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2013/07/29

Vigil/Chick Corea

Chickvigil
チック・コリアの新作で、なぜか国内盤は出ていない模様。もっとも、最近はボーナストラックがついていても、輸入盤がある場合、高い国内盤はできるだけ買わないようにしていますが。トータルアルバムの感じで曲が続き、タイトルもそうなんだけど、なぜか6曲目だけフリーだったり中盤が4ビートだったりする曲があって異質。結局変化を求める点ではいいと思うのですが、トータルアルバムではなかったのかな? ベースで参加しているアドリアン・フェローは個人的に好きなベーシスト。ただ、ここではゴダンのフレットレスベースを弾いているようで、これはエレクトリックとアコースティックとの中間の音を出すようなベースです。彼の個性としては、どうかな、とも思いました。ただ、リズム面を含め、アルバムとしてはけっこういいと思います。


Vigil/Chick Corea(P, Key, Synth)(Stretch Records)(輸入盤) - Released 2013. Tim Garland(Ts, Ss), Charles Altura(G), Hadrien Feraud(B), Marcus Gilmore(Ds), Pernell Saturnino(Per on 1-3), Gayle Moran Corea(Vo on 5), Stanley Clarke(B on 6), Ravi Coltrane(Sax on 6) - 1. Galaxy 32 Star 4 2. Planeto Chia 3. Portals To Forever 4. Royalty 5. Outside Of Space 6. Pledge For Peace 7. Legacy

(13/07/29)全曲チック・コリアの作曲で、どうやらトータルアルバムになっているような感じ。77分収録。統制のとれたハードコア・フュージョンとでも言うか。キメの多いテーマだけど、都会的でメカニカルなカッコ良さのある1曲目、ピアノではじまり、少しスパニッシュ的な哀愁のある短調ラテン系のノリがなかなかのドラマチックな2曲目、8分の6拍子基調の、少しゴージャスな印象でやはりドラマ的な展開を見せている16分台の3曲目、やはり8分の6拍子系でちょっと淡く浮遊感があってやや静かな雰囲気の4曲目、転調が多い浮遊感のある曲にヴォーカルが舞うボッサの5曲目、テンポのないフリーから、中盤4ビートで展開していく、この曲だけ異色な17分台の6曲目、細かいビートでファンク的に進み、物語の結末を飾る7曲目。

2013/07/26

The End Of The Beginning/Next Order

Nexttheendof
Next Order6枚目のアルバム。もうずいぶん前から聴いているけど、ハードコア・フュージョンのインプロバンドとしては日本では似たグループがないと思うのですが、カッコよくて独特なサウンドです。最初の方のアルバムから比べると、やはりインプロバンドなだけあってサウンドがどんどん変化していて、でもメンバーは同じなので深化していくというか、今回は特に変拍子が多く前面に出てきて、他に変則小節や転調が多かったりと、聴く以上に複雑な演奏になっているようです。バラードの曲も中盤あるいは後半が盛り上がったりと、静かにはじまってもエネルギーを感じます。ギターの2人の、誰が聴いても聴き分けられる個性もいいですね。うまくサウンドにマッチしています。替えのきかない同じメンバーでずっとやっていると、今回だけでなく、次も楽しみになります。コメント本文に字数制限があるので、今の3倍ぐらい感想を書きたい欲求にかられていて、ちょっともどかしいです。


The End Of The Beginning/Next Order(Bomba) - Recorded August 2012. 武藤祐志(G)、清野拓巳(G)、石垣篤友(B)、松田"GORI"広士(Ds) - 1. Beyond The Wesrside Hill 2. Killer Hornet 2 3. Unkown Seed 4. The Beginning 5. Paradigm Shift 6. Pound For Pound 7. Frogs And Hay

武藤祐志作曲が4曲(2、4、6-7曲目)、清野拓巳が3曲(3、5、8曲目)、松田広士が1曲目。変拍子や転調も多く、複雑なハードコア・フュージョンのインプロバンドの個性が強力。出だしから変拍子でロック的なテーマと緩急のついた情景的なインプロが印象的な1曲目、メタル的ロックのテーマからドラムソロを経てロックに戻る2曲目、静かなギターではじまり徐々に盛り上がっていく3曲目、全般的にやや静かでグループの繊細な部分を見せつつ盛り上がる4曲目、変拍子で少し内向的に聴かせたサウンドになる5曲目、とにかくヘビーにせまってくるマイナーのロック的な6曲目、大らかでスローと思うと加速し、ロック的に爆発したり緩急自在の7曲目、出だしのアコースティックギターから、盛り上がりのあるバラードの8曲目。(13年7月27日発売)

2013/07/25

Tornado/KAZE

Kazetornado
藤井郷子関連の新譜3日目で一段落。いったい彼女たちは何枚アルバムを制作するのでしょうか。基本的にはインプロヴィゼーションなので全部が記録の価値はあると思うけど、制作費用とか、在庫の維持とかを考えると、すでに驚異的な枚数にはなっています。さて、KAZEというグループの2枚目です。トランペット2人、ピアノとドラムスという編成は特殊だけれども、ここではそれが自然なように流れてきます。構築された部分とフリーの部分がまた境界が分からないように織り交ぜられているのか、それともインプロヴィゼーション自体に構築力があるのか、これを聴いていて分からないところなんですが、フリー・ジャズのファンとしては、なかなか面白い仕上がりになっていると思います。


