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2010/08/30

Gidon Kremer/Kremerata Baltica/Hymns And Prayers

2161
ヴァイオリニストのギドン・クレーメルのアルバムは、最初と最後は現代音楽ですが、真ん中が19世紀の作曲家の作品。昔も現代音楽とバッハとを交互に演奏するシリーズもありましたけど、こういう配列だと74分も何とか聴ける、という感じです。それにしても現代音楽、なかなか核心に近いところまで入っていけないですね(笑)。


Gidon Kremer(Vln)/Kremerata Baltica/Hymns And Prayers(ECM New Series 2161)(輸入盤) - Recorded July 2008. Khatia Buniatishvili(P), Andrei Pushkarev(Vib), Roman Kofman(Cond), Marija Nemanyte(Vln), Maxim Ryanov(Viola), Giedre Dirvanauskaite(Cello), Sofia Altunashvili(Voice on Tape) - 1. Stevan Kovacs Tickmayer/Eight Hymns In Memoriam Andrei Tarkovsky 2-4. Cesar Franck/Piano Quintet In F Minor 5. Giya Kancheli/Silent Prayer

(10/08/29)演奏者のGidon KremerとKremerata Balticaに焦点を当てた作品。Stevan Kovacs Tickmayerはユーゴスラヴィアの、Giya Kancheliはグルジア出身の現代音楽家で、ここでは新作(あるいは改作)の演奏をしています。ECMらしい静かでやや難解な現代音楽という感じです。Cesar Franckはベルギーの19世紀の作曲家。2-4曲目がそれに該当し、やや複雑で温度感が低いながらも、よりクラシック的な強弱をもった曲になってます。

2010/08/29

Arvo Part/Symphony No.4

2160
アルヴォ・ペルトはECMらしいですが、現代音楽でも難しくはなく聴けるので、ちょっと安心です。これって、現代ジャズの難解さを慣れない人が聴くのと同じような性質のものかな、と思ってみたりしています。


Arvo Part/Symphony No.4(ECM New Series 2160)(輸入盤) - Recorded January 2009 and June 1997. Los Angeles Philharmonic, Esa-Pekka Salonen(Cond), Estonian Philharmonic Chamber Choir, Tonu Kaljuste(Cond) - 1-3. Symphony No.4 "Los Angeles" 4. Kanon Pokajanen

(10/08/29)エストニアの現代作曲家アルヴォ・ペルトの作品。4曲目が ECM New Series 1654/55と同じ時期の録音で「Fragments From」となっていて、たぶんその時のアルバムの抜粋か別テイクの合唱曲。1-3曲目は宗教的な題材ではなくて「ロスアンジェルス」という交響曲。そして、いつもの静謐な演奏ではなくて、ある程度ダイナミクスもあります。ただし、荘厳な感じの演奏ではあって、彼の作曲は温度感が低いながら分かりやすいです。

「JAZZ JAPAN」創刊号が届く

Jazzjapan1
本当は昨日が発売日だったんだけれども、通販で頼んでいるので、今日「JAZZ JAPAN」創刊号が届きました。HMVのポイントを使って今回タダで入手しています。スイングジャーナルも最後の5号(5冊)は発売時に買うのをやめていて、休刊が決まった途端に、バックナンバーを揃えた前歴があるので、SJ誌と内容が同じであるならば、買うのはどうしようかなあ、と思ってました。でも、見た感じ、半分は引き継いでいるけれども、半分は引き継いでいないという雰囲気で、3号は買い続けてみて、様子を見てみようかと思ってます。

編集者やライターが重なるので、当然のことながら、パッと見てみてSJ誌を連想させるものはあります。ただ、広告が少ないということは、例によってのバーター記事が減ったであろうこと、「ゴールドディスク」のようなものがなく、レビューも採点がなくなったことでスッキリしました。

定価も千円。やれば下げられるんだ、といかにSJ誌が広告もとりながら値段が高かった(1,200円)か、を実感。内容的にはこれから読むんだけれども、けっこうあった広告のしがらみが減ったように感じます。字も大きくなって、スペースもとって、とこのあたり、いい感じですね。

表紙はちょっと地味かなあ。でも、パット・メセニーと渡辺香津美というのは、何か新しさを感じます。特に渡辺さんは、最近イーストワークスからCDを出すようになってから、SJ誌ではCDレビューも記事もとりあげられなかったですから。

あと、ネット時代ゆえ、誌名のネット検索のことも考えてほしかったか。「JAZZ JAPAN」でGoogleで検索すると、雑多な日本のジャズ関係の記事が拾われて、雑誌が浮かび上がって来ないんですね。今後どうなるかは、検索エンジンの方が動いているので分かりませんが。

読めばまた色々なことが出てくるでしょうけれど、このネット時代に新雑誌を出すのは大変だと思います。買い続ける価値があるものかどうか、少しシビアな目で見つつも、しばらくは応援していきたいと思ってます。

2010/08/28

Stories Yet To Tell/Norma Winstone

2158
ECMレーベルの2日目。いちおうNew Seriesではないので、ジャズの分類にしてあります。マリア・シュナイダーやウェイン・ショーターの曲もあるけれど、クラシック(古楽)の曲もあったりして、ボーダーレスな世界を表現しているので、単にジャズと言ってしまうと無理があります。トラディショナル(その8曲目はインプロ的な楽器の演奏ではありますが)の曲は、けっこう活発なアレンジで面白いですが。やはりECMはECMですね、と言うしかないサウンドかも。変則編成のヴォイスを含むトリオで、インプロヴィゼーションはけっこうあるとは思うのですが。やはりこういうサウンドこそがECMのファン向けなのかな。


Stories Yet To Tell/Norma Winstone(Voice)(ECM 2158)(輸入盤) - Recorded December 2009. Klaus Gesing(Bcl, Ss), Glauco Venier(P) - 1. Just Sometimes 2. Sisyphus 3. Cradle Song (Hoy Nazan) 4. Rush 5. The Titles 6. Like A Lover 7. Carnera 8. Lipe Rosize 9. Among The Clouds 10. Ballo Furlano 11. Goddess 12. En Mort D'En Joan De Cucanh

