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2013/08/31

スピーカー オンキョー Scepter 1001

130831onkyo
このスピーカーは’93年発売で、当時の定価は1本150,000円(スピーカー台別、2台ひと組55,000円)でした。家を建て替えたあとすぐに購入しているので、’94-95年頃の購入かな。今やこういう大きめのブックシェルフタイプは海外製以外なかなか見ないし、値段もだいぶ高いです。1本の重量も50Kg近くあって、この値段でこの物量は大したものです。もちろん定価よりは何割か安く購入してますし。音的にもジャズやフュージョン、クラシックなどにも向いていて不満はないし、前のスピーカーではウーファーのウレタンが10年ちょっとでダメになってしまったのですが、もう20年近く使用しているのに、まだ大丈夫なのは素晴らしい。そういう意味ではコスト・パフォーマンスはかなりのものかも。

ホームページをはじめてから何千枚ものCDを聴いたのもこのスピーカー。ネットで検索すると、スピーカー、けっこう評判が良いようですが、中古の流通価格はかなり安くなっています。重いから運搬が大変なのかな。今現在は買い替える余裕もないし、不満を特には感じないので、このまま使い続けています。昔は音質の悪いCDも脳内補正で聴いていたりしたので、音を追いこむということもあまりしていません。というより、オーディオファンではないので、あまり気にならないというか。

ただ、ピュア・オーディオ・ファンには怒られそうですけど、AVアンプ(ヤマハDSP-AX2700)につないで、サラウンドをかけて聴いています。部屋の音響特性は考えられて作られていないし、天井などは吸音性が高く、デッドな空間になっているので。ただ、床はコンクリートの上に板敷きでけっこう頑丈なのもよかったかも。

(追記)やはりウーファーのエッジは20年ちょっとでダメになりましたね。そのスピーカーの交換記もブログに何回かに分けて書いてありますので(’15年ごろだったかな?)、そちらもご参照ください。

2013/08/30

部屋の二重窓

130828mado
長男が生まれる頃に親子2世帯同居の家を建て替えた時、一番やりたかったのがオーディオルームでした。ただし、オーディオルームだけの用途しか使わないスペースはもったいないし、そんなお金もない。そういうわけで、壁が厚めで二重窓の、リビングでも仕事部屋でも使える(資格試験に合格して独立したのは家が建った3年後だったので)部屋を作っておきました。

オーディオルームにしては窓の開口部が大きく、しかも窓の二重サッシはちょっと変わっていて、外側は北海道用のサッシで、内側が防音サッシとなっています。両方のガラスは厚めにしたので、ある程度の防音にはなっていますが、あまり本格的なものではありません。それでも夜、アンプで9時の方向のボリューム(-23dbぐらいかな)で聴いても、外では気にならない程度の音のモレなので、夜でも音楽を聴けるというメリットはあります。近所が接近していて、家を建て替えるまでは、夜はヴォリュームを絞ったにしても、迷惑だったろうなあ、と思うんですね。

この環境が、ホームページを作成して、CDをどんどん聴けた要因なんですね。以前はホームページの更新やブログのアップは、土日でまとめてやるか、平日の夜がメインだったもので、そんなに音を大きくしていないにしても、外に音があまりもれないのは、だいぶ助かってます。ヘッドホンが個人的にはきらいだし、やっぱりいつでも音を聴ける(昔はTVも置いていたので、いつでも観れる)環境があって、だいぶよかったと思いました。ただ、どう転んでもオーディオルームには全然見えないですけれどもね(笑)。

2013/08/29

ナカミチ カセットデッキ ZX-5

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昨日に引き続き、昔から持っているオーディオ機材です。昨日もちょっと出ましたが、ナカミチのカセットデッキZX-5(’84年発売)があります。当時の定価で128,000円でした。高級機ばかりだったナカミチの製品の中では比較的入手はしやすかったですが、それでも自分にとっては高級機でしたね。購入当時まだまだカセットブームだったのかどうかはよく分かりませんけど、LP時代は、LPがすり減るのがきらいだったので、いちいちカセットに録音して聴いていたのが、’82年に登場して徐々に普及してきたCDではその必要がなく、だんだんカセットデッキを使わなくなっていきました。

