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2013/11/29

Vaguement Godard/ステファン・オリヴァ ピアノ・ソロ

Stephanvague
澤野工房の全部買いをやめて3年以上が経過しましたけど、Atelier Sawano以外は、マニアックなものが多いので、本店の直販以外のものはなるべく買うようにしています。このIllusionsのものも、ステファン・オリヴァのピアノ・ソロ作品は澤野で出るのは3作目かな? 通常の澤野盤と違って、聴く人を選ぶとは思いますけど、こういう硬質なピアノ、ある意味ECMと似たような面もあって、そっち方面が好きな人にはいいんじゃないかな、と思います。発売直後なのに澤野の直販はもう品切れだったのですが、大手通販では在庫がありだったので、助かりました。惜しいのは私にこのあたりの映画の知識がほとんどないことかな。あるともっと面白く聴けたかも。


Vaguement Godard/ステファン・オリヴァ(P) ピアノ・ソロ(ILL313006)(澤野工房)
Vaguement Godard/Stephan Oliva(P) Piano Solo(Illusions Ill313006) - Recorded February 22, 2013. - 1. Vivre Sa Vie 2. Partir En Vitesse - La Mort Bleue 3. Sortir D'un Mauvais Reve - Ferdinand 4. A Bout De Souffle 5. Portrait D'anna Karina - Chanson D'angena - Bande A Part - Angela, Strasbourg Saint-Denis 6. Blues Chez Le Bougnat 7. Valse Triste 8. The Sea - XII 9. Ouverture/Camille 10. Elle Hesite! 11. La Torture C'est Monotone Et Triste - Agnus Dei 12. Sauve Qui Peut (La Vie) 13. Est-Ce Que Vous M'aimez?

ゴダールの映画曲集。2曲目前半、3曲目前半、10曲目、11曲目前半がステファン・オリヴァ作曲。ミッシェル・ルグラン作(1、5-6曲目)、マーシャル・ソラ―ル作(4曲目)、ケティル・ビヨルンスタ作(8曲目)など、有名どころを含めいろいろな作曲家の作品が入っていますが、おおむね思索的で内省的、静かなピアノが多いです。時にある程度の盛り上がりをすることがありますが、あまり素直ではない雰囲気。まさに現代のフランスのジャズ・ピアニストという感じで、狭義のジャズ的なノリはなくて、淡々と進んで聴かせるようなサウンド。ライナーによれば、ヌーヴェルヴァーグ期の作品が多いとのことで、今回の録音にもその雰囲気が醸し出されているような気はします。硬質で静かな場面の多いピアノは聴く人を選ぶ気はします。(13年11月22日発売)

2013/11/26

長男自作のサラウンド・バック・スピーカー取り付け完了

131125speaker
先日、長男がサラウンド用スピーカーを作っていることは書きました。完成後しばらくして数日間は、スピーカーの能率が高いため(91db)、メインスピーカーの代わりとして使っていました。重低音が不足する他は、安いスピーカーと材料費の割にはいい音でした。

一昨日夜から長男はサラウンド・バック・スピーカーを天井に取り付けるための金具を買ってきたり(本棚があって壁に取り付けられないため)して、取り付けるための準備をしていて、昨夜、学校帰りに足りない材料を買ってきて、いよいよ取り付け完了。配線も天井を這わせてあるため、手作り感満載ですが。左右のスピーカーで多少金具の位置がズレているのは、天井上のしっかりした骨組みに取り付けるためだそうで、すぐ横の蛍光灯(天井埋め込み型)を外して、天井裏を覗きこんだりしていました。

実は、家を建てた時には、サラウンド・スピーカー(前方のメインのフロント・スピーカー横にプレゼンス・スピーカー、と後方の部屋の両隅にリア・スピーカー)4本のためにスピーカーケーブルを壁の中に這わせてあったのですが(当時スピーカーは設置済み)。今回はそういうことができないので、天井の表面をコードが這っています。

YAMAHAのAVアンプは前に2つ余計にスピーカーをつなげるため、変則的な7.1chというのか、9.1chと言うのか分かりませんが、いちおうこれでサブ・ウーファー以外はスピーカーの結線部分は埋まりました。いちおうメインのスピーカーは30センチのウーファーのため、サブ・ウーファーはあまり必要がないのかなと。

