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2012/07/31

世間はオリンピックのシーズン

自分の方もプライベートで先週末が忙しかったり、色々ありますが、27日(日本時間では28日早朝に開会式)からロンドン・オリンピックですね。特にオリンピックとなってテレビを見続けているわけではないんですけど。今回は野球がなくなってしまったので、サッカーだけはだいたい観てます。これは男子も女子も両方とも予選突破なので、けっこう長引きそうです。

ブログの更新がちょっと間隔が長引きそうですけど、ちょうど手元に新譜が3枚あるも、今の注文状況では、次に3枚入ってくるのが8月の下旬とちょっと間があきそうです。それでも時間があれば、過去盤等も含め、不定期に更新していくつもりではありますが。しばらくの間、気まぐれ更新をお許しください。

2012/07/28

ブラッド・メルドー・トリオ@サントリー・ホール

120727brad
7月27日(金)の夕方は、MixiのマイミクのTOYOさんのお誘いで、ブラッド・メルドー・トリオを観てきました。メンバーはラリー・グレナディア(B)とジェフ・バラード(Ds)とのトリオ。

ホールに入って思ったのは、あの広いホールなのに、こっち側(客席)を向いているPAのスピーカーがない、ということでした。しかも3人のステージ上のポジションはかなり寄り添ったかたち。はじまってみて分かったんですが、生音を聴かせるコンサートだったんですね。まあ、モニターの返しはありましたが。あのホールはさすがに音がいいですね。個人的にはジャズはオン・マイクでPAでならして聴くのは好きなんですけど、あえてこうしたのには理由があるのでしょう。生音に慣れないせいか、これで好き嫌いが出てくる可能性もあります。なので、座っている席によっては、聴こえる音に違いも出てくるかも。

曲目は、はっきりとは今の段階では把握してませんけど、最新作「ODE」からの曲は少なかったかなかったかで、多くは既成曲(ロックの曲が多かったように思う)で、したがって変拍子も、何曲目かが7拍子のほかは、あまり目立ってなくて、普通の拍子の曲が多かったように思います。

サウンドというか内容は、内向的、繊細、そして、ヴォリュームが小さいためじっくり聴こうとして、その緊張感などを感じました。そして、明らかにこのトリオは、そのコンビネーションといい、各自のテクニックといい、ピアノ・トリオとしては前人未到の域に達していると思います。ドラムスもサウンドバランスに合わせて、かなり小さい音で叩く場面も。ソロ・ピアノで長めの演奏が2曲、トリオではじまりトリオで終わる曲のところにはさまれてましたけど、これまた素晴らしく、クラシックの演奏を聴いているような雰囲気にもなりました。それがゆえに、ちょっと気楽にのれる出来る雰囲気でもなく(何たって4ビートジャズはアンコールの最後の曲だけ)、感銘を受ける人は(私はこっち側だと思う)受けるし、そうでない人も一定数出てくるんじゃないのかな、とも思いました。

前々日が韓国公演で、日本公演はこの日と28日大阪、29日名古屋。さすがにキース・ジャレットのような存在感、というより実質的には世代交代をしていて、彼らの右に出るトリオは今、ないんじゃないかな、とも思いましたけど、その選曲やサウンドのこれからのことを考えると、今回があの広いホールの観客を集められるギリギリのラインだったのかな、とも思います。これからもっとマニアックな方へ行くのか、それともポピュラリティを獲得して、より多くの人が集まれるようにするのか、バランスが難しいんじゃないかと思います。ただ言えることは、当日あの場所で彼らの音楽を聴いて、インパクトは大きかったということです。

当日のセットリストがFacebookページに出ていたので、転記します。

SET LIST Suntory Hall

Great Day Paul McCartney
Friends Brian Wilson
Sanctus Brad Mehldau
And I love her Lennon/McCartney
Ten tunes Brad Mehldau
My Valentine Paul McCartney

Untitled Brad Mehldau
Holland Sufjan Stevens
Cheryl Charlie Parker

2012/07/24

Canopee/Dans Les Arbres

2278
ECMレーベルも、手元にあるのは一段落。このアルバム、ジャズの範疇に入ってますが、環境音楽的非イディオム系のゆったりフリーという感じで、このサウンドはこのグループの前作とあまり変わらないような気がしてます。ただ、こういうサウンドは、やはり音と向き合うというスタンスで、音楽を聴く、という感じではないようで、それで聴く人を選ぶという言葉を使わせていただきました。ECMの中では、それほど珍しいサウンドではないのですけど。でも、一般的な観点から見たら要注意盤、ってことにはなりそうです。逆にこういうサウンドだからいいんだ、という方も一定数、いそうではあります。


Canopee/Dans Les Arbres(ECM 2278)(輸入盤) - Recorded June 2010 and April 2011. Xavier Charles(Cl, Harmonica), Ivar Grydeland(G, Banjo, Sruti Box), Christian Wallumrod(Prepared P, Harmonium), Ingar Zach(Gren Cassa, Per) - 1. La Fumee 2. L'Emanation 3. La Vapeur 4. La Buee 5. L'Ether 6. Le Vertige 7. L'Immateriel 8. Les Cimes 9. La Brume 10. La Transparence