LP時代に持っていたものをCDで買い替えるようになってきたし、主な使用目的は、ネット時代になって、アマチュアバンド時代の音源をネット上にアップするので、オーディオキャプチャーを買って、デジタル化のためにたまに使う程度になっていきました。最初はYouTubeなんてなかったですから、膨大なデータ容量をネット上に置くのが悩みでした。容量の増額分も高かったですし。そのうちYouTubeにアップするようになり、無料だし、データの置き場所の悩みは解消しましたが。

LPなどを録音したカセットはほとんど処分してしまったので、生録とか、アマチュアバンド音源が今ではほとんどを占めているため、また、よく聴いていた音源はデジタル化をしてしまったので、今後もあまり活躍の場はないかもしれません。ただ、カセットデッキも今や過去の遺物かもしれませんが、まだまだ壊れないで(一度修理歴あり)いてほしいですね。

(追記)カセットの駆動部で、アイドラー式かギヤ式かで前期と後期に分かれるとの記述をよそで読みましたが、ネジが開けられなくて、どちらか確認できていません。

(追記’16年5月)さすがに30年も経つと、メカのドライブ系が寿命のようで、再生中たびたびストップするようになりました。残りのテープは、知人にデジタル化してもらう必要が出てきました。

2013/08/28

Pioneer レーザーディスクプレイヤー CLD-99S

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オーディオは、メインで使っているCDからスピーカーにかけては、結婚後のここ20年ほどの間に一度か二度、買い替えたものなのですが、他で古いものが2つ残ってます。その一つがパイオニアのレーザーディスクプレイヤー CLD-99S(’87年発売、買値はいくらか忘れたけど、定価は158,000円だったらしいです。)で、もうひとつがナカミチのカセットデッキ ZX-5(’84年発売)です。カセットデッキはこのところは、カセットをデジタル化する時のために使っていて、それも1年に数回出す程度。レーザーディスクプレイヤーに至っては、ここ10数年、自分のオーディオからTVを外してしまっていたため、果たして使えるかどうかすらも分かっていませんでした。

最近はTVも液晶になって、ずっと以前のブラウン管と違い、持ち運びが便利になっています。母の部屋の20型の液晶テレビをちょっと借りて据え付け、長男と一緒にレーザーディスクプレイヤーがまだ使えるかどうかをチェックしました。結果、使えました。画質も音質もまあまあ。よく動力部のベルトなどが劣化しなかったと思います。ただ、一部をチェックしただけなので、他のメディアに比べて、劣化が早いと言われる手持ちのレーザーディスクを近いうちに全部調べてみないと、と考えています。

レーザーディスクは昔だいぶ処分しましたが、映画とジャズのライヴを含めてまだ20枚ほどが残っています。これをまだレーザーディスクプレイヤーが動いているうちにDVDに焼き直したいのですが、それまでもってくれるかどうか。LPは今でも愛好家がいるのですけど、レーザーディスクはほぼ絶滅してしまいましたしね。

じゃあ、DVDの方はどうかと言うと、オーディオのある部屋にはTVがないため、長男の自作パソコンで再生、割と高価なサウンドカードを入れて、DVDの画面はパソコンのモニターで観て、音声はオーディオで聴いている状態です。次は大画面液晶TVを長男が目標にしていて、アルバイトもしているので、DVDはそのあと、ということになりそうです。

2013/08/27

Lua Ya/Yeahwon Shin

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ECM新譜聴き3日目で一段落。韓国のヴォーカリストのECMデビュー作。似たようなタイプのヴォーカリストとしてスザンヌ・アビュールを思い浮かべてみていただくといいかと思います。一部熱唱もあるものの、基本的には割と小さな声(の感じで)素直に歌っています。ECMにしては冷たくなくて温かみのあるサウンド。しかも伴奏楽器もゆったりとしています。アルバムの感想的にはなるべく均一になるように心がけていますが、アーロン・パークスの参加はあるものの、ピアノはゆったり弾いているわけだし、やはりちょっと小品感はあるかなあ、とも思います。韓国でもうすぐECMのイベントがあるのと関係あるのかどうか。


