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2011/05/19

Live At Birdland/Lee Konitz/Brad Mehldau/Charlie Haden/Paul Motian

2162
ECMレーベル新譜聴き2日目にして、今年の話題作。ECMのジャズでスタンダードばかりのアルバムが出ているのは事実上キース・ジャレットだけ(他でもスタンダードや他の人の曲の割合が高いアルバムはあります。Saudages/Trio Beyond(ECM 1972/73)とか)だったのですが、ここでこのアルバムが出てきたのはやっぱり異色。でも、チャーリー・ヘイデンのベースなのに4ビートのウォーキング・ベースの割合は低いですね。2ビート的な演奏は割と耳にするのですが。温かみのある演奏ですけど、曲の解体感が高い場面もあるのは、やはりブラッド・メルドーの演奏のところが多いです。一筋縄ではいかないのは、やはりマンフレート・アイヒャーのプロデュースの影響でしょうか。


Live At Birdland/Lee Konitz(As)/Brad Mehldau(P)/Charlie Haden(B)/Paul Motian(Ds)(ECM 2162)(輸入盤) - Recorded December 2009. - 1. Lover Man 2. Lullaby Of Birdland 3. Solar 4. I Fall In Love Too Easily 5. You Stepped Out Of A Dream 6. Oleo

(11/05/18)大物ばかりの演奏だし、ECMでスタンダード・ジャズの演奏ばかりの特異なケース。1曲目から、ややスローで4ビートを刻んではいないですが、リー・コニッツの吹く温かみのある「ジャズ」を展開し、ブラッド・メルドーはフレーズが歌いつつも時にドキッとするフレーズを奏でています。チャーリー・ヘイデンはドシッとした落ちついた演奏をして、ポール・モチアンは地味ながら円熟の境地を見せます。2曲目にはウォーキング・ベースが一部混ざり、ますます「ジャズ」に。曲の解体度ではメルドーかな。3曲目で曲を解体寸前まで持っていき、その感を強くします。しっとりと語りかけてくるバラードの4曲目、明るく軽快ながらウォーキングにはならないミディアムの5曲目、曲調に反して空間的な自由度があり、異色感の目立つ6曲目。

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コメント

朝会社に行くまで車の中で、昼駐車場の車の中で、仕事が終って帰路に車の中で、家に帰り散歩の時に、風呂の中で、夜は聴きながら…音楽は欠かせない生活の一部分。JAZZ も色々あるけど…その時々に合わせることで気分もまた癒されますね…。ちなみに今聴いてるのはデュークジョーダン フライト トゥー デンマークです…イイなぁ。

>アンクルトリスさん

はじめまして。
ジャズは自由な音楽なので、楽しみながら聴いたり、あるいは、シリアスに面と向かいつつ聴いたり、いろいろなジャズを、いろいろな聴き方ができますよね。
そういうジャズが、私も好きです。

 初めまして。
 Live At Birdland/Lee Konitz/Brad Mehldau/Charlie Haden/Paul Motianは良い演奏ですね。コニッツが全員の演奏に溶け合っています。ブラッド・メルドーは互いの演奏をよく聴いていて繊細ですね。地味ですが、自分もポール・モチアンのドラミングがいいなあと思いました。

>kumacさん

どうも、こんにちは。
TBどうもありがとうございます。

これだけのメンバーでやっている演奏はどんなものかと思っていましたが、やはりある程度静かながらもその中で冒険的な面があって、非常に興味深く聴けました。こういうアルバム、ありそうでなかなかないですね。

工藤さん,こんにちは。TBありがとうございました。

特にKonitzに感じるのですが,この年齢にしてこの自由度ってのは凄いことなのではないかと思います。それにしても,この組み合わせはやはり強烈としか言いようがありませんね。

こちらからもTBさせて頂きます。

>中年音楽狂さん

TBどうもありがとうございます。

安住の地を求めずに常に冒険的、っていう感じで、爆発をしているわけでもないのに、このペースながらふつふつと煮えたぎるものを感じます。

>やはり強烈としか言いようがありませんね。

そうですね。聴く前の印象(曲やレーベルなど)とはがらりと変わってしまいました。

910さん今日はmonakaです。
記事を書いたときにTBしようとしたのですが、間違えたみたいです。
コニッツを買うのは実にひさしぶりですが、本質はかわっていなくって、というより昔みたいでニコニコしました。

