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2011/04/30

Tarkovsky Quartet/Francois Coutuier

2159
ECMレーベルがまとめて届いているので、ゴールデンウィーク中はなるべく連続していきたいと思います。さて、映画監督の方には疎いため、ソ連のアンドレイ・タルコフスキーのことはよく分かりません。彼に捧げられたアルバムなんじゃないかと思います。映画に使われた曲ではなく、フランソワ・クチュリエの作曲、あるいはインスパイアその他引用による曲でできています。いちおうジャズへの分類ですが、ジャズ度はインプロヴィゼーションぐらいで、むしろ映画音楽、クラシック、現代音楽にサウンドは近いと思います。彼は過去にも「ノスタルジア」(ECM1979)でタルコフスキーに捧げたアルバムを出していますね。


Tarkovsky Quartet/Francois Coutuier(P)(ECM 2159)(輸入盤) - Recorded December 2009. Anja Lechner(Cello), Jean-Louis Matinier(Accordion), Jean-Marc Larche(Ss) - 1. A Celui Qui A Vu L'ange 2. Tiapa 3. San Galgano 4. Maroussia 5. Mychkine 6. Mouchette 7. La Passion Selon Andrei 8. L'Apocalypse 9. Doktor Faustus 10. Sardor 11. La Main Et L'oiseau 12. De L'autre Cote Du Miroir

(11/04/30)4人のインプロヴィゼーションが3曲(3、10-11曲目)、他はFrancois Coutuierの作曲ですが、インスパイアを受けた、あるいはベースになった曲があるものが1、4、7、9曲目。特に4、7曲目はJ.S.バッハ。ソ連の映画監督、アンドレイ・タルコフスキーに捧げられたのかどうか、使われた映画音楽ではなくて、彼のために作曲された曲で雰囲気を作っていく、という感じではあります。楽器の編成もジャズではなくて、映画音楽的というか、クラシック的というか、時に現代音楽的。おそらくインプロヴィゼーション以外は記譜されている曲なのではないかと思います。落ちついた雰囲気の中、暗めの少し静かなサウンドながら、その中で情念が燃えているような雰囲気があります。6曲目のようにちょっとフリー的な雰囲気の演奏も。

2011/04/29

Live/David Liebman Quartet/Quintet

Davidlive
前回にアップしたエディ・ゴメスのイタリア・ライヴと同じシリーズの録音。ただし、まだ部屋の音場補正をする前の状態で聴きながら、こちらのアルバムはごく普通に聴けました。いや、むしろ良かったくらい。やはりこういうライヴでサックス(あるいはフルート)を吹かせたら、デイヴ・リーブマンの世界になってしまいますね。あまりブチ切れているという印象は持たなかったのですが、ところどころでブチ切れてましたね(笑)。しかも自由度の高い演奏の部分では彼の独壇場でもあります。ただ、あまりにも多作なために、追いかけきれてないのも現状でして。機会があればこれからも追いかけたいプレイヤーではあります。


Live/David Liebman(Sax, Fl) Quartet/Quintet(Tuscia In Jazz)(輸入盤) - Recorded July 28, 2010. Domenico Sanna(P), Giorgio Rosciglione(B), Nichel Roscig;ione(B on 6), Marco Valeri(Ds) - 1. On Green Dolphin Street 2. Off A Bird 3. The Last Train 4. All Blues 5. Master Of The Obvious 6. India

(11/04/29)デイヴ・リーブマン作が2、5曲目で、他はスタンダードやジャズメン・オリジナル。6曲目の「インディア」のみ2ベースのクインテット編成。現地でイタリアのミュージシャンとのセッション的なライヴでしょうか。スタンダードを使ってはいるけれど、リーブマンならではの世界にひたり込む1曲目、トリオではじまって自由度高くややアップテンポに飛翔していき、途中からピアノが加わっていく2曲目、ラテンタッチでアップテンポながら、コード進行が面白くてアドリブ部分は4ビートになる3曲目、マイルス・デイヴィス作の有名な3拍子ブルースを、アップテンポでラフな感じで盛り上がっていく4曲目、ピアノとのデュオでしっとり聴かせるバラードの5曲目、17分もの大曲を、ベース2本ではじまり重厚なままにかなり盛り上がっていく6曲目。

2011/04/27

Live In Italy/Eddie Gomez Trio

Eddielivein
このアルバム、エディ・ゴメス・トリオ名義にはなっているけれども、いわゆるイタリアのライヴ・シリーズで、リーダー作とカウントするにはちょっと、って感じがしています。聴いた時に頭が少し疲れていたせいか、ピアノに比べてベースが音量が大きかったせいか、けっこう弾きまくっているベースに、ちょっとのめり込めない部分があって、逆にうるさく感じてしまったことも。スタンダードやジャズメン・オリジナルの解釈的には面白いな、と思える部分もあったのですが。ちょっとラフな演奏を聴きたいときにはいいんじゃないかと思います。ライヴですから完成度よりは勢いの方が大事ですし、そういう意味ではねらい通りかもしれませんが。

(追記)ちょうどこのアルバムを聴く前に、古いじゅうたんを畳んでおいたのを部屋から出して、いくぶんライヴ(デッドの反対という意味で)な音場に変わってしまいました。聴いた印象がその影響も受けているかもしれませんのでご承知おきください。


Live In Italy/Eddie Gomez(B) Trio(Tuscia In Jazz)(輸入盤) - Recorded July 27, 2010. Dado Moroni(P), Marco Valeri(Ds) - 1. How Deep Is The Ocean 2. Con Alma 3. You Don't Know What Love Is 4. On Green Dolphin Street 5. My Funny Valentine 6. Blues Out Of The Closet

