私の運営するホームページ

掲示板

Twitter

無料ブログはココログ

« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »

2010/10/31

日産ジューク(JUKE)ターボに興味あり

Juke
実際には発売の正式発表が11月上旬とのことで、価格や細かいスペックなどが発表されていないのですが、日産車で久しぶり(GT-R以外では)のターボモデルが出るようですね。ただ、日産のホームページやチラシなどで予告はすでに出ていますね。

日産ジューク(JUKE)ターボは、1.6リッターターボで、1.8リッターなみの燃費と2.5リッターなみの走りを実現、ということなので、非常に興味があります。かなりスポーティーな印象ですね。以前出たスカイラインクロスオーバーは3.7リッターエンジンのみの高級志向の車だったので、ガソリン食いだし、価格面でも買い換えの動機付けの件でも、買おうというところまでには至りませんでした。

ただ、我が家は5人家族。しかも5人同時に乗って荷物も大量に載せることもあり、今のステーションワゴン「ステージア」からのジュークへの買い替えは、車利用の面からも、ちょっとムリだなあ、ということが分かります。要件を満たすにはミニバンのエルグランドしかないのですが、私はミニバンには興味なしだし。ジュークターボは一人で走って楽しむ分にはかなり良さそうなんですけれどもね。

ジュークは4メートルちょっとの長さしかなく、ディーラーの人に聞いても、5人乗れても荷物は載らないそうです。うちの利用目的には合わない、ということで、ディーラーと価格交渉もすることなく、今回もあきらめ、ということになりそうです。セカンドカーを持つ余裕も、実際のところ買い替える余裕も、今の景気の状況や財政状態では厳しいのですが、せめて情報だけ集めて、夢だけでも見て満足感を得ている感じですね(笑)。これならタダですし。

さ、その分CDを買うことにしよう(笑)。


(追記)11月2日、日産の公式サイトにジューク・ターボの正式発表が出て、詳細が分かりました。

2010/10/30

「日経ベストPCプラスデジタル」2010年冬号購入

「日経ベストPCプラスデジタル」2010年冬号を通販で購入しました。最近は本の通販の送料が無料になっているところがあるので、このような680円の本も気軽に注文できるようになりました。

特集は「最新パソコン購入ガイド300」と、3カ月に1回のモデルチェンジに合わせていて、今の季刊形式の発行が向いているような気がします。仕事でもパソコンを使うので、そろそろWindows7の携帯ノートパソコンを、と思っていたのですが、今回は決め手となる機種がなかったので、ちょっと見送りだな、と思います。

まあ、前のXPの携帯ノートを、この前のマイクロソフトアップデートでXPマシンのメモリーのリソースを食ってしまう問題があった時に、512MBのメモリーから1280MBに上げてしまったので、5年前のマシンとは言え、快適になったんですけれどもね。増設メモリーも3千円台で買えましたし。

また、インクジェットプリンターの特集も掲載されてました。今はスキャナーや液晶表示などもついて2-3万円台の機種が多いようですけど、単純にインクゲットプリンターの機能だけでいいんだけどなあ、と昔のプリンターを懐かしがったりしています(笑)。すでに時代についていけなくなった証拠かも(笑)。

単純計算でも仕事とプライベート合わせると、少なくとも2年に1台はパソコンを買い替えたり、買い足したりしているので、この雑誌、私にとってはけっこう便利なものとなっています。これからも買い続けるでしょうね。

2010/10/29

Sophisticated Ladies/Charlie Haden Quartet West

Charliesophi
チャーリー・ヘイデンが「クァルテット・ウエスト」というアルバムを録音したのが’86年のことなので、もうずいぶん前になります。それがバンド名として定着して、時に続けて、時に間隔が開いたりして、今数えてみたら、このアルバムで7枚目(だったかな?)。もう、けっこう長いですが、ドラムス以外は初期のメンバーが続いています。彼は過激な演奏もすれば、このように古き良き時代も感じさせる曲もあったり聴きやすい曲もあったりする「クァルテット・ウエスト」もあるのですから、やはりやりたいことはいろいろあるようなんですね。ヴォーカルも超豪華で、量的には売れるアルバムになるんではないかと思います。


Sophisticated Ladies/Charlie Haden(B) Quartet West(EmArcy)(輸入盤) - Recorded May 20 and 21, June 4, July 12 amd 26, 2010. Ernie Watts(Ts), Alan Broadbent(P), Rodney Green(Ds), Guest: Cassandra Wilson(Vo on 5), Diana Krall(Vo on 11), Melodit Gardot(Vo on 1), Norah Jones(Vo on 3), Renee Fleming(Vo on 9), Ruth Cameron(Vo on 7), String Orchestra(On 1-2, 5, 7, 9, 11) - 1. If I'm Lucky 2. Sophisticated Lady 3. Ill Wind 4. Today I Am A Man 5. My Love And I 6. Theme From "Markham" 7. Let's Call It A Day 8. Angel Face 9. A Love Like This 10. My Old Flame 11. Goodbye 12. Wahoo

(10/10/28)スタンダードやジャズメン・オリジナルの曲を、ヴォーカル入り(奇数曲目)とインストルメンタル(偶数曲目)の曲で、超豪華なヴォーカル陣を配してのアルバムになっています。カサンドラ・ウィルソン(5曲目)、ダイアナ・クラール(11曲目)、メロディ・ガルドー(1曲目)、ノラ・ジョーンズ(3曲目)、ルネ・フレミング(9曲目)、ルース・キャメロン(7曲目)と、これだけでも垂涎もの。基本的には奇数曲目のヴォーカル曲にストリングスが入りますが、3曲目にはなくて、2曲目のタイトル曲にストリングスが入ります。ストリングスはアラン・ブロードベントのアレンジで、クァルテットはチャーリー・ヘイデン。アップテンポの曲はインストルメンタル(2曲目後半、4、12曲目)にありますが、ヴォーカル曲はスローなバラードでゴージャスな感じ。

2010/10/28

スケッチ・オブ・スペイン/ルー・ソロフ

Lewsketch
何と、あの名作「スケッチ・オブ・スペイン」のスコアを再現したそうです。曲名、曲順も同じ。アドリブパートもあるでしょうけれども、聴いた感じ、ほとんど違う感じはしなくて、ビックリしました。ジャズでこういう再現音楽を演奏する意味があるのかどうかは議論のあるところだと思いますが、今後はこういう再現の仕方も増えてくるのでは、と思います。原曲のアルバムの方を聴いて比較しながらは書いてないのですが、やっぱりマイルスはマイルスだな、超えることはできないかな、という感じもしますし。古いマスターテープの保存状態や録音の条件などでも、今再録音する意味もあるんじゃないかな、とは思うのです。でも、賛否両論あるだろうなあ。


スケッチ・オブ・スペイン/ルー・ソロフ(Tp)(Birds Reords)
Sketches Of Spain/Lew Soloff(Tp)(Birds Records) - Recorded May 21 and 25, 2008. Steve Richman(Cond), Harmonie Ensemble New York: Dominic Derasse(Tp), Kanny Ramption(Tp), Joe Giorgianni(Tp), Marc Osterer(Tp), Ed Joffe(Reeds), Ralph Olsen(Reeds), Rick Heckman(Reeds), Charles Pillow(Reeds), Ron Jannelli(Reeds), Mike Seltzer(Tb), Earl McIntyre(Tb), R.J. Kelley(French Horn), Doug Lyons(French Horn), Vincent Chancey(French Horn), Marcus Rojas(Tuba), Stacey Shames(Harp), Francois Moutin(B), Jim Musto(Ds), Jon Hass(Per), Erik Charlston(Per) - 1. Concierto De Aranjuez 2. Will O' The Wisp 3. The Pan Piper 4. Saeta 5. Solea