(12/07/23)「Dans Les Arbres」(ECM 2058)に続く2枚目。以前はアルバムタイトルだったのが、今回はグループ名に。作曲者も全曲グループ名。温度感が低い感じの、静かな局面の多い空間的なさうんど。エレクトロニクスの表記はないものの、その影響を感じさせるほとんどが非イディオム系のフリーの音楽です。ゆったり感はあってもかなり硬派な感じで、聴く人を選ぶアルバム。時おり重低音も出つつ、ゴーン、ゴーンと物音が漂うように流れてます。その中で出てくる音の組合せの妙があって。これがフリージャズかというと、その範疇を飛び出している感じがあるも、メロディというものがまずないにしても、ECM的な音と言えば、なるほど、と思えるような世界。ちょっと重苦しい、緊張感のあるサウンドの世界が、ゆっくり漂ってます。

2012/07/23

Hirundo Maris/Arianna Savall/Petter Udland Johansen

2227
このアルバムは、ヨーロッパの民族音楽で、このジャンルはECMから、あるいはNew Seriesからとまちまちに出てますが、それだけボーダーレスな内容なんでしょうね。素朴な感じでまたこれもよいと思います。


Hirundo Maris/Arianna Savall(Voice, Goyhic Harp, Italian Triple Harp)/Petter Udland Johansen(Voice, Hardingfele, Mandolin)(ECM New Series 2227) - Recorded January 2011. Sveinung Lilleheier(G, Dobro, Voice), Miquel Angel Cordero(B, Voice), David Mayoral(Per, Voice) - 1. El Mestre 2. Buenas Noches 3. Ya Salio De La Mar 4. Om Kvelden 5. El Mariner 6. Le Chant Des Etolies 7. Morena Ma Llaman 8. Bendik Og Arolilja 9. Ormen Lange 10. Tarantela 11. The Water Is Wide 12. El Noi De La Mare 13. Josep I Maria 14. Penselstrok 15. Halling 16. Yo M'enamori D'un Aire 17. Trollmors Vuggesang

(12/07/22)アルバムタイトルはラテン語で「ウミツバメ」とのこと。カタロニア民謡、セファルディ民謡、ノルウェー民謡、スコットランド民謡を中心に他の作曲家の曲も。彼女自身の曲も6曲目にあります。79分収録。ほぼ民族音楽といっていいサウンドですが、哀愁もあったり明るめの曲もあったりと、その表現は幅広いです。サウンド的にはそんなにクセの強くない民族音楽なので、気楽に聴ける感じでもあります。素朴な雰囲気がなかなか良い。

2012/07/22

Heiner Goebbels/Stifters Dinge

2216
Heiner Goebbelsは現代音楽というよりは実験音楽的な内容。実際に使っているかどうかは分からないけど、環境系のエレクトロニクスに、ヴォイス(話し声)を入れて、空間的フリーの方向からも攻められるようなサウンド作りが面白い。


Heiner Goebbels/Stifters Dinge(ECM New Series 2216)(輸入盤) - Recorded October 20 and 21, 2007. - 1. The Fog 2. The Salt 3. The Water 4. The Wind 5. The Trees 6. The Thing 7. The Rain 8. The Thunder 9. El Sondo 10. The Storm 11. The Coast 12. Exhibition Of Objects

(12/07/22)オーストリアの19世紀の画家・作家Adalbert Stifterに触発されて出来た作品とのこと。5台の自動ピアノ、水、風、霧、雨、金属、石、氷、Adalbert Stifterのテクストが音源(元)になっているとジャケカヴァーに書いてあります。他に、有名な人の声の録音や、歴史的なパプア・ニューギニア、ラテン・アメリカ、ギリシャの録音も使われています。ヴォイスもあったり実験的な要素の高いサウンドだけれども、なぜか落ち着いて聴けてます。

2012/07/21

Sleeper/Keith Jarrett

2290
キース・ジャレットのヨーロピアン・クァルテットの東京公演。’89年に、’79年の演奏が「Personal Mountains」で出ましたけどこの時と同じツアーでの演奏。今「Personal Mountains」の国内盤ライナーを読んだら、これも16日か17日の公演の演奏を録音したものらしいと書いてありました。収録時間は前後をカットしたりすれば違うこともあるのですが、同じテイクが入っているのかどうかは確かめていません。ただ、今回の方は16日の公演をおさめている(全曲かどうかは不明だけど、CD2枚なので可能性は高い)、ということです。でも、ECMが30年以上前の録音を新譜として発売するのはけっこう珍しいことだと思います。

(追記 7月29日)複数の情報から、「Personal Mountains」と曲目はダブっていても、同じテイクはないとのことでした。


Sleeper/Keith Jarrett(P, Per)(ECM 2290/91)(輸入盤) - Recorded April 16, 1979. Jan Garbarek(Ts, Ss, Fl, Per), Palle Danielsson(B), Jon Christensen(Ds, Per) - 1. Personal Mountains 2. Innocence 3. So Tender 4. Oasis 5. Chant Of The Soil 6. Prism 7. New Dance

(12/07/21)’79年の中野サンプラザでのライヴ。やはり「Personal Mountains/Keith Jarrett(P)」(ECM 1382)で同じ東京でのライヴが発売されていて、曲もかなり重なってます。全曲キース・ジャレットの作曲。1曲目の出だしも、けっこう元気なサンバ的な哀愁サウンドから後半静かなサウンドに。より長い21分の演奏。静かに自由で硬質なピアノの上を、サックスがメロディアスに駆け巡り、それでいて中盤はホンワカする2曲目、スタンダードのような美しいメロディと温かみで盛り上がる3曲目、何と28分もの、パーカッションとフルートも出だしで交え、フリー的に盛り上がる4曲目、8ビート的なベースのフレーズを中心に進んで行く14分台の5曲目、割とメロディアスなバラードが続く6曲目、アンコール後は明るめのノリのいい曲の7曲目。

