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2011/05/10

Sign Of Life/Bill Frisell

Billsign
ビル・フリゼールの新譜です。とは言うものの、ギターにヴァイオリン、ヴィオラ、チェロという編成なので、聴くときは身構えてしまうかもですね。過去にもこのメンバーで「Richter 858/Bill Frisell」(Songlines)というのを’02年に録音していますが、そちらの方はけっこう抽象的なサウンドでした。今回のはそれよりはだいぶ分かりやすく、まあ、クラシック的な部分もあるけれどもポップやカントリー的なサウンドが目立っているので、一般的な音楽ファンとか、フリゼールのファンとかにはウケそうではあります。でもやっぱり聴く人を選ぶんじゃないかなあ、って気はしています。こういう世界は彼独自なものなんですけれども。


Sign Of Life/Bill Frisell(G)(Savoy Jazz)(輸入盤) - Released 2011. Jenny Scheinman(Vln), Eyvind Kang(Viola), Hank Roberts(Cello) - 1. It's A Long Story [1] 2. Old Times 3. Sign Of Life 4. Friend Of Mine [1] 5. Wonderland 6. It's A Long Story [2] 7. Mother Daughter 8. Youngster 9. Recollection 10. Suitcase In My Hand 11. Sixty Four 12. Friend Of Mine [2] 13. Painter 14. Teacher 15. All The People, All The Time 16. Village 17. At It Should Be

(11/05/10)全曲ビル・フリゼールの作曲。ギターとストリングス・トリオというのは以前にもあるけれど、どことなく田舎の香りのするカントリー・ミュージックとオーヴァーラップする曲も目立っています。そういう曲は、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロがピチカート奏法で合わせています。ややシリアスな感じのするタイトル曲の3曲目もありますが、現代音楽的、あるいは即興的にシリアスに突き詰めている、という感じまでには行ってません。ジャズ色はなくて、クラシック、カントリーやポップの色合いが強いし、編成も特殊。フリゼール特有のちょっと暗めなサウンドの曲もあります。逆にアメリカン・ミュージック的なので、音楽的な裾野は広いかと思います。それにしても、のどかな世界です。これはもう、彼独特な音楽風景と言わざるを得ません。

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コメント

もう2年前のことですが,真冬の米ケンブリッジで
The Bill Frisell Trio featuring Eyvind Kang & Rudy Roystonを聴きました。到着日で,時差ぼけの深夜,延々の「浮遊サウンド」には参りました.いつからか,随分宗旨替えしたような穏やかな音になりましたね.カントリー的なサウンドには抵抗ないのですが,ちらっと見せる狂気がもう少し欲しいと思っています.

>kenさん

TBどうもありがとうございます。

同じメンバーでの「Richter 858/Bill Frisell」はけっこう抽象的なサウンドだったのですが、今回はほのぼのとしているカントリー的なサウンドが多めです。リーダー作より、最近ではKermit Driscollのリーダー作への参加の時の方がちょっと過激なような気もします。

なかなか独特なジャズ(?)ギタリストですね。

"Richter 858"って買い逃しています。
試聴しましたが、なかなかにヘヴィで・・・(笑)
こっちの盤のほうが万人受けする内容ですね。
Bill Frisellもだんだん丸く(?)なってきているということでしょうか..

TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

>oza。さん

TBどうもありがとうございます。

ジャズの枠を飛び越えてクラシックやカントリーテイストも混ざっているのは、かえってアメリカとかでは売りやすいんじゃないか、と考えています。それにしてもこの編成でも彼のサウンドですねえ。

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