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2012/12/31

クイヴァー~三人主義/ロン・マイルズ、ビル・フリゼール、ブライアン・ブレイド

Ronquiver
最近はEnja盤も通販で出た当初は、国内盤があるものは国内盤の方が安かったり、発売日が早かったりして、国内の発売会社の陰謀もちょっと感じますが、この3人のメンバーでは買わざるを得ないだろうなあ、というのが出てきました。ベースレスのギターを含むトリオ(しかも、ギターがビル・フリゼール)だと、どちらかというとEnjaよりはECMの方が得意じゃないかと思うのですが、まあ、個人的に聴きたい音源であることには間違いありません。まあ、4ビートではないのと特殊な編成なので聴く人を選ぶことになるとは思いますが。なかなか面白いトリオではありますね。好きな人は好きだろうなあ、と思わせる内容のアルバム。


クイヴァー~三人主義/ロン・マイルズ(Tp、Sattva on 1, 5, 7)、ビル・フリゼール(G)、ブライアン・ブレイド(Ds)(Enja)
Quiver/Ron Miles(Tp, Sattva on 1, 5, 7), Bill Frisell(G), Brian Blade(Ds)(Enja) - Recorded 2011. - 1. Bruise 2. Queen B 3. Mr. Kelvin 4. There Ain't No Sweet Man That's Worth The Salt Of My Tears 5. Just Married 6. Doin' The Voom Voom 7. Days Of Wine And Roses 8. Rudy-Go-Round 9. Guest Of Honor [Bonus Track] 10. Black Beauty 11. New Medium

3人の連名ですが、大きく名前が出ているのはロン・マイルズだし、彼の曲も11曲中8曲(1-3、5、8-11曲目)と、やはり彼がメインになっています。他の3曲はスタンダードやジャズメン・オリジナル。ベースレスだし、ギターはビル・フリゼールということで、いい意味での気ままなスカスカ感というものがありますが、聴く人を選ぶかもしれなけれども、けっこうこれが気持ちいい。ベースを補完しようという考えはないようで、このままの音で聴かせてしまえ、というような雰囲気があります。曲もミディアムからゆったりしたテンポのものが多く、EnjaでなくてECMから出てもおかしくないような仕上がりです。ブライアン・ブレイドもいい雰囲気でサウンドを仕上げていますが、凶暴性は全然ありません。味のあるプレイというのはこういうのかも。(12年12月5日発売)

2012/12/30

KENSO COMPLETE BOX

Kensocomplete
最初にKENSOを知ったのは、「夢の丘」のアルバムが、Jazz Lifeかスイングジャーナルに新譜紹介で掲載されていた時です。さっそく購入。世間ではデビュー時からプログレ扱いされていたようですけど、この当時はフュージョンのジャンルにも食い込んでいたおかげで、この素晴らしいサウンド世界に接するようになりました。結果的には、私、ここのアルバムの未発表演奏以外はすでに持っているんですよね。それでも買いたくなってしまったのは、最初が学生時代の自主制作盤からはじまって、どんどん発展したこと、ご本人は歯医者さんという、別な職業が本職だったこともあり、自分と重ね合わせてしまう部分が多かったからかもしれません。100ページを超える解説も読みたかったし。マニアックなサウンドですけど、プログレとしてもロックとしても独自のサウンドは確立しているし、好きな人、比較的多いんじゃないかな。

(追記)本来だったら1枚1枚紹介していくべきなんでしょうけれども、3枚はブログに掲載しているし、今回のBOXに添付のブックレットがかなり詳しい紹介なので、ここではまとめての印象だけの紹介にさせていただきます。


KENSO COMPLETE BOX(King Records) - 「Kenso」(’80年)「Kenso 2」(’82年)「Kenso (3rd)」(’85年)「スパルタ」(’89年)「夢の丘」(’91年)「エソプトロン」(’99年)「天鵞絨症綺譚(びろうどしょうきたん)」(’02年)「うつろいゆくもの」(’06年)「イン・コンサート」(’86年ライヴ)「ケンソー・ライヴ92」(’92年ライヴ)「Zaiya Live」(’96年ライヴ)「隠匿無用」(未発表CD)」「比類なき生態」(未発表DVD)

ついにKENSOのBOXセットが出ました。未発表も入れて12種(CD13枚、DVD1枚)の紙ジャケでのセット。値段も定価で36,750円とけっこうはりますが、現在廃盤になって高値で取引されているアルバムもあり、またデジタル・リマスターとSHM-CDで音も良くなっていることもあって、KENSOファンにはお買い得かも。収録時間はトータルで665分だそう。また、主に本人による解説のある100ページ超のブックレット付きと、かなり丁寧な作りになってます。初期(学生時代)の自主制作盤から、その後プロのミュージシャンをメンバーに加えてどんどん発展していくのが流れでとらえられるけど、ライヴで演奏されて印象に残る曲は何度も取り上げられていたり。リーダーの清水さんは曲作りやサウンドが独特で、それが牽引力になってます。(12年12月26日発売)

2012/12/28

ジャズ批評2013年1月号(171号) 特集 ローランド・カーク大全集

Jazzhihyo171
実は「ジャズ批評」誌とは因縁があって、昭和57年発行の42号から継続して購入していた(一部さかのぼって集めました)んだけれども、134号の「私の好きなジャズ・レコード2006」の時に私のはじめての原稿が大誤植をやられ、顔をつぶされたこともあって、その後しばらくして隔月刊になった120号以降を処分し、購読すらやめていました。隔月刊になった直後は特集の出来もひどいのが多かったし、素人の編集ではないかと思われることを自分がやられて懲りていた、ということもあります。

