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2013/03/26

Overlooking Moments/Alex Sipiagin

1354
Criss Crossレーベル新譜聴き2日目。今日のアルバムはアレックス・シピアギンとクリス・ポッターという強力なフロントのピアノレス・クァルテット。他のメンバーがスコット・コリーとエリック・ハーランドということで、速く聴いてみたい気になります。全体的に抑え気味の雰囲気ですけれども、よくまあこういう自由なスペースがあって、しかも構築された2管のハモり(しかも難しそう)の部分とソロの部分と、2人で自由に(?)吹きあう部分とがうまくブレンドされていて、他のミュージシャンでは聴くことができないサウンドが詰まっています。ただ、やっぱり聴く人を選ぶであろうアルバムかもなあ、とある意味薄暮的、ある意味分かりやすいキャッチーさがないというところで、思ったりもしました。


Overlooking Moments/Alex Sipiagin(Tp, Flh)(Criss Cross 1354)(輸入盤) - Recorded October 15, 2012. Chirs Potter(Ts, Ss), Scott Colley(B), Eric Harland(Ds) - 1. Expectation 2. Cho Tofu 3. Chronicle 4. Mississippi Waltz 5. Flash 6. Once.... 7. First Step 8. Savoir

(13/03/25)Alex Sipiagin作は1-2、5、8曲目、スコット・コリー作が3、6曲目、クリス・ポッター作が4曲目、マンディ・満ちる作が7曲目。メンバーがメンバーだし、ピアノレスの2管カルテットがなかなか現代ジャズしていてマニアックで心地よい。1曲目の2管でのハモりや自由な行き来のテーマの難易度の高さからも、その後自由なスペースでのアップテンポでのソロにしても緊張感をもたらします。他の曲も変拍子なのかそうでないのか分かりにくいけれども、そのようなことを気にせずにマニアックな現代ジャズを楽しむ(?)ことができます。真面目に聴こうとすると頭がこんがらがるかも。どのテンポの曲でも、サウンドが醸し出す薄暮のような雰囲気が心地良い。4曲目もワルツなんだけど、何だか浮遊感が。7曲目も他の曲にマッチ。

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コメント

工藤さん、こんにちは。
ご無沙汰しております。

本作はテンションが高く、ピリピリしておりすごい緊張感ですね。
神経質な音なので好みが分かれそうですが、個人的には楽しめました。
哲学的に思索しながら演奏すると究極的にはこうなるのかな、
というような印象でした。

なんというかノリが「止まっている」かのような、
不思議な感じなのもおもしろいですね。

ひさしぶりにトラバお送りしました。
よろしくお願い致します。

>松岡美樹さん

TBどうもありがとうございます。

さすがこのメンバー、他ではできないことをやっているな、という印象でしたが、神経質というか聴く人を選ぶというのは、やはり私も感じましたです。それでもさすがにここまで2管でこういう現代ジャズを表現できているので、いい記録を切り取って残してくれた、と思います。

こちらからもTBさせていただきます。
さすがにこのメンバーだけあって本演奏には概ね満足しているのですが、せっかくのコード楽器レスなのだから、もう少しアグレッシブな部分が欲しかったです。
わたし的にはむしろ前作「Alex Sipiagin / Destinations Unknown」の方がガツンとくるイメージだったのですが、同じようなことをやってもしょうがないので、あえてこのような抑え気味の雰囲気にしたということなのかもしれません。

>naryさん

TBどうもありがとうございます。

ECMのポッターのリーダー作の方が1年ほど先の録音ですけど、それが今回の録音に何らかの影響があったのかどうか。シピアギンのキャラクターと出会うと、今回のようなサウンドを聴いて、なるほどなあ、という感じもします。そう言えば今回ガツン度は低めでしたが、個人的にはけっこうイケましたです。

こんばんは。このアルバムの難しさは,日頃彼らのアルバムから感じられる現在のNYCっぽさとも言うべき響きが若干不足しているところではないかと思えます。

もちろん,いいアルバムだとは思うのですが,ちょっとアプローチがコンベンショナルな感覚が強かったと感じられるのがやや残念でした。なので,ついつい評価も渋くなり...って感じです。

ということで,TBさせて頂きます。

>中年音楽狂さん

TBどうもありがとうございます。

爆発していないというか、あまり発散しきれていないというか、内省的に響く場面も見受けられたということで、評価が分かれそうなアルバムでした。

個人的にはECMのクリス・ポッター盤の流れからこっちに来てみました的な感覚で、楽しむことができました。

こんばんは。
私は好意的にこのアルバムを捉えています。ちょっと地味なサウンドで比較的オーソドックスではあるけれど、ツウ好みな感じで良いと思いました。キャッチーさはないですよね。難しいことをやっているのかもしれませんが、最近はこのくらい当たり前と思うようになってしまって、私はそうい部分に気がいかなくなっています。奏でられるアダルトなサウンドに浸れば良いのかと思います。
TBありがとうございました。私からもTBさせていただきます。

>いっきさん

TBどうもありがとうございます。

なるほど、ツウ好みと言えば確かにそうですね。けっこうやっていることはスゴいんだけれども、地味と言えば地味な感じもある。でもやっぱりスゴい。こういう境地の演奏に達したこと自体、スゴいことかなあ、と思う貴重な記録です。

ピアノレスだからになりますが、ワンホーントリオが2つ重なったようなイメージを持って聴いてます。
テーマ部の2管でのアンサンブルと、それぞれのビリビリくるようなソロ部と、双方で緊張感あふれるエキサイトな演奏がこれでもかと詰め込まれていて、満足度の高い演奏を楽しみました。
なんで、個人的には高評価のアルバムとなってます。

TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

>oza。さん

TBどうもありがとうございます。

確かに2人がそれぞれ奔放に吹いていて、それがなぜかグループのサウンドとしてまとまっている場面があって、これは相当なテクニシャンでなければ出せない味だなあ、と思います。

メンバー的にも音的にも、貴重な体験をできましたです。

随分、、遅くなってしましましたぁ!

わたしは、これ、好きです。
目に見えた赤い炎ではないと思いますが、、充分力のはいった闘志溢れるサウンドだと思ったんです。青い火花、、って、感じです。。

でも、すでに、クリスクロスは次のリリースがばんばん来てますよねぇ。
ちょっと、パスしようかなぁ。。
と。Orrin Evansもあったんだなぁ。

キースもトラバしちゃいました。。

>Suzuckさん

TBどうもありがとうございます。

けっこう、メンバー買いは多かったんじゃないかなあ、と思うのですが、この渋み、というか、派手ではないんだけどこのメンバーならではの音は、やっぱりいい、という人が多めだったんじゃないか、と思います。

明日でCriss Cross新作4枚目まで、全部出てきますけど、今回の新作もいいですよ。

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