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2012/11/29

Mangime Parti/Playing Part(DVD)

Iapc1
ECMでのDVDの発売です。ただし、表記にはECM New Seriesとは書かれておらず、International Arvo Part Centerでの制作なんでしょうか。パッケージの大きさも、他の一連のDVD作品より高さが高いです。日本では入手不可能だったので、ECMに直接注文しました。こういう何だかわからないけど入手が難しいとなると注文したくなるというのもありますよね。収録時間がDVD2枚で4時間を軽く超えるのに23ユーロ(送料別)というのも、注文を後押しした要因です。今は円高ですしね。ただ、時間もないこともあって、3時間以上あるリハーサルを中心としたDVD-1の方は、各曲の頭のところだけ観ただけで、またいずれ時間のある時に全部観てみようと思ってます。


Mangime Parti/Playing Part(ECM New Series IAPC-1)(輸入盤DVD) - Recorded 2011. - (DVD-1)Proovime Parti/Reheasing Part: 1. Trivium 2. Da Pacem Domine 3. Pari Intervallo 4. Little Red Riding Hood And The Wolf 5. Butterflies 6. Dance Of The Ducklings 7. Ukuaru Waltz 8. Variations For The Healing Of Arinushka 9. Diagramme 10. Fur Alina 11. Spiegel Im Spiegel 12. Peace Upon You, Jerusalem 13. Part Was Rehearesd By... 14. Very Easy And Unexplainable - A Conversation Between Nora And Arvo Part (DVD-2)Mangime Parti/Playing Part: 1. Trivium 2. Da Pacem Domine 3. Pari Intervallo 4.Puss In Boots 5. Little Red Riding Hood And The Wolf 6. Butterflies7. Dance Of The Ducklings 8. I'm Already Big 9. Ukuaru Waltz 10. Veni Creator 11. Bogoroditse Djevo 12. Vater Unser 13. Variations For The Healing Of Arinushka 14. Diagramme 15. Fur Alina 16. Spiegel Im Spiegel 17. Peace Upon You, Jerusalem 18. Estonian Lullaby

(12/11/29)エストニアの現代作曲家アルヴォ・ペルトの曲を、音楽学校での生徒による発表会(コンサート)(DVD-2)(75分)、とそれに至るまでのリハーサルと会話など(DVD-1)(何と201分)を録画したDVDセット。リハーサルの方では、練習している人たちに、いろいろ細かく注文をつけて指導しているペルトを確認することができます。コンサートの方は、ペルトの曲の難易度にもよりますけど、生徒たちの発表会の割にはけっこういい演奏。

(追記)ECMでのDVDの発売です。ただし、表記にはECM New Seriesとは書かれておらず、International Arvo Part Centerでの制作なんでしょうか。日本では入手不可能だったので、ECMに直接注文しました。パッケージの大きさも、他の一連のDVD作品より高さが高いです。

2012/11/28

メインPC故障する

昨日の14時過ぎごろ、メインで使っているデスクトップパソコンの挙動がおかしくなり、タスクマネージャーでの終了もできなくなってしまったので、手動で強制終了させたところ、起動しなくなりました。このパソコン、仕事用メインなため保守に入っているので、2-5年目は早く来てくれて無償修理してもらえます(1年目はメーカー保証の範囲内)。

さっそく保守依頼をかけたけれども、部品の取り寄せが必要だということで、翌日の訪問に。午前中はお客さんのところに行かなければならなかったので、午後一番の訪問となりました。パソコンが動かなくなったということで、自分はハードディスクの故障をまず第一に疑いました。そうすると、仕事のデータはサーバーに移しているからいいとして、Word、Excel、メール、住所録、また、ホームページのデータ(もちろん仕事のホームページデータもあり)などはアウトかな、と、昨夜もなかなか眠れませんでした。復旧に時間がかかるし、住所録やメアドがアウトだったら、再現するのにかなりの時間を要します。バックアップを取らない、あるいは最近取ってなかったことの反省もありますね。

今日の13時頃にサービスの人が来てくれて、あれこれ動作確認してみて、マザーボードの故障が原因だろう、と、そこを交換したら、一発で直りました。ハードディスクは無傷だったので、ただひたすら感謝するのみです(笑)。年間1台あたり保守費用を1万円強払ったのとスポットで来てもらうのと、どっちが得か、という問題はありますが、いざ故障という時に無償修理してくれるのは、心強いです。マザーボード交換だと、たぶんスポットだとけっこう費用、かかりますもんね。

ブログは他パソコンで操作できるので関係ないにしても、ホームページデータは、前のマイクロソフトのFrontPageの時は、全部Web上からダウンロード一括でできたけれど、そのソフトはなくなって何年も経ちます。今のホームページビルダーでは、一括ができなかったような気がするので、今後はバックアップをこまめに取らなければなあ、と思います。今年のうちには外付けハードディスクを買ってこようかと思いました。冷や汗を書いた1日間ではありましたが、今は元通りです。結果的に、とりあえずは良かった。

2012/11/26

Friedrich Holderlin/Turmgedichte

2285
このアルバム、いつも使っている大手通販では取り扱ってなくて、取り扱っていたところはあったのだけれども、値段は高いし、納期もかかるということで、はじめてECMに、DVD(これも日本では取り扱っていない)と一緒に、直接オーダーしてしまいました。だいたい注文後10日ほどで着いたし、円高の恩恵もこうむっているとは思います。内容的には、いちおうNew Seriesなので「クラシック/現代音楽」の枠には入れてありますが、音楽なしの詩の朗読です。なのでECMのコンプリートを目指す方、ドイツ語が理解できる方以外は、あまり入手しても意味がないアルバムかもしれません。


