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2013/12/31

In This Life/Virgil Donati

Virgilinthe
毎年そうなんですが、12月中旬下旬はやることが多くて、CD聴きの方が少し滞ってしまいました。せっかくなので年末だけでも更新しようと思って、到着したてのこのアルバム、朝から聴いていたんですけど、ハードコア・フュージョンでバラードなし。聴くのに体力がいりました。聴く人によってはロックの位置付けで聴く人も多いでしょうね。そのパワフルで超人的なドラムスのテクニックと作曲能力にはまいりましたです。渡辺香津美つながりで検索していたら、このアルバム、今年10月に発売されていたんですね。こっち方面が好きな方は、聴いて後悔しないアルバムではないかと思いますが、聴く人を選ぶかもしれません。


In This Life/Virgil Donati(Ds, Key on 3, 5-6, 10)(Virgildonati.com)(輸入盤) - Released 2013. Doug Shreeve(B on 1, 3-5, 8, 10), Marco Sfogli(G on 1-4, 8-10), Irwin Thomas(G on 1, 4), Evan Marien(B on 2), Ruslan Sirota(Key on 2), Brett Garsed(G on 3), Dennis Hamm(Key on 3), Alex Argento(Key on 4-5, 8-10), Artyom Manukyan(Cello on 5), Alex Machacek(G on 5-6), Paul Sherman(Oboe, English Horn on 6), Anthony Crawford(B on 6, 9), Tom Kennedy(B on 7), Rafael Moreira(G on 7), Simon Hosford(G on 7, 10), Jeff Babko(Key on 7) - 1. Rhythm Zero 2. Eleven 3. In This Life 4. Red Air 5. Paradise Lost 6. The Fall Of Dreams 7. Iceland 8. Trinity 9. Voice Of Reason 10. The Empire

(13/12/31)全曲Virgil Donatiの作曲。ハードコア・フュージョンとハードロックとプログレ的な要素が入り混じって、スゴいパワーのある音楽になっています。変拍子なのかペースチェンジなのか、不思議な進行を聴かせる場面もあって、パワフルなドラミングを聴きながら、いったいこの曲はどうなっていてどうやって叩けているのか分からないところもあります。メンバーも曲によって入れ替わり、ドラミングの複雑さとパワフルさは聴いていて病みつきになりそう系。ジャズ側からするとやはりハードコア・フュージョン的で、そのスーパーテクニックで取り囲まれてしまうようなところがあります。そこに5-6曲目のようにチェロや管楽器を入れてプログレ的になるところも。ドラマーなのに作曲のセンスが抜群です。聴くのに体力がいる系サウンド。

2013/12/26

今年購入したCD枚数

今年購入のCD枚数は、以下の通りです(複数枚で出たものも1枚と数えてます)。たぶんもう年内には発送がないと予想してます。

輸入盤 105枚(うちECM48枚)
国内盤  37枚
中古盤   2枚(計 144枚)

実は今年、1-6月の前半で、
輸入盤  63枚(うちECM24枚)
国内盤  20枚
中古盤   1枚(計 84枚)
と、割とハイペースで購入してました。後半はそんなに欲しいミュージシャンのCDが出なかったことと、少し購入を絞ったので、少なめです。それにしてもECMの発売の多いこと。年々増えているような気もしてます。

昨年は12月11日の段階で、輸入盤113枚、国内盤22枚の計135枚だったので、数的にはほぼ横ばい。国内盤が増えているのは、今年は廉価の再発盤購入が多かったことと関係しているのかもしれません。それでも全体的に昔に比べればだいぶ減ってきてはいます。

今年は円安傾向になってジワジワと輸入盤CDの実質購入価格が上がってきてしまい、また来年4月に予定している消費税のアップも影響があると予想され、ますます購入の絞り込みは出てくるでしょうね。来年も、無理のない程度に音楽ライフを楽しむことにします。

また、処分に関しては’10年12月からやってません。CDの買い取り価格がジワジワと下がり傾向にあるのが気になるところです。

2013/12/22

Re: Seoul

2365
Re: Seoul(ECM 2365) - Gary Burton: 1. Three Nocturne Vulgaire / Arise 2. Her Eyes from Seven Songs For Quartet And Chamber Orchestra[ECM 1040] Ralph Towner / John bercrombie: 3. Late Night Passenger 4. Isla from Five Years Later [ECM 1207] Keith Jarrett: 5. Runes from Arbour Zena [ECM 1070] Sam Rivers: 6. Circles 7. Solace from Contrasts[ECM 1162] Miroslav Vitous Group: 8. When Face Gets Pale 9. Sleeping Beauty from Miroslav Vitous Group [ECM1185] Yeahwon Shin: 10. Lullaby from Lua ya [ECM 2337] Norma Winstone: 11. A Breath Away from Dance Without Answer [ECM 2333]

(13/12/22)1-4、6-9が’13年12月現在未CD化、11が未発売。韓国ソウルの展覧会で配布されたコンピレーションとのこと。未入手。将来的にCD化の布石になるのかどうか。

’13年12月現在、ECMに’13年発売のCDを2枚以上直接オーダーすると、このアルバムが付いてくるようです。現在のところ非売品。

(追記22日昼)非売品を手に入れようとしても、もう新譜は買っちゃったしなあ、と意気消沈していたのですが、そこに入っているアルバムが来年に全てCD化され、再発されるようです。LPでも再発されるようですし。複数の大手通販にはもう掲載されてます。未CD化が5枚も再発なんて、いいクリスマスプレゼント、かな?これで、(まあ所有欲はあるにしても)、「Re: Seoul」を無理して手に入れることはなくなりました。

(’15年11月追記)何とかいろいろなつてを頼って、入手することができました。やはりECM番号がついている以上は、他のアルバムと曲が重なっていたとしても、ゲットしたいと思っていました。関係者の方々には感謝です。

Seven Songs For Quartet And Chamber Orchestra (Music By Michael Gibbs)
Gary Burton [ECM 1040]

Ritual
Keith Jarrett [ECM 1112]

Contrasts
Sam Rivers [ECM 1162]

