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2011/09/15

Reminiscence/山中千尋

Yamanakaremini
このアルバム、3種類(DVD付きCD、CD、SACD)出ています。それぞれにジャケット写真を変えて、これじゃあJ-POP商法じゃないの、と思います。J-POPなら3種類全部あえて買う人もあるだろうけど、こういう商法をやっていたんじゃ、マーケットの狭いジャズのことだもの、ダメですよね。ただ、演奏の内容はけっこう良くて、彼女のピアノの印象もいいし、その時々のハジケぶりもけっこうインパクトがあります。ちょっと異論があるとすれば、Featuringで出ている2人が何で10曲中2曲しか出てないの?とか、説明書きを読まないとラストの曲の編集部分がいったい何事か、と思ってしまったりはしましたが。まあ、演奏がいいので。


Reminiscence/山中千尋(P、Key、Org)(Verve)
Reminiscence/Chihiro Yamanaka(P, Key, Org)(Verve) - Recorded June 27, 2011. Larry Grenadier(B on 6, 8), Bernard "Pretty" Purdie(Ds on 6, 8), Yoshi Waki(B on 1-5, 7, 9-10), John Davis(Ds on 1-5, 7, 9-10) - 1. Rain, Rain And Rain 2. Soul Serchin 3. (They Long To Be) Close To You 4. Dead Meat 5. Ele E Ela 6. This Masquerade 7. She Did It Again 8. You've Got A Friend/Central Park West 9. La Samba Des Prophetes 10. Can't Take My Eyes Off Of You

山中千尋作曲は1曲目のみで、スタンダード、ポップス、ジャズメン・オリジナル、サンバなど多彩な音楽を取り上げています。知っている曲ではなくても、聴き覚えのあるメロディがよく耳に入り込んできます。7曲目はミシェル・ペトルチアーニの曲。音もいいし、合い変わらず、勢いのあるところはズバッと切り込むようなピアノが気持ち良い。オリジナルの1曲目は8ビート的なマイナー調の曲だけれども、この曲だけでも統制のとれた部分とハジけっぷりの良さがよく分かる感じ。トータルで50分ないけれど、けっこう密度の濃いピアノなのです。10曲目最後の部分に「ラジオ周波数音、音の飛び、等の編集が」あるとのことだけど、遊びとしては面白いかも。ラリー・グレナディアらが10曲中2曲のみに参加というのはもったいなかったか。(11年8月24日発売)

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コメント

こちらからもTBさせていただきます。
本作は巷での評判はけっこう高いようですが、私としては記事にも書いている諸々の理由でイマイチだったです。
でも山中がますます上手くなっているようには感じました。

>naryさん

TBどうもありがとうございます。

確かに彼女のピアノやトリオは聴いた感じがいいし、音も良かったのですが、J-POP商法、今イチ好きになれません。まあ、ジャズの場合、3種全部買う人はマレだと思うのですが。でもつい買ってしまうんです(笑)。

 おはようございます。「知っている曲ではなくても、聴き覚えのあるメロディがよく耳に入り込んできます。」というところがこの作品のよさかなと思いますね。本当に、2曲だけに参加したラリー・グレナディア、もっと聴きたかったですね。トラバさせてくださいね。

>kumacさん

TBどうもありがとうございます。

彼女、メロディのアピールもあれば、ズバッとピアノで切り込んでいくパワーもあるし、やっぱり彼女だなあ、とほれぼれしてしまいます。割と有名な(私は曲だけ知っていてタイトルをはじめて知ったのもありますが)曲が多かったのも良かったですね。

冒頭で書かれている「ジャケ写の異なる3種リリース」「Featuringの人がたった2曲しか演奏してない」と??な状況は私も感じていたところがあり、それが悪い先入観になっている部分もあるかも知れません。
が、演奏面でもその??な状況に則った演奏が並んでいるような印象を受けてまして、個人的にはちょっといただけないアルバムになってしまいました。
これが、現在の万人受けするジャズのスタイルだと言われれば納得する部分があり、私が異端だと言われれば反論も致しません。

TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

>oza。さん

TBどうもありがとうございます。

J-POP的な商法、私は好きになれません。中身の似たものを多種出して、それでお金を落としてもらおうという魂胆がミエミエですしね。

以前ベスト盤が出そうになった時に、急きょ、他のアルバムに差し替えになったのも、日本の商法と山中千尋さんの方の方針とのぶつかり合いがあったんでは、と思います。日本のジャズミュージシャンの中には安易にそれに乗っかってしまっている人たちもいるようですけど。

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» Chihiro Yamanaka featuring Bernard Purdie, Larry Grenadier / Reminiscence (J) [Jazz&Drummer]
山中千尋(P, Rhodes, Or) Larry Grenadier(B)6,8 Bernard "Pretty" Purdie(Ds)6,8 Yoshi Waki(脇義典)(B)1-5,7,9,10 John Davis(Ds)1-5,7,9,10 Rec. June 27, 2011, NY (Universal UCCJ9124) 山... [続きを読む]

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 「Reminiscence」とはどんな意味かとググったら「回想」「追憶」と出てきた。心なしか、彼女が普段から口ずんでいる好きなメロディーを頭の中で回想して演奏しているような気がした。それほどまでに、この作品は、情緒的で親しみやすいメロディーの曲が多いと感じた。それだけ、... [続きを読む]

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山中千尋さんの新譜です。 初作が、当時もてはやされていた澤野からのリリースというのも効いたのか、大西順子からはじまる邦人女性ピアニストの隆盛という時流にうまくのったのか、4枚リリースしたところでメジャーレーベルであるVerveに移籍し、1年1枚のペースで8枚目のリリースとなります。 ここのところはおおよそ毎年秋頃のリリースと言うことで、ペースが出来て4年目という感じになっているようです。 順調にリリースできているので、人気も売上げも順調なんでしょう。 前作の紹介のところに、過去の..... [続きを読む]

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