Friedrich Holderlin/Turmgedichte(ECM New Series 2285)(輸入盤) - Recorded January 2012. Christian Reiner(Poetry Reading) - 1. Als Wie Tag Die Menschen Hell Umscheinet (Uberzeugung) 2. Wenn Aus Dem Himmel Hellere Wonne Sich 3. Nicht Alle Tage Nennet Die Schonsten Der 4. Es Ist Eine Behauptung Der Menschen 5. Der Offne Tag Ist Menschen Hell Mit Bildern (Aussicht) 6. Wenn Sich Der Tag Des Jahrs Hinabneiget (Der Winter) 7. Wenn Die Menschen Das Bemerken (Von Der Realitat Des Kebens) 8. Wenn Auf Gefilden Neues Entzucken Keimt (Der Fruhling) 9. Wenn Aus Sich Lebt Der Mensch (Der Mensch) 10. Des Geistes Werden Ist Den Menschen Nicht Verborgen 11. Wenn Neu Das Licht Der Erde Sich Gezeiget (Fruhling) 12. Die Linien Des Lebens Sind Verschieden (An Zimmern) 13. Das Erntefeld Erscheint, Auf Hohen Schimmert (Der Sommer) 14. Noch Ist Die Zeit Des Jahrs Zu Sehn 15. Wenn Menschen Frohlich Sind (Aussicht) 16. Das Feld Ist Kahl (Der Winter) 17. Wenn Blaicher Schnee Verschonert Die Gefilde 18. Wenn Ungesehn Und Unu Voruber 19. Wenn Uber Dem Weinberg Es Flammt 20. Das Glanzen Der Natur Ist Hoheres Erscheinen (Der Herbst) 21. Den Menchen Ist Der Sinn Ins Innerre Gegeben 22. Nun Versteh Ich Den Menchen Erst 23. Die Sonne Kehrt Zu Neuen Freuden 24. Freundschaft, Liebe, Kirch Und Heilge 25. Du Edles Wild (Im Walde)

(12/11/26)Friedrich Holderlinは18-19世紀のドイツの詩人。ここでは35分ほどの収録で、ドイツ語の詩の朗読が淡々と行われています。過去にも詩の朗読のアルバムはあったけど、ドイツ語圏限定のアルバムということで、聴く人を選ぶというより、音楽が何もないので、ドイツ語が分からないと、ただ語りの雰囲気を聞いている、という感じになってしまうかもしれません。現地ではどうか分からないけど、こういうアルバムもある、ということで。

2012/11/25

サーキュラー・ドリーミング/クエスト

Questcircular
最初はこのCD、輸入盤を待っていたのですが、国内盤先行発売でなかなか入荷しませんでした。しびれを切らして11月中旬に国内盤の在庫ありの注文に切り替えたら、その3-4日後に輸入盤が入ってきた次第です。値段が違うけれど、国内盤にはボーナストラックが入っているということで、まあ、良しとしましょうか。クエストは結成時の’80年代から追いかけているので、早く聴きたかったのでした。音のバランスに慣れるのに最初は戸惑いましたが、こういうところまで’60年代を再現しているのかな、と思います。演奏も彼らはモードは得意ですが、やはり彼らのサウンドになってますね。その方が彼ららしくていいや。


サーキュラー・ドリーミング/クエスト(Enja)
Circular Dreaming - Plays The Music Of Miles Davis' 60s/Quest(Enja) - Recorded February 2011 and Track 10 December 2009. Dave Liebman(Ts, Ss), Richie Beirach(P), Ron McClure(B), Billy Hart(Ds) - 1. Rinocchio 2. Prince Of Darkness 3. Footprints 4. M.D. 5. Hand Jive 6. Vonetta 7. Nefertitti 8. Circular Dreaming 9. Paraphernalia Bonus Track: 10. Footprints

サブ・タイトルの通り、’60年代のマイルス・グループの曲が中心。デイヴ・リーブマン作が4曲目に、リッチー・バイラーク作が8曲目にある他は、ウェイン・ショーター作が7曲(1-3、6-7、9-10曲目)あって、トニー・ウィリアムス作が5曲目。彼らなりに冷めた部分はあるにしても、サウンドの音質的に、ドラムスやベースが引っ込んだ感じまで再現しているのでは。フリー直前に至るまでのモード的な演奏はけっこううまいので、彼らとしての、マイルスの演奏に対する現在の表現なのかと思わせます。まあ、代替にはならないですけど。静かで温度感の低いところから徐々に盛り上がる、マイルスに捧げたバラードの4曲目、ワルツで、浮遊感とこれまたけっこう冷めた感じのあるバラードの8曲目。ボーナス・トラックの10曲目はデュオ。(12年10月17日発売)

2012/11/24

フロム・ヒア・トゥ・ゼア/桑原あい トリオ・プロジェクト

Kuwaharafrom
まだ21歳の新人のデビュー・アルバム。某大手通販で大きく取り上げられていたので、試聴もせずにあたりをつけて買ってしまいました。これが大当たりのアルバムだったんですね。オビに好きなピアニストはミシェル・ペトルチアーニ、エスビョーン・スヴェンソンと書いてあり、曲も上原ひろみやミシェル・カミロあたりの影響を連想させるものはありますが、ソロの組み立てとか、曲の緩急自在な流れはすでに彼女自身のものとして完成されていて、聴いていてぶっ飛びました。曲の流れが意表をつくし、ドラマチックです。エレクトリック・ベースも強いて言えばアンソニー・ジャクソンの影響も見え隠れしてますが、このユニット、なかなか面白そうです。国内盤で2千円というのも良心的。次作にも期待してます。