(10/08/28)トラディショナルや13、16世紀の古い歌が3曲(8、10、12曲目)とドリィ・カイミ作の4曲目の他はノーマ・ウィンストンの作詞で、作曲はメンバーが4曲(2、5-7曲目)あり、コミタス/ティグラン・マンスリアン作の3曲目、マリア・シュナイダー作の9曲目、ウェイン・ショーター作の11曲目など、取り上げる題材が幅広くて興味深いです。その歌もサウンドもジャズというよりは、編成からも硬質な民族音楽やクラシックに感触が近いものです。もちろん演奏にはインプロヴィゼーションが入っているのでしょうが。サウンドは、そういう意味でボーダーレスな寒色系の、やや静かなサウンドがずっと続いていきます。クラシック(古楽)やジャズ、ボッサもメンバーのアレンジが入っていたりして、見事にノーマの色に染まっています。

2010/08/27

And If/Anat Fort Trio

2109
ECMレーベルがまた9月にかけて何枚も出るようで、手元にはもう、New Seriesを合わせて4枚あります。このところフォークソングを聴いたり、CDラックの片づけをしていたりして未聴盤がたまってきたので、先にECMを聴いてしまおうかと思っています。アナト・フォートというピアニスト、ECM的なタイプ、と書いてしまいましたが、それが本質的なものなのか、プロデューサーのマンフレート・アイヒャーの意向によるものなのか、分かりません。でも不思議と聴いていて思い浮かべるサウンドが、ジャケット写真(砂漠ですかね、これ)にもマッチしているような気がして、この路線でもいいかもしれないなあ、と思います。


And If/Anat Fort(P) Trio(ECM 2109)(輸入盤) - Recorded February 2009. Gary Wang(B), Roland Schneider(Ds) - 1. Paul Motian (1) 2. Clouds Moving 3. En If 4. Some 5. Something 'Bout Camels 6. If 7. Laneboro 8. Minnesota 9. Nu 10. Paul Motian (2)

(10/08/27)Anat FortのECM2作目で、全曲彼女の作曲。1曲目とラストは「ポール・モチアン」という曲ですが、彼が作ったとしたらこういう曲調になるのではないかと思う、自由でなだらかな、それで薄暗い色調のサウンド。やはりECM的なタイプのピアニストで、しっとりとしたニュアンスと温度感の低さがある程度あり。それでいて変拍子もあったり、それなりに盛り上がりのある2曲目、普通に静かでメロディアスな温かみを持った3、7曲目、キメの多さが特色の綾織り系サウンドの4曲目、ジャケット写真のような砂漠にいるラクダを思い出す淡々とした5曲目、ピアノが淡々、ドラムスはチョコチョコプッシュしたりするバラードの小品の6曲目、繊細で牧歌的な感じもするバラードの8曲目、ガツンとくるフレーズと空間が印象的な9曲目。

2010/08/26

近況報告

Hondana3
つい先日書いたフォーク(ニュー・ミュージック)やロック・ポップスのCD37枚を、前回処分したCDやDVDの売却代金の7割弱を使って(当初考えていた予算を完全にオーバーしてます)、買い集めて今聴き終えたところです。だいたいがLP時代の作品のため30-40分台の収録で、聴くのもはやかったし、何たって昔何度も聴いた音楽なので、1度聴けばいろんな思い出がよみがえってきました。それにしても、ポイントや割引の併用で、1枚あたり(2枚組も1枚として数えて)2千円以下で購入できたのは、やはり再発ものばかりだったからでしょうか。廉価盤も多く、ラッキーでした。

今回購入したもの以外では、S&G、マイケル・フランクスなどはすでに買い直してますし、クロスオーヴァーの流れであるボブ・ジェームスを起点とするその後聴いたフュージョンもだいたい持っています。このあたりから、今回は購入対象には入ってないけど、ザ・スクエアとかカシオペアの初期も聴いてます。

突如、社会人になってからプツッと、ジャズ路線に変更していきますが、ジャズも全くそれ以前に聴いていなかったわけでもなくて、ある程度伏線とか、必然性があったような気がするんですよね。それもこれからゆっくりと探索していく予定です。当時LPを処分しなければよかったな、と思ってもあとのまつり、ですね(笑)。

また、前にも同じことを書きましたが、第2次として山下達郎のRCA時代の残りとMOONの1枚目の「MELODIES」あたりまでを聴いてみたいな、と思っています。まあ、資金的に都合がつけば、ですけど。


それから、前にも書きましたがCDラック(本棚)の整理をやってます。ECMレーベルとCriss Crossレーベルの番号順整理はすぐにできたものの、その他の最近10年間、買った順番に並べていっただけのCDをミュージシャン別に順番にならべていく作業、難航しております。当初の予定どおり、数ヶ月計画でやっていかなければ終わらないようです。

2010/08/23

Hands/Dave Holland/Pepe Habichuela

Davehands
デイヴ・ホランドのアルバムでもスパニッシュ・ギターとの共演で、異色のアルバム。昨日のアル・ディメオラのアルバムと、立場的には似ているような感じもするけれど、ディメオラの場合はあっち側に融合しつつ自分の見せ場を作る感じで、ホランドは対等にジャズとスパニッシュを行きつ戻りつ(でも4ビートは一切出てきませんが)しているような感じにも聴こえます。ギターだけの曲もあったりと、出ずっぱりではありませんけど、4、8曲目のホランド作では、やはり彼らしい曲になったなあ、と思います。そこだけサウンドが違う感じ。こういう異種格闘技戦も、なかなか面白いですね。ジャンル分けはジャズだとちょっと無理があるような気もしますが。


Hands/Dave Holland(B)/Pepe Habichuela(G)(Dare2 Records)(輸入盤) - Recorded March 16-20, 2009. Josemi Carmona(G), Carlos Carmona(G), Israel Porrina(Cajon and Per), Juan Carmona(Cajon and Per) - 1. Hands 2. Subi La Cuesta 3. Camaron 4. The Whirling Dervish 5. Yesqueros 6. El Ritmo Me Lleva 7. Bailaor 8. Joyride 9. Puente Quebrao 10. My Friend Dave

