私の運営するホームページ

掲示板

Twitter

無料ブログはココログ

« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »

2010/12/31

Life Is Round/Compost

Compostlife
Compostの2作中2作目。この’70年代前半というのは、特にエレクトリック・ベースなどを使ったファンクミュージックがものすごい勢いで変化していった時代でもあり、前作に比べて、全体のサウンドが洗練されてきています。それでも’80年代のフュージョンミュージックと比べると、都会的なスマートさはなくて、やっぱり混沌とした部分はありますが。ヴォーカル入りの曲は少なくても、それでも3曲入っています。当時のサウンドで、このアルバムでもやりたいことを詰め込んだ感は否めません。ただ、ヴォーカル入りの曲は当時のソウル・ミュージック(私はほとんど聴いたことないですが)と比べて聴いても何か発見はあるのでは、とも思いますが。


Life Is Round/Compost(Wounded Bird)(輸入盤) - Released 1973. Jack DeJohnette(E-clavinet, Org, Ds, Chimes, P), Jack Gregg(B), Bob Moses(Ds, Vib, Clavinet, Org, Vo), Harold Vick(Ts, Fl, Per), Jumma Santos(Congas, Per, Ds), Roland Prince(G), Lou Courtney(Vo), Ed Finney(G, Per), Jeanne Lee(Vo) - 1. Seventh Period 2. Moonsong 3. Compost Festival 4. The Ripper 5. Buzzard Feathers 6. Changing Streams 7. Mon Cherry Popsicool 8. Restless Wave 9. Life Is Round

(10/12/30)ジャック・ディジョネット作は3曲(3、6、8曲目)に減り、他のメンバーの曲の割合が増えています。サウンド的にも、パーカッションが効いていながらも少し洗練されてきた感じで、聴きやすいです。ディジョネットは鍵盤楽器メインですが、5、8曲目ではボブ・モーゼスと入れ替わったり、4曲目ではJumma Santosがドラムスに入ったりと臨機応変。ギターも加入し、サックスもワウワウを使ったエレクトリック・サックスの曲もあったり(4-5、8曲目)と、当時の流行を取り入れているサウンドの曲も。ただし、全体的には聴きやすくなっています。2曲目のヴォーカル曲はメロディアスでメロウ。3曲目はタイトル通り明るいラテンビートの曲。ヴォーカル入りの曲は少なくなって、よりクロスオーヴァー的なサウンドに。いくぶんスマート。

2010/12/30

Compost/Compost

Compost
ジャック・ディジョネット参加作(リーダー作として掲載されているサイトもあります)としては’72年発売で時期的には重要なんだけれども、なぜか今までCD化されずにいました。彼の作品、ECMの諸作をはじめまだCDになってないのはいくつかあり、CD化されているのに初リーダー作の「The DeJohnette Complex」をまだ聴いていなかったりします。このアルバム、ヴォーカルの曲も多いし、ジャズ・ファンクというよりはもっとポップな路線の曲もあるしで、ジャズとして聴くには無理があるようです。まあ、CDの値段も安いので、流れとして押さえておくにはいいのかも、とは思いますが。過渡期の1枚という感じです。版権はSony Musicが持っています。


Compost/Compost(Wounded Bird)(輸入盤) - Released 1972. Jack DeJohnette(E-clavinet, Org, Ds, Vib), Jack Gregg(B), Bob Moses(Ds, Vo), Harold Vick(Ts, Fl), Jumma Santos(Congas, Per) - 1. Take Off Your Body 2. Thinkin' 3. Bwaata 4. Happy Peace 5. Country Song 6. Sweet Berry Wine 7. Funky Feet 8. Inflation Blues

(10/12/30)6-7曲目が5人の合作のファンク、1曲目がボブ・モーゼス作の他はジャック・ディジョネットの作曲または共作なので、実質的には彼がリーダーなのでしょう。ジャズ・ロックというかファンク・ロックという感じで、ヴォーカルの入っている曲も割とあるので、マイルス・バンド脱退以降、もっとポップでファンクな(と言いつつ今聴くと、パーカッションがやたらに効いたジャズ・ロックになっていますが)路線を目指していたと思います。電気楽器もパーカッションも騒がしい感じだし、ホーンも吹きまくりのところはあるしと、音的にはやや混沌としています。ドラムスはボブ・モーゼスの方がメインになっている感じ。3曲目はヴァイブラホンがメインの、やや牧歌的な明るいヴォーカル曲。少し洗練されてメロディアスなクロスオーバーの4曲目。

2010/12/27

モメント/日野皓正・菊地雅章クインテット

Hinomoment
昨日紹介したアルバム録音の3ヵ月後に、ブルーノート東京でのアルバム発表ライヴ。昨日のスタジオ録音は7曲で49分台だったんですが、このアルバムはさすがライヴなだけあって、4曲で67分ほどの演奏になっています。3曲重なっていますけど、1曲がかなり長く、ライヴならではの演奏を聴かせてくれるのがうれしいところ。このところは連続して聴いてみたかったんですよね。どちらがいいとはいちがいには言えないですけど、個人的にはライヴの方が気に入ったでした。もう廃盤だろうけれど、中古屋さんなどにはこの2枚、けっこう売られていたりするので、入手には困らないとは思います。メンバーがいいですね。


モメント/日野皓正(Tp)・菊地雅章(P)クインテット(Somethin'else)
Moment/Terumasa Hino(Tp), Masabumi Kikuchi(P) Quintet(Somethin'else) - Recorded August 30, 1995. Greg Osby(As on 1-3), David Dyson(B on 1-3), Billy Kilson(Ds on 1-3) - 1. Summer Mist 2. Monk's Dilemma 3. Sliced Wold Potato 4. It Never Entered My Mind

(10/12/26)ブルーノート東京でのライヴ。4曲目のみデュオのスタンダードで、2-3曲目は菊地雅章作、1曲目が2人の共作。1-3曲目は前作「アコースティック・ブギ」からで、3カ月しか間が開いていないので、そのアルバムの発売ツアーなのでしょう。ベースのみメンバー変更。ライヴなので1曲の時間が長いです。特に1-3曲目は16分から23分もあります。5拍子基調でこもったベースのフレーズは前作と同じですが盛り上がりもあり、より大胆になっていくフロントのフレーズの1曲目、これまた落ちつきながらもライヴならではの展開で、ミディアムビートのファンクが繰り広げられる2曲目、ノリノリでゴキゲンなベースのフレーズに乗ってミステリアスなアドリブが続く23分もの3曲目、しっとりとしてちょっと神経質なバラードの4曲目。

2010/12/26

アコースティック・ブギ/日野皓正・菊地雅章クインテット

Hinoacoustic
昨年購入盤を整理していて、メンバーを見ておおっ!となり、さっそく聴いてみました。何たって、サイドにグレッグ・オズビー、ジェームス・ジナス、ビリー・キルソンですからね。ところで、私のホームページの方は、’96年9月発売のものから聴いたアルバムをアップしているのですが、これは’95年発売。はて、どこに置いていいものやら、なんてしばし考え込みました。それにしても発売から15年経ってのめぐり合い、こういうのもいいですねえ。菊地さんはフレーズがストイックですけれども、ここではまだ音数も多い方で、日野さん含め、なかなか微妙なフレーズを、ファンクビートに重ねて演奏してます。渋いファンク。