(11/04/26)1-5曲目までがスタンダードやジャズメン・オリジナルの曲で、6曲目が3人の共作のブルースなので、その場で作り上げたものかと思われます。聴きやすい曲ばかりですけど、1曲目の出だしのやや思索的なベースソロはやはり彼らしいし、曲中やソロでもベースがちょっとヒネくれているところが少し。4ビートのウォーキングの場面もあることはありますが、そういう場面ではオーソドックスになります。ダド・モロニのピアノは、やや繊細で、ピアノらしいピアノを弾いています。10分以上の曲が多く、そこはライヴならではの臨場感。バランス的にもベースが大きめに入っているような感じで、ベースがところによってやりたい放題という気がしないでもない。やはり良くも悪くもベースのフレーズが耳に入ってくるライヴのアルバム。

2011/04/26

Lines Of Oppression/Ari Hoenig

Arilines
もう1ヶ月半も前に届いていたんだけれども、聴くのが遅くなってしまいました。聴いたら、何でこれを届いてすぐに聴かなかったんだろうと後悔しました(笑)。変拍子と超絶テクがバシバシのこのアルバム、リーダーのドラマーも出たがりなので、聴く人をある程度選んでしまうかもしれませんが、飛ぶ鳥を落とす勢いのアリ・ホーニッグですから、聴いてビックリだと思います。ここまでやってくれたらむしろすがすがしいというか。曲も複雑なものが多く、半分以上をドラマーが作曲したとは思えないほど。それらの難曲をこなしてしまう参加ミュージシャンたちにも脱帽でしたが。テクニックでこれでもかとせまってくる印象でした。


Lines Of Oppression/Ari Hoenig(Ds, Vo)(Naive)(輸入盤) - Recorded January 19-21, 2010. Tigran Hamasyan(P, Vo, Beat Box), Gilad Hekselman(G, Vo), Orland Le Fleming(B on 1, 3, 5-8), Chris Tordini(B on 2, 9-10, Vo) - 1. Lines Of Oppression 2. Arrows And Loops 3. Wedding Song 4. Rhythm 5. Rhythm-a-ning 6. Moanin' 7. Love's Feathered Nails 8. Ephemeral Eyes 9. How High The Moon 10. Higher To Mayastan

(11/04/26)アリ・ホーニッグ作曲は1-4、7-8曲目の6曲。5-6、9曲目はジャズメン・オリジナルやスタンダードで、10曲目はピアニスト作曲。多くの曲はリズムが変拍子だったりで、これぞスリリングな現代ジャズというところを聴かせてくれます。ドラムスは前面に出る派。1曲目からして、どんな拍子か分析はしきれないけどメンバーが緊密につながりあって進行していきます。2曲目もけっこう複雑なリズム。さすがこのメンバー、というような曲が多いです。その中にも3曲目のようなバラードも。有名な5、9曲目もかなりクセもの。6曲目はドラムスのタムの皮を音階的に押して出しているんだと思いますが、これはテクニック的にはけっこう大変な奏法と聞いてます。個性のカタマリのドラマーがこれでもかとせまってくるのはいい感じ。

2011/04/25

Soundtime/Joachim Kuhn

Joachimsound
ヨアヒム・キューンは今でも新譜を出し続けているのですが、ヨーロッパ盤も多く、追いかけきれてません。その中で見つけたのがこのアルバムで、ソロ・ピアノCD6枚組、しかも全曲彼の作曲(ということはほぼ即興演奏かな?)というヴォリュームのかなり大きいBOXセットになっています。値段もある程度したので、注文しようかどうしようか迷いましたけど、ポール・ブレイが年齢的に新譜を出してないので、硬派なピアノを聴くなら彼だな、と思い、注文。硬質なピアノは相変わらずで、静かな場面もあるけど、速いパッセージで弾きまくるところは、彼の独壇場でしょう。位置的にはフリーだし、まあ、響き的にはいわゆるジャズではないですが、インプロヴィゼーションには間違いないですし。


Soundtime/Joachim Kuhn(Pleasure Point Music)(輸入盤) - CD1: Fallenlassen - Recorded February 8, 2010. - 1. Der Wanderer 2. Die Schaukeln, Dei An Den Sternen Hangen 3. Klanggebiete III 4. Klangfeld I 5. Bukowski 6. Klanggebiete II 7. Klangfeld II 8. Azoren 9. Leo CD2: Freiheiten - Recorded July 1, 2008. - 1. Source Bleue Du Meski 2. Zaida Lunch 3. Deep Enough 4. Freiheiten I 5. Freiheiten II 6. Freiheiten III 7. Freiheiten IV 8. Pharasen 9. Freiheiten V 10. Back In Pietri CD3: Klangblider - Recorded April 13, 2008. - 1. Meknesia 2. Hassan Echair 3. Hotel Pietri 4. Source Bleue Du Meski 5. Sahara Sky CD4: Volume - Recorded April 6 and March 3, 2007. - 1. Deep Enough 2. Enolich, Ein Unendliches Enoe 3. Fetzen 4. Oase 5. Plattform 6. Now Or Never Again 7. Queen 8. In Advance 9. Pleassure 10. Episode I 11. Episode II 12. Episode III 13. Episode IV 14. Episode V CD5: Moving - Recorded February 22, 2006. - 1. Tiefenrausch 2. Seelandschaften 3. The Sea Is Free 4. Ruhige Gewasser CD6: Lichtblicke - Recorded December 12, 2007 and June 9, 2006. - 1. Noe Effort 2. Salinas Beach 3. Weggeragen 4. Aussage 5. Jenseits 6. Worldtrip

(11/04/25)’06年から’10年にかけて録音されたCD6枚組で、全曲ソロ・ピアノ。そして全曲がヨアヒム・キューンの作曲。タイトルや聴いた感じからして、もしかしたら即興演奏の要素がかなり強いのかも。ジャズ的なフィーリングよりも、聴いているとクラシックや現代音楽的響きがあって、落ちついてゆったりとしたフレーズも、かなり速いパッセージも彼ならではのもが出てきて、さすがだなあと思わせる部分もありますが、対峙していると、それがソロ・ピアノでCD6枚分続くので、ちょっと疲れるかも。ただ、シリアスな、時にメロディアスなインプロヴィゼーションをこれだけまとめて聴けるということはなかなかないので、彼のファンとしては貴重なBOXになりそうです。構築力もかなりあって、まだまだこれからも聴かせてくれる予感がしてます。