(10/08/22)デイヴ・ホランド作は4、8曲目。このアルバムは、スパニッシュ・ギターとの双頭名義になっていて、編成もスパニッシュギター中心の演奏にホランドが加わっているという、ジャズという感じではなくて、モロにスパニッシュなアルバム。それでもやり取りはインプロヴィゼーションによるものだと思いますが。ホランド作の4曲目はいつもの彼のペースで音楽を作った感じで、メカニカルなテーマでこちらに引き寄せつつも、うまくコラボレーションが成り立ってしまっているところがスゴいかもしれません。ベースが入っていない場面もあって、そういうところはやはり長調単調に関わらず現代スパニッシュ・ギター(ややクラシカルなところもあるか)という感じです。共演の部分はやはりそれぞれの土俵で勝負をしている感じが強いです。

2010/08/22

He&Carmen/Al Di Meola/Eszter Horgas

Alhecarmen
アル・ディメオラの活動は、最近地味だけれども、アストル・ピアソラその他そちら方面の音楽に心酔しているらしくて、時々マイナーなレーベルからアルバムを出します。これもその一つでフルーティストとの双頭名義になっていますね。ジャズではなくてフラメンコやタンゴなど、ラテン系の音楽に、特にジャズ方面からのアプローチというわけではなくて、純粋にその音楽世界にハマりこんでいるように聴こえます。とは言うものの、あの独特なギターの音色や、時折見せる超人的な速弾きなど、彼自身をアピールしすぎるくらいアピールしていますが。ある種ワールド的なラテン系の世界ですが、興味ある人も多いんじゃないかな、と思います。


He&Carmen/Al Di Meola(G)/Eszter Horgas(Fl)(Danubius Music)(輸入盤) - Recorded November 14, 2008. Gabor Cseke(P), Zoltan Lantos(Vln), Viktor Hars(B), Gumbi Ortiz(Per), Peo Alfonsi(G), Peter Kaszas(Ds) - 1. Exordium 2. Cafe 3. Double Concerto 4. Fugata 5. Entr' Act 6. Misterio 7. Milonga Del Angel 8. Dance Part 1 9. Dance Part 2 10. Habanera 11. Libertango 12. Finale

(10/08/22)フルートとの共演のライヴ盤。アル・デイメオラ作が6曲目を作曲、そしてアストル・ピアソラ作が5曲(2-4、7、11曲目)あります。ディメオラのアレンジの曲も共作のアレンジを含め、2-5、11曲目とピアソラ関係の曲に多く関わっています。ギターはクラシック(フラメンコ)ギターですが、ラテン関係(とは言うもののライヴはブダペストなので海外遠征中か)のメンバーとのバンドで、やはりこっち方面の心酔度が高いことをうかがわせます。現代タンゴとでも言うのか、リズムはとらわれてないような感じで、やや硬質度もあるし、ギターの速弾きも相変わらずハイスピードでシャープなフレーズの場面もあります。ただ傾向としては、そういう見せ場的なものよりも曲としてのトータル感を重視しています。ラテン音楽のジャンルか。

2010/08/21

音楽を趣味にした初期の頃のアルバムを聴いてます(その2)

先日、このタイトルで購入予定のCDをリストアップしましたが、国内盤だし、人気のある(あった)CDなので、在庫がなくても2-3日で入ってくるものばかり。すでに27枚が到着、もう20枚ほどをとりつかれたように聴いています。当初はCDを処分して得たお金の半分強を今回の購入費用に充てようと思いました。それが前回のアルバムです。ところが聴いていると、ああ、これも聴かなきゃ、とかいろいろ追加しそうなものが出てきて、困ってしまいますね(笑)。と言うわけで、オフコースの初期のものも注文する予定です。このあたりはアルバムでは持ってませんでしたが、高校のクラブ時代にはよく耳にしていた曲が多いです。

「僕の贈りもの/オフコース」(’73年)
「この道をゆけば/オフコース」(’74年)
「秋ゆく街で/オフコース」(’74年)
「ワインの匂い/オフコース」(’75年)
「SONG IS LOVE/オフコース」(’76年)
「JUNKTION/オフコース」(’77年)
「FAIRWAY/オフコース」(’78年)

ただ、予算はオーバーしてしまったにしても、CDの値段が下がっているうえに値引きやポイントを使うと、この中にいくらか2枚組が混ざっていても1枚当たり(2枚組も1枚とする)2千円以下になるんですね。今日、中古盤店も見に行きましたけど、昔の値段の高いCDが並んでいたり、J-POPだとCDの状態も良くなくて、と、新譜を買った方が無難かな、と思えました。

さらに、山下達郎も、RCA時代のもっと前のアルバムやMOONに移籍してからの「MELODIES」も気になります。う~ん、「ジャズCDの個人ページ」じゃなくなってしまいますね(笑)。

過去を振り返らなかったマイルス・デイヴィスが、晩年、ウォレス・ルーニーを引き連れて1度回顧の演奏をしたこともありますが、自分もその晩年に暗示的に該当してなければいいなあ(笑)、なんてことを思っています。でも、これからもジャズを聴き続けるためには、自分の聴いてきた音楽を今、回顧しておくのも必要なことだと思います。いっぺんに聴いてますので、あと数日で波は越えるかと。しばしお待ちを。

2010/08/19

音楽を趣味にした初期の頃のアルバムを聴いてます

ホームページの「ジャズ・フュージョンとの出会い」のところにも音楽の経歴は書いてありますが、今回、CDを200枚ほど処分したのをきっかけに、その資金で音楽を趣味にした中学時代から大学時代にかけてのフォーク(ニューミュージック)やロック(ポップス)のアルバムを入手しています。これらは当時LPやカセットテープで持っていて、CD時代になった時に全部処分してしまったものです。今回CDを処分した金額の半分強を使って集めていきたいと思ってます。当時は持っていたのにあまりピンと来なくて買い替えないものもありますが、それは何かはナイショ(笑)。