Miroslav Vitous Group
Miroslav Vitous [ECM1185]

Five Years Later
Ralph Towner / John Abercrombie [ECM 1207]

2013/12/21

「Jazz Perspective」Vol.7

Jazzpers7
雑誌「Jazz Perspective」Vol.7が20日の昨日、届きました。半年に1回出版のこの雑誌、毎号これだけは買っていますけど、創刊号と第5号ぐらいしかここでは取り上げてなかったような。今までの6冊は各地域のジャズ特集で、5冊までがヨーロッパのジャズ特集。1冊だけニューヨーク・ジャズの特集がありました。

第1号「スカンジナヴィアン・ジャズ」特集(絶版でスゴい中古価格になっているらしい)
第2号「イタリアン・ジャズ」
第3号「フレンチ・ジャズ」
第4号「ブリティッシュ・ジャズ」
第5号「ニューヨーク・ジャズ」
第6号「オランダ・ジャズ」

今回はそういうところを離れて、「ブルーノート75周年」という特集です。読みはじめてますけど楽しみ。でも表紙がブルーノート的ではないんだよね(笑)。フランスのヴォーカリスト、サラ・レンカだそうです(笑)。

雑誌は、若い頃は端から活字を追いかけて読んでいましたが、社会人になったあたりから、だんだんパラパラとめくって気に入ったところだけを読むようなスタイル(?)に変わってきました。なので、今回もそうなるかな。ここで詳しくは内容をまだ書けない段階ですけど、資料としてよりその編集センスを楽しむような本かなあ、と思います。資料としてならジャズ批評ブックス「21世紀版 ブルーノートブック」をおススメします。

雑誌パラパラ読みの割には、例えば’85年から休刊号までのスウィングジャーナル誌を保存していたり、けっこう本棚の場所をとっています。ホームページを作る時のCD発売の参考にもしていたので、今もなかなか捨てられず。

「Jazz Perspective」は発行元がディスク・ユニオンなので、かなりマニアックだろうとは、今までのこの雑誌の編集からして思います。半年に1回の出版というのも、ペースとしてはいい感じです。時々過去に発行されたこの雑誌を振り返ってパラパラと読むのも楽しみです。

2013/12/20

基本的に一度聴きブログアップということ

’06年に自分が軽度難聴であることを書きましたが、今まで補聴器はつけてないし、会話などでそんなに困ったことはなかったので、実際困ってないのでしょう。ただ、普通の人より早めに聴力が落ちてくる可能性もあって、音楽を聴けるうちに聴いておこうと思ってます。

でも、ここにも困った問題が。実は私、カセット時代の割とポータブル初期の頃にウォークマンを買ったことがあるだけで、その後はポータブルの持ち歩き可能な音楽再生装置は持ってないです。iPhoneはありますけど音楽を入れてないし。当初は耳が悪くなるのを防止する目的もあったのですが、普段からいつも音楽を聴いていると、脳内で音楽がぐるぐる回り出すような(あくまでもイメージですが)感覚があります。人間ウォークマン、ってとこでしょうか(笑)。でも原音を忠実に再現しているわけでもなかったり。

で、ブログのアップも、基本的には1度聴きでアップしてます。何度も聴くには、ながら聴き程度に抑えないと、たまに同じような現象が出てきてしまいます。音楽に囲まれた生活はなかなかいいものですが、自分の生活では通常の時間は、静かな部屋か屋外で音楽なし。車ではFM放送を流しっぱなしでも、最近の放送は音楽ばかりということもないですし。

何度も聴いているとその音楽の良さがだんだん分かってきた、とかの他の方のご意見もあるのですけど、自分は何度聴いても印象がガラっと変わることはあまりありません。ただ、他の音楽ブログの更新頻度が早い人って、丸1日音楽を聴いていられるわけでもなし、1-2度聴いてアップっていう人は多いんじゃないでしょうか。ですので特殊技能でも何でもないような気がしています。そして気に入ったのは後からまたゆっくりと聴きます。

絶対音感を持っている人とか、演奏を譜面で頭の中にイメージしてしまう人とかもいるようですが、私のはそのような素晴らしい特殊能力はありません。でも、長年自分なりの聴き方をしているので、良し悪し、どういう内容かをできるだけ1度で拾い上げる習慣はついているのかなあ、と思います。それにCDだから繰り返し聴けるんであって、ジャズのライヴって、一度聴きでしょ? ちなみに、気がついている方もいるでしょうが、私のコメントで、オーディオ系の音質、音像定位とかミキシングの良し悪しにはほとんど触れてないのは、自分の耳の特性と興味の対象のせいだろうと思ってます。それでもある程度はここのブログを読んでくれている方もいらっしゃるのは、まあ、文章に直せば普通になるのかなあ、と。まあ、これは前にも書いたかもしれないので、ご存じの方もあるかと思いますけど。それでも文章よりは音楽を直接聴いた方がいいと思うのですが、それが著作権の関係でできないから文章も存在するわけで。

2013/12/19

スピニング・グローブ/渡辺香津美

Watanabespinning
例によって毎年この時期繁忙期なので、なかなかブログの更新がままなりませんが、仕事がメチャクチャ忙しくて寝るまで聴くヒマもない状態というよりは、段取りその他が気になり、さてリラックスして、といかない状態なんですね。なので聴こうと思えば時間はあるのですが。そこでこのロックテイストもあるけど一筋縄ではいかない渡辺香津美の新譜で発散しようと思ったら、この3人でしかできないような変拍子とかコード進行とか、それが一気に進むさまを聴いて、半分は発散できたけど、というのが正直なところ。でも、昔の「The Spice Of Life」を知っている身からすると、2人は同じメンバーだし、やっぱりスゴいアルバムだと思います。他での評価もいいようです。


スピニング・グローブ/渡辺香津美(G)(Warner Music)
Spinning Globe/Kazumi Watanabe(G)(Warner Music) - Recorded September 2013. - Jeff Berlin(B), Virgil Donati(Ds) - 1. Spinning Globe 2. Secret Of Tokyo 3. Duress Code 4. Owed To Joy 5. The User 6. Reflection Of Paris 7. Kokoro 8. I Will 9. JFK