フロム・ヒア・トゥ・ゼア/桑原あい(P) トリオ・プロジェクト(ewe)
From Here To There/Ai Kuwabara(P) Trio Project(ewe) - Recorded February 4 and 5, September 5, 2012. Yusuke Morita(B), Yoshinori Imai(Ds on 1, 3, 9-10), Ryo Kanda(Ds on 4-6), Tomohisa "Soopy" Suzuki(Ds on 2, 7) - 1. Bet Up 2. 3=log2(8) 3. From Here To There 4. Edit Typos. 5. Chronometer 6. Mind Blindness 7. Circuit River 8. Portrait Of Old Man Bonus Track: 9. Riverdance 10. HiCCups!

9曲目を除き、全曲桑原あい作曲。ベースがエレクトリック・ベースで、変拍子プログレファンク的な曲(1曲目とか)もあるけど、基本はもっとオリジナル性の強い曲。曲も演奏もインパクト強くドラマチック。ドラムスも曲によって3人が交替してます。少しリラックスした、ある意味ラテンノリで明るい2曲目、変拍子かつドラマチックな展開になっているタイトル曲の3曲目、ロック系かと思うと割と複雑なキメやソロが入る4曲目、8分の6拍子と4分の4の複合的拍子で幻惑されていく5曲目、しっとりと淡い浮遊感のあるバラードから中盤盛り上がる6曲目、アップテンポのラテンが心地良いこれまた変幻自在な7曲目、バラードの小品の8曲目を経てボーナストラックでドラマチックな自在的展開の9曲目、ヘヴィーな変拍子ファンクが基調の9曲目。(12年11月7日発売)

2012/11/23

Resume/Ebarhard Weber

2051
ECMレーベルのCDが1枚だけ届いたので、順番を変えて、先に聴きます。エバーハルト・ウェーバーの、ある意味これも未発表集。というのも彼は’07年に脳梗塞で倒れていたので、新譜ではないだろうなあ、と予想してました。ジャケットをパラパラとめくってみると、奥さんのマヤ・ウェーバーのイラストが何点かありました。今回のジャケットも彼女の作品にすればいいのになあ、と思ったのですが、最近はレーベルカラーに合わないのか。さらに気になる表記が。Paintings by Maja Weber(1942-2011) 。奥さんは昨年亡くなっていたんですね。残念。最近未発表演奏をECMがよく出してますけど、まだまだありそうです。


Resume/Ebarhard Weber(B, Key)(ECM 2051)(輸入盤) - Recorded 1990 - 2007. Jan Garbarek(Ss, Ts, Selje Fl on 6, 8, 10), Michael DiPasqua(Ds, Per on 9, 11) - 1. Liezen 2. Karlsruhe 3. Heidenheim 4. Santiago 5. Wolfburg 6. Amsterdam 7. Marburg 8. Tubingen 9. Bochum 10. Bath 11. Lazise 12. Grenoble

(12/11/22)全曲エバーハルト・ウェーバーの作曲で、一部の曲は多重録音を同期させた演奏のライヴ(?)録音。’07年に脳梗塞で倒れているので、’90年からその時期までの演奏を集めたものとなります。エフェクターのかかったアコースティック・ベース(かかっていないものもありますが)をメインに据えた、シンセサイザーその他の楽器も絡む重厚な演奏は唯一無二のものだっただけに、今回の未発表音源の発売はうれしいところ。どの曲も2-5分台で、収録時間は47分ほどなのはやむを得ないところ。ECMの過去のリーダー作とも曲目はダブってはいないようです。いろいろな時期の演奏があると思いますし、ヤン・ガルバレクまたはマイケル・ディ・パスクァの参加しているデュオの演奏も5曲ありますが、統一性がとれています。

2012/11/22

HBC/Scott Henderson/Jeff Berlin/Dennis Chambers

Hbc
スコット・ヘンダーソンとジェフ・バーリン、デニス・チェンバースが組んだアルバムということで、これは聴かねばなるまいと思ってました。実は1ヵ月以上前に到着したんですが、自分の都合や、ECM聴きを優先させなきゃということで、聴くのが遅れてしまいました。結果、バリバリのハードコア・フュージョン・トリオで、もっと早く聴いておけば、と思わせるいい内容。個々のソロの出まくり具合もけっこういい感じで、このメンバーならではの演奏を聴くことができます。こういう方面が興味ある方は是非、と思います。2曲のオリジナルを除いてカヴァー集というのも、入っていきやすいかもしれません。


HBC/Scott Henderson(G)/Jeff Berlin(B)/Dennis Chambers(Ds)(Tone Center)(輸入盤) - Released 2012. - 1. Actual Proof 2. Mysterious Traveller 3. Footprints 4. D Flat Waltz 5. The Orphan 6. Sightseeing 7. Wayward Son Of Devil Boy 8. Threedom 9. Stratus