すでに入手したもの。

「かぐや姫フォーエヴァー」(ベスト)(’75年)
これはリマスターされて、今月再発されたばかりなんですね。フォークを意識した中学時代に最初に買ったLPで、2枚組のベスト盤。今回のも写真や歌詞などのブックレットがついて、懐かしい。歌や演奏は今からするとかなりシンプルですが、カラオケで全曲歌え、と言われると歌えるかもしれないです。

「帰去来/さだまさし」(’76年)
「風見鶏/さだまさし」(’77年)
「私花集/さだまさし」(’78年)
このあたりまではけっこうのめり込むように聴いていた、さだまさしがグレープ以降の初期3枚。これもリマスター、そしてアルバムとシングルとヴァージョンが違っているものはボーナス・トラックとして入っています。今になって買って良かったと思うところ。

「ファーストアルバム/風」(’75年)
「時は流れて.../風」(’76年)
「海風/風」(’77年)

記憶違いで「海風」が3枚目だと思っていたら、4枚目でした。3枚目の「Windless Blue」は買いもらしてしまった。ただ、風はもっと聴いていたと思っていたら、記憶に強い曲と記憶にほとんどない曲が分かれていました。

これから入手するもの(購入決定分)

「はじめまして/かぐや姫」(’72年)
「かぐや姫おんすてーじ/かぐや姫」(’72年)
「さあど/かぐや姫」(’73年)
「三階建の詩/かぐや姫」(’73年)
「かぐや姫LIVE/かぐや姫」(’74年)
「かぐや姫・今日/かぐや姫」(’78年)

「わすれもの/グレープ」(’74年)
「せせらぎ/グレープ」(’75年)
「コミュニケーション/グレープ」(’75年)
「三年坂/グレープ」(ライヴ)(’76年)

「Windless Blue/風」(’76年)
「Moony Night/風」(’77年)
「The Singles Collection/風」(当時のシングルを集めたベスト)(’07年)

「Selection 1973-78/オフコース」(ベスト)(’78年)

ここより下は大学時代ですが、オフコースは高校時代にコピーバンドもやっていて、曲だけは知っているものもありました。見事に大学受験の時期と、就職の時期(年)は、音楽、聴いてないんですよね。それと、社会人になると、ジャズの方にシフトしていきます。(中学時代からのクロスオーヴァー(フュージョン)の流れもありますが、それらはすでにCDで持っています。)

「Three and Two/オフコース」(’79年)
「Live/オフコース」(ライヴ)(’80年)
「We are/オフコース」(’80年)
「Selection 1978-81/オフコース」(ベスト)(’81年)
「Over/オフコース」(’81年)
「I Love You/オフコース」(’82年)

「Moonglow/山下達郎」(’79年)
「Ride on Time/山下達郎」(’80年)
「For You/山下達郎」(’82年)
「Greatest Hits of Tatsuro Yamashita/山下達郎」(ベスト)(’82年)

それからロック・ポップス。リアルタイムではなかったですが、ビートルズにはほとんど影響を受けず、それらよりもS&Gとかマイケル・フランクスあたりが好きでした。(これらはすでにあります。)

「Silk Degrees/Boz Scaggs」(’76年)
「Down Two Then Left/Boz Scaggs」(’77年)
「Middle Man/Boz Scaggs」(’80年)
「Stranger/Billy Joel」(’77年)
「52nd Street: ニューヨーク 52番街/Billy Joel」(’78年)

「ジャクソン・ブラウン・ファースト/Jackson Browne」(’72年)
「フォー・エヴリマン/Jackson Browne」(’73年)
「レイト・フォー・ザ・スカイ/Jackson Browne」(’74年)
「プリテンダー/Jackson Browne」(’76年) リアルタイムで聴きはじめたのはこの頃。
「孤独なランナー/Jackson Browne」(’77年)
「ホールド・アウト/Jackson Browne」(’80年)

こんな感じです。新譜ではないのと思い入れが強いので、個別にはブログにはアップしませんが、逆にこれらを聴くことに時間をとられてブログの更新ペースが落ちないか、心配です。

2010/08/17

Champion/Jeff Berlin

Jeffchamp
このアルバムはもう25年近く前に出たもので、当然廃盤になっていて(レーベルもすでになくなっている)、欲しいなあ、と思った時にはもう入手不可能でした。最近ネットを見てたら、そんなに高くない(といっても多少プレミアはついてますが)値段で出ていたので注文。今日届きました。最初はブログにアップする予定はなかったんですが、ほとんどの曲でスコット・ヘンダーソンが出ているではないですか。あわててアップすることにしました。内容的にはロックです。今は2ndの「Pump It!」と2in1の「Crossroads」というアルバムが安価で出ているので、そちらをおススメします。タイトル曲はヴォーカル曲で共作だったので、権利関係で「Crossroads」に再録できなかったのでしょうか。


Champion/Jeff Berlin(B, Key, Cho)(Passport)(輸入盤・中古) - Recorded 1985. Scott Henderson(G), Neal Schon(G), Steve Smith(Ds), Neil Peart(Ds), T. Lavitz(Key), Clare Fisher(Key), Walter Afanasieff(Key), Keith England(Vo), Roger Love(Key), Ronnie Montrose(Cho), Raul Kingery(Cho) - 1. Mother Lode 2. 20,000 Prayers 3. Marabi 4. Subway Nighter 6. Dixie 7. What I Know Now 8. Champion

(10/08/17)ジェフ・バーリンの初リーダー作で、フレットありの4弦エレクトリック・ベースを当時ここまでバリバリ弾くか、ということで話題になりました。彼の作曲ないし共作は3曲目(キャノンボール・アダレイ作)以外全部。その3曲目もけっこう意表を突くアレンジでロックしてます。6曲目以外にスコット・ヘンダーソンが参加しています。フュージョンというよりはロックに近いようなサウンドの曲が多いけれども、そのスーパーテクを聴く価値はあると思います。どの曲もベースは素晴らしいけれど、特にソロで弾いている6曲目はクラシックの影響かも。ジャコ・パストリアスと違う方面から頂点を極めたベース。タイトル曲の「Champion」は抜けますが、2ndの「Pump It!」と2in1の「Crossroads」というCDが(’10年8月現在)安価で手に入ります。