アコースティック・ブギ/日野皓正(Tp)・菊地雅章(P)クインテット(Somethin'else)
Acoustic Boogie/Terumasa Hino(Tp), Masabumi Kikuchi(P) Quintet(Somethin'else) - Recorded May 2 amd 3, 1995. Greg Osby(As), James Genus(B), Billy Kilson(Ds) - 1. Monk's Dilemma 2. Summer Mist 3. The Moon Dog 4. The Pain's The Killer 5. Shape Of The Window 6. Thump 7. Sliced Wild Potato

(10/12/26)2、5曲目が2人の共作で、他の曲は菊地雅章作曲。どちらかというと彼がメインか。スゴいメンバーです。エレキ・ベースに非フォービートなので、エレクトリック・ファンク。ただしピアノはアコースティック。モンク的なテーマではじまり、ちょっとヒネくれたフレーズが混ざるノリの良いファンクの1曲目、ちょっとこもったベースのサウンドに合わせて渋くフロント陣が吹いて、弾いていくワンコードの2曲目、アドリブがファンクビートの上に乗っかって、渋くグル―ヴする3曲目、やや明るいテーマで、アドリブは静かな場面もあるファンクの4曲目、ミディアムで静かなアプローチをする渋めな5曲目、似たようなリズムが続くもアドリブが変化に富んでいるリズミカルな6曲目、ミステリアスな雰囲気を持ちつつ徐々に盛り上がっていく7曲目。

2010/12/24

パソコン、直る

一昨日の夜から、メインで使っているパソコンのLANが機能しなくなったのは書きました。

昨日も半日以上かかりきりになってパソコンに張り付いて、ああでもないこうでもない、とやっていたのですが、全然直らず。ネットで調べて、再起動を何回かすると、偶然直ることもあるよ、という迷信めいたものまでやっても同じでした。夜になって取引先のサーバー担当の人がメールを2回くれて、あれとこれを調べて、なんてやってましたけど、進展はなかったでした。でもその人、休日の夜なのに対応していただいて感謝です。

今朝いちばんで、そこからメーカーに修理依頼が行き、私は外出してましたが、11時前にはメーカーのサービスの方が到着、いろいろやってみて、結局LANポートの付いているマザーボードごと交換ということになりました。最近はLANボードだけの交換とかではなくて、全部一体になっているんですね。でも、その交換で、一発でパソコンは直りました。ハード的な故障だったら、もうこれしかないので、迅速に修理していただいて、助かりました。作業の後半は一時的に事務所(?)に戻って見てました。保証期間内というのも大きかったですね。修理を見届けてから、今日はまた外出でした。

ただ、パソコンの不調もあって、やることがまだ山積みなのと繁忙期なので、すんなりとブログ復活いければいいんですけど。メインのパソコンに機能を集中させていることもありますが、いかに公私ともにパソコンに依存しているかも分かりました。やっぱりパソコンから離れた生活も、時には必要かな、と思います。

まずは、ホッとしています。

2010/12/23

メインのパソコンが不調につき

昨夜9時過ぎから、メインで使っているパソコンがインターネットを使えなくなったぞと思ったら、メールも、FAXコピー機の管理も、プリンターもつながらなくなってしまいました。どうやらメインのパソコンのLANボードのあたりが故障のようです。今日は祝日だったから仕事面では助かったものの、逆にサポートはどこもやってなくて、仕方がないので年賀状を作ってました(インクジェットプリンターは直につないでいるので使えます)。メールも、PHSには転送されてくるので、とりあえずは助かっています。

このブログも今、サブのノートPCから打っているので、ブログの更新はできないことはないのですけど、私の場合ホームページとブログとCDコメントが連動しています。LANがつながらないのでFAXコピー機の監視機能が「つながらない」と6分おきに画面にポップアップしてくるのもわずらわしく、ホームページ作成ソフトを使う気も失せてます。

早ければ明日には直るかもしれませんが、年末につき、修理が年を越してしまうかもしれません。パソコンが直ったらアルバムコメントを復活させますけど、それまでは雑文をブログにアップするか、更新をのばすか、になると思います。そういう事情ですので、すいませんが、よろしくお願いします。

2010/12/22

フォロー・ザ・ホワイト・ラビット/ヤロン・ヘルマン

Yaronfollow
当初、このアルバムを買う予定はなかったんですけれども、来年の干支はうさぎで、年賀状のデザインを考えていて、何とか年内に欲しかったんですね。ジャケットだけじゃなくて中身も聴いてみたいし。輸入盤がよかったのですが、A通販では抱き合わせ購入を考えると納期の点で来年になってしまうし、B通販では値段が非常に安いんだけど発売予定が来年2月だし、ということで、今回は在庫ありの国内盤を入手することになってしまいました。はじめてヤロン・ヘルマンを聴いたんですけれども、けっこういいピアニストです。ただ、あちこちの現役ピアニストの影響というか、そういうものも垣間見えたりはします。でも、それを通り越して、総合的には良かったでした。


フォロー・ザ・ホワイト・ラビット/ヤロン・ヘルマン(P)(ACT)
Follow The White Rabbit/Yaron Herman(P) Trio(ACT) - Recorded June 10-12, 2010. Chris Tordini(B), Tommy Crane(Ds) - 1. Follow The White Rabbit 2. Saturn Returns 3. Trylon 4. Heart Shaped Box 5. Ein Gedi 6. The Mountain G Minor 7. Cadenza 8. Airlines 9. Aladins Psychedelic Lamp 10. Baby Mine 11. White Rabnit Robot 12. Clusterphobic 13. Wonderland 14. No Surprises

3人のフリー・インプロヴィゼーションが2曲(1、11曲目)でヤロン・ヘルマン作が8曲(2-3、6-9、12-13曲目)。60分で14曲なので、凝縮して録音している感じ。1曲目のタイトル曲も、フリーというよりは既成の曲のようにメロディに哀愁があってきれいな印象。ほとんどの曲は4ビートではないですが、美しくて繊細な、時にロック的、時にエキゾチックなアプローチでせまってきます。曲によっては変拍子でメカニカルな美旋律という不思議な曲も。やや寒色系でも情がこもっていて、そこに息吹を感じられるようなサウンド。トンガった速いパッセージも繰り出されることもありますが、それも調和の中に取り込まれているような感じ。盛り上がるところは盛り上がるし、ロック的にガンガンいっても、やっぱりメロディが浮かび上がります。(10年10月20日発売)

2010/12/20

ビートルズ「赤盤」「青盤」リマスター

Beatlesred
Beatlesblue
通販のCDが20時半に届きました。実は宅配便の繁忙期なので、今日の到着はあきらめていたんだけれども、20時前に、もう一度佐川の追跡サイトで確認すると、表示が夕方見た時と変更になり、配達店に届いて、配達店を出荷されてました。すかさず配達店に電話して、「遅くなってもいいから今日届けてください。」とお願いしました。けっこうこういうところ、しつこいですね、私(笑)。

CDは:

The Beatles/1962-1966(ビートルズ「赤盤」リマスター)(EMIミュージックジャパン)(10年10月18日発売)
The Beatles/1967-1970(ビートルズ「青盤」リマスター)(EMIミュージックジャパン)(10年10月18日発売)

これらは本当は買い替えるつもりはなかったんだけれども、国内盤の定価(1つ2,600円)が発売日の’10年10月18日からの期間限定価格で、’11年1月12日から3,700円に上がるらしいので、やっぱり購入することに。輸入盤なら今現在で1,500-1,600円台で買えるのですが、やはりこういうのは対訳とか国内盤のライナーとか欲しかったりして、余分にお金を払ってしまいましたよ(笑)。EMIは商売がウマいや。 でも以前のCDは1つ4,700円だったので、それからすればだいぶ安くなっていますが。