その後だいぶ経ってから、今回のローランド・カーク特集の中心人物である林建紀さんが「ジャズ批評」誌の編集や校正に立ち会うようになってから、雑誌的、データ的にはかなりしっかりしてきたということを聞いています。林さんは彼がアマチュアジャズファンだった時以来のお知り合いで、’98年から’02年にかけてのホームページの共同企画「ゴールドディスクを斬る」の発案者でもあり、当時3年以上も共同企画を続けていました。

林さんはその後、いつの間にかレビュー本への参加や、書籍の翻訳などで、プロのジャズライターとして活躍しはじめました。特にアーリー・ジャズ関係にも、今のジャズ・ファンとしては珍しく詳しい方です。また、カーク本の翻訳をはじめ、日本ではローランド・カーク研究の第一人者として知られています。この特集「ローランド・カーク大全集」、普通ならどこかにあるような資料を引っ張ってきて、という感じになるのでしょうが、ここならではの特集として、林さん自らがご自身の耳で、カークの演奏する楽器を識別、それを資料として載せてあるのが素晴らしい点です。そして今時点でのコンプリート・ディスコグラフィーもなかなか見ごたえがあります。こういう耳で聴いていて自分で道を切り開いていくタイプのジャズライターの方って、ホント珍しいです。その楽器や演奏の細部に入り込んで行くようなビシッとした記述、読んでみてほしいですね。私、実はカークファンではないですが、林さんのファンではあります。立ち読みして、まず見て下さい。そうするとこのデータと記述を見て、欲しくなってしまうはずです。

ジャズ評論の世界も、ブログや大手通販のレビュー欄という便利なものができてプロとアマの区別がつきにくくなり、多分今のアマと同程度の、新譜レビューしか書かないようなプロは発表の場も減ってきているので淘汰されていくのが自然だと思いますが、林さんのように自分で実際に聴いてデータを作っていくようなタイプの方は、最後まで残るんじゃないでしょうか。素晴らしいカーク特集を見せていただきました。

2012/12/27

Hymns/Spheres/Keith Jarrett

1086
以前半分以下の曲数でCD化されましたが、ECMでの完全版としてやっと今回CD化されました。未CD化のものは別にすると、今までCD化の際にカットされた曲があるアルバムは、BOXセットでかなり再現されたので、あとはキース・ジャレットの「Concerts」(ECM 1227-29)がLP時代はミュンヘン(2枚)とブレゲンツ(1枚)だったのが、CDではミュンヘンが全部カットされてブレゲンツ1枚だけで発売されたのぐらいかな。この完全版のCD復刻には、今回のオルガン・アルバムのセールスいかんにかかってくると思うので、できるだけ買って下さい(笑)。とは言うもののパイプオルガンなので聴く人を選ぶかも。ただ、やはりカットされない完全版で聴くと、全体の印象は変わります。ちなみにこのアルバムの装丁は横長の紙ジャケでした。


Hymns/Spheres/Keith Jarrett(Org)(ECM 1086/87)(輸入盤) - Recorded September 1976. - 1. Hymn of Remembrance 2. Spheres (1st Movement) 3. Spheres (2nd Movement) 4. Spheres (3rd Movement) 5. Spheres (4th Movement) 6. Spheres (5th Movement) 7. Spheres (6th Movement) 8. Spheres (7th Movement) 9. Spheres (8th Movement) 10. Spheres (9th Movement) 11. Hymn of Release

(12/12/27)キース・ジャレットのパイプ・オルガン曲集で、CD2枚組。音の変化を聴くような流れるような曲もあるし、クラシック調の1曲目もあるし、と記譜されたものがあるのかどうかは不明。実はCDはECM 1302で上記のセレクションとして’85年に発売されたもののカットされた曲が多かったでした。ある修道院にある18世紀製作のバロック・オルガンを使用とのこと。ピアノのインプロヴィゼーションをオルガンに置き換えて、その響きをコントロールしているのは画期的かも。音の厚みが持続していき、そこに非常にゆったりとしたドラマが生まれてきます。ジャンルとしてはクラシックや現代音楽に近いものを感じますが、それもフリー・インプロヴィゼーションで、進んでいく物語に荘厳な、あるいは神聖なものを感じます。かなりゆったり。

(注)’85年に発売されたECM 1302の収録曲は以下の通り。Spheres/Keith Jarrett(Org)(ECM 1302) - Recorded September 1976. - 1. Spheres(1st Movement) 2. Spheres(4th Movement) 3. Spheres(7th Movement) 4. Spheres(9th Movement)

2012/12/26

新世紀スタンダード/クリヤ・マコト

Kuriyashinnseiki
クリヤ・マコトの新譜は「新世紀スタンダード」。曲はアニメでした。「けいおん!」で爆発的なバンドブームは起きたけど、「坂道のアポロン」で爆発的なジャズブームは起きなかった。こういう視点からすると、ジャズへのアプローチも今までの手法では若い世代にはなかなか難しく、このアルバムのように、アニメの曲を多くの曲で割と素直なアレンジとメロディを引き出すことによって、ジャズに徐々に接近していくのかな、と思います。ただ、このアルバムを聴いていると、そこからジャズやフュージョンの接近ということはどうでも良くて、アニメの新アレンジを楽しむ、というような形で聴いている人が多いのかな、とも思います。セールスの点でも、アニメはジャズよりかなり大きなマーケットですし。