長男はDVDを観るので音源が5.1chなどでサラウンド・バック・スピーカーの恩恵はあるようですが、このサラウンド・バック・スピーカー、CDなど2chの音を普通にサラウンドをかけて聴いている時には、リア・スピーカーからだけ音か出て、そこから音が出ないので、CDメインの私にはあまり関係ないようです。だんだん長男に浸食されていくオーディオ部屋ですが、やりたいようにやらせておこうと思っています。

2013/11/25

Il Pergolese

2340
ECM新譜聴き2日目で一段落。入荷が遅れているECMもあるけど、安いとこ狙いなので、待つしかないでしょう。今日はECMとNew Seriesとのボーダーレスのようなアルバム。18世紀イタリアの作曲家の曲の演奏や、そこからインスパイアされた曲やフリー・インプロヴィゼーションなどが混ざり合っているアルバムです。まさにECMでしかできない音楽だし、ヴォーカルも何枚もアルバムを出している人。いわゆる狭義のジャズではないだけに、聴く人を選ぶアルバムとはなりそうですけれども。出だしの方ではクラシック色が強い感じがしましたけど、後半のインプロヴィゼーションでまた聴いた感じが変わってきます。


Il Pergolese(ECM 2340)(輸入盤) - Recorded December 2012. Maria Pia De Vito(Voice), Francois Couturier(P), Anja Lechner(Cello), Michele Rabbia(Per, Electronics) - 1. Ogne Pena Cchiu Spietata 2. Amen - Fac Ut Portem 3. Sinfonia For Violoncello 4. Chi Disse Ca La Femmena 5. Tre Giorni Son Chi Nina 6. Fremente 7. In Compagnia D'amore I 8. In Compagnia D'amore II 9. Dolente

(13/11/24)イタリアのヴォーカリストMaria Pia De Vitoが参加するヴォーカルアルバム。18世紀イタリアの作曲家ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージの曲が前半にあり、1、2曲目後半、3-5曲目がそれにあたります。後半などは、メンバーによる作曲というか、特に6-8曲目は連名になるので参加者のフリー・インプロヴィゼーションになります。ヴォイスも実験的な歌い方もあり。ただ、フリーの演奏もあっても、どの曲もペルゴレージにインスパイアされた曲と表記してあり、New Seriesとのボーダーレスな作品。常にヴォーカリストが歌っているわけではなく、インストルメンタルの部分も多いのでヴォーカル名義でないのかも。パーカッションやエレクトロニクスが時おり入り、インプロ的な広義のジャズの緊張感をもたらしています。

2013/11/23

No End/Keith Jarrett

2361
ECMレーベルの新譜が届いたのでその1日目。キース・ジャレットの今日の新譜は’86年録音のひとり多重録音の作品です。もっとずっと前に「レストローション・ルーイン」(Vortex)でも多重録音はありましたが、今回のはちょっと、う~ん、と考えさせられてしまいました。エレキ・ギターやエレキ・ベースがメインですし。いつものピアニストのキースを期待する人は、ここまで追っかけなくてもいいんじゃないかな。逆に、キースのあらゆる面を追っかけたいって人もいらっしゃるだろうから、そういう方にはいいかなと思います。新譜で大々的に宣伝しちゃって大丈夫なのかなあ、という気もしますけど。まあ、こういうアルバムもあるっていうことで。


No End/Keith Jarrett(G, B, Ds, Tablas, Per, Voice, Recorder, P)(ECM 2361/62)(輸入盤) - Recorded 1986. - 1. 1, 2. 2, 3. 3, 4. 4, 5. 5, 6. 6, 7. 7, 8. 8, 9. 9 10. 10, 11. 11, 12. 12, 13. 13, 14. 14, 15. 15, 16. 16, 17. 17, 18. 18, 19. 19, 20. 20