聴いてみると、確かに音圧は上がっていて、より自然な音になった感じです。ただ、電気楽器の多い’60年代の音だと、特にロックでは元の録音の状態からしてこんなものだろうなあ、というのが本音です。むしろ古い録音はジャズの方がリマスターの再現度が高いような気がしてます。生楽器の演奏だからでしょうね。でも、このビートルズのCD、曲やヴォーカル、サウンドの雰囲気も含めて、かなり気に入りました。そういう意味ではリマスター、成功なんでしょうね。


そう言えば先日、本を売りにブックオフに持っていって、査定を待っている時間に本やCDなど、いろいろ見てまわりました。その中に、ビートルズの旧赤盤、青盤CDがそれぞれ10セット超ずつぐらい、1,950円で売られていましたよ。新しいリマスター盤を買ってから、あるいは買うのを見越して売られたものだと思うのですが。

旧盤は新品で4,700円だったのですが、リマスター盤は新品で2,600円。輸入盤ならブックオフより安いですし。こういう情報を知っている人なら、多数の人はブックオフよりは音質のいい新しいリマスター盤を買うでしょうに。まあ、そういうことを気にしなければ、ブックオフで旧中古を買っても、リマスター新品国内盤よりは安いのでいいのですが。う~ん、でも中古の値付けが何とも微妙な値段...。CD中古の専門店に持っていくよりはビートルズということで高く中古を買ってくれるからなのか。ちなみに他のビートルズの中古は合わせて10枚弱ぐらいで少なかったでした。

2010/12/19

フェンダーMexicoフレットレスベース届く

101219flbass
101219bass
今朝1番で’08年製Fender MexicoのJazz Bass「STD JB TINT BLK/R FL」(フレットレス。黒。)が届きました。今度のは息子のと似ているけれども’70年代のジャズベースをお手本に作っているようです(息子のは60年代のものがお手本になってます。形式はFender MexicoのJazz Bass「60S J BASS OWT」’09年製で、写真の白いベース)。しかも軽いです。全く試奏も何もしないで注文しましたけど、思ったより値段比(7万5千円弱)でいい感じのものが届きました。ジャコ・モデルとは違うフレットレスを探していましたんで。

ただ、本当はフレット跡のないものの方がTune-TB043で慣れているのでいいのですが、音質などは、ジャズベースなので、汎用性が高くなりました。あとは腕を少しずつ取り戻していかなければ。まだ、初心者に毛の生えた程度なので。なかなか面白いことになってきましたが、まだ奥さんに買ったこと、言ってないんですよね。自分で楽器やCDその他を売ったお金で買ったと言っても、納得してくれるかどうか...。息子は「俺、知らね~。」って言っているし(笑)。でもこれは2人で使っていきます。

写真左が、そのベース。写真右は、息子のと合わせて4本になったベース。


(追記)毎年この季節はいろいろ忙しく、また、CDもあまり届かないので、メインのジャズCD紹介が少なめになってしまっています。貯め込んだ昨年の未聴盤といっしょに、また紹介していきたいと思いますので、今しばらくお待ちください。

(’12年3月追記)このベース、Atelier Zの5弦フレットレスベース中古を2月に購入したので、売却しました。不満点はなく、持っていてもよかったんだけど、本数が増えると管理が大変になることもあるので。

2010/12/18

ECMの未CD化作品

ECMではCD化の際に、発売されなくてそのまま廃盤になってしまったアルバム(LPしか存在しないもの)があります。下記が自分で調べたアルバムです(今日現在)。ここには、番号を変えて再発したり、内容が削られてCD化されたものは、下記には含まれておりません。また、1度でもCD化されて、再び入手不可能になったものは記載してません。最近はダウンロード・オンリーになっているアルバムも増えているようですが。

1002 Just Music
kenさんの「Kanazawa Jazz days」に掲載あり
「Sketches Of Israel」に掲載あり

1006 Output/Wolfgang Dauner
kenさんの「Kanazawa Jazz days」に掲載あり
toshiyaさんの「中年音楽狂日記:Toshiya's Music Bar」に掲載あり

1008 Girl From Martinique/Robin Kenyatta
kenさんの「Kanazawa Jazz days」に掲載あり
「Sketches Of Israel」に掲載あり

1013 Improvisation For Cello And Guitar/David Holland/Derek Bailey
kenさんの「Kanazawa Jazz days」に掲載あり
「Sketches Of Israel」に掲載あり

1053 Venessa/Michael Naura
toshiyaさんの「中年音楽狂日記:Toshiya's Music Bar」に掲載あり
kenさんの「Kanazawa Jazz days」に掲載あり
「Sketches Of Israel」に掲載あり

1074 Untitled/Jack DeJohnette’s Directions
kenさんの「Kanazawa Jazz days」に掲載あり
「Sketches Of Israel」に掲載あり

1098 Polarization/Julian Priester And Marine Intrusion
「Sketches Of Israel」に掲載あり

1103 New Rags/Jack Dejohnette's Directions
「Sketches Of Israel」に掲載あり

1106 Desert Marauders/Art Lande And Rubisa Patrol

1113 Patience/Tom Van Der Geld And Children At Play
「Sketches Of Israel」に掲載あり

1124 Non-Fiction/Steve Kuhn
「Sketches Of Israel」に掲載あり

1134 Path/Tom Van Der Geld/Bill Connors/Roger Jannotta
奇天烈音楽士さんの「奇天烈音楽館 Strange Kind of Music」に掲載あり
「Sketches Of Israel」に掲載あり