2012/07/19

2012年上半期の私的3枚

Patunity
Tribalx
Enricopermu
上半期の3枚というのは、何年か前からやってますけど、今年はあまり枚数を聴いてないので、ザクッとやってしまおうかと思います。順不同でこんな感じかな。次点はOde/Brad Mehldau(P) Trio(Nonesuch)(輸入盤)か。下半期にはメルドー盤が復活することもあり得ますが...。実は上半期発売のCDで、あと2枚聴いてないのがあるんだけど、とりあえずひと区切りってことで。年間ベストも、実は12月初旬に決めたりしてますから。


7月に入ってやっと聴きましたが、今年のベストになるかどうか...。
Unity Band/Pat Metheny(G, G Synth, Orchestrionics)(Nonesuch)(輸入盤) - Recorded February 2012. Chris Potter(Ts, Bcl, Ss), Ben Williams(B), Antonio Sanchez(Ds) - 1. New Year 2. Roofdogs 3. Come And See 7. This Belongs To You 5. Leaving Town 6. Interval Waltz 7. Signals (Orchestrian Sketch) 8. Then And Now 9. Breakdealer

(12/07/15)全曲パット・メセニー作曲。たぶんパットが考える最強の、久しぶりのサックス入りでのクァルテット。哀愁のある美しいメロディ進行で盛り上がっていく1曲目、ギターシンセの音が印象的なマイナーなミディアム8ビート系(?)の2曲目、哀愁系ながらちょっとハードっぽいスピリチュアルなタッチもあったりする3曲め、しっとりとしたギター中心のバラードでやや盛り上がりもある4曲目、変拍子かつメロディアスなテーマからアドリブで速いフレーズのパット節が繰り出される5曲目、ミステリアスな雰囲気のワルツが渋く盛り上がる6曲目、オーケストリオンを使った、ドラマチックな展開でなかなか面白いサウンドが聴ける11分台の7曲目、淡色系でも盛り上がるギターのバラードの8曲目、かなり活発な演奏で爆発している9曲目。


ハードコア・フュージョンなら、やっぱり久しぶり発売のこれかも。
X/Tribal Tech(Tone Center)(輸入盤) - Released 2012. Scott Henderson(G), Gary Willis(B), Scott Kinsey(Key), Kirk Covington(Ds) - 1. Mech X 2. Got Faith 'N Phat 3. Time Lapse 4. Anthem 5. Palm Moon Plaza 6. Gravity 7. Working Blue 8. Ask Me A Question 9. Let's Get Swung 10. Com Butter

(12/03/30)グループでの12年ぶりの録音。メンバーが離れた場所での多重録音形式の期間もあったから、もっと間があくかも。全曲トライバル・テック名義の作曲なので、合作もあればインプロヴィゼーションもありか。ハードコア・フュージョンのインプロ・バンドでは最高かも。そこはかとなくジョー・ザヴィヌル的アプローチもありつつ独自の境地も感じる曲があるし、3曲目ではアップテンポの、9曲目はミディアム4ビートでの演奏もあったり、バラード、ファンク的なノリ、ヘヴィーなロック、あるいは内省的な場面もありつつ、それが彼らしかできない表現になっていてかつ強力にアピールしています。聴く人をある程度選ぶかもしれないけど、あまりカチッとしていない感じですが、変幻自在で高度なバンドサウンドを一気に聴かせてしまいます。


なかなか良いピアノ・トリオでした。1枚目と3枚目のドラマーが、アントニオ・サンチェスだったのも偶然ではないかも。
Permutation/Enrico Pieranunzi(P)(Cam Jazz)(輸入盤) - Recorded November 17-20, 2009. Scott Colley(B), Antonio Sanchez(Ds) - 1. Strangest Consequences 2. Critical Path 3. Permutation 4. Distance From Departure 5. Horizontes Finales 6. Every Smile Of Yours 7. Within The House Of Night 8. The Point At Issue 9. A Different Breath

(12/04/07)全曲エンリコ・ピエラヌンツィの作曲。トリオのメンバーも一新した’09年録音。美しい旋律の曲もありますけど、元気でアグレッシヴな曲もあります。それが全開できているのが1曲目で、トリオの新鮮さもあって、けっこう自由に飛翔している、という印象。8分の6拍子で温度感が低いサウンドながら後半活発さを見せる2曲目、テンポのあるフリーインプロヴィゼーション的なタイトル曲の3曲目、じっくり沈み込むような冷たいバラードの4曲目、情念とクールさが折り重なっていてラテンテイストもある5曲目、淡い明るさも盛り上がりもある割と美旋律のワルツの6曲目、内面を見つめつつしっとりとしたバラードの7曲目、ミディアム・テンポながらけっこうテンションの高い演奏の8曲目、哀愁の感触もあるメロディがまたいい9曲目。

2012/07/18

Another Country/Cassandra Wilson

Cassaanother
6月に発売されていて手元にあり、まだ聴いてないジャズCDがこれを含めてあと3枚ありました。今年の上半期の私的ベストはあるところにもう書いていて、残りの2枚を聴いても順位的には違いはないだろうなあ、と思いつつも、どっちを先に記事にしようか、考えてます。今日はカサンドラ・ウィルソンの新譜。イタリア録音で、Blue Noteからの発売ではないですけど、ダークな感じは薄まったかな、と思うも、やはり彼女の世界が展開されています。ただ、インパクトというとどうかなあ、とも。まあ、Blue Noteでもノラ・ジョーンズが爆発的に売れる時代なので、今回のこういうサウンドも、割と面白いとは思うのですが。


