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2010/09/25

Mirror/Charles Lloyd Quartet

2176
ECMレーベルの2日目。チャールス・ロイドのリーダー作ですけれど、彼も長くこのレーベルに在籍して、何枚もアルバムを作っています。ある意味マイペースなんだけれども、独特なゆったり感とスピリチュアルなサウンドで、聴く人を魅了します。ここでは自己プロデュース(Dorothy Darrという人と共同ですが)でアルバムを作成しているけれども、やはりECMのサウンドカラーのある面は強く出ています。でも大御所になってくると、そこでもやはり自由にやらせてくれるというのはあるようで、選曲にもそれは表れていると思います。最近なかなか枯れた味わいにもなってきて、しみじみいいなあ、と思わせてくれるアルバムです。ラストの曲はヴォイス(語り)が入ってます。


Mirror/Charles Lloyd(Ts, As, Voice) Quartet(ECM 2176)(輸入盤) - Recorded December 2009. Jason Moran(P), Reuben Rogers(B), Eric Harland(Ds, Voice) - 1. I Fall In Love Too Easily 2. Go Down Moses 3. Desolation Sound 4. La Llorona 5. Caroline, No 6. Monk's Mood 7. Mirror 8. Ruby, My Dear 9. The Water Is Wide 10. Lift Every Voice And Sing 11. Being And Becoming 12. Tagi

(10/09/25)チャールス・ロイド作は3、7、11-12曲目のみで、トラディショナル(2、4、9曲目)、スタンダード(1曲目)やセロニアス・モンク作(6、8曲目)、ロック(5曲目)なども。過去の再演曲でアルバムタイトルになった曲も2曲(9-10曲目)。特に10曲目は第2の国歌と言われているそう。彼の場合オリジナルが少なくても、レーベルカラーに合ったような演奏をしているのですが、曲によって、温度感はほんのりと温かめ(1曲目のスタンダードなど)。サイドのメンバーも前作に引き続き同じで、ホーンの自然から湧き出るようなフレーズとこのメンバーにより、少しエキゾチックで安定しつつも、多くの曲でスピリチュアルなやや自由度の高い演奏を聴くことができます。そして盛り上がる場面は自然に盛り上がります。彼ら流の美しさ。

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コメント

引き続きこちらにもTBさせていただきます。

ロイドといえば誰しもが真っ先に「Forest Flower」を連想すると思うのですが、ECMに移籍してからの充実ぶりも素晴らしいですね。
特にハーランドが参加するようになってからは、そのスピリチュアルなサウンドにリズム的な面白さも加わるようになって、ますます私の好みのサウンドに近づいてきました。
本作なんかは感動のあまり涙を流しながら聴いてましたです。

TBが入らないので、私の方も記事URLで失礼します。
http://narymusic2010.blog90.fc2.com/blog-entry-1993.html

>naryさん

コメント内TBどうもありがとうございます。

チャールス・ロイドのECMのアルバムは、サイドのメンバーが変遷しつつもいつもいいメンバーが集まっていたと思います。

今回は特にサイドのメンバーで、バッチリだった感触です。こういうスピリチュアルで水準が高く、なおかつマイペースでいながら古くない演奏って、なかなか見当たらないですし。いいアルバムに出会いました。

トラックバックありがとうございました。

チャールスロイドのアルバムって、わたしには毎回ツボなんです。

コルトレーン的な嵐の時代を過ぎて、精神世界の追求、、いろんなことをへて、この静けさ。
演奏的には、時々、アグレッシブに盛り上がって、、でも、静かな感じ。。
自分の頭で考えることとの大切さを毎回見直させてくれるお方です。

こんな風に年をとりたい。

トラバしましたぁ。
910さまも、豪華賞品(爆)のエントリーしてね!

>すずっくさん

TBどうもありがとうございます。

ECMで20年もCDを出し続けていて、その前は隠遁生活。不思議な人ですが、それをあらわすようなサウンドですね。しかも若手をサイドにして、世代のギャップも感じさせないという。やはり再演曲ばかり、ということで、このアルバムがとりあえず1回目の集大成、ということなのかな、と思います。

>910さまも、豪華賞品(爆)のエントリーしてね!

すんません、戯言につきあってもらって。
予測も、いい線行ってると思いましたが、、

まぁ、お時間ある時に、ちょっと、のぞいて下さいね。

>すずっくさん

すずっくさんのブログ、覗いてきました!!
ニアピン賞、良かったです。
外れてしまったかと思ってました。

こんばんは。想像以上の内容で今ハマっています。
個人的にはJason Moranが大健闘でビックリしました。
またまたトラバさせてくださいね。

>ki-maさん

TBどうもありがとうございます。

チャールス・ロイドはECMに移籍してきてから、彼らしい独特なサウンドも相まって、それぞれのアルバムで恵まれているメンバーにも囲まれ、その時々でいいアルバムを出してきたように思います。

今回のジェイソン・モランを含むメンバーも、けっこう良かったですね。愛聴盤です。

こんばんは。

いつも後手後手ですが私もトラバしました。
最初は買うのをためらったのですが、ミュージックバードで聴いて買うことにしました。
基本的にロイドは好きなのですが、このアルバムはかなりお気に入りです。
バックの若手(特にモラン)との関係も良く、ロイドならではの味わい深い演奏になっていますよね。
私はこれを聴いていると不思議と心安らぎます。

>いっきさん

TBどうもありがとうございます。

スピリチュアルで静かでもあり、それでいて、ECMにしては熱いプッシュというか、それなりの盛り上がりもあり、なかなか絶妙なバランスでメンバーが動いているところがいいですね。ジェイソン・モランもここでは抜群の相性の良さがありますね。

工藤さん,こんばんは。

遅ればせながら記事をアップしましたが,このアルバム,素晴らしい出来ですねぇ。こんなにいいとわかってれば,もっと早く聞けばよかったです。このアルバムは,私はECMレーベルの諸作の中でも,一番好きかもしれません。

ということで,TBさせて頂きます。

>中年音楽狂さん

TBどうもありがとうございます。

>このアルバムは,私はECMレーベルの諸作の中でも,一番好きかもしれません。

確かに、じわじわとくるものがありますね。一連の彼の作品の中でも(どれも好きですけれども)これがけっこういいし、皆さんの評判にもなっていることから、それが証明されてしまっているような感じです。

910さん、こんにちはmonakaです。

ロイドは実はECMのアルバムをほとんど聞いていません。
アトランテックのアルバムを若いときに集中して、その後、バンマスとしてあまりよい評判をきかなかったりで、離れてしまいました。
ひさしぶりにきいて、若い心がよみがえっています。

>monakaさん

TBどうもありがとうございます。

ECMで約20年前に吹き込むまでの間は仙人のような生活をしていたとも聞きます。でも、その後はけっこういい作品群をだしていますので、もしご都合がつけば聴いてみてもいいかもしれません。でも、個人的にはこのアルバムが大好きになってしまいました。

Charles LloydどころかECM盤すら最近ではほとんど買っておりませんで...
この盤も、かなり重い腰をようやく上げての購入みたいな感じになってます(大汗)

でも、さすがに多くの人が絶賛するだけあって良い演奏を楽しませていただきました。

コメントありがとうございます。逆TBさせていただきます。

>oza。さん

TBどうもありがとうございます。

ECMにしては珍しく盛り上がる場面もあったり、メンバーがスゴかったりして、結果、多くの人がいい、と言ってくれたアルバムになりました。

チャールス・ロイド恐るべし、です。

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