1146 Dawn/Double Image
「Sketches Of Israel」に掲載あり

1166 AH/Enrico Rava Quartet
「Sketches Of Israel」に掲載あり

1176 Faces/John Clerk
「Sketches Of Israel」に掲載あり

1178 Music By/Barre Phillips
1184 Easy As Pie/Gary Burton Quartet

1188 Lifelines/Arild Andersen
「Sketches Of Israel」に掲載あり

Mitsu Ogiharaさんより内容のレビューをいただきました。どうもありがとうございます。

LifelinesはArild AndersenがECMに吹き込んだ1980年の作品。 Kenny Wheeler (flh, cornet), Steve Dobrogosz (p), Paul Motian (ds)というメンバー。 Dobrogoszは叙情的なピアノと作曲で知られている人で、Janette Lindstrom、Berit Andersen、Ana Christofferssonという女性歌手とそれぞれデュオのアルバムを吹き込んでいる。 これは多分DobrogoszのECMにおける唯一の録音ではないかと思われる。 一曲目CameronはA Molde Concertというライブアルバム(Bill Frisell, John Taylor, Al Mouzon)でも演奏されているアグレッシブな曲で、ここではフリーなリズムで演奏。まずはピアノがベースとドラムスをバックにソロ、コルネットが高音を駆使したソロを展開したあと、ドアムスのソロ(典型的なMotian節)、ドラムスをバックにベースの超絶技巧のソロがあり、そのままテーマに戻ってお終い。 2曲目PreludeはDobrogoszの オリジナルで、基本的にベースとピアノのデュオでお終いの方にだけドラムスが登場。全体的にルバートで散文的なDobrogosz特有の和音をしばらく響かせたあと、ベースがテーマを。ピアノとベースの掛け合いが美しい。3曲目Landloperは1分弱のミディアムテンポのベースソロ。4曲目Predawnはバラードで、フリューゲルと鈴との掛け合い(少しアランフェスを思い起こさせるメロディ、でもいわゆるWheeler節)で始まった後、ピアノトリオ、そしてフリューゲルが戻ってきてお終い。5曲目Dear KennyはKenny Wheelerをフィーチャーしたスローな3拍子のバラード。Paul Motianのブラシが美しく、Kenny Wheelerのソロに合いの手を入れるピアノとベースの掛け合いがとても冴えている 。曲調は少しTony WilliamsのPee Weeを思わせる。6曲目A Song I Used To PlayはA Molde ConcertのCD版にも出てくる割と単純で親しみやすい8ビートの曲で、ベースがメロディを弾いて1コーラス終えたところでKenny Wheelerが1コーラスソロをとって、最後の数小節だけテーマに戻るという短い構成。7曲目Lifelinesは、やはりA Molde Concertに収録されている曲で、Steve Dobrogoszが長めのソロピアノを弾いて、ベースがテーマを取り、そのテーマの後半をWheelerが吹いてお終い。北欧の雰囲気を感じさせる悲しくも妖艶なメロディが特徴。最終曲AnewはArild Andersenの恋人で若くして自殺してしまったRadka Toneffの作曲。 全曲フリー形式で、のメロディをそのまま引き継ぐようにコルネットのルバートのメロディがもの悲しく始まり(ピアノレス)で始まり、 そのあとピアノソロ(バックはドラムのみ)、ベースソロ(バックはドラムのみ)、そのコルネットとピアノが帰ってきて短いテーマを吹いて終了。全体の印象としては、各人の美しい音楽性が、比較的自由で静かな構成の中で、見事に融合された傑作と言えるのでは。

1194 First Avenue
「Sketches Of Israel」に掲載あり

1206 Gallery
「Sketches Of Israel」に掲載あり

1213 Last years Waltz/Steve Kuhn Quartet
「Sketches Of Israel」に掲載あり

1217 Lask/Ulrich P. Lask

1221 Schattseite/Adelhard Roidinger
toshiyaさんの「中年音楽狂日記:Toshiya's Music Bar」に掲載あり
「Sketches Of Israel」に掲載あり

1224 Opening Night/Enrico Rava Quartet
toshiyaさんの「中年音楽狂日記:Toshiya's Music Bar」に掲載あり
「Sketches Of Israel」に掲載あり

1226 Picture This/Gary Burton Quartet

1234 Everyman Band
「Sketches Of Israel」に掲載あり

1235 Winterreise/Hajo Weber/Ulrich Ingenbold
「Sketches Of Israel」に掲載あり

1237 Werner Pirchner/Harry Pepl/Jack DeJohnette
toshiyaさんの「中年音楽狂日記:Toshiya's Music Bar」に掲載あり

1257 Call Me When You Get There/Barre Phillips

1264 This Earth/Arfred Harth
「Sketches Of Israel」に掲載あり

1268 Lask 2: Sucht +Ordnung/Ulrich P. Lask

1281 ECM New Series Piano. Harfe/Michael Fahres
「Sketches Of Israel」に掲載あり

Sketches Of Israel」というブログにはアナログ盤の判別方法まで掲載されています。リンクさせていただいた各ブログにはお礼申し上げます。

(’16年10月14日修正)

(’15年11月2日追記)「ECMとしてのBOXものの発売と、その完全化への経歴」というページを書きました。比べながら見てください。

2010/12/16

ECMの外側スリーブ

ある方からメールをいただいて、ECMの外側スリーブはいつから付くようになったのか、とのご質問でした。外側スリーブとは、CDのプラケースの外側に付いている、紙製のジャケットのことです。今はECMのCDをECM番号順に並べてあるので、短時間でチェックをすることができました

私は全部を輸入盤で買っているわけではないので、国内廉価盤には付くはずのものが付かなかったり、という可能性もありますが、とりあえず外側スリーブ付きを列挙してみます。ECMは番号順に発売しているわけではないので、入り組んでいます。タイトル名を省略して、ECM番号だけを書くことをお許しください。一部外側スリーブ、というよりは紙箱の状態に近いものも入っています。

1236, 1471, 1505, 1525, 1559, 1560, 1567, 1568, 1583, 1586, 1587, 1589, 1591, 1593, 1595, 1596

この後1598以降は付く方が普通になります。付かないのは1614/15, 1861(これはUS盤では唯一のSACD/CDですが、EU盤通常CDでは付いているとの情報もあります)

また、何年か前にはUS盤CDでは、外側スリーブが省略されたものもあることに注意が必要です。あとSHM-CDで発売されたものは、該当があるかどうか分かりませんが、外側スリーブはありません。

必ずしも上記が正解、というわけでもなさそうですけど何かのご参考になれば幸いです。

2010/12/15

Zen Food/Kevin Eubanks

Kevinzen
ケヴィン・ユーバンクス、マーヴィン・”スミッティ”・スミスとともにおそらくかなり久しぶりの録音。彼らはアメリカのTV番組のレギュラーをつとめていたそうで、まだ続いているのかな?、それはちょっと分からないけど、そのためにレコーディングの機会がだいぶ少なくなってしまったようです。久しぶりに聴いてうれしい半面、ちょっと抑制が効いている感じでもあるので、昔のようにもっと暴れまわって欲しいなあ(特にドラムス)と思ったりもします。ただ、聴いていると、ギターもドラムスも安定していて、けっこうスゴいことを織り交ぜて演奏しているんだろう、と思います。自分としては、この2人の演奏が聴けただけでもうれしいです。


Zen Food/Kevin Eubanks(G)(Mack Avenue)(輸入盤) - Released 2010. Marvin "Smitty" Smith(Ds, Per), Bill Pierce(Ts, Ss), Gerry Etkins(P, Key, Org), Rene Camacho(B) - 1. The Dancing Sea 2. Spider Monkey Cafe 3. The Dirty Monk 4. Adoration 5. Los Angeles 6. I Remember Loving You 7. 6/8 8. G.G. 9. Offering 10. Das It

(10/12/14)8曲目を除き、ケヴィン・ユーバンクス作曲。比較的聴きやすい曲が多い反面、テーマやキメなどややこしいことをやっていると思わせる部分も。マーヴィン・”スミッティ”・スミスの久しぶりの録音(知る限りにおいて)が特筆です。ただし、以前のように派手に叩きまくっている感じでなくて、大部分はサポート側にまわってます。ギターは派手さはあまり見せないものの、かなりのテクを駆使して弾いている感じです。現代ジャズとフュージョンの間を行くようなフレーズとトーンです。5曲目はアップテンポの8分の6拍子ジャズ。9曲目は静かなバラードではじまり後半盛り上がります。エレキだけでなくアコースティックの曲も。4曲目はエレキピアノとのデュオ。6曲目もしっとりしたバラード。10曲目ははじけるドラムスとのデュオの小品。

2010/12/14

「明日の喜多善男」オリジナルサウンドトラック/小曽根真

Ozoneashitano
小曽根真名義のTVサウンドトラック。ジャズメンによるサウンドトラックはけっこう好きで、以前にも日野皓正の「透光の樹」を聴いて紹介したりしました。今のミュージシャンは器用なので、ジャズの側面を見せることもあれば、その色を感じさせないこともあります。今回のアルバムはジャズっぽい部分とそうでない部分とが入り混ざってます。残念ながらテレビ番組の方は観てないので、どんな話かは分からないのですが、ジャケット内のあらすじを読むと、けっこう面白そう。いつか観てみようと思ってます。全ての音楽を1日で録音してしまったのはやっぱりジャズメンですし、それがどんな使われ方をしているか、気になります。