Another Country/Cassandra Wilson(Vo, G)(E One)(輸入盤) - Released 2012. Fabrizio Sotti(G), Mino Cinelu(Per), Lekan Babalola(Per), Nicola Sorato(B), Julian Labro(Accordion), Nocca Chamber Choir(on 10) - 1. Red Guitar 2. No More Blues 3. O Sole Mio 4. Deep Blue Almost Twelve 9. Passion 7. When Will I See You Again 8. Another Country 9. Letting You Go 10. Olomuroro

(12/07/17)1曲目がカサンドラ・ウィルソン作、2-3(3曲目は既成曲の2人でのアレンジ)、5-8曲目はギターのFabrizio Sottiとの共作(もっと共作が多い10曲目も)、とギターだけの4、9曲目。イタリアでの録音とのことだけど、3曲目に「オ・ソーレ・ミオ」があったりしても、彼女のペースでレコーディングが進められている感じはします。ただ、それぞれの曲でのアコースティック・ギターの哀愁の部分はやはりイタリアでなければ出ないかも。ちょっとダークな感じは薄まったかな、とも思うのだけど、ギターが多様だし、それなりに味わいもあるので、落ち着いて聴いていられます。また全体的にパーカッションが効いていて、黒っぽさがある程度強調されている要因になっているのかも。5曲目のサンバの曲や10曲目の合唱隊もなかなか。

2012/07/16

The Mothership Returns/Return To Forever

Returnmothership
リターン・トゥ・フォーエヴァーの新作ライヴ・アルバムです。届いてから1ヵ月近く経過してしまったわけですが、先にCriss CrossやECMを聴いていて、またCD2枚+DVD1枚(こちらは今の段階ではまだ観てませんが)の大作だったので、つい後回しになってしまいました。ギターがフランク・ギャンバレになっていますけど、このバンド、核のチック・コリアがいれば、あとは多少メンバーに変更があってもRTFらしさのあるアルバム、出来てしまうんじゃなかろうか、とも思えます。まあ、メインは’70年代当時も活躍していた人がいるからこそ価値があるんだとも言えますが。長尺の曲が多いけど、けっこうハマりました。


The Mothership Returns/Return To Forever(Eagle Records)(輸入盤) - Released 2012. Chick Corea(Key, Synth), Stanley Clarke(B), Lenny White(Ds), Jean-Luc Ponty(Electric Vln), Frank Gambale(G) - 1. Modieval Overture 2. Senor Mouse 3. The Shadow Of Lo/Scrceress 4. Renaissance 5. After The Cosmic Rain 6. The Romantic Warrior 7. Concierto De Aranjuez/Spain 8. School Days 9. Beyond The Seventh Galaxy [Bonus DVD] 1. Return To Forever: Inside The Music 2. After The Cosmic Rain 3. The Romantic Warrior 4. The Story Of Return To Forever

(12/07/16)曲はおなじみのものが多く、チック・コリアはじめメンバーの作曲。曲もライヴだけにけっこう長く、10分以上の曲がゾロゾロ。2、7曲目はじめ、よく知っている曲はやはり頭の中にビンビンと飛び込んできます。ギターのフランク・ギャンバレはRTF世代ではないものの、ライヴの雰囲気はやはりリターン・トゥ・フォーエヴァー、という感じで進んで行きます。多少メンバーが替わっても、グループのサウンドには揺るぎがないということか。DVDの方は間の2-3曲目が演奏のパフォーマンスを収録(こちらはまだ観てないですが)。ある意味、このアルバムでRTFの集大成にもなっているんじゃないかと思います。ライヴなので、うまくまとめるよりはライヴならではの長いパフォーマンスを聴けるところもあって、けっこう楽しめました。

2012/07/15

Unity Band/Pat Metheny

Patunity
パット・メセニーの新作をようやくゲットできました。もう皆さん、だいたい聴いてらっしゃるようですね。値段の安い方を選んでいたら、一緒に注文した組み合わせのCDのおかげで到着が昨日になってしまいました。ここでは久しぶりにサックスが入っていて、それがクリス・ポッターであるということも早く聴きたかった要因です。以前のマイケル・ブレッカーとどうしても比較されてしまうかもしれませんけど、音色やパッと見のメロディは似ているかもしれませんが、タイプはけっこう違うと思います。それはアルバムの中の、特に速いパッセージのソロにあらわれているんじゃないかと思います。ただ、いずれにしてもパットの演奏と曲がメインで、それを楽しむのがやはり主目的にはなりますが。


Unity Band/Pat Metheny(G, G Synth, Orchestrionics)(Nonesuch)(輸入盤) - Recorded February 2012. Chris Potter(Ts, Bcl, Ss), Ben Williams(B), Antonio Sanchez(Ds) - 1. New Year 2. Roofdogs 3. Come And See 7. This Belongs To You 5. Leaving Town 6. Interval Waltz 7. Signals (Orchestrian Sketch) 8. Then And Now 9. Breakdealer