2011/04/23

パソコン購入した頃/ホームページをはじめた頃/その後

パソコンをはじめて自宅で購入したのが’96年夏でした。もう15年も前になるんですね。このあたり、「私のホームページの歴史」というところに書いてあります。

パソコンを購入した’96年からホームページをはじめる’97年にかけて、けっこう今とは違うんだなあ、という実感。’01年にフレッツISDN(定額制)を導入して’02年にはBフレッツ(光ファイバー)でブロードバンドになり、定額での高速接続があたりまえになってしまいましたが、それ以前、パソコンをはじめた時はインターネットを1回つなぐのも、メールチェックするのも、ホームページにアップするのも、そのたびに電話料金3分10円がかかっていて、コスト的には安くなかったですね。しかも、夜など混雑している時には話し中でなかなかつながらなかったことも。メールの自動着信なんて、それから何年も経ってのことでしたし。それまではネットにつないでメールBOXを確認しなければメールが入っているかどうか分からなかった時代。そうそう、ニフティ・サーブっていうパソコン通信も入ってました。

ジャズの個人ホームページの先駆け的な人は’96年オープンという人がいました。私も’97年9月なので比較的先発組ですね。実際のところ当時はホームページはサーバーにアップするのも楽ではなくて、ホームページを作れたかどうかは、ジャズ的な素養よりも、ホームページの知識によるところが大きかったです。だから、今と違ってジャズのことに何らかの簡単なコメントをふってあれば、あるいはジャケット写真が掲載されていれば、それだけである程度のアクセスがあった時代でした。

それが変わってくるのが’03年頃から普及し始めたブログですね。誰でもが簡単に文章を書いてアップできる時代になりました。ブログが爆発的に増えたので、アップしただけではアクセスに結びつかない、ということもあるし、文章などの実力、というかセンスが問われるようになってきたとも感じます。自分はあまりそれとは関係ないところで、とにかく聴いてきたCDをアップすることに追われて今まできた感じですけど。時代は変わるものです。その間にCDに関しては大手通販が伸びて、中小のCDショップは閉店が相次ぎました。近い将来はジャズでもダウンロード販売がもっと増えてくるでしょうし。個人的にはTwitterとかには興味は今のところありません。あと5年先が分からない時代になってきました。

2011/04/22

アクセス解析の話(続き)

私がジャズのホームページにインフォシークの有料のアクセス解析を付けたのは’03年の6月のことでした。それ以前に1-2か月これの無料版を試していた記憶があります。生ログは4カ月しか保存されないですけど、その他のデータはその頃から残っているんですね。今調べてビックリしました。

その有料アクセス解析を付けた翌月の’03年7月から9月までの3ヵ月の月間平均ページビューは今調べたら42,500ページビューほどありました。1日に直すと1,400ちょっと。しかも、ブログをはじめて作ったのが’04年5月30日なので、純粋にホームページだけのページビューです。それより2年くらい前になりますが、トップページのカウンターが1ヵ月で1万カウント上がっている時がありました。その頃はもっとページビュー、調べてないけどあったんだろうなあ、と思います。当時はブログがなかったので、ホームページを作る最低限の知識は必要だったわけで、ジャズのホームページを持っている人も今のブログほどには多くなかった、ということもあります。というよりも絶対数は今より極端に少なかったんではなかろうか。

さて、ブログを作ってしばらくしてから、このタグをブログに埋め込んで、合算でアクセスログをとるようになりました。それからしばらくして、ココログにもアクセス解析ができたんですが、併用してます。(ココログのアクセス解析は’06年5月の途中からです。)

そして、現在はホームページと3つのブログ合わせて、’10年12月から’11年2月まで(3月は震災の影響で落ち込みが激しいため、ずらしました)の3ヵ月月間平均ページビューは31,000(うちブログが16,700)ほどで、ホームページだけだと14,300ほどまで減っています。1日に直すと470ちょっと。トップページも100カウントまでいかない日の方が多いです。この間、内容はかなり増えているのに、ページビューを減らした要因は、ブログが増えてきて埋もれてしまったこともありますし、内容が時代とズレてきたのかな、とも少し考えます。また特にホームページの方は検索エンジン経由のアクセスが減ってきているので、検索エンジンの上位から外れてきているのかな、とも思います。あとは昔は定期的な巡回先ってあったものですが、最近は検索1発で終わり(ブログの検索を含む)、というケースも増えてきているんだろうな、と思いました。

2011/04/21

インフォシークアクセス解析の終了のお知らせが来た

今日夕方、インフォシークのアクセス解析が2012年5月21日をもって終了するお知らせがメールで来ました。私の場合、仕事のホームページと、ジャズのホームページに有料のものをそれぞれつけているのですが(1つ年3,150円)、また別なのを探さなければならなくなりました。

まあ、私の場合、契約日が6月なので、最後の契約が1年未満の場合は料金不要で最後まで使えるとのことで、11ヵ月強、お金を払わなくていいというメリットもありますが。まあ、それほど分析するわけでもなく、ただ眺めていただけに近いので、それほどこだわりはありませんけど。ただ、コメント欄でいたずらされた時など、威力を発揮しましたね。そういう場合には便利でした。

ところで、インフォシークの母体って、楽天じゃないですか。ちょうど、楽天ブログでは、急にトラックバックを廃止して、過去のトラックバックも全て消去してしまいましたね。こういうひどいところのブログを使ってなくてよかった、と思います。と同時に、楽天ブログで被害に遭われた皆さん、お気持ちをお察しいたします。ココログはMobile Typeに近いブログなので、トラックバックは最後までなくならないとは思うのですけど。

楽天ってこんな会社だったんですかね。まあ、インフォシークのアクセス解析がなくなったら、こんな会社とも縁が切れるので、ホッとしておりますが。アクセス解析の場合はあと13カ月猶予があるのでいいですが、ブログのトラックバック廃止はわずかの期間で行われましたからね。