渡辺香津美作が3曲(1、7、9曲目)、ジェフ・バーリン作が2曲(3-4曲目)、ヴァ―ジル・ドナティ作が3曲(2、5-6曲目)とビートルズの曲(8曲目)。当初少々ラフなロックに聴こえるけど、けっこう複雑なことをやってくれてカッコいい。きっちりしたリズムに変拍子がはさみこまれているタイトル曲の1曲目、かなり複雑なやり取りでわけも分からずカッコ良く進んでいき、しかも中にドラム・ソロが挟み込まれているような叩き方もある2曲目、どういうコード進行なんだ、となかなか聴く人を迷わせてくれる3曲目。ワルツのメロディアスなバラードで盛り上がる4曲目や、静かから盛り上がりまでの幅のある6曲目。5曲目は割と凶悪かも。ロック的で流れにメリハリがある7曲目、軽快なサウンドの8曲目、再演曲でロック的にシンプルな9曲目。(13年12月4日発売)

2013/12/14

The Complete Remastered Recording On Black Saint & Soul Note/Paul Bley

Paulbley
CD9枚プラスボーナスCD1枚のこのBOXセット、やっと聴き終わりました。けっこう時間がかかるもんですね。それでいて、アルバムコメントは通常の1枚分の長さなのですから、外から眺めて終わり的な感じになってしまってますが(笑)。元々フリー・インプロヴィゼーションの多いBOXものなので、ボーナスCDはどうなるかと思ってましたけど、意外に普通に他のアルバムと並べて大丈夫でした。これのみ元はBlack Saintのようですが。リマスターということで、音圧は昔のCDよりは上がっていて、音質的にはまちまちですけれど、「Chaos/Paul Bley(P)/Furio Di Castri(B)/Tony Oxley(Ds)」のドラムスの音がけっこう良く録れていて、それだけでも満足感は高かったでした。BOXセット自体、安いですしね。


The Complete Remastered Recording On Black Saint & Soul Note/Paul Bley(P)(CAM Jazz)(輸入盤)
Sonor/Paul Bley(P) Introduction George Cross McDonald(Per)(Soul Note) - Recorded May 22, 1983. - 1. Little Bells 2. Landscape 3. Speed 4. Recollection 5. Joined 6. Sonor 7. Waltz 8. Set 9. Darkness 10. Tight Rope

Tango Palace/Paul Bley(P)(Soul Note) - Recorded May 21, 1983. - 1. Tango Palace 2. C.G. 3. Woogle 4. A.G.B. 5. But Beautiful 6. Return Love 7. Bound 8. Zebra Walk 9. Please 10. Explain

Hot/The Paul Bley(P) Group(Soul Note) - Recorded March 10, 1985. John Scofield(G), Steve Swallow(B), Barry Altschul(Ds) - 1. When Will The Blues Leave 2. Around Again 3. How Long 4. Mazatlan 5. Syndrome

Notes/Paul Bley(P)/Paul Motian(Per)(Soul Note) - Recorded July 3 and 4, 1987. - 1. Notes 2. Batterie 3. Piano Solo No.1 4. West 107th Street 5. Just Us 6. No.3 7. Turns 8. Ballad 9. Excerpt 10. Love Hurts 11. Inside 12. Finale 13. Diane

Mindset/Paul Bley(P)/Gary Peacock(B)(Soul Note) - Recorded April 6, 1992. - 1. Random Mist 2. Sunrise Sunlight 3. How Long 4. E.D.T. 5. Back Lash 6. Duality 7. Juniper Blue 8. Meltdown 9. Heyday 10. Touching Bass 11. Flashpoint 12. Mindset 13. Where Can UB 14. Circle With The Hole In The Middle

Live At Sweet Basil/The Paul Bley(P) Group(Soul Note) - Recorded March 1-6, 1988. John Abercrombie(G), Red Mitchell(B), Barry Altschul(Ds) - 1. Blues Waltz 2. Lover Man 3. When Will The Blues Leave? 4. My Old Flame 5. My Foolish Heart

Memoirs/Paul Bley(P)/Charlie Haden(B)/Paul Motian(Ds)(Soul Note) - Recorded July 20, 1990. - 1. Memoirs 2. Monk's Dream 3. Dark Victory 4. Latin Genetics 5. THis Is The Hour 6. Insanity 7. New Flame 8. Sting A Ring 9. Blues For Josh 10. Enough Is Enough

Conversations With A Goose/Jimmy Giuffre(Cl, Ss)/Paul Bley(P)/Steve Swallow(B)(Soul Note) - Recorded May 27, 1993. - 1. Conversation With A Goose 2. The Flock Is In 3. Echo Through The Canyon 4. Three Ducks 5. Watchin' The River 6. Campfire 7. Cobra 8. Among The High Rocks 9. White Peaks 10. Calls In The Night 11. Lonly Days 12. Jungle Critters 13. Restless

Chaos/Paul Bley(P)/Furio Di Castri(B)/Tony Oxley(Ds)(Soul Note) - Recorded March 28 and 29, 1994. - 1. Chaos 2. Touching Bass 3. Modulationg 4. Soft Touch 5. Poetic Justice 6. Interpercussion 1 7. Touch Control 8. Turnham Bay 9. Street Wise 10. Bow Out 11. Starting Over 12. Interpercussion 2 13. Template

(Bonus CD)Not To Be A Star/Kashavan Maslak(As. Cl. Pertry) With Paul Bley(Black Saint) - Recorded October 8-10, 1992. - 1. Trying Hard To Be 2. A Star Trying 3. Too Hard To Be A Star 4. I Must Try 5. Not To Be 6. A Star 7. Try Hard Not To 8. Be A Star 9. Trying To Be 10. A Human Being 11. Trying Hard To Be Human

(13/12/14)Paul BleyのSoul Note時代のコンプリートBOX。国内盤にしか目がいかなかった時期に輸入盤のみの発売がほとんどのため、今この大量の音源を、安価で耳にできるのは貴重かも。アルバムごとにスタンダード中心のThe Paul Bley Group(2枚)から、そして大半を占める硬派なフリーインプロヴィゼーションまでかなり幅広いです。やはりこの頃はインプロヴィゼーションが研ぎ澄まされて輝いていたな、と思います。リーダー作も共同名義の作品もありますが、有名どころのミュージシャンとの録音も多く、聴きごたえがあります。The Paul Bley Groupは聴きやすいですけど、ギターがジョン・スコフィールドだったりジョン・アバークロンビーだったりと、うれしいメンバー。意外にジミー・ジュフリーとのアルバムが硬派な内容でした。

CDで出たものがLPと同じように完全化完了?