(13/11/23)キース・ジャレットの曲をひとり多重録音したもの。’85年の「スピリッツ」もひとり多重録音だけれど、それよりはエレクトリック寄りで楽器もギターやベースなどが目立っているので、あまりスピリチュアルな感じはしない。曲自体はまあ、そこに適度にパーカッションが絡んだりして、そのパーカッションのノリは良い感じ。エキゾチックな感じはあっても普通の曲。1コード進行が多いのでトランス状態的になることも。彼流のジャズロックだけど、彼の幾多あるスゴい作品と比べると、ちょっと、という気も。弦楽器に関しては彼はプロではないですし。2枚組の必要があったのかどうか。ただ、非常に個性的なアルバムではあるので、聴く人を選ぶかもしれないけれども、キースのファンは聴いておいた方がいいかも。問題作だと思う。

2013/11/21

夢やぶれて Favorite Musical Jazz/クリヤ・マコト・トリオ

Kuriyafavorite
国内盤が2枚続きます。本当は国内盤は発売直後に聴いてブログにアップするのがいちばんいいんだけれど、このところちょっと遅れ気味。このところ入荷が少ないので、ゆっくりのペースで手元は残り1枚にまで減ってきました。クリヤ・マコトは昔から追いかけているピアニストで、マニアックなことから売れそうな感じのことまで何でもできる人。作曲やアレンジなどでジャズ以外の方面にも顔を出していて、それが逆になかなかアルバムを出さないことにもつながってくるんではないかと思うのですが、今回も売れセンのように見えて、曲によってはマニアックな仕込みというかアレンジがあるので、聴いていて楽しいです。


夢やぶれて Favorite Musical Jazz/クリヤ・マコト(P、Key)・トリオ(Savoy)
夢やぶれて Favorite Musical Jazz/Makoto Kuriya(P, Key) Trio(Savoy) - Recorded July 28 and August 8, 2013. 早川哲也(B)、大坂昌彦(Ds) - 1.夢やぶれて 2.オン・マイ・オウン 3.私だけに 4.メモリー 5.アイヴ・シーン・イット・オール 6.ロキシー 7.民衆の歌 8.サークル・オブ・ライフ 9.ダンシング・クイーン 10.ドリーム・ガールズ 11.ザ・ポイント・オブ・ノー・リターン 12.美女と野獣

ミュージカル集。’70年代以降最近までの比較的新しいミュージカルが多く、「レ・ミゼラブル」「エリザベート」「キャッツ」「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「シカゴ」「ライオン・キング」「マンマ・ミーア!」「ドリーム・ガールズ」「オペラ座の怪人」「美女と野獣」からのラインナップ。ジャズファンだけではなくミュージカルのファン向けにも良い感じで、原曲の美しいメロディを活かした華麗かつ落ち着いた雰囲気が目立っている感じです。ただ、それだけではなくて、アップテンポのジャズで豪快に突っ切っていく4曲目や、盛り上がってドラムソロがある場面の5曲目、ストライドでのソロの6曲目、16ビートファンクの7曲目、アップテンポとゆっくりが混在する9曲目、ピアノとローズでの1人演奏の10曲目、少し暗めなジャズの演奏の11曲目、とカラフル。(13年10月23日発売)

2013/11/19

ノーバディー・ゴーズ・アウェイ/外山安樹子トリオ

Toyamanobody
このアルバム、11月1日の発売だったのだけど大手通販では1週間以上遅れての入荷で、届くのが遅れました。そして、今メインのスピーカーを長男の自作スピーカーに切り替えているので(本来はサラウンドスピーカーなんですけど、石膏ボードの天井からつりさげる方法を検討中)、耳慣らしでこのアルバムをブログにアップするのに時間がかかってしまいました。相変わらず美メロと、繊細さと、ダイナミックさが共存しています。ある程度のヴォリュームで聴いていると、曲の流れもいいし、トリオもまとまっているし、1曲の中で自在に盛り上がったりして、なかなか聴きごたえがあります。


ノーバディー・ゴーズ・アウェイ/外山安樹子(P)トリオ(YPM Label)
Nobody Goes Away/Akiko Toyama(P) Trio(YPM Lavel) - Recorded July 10 and 11, 2013. 関口宗之(B)、秋葉正樹(Ds) - 1. Introduction 2. Water Iris 3. Stella By Starlight 4. Flame In Flame 5. One Year Of Poplars 6. Old Fleshman's Daughter 7. Night And Day 8. Bateaux-Mouches 9. Antwhere But Here 10. Don't Be Blue 11. 誰もいなくならない 12. Unknown Places