(12/07/15)全曲パット・メセニー作曲。たぶんパットが考える最強の、久しぶりのサックス入りでのクァルテット。哀愁のある美しいメロディ進行で盛り上がっていく1曲目、ギターシンセの音が印象的なマイナーなミディアム8ビート系(?)の2曲目、哀愁系ながらちょっとハードっぽいスピリチュアルなタッチもあったりする3曲め、しっとりとしたギター中心のバラードでやや盛り上がりもある4曲目、変拍子かつメロディアスなテーマからアドリブで速いフレーズのパット節が繰り出される5曲目、ミステリアスな雰囲気のワルツが渋く盛り上がる6曲目、オーケストリオンを使った、ドラマチックな展開でなかなか面白いサウンドが聴ける11分台の7曲目、淡色系でも盛り上がるギターのバラードの8曲目、かなり活発な演奏で爆発している9曲目。

2012/07/14

Gift/マナブ・オオイシ・トリオ

Oishigift
澤野工房を久しぶりに買ってみました。全部買いしなくなって2年ほど経つのですが、やはり最近はローテーションで新譜を出してくるイメージが強くなったので、気に入ったのだけで自分ではいいと思っています。大石学のトリオでは2枚目、ソロを含めると3枚目の澤野工房のアルバム。やはりヨーロッパっていう感じですね。4ビートで攻めたりしている割合が少ないのと、研ぎ澄まされていても、穏やかで温かみのあるフレーズなどで、このあたりがこのアルバムを聴いて良かったな、と思えるところではあります。まあ、フランスのメンバーと演奏しているので、もう少し硬派でもよかったかな、とも思いますが。聴いて気に入った1枚です。


Gift/マナブ・オオイシ(P、Pianica)・トリオ(Atelier Sawano AS122)(澤野工房)
Gift/Manabu Ohishi(P, Pianica) Trio(Atelier Sawano AS122) - Recorded February 3-5, 2012. Jean-Philippe Viret(B), Simon Goubert(Ds) - 1. Ambition 2. Hisyo 3. Riverside 4. Gift 5. Softly, As in A Morning Sunrise 6. Rocovery 7. Memories Of Paris 8. All Beacause 9. Honesty

デュオの5曲目がスタンダード、ソロの9曲目がロック、その他は大石学の作曲で、7曲目がデュオの他はトリオでの演奏。メンバーからか、大石学の個性なのか、ヨーロッパのピアノ・トリオを聴いている感じ。1曲目からして、その優しいメロディに感動します。8ビートで明るくせまってくる2曲目、一転ややハードな感じのマイナーな旋律になり、途中から4ビートでドライヴしていく3曲目、しっとりと美しいメロディを歌いあげていくバラードの、タイトル曲の4曲目、出だしがスローで自由なアプローチなせまり方をする5曲目、やはりこれもしっとり系のバラードでじっくりせまる6曲目、ピアニカの多重録音でメロディアスな4ビートを聴ける7曲目、大らかに流れていくような雰囲気の8曲目、静かな場面から徐々に盛り上がるソロピアノの9曲目。(12年6月23日発売)

2012/07/10

マンガ単行本「BECK」全34巻読了

先日、アニメを観てなかなか良かったので、そのうち単行本読もうかな、と思ってはいたのですが、全34巻あると費用の点や、読み終えるまでの時間の問題で、なかなか踏ん切りがつかなかったんです。でも、先日ブックオフに行ったら、1-30巻まで4,900円(1-34巻の全巻揃いだと8,500円)のがあって、それにバラで31-34巻まで購入して合計6,300円だったので、つい、買ってしまいました。

細かいストーリーとかは他の人に譲るとして、主人公がギターにはじめて出会ってから、「BECK」というバンドがだんだん大きな階段を上ったり、なかなかうまくいかなかずにバイト生活が続いたりと、割とバンドにありがちな点を身近に描いている反面、アメリカのビッグなバンドのメンバーがもう一人のギターの友人だったり、悪徳プロモーターを敵にまわしたりと、スリリングな場面も織り込んで、いや、もう、スゴいポテンシャルだし、盛り上がりを感じるマンガでした。コマ割りが大きめだったり、台詞がそんなに多くなかったりで、1冊10-20分ぐらいで読めてしまうので、夜とか、合間で3日間で読めてしまいました。

しかも、音の出せないマンガの世界で、ロックの音を感じるマンガというのは、なかなか他を見まわしてもあるもんじゃないです。演奏しているところの、絵の切り取り方が抜群だし、小さなライヴもそうだけれど、大きなコンサートを表現しきれるマンガ家も多くはないんじゃないでしょうか。しばし放心状態、って感じかな。

もう物語は完結してますが、これは単行本になったのは’03-08年の間にかけてで、リアルタイムに追っかけしていたら、次が待ち遠しいマンガとなっていたでしょうね。むしろ今になって一気に読めてしまって、幸せなのかも。当時は騒がれてはいても、全然アンテナに引っかかってこなかったでしたし、ジャズのCD聴きに時間をかけていた時だから当然かも、と思います。

「坂道のアポロン」もマンガ、アニメ共に良かったですけど、それとは違った意味で、音楽への思い入れ、スゴさ、スケールのでかさを感じた作品でした。

2012/07/09

Magnetic Works 1993-2001/Jon Balke

2182
ECMではやはり珍しいヨン・バルケのMagnetic North Orchestraに焦点を当てたコンピレーション盤なんだけど、真ん中のアルバム、「Solarized」がSonet - EmArcyから過去に発売されたもので、ECMからではありませんでした。CD2枚で各50分ずつしか収録していないので、フルに収録すれば過去のCD3枚分、ほぼ全曲入るんじゃないかと思うのですが、おそらくそのあたりは契約の関係もあって、オリジナル通りに入れられない、とか大人の事情があるんじゃないですかね。まあ、こういう形でも聴くことができるのはいいと思うのですが。こういうジャズというよりはクラシックに近いアンサンブルも、やはりECMだからかな、とも思いますし。