新世紀スタンダード/クリヤ・マコト(P、Prog)(Pony Canyon)
Sparkling - Anime Standards/Makoto Kuriya(P, Prog)(Pony Canyon) - Recorded September 2012. 納浩一(B on 1, 4-5 ,11)、村上広樹(Ds on 1-2, 4-5, 7, 9, 11)、紗理(Vo, Cho on 1, 3, 8)、KOTETSU(Cho on 1, 3, 8)、CHAKO(Cho on 1, 3, 6, 8-9)、早川哲也(B on 2, 7, 9)、コモブキキイチロウ(B on 3, 6, 8)、天倉正敏(Ds on 3, 6, 8)、中丸達也(Per on 4-6, 8) - 1.魂のルフラン 2.いつも何度でも 3.創聖のアクエリオン 4.ブルーウォーター 5.次回予告 6.For フルーツバスケット 7.空色デイズ 8.ライオン 9.風の谷のナウシカ 10.2EM20_KK_A09_KURIYA 11.God Knows

アニメの曲のオンパレードで、アニメの曲にも関わるクリヤ・マコトならではのスマートなアプローチの曲が多い。「新世紀エヴァンゲリオン」から3曲(1、5、10曲目)、「千と千尋の神隠し」(2曲目)、「ふしぎの海のナディア」(4曲目)、「天元突破グレンラガン」(7曲目)、「マクロスフロンティア」(8曲目)、「涼宮ハルヒの憂鬱」(11曲目)とタイトルそのもの(3、6、9曲目)。メロディをフュージョンやジャジーにあまり崩すのではなく、ジャズの要素もあるのだけれど、原曲のメロディの美しさなどを活かした演奏で、ゴージャスな雰囲気も。ポニー・キャニオンから出たところをみると、コアなジャズファンよりアニメファンの方をターゲットにしているようだけど、これはこれでジャズの裾野を広げるのでアリかと思います。私もアニメ音楽は割と好き。(12年12月19日発売)

2012/12/24

After Hours 2/山中千尋

Yamanakaafter2
山中千尋のギターを含めたトリオの2枚目が出ました。以前1枚目が出る時に、最初は今までのベスト盤が出る予定がこの編成の新録音に変更になって、なかなか気概がある人だなあ、と思ってました。でも、今回はDVD付きの限定盤と通常盤の2種類が出て、ジャケット違いはまあ許せるにしても、通常盤の方にはボーナストラックが違う曲が入ってます。そちらは「11.時さえ忘れて」になっていて、ユニバーサルもセコい商法をするなあ、と思いましたね。いくらなんでもこの曲のために両方買おうとするもの好きは多くないんじゃないのかな。ジャズという狭いマーケットで、こんな商売をやっていてもねえ。あっ、アルバムは良かったですよ。


After Hours 2/山中千尋(P)(Verve)
After Hours 2/Chihiro Yamanaha(P)(Verve) - Released 2012. Avi Rothbard(G), Yasushi Nakamura(B), Yoshi Waki(B) - 1. Fly Me To The Moon 2. Wakey, Wakey 3. Drift Apart 4. Just One Of Those Things 5. Georgia On My Mind 6. I'll Close My Eyes 7. Moanin' 8. Beautiful Love 9. Skating In Central Park 10. Autumn Leaves [Bonus Track] 11. かって..。[DVD] Yoshi Waki(B), Ferenc Nemeth(Ds) - 1. Living Without Friday 2. Take Five

ギターを含めたドラムレス・トリオの第2弾。山中千尋の作曲は2-3曲目の2曲。11曲目はボーナス・トラックで日本の曲。彼女にしては割とオーソドックスな4ビートでの曲が多いです。ミディアムのものも、4曲目のようにかなりアップテンポのものも、かなり絶好調で、こういう本格派の4ビートもイケるってことを前作でも、今作でも証明しています。有名な曲が多いのがうれしいところで、正攻法で料理してくれているのがうれしい。オリジナル曲では、2曲目はやはりメロディは日本人のジャズだなあ、と思わせたり、3曲目は、ビートは4ビートではないけれど、ブルージーなフレーズも時おり見せてくれます。割とスローな曲も味のある弾き方だし、そこでも時々バリバリとフレーズが繰り出されます。DVDの方はドラムス入りの通常のトリオ。(12年12月5日発売)

2012/12/23

ブログを続けること

時々見かけるのだけど、ブログを続けるのにはどうしたらいいか、なんて質問がWeb上にあったりします。仕事でない限り、書きたいことがあれば書けばいいし、書くのが面倒、あるいは苦痛だったらやめればいいし、と思ってます。自分は文章で何らかの形を残しておきたい方なので続けていますが、すぐやめてしまう方の割合って割と多いんじゃないでしょうか。ただ、周りのジャズブログの方々、けっこう続いている方が多いので、やっぱり好きで書きたい方が多いんでしょうね。

このブログ、記事数が2,668件になっていて、過去に日記ブログを併合(記事件数300件ほど)したり、雑記的なことも時々書くのですが、それでもCD紹介は2千枚ぐらいにはなるかな。特に、ここではCriss Crossレーベルは廃盤の3枚を除いてCDは網羅しています。これで350枚ぐらい。ECMの方も、網羅したものはこちらもコメント手直ししたECM旧譜の一部やブログ以降の新譜はダブって掲載しています。また、買った新譜、旧譜取り交ぜてジャズは基本的にほぼ全部取り上げるようにしています。10年近く前、いただきものCDが大量にあったり、閉店セールその他で買い込みすぎて一部を掲載しなかったりしたことはありましたけれども。

音楽(ジャズ)ブログを続けられた理由は、コメントを簡単にして、短めにしたからでもあります。本格的にライナーのような感じで書いていくと、自分ならそういうのは書く自信もないし、途中で息切れしてしまいます。長さを決めて書いていく方が、まとまりもよく、うまく切り詰めていけると自分では思います。個人ブログなので、立派な文章で引きつけよう、ということはできないですし、これが自分のペースかな、と思います。

自分もここまで来たからには、元気な限り続けるつもりです。また、ジャケ写はないですが、ホームページの方に自分の好きなレーベル別、ミュージシャン別の特集もありますので、そちらもご覧ください。ただし、そちらはあと1,000枚強ほど、コメントが昔の短いままになっているものがありますが。