「マイルス・デイヴィスとギル・エヴァンスの「スケッチ・オブ・スペイン」のオリジナル・スコアを完全に再現した」とCDのオビにあり、曲目も曲順も一緒のアルバムが出来上がりました。ジャズは本来楽譜のほとんどない音楽なので再現性はほとんどないのですが、ビッグバンドだと楽譜が残っていて、これからはその再現のためのクラシック化も音楽を聴く上の選択肢には入るのかなと思います。もちろん、アドリブの部分もあるでしょうけれど、当時の、あるいはアルバム全体の雰囲気を壊さないように演奏されています。ジャズはオリジナル(元の演奏)を聴け!ということが原則にはあるでしょうけれど、こういう再現音楽もまた重要性を増してくるんじゃないでしょうか。価値があるかないかのご判断は聴く人の耳にゆだねてしまうにしても。(10年10月20日発売)

2010/10/27

The Complete Remastered Recordings on Black Saint & Soul Note - Paul Motian

Paulcomplete
Black Saint & Soul NoteのBOXセットです。前に届いたものと最近届いたもので、エンリコ・ピエラヌンツィ、エンリコ・ラヴァ、ジョージ・ラッセルが未聴ですが、ポール・モチアンは何とか今回聴き通しました。4枚目の「Notes」に関してはブログをはじめたあとに単独で買っていて、記事があります。アルバムごとの紙ジャケで入っているので、これらも1枚ずつコメントしていけばいいのかもしれませんけど、分量の多さに負けてしまって、BOXでもコメントは1枚分で、ということになってしまうことをお許しください。ただ、今回、ジョー・ロヴァーノやビル・フリゼールの参加作がレーベルを超えて穴埋めができたということで、貴重なBOXだと思います。値段も安かったし。


The Complete Remastered Recordings on Black Saint & Soul Note - Paul Motian - 6CD Set(Black Saint/Soul Note - Cam Jazz)(輸入盤)
The Story Of Maryam/Paul Motian(Ds) - Recorded July 27 and 28, 1983. Jim Pepper(Ts, Ss), Joe Lovano(Ts), Bill Frisell(G), Ed Schller(B) - 1. 9x9 2. 5 Miles To Wrentham 3. The Owl Of Cranston 4. Trieste 5. Look To The Black Well 6. The Story Of Maryam

Jack Of Clubs/Paul Motian(Ds) Quintet - Recorded March 26-28, 1984. Jim Pepper(Ts, Ss), Joe Lovano(Ts), Bill Frisell(G), Ed Schller(B) - 1. Jack Of Clubs 2. Cathedral Song 3. Split Decision 4. Hide And Go Seek 5. Lament 6. Tanner Street 7. Drum Music

Misterioso/Paul Motian(Ds) Quintet - Recorded July 14-16, 1986. Jim Pepper(Ts, Ss), Joe Lovano(Ts), Bill Frisell(G), Ed Schller(B) - 1. 1. Misterioso 2. Abacus 3. Once Around The Park 4. Gang Of Five 5. Pannonica 6. Folk Song For Rosie 7. Byablue 8. Dance 9. Johnny Broken Wing

Notes/Paul Bley(P)/Paul Motian(Per) - Recorded July 3 and 4, 1987. - 1. Notes 2. Batterie 3. Piano Solo No.1 4. West 107th Street 5. Just Us 6. No.3 7. Turns 8. Ballad 9. Excerpt 10. Love Hurts 11. Inside 12. Finale 13. Diane

One Time Out/Paul Motian(Ds) Trio - September 21 amd 22, 1987. - Joe Lovano(Ts), Bill Frisell(G) - 1. One Time Out 2. If You Could See Me Now 3. For The Love Of Sarah 4. The Storyteller 5. Portrait Of T. 6. Morpion 6. Monk's Mood 8. Good Idea 9. Circle Dance

Flux And Change/Enrico Pieranunzi(P)/Paul Motian(Ds) - Recorded Augusat 27, 1992. - Suite No.1: 1. Hazard Rate 2. What Is This Thing Called Love? 3. Double Act 1 4. Abacus 5. Pianologue 1 6. Someday My Prince Will Come 7. Drumlogue 1 8. Double Act 2 9. When I Fall In Love 10. Double Act 3 11. Drumlogue 2 12. Things Ain't What They Used To Be Suite No.2: 13. Sweet Little Swan 14. The Inch Worm 15. Double Act 4 16. All The Thing You Are 17. For Your Peace Suite No.3: 18. Drumlogue 3 19. St. Thomas 20. Freedom Jazz Dance 21. Alice In Wonderland 22. Anthropology 23. Straight No Chaser

(10/10/26)元は全部Soul Noteからの発売。ジョー・ロヴァーノ、ビル・フリゼールを含むクインテットが1-3枚目で、彼らのトリオが5枚目。’81年にECMより「Psalm」(クインテット)、’84年に「It Should've Happened A Long Time Ago」(トリオ)が出ていて、その後’88年からBamboo(JMT)レーベルでトリオ・プラス・アルファの作品が出る間を埋める演奏として貴重かも。ECMよりは抑制のタガが外れていて、より自由に、外向的なサウンドの面もあれば、内省的な面もあるアルバム群。フリーに聴こえる部分もあり。4枚目「Notes」は単独購入をしていて、別項あり。エンリコ・ピエラヌンツィとのデュオの6枚目は、ライヴの演奏で、フリーな場面もあるし、短い曲を立て続けに演奏して、60分強で24曲を詰め込んでいて、聴きごたえあり。

2010/10/24

Live As Always/The Dave Liebman Big Band

Daveliveas
デイヴ・リーブマンはリーダー作や共演作で次々とアルバムを発表しているので、全然追いついていかないのですが、それでも何とか少しでも買っています。このアルバムはビッグ・バンド作。やはりこれも時代の流れで、昔みたいなグレン・ミラー楽団とかのスイング・ジャズとは違って、ビッグ・バンドのアレンジも、演奏するにも聴くにも難しい時代になってきてます。個人的にはこういう流れは大歓迎ではありますが、4ビートでもなく、昔懐かしいホーン・サウンドもチョロッとでてくるだけで、時にクラシックや現代音楽を聴いている気分にもなるので、やはり聴く人を選ぶ時代になって来てしまったかな、とも思います。このアルバムではリーブマンのソロが中心ですが、他の人のソロも多少入っています。


Live As Always/The Dave Liebman(Ss, Wooden Fl) Big Band(Mama Records)(輸入盤) - Recorded October 13, 2005 and April 7, 2007. Gunnar Mossblad(As, Ss, Fl, Cl), Charles Pillow(As, Oboe, Fl), Dave Riekenberg(Ts, Fl, Cl), David Lown(Ts, Cl), Jay Brandford(Bs, Bcl on 1-2, 4, 6), Chris Karlic(Bs, Bcl on 3, 5), Danny Cahn(Tp, Flh), Bob Millikan(Tp, Flh), Dave Ballow(Tp, Flh), Patrick Darian(Tp, Hlf), Tim Sessions(Tb), Scott Reeves (Tb, Aflh), Sam Burtis(Tb), Jeff Nelson(Btb), Jim Ridi(P, Synth), Vic Juris(G), Tony Marino(B), Mark Maechinko(Ds) - 1. A Bright Piece 2. As Always 3. Anubis 4. New Breed 5. Philippe Under The Green Bridge 6. Turn It Around