(12/11/21)7曲目がスコット・ヘンダーソン作、8曲目がジェフ・バーリン作、1曲目がハービー・ハンコック作、2-3、6曲目がウェイン・ショーター作、4-5曲目がジョー・ザヴィヌル作、9曲目がビリー・コブハム作の主にカヴァー集。シンセサイザーの音も時々聴こえるけど、これもギターかな。各人のソロも超人的だし魅力的。小刻みなリズムとキメ、そして自在な展開の1曲目、ハードロック的な展開もになる2曲目、アップテンポの4ビートでも攻める3曲目、ザヴィヌル的な味もあるサウンドの4曲目、しっとりした神秘的なバラードの5曲目、アップテンポの4ビートで盛り上がる6曲目、3連12ビートでギターがバリバリ攻める7曲目、ベース・ソロ(?)のアルペジオで聴かせている8曲目、ファンクの8ビートでストレートにせまってくる9曲目。

2012/11/19

Dream Logic/Eivind Aarset

2301
ECMレーベル新譜聴き6日目にして一段落。結局続けて10枚(New Series含む)を聴いてしまいました。今年はDVDも含めてあと4枚(4セット)届く予定です。今年もECMは怒涛の新譜ラッシュでした。このレーベル、他のレーベルで活躍している人のリーダー作を出すことも多いのですが、今回のEivind Aarsetもその一人。ジャズの区分にするよりは音響系、などのジャンルを作っていればそっちに入れたいくらいですが、マンフレート・アイヒャーのプロデュースではなくて自由にやっているように見えながら、これもまたECMのイメージから外していないところは見事なところ。でも聴く人を選ぶだろうな、とは思いますけれども。


Dream Logic/Eivind Aarset(G, B, Electronics, Per, Samplers, Prog)(ECM 2301)(輸入盤) - Recorded 2011 and 2012. Jan Bang(Samples, Dictaphone, Prog) - 1. Close (For Comfort) 2. Surrender 3. Jukai (Sea Of Trees) 4. Black Silence 5. Active 6. Close (Variation 1) 7. Reactive 8. Homage To Greene 9. The Whispering Forest 10. Close (Variation 2) 11. The Beauty Of Decay

(12/11/17)Eivind Aarset作が3曲(1、6、10曲目)、Jan Bangとの共作が6曲(3-5、7、9-10曲目)、さらにErik Honoreも加わった作品が2曲(2、11曲目)。エレクトロニクスなどの多重録音やミックスに相当時間をかけていると思われます。ギタリストのアルバムですが、派手なギターのソロが出てくるわけではなくて、やはり音響派のようなトータル・サウンドでせまってきます。割と新しめの北欧的サウンドで、たまにインプロヴィゼーションはあってもジャズのビートではなく、聴く人によって評価が分かれそう。マスタリングはJan Erik Kongshaugが担当しているも、プロデューサーは出演者の2人。それでいて、音響的でありながらECMのツボを外していないところは見事かも。サンプルでエスニックなヴォーカルも一部あり、幅広い演出。

2012/11/18

Manu Katche/Manu Katche

2284
ECMレーベル新譜聴き5日目。マヌ・カッチェのECM4枚目のアルバムは、タイトルもそのものずばり彼の名前。けっこう力が入っていると思わせます。彼の曲はメロディが印象的で、ドラマーでありながらメロディ・メイカーなんだなあと思います。ECMだとやはりフロントにこうくるか、という人たちを持ってきて、やや活発ではありながらもECMから出るのに納得のサウンドになってしまいますが、これが他レーベルだったら、もっと活発にはあるけれども、普通のフュージョンアルバムになってしまうんだろうなあ、と予想させます。これがいいのか悪いのか分かりませんが、ある意味彼のリーダー作のひとつの個性になってますね。


Manu Katche/Manu Katche(Ds)(ECM 2284)(輸入盤) - Recorded March 2012. Nils Petter Molvaer(Tp, Loops), Tore Brunborg(Ts, Ss), Jim Watson(P, Org) - 1. Running After Years 2. Bliss 3. Loving You 4. Walking By Your Side 5. Imprint 6. Short Ride 7. Beats & Bounce 8. Slowing The Tides 9. Loose 10. Dusk On Carnon

(12/11/17)ECMリーダー作は4枚目。全曲マヌ・カッチェの作曲。基本的にビートはファンク・フュージョン的で、そこにフロントの楽器がのってくるような感じ。フロントはソロでバリバリというよりは流れたり漂ったりという感じですけど、あまり静かという感じでもなく、ECM的ではあるものの、少し活気のあるサウンドになっているのでは。ベースは不在ながら、時にキーボードがベース音を出し、時に無くてもサウンド的には寂しくない印象を受けます。3、5曲目の哀愁度など、彼のメロディ・メイカー度をうかがい知ることができます。他の曲もメロディが印象に残る曲が多いです。ドラムスの安定感が圧倒的なものの、特に派手さを感じない点がマンフレート・アイヒャーのプロデュースなのか。6曲目はハモンド・オルガンの4ビートが出てきます。

2012/11/17

Carta De Amor/Magico/Jan Garbarek, Egberto Gismonti, Charlie Haden

2280
ECMレーベル新譜聴き4日目。今回の6枚のうち、このアルバムがハイライトじゃないかなと思います。最近ECMは、過去の未発表演奏を、割と立て続けに発表していて、キース・ジャレット・ヨーロピアン・クァルテット、テリエ・リピダル(これはBOXセット内の1枚として)、そしてこのMagico。この3人のアルバムは’79年に2枚ECMで録音されていて、その2年後のライヴということでも貴重な演奏ではないかと思います。こんなメンバーの組み合わせ、ECMでしか考えつきませんし、その出てくるサウンドも、かなり独自なものとして印象に残ります。30年以上経過して、音源が出てきたのはうれしいことです。


Carta De Amor/Magico/Jan Garbarek(Ts, Ss), Egberto Gismonti(G, P), Charlie Haden(B)(ECM 2280/81)(輸入盤) - Recorded April 1981. - 1. Carta De Amor 2. La Pasionaria 3. Cego Aderaldo 4. Folk Song 5. Don Quixote 6. Spor 7. Branquinho 8. All That Is Beautiful 9. Palhaco 10. Two Folk Songs 11. Carta De Amor, Var.