昔はブログの毎日更新をやっていましたけど、それもマイペースの更新にしてから何年も経ちます。時に2週間ぐらい更新しないこともあったりして。苦痛にならない程度に、文章もマイペースな感じで書いていくのがストレスもなくていい感じかな。自分のスタイルというのがあるとすれば、もうでき上がっている状態のようですし。今後ともよろしくお願いします。

ブログを続けること(ECMブログ編)

時々見かけるのだけど、ブログを続けるのにはどうしたらいいか、なんて質問がWeb上にあったりします。仕事でない限り、書きたいことがあれば書けばいいし、書くのが面倒、あるいは苦痛だったらやめればいいし、と思ってます。自分は文章で何らかの形を残しておきたい方なので続けていますが、すぐやめてしまう方の割合って割と多いんじゃないでしょうか。

幸い、このECMブログ、記事数が1,087件に達していて、そのほとんどがCD紹介なので、ECMレーベルだけで千枚以上紹介したことになります。LPだけで廃盤になったもの(Worksなどを除く本編のものであと39枚)と、Watt関係、Carmoは掲載してないですけど、他は特殊なものを除いてCDはほぼ網羅しています。

ECMのファンって多いので、他にもこういうホームページないしブログがあってもいいんじゃないかと思うのですが、ディスコグラフィー的なものはあっても、自らコメントをふった形で網羅しているものでは、まだないようです。その全部を自分で聴く手間がかかる分、何年もかかります。続けられた理由は、コメントを簡単にして、短めにしたからでもあります。本格的にライナーのような感じで書いていくと、自分ならそういうのは書く自信もないし、途中で息切れしてしまいます。

意識してECMのジャズCDの国内盤を集めるようになったのが’80年代後半、輸入盤も手をつけはじめたのが’98年頃、New Seriesまで集めようとやりはじめたのは’02年ごろじゃなかったかな。昔の短いコメントをもう少し長く手直ししつつだったので、新譜以外に旧譜の手直しを毎月10枚自分に課していた時もありました。ブログをはじめたのが’05年6月12日で、それから自分のホームページに先に作ってあったコメントをコピペして、の作業になりますが、毎日更新でした。’07年9月にブログが新譜に追いついて、そこからは新譜とゆっくりのお付き合い。でもその間に200枚ぐらい出たんじゃないでしょうか。

こんな簡単な記述でも、収集その他、何らかの役に立ってもらえれば、と思います。自分もここまで来たからには、元気な限り続けるつもりです。また、ジャケ写はないですが、ホームページの方に番号順のものがありますので、それと併用していただくと便利です。

2012/12/22

Special Edition/Jack DeJohnette

2296
通常なら12月にはECMレーベル、あまり出ないはずなんですが、今年はチラホラ出ています。本国の方では11月中の発売でクリスマス休暇、っていう感じなんでしょうけれども。昨日届いたばかりの4枚組CDBOXなんですけど、実は初CD化の3枚目だけしか聴いてない状況でのアップです。他のアルバムはECMブログにアップ済みですし、4枚全部書くと3枚目が内容が無くなってしまうということで、まず初CD化作品の状況をお確かめ下さい。スペシャル・エディションはECMから出るには、今から思えばちょっと過激なんでしょうけれども、なんでこの3枚目だけが当時廃盤になってしまったのか、不思議ではあります。


Special Edition/Jack DeJohnette(ECM 2296-99)(輸入盤) - Special Edition/Jack DeJohnette(Ds, P, Melodica); Recorded March 1979. David Murrey(Ts, Bcl), Arthur Blythe(As), Peter Warren(B, Cello) - 1. One For Eric 2. Zoot Suite 3. Central Park West 4. India 5. Journey To The Twin Planet - Tin Can Alley/Jack DeJohnette's Special Edition(Ds, P, Org, Per, Vo); Recorded August 1980. Chico Freeman(Ts, Fl, Bcl), John Purcell(Bs, Fl, As), Peter Warren(B, Cello) - 1. Tin Can Alley 2. Pastel Rhapsody 3. Riff Raff 4. The Gri Gri Man 5. I Know - Inflation Blues/Jack DeJohnette's Special Edition(Ds, P, Clavinet, Vo); Recorded September 1982. Chico Freeman(Ss, Ts, Bcl), John Purcell(Afl, Fl, Reeds, Piccolo Fl, Ack, As, Bs), Rufus Reid(B), Baikida Carroll(Tp) - 1. Starburst 2. Ebony 3. The Islands 4. Inflation Blues 5. Slown Down - Album Album/Jack DeJohnette's Special Edition(Ds, Key); Recorded June 1984. John Purcell(As, Ss), David Murrey(Ts), Howard Johnson(Tuba, Bs), Rufus Reid(B) - 1. Ahmad The Terrible 2. Monk's Mood 3. Festival 4. New Orleans Strut 5. Third World Anthem 5. Zoot Suite

(12/12/22)ECMの1152, 1189, 1244, 1280の4枚組再発BOXセット。ECMでも活発なジャズを表現していたグループです。そのうち「Inflation Blues」(ECM 1244)が初CD化なので、その内容を記します。全曲ジャック・ディジョネットの作曲。静かな場面からある程度調和のとれたフリー的な盛り上がりを見せて、ややフリーのジャズノリでガンガン前に進んで行くような1曲目、変拍子的ボッサでその表現がドラマチックな進行の、やや淡色系な2曲目、ドラムスをバックにホーンのメンバーが自由に暴れまわって、ドラムスもかなりプッシュしている3曲目、ディジョネット自身のヴォーカルによるレゲエのリズムのノリが良い、本当にレゲエの曲かとも思える4曲目、プッシュするリズムで、ホーンが自由に動き回っていてテンポの良い感じの5曲目。