Lua Ya/Yeahwon Shin(Voice)(ECM 2337)(輸入盤) - Recorded May 2012. Aaron Parks(P), Rob Curto(Accordion) - 1. Lullaby 2. Moving Cloulds 3. Island Child 4. Mysteries 5. The Moonwatcher And The Child 6. The Orchard Road 7. Remembrance 8. Beads Of Rain 9. A Morning Song 10. Travel Blue 11. Beads Of Rain, Var. 12. The Orchaed Road, Var. 13. Sunrise

(13/08/25)メンバーでの合作が1、4、9-10、13曲目で、他は韓国人の作詞作曲によるもの。40分で13曲とコンパクトで、ヴォーカルも、ジャズではないストレートで素直な、やや高めのヴォイスで、曲も素直な演奏になっています。なぜECMで、という疑問もありますけど、こういうヴォイスはECMでは他のヴォーカリストでも複数あったので、その傾向で選んだのかもしれません。伴奏もヴォーカルに合わせた素直で音数の少なめなものになっています。ヴォーカリストは「すべての地域の母と子供に捧げる」と曲目の最後に書いてあるので、あえて穏やかな、音数の少ない落ち着いたメロディを、母子に聴かせたいという目的があったのかも。アーロン・パークスは、力を抜いた優しい演奏に終始しています。曲のぬくもりがいいかも。

2013/08/26

O Que Sera/Stefano Bollani/Hamilton De Holanda

2332
ECMレーベル新譜聴き2日目。気がついてみれば今回紹介する3枚、いずれもAn ECM Productionと書かれていて、マンフレート・アイヒャーのプロデュースではないんですね。今までの2枚を聴いた感触では、ECMではあるけれども、その枠(枠があるとすればなんですけど)を超えたアルバムになっているような気がします。今回のアルバムもオリジナルが少なめだし、そのオリジナルも既成のブラジル曲とあまり感触が違わないところが、統一感があっていいと思います。またステファノ・ボラーニの素敵な側面を聴くことができたし、マンドリンもかなりうまいので、ライヴ自体、聴いていてけっこう満足度の高いものでした。


O Que Sera/Stefano Bollani(P)/Hamilton De Holanda(Mandolin)(ECM 2332)(輸入盤) - Recorded August 17, 2012. - 1. Beatriz 2. Il Barbone Di Siviglia 3. Caprichos De Espanha 4. Guardo Che Luna 5. Luiza 6. O Que Sera 7. Rosa 8. Canto De Ossanha 9. Oblivion 10. Apanhei-Te Cavaquinho

(13/08/25)ライヴ。ステファノ・ボラーニ作が2曲目、Hamilton De Holanda作が3曲目で、他はアントニオ・カルロス・ジョビン作(5曲目)はじめブラジル近辺の曲が多そう。1、5、7、9曲目のようにECM的に静かな曲(それでも温かみがあります。)もありますが、丁々発止の速いフレーズの曲が目立ちます。2曲目のフリーがかったようにも聴こえる、パッセージがかなり速い曲がスリリング。マンドリンのフレーズが安定していて、やはりマンドリンがかなりの腕前なことを証明しています。5拍子基調で哀愁のある勢いのある3曲目もなかなか。ある意味ECMのイメージを超えるかも。他の曲もブラジリアン・フレイバーが満載で、けっこう聴いていて楽しい。アルバム全体の統一感は素晴らしく、この味が出せるのはこの2人ならではかも。

2013/08/25

Kula Kulluk Yakisir Mi/Kayhan Kalhor/Erdal Erzincan

2181
久しぶりの更新で、ECM新譜聴き1日目。ECMから出ていても、内容的には完全に民族音楽なので、あえて民族音楽のジャンルを作ろうかなとも思いましたが、インプロヴィゼーションがあると、果たしてジャズの分類に入れていいのか?という疑問も出てきます。シンプルに、ECMなのでジャズ、という区分けを名目的にしているだけなのをご了承ください。過去’04年にこのデュオで1枚ECMから出ていますが、今回は’11年のライヴです。ECM番号も若いので、企画はけっこう前からあったと予想されます。それにしても、中東系の民族音楽って、なかなかいいですね。ECMとしても熱い方の演奏だったかも。


