First Tune Of The Set 2. The Slag 3. Adina 4. Really In For It 5. Straphangin' 6. Stellina 7. Merry Go Town 8. Inside Out 9. Some Skunk Funk

(13/11/16)ライヴDVD付きのスタジオ録音CD。ここではCDについてだけ書きます。4曲目を除き、ランディ・ブレッカーの作曲ないしは共作。ギターやベース、ドラムスなどを、スタジオ録音だけあって複数のミュージシャンを適材適所で使っています。各ミュージシャンのソロもいつも通りあるけれども、ある意味このグループにはアレンジとかテーマなどのメカニカルな2ホーンも期待している部分もあるので、アダ・ロヴァッティのサックスも、マイケル・ブレッカーと比較をしなければけっこういいと思います。ラテン、8ビート、ヴォーカル入り、ラップ入り、バラードなど曲調はいろいろだし、ラストにはギターとヴォーカルとのブルースが入っているのもご愛嬌。現代のフュージョンやファンクはこう来るか、と思わせるサウンド。音もけっこういいし。

次点

2258
Kensocomplete

The Sirens/Chris Potter(Ss, Ts, Bcl)(ECM 2258)(輸入盤)
やっぱり、これ、忘れられないです。

KENSO COMPLETE BOX(King Records) - 「Kenso」(’80年)「Kenso 2」(’82年)「Kenso (3rd)」(’85年)「スパルタ」(’89年)「夢の丘」(’91年)「エソプトロン」(’99年)「天鵞絨症綺譚(びろうどしょうきたん)」(’02年)「うつろいゆくもの」(’06年)「イン・コンサート」(’86年ライヴ)「ケンソー・ライヴ92」(’92年ライヴ)「Zaiya Live」(’96年ライヴ)「隠匿無用」(未発表CD)」「比類なき生態」(未発表DVD)

ジャンルはプログレなのですが、フュージョンの位置付けだった時もありました。国内盤、DVDが入っていたので割引で買いましたけど、全部リマスターで36,750円の定価が付いてました。

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コメント

今年の総括ですね!

Prismは確かに素晴らしいですね! ギター盤しか追っかけてない私ですが The Sirens も秀作だと思います。 「県相」がエントリーしているのはナイス!


私的にはこんな感じでしょうか。(本記事と作品がかぶらない様、セレクトしたものです)

今年のベスト
Manu Codjia - Looking For Parker (2013) 赤丸急上昇中ギタリスト!今年、データ購入ではなく、CD購入した、唯一のアーティストです。
Gilad Hekselman - This Just In (2013)  
Henry Kaiser - Requia And Other Improvisations For Guitar Solo (2013)

次点
John Abercrombie Quartet - 39 Steps (2013) 久々のまっとうな作品。
Tonbruket - Nubium Swimtrip (2013)     ESTの残党。健闘してます。
The Ploctones - Ploc! (2013)        1stの荒々しさが戻って来ました。

忘れがたい作品
Milton Nascimento - Uma Travessia - 50 Anos de Carreira - Ao Vivo
John Scofield - Uberjam Deux (2013)
Jonathan Kreisberg _ One (2013)
Ben Monder - Hydra (2013)
Jeff Berlin - Low Standards (2013)

努力賞
Eivind Aarset参加諸作 … サイドマンとして何故か頻繁に起用されてます。

2014年は既に、Nir Felder の Golden Age のリリースが決まっており、来年も楽しみです。


ではでは

>betta taroさん

こんばんは。

私的ベスト3、見ていただいてどうもありがとうございます。

ジャズの場合、新譜だけか、旧譜も含めるか、好きな楽器とかその他いろいろの要因によって、ベスト3を決めるにあたって、けっこう人によってバラけてしまうものなんですよね。でもベスト3から外れても、いい作品が多いので、それで聴いているのがいつも楽しい、ということもあって、楽しんでます。

betta taroさんのセレクトも、聴いていないものもありますが、なかなか興味深い選定です。自分の好きなところでベストを決めていくのも、面白い作業ですよね。こういうことも広まればいいなあ、と思います。

即レスポンス頂き光栄です。

調子に乗って、21st centuries's ベスト をこの場をお借りし紹介させて
頂く無礼をお許し下さい  

(ベスト)
Mickgoodrick Muthpiel - Live At The Jazz Standard (2010)
 バップナンバーのAll the thingsをモチーフに、誰も到達した事のない深みを、
 瑞々しく表現。

Bryan Baker - Aphotic(2005)
 圧倒的な重厚感。絶望的な程のダークネス。ソニー・シャーロックのAsk the age
 に通じる?が… 曖昧さを排除したハイパーテクニックは比類がなく◎
 