3、6-7曲目がスタンダードやジャズメン・オリジナルで、他は全曲外山安樹子作曲。他人の曲との境目がない雰囲気。11曲目のタイトル曲はじめ、全体的に美メロなので聴き入ってしまうのですが、繊細なだけではなくて、力強い盛り上がりのフレーズもあって、そのバランスがけっこういい感じ。パワフルなんだけど、フレーズのひとつひとつがクリアかつメロディアスで、やはり女性的なピアノ。4曲目はサウンドはドーンとモーダルに行きそうな感じでも、自由にやっていてさらにメロディを感じます。5曲目のように語りかけてきて、かつ芯のある曲もこの季節らしくてなかなか。しっとりとした曲もあったりして、曲の流れも自然でいいし、トリオのまとまりや、やり取りがけっこう絶妙なので、そのまま盛り上がっていく場面もさりげなくていい。(13年11月1日発売)

2013/11/16

The Brecker Brothers Band Reunion/Randy Brecker

Randythebrecker
「ザ・ブレッカー・ブラザース・バンド・リユニオン」というタイトルで、一時は発売延期になってしまいましたが、出ました。また出てから1ヶ月以上聴いてなくての後悔です(笑)。DVDはまだ観てませんけど、そちらは有名曲の再演もあって、けっこう良かったという人もあって、これから聴く予定です。今年のアルバムの中でけっこういいセン行くんじゃないかな、と思います。ちなみに、今日は、昨日出来あがった長男の自作スピーカーで聴いてます(それ以前にメインのスピーカーで一度聴いてましたけど)。フュージョン的にはなかなかいい音。

(11月17日追記)DVDを観てみましたが、けっこういいです。メンバーがほぼ固定だし、曲も1曲あたり長いし再演曲もあるしで。なかなかお買い得と言えます。


The Brecker Brothers Band Reunion/Randy Brecker(Tp, Flh)(Piloo Records)(輸入盤) - Recorded September 2011. [Studio CD] Ada Rovatti(Ts, Ss), Mike Stern(G on 1, 5-6), Dean Brown(G on 1, 4, 7, 9), Will Lee(B except 7, 9), Dave Weckl(Ds on 1-4, 7-9), George Whitty(Key, Per, Prog, Org), Adam Rogers(G on 2-3, 8, 11), David Sanborn(As on 3, 6), Oli Rockberger(Vo, Key on 4, 8), Mitch Stein(G on 5-6, 10), Rolney Holmes(Ds on 5-6, 10), Randroid(Rap on 6, 8, Vo on 11), Jim Campagnola(Bs on 6, 8), Chris Minh Diky(B on 7, 9) - 1. First Tune Of The Set 2. Stellina 3. The Dipshit 4. Merry Go Town 5. The Slag 6. Really In For It 7. Elegy For Mike 8. On The Rise 9. Adina 10. R N Lee 11. Musician's Ol'lady Dues Blues [Live DVD] 1. First Tune Of The Set 2. The Slag 3. Adina 4. Really In For It 5. Straphangin' 6. Stellina 7. Merry Go Town 8. Inside Out 9. Some Skunk Funk

(13/11/16)ライヴDVD付きのスタジオ録音CD。ここではCDについてだけ書きます。4曲目を除き、ランディ・ブレッカーの作曲ないしは共作。ギターやベース、ドラムスなどを、スタジオ録音だけあって複数のミュージシャンを適材適所で使っています。各ミュージシャンのソロもいつも通りあるけれども、ある意味このグループにはアレンジとかテーマなどのメカニカルな2ホーンも期待している部分もあるので、アダ・ロヴァッティのサックスも、マイケル・ブレッカーと比較をしなければけっこういいと思います。ラテン、8ビート、ヴォーカル入り、ラップ入り、バラードなど曲調はいろいろだし、ラストにはギターとヴォーカルとのブルースが入っているのもご愛嬌。現代のフュージョンやファンクはこう来るか、と思わせるサウンド。音もけっこういいし。