2012/12/19

ECM-Eine Kulturelle Archologie(Prestel) (書籍)

Ecmbook
ECM-Eine Kulturelle Archologie(Prestel)

今ミュンヘンで行われているECM展覧会のカタログ(図録) だそうです。私が買ったのは、注文を間違えてしまってなぜかドイツ語版なんですが、英語版は「ECM A Cultural Archaeology」というタイトルです。国内某大手通販でも両方扱ってますが、英語版が欲しい方はくれぐれもお間違えの無きように。

実は、どっちみち写真しか見ないだろうからドイツ語でも注文してしまえ、と思って届いて再びネットを確認したら、英語版もあったんですねえ。いくら大学の第2外国語がドイツ語(4年間やりました)だったといっても、もう忘れちゃっているし、まだ英語の方が良かったかも。

内容的には貴重な写真も多いし、英語、ドイツ語の読めるECMファンの方には貴重なECMに関する文章が多く入っていて、ハードカバーで300ページ強。さて、またドイツ語の勉強でもはじめるとするか(笑)。

2012/12/18

スター・オブ・ジュピター/カート・ローゼンウィンケル

Kurtstarof
カート・ローゼンウィンケルの新譜が11月28日に出ました。これも20日間ぐらい到着してから聴けなかったので、もっと早く聴けばよかったと少々後悔。もっと派手なギターでもよかったのかもしれないけど、このメンバー4人はけっこう相性が良いと思われるので、グループサウンドとしてはけっこう満足しています。彼にしてはあまり変拍子度は前面に出てこなかったかな。曲ごとに変化に富んでいるので、CD2枚組でも飽きさせないです。それにやはり彼のギターはジャズをやってもバップではないし、それでいてトンガっているくせに耳ざわりにはならないので、個性的。彼にハマっている理由のひとつです。


スター・オブ・ジュピター/カート・ローゼンウィンケル(G、Voice)(Song X Jazz)
Star Of Jupiter/Kurt Rosenwinkel(G, Voice)(Song X Jazz) - Recorded March 6-9, 2012. Aaron Parks(P, Key, Org, Wurlitzer, Tack P), Eric Revis(B), Justin Faukner(Ds) - 1. Gemma Band 2. Welcome Home 3. Something, Sometime 4. Mr. Hope 5. Heavenly Bodies 6. Homage A'Mitch 7. Spirit Kiss 8. Kurt 1 9. Under It All 10. A Shifting Design 11. Deja Vu 12. Star Of Jupiter

CD2枚組で全曲カート・ローゼンウィンケルの作曲。ギターがフュージョン寄りの音色でも、ジャズ色の曲もあり。アコースティック・ベースとのバランスも良いし、1曲目が5拍子基調だったり他の曲も変拍子のものもあって、やはりカートの曲だしサウンドという感じ。3曲目はややジャズ的なサウンドやビートながら4拍子+2拍子に聴こえます。フレーズが独特な(バップにはなっていない)割には引っ掛かりの少ないギターに耳が行き、曲ごとの変化と相まって、2枚で90分を超えても飽きさせず聴かせてくれます。アーロン・パークス他のメンバーとの相性も良い。6曲目は割とストレートなミディアムの、10曲目はアップテンポの4ビート。8曲目はリズムもメロディもはっきりしていて分かりやすい。ラテンの10曲目のタイトル曲がカッコ良い。(12年11月28日発売)

2012/12/17

El Encuentro/Dino Saluzzi/Anja Lechner(DVD)

5051
ECMのドキュメンタリー。日本語字幕はないけれど、英語の字幕はあるし、映像と音楽だけでもなかなかECMらしい、味わいのある内容になっています。一部はSounds And Silence/Travels With Manfred Eicher(ECM 5050)の中にもあった映像ですが、こちらはディノ・サルーシとアニヤ・レヒナーに掘り下げて、十分な時間、見せてくれる感じです。サルーシの伝統的なタンゴにとらわれない温度感が低めな、乾いた感じのバンドネオンもところどころで堪能することができるし。なかなか観ていて面白いドキュメンタリーです。ECMでの異種混合的なサウンドはこのような出会いの中で生まれるのか、と思ってもみたり。

El Encuentro/Dino Saluzzi(Bandneon)/Anja Lechner(Cello)(ECM 5051)(輸入盤DVD) - Released 2012.

(12/12/17)収録時間52分のドキュメンタリー。アルゼンチンのディノ・サルーシ(バンドネオン)とドイツのアニヤ・レヒナー(チェロ)の音楽と人間的な交流を軸に、前半はジョルジュ・グルンツとサルーシ、ティグラン・マンスリアンとレヒナーの会話や練習、演奏の場面などをちりばめ、徐々に2人の演奏場面、会話などがクローズアップされていきます。時に2人での練習やレコーディング風景、もっと大きい編成での、本来のタンゴ的な酒場でのライヴ、あるいはオーケストラの中での2人の練習や演奏会など、ECMならではの映像と音楽でせまってくるような雰囲気。El Encuentro/Dino Saluzzi(Bandoneon)(ECM 2155)というアルバムが’09年録音であるので、これが中心か。その前にはOjos Negros(ECM 1991)が’06年にデュオで録音。

2012/12/15

Supplement D'Ame/ジャン・フィリップ・ヴィレ

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澤野工房での発売だけとレーベルは違う。発売日直後に入手したものの、内容を確かめもせずに今まで放置してました。ピアノトリオだと思っていたからです。ところが、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ベースの変則弦楽四重奏団の編成ということが分かり、今になってあわてて聴きました。ただ、ジャズというジャンルでとらえると、過去にもJMTレーベルで似たような編成のCDがあったりしましたが、ジャズファンとしてはけっこう聴く人を選ぶアルバムになろうかと思います。そこを覚悟の上聴いて下さい、と言っても、もう発売から1ヵ月半以上経過しているんですが(笑)。個人的にはこういうアルバム、好きですねえ。