>monakaさん

TBどうもありがとうございます。

このメンバーでの演奏、Amazonとかの読者レビューを見るとやはり賛否両論ありましたね。でも、周りの人たちは、やはり聴く好みが同じ傾向に傾向にあるようで、絶賛していた方ばかりでした。スゴい演奏です。

910様、こんばんは。
ある意味想像通りだったのですが、まんまと嬉しいセッションとなりました。個人的にはここでのmehldauはツボです。Charlie Hadenは正直ちょっとしんどいと感じてしまいました。が、総じてお気に入りです。

>ki-maさん

TBどうもありがとうございます。

個人的には今年上半期のベスト3に入れたくなるようなアルバムでした。

でもそれぞれの人の感じ方も違うので、それはそれでまた面白いアルバムではありますね。今でもこのメンバーで出てくれていること自体、スゴいなあ、なんて思っています。

こんにちは。
これ、仰るように、聴く前は、、ECMっぽくないなぁ、、って、思ってました。
普通の編成だし、スタンダードだし、、、

ところが、聴いたら、こういうのをこういうメンバーで出せるのは、ECMだなぁ、、って、思いました。
最初は入ってこなくて、放棄?と思ったんですが、、ある時から、びびと感じちゃいました。
メルドーはやはりすごいのですが、きっぱりとコニッツのアルバムです。はい。
妖怪だなぁ、、って、思いました。

>Suzuckさん

TBどうもありがとうございます。

リー・コニッツの近作で、デイヴ・リーブマンとリッチー・バイラークとやっているのも最近聴いたのですが、やはりマイペースの人でした。逆にマイペースでここまでやれる人も今は滅多にいないんじゃないかな、と思います。

メルドーも確かにスゴいですけど、やはりこの4人というところがミソなんだろうなあ、とも思います。

こちらからもTBさせていただきます。
私はコニッツ、ヘイデン、モチアンの3人はどちらかというと苦手な部類なのですが、そこにメルドーも加わっているおかげで、バンドとしてもいい感じで楽しむことができました。
その中でも既成曲を完全に自分のものにして演奏しているメルドーが、やはり最高だったです。

>naryさん

TBどうもありがとうございます。

この4人だと、もうスタイルを確立しているメルドーも若手になってしまいますね。やはり私もこのアルバムではメルドーの、あの解体度の高いピアノがけっこう気になりました。

今年の個人的問題作になると思います。

こんばんは。

いつもながらの最遅参です(笑)。
入手に手間取った上にブログUPも遅くなりました。

これなかなか良いですよね。
それぞれ個性的なメンバーなのに、サウンドにはまとまりを感じました。
中ではやっぱりメルドーのプレイに光るものがありました。
コニッツはもう悟りの境地(笑)。
ヘイデン、モチアンの技は完璧でした。
ライブというところが凄いです。

トラバさせていただきます。

>いっきさん

TBどうもありがとうございます。

見渡して見ると、知り合いでこのアルバム聴いた方、多いんですね。個人的には今年の話題作(問題作)だと思っています。最初はスタンダード集か、と思ってたのですが、聴いたらスゴかったでした。

個人的にはそう大絶賛盤でもないのですが(汗)、ぶっつけ本番でこれだけの演奏を繰り広げるというのは、古参の
大御所とはいえ、やはりもの凄いものを感じます。
が、Brad Mehldauの力量に負っている部分も少なくないだろうなとも感じていますが。。

TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

>oza。さん

TBどうもありがとうございます。

メルドーは今Nonesuchの所属ですが、彼が本格的にECMのアーティストになったら面白いなあ、なんてことを考えています。でも今までのファンが逃げて行ってしまうかもなあ、と思うと、難しいところですが...。

なかなかリラックスさせてくれないのがここでの彼らの演奏ですね。

この組み合わせは特異ですね。珍しいとは思いますが、やはり、メルドーなのですよ。
なんといっても彼がキーマン。コニッツはお歳で達観してるのが、また完全にはメルドーに飲まれてないところ。
そこが、狐と狸のバカしあい的な要素。
一筋縄じゃいかないアルバム。TBどうも。こちらもTBします。

>madameさん

TBどうもありがとうございます。

これはとうとう今年のベスト3にあげてしまいましたが、賛否両論あるも、なかなかの問題作です。この4人が揃わなかったらこういう特異な演奏が聴けなかっただろうし。メルドーはこのメンバーの中では若手になってしまうのに、かなり目立ってました。

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