2013/11/15

長男が自作中のサラウンドスピーカー

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長男が、オーディオのサラウンドをもう2チャンネル付け足したい(AVアンプのサラウンドチャンネルが2ch分あいている)ようで、学校で板を裁断してきて、小さいスピーカーを自作中です。今夜帰ってきて、とりあえず1個の音を出せるようになったところです。私も学生時代にスピーカーを自作したことがありますが、その時は、周波数とか、盛り上がりのところとかの音響を無視して、板の大きさに合わせて無理やり作ったものでしたけど、今では、スピーカーの大きさやバスレフの穴の大きさ、キャビネットのサイズなどを入力すると、周波数特性を分析してくれるありがたいサイトがあるようです。

空手同好会と理系のハードな授業や宿題をこなしながら、ここ2日連続朝5時に寝ているようだけど、体力が持つかどうか。ゆっくりやれって言ったんですけれども。ただ、付け足した音も聴いてみたいなあ、とは思いますけど。今はメインのチャンネルからコードをつなげて聴いてますが、低音はやはり不足するものの、サラウンド用だったらけっこう使えると思います。スピーカーがフォステクスというのも、自分が若い時ももそのメーカーのスピーカーを使って作ったよなあ、と思い出します。

(追記)スピーカーはよく見たらコイズミ無線オリジナルのFE127koという12センチフルレンジでした。フォステクスではありませんでした。すいません。

実は私、日頃サラウンドスピーカーを使っていて気がつかなかったのですが、今まで4つあるサラウンドスピーカーのうち、1個が高音があまり出ていないことに気がついたのも長男だったんですよね。それを今後どうするかは、彼次第になりますが。自分は聴けるだけ聴ければいい性格なもので。

2013/11/12

風立ちぬ/フレディ・ハバード

Freddieridelike
千円国内再発盤3日目で一段落。昔はフレディ・ハバードのアルバムの追っかけをしていたのだけど、最近はあまりしていませんでした。今回は、千円盤を3枚注文しないと送料がかかることもあって、これもおまけ的に計3枚注文したのですが。結果としてエイブラハム・ラボリエルのベースが個人的には好きなので、その参加があったのが魅力ではありました。ただ、半分は当時売れセンの曲を、ビッグバンドないしストリングスをバックに、ハバードが気持ちよく吹いている、という内容ではあります。でも当時は油ののりきっていた時期でもあって、ハバードのソロを聴いているだけでも、曲も聴きやすいし、いいんじゃないかな、と思います。クレジットを書くのは疲れました(笑)。

CDの購入はそれほどランダムではなくて、いちおうホームページのミュージシャン特集、レーベル特集などに掲載されるように、という買い方がメインです。でもそれだけではつまらないので、今日のアルバムのような買い方もしています。


風立ちぬ/フレディ・ハバード(Tp、Flh)(Elektra/Musician)
Ride Like The Wind/Freddie Hubbard(Tp, Flh)(Elektra/Musician) - Recorded June 13 and 14, 1981. Allyn Ferguson(Arr, Cond), Abe Laboriel(B), Fred Seykora(Cello), Mary Lane (Cello), Raphael Kramer(Cello), Ron Cooper(Cello), Bill Maxwell(Ds), Vince Derosa(French Horn), Dan Ferguson(G), Dorothy Remsen(Harp), Bill Mays(Key), Joe Porcaro(Per), Bill Perkins(Sax, Fl), Bob Tricarico(Sax, Fl), Bud Shank(Sax, Fl), Bill Watrous(Tb), Chuck Findley(Tp), Gary Grant(Tp), Tom Johnson(Tuba), Anatol Kaminsky(Vln), David Montagu(Vln), Frank Foster (Vln), Marvin Limonick(Vln), Nathan Ross(Vln), Reggie Hill(Vln), Bob Sushel(Vln), Ron Folsom(Vln), Sheldon Sanov(Vln), Stan Plummer(Vln), Stuart Canin(Vln) - 1. Hubbard's Cupboard 2. This Is It 3. Condition Alpha 4. Ride Like The Wind 5. Birdland 6. Brigitte 7. Two Moods For Freddie