Supplement D'Ame/ジャン・フィリップ・ヴィレ(B)(澤野工房)
Supplement D'Ame/Jean-Philippe Viret(B)(Melisse MEL666012) - Recorded July 31, 2011. Sebastien Surel(Vln), Daviv Gaillard(Viola), Eric-Maria Couturier(Celo) - 1. Esthetique Ou Pathetique? 2. Les Barricades Mysterieuses 3. Coalescence 4. Justice 5. Pierre Daura 6. Le Reve Usupre 7. Sablier

全曲ジャン=フィリップ・ヴィレの作曲。Atelier Sawanoではないレーベル。変則弦楽四重奏団の、ジャズとしては異色な編のとマニアックなサウンドなのが異色。ある場面ではクラシックととなり合わせにあるような雰囲気。それでも楽器を叩いたりする場面もあり、エスニックなメロディもあったりする1曲目、ベースがある意味出だしのメロディで主役の、牧歌的な味わいのある2曲目、少し追い立てられるようなリズムと淡色系のハーモニーで現代音楽のような3曲目、ゆったりとしつつ調整があいまいな後に、哀愁のメロディが現れる4曲目、現れては消えるサウンドが覚めていて美しさもある5曲目、クラシック的かと思うと、ジャズ的なメロディやリズムも少し出てきて飽きない6曲目、哀愁メロディでやや活発なサウンドになっている7曲目。(12年10月26日発売)

2012/12/13

雑誌「Jazz Perspecvive Vol.5」を購入

Jazzpers5
雑誌「Jazz Perspecvive Vol.5」を購入しました。半年に1冊のペースの出版はちょうどいいし、前号の千円より少し上がって1,260円だけれども、おしゃれな装丁と、内容がディープな感じがいい。ジャズを題材に毎月発行だと、どうしても内容が薄くなりがちですし。

実は、届いてから数日経ちます。まだパラパラとめくって見ただけなんですが、この段階からしてもういい雰囲気。気がついた時に気に入ったところを読んでいこうという気にさせてくれます。さすが発売元はディスクユニオンだけのことはあります。

この雑誌(出版では書籍扱いか)1号から持ってますが、1-2号は在庫切れで絶版のようです。中古価格を見ると、とんでもない値段がついてますね。まあ、それに見合ったものかどうかはともかく。それでも欲しい方はいるのでしょうね。

今回の特集は「New York Jazz」。1号が「スカンジナビア」、2号が「イタリア」、3号が「フランス」、4号が「イギリス」ときて、5号目にしてやっとジャズ発祥の国(地、とは書かないですが)にたどりついたか、という感じですが、こういうアプローチの仕方もディスクユニオンらしいと言えば、らしいです。それなのに表紙はデンマークのヴォーカリスト、ジゼル・ストームが1号に続き、2回目の登場。どうなっているんでしょう(笑)。でもデザインとしてはいいですね。

とうとう定期的に買っている雑誌はこれ1種類(半年に1回刊なので、定期的と言えるのかどうか)になってしまいましたが、もうしばらく追いかけてみたい雑誌です。

2012/12/12

Christmas Day/Forecast featuring J.S. Floyd

Forecastchristmas
アメリカの2人のグループです。クリスマスアルバムなので、クリスマスに間に合わせようと、順番を変えて聴きました。ヨーロッパのアルバムだと、クリスマスというとどうしても厳かな感じになってしまうのですが、さすがアメリカらしく、自由な解釈で、基本はスムースジャズで、時にソウルフルに、時にAORポップス的に、有名なクリスマスの曲も含め聴かせてくれます。こういうアレンジがあったのか、という感じ。アメ車に乗って今の季節ドライヴしていると、こういう曲がかかっているんだろうなあ、という感じのいい意味での陽気な感覚になります。例えばAmazonでの価格も安いので、この季節、手に取ってみてもいいんじゃないか、と思います。


Christmas Day/Forecast featuring J.S. Floyd(Mareless Music)(輸入盤) - Released 2012. Jonathan Floyd(Vo on 1, 6, 10, Key), Stafford Floyd(G), Pam Walker(Vo on 2, 4, 9), T.C. Carson(Vo on 3, 8), Adetomi Akinbode(Vo on 7), Gail Johnson(P on 10) - 1. Chriatmas Day 2. Do You Hear What I Hear 3. God Rest Ye Merry Gentlemen 4. All Through The Night 5. Away In A Manger 6. Glory To The King 7. Angels We Have Heard On High 8. Silent Night 9. Little Drummer Boy 10. Christmas Song

(12/12/12)30分ほどのミニアルバム。「豊富な知識と経験を持つキーボーディスト、スタッフォード・フロイドとギタリスト、ジョナサン・フロイドのコラボレーションから生まれたR&B, ファンク、ダンス、ゴスペルそしてジャズを完璧にブレンドさせたグループ、 "Forecast" -フォアキャスト- フューチャリング J. S. フロイド」ということで、今回は有名新譜合わせたクリスマスアルバムです。何人かのヴォーカリストが曲によって代わる、ヴォーカル曲が多いので、フュージョンというよりはポップスという感じで聴けます。クリスマスと言っても厳かな感じではなくて、3曲目のジャズ的なスキャットあり、7曲目のラテンあり、8曲目の「きよしこの夜」をAORポップス的に聴かせたりと、やはりアメリカンな、少しソウルフルな雰囲気で聴かせるのが魅力です。