Magnetic Works 1993-2001/Jon Balke(P, Key, Per, Electronics)(ECM 2182/83)(輸入盤) - CD1. 1-7 Further: Jon Balke(P, Key) w/Magnetic North Orchestra - Recorded June 1993. Jens Petter Antonsen(Tp), Per Jorgensen(Tp, Vo), Morten Halle(As), Tore Brunborg(Ts, Ss), Gertrud Okland(Vln), Troud Villa(Viola), Jonas Franke-Blom(Cello), Anders Jormin(B), Marilyn Mazur(Per), Andun Kleive(Ds) - 1. Departure 2. Changing Song 3. Flying Thing 4. Horizontal Song 5. Moving Carpet 6. Taraf 7. Shaded Place CD1. 8-11/CD2. 1-5. Solarized/Magnetic North Orchestra - Recorded 1998. - Jon Balke(Key, Per), Per Jorgensen(Tp, Vo), Arve Henriksen(Tp, Vo), Morten Halle(As, Fl), Anders Jormin(B), Andun Kleive(Ds), Chikada String Quartet: Henrik Hannisdal(Vln), Odd Hannisdal(Vln), Marek Konstantynowicz(Viola), Morten Hannisdal(Cello) - CD1: 8. Present Position 9. Solarized 10. Dark And Now 11. In Degrees CD2: 1. Curve 2. Circular 3. Vertical 4. Encoded 5. Elusive Song CD2: 6-12. Kyanos/Jon Balke(P) & Magnetic North Orchestra - Recorded November 2001. Per Jorgensen(Tp, Vo), Morten Halle(Sax, Fl), Arve Henriksen(Tp), Svante Henryson(Cello), Anders Jormin(B), Audun Kleive(Ds, Per) - CD2: 6. In Virto 7. Plica 8. Zygotos 9. Karyon 10. Mutatio 11. Katabolic 12. Kyanos

(12/07/08)Further(’93年録音)(ECM 1517), Solarized(’98年録音)(Sonet -EmArcy), Kyanos(’01年録音)(ECM 1822)からのコンピレーション盤。3枚のアルバムからそれぞれセレクトされています。ECMからだけかと思ったら、2枚組アルバムの真ん中、「Solarized」がECM以外からの発売で、10曲中9曲セレクトと、このアルバムの紹介が大きい面があります。どのアルバムも共通するのは、温度感が低くて、ミステリアスな、それでいてちょっと硬質な感じのアンサンブルが続くところで、それは「Solarized」においても体現されているところです。やや賑やかかなと思うのはECMを離れての録音だからと思うのですが、温度感やサウンドに違和感はありません。こういう硬質なはっきりとしたアンサンブルは、やはりECMにふさわしい。

2012/07/08

Odyssey In Studio & In Concert/Terje Rypdal

2136
ECMレーベルBOX聴き2日目。3枚組BOXの手元のはこれで一件落着。今回のは、CD化の時に削除された曲が復活していて、これでCD化で削除された曲があるのはキース・ジャレットの2枚ぐらいかな、ってところになりました。まあ、キースのはちょっと今後もキビシイかもですけれど。それよりも未発表音源1枚CD化で入っていたのは、ECMとしては非常に珍しいことです。まあ、’70年代中期の演奏ですので、それがどれだけの人をひきつけるのか分かりませんが、ECMファンとかテリエ・リピダルが好きっていう人は、聴いてみた方がいいかもしれません。まあ、キースの’70年代未発表音源ももうすぐ新譜で発売されることだし、ちょっとECMの流れが変わってきたのかな、と思います。


Odyssey In Studio & In Concert/Terje Rypdal(G, Synth, Ss)(ECM 2136-38)(輸入盤) - CD1-2: Odyssey/Terje Rypdal(G, Ss, etc.) - Recorded August 1975. Torbjorn Sunde(Tb), Brynjulf Blix(Org), Sveinung Hovensjo(B), Svein Christiansen(Ds) - 1. Darkness Falls 2. Midnite 3. Adagio 4. Better Off Without You 5. Over Birkerot 6. Fare Well 7. Ballade 8. Rollong Stone - CD3: Unfinished Highballs/Terje Rypdal(G, Synth, Ss, Cond) - Recorded June 1976. - Brynjulf Blix(Synth, Org, Key), Sveinung Hovensjo(B), Svein Christiansen(Ds), Swedish Radio Jazz Group, Georg Riedel(Cond) - 1. Unfinished Highballs 2. The Golden Eye 3. Scarlet Mistress 4. Dawn 5. Dine And Dance To The Music Of The Waves 6. Talking Back 7. Bright Lights - Big City