「明日の喜多善男」オリジナルサウンドトラック/小曽根真(P)(Universal) - Recorded December 8, 2007. 井上陽介(B)、大坂昌彦(Ds)、池田篤(As、Ts)、ティファニー(Vo) - 1. My Tomorrow (Main Theme) 2. An Odd Man 3. Rolling Eyes 4. A Kitten 5. Alone Again 6. Bright Memories 7. Secret 8. My Tomorrow (Main Theme Piano & Vocal High) 9. Negative Man 10. Backstreet Boy's Blues 11. A Stream 12. Fears 13. Confusion 14. What's Next 15. Doubt 16. Why? 17. Peace Of Mind 18. A Trap 19. My Tomorrow (Main Theme Band Version)

ある意味喜劇的なTVドラマのオリジナル・サウンドトラック。5曲目のギルバート・オサリバン作を除いて、小曽根真の作曲。サウンドトラックなので、50分ほどのアルバムに19曲入ってます。ソロ・ピアノあり、コンボの曲あり、ヴォーカル入りの曲ありとカラフルで、アルバムとして聴いてもなかなかイケます。テーマの「マイ・トゥモロウ」は3回出てきて、1曲目はソロ・ピアノ、8曲目はピアノとヴォーカル、19曲目はバンド・ヴァージョン。ヴォーカルは5、8曲目参加で、ベースのみ参加が11曲目に、バンドの曲は5曲(2、5(サックスなし)、10、14、18-19曲目)あります。ソロの曲は、映像が見えてくるように多彩な曲があって、ピアノ曲としてもけっこういい感じ。ある時は盛り上がったり、時にはミステリアス、時にはしっとりとした雰囲気。(08年2月27日発売)

2010/12/13

フォーリング・イン・ラヴ、アゲイン/小曽根真

Ozonefalling
小曽根真のソロ・ピアノで2日目。いや~、いいですねえ。いろいろなアプローチがあるのですが、それぞれ余裕で弾いている感じがあって、安心して聴けます。また、フリー・インプロヴィゼーションが5曲あって、かなりフリーで演奏するのかな、という予想は見事に裏切られ、バロック/クラシック/現代音楽的に構築されたような、キチッとしたインプロヴィゼーションでした。クラシック的なピアノの観点から見ても、かなりウデがいいということなんでしょうね。おかげで、既成の曲との境目があまりなくて、通して聴いても全然問題なくすんなりと聴けてしまいます。まだ3年ほど前に出たアルバムです。


フォーリング・イン・ラヴ、アゲイン/小曽根真(P)(Verve)
Falling In Love, Again/Makoto Ozone(P)(Verve) - Recorded April 23-26, 2007. - 1. (Just Like) Starting Over 2. Improvisation #1 3. What Might Have Been 4. Martha, My Dear 5. Improvisation #2 6. Improvisation #3 7. Story 8. Turn Out The Stars 9. Improvisation #4 10. Enharmonie 11. Laura's Dream 12. Improvisation #5 13. She

ソロ・ピアノ集。ポップスなどの曲と、完全即興演奏の組み合わせのアルバム。ジャズ的、クラシック的、豪快だったり繊細だったり、盛り上がったり静かだったりと幅広い面を見せています。1、4曲目は、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー関連、3曲目はマイク・スターン作、8曲目はビル・エヴァンス作、10曲目は塩谷哲作、11曲目はアストル・ピアソラ作、13曲目はシャルル・アズナブールの曲、他に7曲目。即興演奏といってもフリーの感じでなくて、2曲目はバッハの曲のような雰囲気を持っています。即興はクラシック/現代音楽の香りが強いです。他の人の曲と即興演奏の垣根はほとんどなし。1曲目はけっこうポップな感じと盛り上がりのつけ方がうまいな、と思わせる曲。4曲目ではゴキゲンなストライド奏法が出てきます。(07年9月5日発売)

2010/12/12

ブレイクアウト/小曽根真

Ozonebreak
小曽根真の’94年発売のVerve移籍第一弾。実はこのCDを買った昨年(’09年)にはSHM-CDもリマスターで出ていたのですが、値段がこちらの方が安かったので、最初に発売されていたものを買いました。移籍の1発目がソロ・ピアノというのも冒険的ですが、その内容も、変化に富んでいるし、演奏も高度なことをやっているのだろうに余裕も見えたりして、なかなか素晴らしかったです。聴き流す感じでいこうと思っていたのですが、思わずかしこまってしまいました。日本のピアニストで、ここまで聴かせるということはなかなかないのでは、と思います。それがもう16年も前の録音なのですから。


ブレイクアウト/小曽根真(P)(Verve)
Breakout/Makoto Ozone(P)(Verve) - Recorded May 10 and 11, 1994. - 1. Tea Up 2. Don't Slice It!! 3. Wild Goose Chase 4. Lake Thun 5. Spin Around 6. Pure Thoughts 7. Black Forest 8. Does Your Dog Bite? 9. Remember T. 10. My Little Dream 11. The Dark Shadows 12. Bullet Trane 13. Time For Rommance

(10/12/12)全曲小曽根真作曲のソロ・ピアノのアルバム。そして Verve移籍第一弾。かなり表現力の豊かさがあって、サウンドの幅広さが印象的。曲によってはけっこうジャジーな部分もあって、カチッとしたはっきりとしたピアノのフレーズとノリのいい部分とが合わさって、この当時ですでにソロ・ピアノでアルバム1枚分を余裕で弾きこなしているのが分かります。2曲目では時に左手でベースラインも出たりして、豪快で男性的な部分が目立っています。12曲目はスピーディーでパワーあり。かと思うと4、6-7、9-10、13曲目あたりは繊細でクラシック的な静かな曲。8曲目は割と今っぽいテーマかと思ったらストライド奏法も出てくるゴキゲンな曲。13曲あっても、どの曲も特徴があって、変化に富んで飽きさせずにソロを聴かせます。

2010/12/11

「21世紀版 ブルーノートブック」(ジャズ批評社)

101210bluenote4
101210bluenote3
101210bluenote2
昨日はHMVからメール便でジャズ批評社のブルーノート本が届きました。しかし、分厚い本なのにメール便で大丈夫なのか?と封筒が来た時はビックリしましたが、折れやシワもなく、無事届きました。

原田和典さんがジャズ批評の編集長を辞めたあとの別冊本(ジャズ批評ブックス)って、以前のそのまま焼き直しだったり、買おうと思うものがなかったのですが、この本は行方均、マイケル・カスクーナ監修となっていて、ジャズ批評としては第4版になります。内容は、まだパラパラとしか見てないけれど、今までの大改定だそうです。昨年出ていたのですが、その時はスルーしてました。つい先日、買ってみようと思いました。今日届いたのは第2刷になってました。売れてるのね。

「21世紀版 ブルーノートブック」’09年発行。(ジャズ批評ブックス)写真左

旧ブルーノートはまさに網羅と言っても過言ではない状態で、「SP(これはリストのみ)」「7000番台」「5000番台」「1200番台」「1500番台」「4000番台」「9900番台」「6500番台」「BNLA」「LT」「New BN」「JAPANESE」とジャケット写真(白黒)とレビュー付きで、日本にあるブルーノート本では最強ではないかと思います。ただし、’85年からの「新生ブルーノート」と「Somethin'else」などはリストのみなので、新しめのジャズが好きな私には少々物足りないかも。でもそこまで補強したら、ものすごい分厚い本になってしまうか。