2012/12/11

今年購入した(あるいは予定の)CDの枚数

多い時は年間に200枚以上CDを購入していた年もありますが、さすがにだんだん減ってきました。不景気なので制限する意味合いもありますが、買う方に聴く方が追いつかなくなると困るので、主にレーベル買い、ミュージシャン買いに今年は絞った、ということもあります。

昨年1-12月の実績です:

国内盤 29枚
輸入盤 122枚
中古(実店舗とマーケットプレイス合計) 5枚
J-POP 6枚

合計162枚

今年のこれからの購入予定も含めて1-12月の概算枚数は:

国内盤 22枚
輸入盤 113枚(うち2枚DVD)

合計135枚と、ちょっと減ってはいます。ただ、この中で輸入盤56枚が何とECMレーベル(New Series含む)という結果になってしまい、ECM以外の輸入盤ではけっこう購入枚数が減っているようです。特にECM命、ってわけでもないんですが、せっかくCDでコンプリート行っているので、追いかけてみたい、という欲求もあったりします。

12月は忙しいこともあって、まだ聴いたCDをアップしていませんが、手元には明日1枚届いて、それでも4枚。他の入荷や発売日がずれ込んでいるのもあり、少しゆっくりさせてもらってます。

2012/12/10

ココログアクセス解析の障害5日目

実は私のところでは、今月6日の午前2時台から、ココログのアクセス解析が止まったままです。それどころか8日あたりから、カウンターも止まってしまって、困ったことになっています。アクセス解析の障害では5日目になりますけど、復旧の見通しは立ってないようですね。

まあ、仕事のブログではないので、アクセス解析が多少できてなくても支障はそんなにないのですが、カウンターまで止まってしまうとは。そして、復旧した時に、どれぐらい復元可能かも気になります。

私はホームページに’02年頃から、当時有料だったアクセス解析を入れていました。今はIPアドレスも偽装出来たり、人のパソコンを踏み台にするケースもありますけど、当時のアクセス解析はいたずらや嫌がらせに効果を発揮して、私は最終的に発信源の犯人を知らなくても、アクセスログなどをプロバイダや発信源のシステム管理者に提出し、プロバイダやシステム管理者経由で犯人に制裁を加えてもらったことが数度ありました。そういう時にはアクセス解析は強い味方になってくれました。

そもそもココログのアクセス解析をはじめた時からのデータがどんどん蓄積されていく必要があるのかどうか。アクセスの度合いによってはデータは増えて行く一方なので、サーバーがパンクしてしまいますよね。例えば4ヶ月分なら4ヶ月分のデータを見ることができれば、それでいいと思うのですが。

あと、気になるのはココログの障害情報が、一部のユーザーだけが該当するからかどうなのか、情報を伝えてくれないし、小出しに情報を出してくるしで、本当にニフティはやる気があるのかな、と思います。5日間も不具合が直らないのは、インターネットではもはや異常としか言いようがないので。ましてやこちらは有料のユーザーです。修復にあたっている現場の人たちは大変かもしれませんが、もうちょっと何とかならないの? と思ってしまいます。


(追記)障害6日目の11日お昼前にアクセスしたら私のところでは直っていました。まあ、一部ログの欠落はあるかもしれないけど、いちおう6日からのデータが戻ったので、これで良しとしておきます。カウンターも動かなかった間のカウント数も数えてくれていたようです。

2012/12/09

ルーターの買い替え、クラウドの導入

121208router
12月6日に、PC環境(実はこのPCは仕事方面でメインに使ってます。といっても個人事務所なので全体として小さいシステムですが。)がサーバーを廃止してクラウドに移行、ルーターも富士通SiR 240BからSiR G100に変更しました。前のSiR 240Bもいざという時にはauのモバイルカードを差し込んでau回線を使えたのですが、今度のSiR G100もauのWiMaxも使えるUSB、DATA03を差し込んで使えます。ただし、SiR 240Bを使っていた過去5年間でau回線に切り替えたことはないし、東日本大震災級の地震が来てBフレッツが仮に使えなくなったとしたら、au回線もダメなんじゃないかなあ、と思います。まあ、とりあえずの予備回線のつもりで入れてます。

SiR G100は価格も7万円台、有線のみと今のルーターとしてはお値段は高め。ただし写真を見ていただくと分かるように(写真中央の黒いの)、けっこうコンパクトになっています。上にauのWi-FiのCubeが乗っているので、いかに小さいか分かるでしょう。値段の件は、業務用なのでやむを得ないかなあ、と思います

設定した時に、仕事のシステムとインターネットが正常だったので喜んでいたら、担当者が帰ったあと、メールの送受信やホームページのアップロード、その他インターネット以外の通信が一時的に使えなくなったことが分かり、翌7日の夜にまた来ていただいて直してもらいました。現在はほぼ正常に動いているようです。こういうPC関係は自分でものめり込む方なので、それに集中してしまうとCDを聴く時間がなかったり。

母親が介護がある程度必要になって3ヵ月の入院を経て4日に帰ってきたことも、音楽を聴く時間が減った要因のひとつではありますけど、これはそのうち徐々に回復していくだろうと思ってます。CDも手元に今3枚しかなくて、後回しになっていることもあります。

それにしても、このルーターの入れ替えと同時か少しあとぐらいにココログのアクセス解析がメンテナンスに入ったのと、カウンターが昨日あたりからまわらなくなったのも、ちょっと心配。該当ユーザーはココログユーザーの中でも一部だけだそうなんですけど。今現在(9日13時半)、復旧していなくて、いったいいつまで続くんだ、という感じになってしまっています。