(12/07/07)Odyssey(Ecm 1067/68)に、CD化の際削除された8曲目を追加(何と23分台の曲)し、CD3枚目はビッグバンドを擁した、ライヴの未発表演奏。全曲テリエ・リピダルの作曲。1-2枚目は当時のリズムに空間的なサウンドで、彼の独特な世界を構築しているのを再び確認。カットされた8曲目もドラマチックなワンコード系北欧空間延々ジャズロックで、カッコいい。CD3枚目は68分あり、初CD化音源の方は調べてみたけれど、ECMでは未発表曲でもあります。オーケストレーションが(編曲者は書いてないようですが)、後年の現代音楽作曲への接近への前兆とみられるようなサウンドもあります。Odysseyのジャズロックよりは1年分進化して、ジャズのビッグバンド的ではなく、より起伏のあるサウンドになったという感じです。

2012/07/07

Dansere/Jan Garbarek

2146
ECMの新譜が到着、と言っても、これは再発を3枚組み合わせたBOXなんですけど。これともう1つテリエ・リピダルの3枚組BOXが届いています。そろそろこのあたりの空き番号も埋まってきたので、再発BOXもそろそろ打ち止めかな、という気がしています。安いのはいいんだけど、元のフォーマットでの単品CDは入手できなくなっているんだろうなあ、とも思います。果たしてどっちがいいのか。今回は’71年、’73年、’75年の演奏で、だんだんヤン・ガルバレクの個性が打ち出されてくるのが分かります。その中でもWitchi-Tai-Toの曲は、かなりインパクトがあるなあ、と改めて感じた次第です。


Dansere/Jan Garbarek(Ss, Ts, Bass-s, Fl)(ECM 2146-48)(輸入盤) - Sart/Jan Garbarek(Ts, Bs, Fl) - Recorded April 14 and 15, 1971. Bobo Stenson(P), Terje Rypdal(G), Arild Andersen(B), Jon Christensen(Per) - 1. Sart 2. Fountain Of Tears-Part 1 and 2 3. Song Of Space 4. Close Enough For Jazz 5. Irr 6. Lontano - Witchi-Tai-To/Jan Garbarek(Ts, Ss)/Bobo Stenson(P) Quartet - Recorded November 27 and 28, 1973. Palle Danielsson(B), Jon Christensen(Ds) - 1. A.I.R. 2. Kukka 3. Hasta Siempre 4. Witchi-Tai-To 5. Desireless - Dansere/Jan Garbarek(Sax)/Bobo Stenson(P) Quartet - Recorded November 1975. Palle Danielsson(B), Jon Christensen(Ds) - 1. Dancere 2. Svevende 3. Bris 4. Skrik & Hyl 5. Lokk (Etter Thorvald Tronsgard) 6. Til Vennene

(12/07/07)Sart(ECM 1015)、Witchi-Tai-To(ECM 1041)、Dansere(ECM 1075)の3枚組BOXセット。ヤン・ガルバレクのリーダー作の古い順ではなくて、飛び飛びになっているのは、基準は分かりませんけど、いいセレクトになっているんじゃないかと思います。メンバーも、ギターが抜けたり、ベースが交代するほかは統一性が取れているのも、BOXになった理由ではないかと思います。Sartの時期は、まだ以前の抑制されたフリージャズの様式も残しつつ、それでいて当時のECM初期のサウンドが出ている雰囲気での演奏です。それがDancereあたりになってくると、彼の特徴のサックスや、全体に及ぼすサウンドが出てきます。曲のインパクトがあるのはWitchi-Tai-Toで、普通にジャスしている曲も。既出アルバムだけのBOXでもいい感じ。

2012/07/06

マンハッタン・ジャズ・オーケストラ・プレイズ・ディズニー

Mjodeisney
実はこのアルバム、発売日に知りました。バーズ・レコーズのホームページを見てみると、’11年8月が最新の更新日になっているので、活動停止かな。何とウォルト・ディズニー・レコーズからの発売なんですが、題材はディズニー関連からですけど、基本的にはデヴィッド・マシューズのビッグバンド・アレンジの世界。ルー・ソロフがいなくなっても、他のバンドメンバーも入れ替わっても、はっきりと彼のサウンドが示されているところは見事。まあ、洗練されたシャープなサウンドなので、好みによってはいろいろとあるでしょうけれども。とりあえずは新譜が出てくれて良かったです。


マンハッタン・ジャズ・オーケストラ・プレイズ・ディズニー(Walt Disney Records)
Manhattan Jazz Orchestra Plays Deiney(Walt Desney Records) - Recorded March 28 and 28, 2012. David Matthews(P, Arr, Cond), Seneca Black(Tp, Michael Rodriguez(Tp), Scott Wendholt(Tp), Raul Agraz(Tp), Jim Pugh(Tb), John Fedchock(Tb), Larry Farrell(Tb), Max Siegel(Btb), John Clark(French Horn), Vincent Chancy(French Horn), Daniel Peck(Tuba on 1-6), Marcus Rojas(Tuba on 7-8), Chris Hunter(As, Fl), Bob Malach(Ss, Ts), Scott Robinson(Bcl, Bs), Paul Nowinski(B), Terry Silverlight(Ds) - 1. He's A Pirate 2. Chim Chim Cher-ee 3. Alice In Wonderland 4. Someday 5. Beauty And The Beast 6. It's Not Easy 7. Circle Of Life 8. A Whole New World