Tornado/KAZE(Circum Libra)
Tornado/KAZE(Circum Libra) - Recorded October 2 and 3, 2012. Christian Pruvost(Tp), Natsuki Tamura(Tp), Satoko Fujii(P), Peter Orins(Ds) - 1. Wao 2. Mecanique 3. Tornado 4. Imokidesu 5. Triangle

1曲目が田村夏樹作曲、3、5曲目が藤井郷子作曲、2、4曲目がPeter Orins作曲。相変わらず構築された部分と、曲によりフリー・ジャズの部分とが組み合わさり、ある種幻影的な風景が見えてくるようなサウンド。トランペット2台で不協和音的にはじまり、メロディ的な部分もはさんでかなりの部分をドシャメシャ・フリーで突っ切っている1曲目、哀愁のあるピアノに乗っかる2台のトランペットが表情を変えつつゆっくり進む2曲目、ドラム・ソロからピアノ、トランペットと徐々に次々加わってきて、5拍子基調もあり緩急自在かつドラマチックな展開を見せている11分台の3曲目、静かにはじまり徐々に攻撃4曲目、静かな場面がらピアノを中心に硬質感を維持しつつ徐々にドラマチックに、時にはパワフルに進んでいく19分台の5曲目。(13年6月15日発売)

2013/07/24

ゲン・ヒメル/藤井郷子

Fujiigen
藤井郷子関連2日目。今回はソロ・ピアノ集です。収録時間は45分と短めで、その中に12曲入っているけれども、曲によっては、こういうピアノを弾かせると彼女の独壇場だな、と思わせるものがあります。フリー指向の彼女ですが、ここでは半分以上の曲がカチッとしていて、割と普通にメロディを聴かせる曲もあったり、その中でも不安をかき立てるようなサウンドのものもあったり。実験的なサウンドの曲や場面も少しながらあるところは彼女らしいかな、と思います。やはり聴く人を選ぶアルバムでしょうが、彼女の場合、そういうあたりにコアなファンがけっこういそうな気がしています。


ゲン・ヒメル/藤井郷子(P)(Libra Records)
Gen Himmel/Satoko Fujii(P)(Libra Lecords) - Recorded September 21. 2012. - 1. Gen Himmel 2. In The Dusk 3. Hesitation 4. Take Right 5. Ram 6. A.S. 7. Dawn Brown 8. Summer Solitude 9. I Know You Don't Know 10. Ittari Kitari 11. Saka 12. Der Traum

全曲藤井郷子作曲のソロ・ピアノのアルバム。45分ほどで12曲なので、短めの曲が多いです。クレジットではピアノのみになっているけど、特殊奏法なのかパーカッション関係を使っていると思われる場面も。2、6曲目のようにあまりトンガってなくて、普通にメロディアスな曲もあって、リラックスして録音している雰囲気がまたいい感じ。落ち着いているように見えて、やや不安定感を加えたサウンドにしている曲や、メカニカルなアプローチの曲もあり、そういうところはやはり彼女らしいなと思います。4、8曲目のようにフレーズが速かったり盛り上がったりするところは、他は多くないにしても、その実験性なども含めて、やはりフリー界では先を行くアプローチかも。9、12曲目のような深遠かつカチッとしたアプローチは、彼女の独壇場か。(13年6月15日発売)

2013/07/23

ドラゴン・ナット/田村夏樹

Tamuradragon
6月に藤井郷子関連のアルバムが3枚まとめて出たのですが、やっと1枚目を聴いています。このアルバム、トランペット・ソロの田村夏樹の3枚目。鈴、ヴォイス、太鼓なども使っている場面もありますけど、ほとんどがトランペット・ソロ。やはり自主レーベルなだけあって、こういうマニアックなアルバムも出せるのですが、聴きやすいメロディもあるにしても、フリー的なアヴァンギャルドな要素も持ち合わせているので、やはり聴く人を選ぶアルバムではないかなあ、と思います。神業的なフレーズというよりは人間味のあるフレーズだと個人的には思うのですが、どうでしょう。彼らのファンのためのマニアな音楽かも。個人的には好きなんですが。


ドラゴン・ナット/田村夏樹(Tp)(Libra Records)
Dragon Nat/Natsuki Tamura(Tp)(Libra Lecords) - Recorded September 21, 2012. - 1. Shiro 2. Dragon Nat 3. Forever 4. Dialogue 5. In Berlin, In September 6. Wunderbar 7. World 8. Matsuri

全曲田村夏樹の作曲で、しかもトランペットのソロ・アルバム。これだけでも実験的なのに、基本的にトランペットのソロ・アルバムでは3枚目。1、3曲目のようにメロディを淡々と吹いているだけのようにみえるシンプルな曲もあるけれど、2曲目のようにドラゴンのだみ声のような音を出して聴かせる曲も。4曲目の12分台の曲では鈴、タイコ、ヴォイスを使っている場面も。6曲目も独自のヴォイスと小物で個性的な世界。フリーのジャンルに属するのでしょうけれど、メロディ系からアヴァンギャルドなものまで網羅している感じ。ただ、その楽器1本のところとチャレンジ精神から、ちょっと聴く人を選ぶかも。曲と曲の間はあけないでつながっているような編集。基本、トランペット1本の表現は、大変な精神力がいるのではないかと思います。(13年6月15日発売)