(10/10/23)全曲デイヴ・リーブマンの作曲。5人のアレンジャーでのスコアで、編成はオーソドックスなビッグ・バンドながら、サウンドはシャープなところもあったり、木管に持ちかえたり、現代的なジャズっぽくない一面もあって、起伏に富んでいます。映画音楽のようにしっとりとはじまったと思ったら、ノリの良い速いパッセージのメロディで自在にサウンドが変化していく1曲目、クラシック的に柔らかく包み込まれるようなサウンドの盛り上がりのあるバラードの2曲目、ウッド・フルートからはじまるドラマチックな構成で少しエキゾチックな14分台の3曲目、これまた緩急自在でシャープなジャズのカッコ良さも聴かせる4曲目、ビッグバンドにしてはけっこう内省的なバラードの5曲目、キレのいいリズムに乗って中盤で盛り上がっていく6曲目。

2010/10/23

Giya Kancheli/Themes From The Songbook/Dino Saluzzi/Gidon Kremer/Andrei Pushkarev

2188
今日もECMレーベルです。今日のアルバムもまたクラシック/現代音楽でない、映画音楽の小品集ということで消極的な理由でのジャズへのジャンル分けをしようかな、と思ったら、このブログ、映画音楽でジャンルを作ってありました。少々ホッとしています。あまり細かくジャンル分けをすると、わけが分からなくなるので、あまりやってません。でも、現代音楽家が映画音楽も作っていたとは、驚きです。しかも現代音楽の延長線上ではなくて、あくまでも映画音楽として(コマーシャルな映画ではなさそうですけど)。淡々とした静けさと温かみのある曲が多いので気に入っています。でもジャズではなく、ECM New Seriesとの境目にあるアルバム、ととらえた方がいいのかも。


Giya Kancheli/Themes From The Songbook/Dino Saluzzi(Bandoneon)/Gidon Kremer(Vln)/Andrei Pushkarev(Vib)(ECM 2188)(輸入盤) - Recorded May 2010. Jansug Kakhidze(Vo, Cond on 20), Tbilli Symphony Orchestra(on 20) - 1. Herio Bichebo From Earth, This Is Your Son 2. Theme From Bear's Kiss 3. Main Theme From The Crucible 4. Theme From As You Like It 5. Theme From Don Quixote Var.1 6. Theme From Hamlet Var.1 7. Theme From King Lear 8. Theme From Don Quixote Var.2 9. Main Theme From Kin-Dza-Dza 10. Main Theme From The Role For A Beginner 11. Theme From Twelfth Night 12. Main Theme From Cinema 13. Theme From Hamlet Var.2 14. Waltz From Richard 3 15. Theme From Mimino 16. Theme From Don Quixote Var.3 17. Waltz From The Eccentrics 19. Theme From Hamlet Var.3 20. Herio Bichebo From Earth, This Is Your Son

(10/10/22)ギヤ・カンチェーリは20-21世紀のグルジアの現代音楽家ですが、映画音楽の作曲家の面も持っていて、ここでは映画音楽がメインになっています。’72年から’02年までの映画の、多くはテーマが取り上げられています。3人のクレジットがありますけど、どうやら色々な組み合わせによるデュオの曲、それからソロの曲が多いようで、楽器のサウンドの性格や、メロディなどで、空間的で温かみのある、淡々とした曲が多く取り上げられています。かなりスペイシーな、訥々とした語りのようなフレーズが印象的。ヴァイブラホンやバンドネオンが、このレーベルにしては不思議と温かい。ラストの20曲目のみ、ヴォーカルとオーケストラ付きの演奏になっています。サウンド的には New Seriesとのボーダーレスな世界でしょう。

2010/10/22

Bold As Light/Stephan Micus

2173
ステファン・ミクスのアルバムがまた出ました。ECM New Seriesじゃないのでクラシック/現代音楽ではないという消極的理由でジャズの方にジャンル分けしているのですが、「一人多重録音無国籍的現代民族音楽」というジャンルでも作りたいところです。多重録音なので、即興の要素はどうなのか不明ですし。ただ、その異国情緒というか、国籍が入り混ざったところも面白いといえば面白い。6曲目はアフリカのカリンバをバックに尺八がメロディを奏でているし。おおむねヒーリング的要素が強く、「ダンス」とついている曲も流れていくような曲調ですが、その中でも9曲目だけはメロディアスでノリもほんの少しですが、あります。


Bold As Light/Stephan Micus(Voice, All Instruments)(ECM 2173)(輸入盤) - Released 2010. - 1. Rain 2. Spring Dance 3. Flying Swans 4. Wide River 5. Autumn Dance 6. Golden Ginkgo Tree 7. The Shrine 8. Winter Dance 9. The Child 10. Seven Roses

(10/10/20)全曲ステファン・ミクスの一人多重録音。ヴォイスや民族楽器を多重録音している時もあれば、単独で使用している曲もあります。日本的な情緒も含む、無国籍的な民族音楽的な要素はここでも健在です。使用楽器は Raj Nplaim、Zithar、Bass Zithar、Chord Zithar、Nohkan、Sho、Kalimba、Shakuhachi、Sindingといろいろな国の楽器を使用しつつ、日本の楽器が3つあるところも興味深いところ。春秋冬とダンスのタイトルの曲もありますけれど、やはり流れていくような民族的ヒーリング・ミュージックのサウンドで、躍動感とは対極にあります。むしろ日本の静かな踊り(あるいは推測ですが、能など)のイメージに近いのでは。日本的な楽器の奏法については、かなりそれらしくせまっています。ヨーロッパでは人気があるのでは。

2010/10/21

Forever/Eddie Gomez/Cesarius Alvim

Eddieforever
知名度の点からか、エディ・ゴメスの名前が先に出てきていますけど、デュオなので2人でひとつという面もあるし、Cesarius Alvimの曲が5曲もあって、むしろ彼の方が主役なのかな、という気もしています。ひとつひとつの曲も短く、割とあっさりと録音している感じもあります。それでもエディ・ゴメスはリラックスしているように見えて、時々スゴいフレーズを出してきますが。ただ、躍動感のある曲も少しありますが、多くの曲は割と淡いサウンドが基調になっていることもあって、アルバムとしてはやや地味かな、とも思います。でも、悪くはないですけれども。秋にはこういうサウンドも、いいかな、とも思います。


Forever/Eddie Gomez(B)/Cesarius Alvim(P)(Plus Loin Music)(輸入盤) - Recorded March 2010. - 1. Witch Hunt 2. Spring Is Here 3. Roda Vida 4. Shining Star 5. Forever 6. Children's Song - A Tous Les Enfants De Monde 7. Ode To A Dream 8. The Dolphin 9. Lady CB 10. Invitation 11. Boreal Paysage