Kula Kulluk Yakisir Mi/Kayhan Kalhor(Kamancheh)/Erdal Erzincan(Baglama)(ECM 2181)(輸入盤) - Recorded Frbruary 2011. - 1. Improvisation 1 2. Alli Turnam 3. Improvisation 2 4. Deli Dervis 5. Daldalan Bari 6. Improvisation 3 7. Kula Kulluk Yakisir Mi 8. Improvisation 4 9. Improvisation 5 10. The Wind 11. Intertwining Melodies - Sivas Halayi - Mevlam Bircok Dert Vermis - Erik Dali Gevrektir - Gol Nishan

(13/08/25)イラン出身のKayhan Kalhorとトルコ出身のErdal Erzincanとのデュオのライヴで、このメンバーでは2枚目。2人の国籍は違えども、楽器やメロディは完全にかの地の民族音楽。ただし、2人の作曲は10曲目のみで、1、3、6、8-9曲目は主に2人のインプロヴィゼーション、2、4-5、11曲目はトラディショナルになっています。完全なトラディショナルか現代風の演奏になっているのかは分かりませんが、民族色満載でスリリングな演奏もあってテクニックもあり、けっこう新鮮に響きます。変拍子もあったり、インプロヴィゼーションとトラディショナルの境目もあまりなくて、曲もライヴなのに間髪を入れずにつながって次の曲に行っています。時に、曲調が変わるところでの拍手が聴こえます。静かなところもあるも、熱い演奏。

2013/08/19

しばらくさらに不定期更新になります

今年のお盆中はブログの更新をしばらくお休みさせていただいていたのですが、家庭の事情により、さらにブログの更新が不定期になることを書かねばなりません。

母親が先週再入院したのですけど、経過があまり思わしくなく、担当医も整形外科から内科に替わりました。その後も含めて、さらに仕事の方も今月遅れ気味でこれからピークを迎えることもあって、今までどおりの更新ペースが難しい状況にあります。まあ、個人ブログなんだから更新したい時にすればいいのでは、とも思う方もいらっしゃると思いますが。

基本、購入したジャズCDは全部アップの方針なので、まあ、手元に100枚以上未聴盤があった時でも何ヶ月かかっても追いついた時もありましたので、いずれは大丈夫だと思います。ただ、今だけはちょっと時間の余裕がないということで。もちろん全然更新しないというわけではなく、時間が余っていた時には更新する予定ですけれども。

ご理解のほどよろしくお願いします。

2013/08/12

Lieb Plays The Beatles/The David Liebman Trio with Special Guest John Ruocco

Davebeatles
デイヴ・リーブマンの新譜、といっても6月下旬には出ていたような気もします。単に他の注文が遅れて、今月に入ってやっと届いた次第。最近は彼は多作なので出る新譜の半分も追いかけてませんけど、興味のありそうなものは注文してます。今回はビートルズ曲集ということで、つい手が出てしまいました。彼がピアノを弾く曲も2曲ありますが、基本的にはピアノレスのトリオか2管クァルテット。そういうアプローチもいいし、曲ごとにサウンドが変わっていて、静かなのもあれば、ジャズもあったり、フリーもあったり。ビートルズの元歌もある程度知っているので、どういう風に変わって行ったのかも、けっこう楽しんで聴けます。


Lieb Plays The Beatles/The David Liebman(Ss, Ts, P, Wooden Fl) Trio with Special Guest John Ruocco(Ts, Cl, Bcl)(Day Break)(輸入盤) - Recorded April 29, 2012. Marcus Beets(B), Eric Ineke(Ds) - 1. Medley: She's Leaving Home - Let It Be 2. While My Guitar Gently Weeps 3. Because 4. The Fool On The Hill 5. That Means A Lot 6. If I Feel 7. Within You Without You 8. Something 9. Blackbird 10. Medley: Tomorrow Never Knows - Blue Jay Way - Lobe Do 11. Julia 12. Medley: She's A Woman - Lady Madonna 13. And I Love Her