2013/07/22

Outstairs/Christian Wallumrod Ensemble

2289
ECMレーベル新譜聴き3日目で一段落。これもNew Seriesではないけれどボーダーレスなサウンドで、便宜上インプロヴィゼーションもあるということでジャズの範疇に入れてます。でもジャズかって言うとクエスチョンマークがつくかもしれない、いわゆるECMサウンドとかレーベルが好きな方向けの音楽、ということになるのでしょうか。アンサンブル名義では、確か4枚目なので、少なくともヨーロッパではこういうサウンドがウケているのだと思います。過激ではないけれど、やはり聴く人を選ぶサウンド、というのが、このレーベルでは最近増えてきたような気もしています。私はそれでもいいんだよね、と思うタイプではありますが。


Outstairs/Christian Wallumrod(P, Harmonium, Toy P)Ensemble(ECM 2289)(輸入盤) - Recorded Nay 2012. Eivind Lonning(Tp), Gjermund Larsen(Vln, Hardanger Fiddle, Viola), Espen Reinertsen(Ts), Tove Torngren(Cello), Per Oddvar Johansen(Ds, Viblaphone) - 1. Still Rock 2. Bunadsbangla 3. Tridili #2 4. Vely Slow 5. Startic 6. Beatknit 7. Folkskiss 8. Third Try 9. Ornament 10. Outstairs 11. Exp

(13/07/21)全曲Christian Wallumrodの作曲で、アレンジはメンバーや複数でのものがあり。過去にも3枚Ensemble名義でアルバムを出しているけど、今回は少しメンバーを替えています。やはり、時に民族的な異国情緒も少しだけ入った静かな北欧のインプロヴィゼーション(ジャズ)という感じ。ロック的な要素との接点もありそう。1曲目もタイトルの割には静かなゆったり、時々立ち止まる8ビート的なサウンドになっています。変則的な編成ではあるも、2曲目のようにうるさくはないけどちょっとトンガリめだったり。6、8-9、11曲目が複数の人のアレンジのクレジットがあるけどインプロヴィゼーションなのか。そう言うにはちょっと穏やかかな、という気も。静か系の4、11曲目他もアルバムでバランスを保っているところが彼ららしい。

2013/07/21

Melodic Warrior/Terje Rypdal

2006
ECMレーベル新譜聴き2日目。これはNew Seriesではないけれど、テリエ・リピダルがエレクトリック・ギターで参加しているという点を除けば、オーケストラをバックにしている(というよりオーケストラが主役か)という点で、ほぼ完全に現代音楽のサウンドのジャンルに入ると思います。なのでジャズファンからすれば、扱いの難しいアルバムかもです。ECMレーベルのファンとしてはこういうのもアリかなとも思うのですが、現代音楽OKの人でないと、という点はあるかと。でも前半のヒリヤード・アンサンブルの使い方は、印象的だったことを付け加えておきます。ボーダーレスのレーベルは、ジャンル分けが難しいです。


Melodic Warrior/Terje Rypdal(G)(ECM 2006)(輸入盤) - 1-9. Melodic Warrior: Recorded December 2003. The Hilliard Ensemble: David James(Countertenor), Rogers Covey-Crump(Tenor), Steven Harrold(Tenor), Gordon James(Baritone), Bruckner Orchester Linz, Dennis Russell Davis(Cond) 10-14. And The Sky Was Colours With Waterfalls And Angels: Recorded November 2009. Wroclaw Philharmonic Orchestra, Sebastian Perlowski(Cond)

(13/07/21)2つの曲からなっていて、両方ともテリエ・リピダルの作曲と、エレクトリック・ギターでの参加。曲自体は完全にクラシック/現代音楽の領域なんだけれども、彼の作曲ということと、エレキ・ギターがやはりけっこう加わっているということでNew Seriesではなくて、ECMとしての発売になっているのではないかと思います。前半の曲ではヒリアード・アンサンブルのコーラスを効果的に使っていて、彼らの歌が時々出てくる場面が印象的。基本的には現代音楽的に流れていくような、静かな部分もあれば激動している雰囲気の部分もあります。ギターの音色がマッチしてます。後半の曲はさらに荘厳な感じだけれども、どちらも印象的には似ている感じもしないでもない。ただ、コーラスのあるなしで、サウンド的には違いはあるかも。

2013/07/20

Selected Signs III-VIII

2350
ECMレーベルの新譜が3枚(3組)届いたので、また紹介を続けていきたいと思います。まずは展覧会用に作られたというECMとECM New Series両方入っている6枚組のコンピレーション盤。これだけのヴォリュームだと聴いていてお腹いっぱいになります。実はコンピレーション盤なので、ほぼ聴いたことのある曲(編集で新鮮な流れにはなりますが)のため、全部聴き終えないうちのブログアップになってます。ECMが聴かせたいという集大成なんですけど、日本での超人気盤割合が非常に少なめなのは、レーベルとしての個性なのか、ヨーロッパの風土なのか。取り上げる曲も1曲1アルバムではなくて、何曲もまとまった取り上げ方をしているものも。


