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2010/03/31

Vertigo/The Chris Potter Quartet

Chrisvertigo
クリス・ポッターを連続して聴いています。今日はカート・ローゼンウィンケルの参加作。ワンホーンで、ギターが彼だったら文句なしです。今では夢の競演になってしまっていますが、こういうメンバーで当時は録音できていたんですね。カチッとした音楽を演奏するよりも、こういった、流れに沿っていながら、浮遊感もあって何となくフワフワとしたセッションの方が難しいんじゃないかと思えます。かといって、テクニック偏重なわけではなくて、聴かせるところは聴かせ、インパクトを与えるところは与えて、となかなか渋い演奏を聴かせてくれますね。一聴地味だけれども、奥が深いと思わせるアルバムです。


Vertigo/The Chris Potter(Ts, Ss, Bcl, P) Quartet(Concord)(輸入盤) - Recorded April 9 and 10, 1998. Kurt Rosenwinkel(G except 3), Scott Colley(B), Billy Drummond(Ds), Joe Lovano(Ts on 3, 6, 8) - 1. Shiva 2. Vertigo 3. Long Walk, Short Pier 4. Act 3, Scene 1 5. Fishy 6. This Will Be 7. Almost Home 8. Modeen's Mood 9. Wake Up

(10/03/30)全曲クリス・ポッターの作曲。ワンホーンでカート・ローゼンウィンケルのギター、そして時々ジョー・ロヴァーノが加わる、かなり魅力的な編成。ピアノがない(4曲目のみ一部ポッターがピアノを弾いています)ので空間も多くてかなり自由な現代ジャズを繰り広げています。一部多重録音もあり。変拍子系の曲もあって自由度は高いのですが、フォーマット的には割とかっちりしていて、フレーズがはみ出してもフリー(8曲目はそうかな)にまで行くということはあまりないです。何と言ってもソロが魅力です。流れとしては新機軸ではないにしろ、これを発表した当時は先を行っていたアルバムだったかも。ポッターの楽器持ちかえもけっこう興味深い。テンポもいろいろで、リズムも4ビートやファンク、ボッサなど、変化があります。

2010/03/30

Contribution/Daniel Szabo Trio Meets Chris Potter

Danielcontri
クリス・ポッターは、まず新譜を聴いておかないとって、これ、ハンガリーのピアニストのアルバムに全面的に客演したアルバムですね。しかし、演奏している内容はニューヨークのミュージシャンより現代ジャズしていて、楽しい。変拍子はバシバシ出てくる(と思っていて実はそうではなかった、ということもありうるのですが)し、メカニカルだったりある部分浮遊感が漂っていたりと、ポッターにとってはなかなか相性のいいミュージシャンたちだったのでは、と思わせます。こういうのがなぜかハンガリーのブダペストでの録音、というのが面白いです。こういうサウンドを聴いて、楽しめる人とそうでない人がいることは、分かっちゃいるけどやめられない、ってなもんで(笑)。すでにあちこちのブログの知り合いがこのアルバムのことを書いていますね。一度体験してみては、どうでしょう。


Contribution/Daniel Szabo(P, Key) Trio Meets Chris Potter(Ts, Ss, Bcl)(Budapest Music Center Records)(輸入盤) - Recorded August 27 and 28, 2009. Matyas Szandai(B), Ferenc Nemeth(Ds) - 1. Attack Of The Intervals 2. Strange Wind 3. Camel Gallop 4. Melodic 5. Whirligig 6. There Was That Too 7. Bubble Song

(10/03/28)全曲ハンガリーのピアニスト、 Daniel Szaboの作曲。現代ジャズ特有の浮遊感やミステリアスかつメカニカルな面もある変拍子多用のサウンドです。そんな感じでバリバリとアップテンポの4ビートで少し混沌気味に弾きまくって吹きまくる1曲目、15分にも及ぶ、静かでミステリアスにはじまってからそのカラーのまま変拍子系も混ざり変幻自在に進んでいく2曲目、これまた変拍子系でメカニカルな速いパッセージが続いた後にソロがくる3曲目、バスクラリネットでしっとりとしたつつダークな感じもあるバラードの4曲目、エキゾチックなパッセージとメロディとの対比が面白い5曲目、テーマは明るめで浮遊感とキメのあるリズムをバックに吹きまくる6曲目、キーボード使用で、キメの部分もあり薄暗くソロ交代で進む7曲目。

crissさんの「雨の日にはジャズを聴きながら」での同じアルバムに関する記事

2010/03/29

Coming Together/Chris Potter, Steve Wilson, Terell Stafford, Keith Javors, Delbert Felix, John Davis