さ、時間はあるからゆっくり次のアクセス解析を探そう。

2011/04/19

ブルー・モントルー2/アリスタ・オールスターズ

Aristablue2
ライヴの2枚目を立て続けにきいてしまいました。いや~、いいライヴアルバムです。これだけのメンバーがそろっているのだから(何たってオールスターズですし)、もちろん素晴らしいです。この時はまだ高校生だったので、なかなか当時は出会うことのできなかった音源。1枚目と2枚目と時系列的には入れ替えしてアルバムとして効果的な演出をしているのだろうけれども、2枚目が落ち穂拾い的な感覚はなかったです。最初から2枚リリースするつもりで編集したんでしょうか。そしてキャラクター的に2枚がちょっと違うのもいいです。1枚目だけでも十分楽しめるけど2枚目でまた違った面も楽しめるというような。


ブルー・モントルー2/アリスタ・オールスターズ(Arista)
Blue Montreux 2/Arista All Stars(Arista) - Recorded July 21 and 22, 1978. Warren Bernhardt(P), Michael Brecker(Ts), Randy Brecker(Tp), Larry Coryell(G), Steve Khan(G), Eddie Gomez(B), Steve Jordan(Ds), Tony Levin(B), Mike Minieri(Vib) - 1. A Funky Waltz 2. Candles 3. Uptowned 4. Love Play 5. Cloud Motion

ライヴの2枚目。こちらは作曲者は1曲目アルフォンス・ムザーン、2、5曲目スティーヴ・カーン、3曲目マイケル・ブレッカー、4曲目マイクマイニエリ作となってます。3曲目のみエディ・ゴメス参加。こちらは5曲収録だし1よりは全体の収録時間が短いですが、続編というよりはまた違った感じで聴けるのがいいところかも。黒っぽいファンクで渋く攻めまくっている1曲目、オリエンタルな感触も何となくあって、比較的ゆったりと進んでいく2曲目、唯一のジャズ曲で、超アップテンポに吹きまくり、弾きまくりの各パートがまたスゴいノリを見せている4ビートのこれでもか、というような3曲目、そしてここで超有名曲が出てくるも、メロディアスで甘口でないラテン調の盛り上がる4曲目、ややシャッフル的から4ビートにいく渋いミディアムの5曲目。(07年5月23日発売)

2011/04/18

ブルー・モントルー/アリスタ・オールスターズ

Aristablue
当時私はフュージョンも少ししかリアルタイムで聴いていなくて、本格的に聴きはじめたのは’83年頃だったと思うので、このアルバムもちゃんとした形では今回はじめて聴きました。2枚にわたって’78年のモントルー・ジャズ・フェスティヴァルに出演したアリスタ・オールスターズのライヴの記録です。いやー、素晴らしい。このアルバムももっと早く聴いておけばよかったなあ、と思わせる1枚、いや、これから聴く分も合わせて2枚かな? これだけのミュージシャンがライヴで繰り出すアンサンブルもソロも見事です。当時のファンク的なフュージョンも、懐かしいサウンドですしね。さて、もう1枚聴いてみようかな。


ブルー・モントルー/アリスタ・オールスターズ(Arista)
Blue Montreux/Arista All Stars(Arista) - Recorded July 21 and 22, 1978. Warren Bernhardt(P), Michael Brecker(Ts), Randy Brecker(Tp), Larry Coryell(G), Steve Khan(G), Steve Jordan(Ds), Tony Levin(B), Mike Minieri(Vib) - 1. Blue Montreux 2. Rocks 3. I'm Sorry 4. Magic Carpet 5. Buds 6. Floating 7. The Virgin And The Gypsy

モントルー・ジャズ・フェスティヴァルにレーベルのオールスターズで殴りこみをかけたライヴ。マイク・マイニエリ作が7曲中4曲(1、3-4、7曲目)、ランディ・ブレッカー作が2、5曲目、ウォーレン・バーンハート作が6曲目。ライヴでもこれでもか、と言わんばかりに盛り上がるファンクで1-2曲目(特に1曲目はタイトル曲ですし)を演奏して、キメや各ソロなどがけっこう素晴らしい。一転3曲目でメロウでメロディアスなバラード、途中からファンクのフュージョンになって、緩急をつけています。3-4曲目はマイニエリのラヴ・プレイでも演奏されていた曲。4曲目は異様な盛り上がり。ラテンの曲でゴキゲンに進んでいく5曲目、浮遊感の漂うミステリアスでジャジーな部分もある6曲目、ヴァイブ、トランペット、ピアノの3人でのバラードの7曲目。(07年5月23日発売)

2011/04/16

ラヴ・プレイ/マイク・マイニエリ

Mikelove
’09年にCDショップの閉店セールでまとめ買いしたCDを今になって聴いています(笑)。まだあと20枚あります。このアルバム、出た当時はけっこう話題になって、セールスもかなり良かったと思うのですが(何たって参加しているメンバーが最強ですから)、自分は今まで聴くチャンスがありませんでした。’77年録音でこれだったら、発売されてすぐ聴いていたら、かなりのインパクトだったろうなあ、と思います。もちろん当時のクロスオーヴァー(フュージョン)なので、売れセンも当然意識してますけど。個々の演奏もかなり良いし、曲の構想も練られていますね。今回の再発CDでは、メンバーのクレジットの英語表記がなかったので、探すのにちょっと苦労しましたが。


ラヴ・プレイ/マイク・マイニエリ(Vib、Synth、Vo)(Arista)
Love Play/Mike Minieri(Vib, Synth, Vo)(Arista) - Recorded 1977. Michael Brecker(Ts), David Sanborn(As), John Tropea(G), David Spinozza(G), Steve Gadd(Ds), Warren Bernhardt(Key), Tony Levin(B), Will Lee(B), Rick Marotta(Ds), Arthur Jenkins(Conga), Leata Galloway(Vo) - 1. High Life 2. Magic Carpet 3. Latin Lover 4. I'm Sorry 5. Silkworm 6. Easy To Please 7. Sara Smile 8. Love Play