レーベルが代わって(といっても今回は1枚限りかもしれないですけれど)ウォルト・ディズニー・レコーズからの発売。ゆえに今回はオリジナル曲はなく、ディズニー関連の曲のオンパレード。唯一のクインテットの初代メンバーだったルー・ソロフも抜けて、メンバーも変更が半分ほどあるようですが、出てくる音は、ディズニーの風味を生かしつつ、相変わらずシャープなサウンドのビッグバンド・ジャズを提供してくれるデヴィッド・マシューズのアレンジ。こういうサウンドだと、ディズニー側からビッグバンド・ジャズに興味を持ってくれる人がいるかも。あまりオリジナル曲にべったりというアレンジではないようで、そこはオリジナリティで聴かせる彼ならではのサウンド。知的なジャズだとは思いますが、バラードの曲はしっとりと聴かせてくれます。(12年7月4日発売)

2012/07/03

14年9ヶ月と8年1ヵ月

実は、ホームページをはじめたのが’97年9月30日、ブログをはじめたのが’04年5月30日で、今まで続いている期間が、それぞれ14年9ヶ月と8年1ヵ月っていうことになります。ホームページは、ジャズという分野に限って言えば、私より前にはじめた人で更新がまだ続いている人っていうと、全国でも数人くらいじゃないかな。

まあ、サラリーマンだって、長く続けていれば皆エキスパートになれるわけでもなし、継続年数から、その内容を推し量ることはできないんだけれども、少なくとも、このもの好きが長く続けてるなあ、ってことは分かると思います(笑)。ホームページをはじめる半年ほど前には次男が生まれて、もうすぐ高校生です。長いなあ。まあ、今日はCDを聴いている時間があってもちょっと精神的に余裕がないので、こんな雑文を書いているのですが...。

自分にも更新頻度が毎日という期間が2-3年あったし、半月ぐらい全く更新なしの時もありました。ただ、いちおうまだ更新しているという、お仲間には入れてもらえそうです(笑)。惜しいのは、ある一定期間更新をバーっと続けて、その後ピタッと止まってしまうホームページないしブログがけっこう多いことです。でも考えてみれば、仕事でやっているわけではなくて、興味の向いたままに更新をしたり止めたりする方が、普通の生き方の人なんですね。ずーっと更新を続けている人はどこかおかしいんじゃないかって疑わなければ(爆)。

でも、おかげで、ECMレーベル(現在1,000枚強)とCriss Crossレーベル(350枚弱)は、CDではコンプリート(?)出来ましたし、気になる主なミュージシャンもだいたい集めることができました。これらは、ホームページやブログに掲載されていますし、’97年以降聴いてきたジャズ・フュージョンもほぼ99%は載っているんじゃないかと思います。

以前ねらっていた、希少なCDもほぼ手に入れることができました。さて、次なる目標は、というと、なかなか出てこないんですよね。今まで追いかけていたレーベル、ミュージシャンは引き続き追いかけるとしても、購入資金も限りがあるし、興味の問題もあって、また、以前何度かブログには書いてきたけれども、更新する時はする、しない時は間隔があくこともある、というスタンスになりつつあります。実はホームページのコメントの’98年以前の手直しがしてないのが1,100枚以上まだ残っていて、それを生きているうちに直したいっていうのがあるんですけど、もう歳だなー、って自分でも思います。

ただ、こういうペースで15年目には突入して行くんじゃないか、というのは、おそらくそのまま行ってしまうんでしょうね。まあ、評論とかレビューとかいうレベルのコンテンツではないですが、温かい目で見守ってやるか、さもなくば放っておいて(笑)下さい。今後ともよろしくお願いします。

2012/07/01

「八木敬之マレーシア放牧記念ライブ」@オルガンジャズ倶楽部(6月30日(土))に行ってきた

120630organjazz
昨夜、下記のライヴに行ってきました。


★「八木敬之マレーシア放牧記念ライブ」@オルガンジャズ倶楽部(6月30日(土))★

開場午後7時 1st 午後8時 2nd 午後9時30分 チャージ 2200円

福永貴之(org) 八木敬之(ts) 八木義之(vtb) 西尾研一(ds)

沼袋 オルガンジャズ倶楽部


八木敬之さんは月曜日からのマレーシア赴任という慌ただしい中(彼はリーマン・プロなのです)、充実したライヴを見せてくれました。お客さんは、ブログ関係の他、ミュージシャン仲間が多かったと思います。ブログ関係のお客さんではSuzuckさん、マダムさんとお会いできました。

曲目もドナ・リーとかスタンダードから、おそらく日本、いや世界でははじめてではないかというUnity Bandの1曲目(だったかな?)の演奏までさまざま。オルガンはフットペダルでなくて、左手でベースラインを弾くタイプの演奏でしたけど、けっこうノリノリではありました。Ustream配信もされて、告知があまりできなかったけれども、昨夜の演奏を観ることができた方もいたかもしれません。

2部では、飛び入りで、サックスの方が2人と、ギター(本職はベースらしい)の方がひとり、入れちがいだったり一緒だったりして、なかなか面白いハプニングでした。

昨夜の映像はYouTubeに上がるかどうか分かりませんけど、過去の演奏は「放し飼いトリオ」(昨日は「放し飼いトリオ+」でしたが)でYouTube検索するといっぱい出てきます。まさにスタンダードからコンテンポラリーまで、幅広い守備範囲です。昨日の演奏がもしアップされたとしたら、リンクを張ろうと思ってます。

これから何年間の赴任か分かりませんが、早く戻ってきてほしいなあ、と思います。

(追記)待望のYouTubeへのアップです。

放し飼いトリオ+ Plays "Sashianova"

放し飼いトリオ+ Plays "Young and Fine"

放し飼いトリオ with AOKKI Plays "I Hear a Rhapsody"

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