ECMではCD化された時に曲目が欠けてしまったものや、別番号でやはり曲が削られて出たものなどがいくつかありました。早い時期に「80/81/Pat Metheny(G)」(ECM 1180/81)がCD1枚で2曲カットから、CD2枚組の完全収録になったものもありましたが、その後はなかなか進展せず。

最近になって再発とか、BOXもので発売された時にコンプリートになったりとか、特に「Crystal Silence/The ECM Recordings 1972-79/Gary Burton(Vib)/Chick Corea(P)」(ECM 2036-39)でやっと有名盤の「In Concert, Zurich, October 28, 1979」(ECM 1182/83)が完全化されましたし。

そして先日、「Concerts/Bregenz/Munchen/Keith Jarrett(P)」(ECM1227-29)が出ました。いちおうこれで、LPで出た形からCD化されたもので曲がカットされているのはなくなったのかと思います。全部照合してではないので、まだあるという場合は、ご連絡ください。

これで、あと残るは未CD化作品39枚(今日現在)のゆくえですが、ますますマイナーなものが多くなっているため一部だけは期待できるにしても、LPで探さなければ聴けないだろうなあ、というのが大半だと思います。

2013/12/12

Concerts/Bregenz/Munchen/Keith Jarrett

12279
今日またECMが1組(3枚組)届いたので、アップしてしまいます。以前、BregenzCD1枚だけでCD化されて、今回やっとLPと同じ形でのCD化です。人によればコンサートを完全再現してほしいという方もいると思いますが、ECMの方針からすると、その可能性は少なさそうです。まあ、これで、CD化されたものの曲が欠けていた、というのは全部LPと同じように全曲聴けるようになったと思うので、うれしいことです。あとはLPで廃盤になったものがどの程度CD化されるかですね。それにしても、CD3枚分でもコメントの長さを同じにしているので、ちょっと内容にふれるのには無理がありそうですが、祝完全CD化、ということで急ぎのアップです。


Concerts/Bregenz/Munchen/Keith Jarrett(P)(ECM1227-29)(輸入盤)- [CD1]Bregenz: Recorded May 28, 1981. - 1. Part.1 2. Part.2 3. Untitled 4. Heartland [CD2-3]Munchen: Recorded June 2, 1981. 1. Part.1 2. Part.2 3. Part.3 4. Part.4 5. Mon Coeur Est Rouge 6. Heartland

(13/12/12)CD化の時に、ブレゲンツ公演だけの1枚発売だったものが今回LPと同じに完全化。このコンサートもおなじみの完全即興演奏。ブレゲンツではキース・ジャレットのステップの音も聞こえるリズミカルなフォーク調の前半から、静かな中間部を経て短調のまま伴奏のインプロヴィゼーション、現代音楽(クラシック)的な味わいから、しっとりした優しいメロディの演奏へと続きます。ミュンヘンは静かにはじまって、クラシック的に優しいメロディがきたと思ったら、ノリが良かったり、入り組んでいったり、実験的のような演奏が入ったりとドラマを観ているような情景の変化を感じる長いパート4までの道のり。ブレゲンツ/ミュンヘン両方の牧歌的な親しみやすいメロディを持つ 、まるで作曲されたかのような「ハートランド」が良い感じ。

2013/12/11

Il Cor Tristo/The Hilliard Ensemble

2346
12月に届くECM New Series新譜はおそらくこれだけだろうと思います。ECM New Seriesでは、割と現代音楽とクラシック/古典音楽などをカップリングして、しかも、順番を間に入れこんだりしての発売が目立ちます。曲の長さが足りなかったのか、それとも親しみやすい面と新しい面を両方入れてセールスに結びつけたかったのか、詳しいところは分かりませんが。でも、そのやり方で、他ではなかなか聴くことのできない現代音楽も少なくなかったんではないかと思います。それを今回、男声4人のコーラスでは有名な、ザ・ヒリヤード・アンサンブルでの歌唱で聴くことができます。


Il Cor Tristo/The Hilliard Ensemble(ECM New Series 2346)(輸入盤) - Recorded November 2012. David James(Countertenor), Rogers Covey-Crump(Tenor), Steven Harrold(Tenor), Gordon James(Baritone) - Bernardo Pisano: 1. Or Vedi, Amor 2. Nove Angeletta 3. Chiare, Fresche Et Dolci Acque Roger Marsh: 4. Il Cor Tristo -I Jacques Arcadelt: 5. Solo E Pensoso 6. L'aere Gravato 7. Tutto 'L Di Piango Roger Marsh: 8. Il Cor Tristo -II Bernardo Pisano: 9. Si E Debile Il Filo 10. Ne La Stagion 11. Che Debb'io Far? Roger Marsh: 12. Il Cor Tristo -III

(13/12/10)Roger Marshはイギリス生まれ、アメリカ在住の現代音楽家。ダンテ(13-14世紀)の叙事詩を現代音楽のハーモニーで作曲し、このアルバムでは3カ所に分散してあります。また、14世紀イタリアの詩人Francesco Petrarcaの詩で、ルネッサンス期のイタリアの作曲家Bernardo Pisano(16世紀)、Jacques Arcadelt(16世紀)の歌を現代音楽の間に挟み込み、その違いと調和を楽しむことができます。あまり難解な感じではない。