(12/11/16)CD2枚組。’81年のライヴ音源が初登場。約半数の曲が以前の2枚のスタジオ録音からの再演曲で、他の曲もトラディショナルのFolk Song(アレンジはヤン・ガルバレク)2曲の他は3人それぞれの作曲。2曲目はチャーリー・ヘイデン作では有名。不思議な無国籍的な、時に民族的なサウンドはここでも健在で、叙情的、思索的、あるいは牧歌的な場面と、ちょっと混沌としたまま、熱くなるサウンドの場面とがあります。2、3曲目の哀愁度合いとかはじけ具合がいい感じ。曲の中で熱くなりっぱなしではなくて、盛り上がったり引いたりけっこうドラマチック。15分前後の曲が3曲入っていて、LP時代の当時では発表できなかったのかも。今やこのミュージシャンの組み合わせを聴けないので、音源がでて感謝。決して古くないです。

2012/11/16

Mercurial Balm/Food/Thomas Stronen/Iain Ballamy

2269
ECMレーベル新譜聴き3日目。Foodというグループでは2枚目のアルバムですが、核となるメンバー以外は助っ人だったり入れ替わったりしているようです。インプロヴィゼーション的な部分もあるけれども、ECM的であったり、エレクトロニクスの多用によって独特な音づくりがなされています。10曲目とかはけっこうフリーしているんだけれど、やはり後からエレクトロニクスその他を多重録音して、それがこのグループの特徴になっています。1枚目よりは盛り上がっている場面が多いかなあ、とは思います。ただ、アルバム途中の参加メンバー交代は時期的な応援の都合なのかどうか。どうせなら同じメンバーの方が、とも思いました。


Mercurial Balm/Food/Thomas Stronen(Ds, Per, Electronics)/Iain Ballamy(Sax, Electronics)(ECM 2269)(輸入盤) - Recorded 2010 and 2011. Christian Fennesz(G, Electronics on 1-6, 10), Eivind Aarset(G, Electronics on 7-9), Prakash Sontakke Slide G, Vo on 7-9), Nils Petter Nolvaer(Tp on 6) - 1. Nebular 2. Celestial Food 3. Ascendant 4. Phase 5. Astral 6. Moonpie 7. Chanterelle 8. Mercurial Balm 9. Magnetosphere 10. Galactic Roll

(12/11/15)少しメンバー構成が変わり、このグループで2作目。曲によって参加メンバーが異なります(7-9曲目だけ曲の雰囲気がちょっと変わる)が、参加者の全員の作曲なのは前のアルバムと同様。エレクトロニクスなどの多重録音も多いと思うので、かなりスタジオで作り込んでいる感じ。日本的な間のあるゆったりした演奏の部分と、リズム楽器が複数組み合わさったようなノリのいい、前回よりは盛り上がりの部分があります。ゆったりした部分は、日本の尺八などの奏法の影響を受けているのか、と思わせる部分も。基本的にはフリー・インプロヴィゼーションに音を重ねていってこういうサウンドを作り上げたと思いますが、なかなかその組み上げ方が見事かも。ジャズの精神を持ちつつサウンドはグループならではのものです。

2012/11/15

Solo Guitarra/Jose Luis Monton

2246
ECMレーベル新譜聴き2日目。今日のアルバム、なぜかカラッとしたスパニッシュなイメージが強く、なぜECMから出たのか、という疑問を持ちつつも聴いていて引き込まれていく自分がいます。ある種ここには普通はない強烈な印象も持ち合わせつつ、その音世界に身を浸す感じ。今までにECMになかったタイプなのでその印象は強いし、でもこれ1枚で終わるのか、という不安な点も感じつつ、でも、いいんだよね。となってしまいます。ソロギターでECMにいいアルバムはたくさんありますが、これもその中の1枚になりうるか。長い道のりの中で、ちょっと立ち寄るには、かなりいい感じのアルバム。


Solo Guitarra/Jose Luis Monton(G)(ECM 2246)(輸入盤) - Recorded April 2011. - 1. Rota 2. Espanola 3. Son & Kete 4. Air 5. Altolaguirre 6. Con Permiso 7. Al Oido 8. Conclusion 9. Detallitos 10. Hontanar 11. Tarareando 12. Piel Suave 13. To He De Querer Mientras Viva

(12/11/14)4曲目がバッハに基づいて演奏されたものの他はJose Luis Montonの作曲。スペインのカタルニア出身のベテラン・フラメンコ・ギタリストで、スパニッシュな演奏である面盛り上がりもあるけれど、白っぽく太陽に照らされて乾いた情景が広がっている感じ。情熱的で真っ赤なイメージはECMなだけに少し薄まっているけれども、ECMとしては自由にやらせてもらって、レーベルカラーをはみ出している雰囲気があります。速いパッセージも多く、曲によっては盛り上がりもあり、スパニッシュ・ギターの好きな人は聴いてみてもいいかも。4曲目は元曲がバッハなので、クラシックを聴いているような感じも。まさにフラメンコそのものながらインプロヴィゼーション的に出てくるフレーズ、曲の展開がまたいいと思います。13曲目には歌も。