他に、ジャズ批評社では下記の本を持っています。

「決定版ブルーノートブック」(ジャズ批評ブックス。これが第3版にあたります。’99年発行)写真中央

「完全ブルーノートブック」(ジャズ批評別冊。これが第2版にあたります。’86年(昭和62年)発行)写真右

ちなみに「全ブルーノートブック」(初版)が出たのは’84年のことだそうです。(これは持っていません。)

ブルーノートのコレクターではない私は、逆にこういう本で全部聴いたつもりになっています(笑)。

2010/12/10

Horizon Touched/The Music of ECM(ECMの書籍)

101209horizonsecm
Horizon Touched/The Music of ECM

Edited by Steve Lake and Paul Griffiths

この本、写真集というわけではないので、発売時に買わなかったのですが、たまたまAmazonで在庫1点あり、値段も6,440円で以前より安くなったような気がしたので、思わず注文してしまいました(笑)。届いてみたら、でかいし、重い(体重計で計ったら2.4kgありました)。しかも、表紙をスキャナーをかけてみたのですが、 A4サイズのスキャナーでは少しはみ出してしまいました。おまけにこの本には黒い立派な外箱がついています。お値段以上の豪華本なのではないでしょうか。

文章(英語)ばかりでなくて、ジャケット写真や録音風景、その他の写真も混ざり、文章を読まないでペラペラとめくっていっても見ごたえはあると思いますが、昔英語を習っていて、少しだけ仕事で使っていた時代も思い出して、ゆっくりと読んでいかないと、ECMの真髄にはなかなか近づいていけないなあ、なんてことを思っています。編集がスティーヴ・レイクとポール・グリフィスというのも興味深いです。

Amazonでつい先日見かけるまでは、買おうという気すらなかったので、まさにめぐり合いですね。この出会いに感謝。でも、英語なので、読んでいくにしても時間と辞書と...。

2010/12/09

2010年私的ベスト3

Antoniolive
Bradhighway
Davepath
毎年私的ベスト3をここ何年かやってますが、3枚ということになると、なかなか絞りきれないというところが困ってしまいます。それに毎年、選ぶ基準が違ったりしていて(笑)。今年はこんな感じでした。ジャズの王道路線からはそれた、偏ったベスト3であることをご了承ください。


Live In New York/Antonio Sanchez(Ds)(Cam Jazz)(輸入盤) - Recorded October 2-5, 2008. Scott Colley(B), Miguel Zenon(As), David Sanchez(Ts) - 1. Greedy Silence 2. H and H 3. Ballade 4. Revelation 5. It Will Be Better (Once People Get Here) 6. Did You Get It 7. The Forgotten Ones 8. Challenge Within

ややフリーの傾向もあるというご意見もありましたが、このアルバム、今年の私的1位です。2枚組のライヴで、しかもピアノレスの2ホーン・クァルテットというのもなかなかですし、1曲あたりの時間が長いのもスゴいです。


Highway Rider/Brad Mehldau(P, Key, Pump Org, Vo, Orchestral Bells, Handclaps)(Nonesuch)(輸入盤) - Recorded February 16-28 and May 12-19, 2009. Jeff Ballard(Ds, Per, Snare Brush, Vo, Handclaps) Joshua Redman(Ss, Ts, Vo, Handclaps), Larry Grenadier(B, Handclaps), Matt Chanberlain(Ds, Per, Vo, Handclaps), Dan Coleman(Cond, Vo) and Orchestra - 1. John Boy 2. Don't Be Sad 3. At The Tollbooth 4. Highway Rider 5. The Falcon Will Fly Again 6. Now You Must Climb Alone 7. Walking The Peak 8. We'll Cross The River Together 9. Capriccio 10. Sky Turning Grey (For Elliot Smith) 11. Into The City 12. Old West 13. Come With Me 14. Always Departing 15. Always Returning

ジャズとかジャズじゃないとか、好き嫌いが分かれる演奏ですけれど、このCD2枚組の物語性にガツンときました。実際オーケストラのところは記譜された部分が多いようなんで、これをジャズか、というと、ちょっと困るんですが(笑)。


Pathways/Dave Holland(B) Octet(Dare2 Records)(輸入盤) - Recorded January 7-11, 2009. Antonio Hart(As, Fl), Chris Potter(Ts, Ss), Gary Smulyan(Bs), Alex "Sasha" Sipiagin(Tp, Flh), Robin Eubanks(Tb), Steve Nelson(Vib, Marimba), Nate Smith(Ds) - 1. Pathways 2. How's Never? 3. Sea Of Marmara 4. Ebb And Flow 5. Blue Jean 6. Wind Dance 7. Shadow Dance

変拍子やそれに基づくアンサンブルなど、難しいことを8人で平気でやってしまうところにスゴみを感じます。これまたスウィングするジャズとは立ち位置が違いますけれど。


(次点)
Silver Pony/Cassandra Wilson(Vo, Synth on 4, Bass Drum on 11)(Blue Note)(輸入盤)
54/Metropole Orkest/John Scofield(G)/Vince Mendoza(Cond)(EmArcy)(輸入盤)
Bada Boom/Ranjit Barot(Ds, Vo, Konnakol, Key, Key Prog)(Abstract Logix)(輸入盤)

昨年あたりから輸入盤購入比率がだいぶ高まって、ここに掲載したものは国内盤があるものも輸入盤で購入しています。輸入盤がこれだけ安くなってしまっては、やはり輸入盤に流れるのは必然ですね。

2010/12/08

ECM New SeriesのCD付き楽譜(Tabula Rasa/Arvo Part)

1275book
書籍(楽譜付きCD)が発売されたので、その写真を掲載させていただきますが、元のCDとあまりデザイン的には変わらないですね。一度は発売前にHMVに注文したのですが、その時は音源としてはすでに持っていて、それで5千円近い値段(マルチバイ価格)はちょっと高いな、と思ってキャンセル。その後様子見をしていたら、HMVでクラシックのマルチバイ40%引きというのがごく僅かの期間(30時間)だけあって、その時に4,200円台にまで下がったので、他のCDと組み合わせて注文したものです。今は聴き返す時間がないので、すいませんがアルバムコメントは’02年に書いたものを再掲載させていただきます。


Tabula Rasa/Arvo Part(ECM New Series 1275)(輸入盤) - Recorded November 1977, October 1983, January and February 1984. - 1. Fratres Gidon Kremer(Vln), Keith Jarrett(P) 2. Cantus In Memory Of Benjamin Britten Staatsorchester Stuttgart, Dennis Russell Davis (Cond) 3. Fratres The 12 Cellists Of The Berlin Philharmonic Orchestra 4, Tabula Rasa Gidon Kremer(Vln), Tatjana Grindenko(Vln), Algred Schnittke(Prepared P), Lithuanian Chamber Orchestra, Saulus Sondekis(Cond)

(02/08/03)現代音楽家アルヴォ・ペルトの第一作品集とのこと。1曲目がヴァイオリンとピアノ(1曲目のみキース・ジャレットが参加しています)、3曲目が12人のチェロ奏者での演奏で、両者は同じ曲でアレンジが違い 、比べるのも面白い。1、3曲目はやはり蒼い落ち着いた色調の作風 だと思います。2曲目は悠久の大河を流れて行くような心地良さ。タイトル曲の4曲目はゆったりとした、心に旋律が入りこんでくるような26分台の曲。