2012/12/03

私的2012年ベスト3

Ueharamove
Patunity
Bradwhere
いよいよ12月になってきて、またベスト3の季節になりました。まだ1カ月を残していますが、12月は例年新譜が少ないこと、いつもこの時期で選んでいることで、11月で毎年ひと区切りです。今年は実はECMの未発表音源で素晴らしいのがいくつかありましたけど、30年ほど前の録音ということで、涙を飲んで、選考対象から外しました。結果、かなりベタなベスト3となってしまいました。


総合部門(フュージョン部門)

毎年のように上原ひろみを選んでしまっているのですが、内容といい、今回のライヴの観客動員力といい、半端ではない魅力を持っています。他のジャズでこれだけの動員力を持っていればなあ、と思うことしきりです。

Move/上原ひろみ(P、Key)(Telarc Jazz)
Move/Hiromi Uehara(P, Key) - Recorded April 18-21, 2012. The Trio Project featuring: Anthony Jackson(B), Simon Phillips(Ds) - 1. Move 2. Brand New Day 3. Endeavor 4. Rainmaker Suite Escapism: 5. Reality 6. Fantasy 7. In Between 8. Margarita! 9. 11:49PM

全曲上原ひろみの作曲。このトリオでは2枚目。さすがベテラン勢なので、スゴい演奏。そのかわり、けっこうマニアックになった気も。普通に演奏しても爆発する場面が。タイトル曲の1曲目から変拍子でこれでもかと攻めまくるエネルギーは見事。ワルツでしっとりとはじまったかと思うと、盛り上がりの見せ場もある2曲目、エレキピアノからアコースティック・ピアノになってカチッとしたリズムで進行する3曲目、しっとりとしたメロディックな出だしとスリリングな展開の4曲目、変拍子での急速調のテーマで息もつかせぬスピード感の5曲目、しっとりとメロディアスなバラードの6曲目、再びスピーディに攻めまくる哀愁メロディの7曲目、割とドシッとした変拍子ファンクがカッコいい8曲目、ドラマチックな進行で静にも動にもなる11分台の9曲目。(12年9月5日発売)


ジャズ部門

これは今年上半期でもベストにあげました。やっぱりパット・メセニーのジャズが好き、という単純な理由ですがクリス・ポッターの参加も要因としては大きいです。

Unity Band/Pat Metheny(G, G Synth, Orchestrionics)(Nonesuch)(輸入盤) - Recorded February 2012. Chris Potter(Ts, Bcl, Ss), Ben Williams(B), Antonio Sanchez(Ds) - 1. New Year 2. Roofdogs 3. Come And See 7. This Belongs To You 5. Leaving Town 6. Interval Waltz 7. Signals (Orchestrian Sketch) 8. Then And Now 9. Breakdealer

(12/07/15)全曲パット・メセニー作曲。たぶんパットが考える最強の、久しぶりのサックス入りでのクァルテット。哀愁のある美しいメロディ進行で盛り上がっていく1曲目、ギターシンセの音が印象的なマイナーなミディアム8ビート系(?)の2曲目、哀愁系ながらちょっとハードっぽいスピリチュアルなタッチもあったりする3曲め、しっとりとしたギター中心のバラードでやや盛り上がりもある4曲目、変拍子かつメロディアスなテーマからアドリブで速いフレーズのパット節が繰り出される5曲目、ミステリアスな雰囲気のワルツが渋く盛り上がる6曲目、オーケストリオンを使った、ドラマチックな展開でなかなか面白いサウンドが聴ける11分台の7曲目、淡色系でも盛り上がるギターのバラードの8曲目、かなり活発な演奏で爆発している9曲目。


ピアノ・トリオ部門

同じく私のところではブラッド・メルドー出現率が高いです。これはカヴァー集ということで、ポイントが高かったでした。

Where Do You Start/Brad Mehldau(P) Trio(Nonesuch)(輸入盤) - Recorded November 17, 2008 and April 19, 2011. Larry Grenadier(B), Jeff Ballard(Ds) - 1. Got Me Wrong 2. Holland 3. Brownie Speaks 4. Baby Plays Alound 5. Airegin 6. Hey Joe 7. Samba De Amor 8. Jam 9. Time Has Told Me 10. Aquelas Coisas Todas 11. Where Do You Start?

(12/10/10)ロック、ポップス、ジャズメン・オリジナル、ボッサなどの既成曲集。ブラッド・メルドーの作曲は8曲目のみ。’08年と’11年の録音日はオリジナル集だった前作の「ODE」と同じで、この2つのアルバムは対をなすということがわかって、前作のオリジナルばかりという意図に納得し、全貌が見えてきたという感じです。ジャズの曲は少なめで、やはり現代のピアニストという感じで、ロックやポップス(ニック・ドレイク、トニーニョ・オルタなど)が目立ちますが、曲によっては変拍子にしたり、美しいメロディの曲はそれを活かしたり、勢いのあるアップテンポもあったり。オリジナル集よりは親しみやすい曲が多いですが、どちらがいいか、というのは意見が分かれそうです。78分間バッチリとメルドーの音世界を堪能することができます。

次点3枚

Enfants Terribles/Lee Konitz(As)/Bill Frisell(G)/Gary Peacock(B)/Joey Baron(Ds)(Half Note)(輸入盤)
まずは、ジャズ。恐るべきジジイたちです。この歳でこういう演奏というのはある意味スゴい。

HBC/Scott Henderson(G)/Jeff Berlin(B)/Dennis Chambers(Ds)(Tone Center)
次にハードコア・フュージョン。このメンバーで、しかもカヴァー中心なので、Tribal Techの新譜より好みになってしまいました。

フロム・ヒア・トゥ・ゼア/桑原あい(P) トリオ・プロジェクト(ewe)
これもハードコア・フュージョンになるのかな。21歳の新人です。上原ひろみのフォロワー的要素もありますが、彼女独自のものをしっかり持っています。デビュー作でも聴きごたえがありました。

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