Selected Signs III-VIII (ECM 2350-55)(輸入盤) - Selected Signs III: 1. Heiner Goebbels/Heiner Muller/In Einem Alten Fahrstuhl 2. Steve Reich/Music For 18 Musicians(Excerpt) 3. Arvo Part/Fratres 4. Arvo Part/Tabula Rasa, I. Ludus 5. Gyorgy Kurtag/Aus Dder Ferne 6. Johann Sebastian Bach/Gottes Zeit Ist Die Allerbeste Zeit 7. Tigran Mansurian/Testament 8. Betty Olivero/Naharot Neharot(Excerpt) 9. Carl Phillip Emanuel Bach/Fantasie Fur Klavier Fis-Moll 10. Joseph Haydn/The Seven Last Words Of Our Saviour On The Cross IV. Largo 11. River 12. Meredith Monk: Sacred Song 13. Heiner Goebbels/Heiner Muller/Der Chef - Selected Signs VI: 1. Heiner Goebbels/Horstuck II ("Ich Mochte Ihnen Einen Verschlag Machen...") Kleine Passacaglia/Uber Den Selbstmord 2. Giya Kancheli/Vom Winde Beweint I. Largo Molto 3. John Tavener/Funeral Canticle(Excerpt) 4. Dmitri Shostakovich/String Quartet No.15 I. Elegy 5. Arvo Part/ Most Holy Mother Of God 6. Tres Morillas M'enamoran/Spanish Anonymous 7. Dmitri Shostakovich/Chamber Symphony Op.110 Bis I. Largo 8. Valentin Silvestrov/I. Postludium 'DSCH' 9. Valentin Silvestrov/III. Postludium - Selected Signs V: Eleni Karaindrou: 1. Voyage 2. Closed Roads 3. Invocation 4. Tango Of Love 5. Tom's Theme 6. Laura's Waltz 7. Adagio 8. After Memory 9. Farewell Theme 10. Seeking Theme 11. Nostargia Song 12. Requiem For Willy Loman, Var. 13. The Weeping Meadow 14. Memories 15. Jan Garbarek/Dis Jon Balke/Amina Alaoui: 16. O Andalusin 17. Ashiyin Raiqin Rolf Lislevand Ensenble: 18. Passacaglia Andaluz II 19. Toccata 20. Passacaglia Cromatica 21. Arpeggiata Addio - Selected Signs VI: Andrey Dergatchev: 1. Underwater 2. In The Bedroom 3. The Road 4. Mugam 5. Japan 6. Port 7. Rehearsal 8. Piano 9. Georians 10. Final Tiltes 11. Wolf Nils Petter Molvaer: 12. Khmer 13. Tion 14. Access/Song Of Sand I 15. On Stream 16. Platonis Years 17. Plum 18. Song Of Sand II 19. Eivind Aarset/Close(For Comfort) - Selected Signs VII: 1. Stefano Battaglia Trio/Euphonia Elegy 2. Food/Celestial Food 3. Tord Gustavsen Quartet/Prelude 4. Egberto Gismonti/Memoria E Fado(Marrom) 5. Norma Winstone Trio/Like A Lover 6. Norma Winstone Trio/Cradle Song(Hoy Nazan) 7. Jan Garbarek/Egberto Gismonti/Charlie Haden/Carta De Amor 8. Ralph Alessi/Zone Anja Lechner/Vassilis Tsabropoulos: 9. I 10. II 11. Colin Vallon Trio/Telepathy Christian Wallumrod Ensemble: 12. Solemn Mosquitoes 13. Blop 14. Tomasz Stanko Quartet/Song For Ania - Selected Signs VIII: 1. Jimmy Giuffre 3/Jesus Maria 2. Paul Bley/Evan Parker/Barre Phillips/Time Will Tell 3. Barre Phillips/Mountainscapes V 4. Old And New Dreams/Lonely Woman 5. Robin Williamson/The Four Points Are Thus Behind 6. Sinikka Langeland/Langt Innpa Skoga 7. Frode Haltli/Psalm 8. Gary Peacock/Voice From The Past 9. Steve Kuhn Trio with Joe Lovano/Spiritual 10. Wadada Leo Smith/Kulture Of Jazz 11. Robin Williamson/The World

(13/07/20)Selected Signs I (ECM 1650), Selected Signs II (ECM 1750)の続編の位置付けだけれども、今回は展覧会用に作られたコンピレーション盤。さすがに6枚組ということで、これを聴けば、ECMとECM New Seriesの新旧の曲、ECMらしい渋いセレクトで聴くことができます。1曲1アルバムからではなくて、まとまって何曲もの紹介もあり。ジャズとクラシックの割合はちょうどいいかもですが、ジャズといってもここではあくまでもECMとしてのジャズの紹介。ただ、新しめのものを取り上げていることが多いか。また、4ではHarmonia Mundiの曲が1曲あったり(?)。超有名盤割合がほとんどないので、ECMとNew Seriesをとりあえず渋いセレクトで網羅的に聴いてみたい人向けかな。展覧会用なので、これを6枚連続で聴けるかどうか。

2013/07/15

Morton Feldman/Violin And Orchestra

2283
ECMやNew Seriesの他の新譜で、もう通販には入荷しているものが数枚あるのだけど、まだ注文全体が揃わないため、今回はNew Seriesでも1枚で紹介してしまいます。Morton Feldmanは、過去にもNew Seriesで取り上げられたことが3回あるのですが、アルバム全体が彼の曲、というのははじめてなんじゃないかな。う~ん、やっぱり現代音楽まっただ中ですね。メロディというよりは音だったり効果音的なサウンドだったり、それが50分間続きます。立場上ECMでの現代音楽も追いかけてはいますが、やはり聴く人を選ぶアルバムですね。


Morton Feldman/Violin And Orchestra(ECM New Series 2283)(輸入盤) - Recorded October 2009. Carolin Widmann(Vln), Frankfurt Radio Symphony Orchestra, Emilio Pomarico(Cond) - 1. Violin And Orchestra