2012/11/14

Indicum/Bobo Stenson Trio

2233
ECMレーベルの新譜聴き(と言いつつ10月に発売されてから1ヵ月ぐらい経っているのもあるけど)1日目。現在6枚あります。今日はボボ・ステンソンのピアノ・トリオ。非バップ、非4ビートで、いかにもヨーロッパという感じのトリオなので、聴く人を選ぶかもなあ、と思います。ただ、演奏は多少の緊張感がありながらも美しく、本文には書いていないけど、12曲目の静かな展開は、グッと心に入り込んでくる感じではありますね。まあ、ECMレーベルらしいといえばECMらしいアルバム。今回はプロデュースにマンフレート・アイヒャーの文字が入っていますし。聴いた後にとても穏やかな気持ちになりました。


Indicum/Bobo Stenson(P) Trio(ECM 2233)(輸入盤) - Recorded November and December 2011. Anders Jormin(B), Jon Falt(Ds) - 1. Your Story 2. Indikon 3. Indicum 4. Ermutigung 5. Indigo 6. December 7. La Perefrinacion 8. Event VI 9. Ave Maria 10. Tit Er Jeg Glad 11. Sol 12. Ubi Caritas

(12/11/14)3人のフリー・インプロヴィゼーションが3曲(2-3、5曲目)、アンダース・ヨーミン作が2曲(6、11曲目)、ビル・エヴァンス作(1曲目)、思索的なジョージ・ラッセル作(8曲目)、きれいなメロディのノルウェーのトラディショナル(9曲目)その他他者の曲で構成。あくまでも非4ビートの曲たち。1曲目はソロ・ピアノ。フリーの曲はやや盛り上がりを見せつつの8ビート的ワン・コード的進行の2曲目、静かにたゆたうように進んで行く3曲目、ベース・ソロではじまって、哀愁の雰囲気で進んで行くこれまたやや盛り上がり8ビートの5、7曲目。乾いた感じで哀愁ポップス的な感触もある4曲目、美しい薄暮の響きがありつつ物語性のある6曲目、穏やかでポップス的な雰囲気の10曲目、ベースのアルコではじまる語り合いのような11曲目。

2012/11/12

Valentin Silvestrov/Sacred Songs

2279
ヴァレンティン・シルヴェストロフは今回の曲は宗教音楽と同化したような曲です。現代音楽がそんなに嫌いというわけではないけれども、聴くのはちょっと、ハードルは高いかもしれません。


Valentin Silvestrov/Sacred Songs(ECM New Series 2279)(輸入盤) - Recorded 2008. Kiev Chamber Choir, Mykola Hobdych(Cond) - 1-7. Songs For Vespers 8-14. Psalms And Prayers 15-16. Two Psalms Of David 17-18. Two Spiritual Refrains 19-20. Two Spiritual Songs 21-23. Three Spiritual Songs

(12/11/10)教会での合唱団の録音なので、残響が多い。 Valentin Silvestrovは20-21世紀ウクライナのキエフ出身の現代音楽家。このアルバムは、録音当時新しく作った’06-08年の作曲の演奏です。祈りのための合唱曲集ということで、現代音楽の難解さは影をひそめ、まるで宗教音楽のように分かりやすい旋律とハーモニーが漂っています。時にうねるように、そして漂うように流れたり、盛り上がりも少しあり、このレーベルらしい。

「坂道のアポロン/小玉ユキ著」BONUS TRACK

Sakamichibonus
マンガの坂道のアポロン本編が9巻で完結し、そのサイドストーリーやその後の話などがそのうち単行本で出ると知って、楽しみにしてました。その「BONUS TRACK」(この名前にもこだわりがありますね)が9日に出たので、さっそく買いました。リアルな演奏描写のあったアニメも良かったけれど、やはり何度も見るにはマンガの単行本の方かな、と思います。なかなか味わいのあるストーリーだし、追っかけて見て行くコマも、やはりこの人ならでは。

ここでも、ジャズをメインにしたマンガで描いているのではなくて、ジャズネタを使った人間模様という方がいいのですが、うまく描いてます。本編だけではなくて、このサイドストーリーも、なかなか。そして本編のその後も描かれていますし。ネタばれになってしまうので、内容にはここではふれませんけど。自分もこういうお話を書いて(描いて)みたかったなあ、と50歳を過ぎた今になっても思ってみたり。

前にも書きましたけど、自分がある程度本気でマンガを描きだしたのは20代になってから。才能もなく、10回弱(かな?)投稿したり持ち込みをしたりして、何にも芽が出なかったので、あきらめてます。まあ、業界としてのマンガの出版業界を眺めてしまうと、そう夢みたいな仕事ばかりではないようですが。そして、今のホームページやブログでジャズを聴いて書くことで、多少なりともその代償行為にはなっているかな、なんてことを思ってます。

さて、このマンガ、今回の「BONUS TRACK」を含めても全10巻。そんな多い分量ではなく、60年代後半(からラストの方は70年代前半までだったと思うけど。それとサイドストーリーには戦時中のものもひとつ。)という時代背景もいいし、ジャズネタの使い方もいいので、古本でもいいからGetして読んでみてください。アニメとはまた違った面白さがありますよ。

2012/11/11

Canto Oscuro/Anna Gourari

2255
今回は現代音楽といっても、ピアノ曲の半分強で出てきてますが、20世紀前半の曲なので、極端に強烈ではないし、現代音楽の曲が延々続くということはないです。今回のピアノ曲、Anna Gourariの作品も、バッハの曲のブゾーニ編曲など、ちょっと視点が変わっていて、それはそれで楽しめましたけど。