2010/08/16

Wish/大石学トリオ

Oishiwish
澤野工房は主に何人かのピアニストのローテーションで録音するようなスケジュールになってから、聴く方も最近は飽きてきて、3か月前から全部買いするのをやめていますが、こういういいアルバムも出しているんですね。今回、日本人のピアニストがフランスへ行って、Jean-Philippe Viretらと共演するというので、買ってみました、聴いてみたら、これが私的にはアタリで、買って良かったアルバムの1枚になりました。日本人だけで録音したら、こういう風にはならなかったと思います。まさにヨーロッパのピアノ・トリオというサウンドで、しかもオリジナリティもあって、珍しくアップするまでに何度も聴いてしまいました。


Wish/大石学(P)トリオ(澤野工房)
Wish/Manabu Ohishi(P)(Atelier Sawano AS100) - Recorded May 8, 2010. Jean-Philippe Viret(B), Simon Goubert(Ds) - 1. I'm Yours 2. Wish 3. My Foolish Heart 4. NEBULA 5. Continuous Rain 6. Hikari 7. What A Wonderful World [Solo]

3、7曲目がスタンダードの他は大石学作曲。ボトムの2人がフランス人のせいか、曲やフレーズのせいか、5-6曲目がやや日本的かなと思うけど、全体に日本人色が希薄で、ヨーロッパのピアノ・トリオとしても分からないかも。ちょっと色合いが薄い感じで、サラッとしているサウンドはかの地の気候にマッチします。ビートも非4ビート系が多く、4ビートの曲は2、6曲目のみ。あまりブンブンとドライヴするような感じではない。オリジナル曲はそのコード進行といい、フレーズといい繊細で美しいです。それはスタンダードでも、3曲目の「マイ・フーリッシュ・ハート」や7曲目のソロの曲にもあらわれてます。かと言って繊細なだけではなく、乾きながらも力強さの感じるフレーズも。「全曲を1テイクで録」ったそうで、素晴らしいピアノ・トリオ。(10年7月23日発売)

2010/08/15

CDラックの整理とCDの処分

Hondana
数日前にCDを200枚ほど処分しました。主なものはEnjaレーベルの国内盤と澤野工房のAtelier Sawanoです。その他、もろもろ。査定は後日出てくると思いますが、5年前に約150枚、1年前に約50枚処分したきりなので、このところのCDラック(本棚)の整理と相まって、だいぶCDラックに余裕が出てきました。それでも前後2段積みですけれども。あと2-3年はCDを入れることができるんじゃないかな。

また廃盤と未CD化以外のものは全部持っているCriss Crossレーベル(このブログに掲載済み)とECMレーベルについては、今回番号順に並べるという方法をとりました。その方が管理しやすいからです。Criss Crossについては、全部輸入盤だし、発売も番号順なので、ある程度のかたまりに元々なっていて、1時間半ほどの整理でカッコがつきました。

問題はECMレーベル。欠番は多いし、枚数も千枚ぐらいあって、しかも発売は番号順ではないので、もうバラバラに保管してあった状態。キース・ジャレットなど、たくさん出しているミュージシャンについては、ミュージシャン別に分けていたので、そこも含め、どうするか考えるのに時間がかかりました。以前は国内盤で出ていたのは国内盤で買っていた時期が長かったので、CDにはECM番号がなく、ECMの写真集やECM catalogなどを見ながら確認しての作業。終わったのは、今日の午前2時でした。買いもらしやなくなったCDがなかったのはひと安心。でも、経年変化でのよごれやキズなどはしようがないですね。Criss Crossは90センチ幅のCDラックを4列でしたが、ECMレーベルは13列と14列目の半分を占めています。時間がかかるわけです。複数箇所で、ホームページ(ブログ)のスペル間違いも発見。(写真は整理したECMのCDの一部)

その整理の最中にまた50枚弱の不要CDが出てきましたけど、これはまた次回の時の処分にしようかと。

そんなわけで、今朝は腰と下半身(足)がイタい状態(笑)。まだ続きがあるので、何とかしなければ。

2010/08/10

Strata/Erkki-Sven Tuur

2040
今回はこのアルバム1枚だけ他のアルバムから離れた日に発売されていて、通常だったら2-3枚ずつここで紹介するんですけど、とりあえずこれのみの紹介です。エルッキ=スヴェン・トゥールのアルバムはもうECMから何枚も出てます。うーんと難解ってイメージはないですが、やはり現代音楽なので無調です。でもこのぐらいのサウンドは、テレビや映画のバックにかかる荘厳なサウンドとしても使えそうで、面と向かってじっくり聴くのは現代音楽好きではないとつらいにしても、なかなかドラマチックな感じではありますね。もちろん、聴く人を選びます。


Strata/Erkki-Sven Tuur(ECM New Series 2040)(輸入盤) - Recorded May 2007 and June 2009. Jorg Widmann(Cl), Carolin Widmann(Vln), Nordic Symphony Orchestra, Anu Tali(Cond) - 1. Symphony No.6 Strata 2. Noesis

(10/08/10)エルッキ=スヴェン・トゥールは20-21世紀エストニアの現代音楽家。’07年と’05年の曲を収録しています。いかにもヨーロッパの現代音楽という温度感の低さを持ってますが、極端に難解な感じでもなさそうです。1曲目のタイトル曲は演奏しているオーケストラと指揮者に捧げられています。番号が付けられているシンフォニーなので、けっこう大作を聴いている感じ。2曲目はクラリネット、ヴァイオリンとオーケストラのための曲。

イスラエリ・ソング/エリ・デジブリ

Eliisraeli
エリ・デジブリという人、実は話題になっていながら今回はじめて私は聴くようです。Criss Crossあたりに参加アルバムがあった記憶があったんですが、調べてみたら、なし。自分のグループとは違ったサウンドでの演奏のようですが、私のお目当ては、当然ながら全面参加しているブラッド・メルドーです。なのでデジブリがいつもと違う、と言われても、分からないのでこのアルバムがデフォルトっていう感じでしょうか。でもメロディアスなフレーズを吹いていても、バップ関係の人ではないようですね。それでいて流暢なフレーズ。このアルバムを聴いて、他も聴いてみたくなってしまいましたが、機会はあるかなあ。


