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2013/12/09

Arborescence/Aaron Parks

2338
またECMレーベルが2枚届いたので、順番に。12月はクリスマスシーズンで少ないのだけど、他の大手通販その他では、このアルバム、1ヶ月ほど前には発売になっているんですが、HMVではなぜか遅れていました。まあ、値段の関係で、遅くても待つことにしてましたけど。キャッチーなフレーズこそないにしても、なぜか何度も聴きたくなるような情景的なソロ・ピアノです。アーロン・パークスの別な一面を見たような気もしてます。ちょっと地味かなという気もするけれども、ECMだったらこのぐらいがちょうどいい塩梅の演奏なのかな、と思います。韓国人プロデューサーの今後にも期待してます(このアルバムで2枚目。1枚目は「Lua Ya/Yeahwon Shin(Voice)(ECM 2337)」)。あと何枚か彼のプロデュースで(レーベルの今後を占う意味でも)聴いてみたいですね。

(追記12月11日)Sun Chung氏のいい面は、低い温度感や静けさなどがECMらしく、時にやや暖かい面を見せているところです。ただ、今後、別なアルバムで鋭いインプロヴィゼーションのやり取りとか、そちら方面がアイヒャー譲りなのかどうか、そういうのを聴いてみたいです。


Arborescence/Aaron Parks(P)(ECM 2338)(輸入盤) - Recorded November 2011. - 1. Asleep In The Forest 2. Toward Awakening 3. Past Presence 4. Elsewhere 5. In Pursuit 6. Squirrels 7. Branchings 8. River Ways 9. A Curious Bloom 10. Reverie 11. Homestead

(13/12/08)全曲アーロン・パークスの作曲。タイトルを直訳すると「樹木状」となりました。各曲のタイトルも木とか森とか、風景とか、あるいはもっと抽象的なものだったり。そのサウンドも情景描写的に進んで、あるいは自然に広がって行く感じで、まさにECMらしいソロ・ピアノの演奏がそこにあります。今回はプロデューサーがSun Chungという韓国の人で、マンフレート・アイヒャーの文字はありません。一説によればアイヒャーを引き継ぐ人との噂もありますが、まさにその承継にふさわしいようなサウンドです。自然と寄り添って歩くようなサウンドは、小難しいところが少ないかわり、どこか静けさや温度感の低さがあって、アルバム全体が物語を構成しているような雰囲気になります。即興の部分が大きいだろうけど、クラシック的でもあり。

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コメント

こんばんは。
HMVは入手に時間がかかったんですね。

情景描写的で比較的淡々とクラシック的な部分もあり、もちろんECMレーベルらしさもあり、悪くはないと思いますが、私としてはもう一つ希求力が不足しているように感じられました。
アーロン・パークスが持つ色々な面の中の一つなのでしょうね。
韓国人プロデューサーの今後は気になるところです。

トラバありがとうございました。
私もトラバさせていただきます。

>いっきさん

TBどうもありがとうございます。

何人かの方にコメントを書きましたが、このアルバムの感想も書きましたけど、韓国人プロデューサーの今後が気になるような書き方になってしまいました。以前にECMのハードコアなフリーを受け持つSteve Lakeというプロデューサーが一部を担当していたこともありましたけど、そういう方向も良かったですが、今回はググると後継者的役割のようで、そうするとレーベルカラーを維持する方向で動くのかな、と思います。まだ彼は全部を出し切ってないと思いますが、足りない、ということがないことを期待しています。

このアーロン・パークス盤は情景的なところが気に入って音量を絞り気味にして何度かかけました。

910さま、、寒いですね。
お母様の具合はいかがでしょうか。。

私は、このアルバム大変気に入りました。
10月の終わりに聴いたときには、

「私の心には冬へのプレリュードのように響いてます。」

という感じで、静謐さの中のひんやり感が身にしみたのですが、、
雪の降る季節となった今は、静謐でやんわりとした温度を感じるかな、と、おもいます。

今後、どんな風に展開していくのでしょうね。
ECMファンの末席で楽しみにしておりますね。

>Suzuckさん

TBどうもありがとうございます。

母の方は何とか、なんですが病院の方が入院3ヶ月超えていて、次の病院の紹介状がなかなか出ずに、ちょっと困っています。

先ほどもこのアルバム聴きましたけど、ヴォリュームを普段より大きめにしたら、音の大きい部分の力強さが改めて見えてきました。叙情的とひとくくりにしてしまっても、この音の連なりの構築力は見事です。他レーベルではなくてECMから出て良かったと思います。

工藤さん,こんにちは。TBありがとうございました。

Aaron Parksってこういう演奏もするんだなぁというのが一つの驚きでありましたが,工藤さんもおっしゃる通り,プロデューサーとしてのSun Chungの今後は気になるところです。しかし,本作を聞く限りにおいては,その血筋のよさもあって,多分大丈夫なんだろうなぁなんて思っています。

ということで,こちらからもTBさせて頂きます。

>中年音楽狂さん

TBどうもありがとうございます。

叙情的というとマーク・コープランドを思い出しますが、それとも違うアプローチが見事だと思います。綾織り的でありながら、静けさを基調として、時に多少力強いところも見せたりして。CDとか曲名とか、タイトルに音楽があっていますよね。

新プロデューサーに関してはそのうち明らかになってくるかと思うので、気長に楽しみにしようかと思っています。

この盤は、演奏は即興なんでしょうけど、クラシックな雰囲気を色濃く感じました。
そして、Aaron Parksも違う一面が見れたというのもありますが、ECM色に染まるのねと。。

新プロデューサーのSun Chungの今後も、たしかに気になりますね。
TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

>oza。さん

TBどうもありがとうございます。

プロデューサーがアイヒャーではなくても、ちゃんとECM色(温度感はいつもよりはちょっと高めかな)になっているのはスゴいことだと思います。確かに、クラシック系のサウンドではありますね。それが淡々とドラマを語っているような気がして、なかなかいいアルバムを聴けたなあ、と思います。

今頃、ちゃんと聴きました。
おっと気になったのは、韓国の指揮者・ピアニストのご子息。
まだプロデュース駆け出しの頃ですか。
それから2年、現状は如何ですか?

>kenさん

TBどうもありがとうございます。

韓国人プロデューサーはこれで2枚目で、3枚目を出した後見かけないですね。まだ修業時代が続いているのかどうか。まあ、スティーヴ・レイクも時々思い出したようにプロデューサーをやっているので分らないですけど。

でも、このアルバムはけっこういいなあ、と思いましたです。

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