(13/08/12)デイヴ・リーブマンによるビートルズ集。ゲストを加えて2管のクァルテットの曲もあります。ビートルズの元ネタを知っているとけっこう楽しいと思いますが、元々ビートルズの曲はメロディの強度があるので、知らなくてもその演奏を楽しめると思います。アレンジは全部リーブマンで、静かで厳かな感じから、5曲目のようなアップテンポで4ビートの、いかにもジャズっていうものまでいろいろ。1曲目は大半を2管のみで、クラシック的に聴かせています。他の曲もよく分かるテーマと、そこから一転して繰り出されるアドリブのスリリングな展開もなかなか面白い。4曲目のピアノもなかなかだけど、ピアノの方が自由度もある感じ。10曲目のようにフリー調もあるし、曲ごとにサウンドを変えるので、飽きさせないし、面白いアルバム。

2013/08/11

あの頃のジャズ2/ナンシー・ウィルソン/ジョー・ヘンダーソン/チック・コリア/スタンリー・クラーク/レニー・ホワイト

Chickechoes2
国内盤再発の5日目で一段落。ここ3回は似たようなメンバーでのセッションだけれども、このアルバムだけ、録音年月日が違って、しかもライヴです。ナンシー・ウィルソンのジャズ・ヴォーカルも迫力ありますねえ。また、RTFの曲もやっていて、この曲とヴォーカル曲と雰囲気が全然違うようなごちゃまぜ感というか、変化に富んでいて面白いですし。でも、やっぱりセッションアルバム的な感じはしますけど。それでも1度はこの時代のアルバムを聴いてみてもいいんじゃないかな、と思わせるようなアルバムです。今までCD化されてなかったのが不思議なCDもあった、日本あるいは世界初CD化ばかりの5日間ではありました。


あの頃のジャズ2/ナンシー・ウィルソン(Vo)/ジョー・ヘンダーソン(Ts)/チック・コリア(P)/スタンリー・クラーク(B)/レニー・ホワイト(Ds)(Elektra/Musician)
Echoes Of An Era 2/Nancy Wilson(Vo on 1-3, 6-8), Joe Henderson(Ts on 1-4, 6-8), Chick Corea(P), Stanley Clarke(B), Lenny White(Ds)(Elektra/Musician) - Recorded April 7, 1982. - 1. I Want To Be Happy 2. I Get A Kick Out Of You 3. 'Round Midnight 4. Rhythm-A-Ning 5. 500 Miles High 6. But Not For Me 7. My One And Only Love 8. Them There Eyes

ライヴ演奏。チック・コリア作のピアノ・トリオでの演奏が5曲目で、あとはスタンダードかジャズメン・オリジナル。4曲目もインストルメンタル。ナンシー・ウィルソンのヴォーカルですけれど、いわゆるジャズ度という点では、こちらの方があるような気も。スケジュールの都合か、ホーンは1人になってます。それでも、演奏は当時のセッション的な要素もあるので、どんな演奏でも大丈夫的な安心感が垣間見えます。セロニアス・モンクの曲が2曲含まれていて、チックはモンク的なピアノを意識して、というかより饒舌でカチッとしたピアノ弾いている時もあります。ライヴなので、ここでリターン・トゥ・フォーエヴァーの5曲目が聴けるのもうれしい。7曲目の静かなヴォーカルとピアノとのやり取りは、ライヴならでは。いろいろ変化に富んでいます。(13年7月24日発売)

2013/08/10

あの頃のジャズ/チャカ・カーン/フレディ・ハバード/ジョー・ヘンダーソン/チック・コリア/スタンリー・クラーク/レニー・ホワイト

Chickechoes
国内再発盤4日目。「グリフィス・パーク・コレクション」と同時期に録音されたアルバムで、こちらの方はチャカ・カーンのヴォーカルアルバム。バックのメンバーは同じ。なぜか別テイクが1曲と、おそらくミュージシャンによる会話が長めにラストに収録されていて、CDの収録時間も56分とやっぱり長め。会話の翻訳とか、歌詞とかがない廉価盤なので、そこまでする必要があるのかどうか、とは思いますけど、演奏としてはこういうスーパーバンドのセッションというのは貴重なので、素直に日本初CD化おめでとうと言うべきか。LPだけの時代のラストの方での発売なので、この時期まだまだいろいろな音源がCD化されてないはず。