Canto Oscuro/Anna Gourari(P)(ECM New Series 2255)(輸入盤) - Recorded May 2011. - Johann Sebastian Bach, Ferruccio Busoni: 1. Choralvorspiel Ich Ruf' Zu Dir, Herr Jesu Christ Sofia Gubaidulina: 2. Chaconne Paul Hindemith: 3-7. "1922" - Suite Fur Klavier Johann Sebastian Bach, Ferruccio Busoni: 8. Choralvorspiel Nun Komm' Der Heiden Heiland 9. Chaconne Johann Sebastian Bach, Alexander Siloti: 10. Prelude In B Minor

(12/11/10)バッハの曲をブゾーニが編曲したものをはじめ、18世紀から現代音楽の時代にまたがり、何人かの作曲家の曲を演奏しています。ソフィア・グバイドゥリーナやポール・ヒンデミスの曲もあって、表現の幅も幅広いです。バッハの編曲ものはバロックより後の時代だけあって、編曲時の19-20世紀のサウンドに聴こえます。ただ、こういう組み合わせはECMではお得意のこと。時に安心感を、時に緊張感をもって聴くことができます。

2012/11/10

Arvo Part/Adam's Lament

2225
アルヴォ・ペルトは現代音楽よりは宗教音楽の香りが何となくしています。


Arvo Part/Adam's Lament(ECM New Series 2225)(輸入盤) - Recorded May 2007 and November 2011. Latvian Radio Choir, Sinfonietta Riga, Vox Clamantis, Estonian Philharmonic Chamber Choir, Tallinn Chamber Orchestra, Tonu Kaljuste(Cond) - 1. Adam's Lament 2. Beatus Petronius 3. Salve Regina 4. Statuit Ei Dominus 5. Alleluia-Tropus 6. L'Abbe Agathon 7. Estonian Lullaby 8. Christmas Lullaby

(12/11/10)アルヴォ・ペルトは20世紀エストニア生まれの作曲家。今回のアルバムは21世紀に入ってからの合唱曲の作品を中心にとりあげています。教会で録音したこともあって、神秘的かつ荘厳な雰囲気はどの曲にもあります。ハーモニーが割とシンプルなので、現代音楽と構えずに聴くことができるかも。豪華な演奏陣を使い、彼の特徴である静かな場面だけではなく、大きく音が出てくる場面もあります。まさしく彼らしいサウンドの作品。

2012/11/09

Franz Schubert/Moments Musicaux/Valery Afanassiev

2215
昔はNew Seriesといえば古楽か現代音楽中心だったのですが、最近はクラシックど真ん中の作品もけっこう出すようになってきました。アファナシエフというピアニストも有名だそうですね。このあたり自分にとっては聴いた感覚だけでは無理で、ライナーその他ネットでも情報を仕入れる必要が出てきました。まあ、そういうジャンルでもあるのですが。


Franz Schubert/Moments Musicaux/Valery Afanassiev(P)(ECM New Series 2215)(輸入盤) - Recorded September 2010. - 1-6. Moments Musicaux D780 7-10. Sonata In D Major D850

(12/11/09)フランツ・シューベルトは19世紀オーストリアの作曲家。「楽興の時」「ピアノソナタ第17番」という作品の演奏です。これらは有名な曲だと思うのですが、ヴァレリー・アファナシエフのピアノで、安定したクラシックの演奏を聴かせてくれます。アファナシエフはシューベルトをよく演奏する人らしく、演奏の安定感だけではなくて、その愛情もにじみ出てくる雰囲気。また、個性的な演奏をする人でもあるようですが、それは聴く人のご判断で。

2012/11/08

当ブログのカウンターがホームページを追い越す

当ブログのカウンターが昨日(7日)、ホームページを追い越しました。カウント数にして85万をちょっと超えたところで、ブログをはじめてから8年と5カ月ちょっとかかってます。

ただ、この競争、全然フェアではなくて、ブログのカウンターは全ページのページビューなのに対して、ホームページのカウンターはトップページにしか設置されてなくて、しかもユニークアクセスになってます。ホームページの方は、実際にはアクセス解析を見ると全ページで350-600ページビュー/日ぐらいあるようで、その点ではブログより多いくらいなんですが。なので、ホームページが50-70カウント/日ぐらいしか進んでないのと比べるのもちょっと問題アリ、なんですけど(笑)。

でも、自分の中では何か歯車のようなものがひとつ進んだような気がしています。まあ、これからも淡々と更新していくだけなんですけど。淡々と、といっても、子供の進学のこと、親戚の不幸が続いたこと、仕事のこと、母親の入院のこともいろいろ重なって、このところプライベートな時間はあるけれど音楽をあまり聴ける気分でもなかったりしています。文章を書く気力も少々減退気味。まあ、一時的なことだろうと思うし、今までホームページ時代から1ヵ月近く更新の休みをとっていた時も含め、15年以上続いてきたのだから、そのうち何とかなるかと思います。

今、手元には9枚あって、うち7枚がECM(New Series含む)。今月これから到着するのは5-6枚だと思うので、ゆっくりやっても遠からず追いつくとは思います。あまり待っている人もいないと思いますが、気長にお待ちください。