(10/10/19)エディ・ゴメスの作曲は5曲目のバラードのタイトル曲だけで、Cesarius Alvimの曲が5曲(3-4、6-7、11曲目)。他はスタンダードやジャズメン・オリジナルなど。主役はピアノの方か。52分で11曲と、演奏時間が3-6分台の曲ばかりで、簡潔なイメージがあります。ピアノは大部分の曲では、少し淡い感じのメロディアスで優しい感じの人。1曲目だけはゴツゴツとしていて浮遊感を伴うフレーズで、ヒトクセある感じです。ベースも常に超絶技巧というわけではなく、彼らしさを残したまま、リラックスして弾いている感じ。でも時にスゴいことをやってますね。Alvimのオリジナルは、3曲目についてはリズムやテーマがけっこう凝っていて、モーダル系も顔を出しています。他に淡い雰囲気の曲やメロディアスなバラードの曲もあり。

2010/10/20

Arditti/Twelve Caprices/Uri Caine

Uritwelve
久しぶりのWinter&Winterレーベル。このレーベル、最近は気に入ったミュージシャンしか買っていないので、全然追いかけきれていません。でもユリ・ケインのアルバムはジャズ、クラシック(このレーベルでは両方出しています)問わず、買ってしまいます。ただ、ジャンルとしてはクラシックに通販では置いてあったですけど、確かにピアノとストリング・クァルテットを使った現代音楽のようにも聴こえる。でも、ピアノのフレーズが大部分硬質なフリージャズになっているんですよね。グワ~ンとピアノを叩きつけたり、記譜では表現できないようなフレーズ満載。たぶん、インプロヴィゼーションでやっている場面が多いのかな。ヨーロッパではウケそうですが、日本ではどういう層がターゲットか、今ひとつ分かりにくいかも。


Arditti/Twelve Caprices/Uri Caine(P)(Winter&Winter Music Edition 910171-2)(輸入盤) - Recorded June 2009. Arditti String Quartet: Irvine Arditti(Vln), Ashot Sarkissjan(Vln), Ralf Ehlers(Viola), Lucas Fels(Cello) - 1-12. Caprice 1-12

(10/10/17)ユリ・ケイン作曲の、ストリング・クァルテットを従えた現代音楽の曲。無調っぽい曲がメインです。ただ、ことはそう素直なものではなくて、弦楽器の方は写真や演奏から記譜されたものだと分かるのですが、ピアノに関しては、記譜されているのかどうか(ピアノには譜面はありますが)、硬質なフリージャズ的なインプロヴィゼーションに聴こえる方が多く、聴感上、純粋な現代音楽というよりも、フリージャズと現代音楽のセッション(!)のように聴こえてしまいます。少なくとも現代音楽に強いクラシックのピアニストの演奏とは一線を画しています。もちろん調和のとれている演奏も。他のアルバムでもクラシック/現代音楽をはみ出していたり、ジャズとのボーダーレスな世界を創出しているので、驚くにはあたらないと思いますが。

2010/10/18

Quest For Freedom/Richie Beirach/Dave Liebman

Questforfree
もう20年以上前かな、グループ「Quest」としてリッチー・バイラークデイヴ・リーブマンが、他にドラムスとベースを加えてアルバムを何枚か出していた時期は。それ以外でも、この2人は何枚もアルバムをだしていますし、息の合ったところを今回も見せてくれています。アグレッシヴなところもあるグループでしたが、逆に息が詰まるほどに内省的なサウンドを聴かせる場面も多く、今回も最初と最後の曲は勢いのある曲(この2曲を聴いただけでも、ビッグバンドとこの2人にはぶっ飛ぶと思います)以外の、デイヴ・リーブマン作の2-6曲目は内省的なバラードが続きます。でも、今回のビッグ・バンドとの相性はバッチリ。ノリノリのビッグバンドではないので、聴く人を選ぶアルバムと思いますけど、けっこういいですよ。

Quest For Freedom/Richie Beirach(P)/Dave Liebman(Ss, Wooden Fl)(Sunnyside)(輸入盤) - Recorded June 18-20, 2009. Jim McNeely(Cond), Frankfurt Radio Bigband: Heinz-Dieter(As), Oliver Leicht(As), Tony Lakatos(Ts), Julian Arguelles(Ts), Rainer Heute(Bs), Buon Watson(Tp), Thomas Vogel(Tp), Martin Auer(Tp), Axel Schlosser(Tp), Gunter Bollmann(Tb), Peter Feil(Tb), Christian Jaksjo(Tb), Manfred Honetschlager(Btb), Peter Reiter(P), Martin Scales(G), Thomas Heidepriem(B), Paul Hochstadter(Ds) - 1. Pendulum 2. Jung 3. Vendetta 4. WTC 5. Port Ligat 6. Enfin 7. The Sky Is The Light

(10/10/18)Frankfurt Radio Bigbandとの共演作。リッチー・バイラーク作が1曲目、デイヴ・リーブマン作が2-6曲目、ジム・マクニーリー作が7曲目。かつてのバンド「Quest」の雰囲気も持たせる冒険的なアレンジで、ビッグバンドはオーソドックスな編成ながらもバックを盛り上げていく、けっこう聴きごたえのある75分間。内省的なバラードが多い。1曲目では昔聴いたテーマが出てきて、4ビートが基本ながらもソロにアグレッシヴさが出ています。アップテンポでガンガンと進むビッグ・バンドもシャープな1曲目、しっとりとしつつ浮遊感のあるバラードの2-3曲目、哀愁漂う幽玄でエキゾチックなバラードの4曲目、まださらに空間的でドラマチックなバラードが続く5-6曲目、メカニカルで複雑なサウンドとアンサンブルを提示する7曲目。

2010/10/17

カリベ/ミシェル・カミロ・ビッグ・バンド

Michelcaribe
ミシェル・カミロのライヴですが、もう16年前の’94年のものです。でも、油の乗り切っていた時期でもあって、しかもそれ以前の彼の曲としては有名な曲ばかりを再演しているので、かなり興奮度も高いです。彼のピアノも、ビッグ・バンドも、そしてキメの多さも、知っている人は懐かしいし、はじめて聴く人は演奏にビックリするかもしれません。ジャズではなくてラテンの曲なのですが、そういうノリが好きな人にはバッチリフィットするかもしれません。確かに「One More Once」という当時発売されたアルバムを買うと全曲スタジオ録音で入っているのですが、やはりこれは長時間演奏のライヴがいいです。本文ではベースが決め手かも、と書きましたけど、リズムはピアノ、ドラム、パーカッションも含めて素晴らしいですね。


カリベ/ミシェル・カミロ(P)・ビッグ・バンド(Sony)
Caribe/Michel Camilo(P) Big Band(Sony) - Recorded December 3, 1994. Anthony Jackson(B), Cliff Almond(Ds), Guarionex Aquino(Per), Jon Faddis(Tp), Michael Mossman(Tp), Ron Tooley(Tp), Virgil Jones(Tp), Dave Bargeron(Tb), Ed Neumeister(Tb), William Capeda(Tb), David Taylor(Btb), Chris Hunter(As, Ss), Alex Foster(As, Fl), Ralph Bowen(Ts, Fl), Lou Marini(Ts, Fl), Gary Smulyan(Bs) - 1. Why Not! 2. Dreamlight 3. Suite Sandrine - Part 3 4. Suntan 5. Just Kidden' 6. Not Yet 7. Caribe (初回特典のDVDの内容は割愛します)