あの頃のジャズ/チャカ・カーン(Vo)/フレディ・ハバード(Flh、Tp)/ジョー・ヘンダーソン(Ts)/チック・コリア(P)/スタンリー・クラーク(B)/レニー・ホワイト(Ds)(Elektra)
Echoes Of An Era/Chaka Khan(Vo), Freddie Hubbard(Flh, Tp), Joe Henderson(Ts), Chick Corea(P), Stanley Clarke(B), Lenny White(Ds)(Elektra) - Recorded December 1981 - January 1982. - 1. Them There Eyes 2. All Of Me 3. I Mean You 4. I Love You Porgy 5. Take The A Train 6. I Hear Music 7. High Waire - The Aerialist 8. All Of Me (Alternate Take) 9. Spring Can Really Hang You Up The Most

7曲目の作曲がチック・コリアの他はスタンダードやジャズメン・オリジナル中心の選曲。チャカ・カーンが当時ファンクやソウルの歌手であって、ジャズの曲のヴォーカルをとることは珍しかったらしいですが、いざ歌ってみるとジャズ・ヴォーカリストとしても本格的。やっぱりチャカの良いところを出しつつの、サウンド的には懐かしめのジャズの表現をするようなホーンも含め、やはりセッション的なサウンドで進んでいきます。曲によっては’80年代よりもっと前のサウンドで楽しい感じ。チックのピアノも、特にセロニアス・モンク作の3曲目ではモンクを意識したような部分もあって、遊びの要素もあったりします。好き勝手やっているかと思ったら2人のホーンのアンサンブルの場面もあります。チャカのスキャットも本格的にジャズしてます。(13年7月24日発売)

2013/08/07

グリフィス・パーク・コレクション/スタンリー・クラーク/チック・コリア/ジョー・ヘンダーソン/フレディ・ハバード/レニー・ホワイト

Chickgriffith
国内再発盤3枚目。ここから3枚は同じ系統のアルバムが続きます。いずれも日本初CD化で、ちょうどこの’80年代初頭から半ばにかけては’82年からのCD黎明期と重なって、国内ではLPでしか発売されないままになっているアルバムが多い時期です。それでも有名盤はとっくの昔にCD化されているものが多いですけど。このアルバム、有名なミュージシャンが集まって出来ているのですが、やっぱりセッションアルバムっていう感じがします。現代ジャズを聴き慣れた耳には、うまいんだけど少々荒っぽい部分も見受けられるというか。それでもその時代の価値的には、もっと早く国内盤で出ていてもよかったのに、とは思わせるアルバムですけど。


グリフィス・パーク・コレクション/スタンリー・クラーク(B)/チック・コリア(P)/ジョー・ヘンダーソン(Ts)/フレディ・ハバード(Flh、Tp)/レニー・ホワイト(Ds)(Elektra/Musician)
The Griffith Park Collection/Stanley Clarke(B)/Chick Corea(P)/Joe Henderson(Ts on 1-4, 6)/Freddie Hubbard(Flh, Tp on 1-4, 6)/Lenny White(Ds)(Elektra/Musician) - Recorded December 1981 - January 1982. - 1. L's Bop 2. Why Wait 3. October Ballade 4. Happy Times 5. Remember 6. GUernica

レニー・ホワイト作が1、6曲目、スタンリー・クラーク作が2曲目、チックコリア作が3曲目、フレディ・ハバード作が4曲目、スティーヴ・スワロウ作が5曲目。フュージョン全盛時代からジャズ回帰の頃のアルバム。日本初CD化。割とストレートなジャズのセッション。直球勝負のアップテンポの4ビートジャズで攻めまくっている1曲目、ちょっと淡くて浮遊感のあるテーマと思ったら、そのまま4ビートで盛り上がっていく2曲目、割としっとりとした哀愁漂うメロディアスなバラードの雰囲気がいい3曲目、メロディアスかつ少し素っ頓狂な音使いのテーマのあとはストレートにややアップテンポの4ビートの4曲目、淡い系統のバラードをピアノ・トリオで奏でていく5曲目、マイナーでモーダルかつエキゾチックな雰囲気の非4ビートで進んでいく6曲目。(13年7月24日発売)