5曲目がウォーレン・バーンハート作、7曲目がホール・オーツ作の他は全曲マイク・マイニエリ作曲。当時のフュージョンシーンの最強メンバーを集めたポップ度も満点の作品で、ヴォーカルの入る曲も1、3、6曲目にあります。サンバのリズムも入っていてゴキゲンなサウンドの1曲目、出だしで壮大なサウンドでせまってきて、ファンクで進むカッコ良い2曲目、本人の歌が何ともほほえましいけど曲はセンスが良い3曲目、テナー・サックスのソロがカッコ良いファンクの4曲目、3拍子で明るい感じで進行していく、都会的な感覚の5曲目、メロディアスな明るい展開の。渋めの都会的ファンクにコーラスが絡んだ6曲目、アルト・サックスのメロディがいいメロウなバラードの7曲目、タイトル曲でヴァイブラホン含め、盛り上がっていく8曲目。(07年5月23日発売)

2011/04/15

The Windmills Of Your Mind/Paul Motian

Paulwildmills
ポール・モチアンの最新リーダー作。この人は不思議な人で、ドラマーとしてのウデは現時点ではどうかなあ、と思う人もいるのですが、独特なサウンドを作り上げてしまって、彼のファンもある程度いる(私もそうです)のです。集まるメンバーも、今回はビル・フリゼールがいて、彼と、ヴォーカルのぺトラ・ヘイデン(チャーリー・ヘイデンの娘)とで不思議なサウンドのアルバムを作り上げてしまいました。ペトラもジャズのヴォーカリストではないようで、ジャズ色がけっこう薄いんだけれども、穏やかなインプロヴィゼーションはおそらくあって、曲はスローテンポの曲ばかり。それを淡々と弾き、歌い、結果として印象に残るアルバムに仕上げているんですね。


The Windmills Of Your Mind/Paul Motian(Ds)(Winter&Winter 910182-2)(輸入盤) - Recorded September 2010. Bill Frisell(G), Petra Haden(Vo), Thomas Morgan(B) - 1. Introduction(1) 2. Tennessee Waltz 3. The Windmills Of Your Mind 4. Let's Face The Music And Dance 5. Lover Man 6. It's Been A Long, Long Time 7. Little Foot 8. Easy Living 9. I've Got A Crush On You 10. Bacjup 11. I Loves You Porgy 12. Trieste 13. If I Could Be With You 14. Wednesday's Gone 15. I Remember You 16. Introduction(2)

(11/04/14)1、16曲目と、7、10、12、14曲目がポール・モチアンの作曲のインストルメンタル。他はスタンダードで、インストルメンタルの曲もあります。淡々としたサウンドで、時に哀愁のあるメロディを、シンプルになぞるような形で慈しむように演奏し、歌っています。50分台で16曲入っているので、あまり奇をてらったりせずに、素直に歌っているところに好感が持てます。このメンバーなので、スローなテンポの曲ばかりで、語り合うように進んでいくところがいいし、ぺトラ・ヘイデンのヴォーカルで、あまりジャズっぽくなく田舎のポップスのバラードを聴いているような雰囲気にさせられます。知っている曲が多く、安心もできるのでは。この独特なスカスカ感はビル・フリゼールとモチアンによるところが大きいですけど、満足感も高めです。

2011/04/14

Jazz & Lyrik/Peter Ruhnkorf

Peterjazzlyrik_2
また不思議なアルバムが登場したものです。LPでしか出ていないSP801-803を持ってないし、ドイツ語のみの表示なので、辞書を引いてもなかなか分からないのですが。そうだ、「ECM catalog」を見ようってことで、他に録音年月やミュージシャンなどを見ると、上記3枚のうち2枚からの編集と、その前後の録音(ECMでは未発表)を加えたもののCD3枚組ではないかと思います。ナレーションというか詩がメインで、そのバックに音楽が流れているので、あまり興味はない方はスルーされるアルバムではないかと思います。ECMではないようなオーソドックスなサウンドのジャズが流れることもありますし。まあ、ECMの番号から言っても(CDパッケージには表示なし)、異端なCD3枚組のアルバム。


Jazz & Lyrik/Peter Ruhnkorf(Poetry Reading)(ECM5801)(輸入盤) - Recorded 1976-2006. - Michael Naura(P), Wolfgang Schluter(Vib), Ebarhard Weber(Cello, B), Leszek Zadlo(Sax), Christian Willisohn(P), Titus Vollmer(G), Christian Kappe(Flh, Tp), Ansgar Elsner(Sax), Alexander Morsey(B), Klaus Gunnemann(Ds), DIetmar Bonnen(P), Andreas Schilling(B) - CD 1 1. Auser der Liebe nichts 2. Auf einen alten Klang 3. Das Himmelschluck-Lied 4. Variation auf "Abendlied" von Mathias Claudius 5. Owe war sint verswunden 6. Komm raus! 7. Elegie 8. Meine Stelle am Himmel 9. Undine 10. Jetzt mitten im Klaren 11. Elbterrassen 12. Abtrunk 13. Cicerone 14 .Zirkus CD 2 1. Hochseil 2. Tagebuch 3. Einen zweiten Weg ums Gehirn rum 3. Tagelied 4. O - 1.-Klasse-Einsamkeit 5. Phonix voran! 6. Ich butter meinen Toast von beiden Seiten 7. Bleib erschutterbar und widersteh 8. Selbstportrat 9. Das war und ich weis nicht 10. Paradise regained 11. Allein ist nicht genug CD 3 1. Impromptu 2. Der getreue Don Juan 3. Deutsche Zauberstrophen 4. Auch gut, wenn man am Schlus in Wasser winkt... 5. Schnellimbis 6. Der Fliederbusch, der Hruppel 7. Mit den Jahren ... Selbst III/88 8. Fruher, als wir die grosen Strome noch ... 9. Uberraschendes Wiedersehen 10. Reimfibel 11. Fredmans Epistel Nr. 27, seine letzten Gedanken beinhaltend 12. Betr. Rundfrage Grundfrage 13. Megalomanischer Tag 14. Ruckblickend mein eigenes Leben