2010/12/07

Fast City/A Tribute To Joe Zawinul/Metropole Orkest/Vince Mendoza

Joefast
Metropole OrkestとVince Mendozaの組み合わせって、半年ほど前に出た「54/John Scofield」がそうだったんですけれども、あのアルバムもなかなか素晴らしかったでした。今回のアルバムはジョー・ザヴィヌルの曲集ということで、これまた非常にいいです。私、ホームページにウェザー・リポートの特集を作っていながら、そのページも手直しをせずに放ってありますし、リアルタイムで聴いていたのは後期の「ナイト・パッセージ」以降で、自分自身に決定的な影響をもたらした、というほどではありません。でも聴き直してみると、どの時期も素晴らしい録音を残していますね。まあ、ザヴィヌルを知らなくても楽しめますし、知っていたらなおのこと、楽しめます。


Fast City/A Tribute To Joe Zawinul/Metropole Orkest/Vince Mendoza(Arr, Cond)(BHM Productions)(輸入盤) - Recorded January 28 and July 11, 2008. Jim Beard(Key), Victor Bailey(B), Peter Erskine(Ds), Amit Chatterjee(G, Voice), Alex Acuna(Per on 1, 4-5, 7-9), Efrain Toro(Per on 2-3, 6), etc. - 1. Jungle Book 2. Orient Express 3. The Juggler 4. Nubian Sundance 5. Dream Clock 6. Fast City 7. Peace 8. Tower Of Silence 9. In A Silent Way

(10/12/07)全曲ジョー・ザヴィヌル作曲。そのアレンジと指揮をやっているのがヴィンス・メンドゥーサ。クラシック的に管弦楽が前面に出る曲とジャズ・ファンクのメンバーが前面に出つつ管弦楽とコラボしている曲が交互に出てきて、変化に富んでいます。ワールド・ミュージック的なメロディが出てくる曲もあって、オーケストラ・アレンジもしっかりしていて、ザヴィヌルのエッセンスを近い形で出してくれているのがうれしい。それでいて管弦楽で彼の持つ世界を広げてくれる感じで、それは決して彼の一面だけでなく、広くいろいろな面を見せてくれます。管弦楽の曲は、けっこう美しいサウンドも聴かせてくれて、彼の曲の美的な側面も、十分に味わえます。静かに漂って行く場面や、重厚な場面もあり。タイトル曲の6曲目他偶数曲目は圧巻。

2010/12/05

Bada Boom/Ranjit Barot

Ranjitbada
このアルバムは、何だか話題になっているな、というぐらいの気持ちで注文したのですが、届いてみたらメンバーはスゴいし、聴いてみたら変拍子バシバシでインド風味のハードコアフュージョンだったので、気に入ってしまったアルバムです。6曲目はその点シンプルなビートだったですけど。インド的なヴォーカル、楽器が随所にちりばめられていて、そういう意味でも独特な雰囲気を持っています。ゲストもスゴいですけどリーダーがかなりスゴい人だった(曲も、テクニックも)ので、変拍子とかハードコア・フュージョンが好きな人は聴いてみてもいいんじゃないかな、と思います。


Bada Boom/Ranjit Barot(Ds, Vo, Konnakol, Key, Key Prog)(Abstract Logix)(輸入盤) - Released 2010. John McLaughlin(G on 1), Matthew Garrison(B on 1), Mattias IA Eklundh(G on 1), Palakkad Sreeram(Synth on 1-2, Fl on 2, Vo on 5), Harmeet Manseta(Key, P on 1-5), Sanjay Divecha(G on 1, 3), Punya Srinivas(Veena on 1), Tim Garland(Ss on 2, Ts on 4, Saxes, Fl on 5), Dominique DiPiazza(B), U. Rajesh(E-mandolin on 2, 4), Marc Guillermont(G on 2), Amit Heri(G on 2), Pete Lockett(Per on 2), Aydin Essen(Key on 3), Taufique Qureshi(Djembe, Per on 3, Per, Vo on 4), Sridhar Parthasarthy(Indian Per, Djembe on 3, Per on 6), Suzanne D'mello(Vo on 3), Samantha Edwards(Back Vo on 3), Thomson Andrews(Back Vo on 3), Leon DeSouza(Back Vo on 3), Thiru Moorthy(Nadaswaram on 3), Zakir Hussain(Tabla on 4), Elie Afif(B on 4), Chandana Bala(Vo on 4), Patras Nath(Fl on 4), Gwilym Symcock(P on 5), Mohini Dey(B on 5), Dhruv Ghanekar(G on 5), Scott Kinsey(Key on 6), Wayne Krantz(G on 6), Nicolas Fiszman(B on 6), Kirti Sagathia(Vo on 6), Neuman Pinto(Back Vo on 6), Bianca Gomes(Back Vo on 6) - 1. Singularity 2. T=0 3. Revolutions 4. Supernova 5. Dark Matter 6. Origin

(10/12/05)2-3曲目がインドのトラディショナルで、他はランジット・バロットの作曲。曲ごとに多彩なゲスト。1曲目のジョン・マクラフリンと6曲目のウェイン・クランツに目が行きますが、トータルでハードコアフュージョンとインドの音楽の融合が心地良いし、場面によってはスーパーテクニックを見せつけています。インド的な香りのヴォーカルも特色。いきなり変拍子ファンクで、それでも流れるように苦もなく展開する、ギターの活躍度も高い1曲目、インドの曲ですが、西洋音楽の楽器も利用して、割とハードコアな曲に仕上がっている2-3曲目、ザキール・フセインのタブラが印象的なミディアムテンポの4曲目、変拍子で盛り上がりと静かな場面の差が激しい5曲目、珍しくシンプルな4拍子のファンクのリズムで突き進んでいく6曲目。

2010/12/04

The Complete Remastered Recordings on Black Saint & Soul Note - Enrico Rava

Enricocomp
このシリーズを聴いたのはこれで4BOXになります。今回のは8月に入手したもの(その時点で発売から1-2か月経っていた)なので、だいぶ遅れての紹介です。ちょうどECMにも’70年代や最近エンリコ・ラヴァのリーダー作が吹き込まれていますが、ECMの空白の間に発売されていてその間を今回埋めることができました。’80年代後半から’90年代にかけては国内盤も多く発売されていても、Soul NoteやBlack Saintは輸入盤しかなかったので、今回はじめて聴くアルバムばかり。4枚目にジョン・テイラー、5枚目にジャンルイジ・トロヴェシが参加しているのも要注目、っていう感じでした。また、あまり落ちついてもいず、いろいろ冒険的なこともやっていたことが分かりました。


The Complete Remastered Recordings on Black Saint & Soul Note - Enrico Rava - 5CD Set(Black Saint/Soul Note - Cam Jazz)(輸入盤)
Il Giro Del Giorno In 80 Mondi/Enrico Rava(Tp) - Recorded February 1972. Bruce Johnson(G), Marcello Mells(Ds), Chip White(Ds) - 1. C.T. 'S Dance 2. Back To The Sun 3. Xanadu 4. Attica 5. Il Giro Del Giorno In 80 Mondi 6. To Start With 7. Olhos De Gato

Andanada/Enrico Rava(Tp, Flh) - Recorde May 6 and 7, 1983. Pietro Tonolo(Ts), Franco D'Andrea(P), Giovanni Tommaso(B), Bruce Ditmas(Ds) - 1. Bowery Dance 2. Lost And Found 3. Rhapsody In Blue 4. Traveling Light 5. Andanada 6. On Stage 7. Bums 8. Theme From "Juliet Of The Spirits"