2013/08/05

ライヴ・イン・トーキョウ/ゲイリー・バートン

Garylivetokyo
国内千円再発盤2日目。このアルバム、LP時代にも日本のみで流通し、今回世界初CD化だそうです。こういうアルバムを千円で聴けるのは貴重かもしれません。時は’71年の東京サンケイホールでのライヴ。この頃はマイルスの影響のあるロック的なジャズというかファンクも席巻してましたけど、こういうジャズやジャズロックもなかなかいいんじゃないかと。この当時は自分は小学生だったので、まだこういう世界には全然入れてませんでしたが、生でこういう演奏を聴ける世代だったらなあ、と思うこともあります。やっぱり当時から、いや、もっと前からゲイリー・バートンは素晴らしかったでした。


ライヴ・イン・トーキョウ/ゲイリー・バートン(Vib)(Atlantic)
Live In Tokyo/The Gary Burton(Vib) Quartet(Atlantic) - Recorded June 12, 1971. Sam Brown(G), Tony Levin(B), Bill Goodwin(Ds) - 1.Ballet 2. On The Third Day 3. Sunset Bell 4. The Green Mountains 5. African Flower 6. Portsmouth Figurations

世界初CD化のライヴ。ゲイリー・バートン作が3曲目、マイケル・ギブス作が1-2曲目、スティーヴ・スワロウ作が4、6曲目、デューク・エリントン作が5曲目。エレキ・ギター含め、ロック的なメンバーですけど4ビートの曲もあります。ブルース的なコード進行だけれど、ブルースには聴こえてこない何か新しいもののように感じる4ビートでガンガン攻める1曲目、3連12ビート的なバラードで明るい情景があって牧歌的でもある2曲目、ヴァイブラフォンのソロでの静かなバラードが、幻想的な世界へといざなう3曲目、8ビートで割とロック的に進んでいきつつ転調が多く浮遊感もある4曲目、エリントン作もちょっとほの暗いボッサ的なジャズ・ロックでまとめている5曲目、アップテンポの4ビートで速いパッセージのソロもカッコいい6曲目。(13年7月24日発売)

2013/08/04

モダン・ジャズ・クァルテット&オーケストラ

Mjqandorch
国内再発盤で千円セールがあったので、日本初CD化、世界初CD化盤など、5枚購入しました。今でもこういうアルバムが埋もれていたとは。安いし、レコード会社に感謝です。’90年代ごろまでは国内盤でモダン・ジャズ・クァルテットを集めていて、Appleレーベルから出ていたものまで買いましたけど、その後、興味が今のジャズにどんどん移っていき、輸入盤の追っかけまではしていなくて最近は買ってませんでした。当時のサード・ストリーム・ミュージックですね。ジャズとクラシックの融合は当時ではかなり実験的なものだったと思いますが、今例えばマリア・シュナイダーなどと比べてしまうと、やはりクラシック的な場面、ジャズ的な場面と分かりやすくは出来ています。


モダン・ジャズ・クァルテット&オーケストラ(Atlantic)
The Modern Jazz Quartet & Orchestra(Atlantic) - Recorded June 3 and 4, 1960. John Lewis(P), Milt Jackson(Vib), Percy Heath(B), Connie Kay(Ds), Symphony Orchestra, Gunther Schuller(Cond on 1, 3-6), Werner Heider(Cond on 2) - 1. Around The Blues 2. Divertimento 3. England's Carol Concertino For Jazz Quartet & Orchestra: 4. First Movement 5. Second Movement (Passacaglia) 6. Third Movement

いわゆるオーケストラとのサード・ストリーム・ミュージック。1曲目がアンドレ・オレール作、2曲目がワーナー・ハイダー作、3曲目がジョン・ホプキンス作をジョン・ルイスがアレンジ、4-6曲目はガンサー・シュラー作。1-2曲目の作曲者はクラシック方面からジャズ寄りの曲を書いた人。MJQの演奏が入ってしまうと、いつものMJQの演奏になってしまうものの、オーケストラも入って、クラシック寄りの部分も多いため’60年当時ではかなりの実験作ではなかったかと思います。その中でもブルースの1曲目とよく知られたメロディの3曲目はやや親しみやすいか。ガンサー・シュラーの曲は、今聴いくと現代のこういうジャズよりはジャズ的な部分の多い演奏になってくると思います。当時はこういう流れもあったという認識で聴くアルバム。(13年7月24日発売)