(13/07/13)Morton Feldmanは20世紀アメリカの現代音楽家。晩年の作品で、この頃は演奏時間の長い静謐な作品が多かったそうですが、このアルバムは1枚で1曲になっていて(細かくインデックスが分かれていない)、確かにその通りの現代音楽となっています。それでいてやはり現代音楽的などこか突き放したようなサウンドが、時に機械の音のようにも聴こえ、続きます。タイトルが「ヴァイオリンとオーケストラ」。けっこう抽象化しています。

2013/07/14

Dobrinka Tabakova/String Paths

2239
これはなんと’80年生まれのブルガリアの女性作曲家のアルバムで、資料的にも英文のものしか検索しても見つかりませんでした。こちらは現代音楽色がなくて、やや民族的ながら聴きやすいサウンドだったでした。


Dobrinka Tabakova/String Paths(ECM New Series 2239)(輸入盤) - Recorded March, April, and June 2011. Roman Mints(Vln on 1, 5), Maxim Rysanov(Viola on 1, 9, Cond on 2-4, Viola and Cond on 6-8), Kristina Blaumane(Cello on 1-4), Lithuanian Chamber Orchestra(on 2-4, 6-8), Raimondas Sviackevicius(Accordion on 5), Danatas Bagueskas(B), Vaiva Eidukaityte-Storastiene(Harpsichord on 6-8), Dzeraldas Bidva(Concertmaster on 6-8), Janine Jansen(Vln on 9), Julia-Maria Kretz(Vln on 9), Amihai Grosz(Viola on 9), Torleif Theodeen(Cello on 9), Boris Andrianov(Collo on 9), Stacey Watton(B on 9) - 1. Insight 2-4. Concerto For Cello And Strings 5. Frozen River Flows 6-8. Suite On Old Style 9.Such Different Paths

(13/07/13)Dobrinka Tabakovaは’80年ブルガリア生まれの女性作曲家。少し民族的な要素もサウンドの中に織り交ぜつつ、温度感としては寒色系の割と自然なサウンドで語ってきます。シンプルとまではいかないけれど、少しゆったりとした澄んだサウンドは、心地良いかも。現代的というよりは、民族的なサウンド。活発なサウンドが時に混ざったり(アルペジオ的なフレーズ)して、やっぱり現代の作曲家だな、ということを思わせます。艶あり。

2013/07/13

Ligeti String Quartets/Barber Adagio/Keller Quartett

2197
このアルバムはメインを現代音楽のストリング・クァルテットに据えて、ECM New Seriesお得意の、少し聴きやすい別の作曲家の曲をはさみ込むというパターンのアルバムです。New Seriesの方は、録音してしばらくしてから発表になるものも多いですね。


Ligeti String Quartets/Barber Adagio/Keller Quartett(ECM New Series 2197)(輸入盤) - Recorded June 2007. Keller Quartett: Andras Kellar(Vln), Janos Pilz(on 1-2)/Zaofia Kornyei(on 3-7)(Vln), Zoltan Gal(Viola), Judit Szabo(Cello) - Gyorgy Ligeti: 1. String Quartet No.1 Samuel Barber: 2. Molto Adagio Gyorgy Ligeti: 3-7. String Quartet No.2

(13/07/13)Gyorgy Ligetiは20-21世紀のハンガリーの現代音楽の作曲家。ここでの演奏は’50―60年代の作曲ですが、やはり現代音楽的な奏法やサウンドがけっこう入っています。Samuel Barberは20世紀米国の作曲家で、ここで彼の作品ではもっとも有名と言われる「弦楽のためのアダージョ」の抜粋を7分ほど演奏しているようです。こちらは現代音楽色はなく、クラシックという感じ。こちらは’30年代の作品。2つの合わせが絶妙。

Big Sur/Bill Frisell

Billbigsur
ビル・フリゼールがまた移籍したそうで、その第1弾。こういうメンバーは似たようなケースでははじめてではなくて、何枚も出ている感じですが、相変わらずアメリカのカントリーをしてますねえ、という感じ。ジャズに分類するよりは、カントリーとかフォークとかが近いんだろうけど、それでもいちおうのジャンル分けをしておきます。のどかで、時々盛り上がって、明るいばかりでなくて陰影のある曲もあって、しかも同じフレーズの繰り返しも、そればかりではないにしても時々目立つ、とけっこう個性的ではあります。ただ、やはり彼は彼で1ジャンルで、ジャズという枠にはハマってないのかもしれません。


Big Sur/Bill Frisell(G)(Okeh)(輸入盤) - Recorded April and September 2012. Eyvind Kang(Viola), Hank Roberts(Cello), Jenny Scheinman(Vln), Rudy Royston(Ds) - 1. The Music Of Glen Deven Ranch 2. Sing Together Like A Family 3. A Good Spot 4. Going To California 5. The Big One 6. Somewhere 7. Gather Good Things 8. Cry Alone 9. The Animals 10. Highway 1 11. A Beautiful View 12. Hawks 13. We All Love Neil Young 14. Big Sur 15. On The Lookout 16. Shacked Up 17. Walking Stick (For Jim Cox) 18. Song For Lana Weeks 19. Far Away