全曲ミシェル・カミロ作。彼の故郷、ドミニカ共和国での凱旋ライヴ。同時期に発売された「One More Once」というアルバムの曲(そちらも再演曲多し)がこちらでも演奏されています。3曲目が15分、7曲目が何と25分と、全7曲で79分もの収録。ライヴならではの長時間の演奏の曲が多いです。今聴くとおなじみの曲が威勢のいいビートで飛び出して来て、しかも彼お得意のラテンビートなので、それだけでもうれしくなってしまいます。ガンガン弾きまくるピアノと、明るいラテンに合わせたストレートなビッグバンドアレンジが、キメがビシバシ決まります。そして勢いのある部分だけでなくて、静かな部分は渋くせまります。ライヴならではの臨場感で、フュージョン的ラテンを楽しめます。エレクトリック・ベースが全体のサウンドの決め手かも。(10年10月13日発売)

2010/10/16

Purcor - Songs For Saxophone And Piano/Trygve Seim/Andreas Utnem

2186
ECMレーベル3日目。まだあと何枚か入荷しないものもありますが、新譜ラッシュです。このアルバム、ちょっと陰影に富んだ曲もあるけれど、イメージ的に近いのは「レッド・ランタ/アート・ランディ、ヤン・ガルバレク」(ECM1038)ではないかと思います。素直なイージーリスニング的というか、クラシック的な曲調が多いのが特徴で、ジャズ的なインプロヴィゼーションはやっているにしても、いわゆるジャズ色はかなり希薄で、ジャズのカテゴリーに入れてもいいのかなあ、と思うぐらい。ただ、そういうアルバムなので、聴きやすい、ということはありますね。何度もかけてしまいそう。


Purcor - Songs For Saxophone And Piano/Trygve Seim(Ts, Ss)/Andreas Utnem(P, Harmomium)(ECM 2186)(輸入盤) - Recorded May 2008. - 1. Kyrie 2. Nu Seglar Vi Inn 3. Praeludium, Improvisation 4. Purcor 5. Responsorium 6. Credo 7. Pater Noster 8. Bhavana 9. Gloria, Improvisation 10. Solrenning 11. 312 12. Agunus Dei 13. Postludium, Improvisation 14. Nar Mitt Oye Trett Av Moye

(10/10/16)トラディショナルやフォークソングが4曲(7、10-11、14曲目)、2人のインプロヴィゼーションが3曲(3、9、13曲目)、他はそれぞれの作曲。ジャズというよりはヒーリング・ミュージック的で、レーベルカラーを生かしつつも素直な曲調のものが多いです。ある種民族的というか宗教的な神秘さも宿していると言ったら大げさでしょうか。間のある静かな曲も元気な曲もあり、50分と少しを14曲盛り込んでいるので、けっこう凝縮したエッセンスだと思います。クラシック的なものとの折衷と言えなくもない。インプロヴィゼーションの曲も、ジャズ的ではなく、クラシック的にちゃんと曲になっていて、ある意味BGM的にもなりそうな曲。美しいサウンドの世界が展開されています。フォークソングも、他の曲と違和感なく溶け込んでいます。

2010/10/14

The Rub And Spare Change/Michael Formanek

2167
2日続けてECMレーベルらしからぬ、ECMジャズのアルバムです。昨日も強烈だったけれども、今日も、1曲目だけはおとなしいですが、あとの曲は音数も多いし盛り上がりはあるし、フリー性がかなり強いし、ということで、レーベルよりも、メンバーを見てなるほど、と思うようなサウンドです。ただドシャメシャなフリーではなくて、このメンバーだと枠にハマりつつうまく飛翔していくので、フリー好きにはたまらない1枚ではないかと思います。聴く人を選ぶとは思いますが。しかし、スゴい。マンフレート・アイヒャーとマイケル・フォーマネクの共同プロデュースでも、ここまでやってしまうんだなあ、と今更ながら思ってしまいます。


The Rub And Spare Change/Michael Formanek(B)(ECM 2167)(輸入盤) - Recorded June 2009. Tim Berne(As), Craig Taborn(P), Gerald Cleaver(Ds) - 1. Twenty Three Neo 2. The Rub And Spare Change 3. Inside The Box 4. Jack's Last Call 5. Tonal Suite 6. Too Big To Fall

(10/10/14)全曲マイケル・フォーマネクの作曲。フリーの部分も構築された流れも変拍子もあり、複雑。レーベルイメージからすると予想を裏切る曲も。変拍子かつなだらかでエキゾチックな曲調がクラシック的でもあり、ドラマチックにユルく進行していく1曲目、慌ただしい変幻自在のテーマで、複雑に絡み合うビートの効いたよく弾む曲調の、アドリブもスリリングなフリー調にもなるタイトル曲の2曲目、メカニカルなユニゾンのテーマからアドリブに突き進むファンクビートの3曲目、ピアノから徐々に入るもフリーかつスピリチュアルな流れの4曲目、ミステリアスなテーマ、その発展形でアドリブがつながり絡み合って中盤何度か盛り上がる17分台の5曲目、ホーン、ベースのテンポとピアノのコンピングが絡み合いつつ自由に進む6曲目。

2010/10/13

Far Side/Roscoe Michell And The Note Factory

2087
ECMレーベルがまた少しずつ届きはじめました。今日のアルバムは強烈です。ECMとはいいながら、スティーヴ・レイクがアルバム・プロデュースをしているフリージャズ(いちおう作曲者はロスコー・ミッチェルですが)の世界。その方面に免疫のできていない人は覚悟を持って聴かないと、イタいめにあいます(笑)。ここに、クレイグ・テイボーンとか、ヴィジェイ・アイヤーとか知っている名前を見つけたからといっても、彼らの色ではなくて、あくまでもロスコーのフリーの世界の味付けなので、うかつに手を出さない方がいいのかも。ここまでやってくれると、最近こういうフリーをあまり聴いてないので、痛快ではありますが。かなり聴く人を選ぶアルバムでは。


Far Side/Roscoe Michell(Sax, Fl) And The Note Factory(ECM 2087)(輸入盤) - Recorded March 17, 2007. Corey Wilkes(Tp, Flh), Craig Taborn(P), Vijay Iyer(P), Jaribu Shahid(B), Harrison Bankhead(B, Cello), Tani Tabbal(Ds), Vincent Davis(Ds) - 1. Far Side / Cards / Far Side 2. Quintet 2007 A For Night 3. Trio Four For Eight 4. Ex Flover Five

(10/10/13)ライヴ。全曲ロスコー・ミッチェルの作曲。かなりフリーに近い作品だし、スティーヴ・レイクのアルバム・プロデュースが入っているので、ECMとしてはけっこう硬派。基本は2ピアノ、2ベース、2ドラムスのようです。1曲目は31分ほどあって、出だしの部分が流れていくような静かなフリー、そして、訥々とした内省的なフレーズが静かな中に続いていき、中盤以降ギャロンギャロンと延々と盛り上がりがあって、これでもか、とフリーで攻めていきます。間合いのある唐突なテーマから、静かで重厚なやり取りが続いて徐々に盛り上がる2曲目、語りあいのフレーズが続いていくような、静かな無機的なフレーズが応酬していく3曲目、前後にややアピールするテーマを持ってきて、中盤部には混沌としつつ盛り上がる部分もある4曲目。