Rava String Band/Enrico Rava(Tp, Flh) - Recordeed April 11 and 12, 1984. Augusto Mancinelli(G), Giovanni Tommaso(B), Tony Oxley(Ds), Nana Vasconceros(Berimbau. Gongs, Per, Voice), Roberto Marchio(Vln), Alberto Stagnoli(Vln), Gabriel Guida(Viola), Benardino Penazzi(Cello) - 1. Verde Que Eu Te Quero Ver 2. String Band 3. Operetta 4. A Note Is A Note 5. Still Life 6. Chanana 7. More From Giuletta 8. Sensatez

Secrets/Enrico Rava(Tp, Flh) - Recorded July 7 and 8, 1986. Augusto Mancinelli(G), John Taylor(P), Furio Di Castri(B), Bruce Ditmas(Ds) - 1. Cornette 2. Secrets 3. Da Silva 4. Holiday For Strings 5. Tomo Y Recuerdo 6. Planet Earth 7. Monky Tonk

Electric Five/Enrico Rava(Tp, Flh) - Recorded September 29 and 30, 1994. Gianluigi Trovesi(As, Bcl), Roberto Cecchetto(G), Domenico Caliri(G), Giovanni Maier(B), U.T. Ghandi(Ds) - 1. Da Silva 2. Fragile 3. The Fearless Five 4. Lavori Casalinghi 5. Milestones 6. Overboard 7. La Strada 8. Fete 9. Satie For Two 10. Lady Orlando 11. Boplicity

(10/12/04)最初の1枚がBlack Saintで’72年録音。他はSoul Noteで’83年から’94年にかけて録音。一部を除いてエンリコ・ラヴァの作曲が多いです。Black Saint盤はフリー色もありますけど、レーベルカラーの割には比較的オーソドックスな演奏が目立ちます。時期が時期だけにマイルスの影響も何となくあるような気が。他のアルバムも、ファンクだったりフリーだったり4ビートだったりといろいろですが、エンリコ・ラヴァの温かみのあるトランペット(フリューゲルホーン)の場面も。ただ、時代を経てもフリーなどの硬派なところ、ファンクなところはバッチリあります。3枚目は珍しくストリング・クァルテットやナナ・ヴァスコンセロスも参加。4枚目はメンバー的にも冒険的なサウンド。5曲目はその名のとおりエレキ・ギターが活躍しています。

2010/12/03

さらば、マーチン(Martin)D-28

101123martind28
「このギター、うちでは買い取れません」

ボディにはほとんどキズもなくて、ていねいに保存しておいたので、適価で買い取ってもらって、「ヴィンテージ美品」として売り出されることを想定していた自分は、愕然としました。このギター、’79年製だと思いましたが、市場価格も新品価格前後で、そんなに価値の出ているものではなかったし。

最初に行った店は、先日ディスクユニオン JAZZ TOKYOに行った帰り、楽器店にあちこち寄って、マーチンに関してはいちばんしっかりしているな、と思ったA楽器店。ネックの部分の反りに難点があり、とのこと。でも、全然それに気がつかなかった自分も、反省。やっぱりギター演奏の友人たちとの交流が何十年もなかったから、の失敗。あまり気になっていたかったですし。それにこのところほとんど弾いてなかったですしね。

ギターの査定って、結局キズがいかにないか、ではなくて、ネックが持ち上がってないか、反りがないか(つまるところ弾きやすさが維持できているか)、というところばかりをまず重点的に見ます。私の若い頃の間違った知識で、「マーチンのギターはネックは永久保証で、弦を張りっぱなしでも反らない」というのを信じ切っていたんですね。やっぱり長く弾かない時は、弦を緩めておかなければダメだ、と今更ながら思いました。

これは全滅かな、と思って、半分あきらめつつも、次のB楽器店はじめいくつかまわる。査定してもらって、そこでもやっぱりネックを重点的に見ていました。ネックの修理は必要だ、としながらもその修理の費用を差し引かれつつ、9万円弱の値段がついたところで、そこで買い取ってもらいました。最初お店の「買い取れない」というパンチ(他のお店では値段を出してくれたので、そこのお店の美学なのかもしれませんが)を受けなければ、10万円に届かなかったら売らないで帰ってこようと思ったのですが、もう10年持っていたとしても、ヴィンテージどころか余計にネックが反って価値の無いものになってしまうので、ここが決断時かな、と。

そういうわけで31年間所有していた(よく弾いていた時期は若い頃だけだったので、やっぱり「所有」という言葉が的確なのかも)マーチン(Martin)D-28を手放してきました。さらば、マーチンD-28。

ギター、うまく修理ができて、次のオーナーの方に満足して弾いてもらえることを願ってます。こういうことがあるから、オークションの直の取引は、私は売る方も買う方も尻込みしてしまうんですね。


(追記)あとから考えてみると、大手楽器店はそれぞれにリペア(修理)の部門を持っていて、中古品は調整して再販売するとのことで、それぞれの会社ごとに方針があって、私のギターの状態が決定的に悪かった、ということでもなさそうでした。

2010/12/02

Dirty & Beautiful Volume 1/Gary Husband

Garydirty
アラン・ホールズワース目当てで買ったものの、彼はあまり目立っておらず、逆に6曲目にだけ参加しているジョン・マクラフリンがかなりスゴかった印象があります。まあ、ゲストが色々と豪華なので、それだけでも楽しめてしまいますが。ジャンル的にはハードコア・フュージョンなので、聴く人をある程度選んでしまうということはあるかもしれませんけど、こういう方面が好きな人にはけっこうイケるんではないか、と思っています。リーダーのゲイリー・ハズバンドはドラムスだけではなくて、多重録音でキーボードまでやってしまう人。これをライヴでどう再現するかなあ、という心配はありますが、アルバムとしてはけっこう好みだったです。


Dirty & Beautiful Volume 1/Gary Husband(Ds, Key)(Abstract Logix)(輸入盤) - Released 2010. Allan Holdsworth(G on 1, 3, 11), Jan Hammer(Key on 1), Jimmy Johnson(B on 1, 3, 6-7, 11), Laurence Cottle(B on 2, 8), Jerry Goodman(Vln on 3), Robin Trower(G on 4), Livingstone Brown(B on 4), John McLaughlin(G on 6), Steve Hacket(G on 8), Steve Topping(G on 10), Steve Price(B on 10), Mark King(B on 12) - 1. Leave 'Em On 2. Bedford Falls 3. Between The Sheets Of Music 4. Yesternow - Preview 5. Aftergrow 6. Dreams In Blue 6. Ternberg Jam 8. Moon Song 9. Swell 10. The Maverick 11. Boulevard Baloneyo 12. Alverstone Jam

(10/12/01)1曲目がアラン・ホールズワース作で、ゲイリー・ハズバンド作は7曲と(2、5-9、11曲目)マーク・キングとの共作(12曲目)が1曲。ドラムスとキーボードを多重録音している曲が多い。ギタリストの中では、6曲目のジョン・マクラフリンのギターがものすごいのだけれど、自分がお目当てのホールズワースは3曲に参加している割にはあまり目立たない感じ。それでも、それぞれのパートでこれだけのギタリストやベーシストなどが集まってくるのはスゴいことなので、ハードコア・フュージョンが好きだったら聴いてみる価値はあるかも。キーボード(&ドラムス)だけのソロ曲(5、9曲目)やベースと、ドラムス&多重録音のキーボードの曲(2、7、12曲目)も目立ちます。自由度の高い曲もあるけれど、やはりファンク的な感じが多め。

« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

Amazon検索

HMV検索

  • HMV検索
    検索する
2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

メールアドレス

友人が運営しているサイト