フレディ・ハバード作は6曲目のみで、Allyn Ferguson作が1、3、7曲目、ケニー・ロギンズの曲が3曲目、クリストファー・クロスの曲は4曲目、ウェザー・リポートの有名曲が5曲目。ストリングスやビッグ・バンドの演奏をバックに、カッコ良いハバードのソロが展開していくというパターンのアルバムではありますが、売れセンがどうのこうのというより、聴いていて気持ち良いということは言えます。タイトル曲の4曲目はクリストファー・クロスのかなり売れた曲ですし。その中でも、エイブラハム・ラボリエルのエレキ・ベースはいい仕事をしているんじゃないかと。まあ、イージーリスニング路線かというと遠からずかもしれませんが、これも当時の時代の風潮を考えるとアリだと思います。演奏自体は悪くなく、何度でも聴きたいとは思わせます。(13年9月25日発売)

2013/11/11

クレスト・オブ・ア・ウェイヴ/ビル・エヴァンス

Billliving
千円国内再発盤の購入3枚中2枚目。ここではビル・エヴァンス(サックスの方です)の初リーダー作。ちょうど’83年という年は、CDが出て2年目で、新譜はLPで出ていた方が圧倒的に多かった時代。聴いていて、なんでこれが日本初CD化なんだろう、という素晴らしいアルバム(未CD化作品も含めて)もゴロゴロしている時期でもあります。まあ、日本制作でないものは輸入盤では手に入ることは多いんだけど、そこまで手がまわらなかったというか。今回はメンバー買いですけど、特に当時のマーク・イーガンのベースを聴いてみたかった、ということもあります。ビル・エヴァンスはマイルスバンド脱退後なので、その影響と、自分のやりたい方向が凝縮されている感じがします。


クレスト・オブ・ア・ウェイヴ/ビル・エヴァンス(Ts、Ss、Fl、Synth)(Elekrta/Musician)
Living In The Crest Of A Wave/Bill Evans(Ts, Ss, Fl, Synth)(Elektra/Musician) - Recorded Novemver 1983. Mitch Foreman(P, Synth), Mark Egan(B), Adam Nussbaum(Ds 1-2, 4-6), Manolo Badrena(Per, Angolian Wave Tones on 1-2, 4-6), Danny Gotlieb(Ds, Per on 3) - 1. Reaf Carnival 2. When It's A Good Thing (You Know It) 3. Dawn (IN Wisconsin North Woods) 4. The Young And Old 5. Past Thoughts 6. Living In The Crest Of A Wave

初リーダー作。3曲目以外がビル・エヴァンスの作曲で、3曲目はマーク・イーガンとダニー・ゴットリーブとの共作。聴きやすさもあるけど硬派な面も。メンバーも強力。文字通りカーニヴァル的にサンバのリズムでノリノリになりつつ、テーマ部分ではちょっと陰影のあるサウンドになる1曲目、フレットレス・ベースが効果的に絡む部分もあり、ソフトかと思うとドシッとした8ビートもあったり、ドラマチックに進んでいく2曲目、何となく当時のウェザー・リポートを連想するような8ビートの3曲目、しっとりとしたワルツから4拍子のバンド演奏になり、美しいメロディを奏でつつ中盤盛り上がる4曲目、硬派なバックに旋律が浮かび、盛り上がったりソロピアノがあったりドラマチックな5曲目、ドラムスが暴れまわる冒険的な展開のタイトル曲の6曲目。(13年9月25日発売)

2013/11/09

更新間隔があいてしまいました

3日に更新してから、そう極端に忙しかったわけでもないけれど、更新間隔があいてしまいました。まあ、原因はいろいろです。仕事のこととか、母親の入院のこととか、いろいろ抱えながら生活しているので、やむを得ない面もあるのかもしれません。幸い、手元にあるCDはそんなに増えてなくて、5枚。ただ、9月に届いているものもあるので早めにアップしたいところなんですけれども。

実は、ブログのアップするCDコメントの形式、’97年にホームページをはじめて、’99年に現在のコメントの長さに変更してから、なるべくコメント形式を変更しないようにしていたんです。つまり10年以上、ほぼ同じ形式でやっているってことになります。昔からお立ち寄りいただいている方は分かると思うんですが、35歳頃にはじめて、今50歳を過ぎています。自分の年齢を経たことから考えると、やはりあちこちに無理がきているような気もしています。感性も変わってきていますしね。とは言うものの、私よりだいぶ上の世代の人が、まだまだ元気な更新をされていることもあったりするんで、一概には言えないですけど。