2013/12/09

Arborescence/Aaron Parks

2338
またECMレーベルが2枚届いたので、順番に。12月はクリスマスシーズンで少ないのだけど、他の大手通販その他では、このアルバム、1ヶ月ほど前には発売になっているんですが、HMVではなぜか遅れていました。まあ、値段の関係で、遅くても待つことにしてましたけど。キャッチーなフレーズこそないにしても、なぜか何度も聴きたくなるような情景的なソロ・ピアノです。アーロン・パークスの別な一面を見たような気もしてます。ちょっと地味かなという気もするけれども、ECMだったらこのぐらいがちょうどいい塩梅の演奏なのかな、と思います。韓国人プロデューサーの今後にも期待してます(このアルバムで2枚目。1枚目は「Lua Ya/Yeahwon Shin(Voice)(ECM 2337)」)。あと何枚か彼のプロデュースで(レーベルの今後を占う意味でも)聴いてみたいですね。

(追記12月11日)Sun Chung氏のいい面は、低い温度感や静けさなどがECMらしく、時にやや暖かい面を見せているところです。ただ、今後、別なアルバムで鋭いインプロヴィゼーションのやり取りとか、そちら方面がアイヒャー譲りなのかどうか、そういうのを聴いてみたいです。


Arborescence/Aaron Parks(P)(ECM 2338)(輸入盤) - Recorded November 2011. - 1. Asleep In The Forest 2. Toward Awakening 3. Past Presence 4. Elsewhere 5. In Pursuit 6. Squirrels 7. Branchings 8. River Ways 9. A Curious Bloom 10. Reverie 11. Homestead

(13/12/08)全曲アーロン・パークスの作曲。タイトルを直訳すると「樹木状」となりました。各曲のタイトルも木とか森とか、風景とか、あるいはもっと抽象的なものだったり。そのサウンドも情景描写的に進んで、あるいは自然に広がって行く感じで、まさにECMらしいソロ・ピアノの演奏がそこにあります。今回はプロデューサーがSun Chungという韓国の人で、マンフレート・アイヒャーの文字はありません。一説によればアイヒャーを引き継ぐ人との噂もありますが、まさにその承継にふさわしいようなサウンドです。自然と寄り添って歩くようなサウンドは、小難しいところが少ないかわり、どこか静けさや温度感の低さがあって、アルバム全体が物語を構成しているような雰囲気になります。即興の部分が大きいだろうけど、クラシック的でもあり。

2013/12/07

Mistura Fina/John Patitucci

Johnmistura
ジョン・パティトゥッチ旧譜聴き6日目で一段落。実は、’98年以前に発売されているCDはもっとあるんだけど、当時は国内盤ばかり買ってました。彼が次から移籍したConcordがその当時輸入盤でしか入手できないこともあって気がつかず、購入も遅くなり、’99年以降の現在の形式でコメントしてあります。今回はブラジル音楽でヴォーカル曲も多かったでした。一度にリーダー作を追いかけると、何か特集を持ってこないとマンネリ化してしまうんだろうなあとは思いますが、彼の場合、作曲や演奏が素晴らしいので、何をやっても(その後、ちょっと内省的すぎるきらいもありますが)いいのでは、と思います。


Mistura Fina/John Patitucci(B< Vo)(GRP) - Released June and August, 1994. Steve Tavaglione(Ts, EWI), John Beasley(P, Synth), Alex Acuna(Per), Michael Shapiro(Ds), Cathy Brandolino(Vo), Lou Pardini(Vo), Kevyn Lettau(Vo), Scott Mayo(Vo), Bill Cantos(Vo), Kleber jorge(Vo), Joao Bosco(Vo, G), Armand Sabal-Lecco(B, Vo), David Goldblatt(P, Synth), Dave Weckl(Ds), Dori Caymmi(G, Vo), Ivan Lins(Vo), Peter Erskine(Ds) - 1. Mistura Fina 2. Bate Balaio 3. Puccini 4. Samba Novo 5. The Four Loves 6. Assim Nao Da 7. Joys And Sorrows 8. Agua Mae Agua 9. Soul Song 10. Varadero 11. Long Story 12. Barra Da Tijuca 13. Samba School

邦題は「ファイン・ミキスチャー」。ジョン・パティトゥッチ作曲(共作含む)は、8曲(1、3、5、7、9、11-13曲目)。ブラジル音楽への傾倒を深めたアルバム。ただ、アルマンド・サベル・ロッコが3曲目に参加して、前作も少し引きずっている部分も。曲も共作ですし、ロッコがヴォーカルをとっていますけど、ブラジルとアフリカって近い感じがします。12曲目など、ケヴィン・レトーがヴォーカルをとっていたり(1、12曲目)、ジョアン・ボスコ(2、8、10曲目)、イヴァン・リンス(5、9曲目)、ドリィ・カイミ(4曲目)などのヴォーカルも聴くことができ、その道では有名なゲストのオンパレードです。メロディアスで印象的な曲が多い感じです。相変わらずリード・ベースも見受けられますけど、アコースティック・ベースも8-9、11-12曲目に出てきます。

2013/12/06

Another World/John Patitucci

Johnanother
ジョン・パティトゥッチの旧譜聴き5日目。時代は’93年まで下ってきましたけど、ここでアフリカをテーマにしたアルバムが出てます。アレックス・アクーニャとルイス・コンテがたいていの曲で2人とも出ていて、曲はアフリカっぽくないんだけどサウンド的にはそっち方面を向いているなあ、という曲もありましたし。3曲にアルマンド・サベル・ロッコが出ていたのが印象的。元々はポール・サイモンのアルバムで先には聴いていたのですけど、明るいアフリカの印象的なベースを弾く人でした。まあ、とことんアフリカしているか、というとそうでもないような気もしますが、この時期でのコンセプトとしては良かったんじゃないかと思います。


Another World/John Patitucci(B, Back Vo)(GRP) - Released 1993. Alex Acuna(Per), Luis Conte(Per), John Beasley(Key), Steve Tavaglione(Ss, Ts), Armand Sabal-Locco(B), Will Kennedy(Ds), Andy Narell(Steel Pans), Jeff Beal(Tp), Dave Weckl(Ds), Michael Brecker(Ts) - 1. Ivory Coast, Part 1 2. Ivory Coast, Part 2 3. Another World 4. My Summer Vacation 5. Solo Steel 6. I Saw You 7. Hold That Thought 8. Norwegian Sun 9. The Griot 10. Showtime 11. Peace Prayer 12. Shanachie 13. Until Then