(11/04/13)ジャズをバックにポエトリー・リーディングが延々続くシリーズで、CD3枚組。録音時期が長い編集盤で、ライヴの演奏とスタジオ録音の混合。Kein Apolloprogramm Fur Lyrik/Peter Ruhmkopf(ECM SP 801)、Phonix Voran/Peter Ruhmkopf(ECM SP 802)の音源も用いて再編集され、そして新録音(というよりはECMでの未発表音源を加えたものだと思われます。CDに入っている冊子も全てドイツ語です。またCD本体にはECM番号は入っておらず、ECMの公式ホームページのみでECM5801と表示されています。バックのジャズもECMらしからぬ雰囲気のサウンドの曲もあれば、ECMらしいサウンドの曲もあります。ドイツ語の詩が全編にあって、それが聴く人をかなり選んでます。エバーハルト・ウェーバーの演奏は分かります。

2011/04/11

Pursuit Of Radical Rhapsody/Al Di Meola World Sinfonia

Alpursuit
久しぶりのアル・ディメオラ新譜です。このところ、アストル・ピアソラの曲を取り上げていることが多かったのですが、ここではそれはないにしても、ディメオラ作曲の曲がけっこう影響を受けているなあ、という感触です。本当を言うとジャズでもフュージョンのカテゴリーでもなく、タンゴ関係に近いのかなあというサウンドですが、適当なジャンルが見当たらないので、便宜上、両方のジャンルのカテゴリーに入れています。13、15曲目が、他人の曲で曲調が違っていて、15曲も入れるのであれば、この2曲はカットしてもよかったんでは、とも思わせます。これらの曲もいいのですが、他の曲と雰囲気が違うので。


Pursuit Of Radical Rhapsody/Al Di Meola(G, Per, Key) World Sinfonia(Telarc)(輸入盤) - Released 2011. Fausto Beccalossi(Accordion), Kevin Seddiki(G), Gumbi Ortiz(Per), Peter Kaszas(Ds, Per), Victor Miranda(B), Guests: Charlie Haden(B on 13, 15), Peter Erskine(Ds on 4, 10, 12), Gonzalo Rubalcaba(P on 5, 10, 12-13), Barry Miles(Key, String Arr), Mino Cinelu(Per on 3-4, 13-14), Sturex String Quartet: Gabor Csonka(Vln on 4, 11, 15), Viktor Uhrin(Vln on 4, 11, 15), Gergely Kuklis(Vln on 4), Gyla Benk(Viola on 4, 11, 15), Andras Sturcz(Cello on 4, 11, 15) - 1. Siberiana 2. Paramour's Lullaby 3. Mawazine Pt.1 4. Michelangelo's 7th Child 5. Gumbiero 6. Brave New World 7. Full Frontal Comtrapuntal 8. That Way Before 9. Firefiles 10. Destination Gonzalo 11. Bona 12. Radical Rhapsody 13. Strawberry Fields 14. Mawazine Pt.2 15. Over The Rainbow

(11/04/11)13曲目にビートルズ、15曲目にスタンダードの他は全部アル・ディメオラの作曲。相変わらずタンゴとかの方面でアコースティック・ギターを多用するサウンドで、音楽編成もその方向を向いています。アコースティック・ギターの早弾きは健在だけれども、より楽曲重視の方向で、ジャズやフュージョンからの接近ではなくて、もはや現地に溶け込んでの作曲であり、サウンド。もちろんエレキ・ギターの登場も。それに曲によって有名なゲストが加わったり、ストリングスが加わったりしています。今回はアストル・ピアソラの曲はないけれど、ディメオラの作曲でそのある種乾いた、エキゾチックな雰囲気も出ていることが分かります。曲によってはパーカッションやドラムスが元気なので、躍動感を与えてます。13、15曲目は異色か。

2011/04/10

Shadowless/Jonathan Kreisberg

Jonathanshadow
何枚かジョナサン・クライスバーグの演奏を聴いて、後から追いかけてハマったクチです。現代ジャズを代表するギタリストのひとりと言っても過言ではないと思うくらい、そのテクニック、フレーズは抜群ですし、作曲も変拍子を多用する今の曲作り。変拍子かと思って聴いていくといつの間にか4拍子になっていたりと、ちょっと拍子では追いかけきれない部分がありますが、やっていることはそんなに過激に聴こえないで、スムーズに何事もなく進んでいるところがスゴいです。8曲目も、おっ、アップテンポの4ビートと思って聴いていると、何通りかいろいろなビートが出てきて、彼も一筋縄ではいかないなあ、というところを見せてくれます。涼しい顔(顔は見えませんけど)で、これだけ弾き倒すのは見事です。


Shadowless/Jonathan Kreisberg(G)(New For Now Music)(輸入盤) - Recorded April 26 and 27, 2010. Will Vinson(Sax, P on 6), Henry Hey(P), Matt Penman(B), Mark Ferber(Ds), Rich Stein(Tambourine on 6) - 1. Twenty One 2. Stir The Stars 3. Shadowless 4. Zembekiko 5. Long, Like A Mercury Day 6. The Common Climb 7. Defying Gravity 8. Nice Waork If You Can Get It

(11/04/09)4曲目がギリシャのトラディショナルが元、8曲目がスタンダードの他はジョナサン・クライスバーグの作曲。ここでもギターはさすがで、複雑なことを淡々とやってのけてます。1曲目でもう変拍子バシバシの演奏ですが、現代ジャズの最前線というより、パット・メセニー・グループをよりジャズ的にした感触も。少しドラマチックな印象の浮遊感とドラムスのあおりのある2曲目、ギターからはじまる8分の6拍子基調のピアノとのデュオで饒舌な3曲目、エキゾチックな民族音楽を元にした変拍子の4曲目、淡白なふわっとしたバラードが続く5曲目、都会的でカッコ良く突き進んでいく、どんどん盛り上がっていく6曲目、しっとりとした現代的な小品のバラードの7曲目、ギター・トリオで軽快に進んでいく唯一のジャズ・ビートも刻む8曲目。