意外にミュージシャン(アマチュア、プロ含め)の方からも訪問されていることもあって、ライナーとか評論のような立派な形式ではなくても、あるミュージシャンの方からは、このアルバムが4ビートかそうでないかなど、具体的な内容を知りたいので、それが書いてあるからどんなアルバムか分かるので、入手すべきかどうかの参考にはなる、とのご意見もいただいています。立派な文章を読みたければ、そっちの方へ行けばいい。ネットの気楽さでもありますね。

で、ジャズを聴くことは何歳でも楽しむことができるんだと思うんです。私にとっては年齢的に、そろそろ期限かな、と思う、演奏する方の誘い(ジャンルはジャズではないですが)がつい先日ありました(と言うよりも、数年前からやろうやろう、と意気投合はしていたのだけど、なかなか集まるチャンスがなかった)。そっち方面に力を入れようかと思ってます。ただ、若い頃と同じように練習、吸収ができるかって問題はありますが。昔のウデを取り戻す作業だけで大変です(笑)。

ブログは、同じように、もう以前に何回も書いているんで耳タコでしょうけれど、更新間隔は、連続更新をしたり、あいたり、の連続になってしまうかもしれません。ご了承ください。

2013/11/03

マジカル・シェパード/ミロスラフ・ヴィトウス

Miroslavmagical
9月25日発売の千円再発国内盤を3枚買いました。それのどれもが日本初CD化。最初にアルバム(LP)が出た時点のタイミングもあったのかもしれませんが、今日のアルバムも今まで国内盤ではCD化されなかったのも、ある程度意味があるのかなあ、とも思う、ミロスラフ・ヴィトウスにしてはけっこう特異なアルバムではありました。確かに当時の’76年頃はクロス・オーヴァー、ファンク路線が求められていたこともあるでしょうが、ジャズファンとか、彼のファンの嗜好性というところから見ると、遠い位置にありますもんね。ライナーによれば、エレクトリックがいやでウェザー・リポートをやめた、というようなことが書いてありますし。やはり彼はアコースティックの人だと思います。個人的にはこのちょっと前にクロスオーヴァーなどに興味を持ちはじめた年頃なので、当時出会っていれば、とも思いましたけれども。


マジカル・シェパード/ミロスラフ・ヴィトウス(B、G、Synth)(Warner Bros)
Magical Shepherd/Miroslav Vitous(B, G, Synth)(Warner Bros) - Recorded 1976. Herbie Hancock(P, Clavinet, Synth on 1-4, 6), James Gadson(Ds on 1-2, 6), Jack DeJohnette(Ds on 3-4), Airto Moreira(Per on 1-5), Cheryl Grainger(Vo on 1-2, 4-6), Onike(Vo on 1-2, 4-6) - 1. Basic Laws 2. New York City 3. Synthesizers Dance 4. Magical Shepherd 5. From Far Away 6. Aim Your Eye

全曲ミロスラフ・ヴィトウス作曲ないしは共作。彼がエレクトリック・ベースだけを弾いている、当時のクロスオーヴァー&ファンク作品として、特異な存在になっているアルバム。ヴォイスなのかヴォーカルなのか、たいていの曲に入っていて、どの曲も基本的にはリズミカルな1コード進行のファンクとなっています。ドラムスとパーカッションも効いていて、そのリズムの進行で、頭の中がある意味トランス状態になりそうな雰囲気もあります。タイトル曲の4曲目はある程度コードも多く、メロディアスだし、スラップらしきことも少しやってます。でもやはりファンク。たぶんこの当時のミュージックシーンはこういうものを求めたということなのでしょうが、しかし彼は超人的なアコースティック・ベースのテクニックの持ち主。とにかく異色作ではあります。(13年9月25日発売)