イスラエリ・ソング/エリ・デジブリ(Ts、Ss)(Anzic Records)
Israeli Song/Eli Degibri(Ts, Ss)(Anzic Records) - Recorded December 22, 2009. Brad Mehldau(P), Ron Carter(B), Al Foster(Ds) - 1. Unrequited 2. Mr. R.C. 3. Judy The Dog 4. Jealous Eyes 5. Manic Depressive 6. Bebop 7. Liora 8. Look What You Do To Me 9. Third Plane 10. Somewhere Over The Rainbow 11. Israeli Song

全11曲中、6曲(2-5、7、11曲目)がエリ・デジブリ作曲。他にメンバーの作曲やスタンダード、ジャズメン・オリジナルなど。元々は現代ジャズ系の人だと思うのですが、サイドメンは今回は大物ばかりで、ロン・カーターが参加しているせいか、割とオーソドックスなフレーズ、サウンドの曲もあります。その中でも、サックスのフレーズの組み立て方は、メロディアスな時でもバップ系ではないみたいです。ブラッド・メルドー作曲の1曲目は、メルドーらしくてうれしくなってしまいます。今回はデジブリの曲作りもオーソドックスな感じなのでしょうか。ただ、6曲目のディジー・ガレスピー作のドラムスとデュオはけっこう元気があるような。7、11曲目のピアノのデュオなど、メルドーの活躍も大きいかも。頭をまっさらにして聴けば、なかなかいい感触。(10年7月7日発売)

2010/08/09

プレイズ・ジミ・ヘンドリックス/ブライアン・ブロンバーグ

Brianplaysjimi
キング・レコードは低音CD(実際はベーシストのCDっていうぐらいの意味かな)で、いいベーシストの録音をしていて、2日連続でキングからのベーシストのアルバムの紹介です。ジミ・ヘンドリックスのファンですと、カヴァー集は認めない、なんて意見もあるでしょうが、現代の録音のカヴァー集として聴くと、けっこういいのでは、と思ったりしています。私もあまり本物のジミ・ヘンの音源は聴いたことがないのであまりエラソーなことは言えませんけれども。バカテクの上に、どんな種類のベースも弾けて、しかもギターの奏法のようなことまでできてしまうので、けっこう面白いかもしれません。カヴァー度としてはかなりいいと思います。迫真度は皆さんのご判断で。


プレイズ・ジミ・ヘンドリックス/ブライアン・ブロンバーグ(B、Cho)(Seven Seas)
Plays Jimi Hendrix/Brian Bromberg(B, Cho)(Seven Seas) - Recorded December 2009 - March 2010. Vinnie Colaiuta(Ds), Tom McCauley(Cho), Bruce Stone(Cho) - 1. Fire 2. Manic Depression 3. The Wind Cries Mary 4. Voodoo Chile 5. Freedom 6. All Along The Watchtower 7. Foxey Lady 8. Hey Joe 9. Crosstown Traffic 10. Spanish Castle Magic 11. Purple Haze

ジミ・ヘンドリックスのカヴァー集。ボブ・ディラン作が6曲目に、ビリー・ロバーツ作が8曲目にあるけど、これもジミヘンの愛奏曲だったのでしょう。コーラスが何曲かでちょっと入る他はドラムスとのデュオ。しかもベースはギターパートも含めて全部ベースのオーバーダビングで曲を作り上げています。ギンギンなロックの曲もありますが、当時は使っていないチョッパー奏法も混ざったり、アコースティック・ベースやフレットレスが入る曲もあって、彼の解釈でサウンドに広がりを持たせています。メロディもベースが弾いているところとギターの音域でまるでギターのように(これもベースですが)弾いているところがあります。かなりノリの良いギター(?)を聴くことができます。基本的に曲調はハードなのが多いのでお腹はいっぱいになるかも。(10年7月21日発売)

2010/08/08

ハイ・スタンダーズ/ジェフ・バーリン

Jeffhigh
ジェフ・バーリンという超絶技巧ベーシストのリーダー作で7枚目とのこと。息の長いベーシストの割には、いろいろ事情があったらしく、活躍の場が今まで限られていましたけど、このスタンダード集を聴いても、相変わらずトップレベルのベースの腕前を持っていることが分かります。エレクトリックの4弦ベースで、ここまで弾ける人、そうはいないんじゃないかな。最近はそれでも速弾きのベーシスト、増えてきましたけれども。スタンダードでピアノ・トリオといっても、メインはピアノではなくてベースというところも、彼らしくて面白いです。ただ速いだけではなくて、歌っているように聴こえるのが、彼らしいところ。


ハイ・スタンダーズ/ジェフ・バーリン(B)(Seven Seas)
High Standards/Jeff Berlin(B)(Seven Seas) - Recorded January 2010. Richard Drexler(P, B), Danny Gotlieb(Ds) - 1. Groovin' High 2. Nardis 3. I Want To Be Happy 4. Body And Soul 5. Solar 6. Invitation 7. If I Were Bell 8. Valse Nobles Et Sentimentales No. 4 9. Someday My Prince Will Come

9曲目がクラシックの曲の他は、スタンダードやジャズメン・オリジナル。このアルバムでビックリするのは、ジェフ・バーリンの4弦エレクトリック・ベースがとにかく前面に出ていて、テーマもやってしまったり、ピアノと役割が普通のピアノ・トリオと反対なことです。もちろんピアノ・ソロの部分も、十分スゴいのですが、それ以上にベースにぶっ飛ぶ仕組みになっています。2、9曲目ではRichard Drexlerがアップライト・ベースでバックにまわって2ベースで演奏している曲も。とにかくその奏法やフレーズには驚くことばかり。有名度という点では今ひとつだけれども、テクニックはトップクラスなことを証明してしまっているアルバムです。もちろんバラードの曲も味がありますし。6曲目はちょっと遅めのテンポ。8曲目は構築された感じもある小品。(10年8月4日発売)