Wayne Krantz - Blues Alley Tokyo, Japan 19-Feb-2005 1st Stage
 Greenwich Meanで提示したコンセプトをライブで実現。
 ストラト・サウンドの魅力を再認識させた点も◎
 現在は、ジャズを超えた彼岸?にいるが”わかる人だけがわかれば良い”
 という姿勢は真にアートだと思う。好感度大。
 コマーシャル・アートを生み出し続けるP.M.とは対局の存在。

(次点)
Adam Rogers - in "Follow the Red Line(2007)by Chris Potter"
 Adam Rogersの真骨頂は、端正でハイパーテクニックな生調ジャス世界と、
 ロスト・トライブ仕込みのM-Base由来のアンギュラーな音楽世界と
 を自由に行き来できる所。
 その持てる演奏能力の全てを、初めて衆人の耳目に晒した点が本盤の肝。
 
Julian Lage - in "Voyager: Live By Night (2010) by Eric Harland"
 自己名義盤(1st)でのチャレンジも素晴らしいが、普通のコンテンポラ
 リー・フォーマットでの演奏も抜群に巧い。

Kurt Rosenwinkel 関連諸作
 相変わらず健在&クリエイティブ。ごく最近、East Coast Love Affair
 がライブ盤である事に気づき、改めてjaw-dropping!

おそまつ

>betta_taroさん

力作をどうもありがとうございます。

今世紀というくくりだと、すでに’90年代後半から拡散してきているジャズのとらえどころが各人各様でなかなか難しくなってきているようです。betta_taroさんのようにギターの視点から、などがあれば、けっこう見えてくるものがあるのではないでしょうか。

聴いたことがないものがけっこうあるので、機会と予算があれば聴いてみたいですね。

>CD3枚組のライヴで、ツアーのベストテイクを集めたもの。

最近は、ライブ盤でも、ツアーの総決算みたいなライブ盤が多い気がいたしますよね。
ショーターもそんな感じだったし。。

ランディはすごく迷ったけど、、落ちちゃった。。

910さまの難聴のお話は、忘れておりました。( お大事にどうぞ。)
一度で、すべてが把握できるって、やっぱり、すごいですね。
リンク先の皆さん、、そんなかんじで、鉄人の集団ですわ。。

わたしには、とても、、それは無理なのに。。興味が未だにしぼりきれずに、、おります。
少しは大人になりたいとおもいます。。
来年もよろしくお願いいたします。

>Suzuckさん

TBどうもありがとうございます。

今日まで仕事なので、バタバタしておりました。実はショーターは迷ったんですけど、真剣すぎて何人聴きながら倒れるか、と思ったので、3枚には入りませんでした。でも10枚なら確実に入ってくると思います。

>一度で、すべてが把握できるって、やっぱり、すごいですね。

いいえ、違います。「把握できてるつもりになってる」が正解です。ピンポーン(笑)。でも、周りの人たちも更新ペースがはやいので、何度も聴いてないと思います。でもプロだと、聴かないでも書ける人もいるらしいので、神の領域ですね(笑)。

来年もいい年になりますように。

工藤さん,こんにちは。私もようやく今年のベスト(ジャズ編)をアップしましたので,TBさせて頂きます。

ネット上でのお付き合いをさせて頂いていると,ある程度テイストが似通ってくるのは当然と思いますが,皆さん高評価のChickのトリオ盤は結局私は購入すらしていませんが,俄然気になってきましたねぇ。これを聞いていたら,私のベスト盤のチョイスも違ったかもしれませんね。

ともあれ,本年もお世話になりました。是非よいお年をお迎え下さい。

>中年音楽狂さん

TBどうもありがとうございます。

ブログで新譜情報を得ることも多いので、ある程度は重なってきますけど、重ならない部分がまた面白くて、得るものも多いです。

また、たぶんチックを回避している方は多くが国内盤4,500円という価格が引っ掛かっていると思うのですが、内容はけっこういいと思います。機会があったらぜひ、聴いてみてください。

こちらこそお世話になりました。来年もよろしくお願いします。

910様
大変ご無沙汰しております。
今年も一方的にお世話になってしまいました。いつも拝読しております。
バタバタとアップしましたのでお邪魔させて頂きました。
何だか変に忙しく記事を書き続けるのは難しそうなのですが、
ちょいちょい喰らいついていきたいと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。

>ki-maさん

TBどうもありがとうございます。

お久しぶりです。個人ブログなので、更新できる、あるいはしたい時に更新するのがいちばんです。それが長続きする秘訣かな。またお時間ができる頃合いを見計らって、更新していって下さい。

来年も良いお年を。

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