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2010/08/07

バロック/大西順子

Onishibaro
これを聴いたとたんに、わあ~、大変なものが出てしまったなあ、と思いました。心の中では、今年のベスト3のうちのひとつ決定か、なんて。ウィントン・マルサリスの関係のミュージシャンが多いですが、その個性も利用しつつ、実態は大西順子ワールドになってしまっているという、恐ろしいアルバムです。ちょっと難しい部分があって聴く人を選ぶかもしれませんが、たぶん多くの人がぶっ飛ぶんじゃないかな。ジャケット写真は思いっきり女性的でカラフルな反面、サウンドは、ソロ・ピアノの2曲を除けばかなり男性的で力強いです。多くの方に聴いてもらいたいな、と思うアルバムですけど、皆さんが果たして同じ感想を持つかどうか。


バロック/大西順子(P)(Verve)
Baroque/Junko Onishi(P)(Verve) - Recorded March 24-29, 2010. Nicholas Payton(Tp), James Carter(Ts, As, Bcl, Fl), Wycliffe Gordon(Tb), Reginald Veal(B on 1-3, 5-7), Rodney Whitaker(B on 1, 3, 5, 7), Herlin Riley(Ds), Roland Guerrero(Conga on 1) - 1. Tutti 2. The Mother's (Where Johnny Is) 3. The Threepenny Opera 4. Stardust 5. Meditations For A Pair Of Wire Cutters 6. Flamingo 7. The Street Beat/52nd Street Theme 8. Memories Of You

移籍第一弾。大西順子作が1-3曲目で、他はスタンダードやジャズメン・オリジナル。4曲でベースが2人の構成。なかなかの大作。1曲目はハードで、スゴいパワーでアヴァンギャルドというか原初的なエネルギーが満載の曲。アップテンポの4ビートで、何となくウィントン・マルサリスのサウンドも連想させる2曲目、ベースのみから徐々にアンサンブルも含め自由に、かつまとまる部分もある変幻自在で華麗な20分弱の3曲目、スタンダードのバラードをソロ・ピアノで流麗に弾きこなす4曲目、チャールス・ミンガス作を重厚に演奏する5曲目、しっとりとしていてちょっとオールドっぽい雰囲気もある盛り上がっていくバラードの6曲目、オールドスタイルもうまく取り入れたアップテンポの7曲目、ラストはソロピアノで華麗な印象の8曲目。(10年7月28日発売)

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コメント

こちらからもTBさせていただきます。

この大西は凄かったですね。
「Wow」以来全てのリーダー作を聴いてきましたが、その中でも本作は群を抜いて良かったです。
また録音の素晴らしさも特筆ものでした。
ジャケットはこれまでになく女性的だし、タイトルもクラシックをイメージさせる「バロック」なので、聴く前はあまり期待していなかったんですけどね(笑)。

工藤さん,こんばんは。TBありがとうございました。

私もこのアルバムについては,大いに興奮させられました。大西順子が素晴らしいのはもとより,私にとってはJames Carterのバスクラのインパクトが強かったです。

いずれにしても,大西順子は現在の日本人ミュージシャンの中で,突出した人材であることを改めて実証したと思います。

ということで,ことらからもTBさせて頂きます。

>naryさん

TBどうもありがとうございます。

聴く前はこのジャケットからすると、私も正反対の音を想像してました。でも、参加ミュージシャンの硬派な顔ぶれもあって、やっぱり実際に聴いてみるまでは分からなかったですね。そして1曲目からぶっ飛んだ、と(笑)。素晴らしいアルバムです。

>中年音楽狂さん

TBどうもありがとうございます。

ジェームス・カーターもそう言えばスゴかったですし、他の面々も、こう来るか、というようなアンサンブルにソロに。4曲でベースが2人というのも思い切ってますね。

こういうサウンドにまとめ上げることができるのは、やっぱり日本では大西順子をおいていない、という感想を私も持ちました。個人的今年のベスト3も現実味を帯びてます。

とらばだけ、お先に失礼しました。
わたしのブログのとらばからたどってきたら、アクセス可能でした。

これは、確かに好き嫌いわかれますね。
ジェームスカーターって、得意でないので購入を悩んだのですが、ニコラスペイトンで買ってみました。カーターがんばってましたよね。
生活の中に流れる音楽ではないけど、ガツンとした力作だなあ、って、思ってきいてました。

やっと、お盆の行事から解放されそーです。
腰はお大事にね!

>すずっくさん

TBどうもありがとうございます。
ブログ会社同士の相性によるコメント書けない、とか、そういうのはなるべく早く解消してほしいと思いますよね。

ウィントン人脈が多いような気がしましたが、皆さん、チャールズ・ミンガスの影を感じ取ってらっしゃって、さすが、と思いました。このアルバム、自分の中でもけっこういいので、多くの人にガツン!といってほしいですね。

足腰の痛みは先ほどよりはなくなってきました。そのかわり今日は、CDラックの整理はお休みです(笑)。

本人が望んだメンツをしっかり用意してアルバムを作れたという意味でも、移籍がとても良い方向に作用しているということなんでしょう。

しかし、凄いアルバムをつくったもんです。
TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

>oza。さん

TBどうもありがとうございます。

前作も良かったので、今回これだけのメンバーを集められたのもうなずけます。移籍第1弾で力も入っているのかもしれませんが、この勢いで次回以降もいってほしいですよね。

この作品を聴きつつ次回作ももう期待しています(笑)。

工藤さん

こんばんは。
いつもコメントをいただいてばかりなので、今回は私からいれさせていただきます(笑)。

やっと買って聴きました。
大西順子の完全復帰をアピールする良いアルバムですね。
いくつかの要素を盛り込んだ欲張り感はあるものの、大西順子らしさが出ていると思いました。
メンバーそれぞれが好演しているのも高ポイントですよね。

トラバさせていただきます。

>いっきさん

TBどうもありがとうございます。

Com-postのクロスレビューでは賛否両論あるようですが、私自身はアマチュアの目から見て、素晴らしい、と思いました。しかしよくこれだけのメンバーを集められたなあ、と思います。やはり移籍第1弾で力も入っているのだな、と思いました。

ぶっ飛びました!物凄いインパクトです。
本質は男性ですね、この人は。
好みは分かれても、エネルギーの凄さは誰でもが
認めるところでしょう。
そこが凄いところ。こちらもTBしますね。

>madameさん

TBどうもありがとうございます。

本当にぶっ飛びましたよね。インパクトがかなりある演奏でした。ある程度覚悟してのさらに「ぶっ飛び」だったので、やっぱりエネルギー、スゴいんでしょうね。脱帽ものでした。

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