ジョン・パティトゥッチの作曲(共作含む)は9曲(1-3、5-8、11、13曲目)。アルバムはアフリカを意識して作られたそうで、アフリカ出身のアルマンド・サベル・ロッコというベーシストも同時に数曲(3、9-10曲目)に参加しています。彼の作曲(共作含む)も3曲(3、9-10曲目)。パーカッションが強力。1曲目はそのパーカッション中心の小品。基本的にはいつものフュージョンと言えなくもないですが、リズムのアプローチがアフリカ風になっている曲も。アコースティック・ベースは4曲目でエレクトリックといっしょに使用。マイケル・ブレッカーは9曲目に参加していますが、特にこの曲はベースの多重録音とパーカッションの上にサックス・ソロがのる珍しい仕上がり。11曲目はベースとパーカッション2人、13曲目はキーボード・ソロ。

2013/12/05

Heart On The Bass/John Patitucci

Johnheart
ジョン・パティトゥッチ旧譜聴き4日目。今日のは問題作です。邦題で「ジャズ・ベースとオーケストラの為の協奏曲」となっていて、クラシックに彼のエレクトリック・ベースやアコースティック・ベースが乗り込んで行ったかっこうです。オーケストラとの共演の1-3曲目がそれに該当。8-13曲目は、チック・コリア作曲の「ミニチュアズ」で、これは弦楽四重奏団と2人との演奏。これが当時のスウィングジャーナルのゴールドディスクになっているのも...。ベースソロは譜面どおりよりもそれに沿ってインプロヴィゼーションでやっているのだとは思いますが、ジャズの方面の方からは、やはり彼は意外な側面を持っていた、と思われることになります。挑戦することが難しいことには違いないんだけれども。


Heart On The Bass/John Patitucci(B)(Stretch) - Released 1991. John Beasley(P), Alex Acuna(Per), Chick Corea(P, Synth), Stuart Canin(Concertmaster), Clayton Haslop(Vln), Jacqueline Brand(Vln), Sheldon Sanov(Vln), Arnold Belnick(Vln), Roland Kato(Viola), Brian Dembow(Viola), David Speltz'Cellos), Dennis Karmazyn(Cello), Edward Meares(B), Gary Foster(Cl), Ron Jannelli(Bassoon), Brad Warnaar(French Horn), David Duke(French Horn), Sheridan Stokes(Fl), Earl Dumler(Oboe) - 1. *Concerto For Jazz Bass & Orchestra 1. Concert Movement No.1 Westward Expansion 2. Concerto Movement No.2 After The Storm 3. Concert Movement No.3 Mardi Gras 4. Heart Of The Bass 5. Four Hands 6. Mullagh 7. Bach Prelude In G Minor *Miniatures For Solo Bass, Piano & String Quartet 8. Miniature No.1 Ivory Tower 9. Miniature No.2 Lonely People 10. Miniature No.3 Still Life 11. Miniature No.4 Marionette 12. Minitures No.6 Butterfly 13. Miniature No.5 Vision

5曲目はチック・コリアとの共作でデュオ作品、彼の作曲は2曲(4、6曲目)。7曲目のバッハの曲はアレンジをやっています。4、7曲目は6弦ベースでの、6曲目はアコースティック・ベースでのソロ。オーケストラ(1-3曲目)や弦楽四重奏団(8-13曲目)との曲もあり、狭義のジャズ色はなく、エレキ・ベースの曲があっても、表現的にはジャズとクラシックの融合を目指した作品というより、あっち側の世界か。ただ、ベースを弾くフレーズはインプロヴィゼーションとも言えます。エレキベースとアコースティックベースを使い分けていますが、どちらもけっこう表現力があります。後半の組曲「ミニチュアズ」は、チック・コリアの作曲で、彼も5曲目とその組曲8-13曲目に参加。なので、かしこまって聴く音楽とも言えるため、聴く人を選ぶかも。

2013/12/04

Sketch Book/John Patitucci

Johnsketch
ジョン・パティトゥッチ旧譜聴き3日目。だんだんとやりたい方向に動きつつありながらも、いろいろやってみたいようでけっこうカラフルな曲構成になっています。リーダー作3枚目にして、やっとギタリストのジョン・スコフィールドが2曲だけ参加というのも、パティトゥッチのリード・ベースの自信のあらわれだったのかな、という気もしてます。ジョン・スコのギターは、なかなか他の人ではマネのできない味もありますからね。11曲目のアコースティック・ベースを使ったトリオの演奏もなかなかスゴかったでした。ここまで3作マイケル・ブレッカーが参加してましたが、やっぱり偉大なプレイヤーだと、彼亡き今、改めて思います。


Sketch Book/John Patitucci(B)(GRP) - Released September 1990. Michael Brecker(Ts), John Scofield(G), Peter Erskine(Ds), Vinnie Caliuta(Ds), Terri Lyne Carrington(Ds), Alex Acuna(Per), John Beasley(P), David Witham(Synth), Jon Crosse(Ss), Dori Caymmi(Vo), Ricardo Silveira(G), Paulinho Da Costa(Per), Judd Miller(Synth) - 1. Spaceships 2. Joab 3. If You Don't Mind 4. Scophile 5. Gratest Gift 6. From A Rainy Night 7. Junk Man 8. Two Worlds 9. Backwoods 10. They Heard It Twice 11. 'Trane 12. Through The Clouds

