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2010/05/07

ロード・トゥ・ショパン/小曽根真

Ozoneroad
小曽根真の新譜は、基本的にソロ・ピアノのショパン集です。2曲ずつアナ・マリア・ヨペク(Vo)かグレゴリー・マレ(Harmonica)が参加しています。ジャズ・ミュージシャンがクラシックの曲を演奏すると、テーマだけ持ってきてあとはジャズで、ということが多いのだけど、ここではそういう演奏がなくて、ジャズを感じさせる曲も少なめ。クラシックの土俵に上がってテーマを尊重しつつ、その雰囲気のまま即興演奏をしていると考えられる、クラシックのテクニックを持ち合わせてないとできない演奏をしています。こういうやり方って他ではなかなか聴くことができないんじゃないかと思います。できればクラシックに詳しくてピアノも弾く方に感想をお聞きしてみたいなあ、なんて思ってますけれど。


ロード・トゥ・ショパン/小曽根真(P)(Universal)(国内盤)
Road To Chopin/Makoto Ozone(P)(Universal) - Recorded November 9-12, 2009. Anna Maria Jopek(Vo on 1, 12), Gregoire Maret(Harmonica on 4, 7) - 1. Dumka (Nie Ma Czego Trzeba) 2. Mazurka No.13 Op.17-4 3. Valse No.6 "Petit Chien" 4. Prelude No.4 In E Minor 5. Etude No.4 Op. 10-4 6. Improvisation From Prelude No.15 Op.28-15 7. Improvisation From Mazurka No.24 Op.33-3 8. Valse No.7 Op.64-2 9. Mazurka No.40 Op.63-2 10. Polonaise No.3 Op.40-1 " Militaire" 11. Nocturne No.2 Op.9-2 12. Mazurka No.2 - Polish Folk Song "Kujawiak"

19世紀ポーランドの偉大な作曲家、フレデリック・ショパンの曲を元に即興も加えた演奏です。ヴォーカルが2曲に、ハーモニカが2曲に参加していて、しかもアドリブの部分もけっこうあると思うのですが、多くの曲はクラシック的に展開していて、ジャズ的な即興にはなっていないところがミソ。原曲をクラシックで聴いたことがない曲が多いので何とも言えないですけど、これをショパンの曲そのものです、と言って聴かせても違和感がないのでは、と思わせます。即興とクラシックとショパンのピアノに精通していないと、そしてテクニックもないとこういう本格的なアプローチはなかなかできないものです。素晴らしい。その中でも7-8曲目は、ジャズのスウィングやフリー・インプロヴィゼーションの要素があったりします。それも自然な流れ。(10年4月14日発売)

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コメント

おおむね原曲を知っているつもりですが、結構崩している部分が多い印象です。
が、強引に自分の土俵に持ち込んでいる感じは希薄なので、じっくり楽しむことができました。

TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

>oza。さん

TBどうもありがとうございます。

テーマだけ引用してあとはギンギンの4ビートジャズ、というのはやめてほしいなあ、と危惧していたのですが、イメージ的にクラシックの良さを生かした上でのインプロヴィゼーションが多かったような気がします。

そういう意味ではけっこう気に入ったアルバムとなりました。

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» 小曽根真 Road To Chopin [JAZZとAUDIOが出会うと。。。]
小曽根真のクラシック挑戦シリーズと言うことになるんでしょうか ショパン生誕200年ということで、ショパン集になったかはよくわかりません。 なんとなく、たまたまショパンに目が向いた年が生誕200年だったということのような気がしています。 元々、ショパンのピアノが好きなこともあり、リリース情報が流れたときは購入するつもりだったのですが財布の軽さから、いったんwish listの下段に押し下げられていたのですが...。 この盤が実際にリリースされる前後に題名のない音楽会..... [続きを読む]

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