2010/10/12

Triveni/Avishai Cohen

Avishaitrivesi
トランペッターの方のアヴィシャイ・コーエン(ベーシストにも同姓同名がいて、そっちの方が有名)は、何枚かリーダー作を出してますけど、以前「The Trumpet Player」という、やはりトランペット・トリオ主体のアルバムを聴いていたので、今回も買ってみました。前回の方がトンガリ気味だったかな、とは思いますけど、ここでのプレイもけっこういいセンいっていると思います。ピアノレスなのですが、けっして音が寂しいということはなくて、聴きごたえはあると思います。個人的には8曲目のようなサウンドの曲方向で録音してほしかったな、とは思いますが、オーソドックスなプレイからも実力のほどがうかがえます。


Triveni/Avishai Cohen(Tp)(Anzic Records)(輸入盤) - Recorded December 17 and 18, 2009. Omar Avital(B), Nashieet Waits(Ds) - 1. One Man's Idea 2. Ferrara Napoly 3. Art Deco 4. Mood Indigo 5. Wise One 6. Amenu 7. You'd Be Son Nice To Come Home To 8. October 25th

(10/10/11)アヴィシャイ・コーエンの2枚目のトランペット・トリオ作。全8曲中4曲(1-2、6、8曲目)が彼の作曲で、他はジャズメン・オリジナルかスタンダード。以前よりオーソドックスな演奏。ボトム2人の粘り気のあるビートがマッチします。ユニゾンのテーマを持ちつつも、割とオーソドックスなアップテンポの4ビートの1曲目、ちょっとユルい雰囲気もある渋い12分台の2曲目、フリーかと思うと軽快なメロディで進むドン・チェリー作の3曲目、ゆったりとした4ビートでちょっとオールドスタイルの4曲目、ドラム・ソロではじまるジョン・コルトレーン作のややスピリチュアルな5曲目、少し内省的な面を持つ、静かに進行する6曲目、スタンダードらしいメロディの強度を持つちょうどいいテンポの7曲目、トリオでファンク的な音でせまる8曲目。

2010/10/11

Windmill Tilter/Kenny Wheeler & The John Dankworth Orchestra

Kennywind
久しぶりに’60年代のアルバムを聴きました。ケニー・ホイーラーの初リーダー作でビッグバンド作。本当は買う予定がなかったのだけれど、千円ちょっとの値段でリマスターの初CD化ということで、手が出てしまいました。この頃からケニー・ホイーラーらしい、陰影があって重厚な部分の多いビッグ・バンドのアレンジでした。ECMなどで彼の作品を好きな方も買ってみて後悔しないアルバムだと思います。デイヴ・ホランドやジョン・マクラフリンの参加にも注目。特にホランドはマイルス・デイヴィスの「キリマンジャロの娘」に録音する半年前の録音。私が作っているサイド参加作のリストにも、彼の録音歴で最初のアルバムとなりました。出会ってビックリ、という感じです。


Windmill Tilter/Kenny Wheeler(Flh) & The John Dankworth Orchestra(BGO Records)(輸入盤) - Recorded March 1968. Derek Watkins(Tp), Henry Shaw(Tp), Henry Lowther(Tp), Les Condon(Tp), Chris Ryne(Tb), Mike Gibbs(Tb), John Dankworth(Sax), Ray Swinfield(Sax), Tony Robert(Sax), Tony Coe(Sax), Alf Reece(Tuba), Dick Hart(Tuba), Bob Cornford(P), Alan Branscombe(P), John McLaughlin(G), Dave Holland(B), John Spooner(Ds), Tristan Fry(Per) - 1. Preamble 2. Don The Dreamer 3. Sweet Dulcinea Blue 4. Bachelor Sam 5. Sancho 6. The Cave Of Montesinos 7. Propheticape 8. Altisidora 9. Don No More

(10/10/11)ケニー・ホイーラーの初リーダー作で、全曲彼の作曲。3、7曲目はクインテット。ジャズのビッグバンドの場面と、曲が複雑だったりおとなしい場面とがうまく融合して、彼らしいサウンドになっています。クラシック的な小品でイントロダクションの1曲目、シャープなビッグ・バンドのハーモニーとアドリブが心地良いアップテンポの2曲目、ミステリアスで綾織り系サウンドの静かな3曲目、重層的なホーンと複雑なハーモニー展開の4曲目、盛り上がりもありダイナミックかつメランコリックなところもある5曲目、8分の6拍子の壮大で重厚な感じの6曲目、出だしだけ静か、アップテンポでカッコ良い進行の7曲目、ややゆったりでビッグハンドのハーモニーが心地良い、盛り上がりのある8曲目、バラードと4ビートが交互に来る9曲目。

2010/10/10

クリムゾン/日野皓正

Hinocrimson
昨年のCDショップの閉店セールで買った1枚。おおよそ’03年以降の日野皓正のリーダー作はほぼ聴いたことになると思うのですが、それ以前の彼のアルバムを他に15枚もまとめ買いしていて、それはこれから聴きます。でもいつになることやらです(笑)。2ホーンのピアノ入りクインテットならば、まあ、普通のバンドだと出てくる音がだいたい想像できるのですが、このバンドは、クインテットらしからぬ独特のサウンドを聴かせてくれます。緊張感を強いるような、内側を向いたサウンドですね。ただ、これがかなり独自のサウンドでもあるし、けっこう素晴らしい。聴く人は選ぶかもしれませんけど。どんどん突き詰めていくようになった時代です。


クリムゾン/日野皓正(Tp、Ds on 3, 10)(Sony)
Crimson/Terumasa Hino(Tp, Ds on 3, 10)(Sony) - Recorded March 5-7, 2006. 多田誠司(As、Ss)、石井彰(P)、金澤英明(B)、井上功一(Ds)、鶴谷智生(Per on 8) - 1. How Insensitive 2. Shouting 3. Lonely Woman 4. Crimson 5. Susan 6. All Blues 7. Ark After Dark 8. In A Little Spanish Town 9. Summertime 10. Ganbo

日野皓正作は4曲(4-5、7、10曲目)で、ボッサやスタンダード、ジャズメン・オリジナルなども。「ハウ・インセンティシヴ」(ジョビン作)、「ロンリー・ウーマン」、「オール・ブルース」、「サマータイム」があれば、売れセンのサウンドを想像しますが、ここでの日野の演奏は渋く、独自のグループのサウンドを持っています。フリーとまでは言わないけれど、モーダルの一線をちょっと超えた、研ぎ澄まされたシンプルさもある、緊張感のある雰囲気。1曲目は何とベースとのデュオ。2曲目は石井彰の作曲で、テーマのユニゾンと、入り組んだ内省的なサウンドが印象的。タイトル曲の4曲目はその中でも明るめでメロディアスなテーマを持つ4ビート。「オール・ブルース」もかなり独自な展開です。8曲目はニューオリンズのエッセンスもも少しあり。(6月21日発売)

2010/10/09

バディー/ザ・レイモンド・マクドナルド・インターナショナル・ビッグバンド

Raymondbuddy
このアルバムが発売された情報をどこにも目にしなかったので、遅れての注文になりました。あとから藤井さんのホームページのディスコグラフィーで発見して、あわてて注文、といういきさつです。でも発売日からそれほど経ってなくて、助かりました。藤井郷子さんと田村夏樹さんの参加アルバムで、珍しく輸入盤の国内仕様になっています。ただ、アルバムのサウンド自体は構築された部分もあるフリー・ジャズで、しかも楽器でフリーキーな音を出す場面もあって、こっち方面が好きじゃないと聴かないだろう聴く人を選ぶアルバムとなっています。逆に好きだとこういうアルバム、けっこうハマるだろうなあ、と思いながら、聴いています。