ジョン・パティトゥッチの作曲ないし共作は9曲(1、3-5、7-11曲目)、他はメンバーの作曲。ここでも多重録音によるリード・ベースが活躍。幅が広がり、ファンク、ブラジル音楽、ジャズ、はたまたアコースティック・ベースによるソロその他いろいろ、非常に多彩な曲を演奏しています。それでいて凝っていて緻密な印象。4曲目はテーマがスピーディで、ダイナミズムがあります。5曲目にはドリィ・カイミがヴォーカルとして参加。アコースティック・ベースは6、8-9、11曲目で使用して、8曲目は多重録音のベース・クァルテットでのサウンドが壮大、9曲目はベース・ソロだけの曲。特に11曲目テリ・リン・キャリントンを加えたトリオのジャズは圧巻です。ジョン・スコフィールドは4、10曲目に参加、マイケル・ブレッカーは1、8、11曲目に参加。

2013/12/03

On The Corner/John Patitucci

Johnonthe
ジョン・パティトゥッチ旧譜コメント直し聴き、間を置いて2日目。今考えてみればGRPレーベルって、当時のフュージョンやジャズ界では有名なレーベルだったんだなあ、と思います。いつの間に活動休止したんだろう。まあ時期的にも良かったですしね。そんな中で彼は着々とリーダー作をリリースしていきます。作曲の才能もあったからだろうと思いますけど、演奏もいいですし。時間が経つにつれて、リーダー作では内省的な傾向は強くなっていくんですが、この時点ではまだ入り組んでいるんだけど、フュージョン、時にジャズ(11曲目のような)で割と直球勝負しています。やっぱり参加ミュージシャンがここでもスゴいことになってます。


On The Corner/John Patitucci(B)(GRP) - Recorded January 1989. Judd Miller(EVI), John Beasley(P), David Witham(Synth), Dave Weckl(Ds), Michael Brecker(Ts), Vinnie Colaiuta(Ds), Chick Corea(P), Al Foster(Ds), Alex Acuna(Ds), Eric Marienthal(Ss), Paul Jackson, Jr.(G), Kirk Whalum(Ts), etc. - 1. On The Corner 2. Avenue "D" 3. Venetian Moonlight 4. A Better Mousetrap 5. Vaya Con Dios 6. Kingston Blues 7. Painting 8. Strength To The Weak 9. Flatbush Ave 10. The Storyteller 11. Bertha's Bop

全曲彼のオリジナル。ジョン・パティトゥッチ2枚目はさらに洗練されてパワー・アップという感じです。ここでもやはりスゴいメンバーです。やはり少し通好みだけど、入り組んだところとストレートなところのあるフュージョンの曲が多めです。このアルバムでのメインは前作に引き続き6弦ベースでメロディを弾きまくる形です。3曲目のように少し内省的な場面も増えて、曲作りも彼らしさがより出ているような感じ。6曲目はヴォーカルというか、アフリカンなコーラスが入っているレゲエ・リズムの曲。7、10-11曲目などアコースティック・ベースを使って、シンセの効果を加えてうまくジャズとブレンドしたり、しっとり感のある曲たち。そんな中でも8曲目は素直で明るめの曲。マイケル・ブレッカーが2、10曲目に、チック・コリアが3、11曲目に参加。

2013/12/02

私的2013年ベスト3(プラスアルファ)

Chicktrilogy
Daveprism
Randythebrecker
いよいよ12月になってベスト3の季節になりました。いちおう’12年12月から今年の11月まででひと区切りです。今年は選ぶのが楽だったですけど、けっこうベタですね(笑)。ベスト10ぐらいだったらあれも入れたいこれも入れたい、ということになりますが、3枚だと年間聴いた150枚以上の中なので、スパッと決まってしまう感じです。

総合部門(ピアノ・トリオ)

やっぱり今年はこれでしょう、ということで。

トリロジー/チック・コリア(P)・トリオ(Stretch Records)
Trilogy/Chick Corea(P) Trio(Stretch Records) - Recorded 2010 and 2012. Christian McBride(B), Brian Brade(Ds), Jorge Pardo(Fl on 5, 7), Nino Josele(G on 5, 7), Gayle Moran Corea(Vo on 17) - [Disc1] 1. You're Ma Everything 2. Recorda Me 3. The Song Is You 4. Work 5. My Foolish Heart 6. Fingerprints 7. Spain [Disc2] 8. This Is New 9. Alice In Wonderland 10. It Could Happen To You 11. Blue Monk 12. Armando's Rhumba 13. Op.11, No.9 14. How Deep Is The Ocean [Disc3] 15. Homage 16. Piano Sonata: The Moon 17. Someday My Prince Will Come

CD3枚組のライヴで、ツアーのベストテイクを集めたもの。収録時間は3時間20分台で1曲あたりの演奏時間も長め。チック・コリア作は5曲(6-7、12、15-16曲目)で、他はジャズメン・オリジナルやスタンダードなど。13曲目はクラシックが題材。どちらかというと親しみをもって聴かせるような曲が多めですが、演奏が硬派な感じのものも。6曲目などスリリングな演奏もある程度あり。コリアはある意味カチッとしたピアノだけど、このトリオでの演奏はけっこういいと思います。長時間聴かせても飽きないトリオ。3曲にゲストの参加曲もあって、アクセントにもなっていい感じ。曲順もよく練られていると思います。3枚目に新曲を2曲持ってきてます。ピアノ・ソナタの16曲目は現代的ですが起伏があってハードな30分ほどのトリオの演奏。(13年9月4日発売)

ジャズ部門

万人受けするものではありませんが、けっこうインパクト、ありました。

Prism/Dave Holland(B)(Dare2 Records)(輸入盤) - Recorded August 9 and 10, 2012. Kavin Eubanks(G), Craig Taborn(P, Key), Eric Harland(Ds) - 1. The Watcher 2. The Empty Chair 3. Spirals 4. Chair 5. The Color Of Iris 6. A New Day 7. The True Meaning Of Determination 8. Evolution 9. Breathe

