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2010/09/21

Live In New York/Antonio Sanchez

Antoniolive
アルバムタイトル正式には「Live In New York At Jazz Standard」となっていますが、CDの背に書いてある方を採用しました。ドラムスのリーダー作で、ピアノレスの2サックス、しかもライヴのCD2枚組というのはかなり冒険的なんじゃないかと思います。8曲のうち7曲目だけ7分台で、あとの7曲は12分以上20分までという、とにかく長い構成。サックスもウネウネと活躍していますけど、ドラムソロの場面も何曲かにあって、リーダー作の見せ場を作っています。これは話題になりそうなアルバム。でも、内容がけっこうマニアックなため、そちらの一部の方面では非常に評判にはなるだろうな、と思わせるアルバムです。素晴らしいんだけれども、どこまで広まるか、がカギかも。


Live In New York/Antonio Sanchez(Ds)(Cam Jazz)(輸入盤) - Recorded October 2-5, 2008. Scott Colley(B), Miguel Zenon(As), David Sanchez(Ts) - 1. Greedy Silence 2. H and H 3. Ballade 4. Revelation 5. It Will Be Better (Once People Get Here) 6. Did You Get It 7. The Forgotten Ones 8. Challenge Within

(10/09/20)CD2枚組のライヴで、アントニオ・サンチェス作は1、3、5-6、8曲目の5曲。2曲目はパット・メセニー作、4、7曲目はメンバーの作曲。ピアノレスの2サックスで自由度が高いです。変拍子も入ったり、フリーのように混沌とする場面もあったり。出だしはワンコードの静かな変拍子でどんどん盛り上がる1曲目、明るく楽しいテーマのメロディで4ビート的に進む2曲目、バラードというよりは静かなモーダルな曲の3曲目、2人の管の絡み合いから緩急自在の本編になだれ込んでドラム・ソロもある4曲目、8ビート風変拍子から暴れまわる演奏になる5曲目、サックスがウネウネとソロがありつつ17分も演奏が続く6曲目、ゆったりと入り混じりながら進むバラードの7曲目、活発なやり取りをしながらやはり自在に前に進む8曲目。

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コメント

(超)久しぶりに失礼致します。

いつも楽しく拝読しております。
そして勉強させて頂いております。
最近は諸々の事情からなかなか新譜購入は出来ず、
もっぱら読む専門なのがやや悲しいのですが・・・

それにしてもこのサンチェス盤。
レビュー拝読して超期待が高まっています。
かなり私の好みなのでは?と妄想が・・・
長くて2枚組とか好きなものでして・・・(笑)

サンチェスのドラミングはホールのPMGで、
BNでのG・バートンのサポート、C・コリアの
サポートと計3度ナマで観ているのですが、その
確実なテクニックとやや変態的とも言える独特の
リズム感は相当な器と評価しています。実は彼の
リーダー作を聴いたことがないので今作はとても
楽しみです。いつか頑張って買ってみたいと思い
ます。

そして、サイドメンバーのミゲル・ゼノンも実は
以前(さかんに新譜を聴いていたときに)追って
おりました。確かマルサリスレーベルから2枚
出していたと思うのですが、なかなか素晴らしい
作品だと思っています。SFジャズコレクティヴの
メンバーにも入ってますし、ジョシュアとともに
来日した公演も観てライブでのプレイもよかった
です。ですから今回のサンチェスとの共演は非常に
期待大です。

レビュー拝読して本当に盛り上がりました。
ありがとうございました。
長々と失礼致しました。

>TOYOさん

コメントどうもありがとうございます。

このアルバム、2ホーンで自由度のかなり高いクァルテット編成なので、聴く人を選ぶ(好き嫌いのある)アルバムではないか、と思うのですが、楽器から遠ざかってしまった自分でも、相当にスゴいことをやっているな、と分かる演奏でした。

自由なところは各自にまかせ、それでいてキメのところや変拍子のところなどはバッチリという、かなり素晴らしいアルバムです。これならTOYOさんもお気に入りになるんじゃないでしょうか。

工藤さん,おはようございます。私はこのアルバム,評価はしながらも,傑作とは言えないもどかしさを感じました。

私はもう少しコンベンショナルなパターンのソロ回しをしても,この人たちだったらいい演奏をできると思いますし,盛り上がると思うのですが,演奏のタイプがパターン化していたのはちょっと残念です。

私はSpecial Editionを引き合いに出しましたが,あちらが傑作とすれば,編成が同じ本作は佳作どまりというのが正直なところです。

TBさせて頂きます。

>中年音楽狂さん

TBどうもありがとうございます。

このアルバム、コンベンショナルとは対極の位置にあるので、メロディやソロの印象とかというと、ちょっと戸惑ってしまうかもしれません。パターン化、というとそうかもしれないし、そうでないかもしれない、とは思いますが。

ただ、サウンド全体として聴いた時に、けっこうスゴいことをやっているな、というのは感じました。

こちらからもTBさせていただきます。

私としてはここ数年で最高のアルバムだったです。
何せサンチェスの恐ろしいほどのドラミングをたっぷりと堪能できますからね。
特にハイハットの横に設置しているカウベルでクラーベのリズムを刻みながらの縦横無尽なドラムソロには、いつ聴いてもぶっ飛んでしまいます。
他のメンバーも気合が入りまくりで、本作を聴いた興奮や感動はいまだ抜け切らないです。

TBが入らないので、私の方も記事URLで失礼します。
http://narymusic2010.blog90.fc2.com/blog-entry-2009.html#comment

>naryさん

コメントありがとうございます。ブログを移転されてから、今までTBはこちらへは問題なく入っていたので、次回は入ることを期待します。

パット・メセニー・グループのメンバーになるだけあって、ドラムスのテクニックは抜群ですね。普段ECMとか、フリーに近いフォーマットも聴くことが多いので、アルバムとは相性、私もずいぶんと良かったと思っています。ダタものではないことが分かりました。

工藤さん

こんばんは。
TBありがとうございました。
私からもTBさせていただきます。

このアルバム、私はかなり気に入りました。
私的には、聴きどころが分かりやすく、演奏内容も充実しているということで、いいアルバムだと思いました。知と情のバランスもなかなかです。
ライブでこれだけの演奏ができるのは凄いことだと思います。

>いっきさん

TBどうもありがとうございます。

ピアノレスの2ホーンクァルテットで、しかもライヴで、ここまでの演奏を聴かせるということはなかなか難しいですよね。

>知と情のバランスもなかなかです。

確かにそうですね。
長いけれども何度も聴いたアルバムになりました。

1曲が長いにもかかわらず、ダレることなく熱い演奏が繰り広げられ、聴いてる側も全然飽きずに聴き続けられるスゲぇアルバムだと思いました。

TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

>oza。さん

TBどうもありがとうございます。

これ、私も好きだったですけど、oza。さんもかなりツボだったんじゃないかなあ、なんてことを思ってました。2枚組、しかもピアノレスの2ホーンのクァルテットのライヴなので、技術の高さをうかがわせます。もちろんエキサイティングでしたし。

この盤、全員が凄すぎて一時期混沌とした印象になっていました。が一応落ち着いたんでアップしました。Scott Colleyを特にじっくり聴いています。ではトラバさせて頂きますね。

>ki-maさん

TBどうもありがとうございます。

このメンバーはかなりスゴいことをやっているんだけれども、ピアノレスだったり自由度が高くて、変拍子が実は何拍子なのか分析し難かったり、どこまで高みに登りつめているのか分からない部分もありますね。

それでも最初聴いた感じのインパクトはかなりありました。

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