(13/07/13)全曲ビル・フリゼールの作曲。ギターとドラムスの他は弦楽三重奏の5人組ですが、過去にも似たような編成のアルバムもあったし、クラシックよりは、アメリカののどかなカントリーの風景を思い浮かべるようなサウンドなので、まあいつもの彼のペースか。短めの曲が多くて64分間で19曲。その中でも、5曲目のように8ビートのロックビートの曲もあったりして、ある程度変化に富んでいます。こういう曲もこの編成で違和感がないのが彼の特徴。かと思うと7曲目のように出だしで3人の弦が前面に出て、クラシック的なところからロック的に盛り上がる曲も。ただ明るいだけではなくて陰影のあるサウンドの曲もあって飽きさせません。同じフレーズの繰り返しが時々出てきます。ただ、ジャズに近くないので聴く人を選ぶかも。

2013/07/09

私的’13年上半期のジャズ ベスト3

2258
Waynewithout
2200
上半期に購入したCD枚数は以下の通りです。今年は制限するつもりだったのに、結局上半期で84枚も購入してしまいました(笑)。BOXものとか複数枚のCDも1枚とカウントしての数字です。

輸入盤 63枚(うちECM関係 24枚)
国内盤 20枚
中古盤  1枚


今年上半期は枚数は買ってはいたけど、セレクトするとそんなに迷いもなく、3枚がリストアップされました。ただし、それぞれの順位をつけるのが苦手で、順不同ということでお願いします。6月購入分5枚をまだ聴いてませんが、それは次回持ち越し、ということで。

The Sirens/Chris Potter(ECM)
Without A Net/The Wayne Shorter Quartet(Blue Note)
Somewhere/Keith Jarrett/Gary Peacock/Jack DeJonette(ECM)

やはりシリアスなジャズがまだまだ好きってことでしょうか。あまりにも当たり前のセレクトなんで、センスないなあ、とかのツッコミはなしでお願いします(笑)。
でもこの3枚を続けて聴くのは不可能だと思います(笑)。

2013/07/08

Quartette Humaine/Bob James & David Sanborn

Bobquartette
これで5月発売分のCDをやっと聴き終えました。今年上半期は昨年に比べ、絞ることを意識したにも関わらず、購入枚数は増えてしまいました。ミュージシャン買いやレーベル買いをやっていると、やむを得ないかな、という部分はあります。2人の共演アルバムでは’86年リリースの「ダブル・ヴィジョン」があって、そちらの方はモロにフュージョンだったですが、かなりのヘヴィーローテーションで、当時細部まで覚えてしまった記憶があります。そして、今回。年齢を経ると渋くなりますね。しかもアコースティック主体。地味になったかもしれませんが、これがいい歳のとり方なんじゃないかなあ、なんてことを思っています。


Quartette Humaine/Bob James(P) & David Sanborn(As. Ss)(Okeh)(輸入盤) - Released 2013. Steve Gadd(Ds), James Genus(B), Javier Diaz(Per on 9) - 1. You Better Not Go To College 2. Geste Humain 3. Sofia 4. Follow Me 5. My Old Flame 6. Another Time, Another Place 7. Montezuma 8. Genevieve 9. Deep In The Weeds

(13/07/07)ボブ・ジェームス作が4曲(1、4、7、9曲目)、デビッド・サンボーン作が3曲(3、6、8曲目)、他はスタンダードなど。基本的にクァルテット編成でアコースティックな演奏です。4ビートが一部にある1曲目は割とジャジーな雰囲気にあふれていて、年齢を経た2人の再共演にふさわしい演奏です。メロディを一度聴いたら忘れられないようなキャッチーさは薄らぎましたが、フュージョン側から限りなくジャズに近づいた演奏としてカッコ良い。独特な細かいリズムでの変拍子(?)基調での4曲目、スタンダードをミディアムの4ビートでジャズしている5曲目、ある程度テンポが良くて渋くカッコいいアプローチをしている7曲目、唯一パーカッションが入って、ファンク的8ビートで進行する9曲目。ちょっと地味かもですが、大人の味わい。

2013/07/07

Tap/Pat Metheny

Pattap
このアルバムTzadikレーベルとNonesuchレーベルからの併売になっていて、ノンサッチの方が安いことが多いようです。自分はTzadikで買いましたが。私は、昔’90年代ごろに作曲者のジョン・ゾーンのCDの追っかけをやっていたのですが、あまりにも発売枚数が多くて、途中でやめてしまいました。今でもけっこう活躍しているんですねえ。Tzadikには割とお世話になっていることもありますが。このアルバム、さすがパット・メセニーだけあって、ノンサッチでのファンにも聴けるような(ちょっとアブないけど)内容になってます。というよりジョン・ゾーンの曲集で、メセニーほど自分の土俵に引っ張ってきたミュージシャンはいないのではないかと思うほど。買うのにスリルはありそうですが、聴いてみてください、ということで。


Tap/Pat Metheny(G, B, P, Key, Marimba, Bells, Bandoneon, Per, Electronics, Flh)(Tzadik)(輸入盤) - Released 2013. Antonio Sanchez(Ds) - 1. Mastema 2. Albim 3. Tharsis 4. Sariel 5. Phanuel 6. Hurmiz

(13/07/06)ジョン・ゾーンの作曲集のVolume:20という位置付け。パット・メセニーはドラムスの他はひとり多重録音で作成して、意外に音楽としてまとまっています。また、ユダヤ曲集なのでユダヤっぽさもあるけど、通常のメセニーのアルバムとして聴けるアルバム。冒険的な部分は当然にありますが目立つほどでも。ちょっと低音が不足かなと思えるけど、繰り返される3拍子が脳に響いてくる1曲目、しっとりとした生ギターではじまる哀愁感覚満点の静かなメセニーらしい2曲目、ユダヤ色満載の音階だけど盛り上がってメセニーのペースになる3曲目、ユダヤ音階満載のエキゾチックな雰囲気のあるだんだん盛り上がる4曲目、静かでエキゾチックな場面からしっとり感のある展開の5曲目、フリー的な展開もまた良しとも思う6曲目。