2012/11/05

「日経ベストPCデジタル」2012年秋冬号購入

2日に「日経ベストPCデジタル」2012年秋冬号が発売になったので、さっそく購入しました。

今回の特集は出たばかりのWindows8。実は、私のところ、仕事や家族のを含めて6台中5台がWindows7なんですよね(最近Vista1台を処分の準備をしましたので、あとはXPが1台)。それだけWindows7が使いやすかったってこともあります。

仕事のソフトもWindows8に対応するのはしばらく先だし、とくに仕事で使っている場合は、むやみやたらに新OSに飛び付かないことも原則としてあります。でも、あと半年もすれば市場からはWindows7がほとんどなくなって、Windows8に手を出さなければならなくなるでしょうし、もちろん新OSなので、新しい良い機能もいっぱいあるでしょうし、ということで、雑誌を買っての研究です。

ただ、まだ出たてのOSなので、ウリのタッチパネル対応型のノートやデスクトップもあれば、大きいタッチパッドになったタイプ、以前のままのボディにWindows8を乗せたタイプといろいろで、そこにタブレット型も加わって、今はハード的には過渡期なんじゃないかと思います。自分は、先ほども書いたとおり慎重派なので、様子見をして、落ち着いた頃に買う可能性が高いです。現状はWindows7で満足しているのと、今年の春前にウルトラブックを1台買ってしまっているので、ヘタすると、自分が購入するのは1-2年先なんじゃないかなあ、とも思いますけれども。

こういう雑誌1冊買って(730円)、いろいろと読んでいるだけでも楽しいので、楽しみつつ、新しい知識を入れていきますか。

2012/11/02

ムク/田村夏樹/藤井郷子

Tamuramuku
藤井郷子関連アルバム2枚目。今回は田村夏樹とのデュオアルバム。もっと大きい、違う編成の場合2人のコンビの登場は日常的なのですが、デュオは25年間でこれが5枚目とのこと。デュオのこと、過去のアルバムなど、CDジャケットの中にいろいろ書いてあるのが興味深いです。田村の楽譜は本当にシンプルなものだそうで、その素材をどう料理するか、かなり自由なんだそうです。それで再演曲でもサウンドが違うのか。このアルバムは極端にフリー寄りというわけではありませんけれど、それでも場面場面で出てきます。そういう意味では聴く人を選ぶかもしれませんが、まだまだこの2人は追いかけてみたいです。


ムク/田村夏樹(Tp)/藤井郷子(P)(Libra Records)
Muku/Natsuki Tamura(Tp)/Satoko Fujii(P)(Libra Records) - Recorded October 6, 2011. - 1. Dune And Star 2. In Barcelona, In June 3. Muku 4. Galvanic 5. Patrol 6. In Paris, In February 7. Clone

全曲田村夏樹の作曲。デュオでは5作目。再演曲もありますが、その時々のアプローチも興味深い。素朴なトランペットの簡単なメロディと緊張感のある温度感の低いピアノが語り合っている静かな1曲目、逆にトランペットの高音の咆哮と哀愁メロディのピアノからはじまり、2人が交じりあって中盤盛り上がる2曲目、ゆったりとした広い野原の風景が目の前に広がるような落ち着いた3曲目、ダイナミズムがあり、フリーで打楽器的なピアノのアプローチの印象の4曲目、ワルツでやはり安定した哀愁路線からやや入り組んだインプロヴィゼーションに入っていく5曲目、ちょっと乾いていて、都会的な雰囲気もあったりピアノのフリー的アプローチで盛り上がりもある6曲目、やはりダイナミズムが広く各楽器のエッジが効いている7曲目。(12年7月14日発売)

2012/11/01

フォーエバー/ガトー・リブレ

Gatoforever
藤井郷子さん関連のアルバムを2日続けて紹介。実はこのアルバムが7月に出ていたことを知らなくて、10月に届いたメルマガの発売の記述を見て、あわてて購入した次第。特にこのアルバムは’11年9月に急逝された是安則克さんの直前のあたりの記録でもあるので、貴重です。サウンドは、ジャズっぽくはなく、インプロヴィゼーションなんだろうけれども淡々とした渋い語り合いに近いもので、なかなか他では聴くことのできないものです。メンバーが代わると、もしかするとこの音世界はできないんじゃないか、という微妙なバランスなので、残念な気持ちもあります。なかなか渋いです。


フォーエバー/ガトー・リブレ(Libra Records)
Forever/Gato Libre(Libra Records) - Recorded September 14, 2011. Natsuki Tamura(Tp), Satoko Fujii(Accordion), Kazuhiko Tsumura(G), Norikatsu Koreyasu(B) - 1. Moor 2. Court 3. Hokkaido 4. Waseda 5. Nishiogi 6. Japan 7. World 8. Forever

グループでは5枚目のアルバムで、この録音と同じ9月にベースの是安則克は急逝。このメンバーではラストの録音。ライヴで、全曲田村夏樹の作曲。ミディアム・テンポの曲ばかり(4ビートではない)なのは楽器編成からか。ちょっとエキゾチックで明るめなメロディの、淡々と落ち着いて進行していく1曲目、分かりやすいメロディとリズムで、懐かしさをなぜか感じる歩くような2曲目、静かなメロディから、各楽器の語り合いになったり発展していく3曲目、ちょっと幽玄な雰囲気もある4曲目、やや哀愁があって不安定なエキゾチックさも垣間見せる5曲目、楽器同士の静かなやり取りが淡々と続いていく6曲目、静かながらベースのアルコのメロディがあたりを照らすような7曲目、楽器の語り合いが乾きを癒すようにしみこんでくる8曲目。(12年7月14日発売)

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