2013/11/02

Grand River Crossings/Geri Allen

Gerigrand
ジェリ・アレンは’80年代から追いかけている(と言いつつ、輸入盤しか出ていないのを見逃していて中断していた時期はありましたが)ピアニスト。今回は15曲中11曲がソロ・ピアノですけど、彼女の2枚目のアルバム「Home Grown」(Minor Music)(’85年録音)もソロ・ピアノだったことを考えると、不思議ではないかもしれません。今回は既成曲でロック、ソウルなどの曲が多く、私はソウル方面には疎いですけれども、こっち方面が好きな方にはいいアルバムかも。彼女流の料理はしてあって、オリジナルと今回の演奏との違いを見つけるのも楽しいか、それとも、ってなことになっているかもしれませんけれども。サブタイトルに「Motown & Motor City Inspirations」とあります。


Grand River Crossings/Geri Allen(P)(Motema)(輸入盤) - Recorded August 23 and 24, 2012. Marcus Belgrave(Tp on 5, 7, 15), David McMurray(As on 10) - 1. Wanna Be Startin' Somethin' 2. Tears Of A Clown 3. That Girl 4. Grand River Crossings 1 5. The Smart Set 6. Let It Be 7. Space Odyssey 8. In Appreciation 9. Babay I Need Your Lovin' 10. Itching In My Heart 11. Stoned Love 12. Grand River Crossings 2 13. Inner City Blues 14. Save The Children 15. Nancy Joe

(13/11/02)ジェリ・アレンの曲は3曲(4、8、12曲目)の小品のみで、Marcus Belgrave作が7曲目、他はスティーヴィー・ワンダー、ポール・マッカートニー、マーヴィン・ゲイその他、ロックやソウルなどのナンバーが目立っています。基本的にはソロ・ピアノ。全15曲を54分台で演奏して1曲あたりの演奏時間は短く、6曲目のLet It Beはじめ、他にも名の知れた曲も多そうなのでメロディも親しみやすいものが多く、分かりやすい曲も。ただ、ピアノの演奏自体は分かりやすい曲もあるも、時にある程度の硬派な演奏を保ち、中でも6曲目は独特のリハーモナイズ。時々やや入り組んだ世界に連れていかれます。5曲目は5拍子のやや幻想的な曲。各方面から曲は集まってますけど、最初から最後まで一貫性のある演奏で、安定しています。

2013/11/01

Dusk Is A Quiet Place/Mark Turner/Baptiste Trotignon

Baptistedusk
やっと9月中旬に入手したアルバムを聴けます。今週は親戚のお葬式もあったり、書類提出の期限もあったりとちょっとハードでした。マーク・ターナーは個人的には好きなサックスなんですが、このところだんだん温度感が低くなってきて、ちょっと聴くのがしんどいな、と思う時もあります。ECMで吹いている時なんかはマッチしているな、なんてことを逆に思ったり。このアルバムでも温度感は低いですけど、ピアノとのデュオで、2人の相性も良く、いい感じに仕上がっていると思います。逆にECM的な抑えこみがない分、起伏が大きくなって面白いんじゃないかな、と思います。でも、聴く人を選ぶ可能性もあるかもですが。


Dusk Is A Quiet Place/Mark Turner(Ts)/Baptiste Trotignon(P)(Naive)(輸入盤) - Recorded April 2011. - 1. Bolero 2. Left Hand Of Darkness 3. Only One 4. Von Gott Will Ich Nicht Lassen - Winter Slitude - Herliebster Jesu Was Hast Du Verbrochen 5. Wasteland 6. Sonnet For Stevie 7. O Do Borogodo

(13/10/31)バッハの曲にマーク・ターナーの曲をはさみこんだ4曲目と、ターナー作が3曲(2、5-6曲目)、バプティステ・トロティニョン作が3曲(1、3、7曲目)。ターナーの個性もありかなり温度感は低いですが、時に力強いピアノもあるので、静かなだけではないです。ほぼスウィングしない系。クラシック的な落ち着いた雰囲気と、硬めなフレーズの崩しでバランスよく聴かせる1曲目、静かにゆったりと進んでいくバラードの2曲目、情感的なアルペジオの上を漂うサックスの3曲目、バッハの曲にサンドイッチされるオリジナルが盛り上がる4曲目、ゆったり、時にメロディアスに対峙しつつも内向性を感じる5曲目、ゆっくりだけどストライドの味も少しあるピアノと、サックスのメロディが印象的な6曲目、速いパッセージで2人でせまる7曲目。

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