Chriscoming
これも1月末に届いていてやっと聴いたアルバム。しかも発売日はさらに1ヵ月ぐらい早かったんじゃないかな。通常、私はライナーなどは読まないでコメントを書くのですが、これに関しては読んでいないと肝心なところが分からない、ということになってしまいますね。 Brendan Ramaneckというサックスの人がアルバムを録音する前に亡くなっていて、それをクリス・ポッター、スティーヴ・ウィルソンが追悼的に参加していています。アルバムとしては前半と後半でサウンド・イメージが異なるため、こういうことになったのはなぜかな、と思っていたので、理由が分かって良かったです。演奏は、もちろんいいですしね。


Coming Together/Chris Potter(Ss, Ts on 1-6), Steve Wilson(Ss, As on 7-11), Terell Stafford(Tp, Flh on 7-9, 11), Keith Javors(P on 2-11), Delbert Felix(B on 1-4, 6-9, 11), John Davis(Ds on 1-4, 6-9, 11)(Inarhyme)(輸入盤) - Recorded June 13, 16-17, 2005. - 1. My Shining Hour 2. Dream Behind The Winter 3. Full Moon 4. 3 Steps Ahead Of The Spider 5. Nancy With The Laghing Face 6. You'll Never Know 7. Coming Together 8. The Vibe 9. Minion 10. Killing Me Softly With His Song 11. 11-02

(10/03/28)1、5、10曲目がスタンダードで、他は全曲Brendan Ramaneckという人の作曲。この人はサックス奏者で’05年の4月に亡くなってしまいました。それをKeith Javorsが引き継ぎ、完成させたそう。6曲目まではクリス・ポッターのみのフロントで、7曲目以降は基本的にスティーヴ・ウィルソンとテレル・スタッフォードの2管編成という構成になっていて、そこではっきりとサウンドも分かれています。フロントのキャラクターか、前半は明るめでカラッとしているのに対して、後半がややサウンド的に暗めのモーダルな感じがありますが、いずれもかなりいいホーン奏者には間違いないので、これはこれでアルバムとして楽しめます。ただ、これがRamaneckのデビュー作になっていれば、との思いもあるので、聴いていて複雑です。

2010/03/28

Unspoken/Chris Potter

Chrisunspoken
クリス・ポッターの旧譜を昨年夏にまとめ買いして、昨年暮れからCDプレイヤーの上に置いておきながら、なかなか聴く暇がなかったので、少しずつ聴いていきます。レーベルの順番から行くと、リーダー作はデビューからCriss Cross、Concord、Verveの順に移籍していったのだけど、Concordは当時(’90年代後半)は国内盤がスポットでしか発売されず、輸入盤専門店に行っていないと入手できなかったと思うので、情報を持ってませんでした。昨年急に集めはじめても、Concordは3枚ほど既に入手できなくなっていました。まあ、無理して全部は集めませんけど。手元に同レーベルがこれを含めて2枚ありますが、当時から作曲も演奏も他のミュージシャンより抜きんでていましたね。このアルバムはバックが豪華なところも聴きどころです。


Unspoken/Chris Potter(Ts, Ss)(Concord)(輸入盤) - Recorded May 21-23, 1997. John Scofield(G on 1-2, 4-6, 8-9), Dave Holland(B), Jack DeJohnette(Ds) - 1. Wistful 2. Seven Eleven 3. Hieroglyph 4. Amsterdam Blues 5. Et Tu, Brute? 6. Unspoken 7. No Cigar 8. Time Zone 9. New Vision

(10/03/28)全曲クリス・ポッターの作曲。’97年の録音ということもあるけれど、スゴいメンバーで4ビート・ジャズを演奏しています。1曲目などはミディアムで明るく、スタンダードかと思ってしまうほど。と思うと2曲目は変拍子も入った現代的なファンクジャズ的な面も強く出ています。ソプラノサックスのトリオで淡々と、でも現代的にせまる3曲目、アップテンポの4ビートでメカニカルな曲調の4曲目、中南米のタンゴ調のゆったりしたリズムの上を縦横無尽に駆け巡るような5曲目、妖しげな浮遊感のあるバラードが印象に残るタイトル曲の6曲目、ややアップテンポの4ビート系だけどもトリオなので自由に飛翔している7曲目、一部4ビートで9分にわたってかなり自由なアプローチが続く8曲目、7拍子系だけれど軽くて明るめの9曲目。

2010/03/27

Green In Blue/Arild Andersen Early Quartets

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ECMで3枚組BOXがまた発売されました。今回のBOXの特徴は3枚ともLP時代のもので、これが初CD化になるということです。3枚ともに聴いても、なぜこれらがCD化されずに廃盤となっていたかが理解できないです。それだけ演奏はいい感じなんですね。でも、1枚目の8曲目はバップではなくてもアップテンポの4ビートで演奏していたり、あるいは他の曲でも外向的な感じの演奏があったり、と今のレーベルの基準からすると少しだけ規格外のような気もしています。でも、発売されていたら他の同レーベルのアルバムと同じようには売れると思うので、今回の再発は大歓迎です。あと未CD化アルバムは40枚ほど。これからは再発は難しいかもしれないな、と思いつつ。