バディー/ザ・レイモンド・マクドナルド(As、Ss)・インターナショナル・ビッグバンド(Textile Records)
Buddy/The Raymond MacDonald(As, Ss) International Big Band(Textile Records) - Recorded August 24, 2008. Satoko Fujii(P, Key), Maki Hachiya(Voice), Toby Hall(Ds), Gideon Juckes(Tuba), Kenichi Matsumoto(Ts), Jim O'Rouke(G), Alister Spence(P, Key), Lloyd Swanton(B), Natsuki Tamura(Tp), Michiyo Yagi(Koto), Tatsuya Yoshida(Ds) - 1. Conduction Instruction 2. Hearing, Not Talking: Tokyo 3. Small Groups (Part 1) 4. Why I Missed Cole Porter 5. View From The 17th Floor 6. Artifical Intelligence 7. Small Groups(Part 2) 8. The Big Toe

5曲目がフリーインプロヴィゼーション、6曲目が他の人の作曲の他はレイモンド・マクドナルド作曲ないしは考案(devised:フリーの一歩手前か)。このメンバーなのとレイモンドの個性によってけっこうハードな大編成のフリー・ジャズを聴くことができます。これがライヴでの収録ということだったのでスゴいことです。緊張感のある場面、ゆったりとした場面、楽器が本来のメロディ以外のフリーキーな音を出す場面、そして盛り上がったりアップテンポになったりと、ドラマ性の強いフリーは参加している藤井郷子の曲の性質に近いものがあります。各曲の変化もありますが、最初から最後までのサウンドのかたまりの飛び込んでくる具合や、曲の中でサウンドの変わっていく具合を聴く感じだと思います。非メロディ系の部分も目立っています。(10年9月16日発売)

2010/10/07

JINO/日野賢二

Hinojino
これも昨年のセールで買ったCD。日野賢二のリーダー作2作目。彼のベース、指引きもチョッパーもフレットレスもけっこう大好きです。さすが本場アメリカの音楽環境で育ったなあ、と思うようなグル―ヴ感。ただ、個人的には好きだけれども、ジャズ雑誌のレビューに載るような場合、JAZZ LIFEだとある程度向いているかもしれないけれども、ジャズ/フュージョンよりはR&Bやブラックファンクの方に近いので、日本の中でのターゲットが難しいところかも。実際内容はいいんだけれども、’05年のこれ以降、リーダー作は出ていないようだし。ヴォーカルやラップの曲も多めですが、ベースやドラムスなど人力での演奏を基本としているので、私の年齢でも全然OKです。


JINO/日野賢二(B、Vo、Rap、Key、Prog)(GRP)
Jino/Kenji Hino(B, Vo, Rap, Key, Prog)(GRP) - Released 2005. Andy Wulf(Ts, Ss), Issei Igarashi(Tp), Ken Ohta(As, Ss), Shinji Akita(Key), Penny K(Key), Zaindre Yarbrough(G), Lorenzo Braceful(Ds), Wobao(Per), Char(G, Vo), Masa Shimizu(G), Gene Lake(Ds, Key, Talk Box), Ettiene Lytle(Key), Yvonne(Vo), Scott Brown(Key), Adam Deichi(Ds), Mas Hino(G), Moto(Human Beatbox), ZEEBRA(Rap, Human Beat Box), Nobu K(Key), Yoshio Kishida(Ds), Hanaeryca(Vo, Back Vo) - 1. Live Music Gotta Have It! 2. Shake 3. My Baby 4. Face Da Funk 5. Rain - Portrait Of Tracy 6. Come Together 7. Let Me Be The One (Interlude 1) 8. L.E.S. 9. Porkie (Goodbye Pork Pie Hat) 10. My Luv 4U 11. Deep 12. Minuano (Six Eight) 13. Let It Be The One (Interlude 2) [Bonus Track] 14. Go For Da Gold

日野賢二の曲ないし共作は14曲中8曲(1-4、8、10-11、14曲目)。他にジャコ・パストリアス作(5曲目)、ビートルズ作(6曲目)、チャールズ・ミンガス作(9曲目)、ライル・メイズ&パット・メセニー作(12曲目)など多彩。主にミディアムテンポの、まさにグル―ヴするサウンドが展開しています。ラップやヴォーカルが多いので、ジャズ/フュージョンというよりは、R&Bとかブラック・ファンク的なサウンドかと思いますが、指引き、チョッパー含めてエレキベースがけっこう人間的でもあって、ヒューマンな響きを聴かせてくれています。本場アメリカ仕込みのサウンド。5曲目のジャコ・パストリアスの曲も、メロウなややスローな聴きやすい曲に仕上がっています。ただ、ターゲットとしては、より広いところを狙っているのだろうと思います。(05年5月25日発売)

2010/10/06

ワンダーランド/日野賢二

Hinowonder
昨年春から夏の、CDショップの閉店セールで買ったアルバムです。ミディアムテンポのファンクの曲が続くので、ちょっとどうかなあ、と思ったのですが、サウンドとしてはなかなか。ヴォーカルやラップの曲が目立っているし、ジャズの曲もファンクになってしまっているので、通常のフュージョンのファンよりはブラック・ミュージックなどが好きな層にウケるかな、なんてことを考えてしまいました。タイプとしてはマーカス・ミラーに少し似ているかもしれない。アルバム全体の印象をうまく表現できなくて、ライナーを読んだら、このアルバムの核は「グル―ヴ」だということだそうです。な~るほど、納得しました。


ワンダーランド/日野賢二(B、Vo、Key)(GRP)
In Wonderland/Kenji Hino(B, Vo, Key)(GRP) - Released 2003. Poogie Bell(Ds, Vocoder, Finger Snap), Bruce Flowers(Key), Masa Shimizu(G, Voice), Tanya Michell(Vo on 4, 8), Guest: Kenny Garret(As on 1, 10), Donald Blackman(Key, Voice on 1, 10), , Scott Brown(Key, Voice on 1, 10), , Sharon(Voice), Ethiopia(Voice), Terumasa Hino(Tp on 2), Marco Refosco(Per on 2, 12), Don Alias(Per on 3, 5-7), Nightlife(Rap on 4), Akiko(Vo on 5), Paola Jean(Back Vo on 5), John Scofiedl on 6, 12), Makoto Ozone(Org on 6, 10), Casey Benjamin(Sax on 6, 8, 12) - 1. Pop's 2. It's There 3. Black Orpheus 4. You Are In My System 5. Tyrone 6. Mr. P.C. 7. Summertime 8. Missin' U/Sukiyaki 9. Goofy 10. Wonderland 11. Bin Smiles 12. Toko's Wave 13. Sukiyaki Interlude [Hidden Tracks] 14. You Are In My System