2013/07/06

Into The Woodwork/The Swallow Quintet

Swallowinto
通販ではECMレーベルとなっていたんですが、取り寄せてみるとやっぱりXtraWATT。でも、どっちにしても買っていたと思うので、べつにいいのですが。スティーヴ・スワロウ、もうけっこういい歳になってますが、彼のエレキ・ベースはなかなかいいですね。このアルバムを聴いていて、彼の曲はメロディが印象に残るものも多いし、おかげで好きなアルバムの1枚になりました。カーラ・ブレイがピアノではなくてオルガン(キーボード?)なのも、サウンドがいい感じになるのを助けています。スワロウのアルバムを常に追い続けていたわけではないですけど、このクインテットの楽器編成とメンバー、けっこういいと思いました。


Into The Woodwork/The (Steve) Swallow(B) Quintet(Xtra WATT)(輸入盤) - Recorded November 15 and 16, 2011. Chris Ceek(Ts), Steve Cardenas(G), Carla Bley(Org), Jorge Rossy(Ds) - 1. Sad Old Candle 2. Into The Woodwork 3. From Whom It Way Concern 4. Back In Action 5. Grisly Business 6. Unnatural Causes 7. The Butler Did It 8. Suitable For Framing 9. Small Confort 10. Still There 11. Never Know 12. Exit Stage Left

(13/07/06)全曲スティーヴ・スワロウの作曲。静かな彼独特のサウンドから、よく聴かれるエレキ・ベースを使った4ビートの軽快なサウンドまで幅広く楽しむことができます。カーラ・ブレイのオルガンもなかなか雰囲気を出しているし、フロントがギターとサックスなのもいい感じ。ミステリアスにはじまる1曲目から、曲には一貫性を意識していないと思うのに、ラストまで、なぜかそれを感じます。つなげて演奏しているのか、曲の境目をくっつけた編集をしているからかも。8分の6拍子の2曲目のタイトル曲はなかなかメロディアスで印象的に盛り上がっていきます。それにしてもスワロウはメロディ・メイカーという感じ。ECMではなくXtraWATTなので、それなりに聴きやすいし、ジャジーな場面もあって、幅広く聴けるんではないでしょうか。

2013/07/05

HMVから半強制的にメルマガが送られてくるようになった

今朝、HMVから最近注文したミュージシャンのCDの発売日だということで、不意にメルマガが届きました。登録した覚えがないのになあ、と思っても、該当ミュージシャンのところを見ると登録したことになっている。変だなあ、と思って、次の注文をさっきやったところで、よく見ると、注文の様式が変わって、注文の最後の段階で、分かりにくいところに、注文したミュージシャンのメルマガを購読しますか? といったようなメッセージと、あらかじめ各ミュージシャンにチェックマークが入っていました。

別に、注文したミュージシャンのメルマガなんて欲しくないわい。

それどころか、注文量が多いので、こういう不要なメルマガがどんどんメールアドレスに届いても困るし。まるで楽天的商法だな。

HMVには直ちにこういうことはやめろ、と苦情のメールをさっき送りました。誤ってメルマガを購読する方向に誘導されてしまった方のために、解除方法を書いておきます。

例えばパソコンの場合、エルパカ(HMV)のトップページからページ右の方の「アカウント情報」の「Myページ」をクリック。「Myページ」に入って左上の方の「My Information」から「購読メールマガジン」をクリック。そうすると、「メールマガジンリスト」にずらずらと、最近注文したCDのミュージシャンが並びます。左側の「メルマガ配信停止」を選び、全部配信停止のチェックマークをつけて処理。

興味のあるミュージシャンならメルマガを送りつけて大丈夫だろうという、受け取る側の迷惑を考えない行為と、配信停止の分かりにくさには、ちょっとまいりました。しっかりしてくれよ、HMV。ただでさえいろんなとこからいろいろなメールを受け取っているので、これ以上増やしたくないし。

こういう誘導的な、注文時の無意識を利用したメール配信は困るので、いやな人は、どしどしHMVに苦情のメールを送った方がいいと思います。

(追記10月20日)今だと「アカウント情報」の「メルマガ購読管理」をクリックすると簡単に配信停止の作業ができるようになってますね。(これはPCの場合。スマホの場合はやったことないので分らないのですが、だいたい似たような感じではないかと。)

2013/07/03

「日経ベストPCデジタル」2013年夏号購入

年に3回刊なので忘れてしまいそうですが、結局発売日に買ってしまいます。通販でですけどね。もう先月下旬にはこの号、入手してあるんだけれど、今号の特集は「パソコン対タブレット どっちが買いか?」という特集。もうパソコンの中にタブレットが入ってきて、誌面的にはそこにスマートフォンも持ってきて、シームレスな特集にだんだんなってくる気配。タブレットも確かにいいんだけど、自分にとって外出時に仕事で最も便利なのはモバイルノート(ウルトラブック)なんですね。