2011/04/07

Reveille/Kermit Driskoll

Kermitrevei
このアルバムは、当然ながらビル・フリゼール買いでした。全面にサイドで参加しているアルバムとなるとやはり買ってしまいます。でも、本来ならジャズのジャンルにこのアルバムも位置付けるんでしょうけれども、4ビートは全くなくて、バップフレーズも当然のことながら耳にしません。サイド参加とはいえ、かなり強烈な個性を放つビル・フリゼールのサウンドと言っても過言ではないくらい。取り扱い注意のこのアルバムですが、ハマる人はけっこうハマるんではないかと思います。アップテンポの曲があるわけでもなし、不思議なサウンドで進んでいきますが、この個性は一度聴いておいても損はないんじゃないかと。


Reveille/Kermit Driskoll(B)(19/8)(輸入盤) - Recorded March 4, 2009. Vinnie Colaiuta(Ds, Per), Bill Frisell(G), Kris Davis(P, Prepared P) - 1. Boomstatz 2. Thank You 3. For Hearts 4. Chicken Reel 5. Ire 6. Hekete 7. Great Expectations 8. Farm Life 9. Martin Sklar 10. Reveille

(11/04/06)トラディショナルの4曲目とジョー・ザヴィヌル作の7曲目以外は全てKermit Driskollの作曲。曲調としてはアコースティック・ベースもエレキ・ベースも使用して、サウンド的には自由ながらも割とのどか、かつ不思議なロックだったりファンクだったりカントリーだったりする曲ばかりで、これはビル・フリゼールの参加によるところが大きいのでは。割とハードな演奏も。彼が出ると、モロに彼の色調になってしまうので。でも、そこがいいところ。彼とも共演が多いので、それを意識しているのでしょう。2曲目はミディアムテンポだけれど、サウンドがけっこう妖しげな雰囲気で進行。3曲目も牧歌的ながらミステリアスなところを残してます。こういう曲調で時々見せ場を作るヴィニー・カリウタもなかなか。好きな傾向の割と特殊なサウンド。

2011/04/06

じゅうたんを替えて音が変わってしまう

家を建てた時から敷いていた、オーディオの置いてある部屋のじゅうたんが、さすがに16年以上経って擦り切れてきたので、替えました。といっても、大きさは少し小さくなったけれども、デザインは同じ。

新しく敷いたじゅうたんも、元々は家を建てた時に、他の2つの部屋用に買っておいたものだったですが、食事をする部屋、あるいは小さい子供のいた部屋でじゅうたんだとすぐ汚れてしまうので、数ヶ月しないうちに撤去。それを1階のオーディオの裏に2つ丸めて置いていました。入れ替え作業は30分しないでできましたけど、オーディオの裏のじゅうたんがひとつなくなり、さらに敷いているじゅうたんが小さくなったので、音出しをすると音が変わってしまいました。ライヴな感じで音が少し大きくなりました。う~ん。今までそれが吸音作用があったんですね。まあ、費用がかからない模様替え(?)ではあったですが。

まあ、そもそもあまり音の変化を気にしない方ではあるけれど、ちょっと変化が大きいので、そのうち時間を見て追いこんでいかなければかなあ、と思います。それとも新しい音に慣れる方が早いのか。でも、今のままではCD1枚聴き通すとちょっと疲れてしまう、ということにもなってしまっていて。

AVアンプなので音場補正もできますけど、まだ古いじゅうたんを部屋の中に丸めて置いてあるので、それを撤去してから、ということになりそうです。う~ん。

2011/04/04

Art For Life/クリヤ・マコト

Kuriyaart
クリヤ・マコトの新作が出ました。地震後の発売だったので、発売日よりだいぶ前に予約していたにも関わらず、届くまでに10日もかかってしまいました。でも待ったかいがあったというものです。クレジットを見ると曲ごとにかなり豪華な顔ぶれ。スゴいメンバーを集めて録音したなあ、と思います。しかも、いろいろなジャンル、時にはコマーシャル・ソングなどの方まで手掛けていただけに、ジャズからフュージョン、ラテンなど幅広いサウンドの曲を聴くことができます。やはり知的で、ある意味メロディアスで聴きやすい曲が多いです。硬派な曲もありますけれども。それがこれだけいろいろやっていても統一感があるのが、なかなか。


Art For Life/クリヤ・マコト(P、Key)(Pony Canyon)
Art For Life/Makoto Kuriya(P, Key)(Pony Canyon) - Released 2011. 中川英二郎(Tb on 1)、エリック宮城(Tp on 1)、早川哲也(B on 1, 5)、大坂昌彦(Ds on 1, 7, 11)、SHIHO(Vo on 2)、コモブキキイチロウ(B on 2, 8)、村上広樹(Ds on 2)、安井源之新(Per on 2, 9)、熊谷和徳(Tap on 4)、鳥越啓介(B on 4)、天倉正敬(Ds on 4)、伊東たけし(As on 5)、則竹裕之(Ds on 5, 12)、萱谷亮一(Per on 5)、akiko(Vo on 6)、太田剣(As on 7)、納浩一(B on 7, 11)、NAOTO(Vln on 8)、大槻”kalta”英宣(Ds on 8)、小沼ようすけ(G on 9)、塩田哲嗣(B on 9)、勘座光(Ds on 9)、三村奈々恵(Marimba on 10)、上田裕香(Vo on 10)、佐藤”ハチ”恭彦(B on 10)、上妻宏光(三味線 on 12)、櫻井哲夫(B on 12) - 1. Earth 2. Crossover 3. Speak Low 4. Art For Life 5. One And Only 6. 酒とバラの日々 7. Film Man 8. Step Ahead 9. Vacance 10. Shadow Form 11. Interlude 12. Iron Hands 13. Quiet Afternoon