2010/08/07

バロック/大西順子

Onishibaro
これを聴いたとたんに、わあ~、大変なものが出てしまったなあ、と思いました。心の中では、今年のベスト3のうちのひとつ決定か、なんて。ウィントン・マルサリスの関係のミュージシャンが多いですが、その個性も利用しつつ、実態は大西順子ワールドになってしまっているという、恐ろしいアルバムです。ちょっと難しい部分があって聴く人を選ぶかもしれませんが、たぶん多くの人がぶっ飛ぶんじゃないかな。ジャケット写真は思いっきり女性的でカラフルな反面、サウンドは、ソロ・ピアノの2曲を除けばかなり男性的で力強いです。多くの方に聴いてもらいたいな、と思うアルバムですけど、皆さんが果たして同じ感想を持つかどうか。


バロック/大西順子(P)(Verve)
Baroque/Junko Onishi(P)(Verve) - Recorded March 24-29, 2010. Nicholas Payton(Tp), James Carter(Ts, As, Bcl, Fl), Wycliffe Gordon(Tb), Reginald Veal(B on 1-3, 5-7), Rodney Whitaker(B on 1, 3, 5, 7), Herlin Riley(Ds), Roland Guerrero(Conga on 1) - 1. Tutti 2. The Mother's (Where Johnny Is) 3. The Threepenny Opera 4. Stardust 5. Meditations For A Pair Of Wire Cutters 6. Flamingo 7. The Street Beat/52nd Street Theme 8. Memories Of You

移籍第一弾。大西順子作が1-3曲目で、他はスタンダードやジャズメン・オリジナル。4曲でベースが2人の構成。なかなかの大作。1曲目はハードで、スゴいパワーでアヴァンギャルドというか原初的なエネルギーが満載の曲。アップテンポの4ビートで、何となくウィントン・マルサリスのサウンドも連想させる2曲目、ベースのみから徐々にアンサンブルも含め自由に、かつまとまる部分もある変幻自在で華麗な20分弱の3曲目、スタンダードのバラードをソロ・ピアノで流麗に弾きこなす4曲目、チャールス・ミンガス作を重厚に演奏する5曲目、しっとりとしていてちょっとオールドっぽい雰囲気もある盛り上がっていくバラードの6曲目、オールドスタイルもうまく取り入れたアップテンポの7曲目、ラストはソロピアノで華麗な印象の8曲目。(10年7月28日発売)

2010/08/06

ブログが50万アクセス

今日の未明、このブログが50万アクセスを超えました。ここの文章の下書きは昨夜にやってますが、文章を修正してアップします。ニフティのカウンターはユニークアクセスを採用していて、ページビューよりは進みが遅いんですが、それでもブログをはじめてから6年と2か月ちょっとで50万アクセスいきました。ご覧の皆さん、どうもありがとうございます。

ホームページをはじめたのは’97年9月30日で、そちらの方のカウンターはすでに79万アクセス超。でも、ホームページはトップページをアクセスしないとカウンターはまわらないし、最近は80-100カウント/日ぐらいしかいかないので、これからそんなに時間がかからず(とは言っても2-3年ぐらいは先でしょうが)に、どのページにアクセスしてもカウンターがあるブログが追い抜くと思います。最近は特に検索エンジン経由で来る方が多いってことですよね。

世の中にプロバイダー提供のブログができた半年ぐらい後に私がブログをはじめました。それ以前はホームページしかなかったわけで、その前数年間はホームページのカウンターは1ヵ月ちょっとで1万カウントまわっていた時期もありました。だいたいトップページに300アクセス強/日ぐらいあった計算です。グーグルという画期的な検索エンジンの日本法人ができたのが’01年、普及しだしたのはそれから後のことだったと思うので、それ以前はどうしていたかというと、Yahooのようなカテゴリー検索とか、いろいろサイトをまわってリンクをたどっていくとか、ホームページのトップページに行きやすい方法だったんですね。

もっと時代をさかのぼると、タグをつけて登録した(新しい)順番に表示されるタイプの原始的な検索エンジンなんかもあったりしたり、そういった検索エンジンはずいぶん昔に淘汰されてしまいましたが、今考えると、インターネットの20世紀って、当時は異世界的な部分もありました。電話帳のようなURLリストが本として出版されていた時代でもありました。今じゃネット検索が便利になりすぎて、そういう本は需要がないだろうなあ。

ブログ時代になって、特別なHTMLなどの知識がなくてもWeb上に文章が出せるようになり、ジャズ関係でも、ガラッとWeb上の顔ぶれが変わってきたのと、記事の絶対数が増えてきました。昔は何かちょこっと感想を書いていただけで評判になっていたものが、本格的な評論的なもの、文章を読ませるもの、いろいろと周りの方々のレベルが上がってきたように感じます。私もホームページ時代からだともうすぐ13年間、ジャズ関係で更新を続けてきた中では先発組になってしまいました。同ジャンルで今も更新が続いていて、なおかつ自分より先にホームページをオープンした方は1ケタ(極論すると数人)ぐらいなのでは。内容はともかくとして、息の長いのだけがとりえです。

そういう自分もいつまで続くか分かりませんが、もう少し、元気のあるうちは、毎日ではなくても更新を続けていきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。

2010/08/03

センチメンタル・ジャーニー/デヴィッド・マシューズ・トリオ

Davidsenti
デヴィッド・マシューズ・トリオ聴き8日目で、一段落。今回はこのトリオ聴きたさに中古CDショップや通販で中古を8枚中6枚も買ってしまいましたが、今後はもうそういうことはないだろう、という希望的観測でいます(笑)。年々資金面ではタイトになってきているので、まだまだ100枚ほどある、昨年のCDショップの閉店セールのCDの比重を置こうかと思っています。さすがにこのセッションでは、デヴィッド・マシューズがケニー・バレルに気を使っているのか、あまり無理のないようなソロだったような気もしています。中堅から若いゲストの人たちはもっとアグレッシヴですからね。奇しくもトリオ名義はここまでで、あとはプロジェクト(デヴィッド・マシューズ&NYフレンズとか)に移行していきます。