13曲中(14曲目に隠しトラックあり)7曲(1、8-13曲目)が日野賢二作曲ないしは共作。豪華なゲストの参加もあり、見事なファンクナンバーになっています。曲によってはベーストラック(こちらをシンセでやっているのかも)と、チョッパーやメロディの部分を重ね録りした曲も。バリバリと速弾きで聴かせるのではなく、グル―ヴとかノリで聴かせるタイプ。いわゆるファンクやフュージョンのファンよりはラップとかヴォーカルの曲も目立つので、POPミュージックやブラックミュージック関係のファンの方が向いていそうなサウンドであり、音づくり。6-7曲目はジャズの曲だけれども、これらもまたファンクアレンジ。ゲストが多彩で、サウンド的なアイデアとしては面白い。ただ曲のテンポは似ている。ジョン・スコフィールドは6、12曲目に参加。(03年5月21日発売)

2010/10/04

POUR/ジャン・フィリップ・ヴィレ・トリオ

Jeanpour
数ヶ月前に澤野工房を全部買うのはやめたと書きましたが、一部のアルバムは買い続けるつもりです、個人的には聴きやすいピアノトリオというのはあまり得意ではなく、今日紹介するような、オリジナル中心で、しかも思索的というか、個性のあるミュージシャンなら聴くつもりなので、いわゆる一般の澤野ファンとはかい離ができてしまうかもしれません。ジャン・フィリップ・ヴィレも元はSKETCHレーベルにいた人で、そこがつぶれてから澤野でも出すようになったといういきさつがあります。でも、こういうピアノ・トリオも聴きはじめると病みつきになると思うんだけれどもなあ。まあ、好みは人によっていろいろということで。


POUR/ジャン・フィリップ・ヴィレ(B)・トリオ(澤野工房)
POUR/Jean-Philippe Vilet(B)(Atelier Sawano AS102) - Recorded June, 2010. Edouard Ferlet(P), Fabrice Moreau(Ds) - 1. Not Yet 2. Le Re Grave 3. Page 345 4. Le Corridor 5. Lest Mots Rebelles 6. Co-Errance 7. La Barge Rousse 8. Vert

ジャン・フィリップ・ヴィレ作が1-2、5-7曲目の5曲、ピアニスト作が3-4曲目、ドラマー作が8曲目。いかにもフランスのジャズという感じの曲が多いです。4ビートの曲はなし。8分の7拍子で哀愁のある浮遊感が漂うエスプリの効いたジャズの1曲目、ヨーロッパの香りがする淡々としてゆったりとした3拍子から4拍子に移行する2曲目、フリー的、無機的な要素もある程度出ているけれど、構成としては緻密に感じる3曲目、硬質な静かなフレーズで温度感も低く進んでいく4曲目、ベースソロからはじまって知的な浮遊感覚を持つ淡いサウンドの5曲目、メカニカルなフレーズでアップテンポで疾走したり静かになったりの6曲目、ベースとドラムスとが訥々と語り合っているように進む7曲目、夢を見るようなメロディと浮遊感の8曲目。(10年9月24日発売)

2010/10/03

フォーエヴァー・ビギンズ/山中千尋

Yamanakaforever
日本人のジャズ/フュージョンの女性ピアニストは3人に注目していて、今日紹介する山中千尋、そして大西順子、上原ひろみです。彼女たちのアルバムは欠かさず買っています。山中さんは今回もピアノ・トリオのアルバムですけれども、そのフレージングがタダ者ではなかったです。詳しくは聴いて下さい、としか言えないですけれど、メロディや叙情性なども大切にしながら、曲の流れをそれほど変えずに、バリバリとものすごいフレーズを繰り出していく場面が目立っています。これを聴くだけでも、聴いた価値はあるのでは、と思わせる内容です。国内盤で3,000円というのがネックではありますが、個人的にはそれも吹っ飛ぶぐらいでした。


フォーエヴァー・ビギンズ/山中千尋(P)(Verve)
Forever Begins/Chihiro Yamanaka(P)(Verve) - Recorded May 16 and June 20, 2010. Ben Williams(B), Kendrick Scott(Ds) - 1. So Long 2. Blue Pearl 3. Summer Wave 4. Cherokee 5. w.w.w. 6. Good Morning, Heartache 7. Saudade E Carinho 8. Forever Begins 9. The Moon Was Yellow 10. Avance

全10曲中山中千尋作曲は2曲のみ(1、8曲目)で、スタンダードやジャズメン・オリジナル、ボッサ、歌謡曲、ラッセル・フェランテの曲まで幅広く演奏しています。どの曲でも、サラッと流さずに、ピアノのフレーズはけっこう気合が入っていて、それぞれに盛り上がりがあります。アレンジもスーっと入ってくるものから意表をついたものまで、いろいろです。4ビートでも他のビートでもリズムの心地よさが感じられる曲が多め。哀愁あるマイナー調で、弾む感じのメロディとリズムがなかなか感じがいい1曲目、歌謡曲も流れるようなリズムのジャズに仕立て上がる、フレーズがものスゴい3曲目、意外にも2ビート(?)で「チェロキー」を演奏する4曲目、8分の7拍子ラテンの7曲目、5拍子系?でロマンチックなメロディを持つタイトル曲の8曲目。(10年9月22日発売)

2010/10/01

ラティーノ・バップ/マンハッタン・ジャズ・クインテット

Mjqlatino
自分のジャズ歴で、もう26-7年前になると思うけれど、4ビートジャズを聴きはじめた中でのインパクトがあったのがマンハッタン・ジャズ・クインテットのファーストアルバムでした。もともとはフュージョンの方から入ってきたので、ジャズとしては過剰なアレンジも、かえって心地良く耳に響いてました。そんなこんなで今までのお付き合いになっています。今回はフランソワ・ムタンの参加にビックリしました。このグループとの関連が想像できなかったです。前のチャーネット・モフェットも、同じようにパワフルで速弾きも得意ということもありましたが、出来上がったサウンドは異なります。今回デヴィッド・マシューズの作曲がなかったですが、8曲目のロニー・キューバー作の元の録音の時のアレンジが彼だったそうです。他の曲はもっと古い曲なので、溶け込んでいるのが見事。


ラティーノ・バップ/マンハッタン・ジャズ・クインテット(Birds Records)
Latino-Bop/Manhattan Jazz Quintet(Birds Records) - Recorded March 11 and 12, 2010. David Matthews(P), Lew Soloff(Tp), Andy Snitzer(Ts), Francois Mutin(B), Victor Lewis(Ds) - 1. El Cumbanchero 2. Besame Mucho 3. Volare 4. Libertango 5. La Malaguena/Granada 6. Sway (Quien Sera) 7. Taboo 8. Passion Fruit

デヴィッド・マシューズの作曲はなし。ラテンやタンゴなどの名曲をカッコ良くシャープにアレンジしています。今回ベースにフランソワ・ムタンが参加。アップテンポでカッコ良いハイスピードアレンジのテーマが印象的な、メンバーの速いパッセージも見事な1曲目、有名な曲を8分の6拍子でリズムの濃い感じを出している2曲目、ややアップテンポで4ビートが心地よい、明るいメロディにのって進む3曲目、しっとりとした感じで語りかけてくる哀愁バラードの4曲目、テーマの部分は明るい8分の6拍子でアドリブはそのままミステリアスに盛り上がる5曲目、いかにもラテン・ミュージックというメロディと盛り上がりとが対照的な6曲目、有名曲をミディアムのジャズな雰囲気で演奏する7曲目、ロニー・キューバー作でも他と溶け込む曲調の8曲目。(10年9月22日発売)

« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

Amazon検索

HMV検索

  • HMV検索
    検索する
2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

メールアドレス

友人が運営しているサイト