3、6、13曲目以外はクリヤ・マコト作曲。1曲ごとにゲストが異なって、しかも豪華なゲストを起用しています。ある意味今までの集大成的な作品と言えるかもしれません。内容も純ジャス的なものからエレキ・ベースなどを起用してフュージョン的なもの、ヴォーカルの曲、3曲目のようにピアノとキーボードを多重録音しているノリの良い曲など、さまざまです。しかもこれだけバラバラなことをやっていながら、つながりも良く、どこを切ってもポップでスマート、知的なセンスが光るクリヤ・サウンドになっているところが見事。1曲ごとに録音の一流メンバーを集めるのが、スケジュール調整なども大変だったろうと思います。7曲目のテンポが変わる曲もカッコいい。13曲目のピアノ・ソロも最後を飾るのにふさわしい、ややゴージャス感のある曲。(11年3月16日発売)

2011/04/03

Water Mirror/マナブ・オオイシ ピアノ・ソロ

Oishiwater
大石学のピアノ・トリオのアルバムを昨年澤野工房で出していて、それが気に入ったので、今回のピアノ・ソロ・アルバムも買ってみました。録音年月日を見たら続けて録音してあって、いずれはこのアルバムも出す予定だったんですね。繊細でクリアなピアノは日本人離れしているけれども、出てくるメロディやオリジナル曲のコード進行はやはり日本らしいなあ、と2つの面を合いあわせ持っていると思います。もちろんこういうピアノは、私としては好みです。オリジナルを中心にしたのも正解だったんじゃないかな。これがスタンダード集だったとすると、手がのびなかったと思うので。さりげなく流れてくるピアノ。そして真剣に聴くもいいし、流しておくのもいいし。


Water Mirror/マナブ・オオイシ(P) ピアノ・ソロ(澤野工房)
Water Mirror/Manabu Ohishi(P)(Atelier Sawano AS108) - Recorded May 9 and 10, 2010. - 1. Calm 2. Water Mirror 3. Pleasure 4. After The Rain 5. Hanauta 6. How Insensitive 7. 'Round Midnight 8. Alone Together 9. Fly Me To The Moon 10. TOSCA 11. Ocean

大石学の作曲が全11曲中7曲(1-5、10-11曲目)で、スタンダードやジャズメン・オリジナル、ボッサなどは6-9曲目にかたまっています。やはりオリジナル重視のレコーディングで、ジャジーさはなくて、しっとりとして流れていくようなメロディアスさと、静かな部分が美しいピアノです。ジャジーな泥臭さが全くない、きれいなピアノ。どの曲もじっくり聴くもよし、ヴォリュームを絞り気味にしてBGMにするのもよし。クリアな音質がけっこう心にしみてきます。曲ごとにコメントするよりもそのアルバムの流れを聴いていくことの方が大きな意味を持ちそう。ある時は静かに、ある時は牧歌的ながら盛り上がりを見せたり。メロディ的にはやはり日本人的とも思うのですが、そこがまたいいところ。8曲目はクリアながら、ジャズで盛り上がっています。(11年3月25日発売)

2011/04/02

スリッピン・トリッピン/ヴィクター・ベイリー

Victorslippin
ちょっといろいろあって、国内盤の発売から1ヵ月以上経ってからの紹介になります。元々は自主盤だったらしく、それをキング・レコードがボーナストラックをつけて国内盤化したという事情らしいです。ちょっとシンプルすぎるくらいシンプルなサウンドだし、彼ひとりのいろいろな楽器を使用した多重録音も何曲かあり、彼のヴォーカルも入っているということで、好みはけっこう分かれそう。豪華なメンバーがゲストですけれども、むしろそちらはあまり気にせずに、彼のベースや曲を楽しむためにあるようなアルバムかも。どうもそのシンプル感が合うか合わないかがカギとなっていそうです。聴きやすいながら聴く人を選ぶアルバムでしょうね。


スリッピン・トリッピン/ヴィクター・ベイリー(B、Key、Ds、Vo)(Seven Seas)
Slippin'N'Trippin'/Victor Bailey(B, Key, Ds, Vo)(Seven Seas) - Released 2011. Peter Horvath(Key on 2-3, 9), Billy Cobham(Ds on 2, 9), Mino Cinelu(Ds on 3), Ron Carter(B on 4), David Kikoski(P on 4, 6), Lenny White(Ds on 4), Manolo Badrena(Per on 6), Omar Hakim(Ds on 10), Randy Goos(G on 11-12), Dean Johnson(Ds on 11-12) - 1. Ape School 2. Slippin'N'Trippin' 3. I Wonder 4. Countdown 5. Alfie 6. Like A Horn 7. Kiss 8. If You Say So 9. Slippin'N'Trippin' 10. Lucky Punch 11. Monument Valley[Bonus Track] 12. Say Uncle[Bonus Track]

ヴィクター・ベイリー作ないし共作は9曲(1-3、6、8-12曲目)あって、彼のみの多重録音の曲も1、5、7-8曲目にあります。元は自主制作盤として販売していたらしいです。エレキ・ベース好きにはたまらないほどにベースが前面に出ていて、多重録音も効果的で、サウンド全体としてはシンプルな傾向。4曲目のジョン・コルトレーン作では、スキャット付き(?)の超絶技巧を見せたり、ゲストのメンバーも多彩だったりと、曲ごとにはけっこう面白い。ただ、シンプルな編成でのゲストが入れ替わり立ち替わりなのでちょっと散漫な気もするのと、ヴォーカルも適度に入っているので、そのあたりが好みが分かれそう。彼のヴォーカルも、まあ、なかなかかも。11-12曲目の、ボーナス・トラックのギター・トリオもなかなか好みのサウンド。(11年2月23日発売)

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