(13/10/06)2、6曲目がデイヴ・ホランド作、1、5、8曲目がケヴィン・ユーバンクス作、3、7曲目がCraig Taborn作、4、9曲目がエリック・ハーランド作。ホランドの名前が大きめですが、4人対等のグループか。フロントにホーンがない点や、ピアノ(キーボード)が加わっているので、いつもとかなりサウンドの雰囲気が違います。その担当メンバーもそれぞれ非凡だし。4拍子や8分の6拍子などがある中で、やはり5拍子系その他、変拍子も目立っていて、それがロック的なギターやフェンダー・ローズのアプローチで、よりロックやブルースに近い形で聴くことができるのが新鮮。ジャズとしてはトンガっている方では。3曲目のリズムのひねくり具合や幾何学的迷彩サウンドで彼らがノレているのはスゴいかも。4曲目には4ビートの部分も。

フュージョン部門

The Brecker Brothers Band Reunion/Randy Brecker(Tp, Flh)(Piloo Records)(輸入盤) - Recorded September 2011. [Studio CD] Ada Rovatti(Ts, Ss), Mike Stern(G on 1, 5-6), Dean Brown(G on 1, 4, 7, 9), Will Lee(B except 7, 9), Dave Weckl(Ds on 1-4, 7-9), George Whitty(Key, Per, Prog, Org), Adam Rogers(G on 2-3, 8, 11), David Sanborn(As on 3, 6), Oli Rockberger(Vo, Key on 4, 8), Mitch Stein(G on 5-6, 10), Rolney Holmes(Ds on 5-6, 10), Randroid(Rap on 6, 8, Vo on 11), Jim Campagnola(Bs on 6, 8), Chris Minh Diky(B on 7, 9) - 1. First Tune Of The Set 2. Stellina 3. The Dipshit 4. Merry Go Town 5. The Slag 6. Really In For It 7. Elegy For Mike 8. On The Rise 9. Adina 10. R N Lee 11. Musician's Ol'lady Dues Blues [Live DVD] 1. First Tune Of The Set 2. The Slag 3. Adina 4. Really In For It 5. Straphangin' 6. Stellina 7. Merry Go Town 8. Inside Out 9. Some Skunk Funk

(13/11/16)ライヴDVD付きのスタジオ録音CD。ここではCDについてだけ書きます。4曲目を除き、ランディ・ブレッカーの作曲ないしは共作。ギターやベース、ドラムスなどを、スタジオ録音だけあって複数のミュージシャンを適材適所で使っています。各ミュージシャンのソロもいつも通りあるけれども、ある意味このグループにはアレンジとかテーマなどのメカニカルな2ホーンも期待している部分もあるので、アダ・ロヴァッティのサックスも、マイケル・ブレッカーと比較をしなければけっこういいと思います。ラテン、8ビート、ヴォーカル入り、ラップ入り、バラードなど曲調はいろいろだし、ラストにはギターとヴォーカルとのブルースが入っているのもご愛嬌。現代のフュージョンやファンクはこう来るか、と思わせるサウンド。音もけっこういいし。

次点

2258
Kensocomplete

The Sirens/Chris Potter(Ss, Ts, Bcl)(ECM 2258)(輸入盤)
やっぱり、これ、忘れられないです。

KENSO COMPLETE BOX(King Records) - 「Kenso」(’80年)「Kenso 2」(’82年)「Kenso (3rd)」(’85年)「スパルタ」(’89年)「夢の丘」(’91年)「エソプトロン」(’99年)「天鵞絨症綺譚(びろうどしょうきたん)」(’02年)「うつろいゆくもの」(’06年)「イン・コンサート」(’86年ライヴ)「ケンソー・ライヴ92」(’92年ライヴ)「Zaiya Live」(’96年ライヴ)「隠匿無用」(未発表CD)」「比類なき生態」(未発表DVD)

ジャンルはプログレなのですが、フュージョンの位置付けだった時もありました。国内盤、DVDが入っていたので割引で買いましたけど、全部リマスターで36,750円の定価が付いてました。

2013/12/01

John Patitucci

Johnpatitucci
久々に聴くCDが無くなったので、’98年以前のアルバムコメントの手直しをしつつ、過去盤聴きをやっています。今回は主にGRP時代の6枚のジョン・パティトゥッチのリーダー作を断続的に。これで手直しもあと1,050枚ほどになったのですが、たまにしかやっていないため、いつ終わることやらです。また、’98年以前のアルバムコメントをなるべく活かすようにしているので、まとまりが少々変かもしれませんけど。このパティトゥッチの初リーダー作、6弦ベースでギターのようなメロディを軽々と弾いてしまうので、購入当時は何度も聴いたものでした。当時のインパクトは大きかったですね。ベースもまだYAMAHAではなくKen Smithを抱えてます。これもかなりいいベースです。


John Patitucci(B)(GRP) - Recorded December 1987. John Beasley(Synth on 1-2, 4-5, 7-10, 12), Dave Witham(Synth, Synth B, Pon 1-5, 7-10, 12), Dave Weckl(Ds, Per on 1-2, 9-10), Rick Rico(Vo on 1), Michael Brecker(Ts on 2-3, 6-7, 10), Chick Corea(P on 3-4, 8-9, 11, Synclavier Per on 6), Peter Erskine(Ds on 3, 7, 11), Vinnie Colaiuta(Ds, Per on 4-5, 8, 12) - 1. Growing 2. Wind Sprint 3. Searching, Finding 4. Baja Bajo 5. Change Of Season 6. Our Family 7. Peace And Quiet Time 8. Crestline 9. Zaragona 10. Then & Now 11. Killeen 12. The View

9曲目がチック・コリア作、4曲目がコリアとの共作の他は全曲ジョン・パティトゥッチの作曲。スゴいメンバーでの初リーダー作。パティトゥッチは6弦エレキベースの人。その広域を生かしてオーヴァーダブで、通常のベース音と、ギターのように高音域でメロディを弾いています。おそらくこのようなやり方はあまり前例がないのでは。また9、11曲目でアコースティック・ベースも弾いていて、両刀使い。メカニカルなフュージョン・サウンドが得意かと思ったら、エレクトリックのまま4ビートで演奏して、なお高音のメロディを弾いている3曲目、フュージョン的色合いを残したラテン・サウンドの4曲目など。6曲目のデュオはオーバーダブなしだと思いますマイケル・ブレッカーが2-3、7、10曲目にチック・コリアが3-4、6、8-9、11曲目に参加。

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