2013/08/03

Night Sessions/The Dowland Project/John Potter

2018
もうしばらく前(1ヶ月ぐらい前かな)に出ていたECM New Seriesを1枚、やっとゲットできました。ECM番号が若いし、録音が’01年と’06年になっているので、しばらく出るのが保留だったのか。前のダウランド・プロジェクトと比べて、古楽からバロックのあたりよりは、現代フリー的なアプローチの曲も目立っていて、当時だったらこういう演奏はしないだろう、という部分もあったりして、これが発売が遅れる原因だったのか、どうなのか。資料によれば既成曲のようなんですけれど、何だかインプロヴィゼーションの曲が多いような気がしているのは私だけでしょうか。まあ、ジャケットの英文のところを全部読んでみればいいんでしょうけれども。


Night Sessions/The Dowland Project/John Potter(Tenor)(ECM New Series 2018)(輸入盤) - Recorded September 2001 and January 2006. Stephen Stubbs(Lute, Chitarrone, Baroque G, Vihuela), John Surman(Ss, Bcl, Per), Maya Homburger(Baloque Vln), Milos Valent(Vln, Viola), Barry Guy(B) - 1. First Descent 2. Menino Jesus A Lapa 3. Recercar 4. Can Vei La Lauzeta Mover (De Ventadorn) 5. First Triage 6. Man In The Moon 7. Corpus Christi 8. Whistling In The Dark 9. Swart Mekerd Smethes 10. Fumeux Fume (Solage) 11. Hortus Ignotus 12. Mystery Play 13. I Sing Of A Maiden 14. Theoleputus 22 15. Second Descent 16. Second Triage 17 Prelude (Attaignant)

(13/08/03)プロジェクト4作目の今作は、中世、ビザンティンからルネッサンスまでのさまざまな曲を取り上げているとのこと。どの曲も参加したメンバーのクレジットがあり、曲ごとにメンバーが違います。ジョン・ポッター参加のヴォーカル曲は17曲中11曲あり。。表現はインプロヴィゼーション的なのもあり、参加した人で打ち合わせたものか。そこにジャズの人も関わって、6、8-9、11曲目のように現代フリー的な独特な世界も。問題作か。

2013/08/02

母の介護とブログ更新

先月15日に、4月から3ヵ月半入院していた母が帰ってきました。前回の入院は、それまでは歩行器で何とか歩けていたのが転んで全然歩けなく(立てなく)なってしまって、そのリハビリ入院でした。前回の入院の前の時期でもここのブログに母の介護のことが書いてありますけど、それは介護と言っても、イスやトイレに座ったら時々立てなくなる程度のもので、介護もあまり負担ではなかったのですが。

今回のリハビリ入院では、介護ベッドから簡易トイレに自力で移る作業、車いすへ自力で移る作業ができていたはずなのですが、退院したらそれがいっぺんに出来なくなってしまい、全部抱きかかえの移動になってしまいました。腰から下の力が入らず、着替えも自力ではままならないし、うちの奥さんは平日は外で働いているので、結局自営業の私が、ということになってしまいます。入院中に介護の等級変更の申請をして、認知症がないのに重い方から2番目の「要介護4」が出ています。

退院後は週4日デイサービスに行く予定が、母が家にいると私が外出できなくて、また母からの呼び出しも多くて仕事にならず、母も車いすに長く座っていられず、寝たきりの状態で過ごすことになってしまったため、今週から週6日にしてもらってます。それでも朝6時頃から9時前のデイサービスからのお迎えまで、17時過ぎの送りから母が寝るまでは家に誰かいて介護しなければならず、それも必然的に私の役割になってしまってました。日曜日も母の起床に合わせて6時起きになってしまいました。

介護付き老人ホームも、家がいちばんいい、と言っている母親に対して、認知症ではないので、強引に進める状況ではないし。どれぐらいの期間になるのかは分かりませんけど、自分も現実を受け入れて介護しなければならない状況にあるようです。

そんなわけで毎日けっこう疲れます。ブログの方も、円安の輸入CD実質値上げでCD購入を絞りはじめたこともあって、ブログ更新を出来る時にやる、という方向で考えています。夕食後疲れてすぐに私も横になってしまうこともあるし、何とかしないと、とは思っているのですが。

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