もうずーっとこの雑誌を見て、いろいろ参考にしてきましたが、仕事のソフトのメーカーの対応度とか、これからの利用性とかを見ると、やはりPC中心なのは変わりがないようです。なので、タブレットなどにシフトしてきたこの雑誌は、世の中の流れの点からは正しいかもしれないですが、自分としては、そろそろこの雑誌で追いかけなくてもいいのかなあ、と思うようにもなりました。Windows8も移行するにあたって、7以前から比べて操作性が全然違うのもネックですしね。まだ使いたいとは思いません。

雑誌としてどんどん変化していくのは面白いんですが、自分の情報の欲しい点からすれば、少しずつズレて言っているのかもしれません。そういうわけで、今号で購入を終わりにするか、次号は買ってもここのブログには書かないか、あるいは気が向いたら書くか、ってな感じに思ってます。

ただ、パソコンのページの割合が減ってはいても、結局は新製品情報の雑誌。薄い高性能なノートPCとか、進化したデスクトップとか、興味は尽きないです。何だかんだ言いながらも、次号以降もこの本を購入する可能性も、まだあります。

2013/07/02

Uberjam Deux/John Scofield

Johnuberdeux
ジョン・スコフィールドのジャムバンド新作(と言っても5月の新譜ですが)。まあ、チープな感じがいいんですけど、ドラムスとかベースとが、安易に演奏しているわけではなくて、かなりのグル―ヴ感を持っているので、その道では一級の人をメンバーにしているのは間違いないと思います。ただジャズファンの位置からすると、こういうサウンドは近くはないのかなと。頭を柔軟にして、というより若い人は自然にこういう音楽にふれてもいるので、まあ、こういうサウンドが好きだったら、と、無理をしない程度におススメではありますけど。でも、ジョン・スコフィールドのギターが入るとキマりますねえ。だから追っかけはやめられない、というところもあります。


Uberjam Deux/John Scofield(G)(EmArcy)(輸入盤) - Recorded January 2013. Avi Bortnick(G, Samples), Andy Hess(B), Adam Deitch(Ds on 1-2, 4-5, 7, 10-11), Louis Cato(Ds on 3, 6, 8-9), Special Guest: John Medeski(Org, Wurlitzer & Mellotron on 2, 4, 6, 10-11) - 1. Camelus 2. Boogie Stupid 3. Endless Summer 4. Dub Dub 5. Cracked Ice 6. Al Green Song 7. Snake Dance 8. Scotown 9. Torero 10. Curtis Knew 11. Just Don't Want To Be Lovely

(13/07/01)11曲目を除き、ジョン・スコフィールドの作曲(4、8、10曲目)かAvi Bortnickとの共作。何枚目かのジャムバンド路線。サンプラーも使ってはいるものの、ミュージシャンの演奏でほぼ固めているので、ジャズ色はなくても、多少チープ感はあっても、ジョン・スコのギターを聴ければけっこういいなあ、と思えます。こういうサウンドはテクニックだけでは語れないし、ある意味楽そうな演奏でも、ギターが一発入ることで、かなり味のある8ビートの曲に仕上がります。逆にジョン・スコが入っていなければ買わなかったかもなあ、という演奏でもありますけど。リズムも単調なようですが、意外に曲によって違いがあって変化があります。こういうグル―ヴに身をまかせてみるのもいいのかも。相変わらず彼のギターは渋く、若いです。

2013/07/01

People Music/Christian McBride & Inside Straight

Christianpeople
前回から多少メンバーの変更はあるものの、Inside Straightとしては2枚目のアルバム。前のアルバムでは、意外にあっさりしていて聴きやすい、というような事を書いていたけど、このところ聴いているアルバムと比べるとやはり今回は、それほどあからさまではないにしても、黒っぽさというのは出てくると思います。ただ、それが都会的で洗練されている曲やサウンドが多いので、聴く人により、その感触は分かれるんじゃないかな、と思いますけど。フロントがアルトサックスとヴァイブラフォンなのも、あまり暑苦しくなくていいですね。参加しているメンバーにも安心感はありますし。Criss Crossあたりと似た雰囲気はあると思います。


People Music/Christian McBride(B) & Inside Straight(Mack Avenue)(輸入盤)- Released 2013. Christian Sands(P on 1, 7), Ulysses Owens, Jr.(Ds on 1, 7), Steve Wilson(As), Warren Wolf(Vib), Peter Martin(P on 2-6, 8), Carl Allen(Ds on 2-6, 8) - 1. Listen To The Heroes Cry 2. Fair Hope Theme 3. Gang Gang 4. Ms. Angelou 5. The Movment, Revisited 6. Unusual Suspects 7. Dream Train 8. New Hope's Angel

(13/06/30)クリスチャン・マクブライド作が4曲(1-2、5、8曲目)で、他の4曲はメンバーがそれぞれ作曲。割とストレートな、黒っぽいジャズを展開しています。モーダルで渋い、それでいて割とシンプルな構成の1曲目、構築感のあるメロディアスなテーマと、アップテンポの4ビートが印象的な2曲目、ちょっと泥臭い感じのテーマとアドリブ、華麗な感じもする場面もある3曲目、浮遊感もあって漂うようなバラードが心地良い4曲目、都会的なカッコいいテーマと変則ビートからアップテンポの4ビートで突き進む5曲目、8分の6拍子基調で比較的渋めに演奏が進む6曲目、夜の都会という感じのメロディと目まぐるしい変化のある、アドリブではアップテンポの4ビートも出る7曲目、淡い感じだけど、ポップ的なビートでメロディアスな8曲目。

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