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2010/11/15

インランド・フィッシュ/吉沢元治

Yoshizawainland
「70年代日本のフリージャズを聴く!」3日目。今日のアルバムは1-3曲目がベース・ソロ、4曲目がドラムスとのデュオでのライヴです。ベース・ソロで3曲もたすのは大変だろうと思うのですが、サウンドカラーや奏法など、いたるところに工夫があって、飽きることがありません。ただし、やっぱりフリーなので、聴く人を選ぶアルバムということにはなってしまうと思うのですが。反面、好きは人には、この表現が、ある程度日本独自の空間や間を生かしたフリーになっていることに気がつくかも。聴いていて日本的な情景が目の前に浮かんできました。この時代の日本のフリージャズは、豊かな時代だったんだなあ、と改めて思います。


インランド・フィッシュ/吉沢元治(B)(P.J.L.)
Inland Fish/吉沢元治(B)(P.J.L.) - Recorded September 13, 1974. 豊住芳三郎(Ds on 4) - 1. Inland Fish 2. Mado - Window 3. Fragment 1 4. Correspondence

ライヴ。1-3曲目の作曲は吉沢元治、4曲目は2人の作曲となっていますが、全部フリー・インプロヴィゼーションだと思います。ベースのフリーのソロで、アルコ奏法、時にピチカート奏法、その他特殊な奏法からメロディ、非メロディが空間表現とともに繰り出してきて、楽器の構造上、演奏が難しいと思われるのに、低音からかなりの高音までくまなく出して、素晴らしい思索的な、時に高揚した激しいフリージャズになっています。表現は特集にしても、当時の日本でここまで表現できるベーシストがいたのかと驚かされます。こういう演奏がホールで行われていたので、当時はフリージャズはもっと身近だったのでしょう。曲によって陰影があったり明るめだったりとさまざま。4曲目のデュオはお互いの間合いをはかりながらの語り合ってます。(03年10月22日発売)

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コメント

こんにちは。
シリーズを静かに拝読しています。掲載CDのすべて(今のところ)が未聴盤で、当時なんとなく表現の極北っぽく感じて手が出なかったことを思い出しました。パワーアンドインスピレーションで聴いて、この「陸封魚」はとても気になっていたのですけど。この時代のフリージャズ、あるいは日本のジャズは自然な独自性が開花し、とても美しい花だったように思うのです.

>kenさん

’70年代日本のフリージャズ関係のアルバム、P.J.L.から再発で’03-04年に30枚出ていて、持ってなかった10枚のうち9枚を昨年のCDショップの閉店セールで購入しました。

在庫の無かった1枚(それが「インスピレーション&パワー」です。)は昨年中古しかなかったけれども入手、ブログにアップしてます。でも、すでに昔買った20枚はブログをはじめる前だったので、ホームページでしか見ることができません。しかも特集ページを作ってないので、このあたりのページを見ていただくと、以前聴いたのが掲載されてます。

http://homepage3.nifty.com/kudojazz/jazz2003912re.htm

http://homepage3.nifty.com/kudojazz/jazz200414re.htm

今回の9枚は当時は買わなかった落ち穂拾いのつもりでしたが、いやいやスゴいアルバムばかりですよ。当時の日本のフリージャズはスゴかったんだなあ、と思います。

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