センチメンタル・ジャーニー/デヴィッド・マシューズ(P)・トリオ(Sweet Basil)(中古盤)
Sentimental Journey/David Matthews(P) Trio(Sweet Basil)(中古盤) - Recorded August 17 and 24, 1993. Chip Jackson(B), Danny Gotlieb(Ds), Guest: Kenny Burrell(G)- 1. Where Have All The Flowers Gone? 2. The Green Leaves Of Summer 3. Tears In Heaven 4. Lullaby Of The Leaves 5. Things Ain't WhatThey Used To Be 6. Sentimental Journey 7. Peach Tree Street 8. Blues Walk 9. How Quickly Time Flies

(10/07/31)デヴィッド・マシューズ作は2曲(7、9曲目)で、ケニー・バレルの参加は3曲(1、3、6曲目)。バレルはその後もリーダー作を出したりと健在ではありますが、やはりゲストで参加してもらった的な部分が大きいのか、スローからミディアムの曲をメロディをていねいに歌っているところは印象に残っても、インパクトはあまり強くはないかもしれません。今回はジャズもありますがフォークやロックナンバー、映画恩格もある程度取り入れられていて、それがジャズになっているところが特色かも。他のジャズマンではあまり取り上げない曲が多いです。ファンクビートだし骨太でけっこうノリのいいソロが聴ける7曲目、しっとりとした、そしてムードのあるメロディのバラードの9曲目。このアルバムでトリオ名義のものは一段落します。

2010/08/02

美しすぎて/デヴィッド・マシューズ・トリオ+1

Davidyou
デヴィッド・マシューズ・トリオ聴き7日目。このアルバムもSweet Basil原盤で、アブゾード・ミュージック・ジャパンより’02年に再発されたもの。これもジャケット写真が差し替えられています。タイトル曲のYou Are Too Beautifulは3曲目でバラードなんですけど、ただ静かにはじまって終わる、というだけではなくて、中盤部はやや盛り上がりがあったりします。全体的に元気かな、と思わせるのは、当時の新人アンディ・スニッツァーが全面的に参加しているからかな、と思ってみたり。他の有名ミュージシャンは3曲参加が多いのに、彼の全面参加はギャラの面でも影響しているのだとは思いますが、ここはそういうことよりジャズを楽しもう、と。


美しすぎて/デヴィッド・マシューズ(P)・トリオ+1(Digistic)
You Are Too Beautiful/David Matthews(P) Trio +1(Digistic) - Recorded October 28, 1992. Chip Jackson(B), Danny Gotlieb(Ds), Guest: Andy Snitzer(Ts) - 1. Big Bag Of Blessings 2. Purely Love 3. You Are Too Beautiful 4. Down By The Riverside 5. Sutton Place At Night 6. Full Moon And Empty Arms 7. It Had To Be You 8. Yours Is My Heart Alone

デヴィッド・マシューズ作はここでは3曲(1-2、5曲目)。アルバムでは比較的元気な曲が目立つのが特徴でしょうか。そして当時新人だったアンディ・スニッツァーが全面的に参加しています。このアルバムは+1というよりクァルテット作というのが妥当でしょう。マンハッタン・ジャズ・クインテットのメンバーになるのは’00年から。クァルテットなので、ピアノの配分が少し少なめになってリラックスした演奏を多く聴かせてくれています。やや男性的な重量感のあるアドリブ部分がミディアムの4ビートの1曲目、8ビート的で爽やかな明るさのある2曲目、メロディアスながらも複雑なテーマを持っていて、アドリブでは4ビートになる5曲目。快活で楽しいトラディショナルの、ロックンロール・ビートとでも言うのか、4曲目があるのがうれしいところ。(02年11月22日発売)

2010/08/01

ジャズ・バラッド・ウィズ・ストリングス/デヴィッド・マシューズ・トリオ

Davidjazz
デヴィッド・マシューズ・トリオ聴き6日目。このアルバム、最初はSweet Basilレーベルからの発売だったのだけれど、そのレーベルが消滅してしまったので、その後’03年にアブゾード・ミュージック・ジャパンからの再発になっています。それを中古で購入。ジャケット写真も発売元(レーベル)の変更があると、差し替えられていますが、何か決まりごとのようなものがあるんでしょうか。このアルバム、ストリングスが目立たずに淡く効果的にかかっていて、聴いていてなかなか心地良いです。そんな中でミディアム・テンポの曲もあって、ベース・ソロの場面ではエイヴリー・シャープが、ここまでやるか、というソロを見せつけていますが、それまた外した感じはなく、うまくまとめています。


ジャズ・バラッド・ウィズ・ストリングス/デヴィッド・マシューズ(P)・トリオ(Digistic)(中古盤)
Jazz Ballads With Strings/David Matthews(P) Trio(Digistic)(中古盤) - Recorded August 25 and 27, 1991. Avery Sharp(B), Danny Dotlieb(Ds), Guest: Gil Goldstein(Synth), Manhattan Strings: Kenneth Gordon, Matt Raimondi, Paul Oeabody, John Pintavalli, Lamarr Alsop, Barry Finclair, Alan Martin, Regis Inderio - 1. Over The Rainbow 2. When You Wish Upon A Star 3. Dakota Moon 4. Deep Sea Dancing 5. Sweet Plum 6. Smoke Gets In Your Eyes 7. The Night Sky Suite

デヴィッド・マシューズ作は3曲(4-5、7曲目)あって、うまく他のスタンダードと溶け込んでいます。ピアノ・トリオの演奏が中心で、その味付けをするストリングス。そのアレンジもマシューズ自身がやってます。バラードが多い(2、4曲目のように盛り上がりもあるミディアムの4ビートの曲もありますが)ので、今回のストリングス企画とうまくマッチして、ジャジーなサウンドでありながら優しい包まれるような感触のアルバムに仕上がっています。出だしの「虹の彼方に」からアルバム全体の雰囲気をつかんでいます。たまにはこういうリラックスしたジャズもいいのでは、と思わせるような内容。ミディアムで明るいけれど、アルバムにはマッチする4曲目、しっとりとしたバラードが心地良い5曲目、短調の情緒も懐かしい雰囲気もある7曲目。(03年1月22日発売)

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