Green In Blue/Arild Andersen(B) Early Quartets(ECM 2143-45)(輸入盤) - Clouds In My Head: Recorded February 1975. Jon Balke(P), Knut Riisnaes(Ts, Ss, Fl), Pal Thowsen(Ds) - 1. 305W18St 2. Last Song 3. Outhouse 4. Song For A Sad Day 5. Clouds In My Head 6. Cycles 7. Siv 8. The Sword Under His Wings - Shimri: Recorded October 1976. Juhani Aaltonen(Ts, Ss, Fl, Per), Lars Jansson(P), Pal Thowsen(Ds, Per) - 1. Shimri 2. No Tears 3. Ways Of Days 4. Wood Song 5. Vaggvisa For Hanna 6. Dedication - Green Shading Into Blue: Recorded April 1978. Juhani Aaltonen(Ts, Ss, Fl), Lars Jansson(P, Synth, String Ensemble), Pal Thowsen(Ds, Per) - 1. Sole 2. The Gutarist 3. Anima 4. Radka's Samba 5. Terhi 6. Green Shading Into Blue 7. Jana

(10/03/27)Clouds In My Head(ECM 1059), Shimri(ECM 1082), Green Shading Into Blue(ECM 1127)(いずれも初CD化)の3枚組BOXで、アリルド・アンデルセンのECM初期の3枚をまとめたもの。1枚目では2人メンバーが異なりますが、いずれもワン・ホーン・クァルテットになっています。比較的初期のECMらしい4ビート系ではない(一部4ビートも)ジャズが繰り広げられています。静かな曲から賑やかな曲までさまざま。ビートの効いた元気な曲もあります。「Shimri」の4曲目は4人のフリー・インプロヴィゼーション、5曲目、「Green Shading Into Blue」の3、5曲目がラーシュ・ヤンソンの作曲で、他は全曲アンデルセンの作曲。1枚目のみ音がちょっと硬質というか高音域が出ている感じ。3枚目にいくにつれ、円熟味が増します。

2010/03/23

True Story/Jean-Michel Pilc

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これも1月に届いていたアルバム。奇しくもドレフュス・レーベルで2日連続になってしまいました。ジャン・ミシェル・ピルクは好きなピアニスト。でも、今回は彼のトンガリ傾向があまり目立たなかったので、だいぶ以前と変わったな、という印象です。彼の指向性の変化なのか、ドラムスやベースがメンバーチェンジしたせいなのか分かりません。こういう方面も嫌いではないですけれども、ちょっと戸惑ってしまいました。個人的には彼にはトンガっていてほしいとは思うのですけれども、そこはレーベルとしての判断が働いているのでしょうか。それでも、他のピアニストとは一線を画しているとは思いますけど。


True Story/Jean-Michel Pilc(P)(Dreyfus Jazz)(輸入盤) - Recorded May 24 and 25, 2009. Boris Kozlov(B), Billy Hart(Ds) - 1. The Other Night 2. Relic 3. PBH Factor 4. A Brief History Of Time 5. High Sky - The Elegant Universe 6. Mornings With Franz 7. Kingston, NY 8. Try To Remember 9. B.B.B. 10. My Heart Belongs To Daddy 11. True Story - Scene 1 12. True Story - Scene 2 13. True Story - Scene 3 14. True Story - Scene 4 15. True Story - Scene 5

(10/03/22)シューベルト作の2曲目、スタンダードなどの8、10曲目以外はジャン・ミシェル・ピルク作。11-15曲目は組曲。前半はトンガったフレーズが減っていて、ピアノ・トリオの三位一体的なアプローチがあまり多くなく、ピアノメインの曲が多くなっています。心なしか牧歌的だったり、静かな曲が多めのような気がします。それでも、オリジナルとしての鮮度は割と良くて、メロディやフレーズが印象に残ります。聴きやすくなったとはいえ、中盤から7曲目の一部モンク的フレーズ、9曲目でいつもの彼のトンガリフレーズを見せてくれたり、10曲目の独特な解釈も楽しめます。結局、本質は彼は硬派だな、ということも垣間見せてくれます。後半の組曲ではやや空間的な部分もありながら、いつもの彼らしい面も聴かせてくれます。

2010/03/22

Origine/Aldo Romano

Aldoorigine
このところ、あとから届いたCDを先に聴いたり、聴く間隔があいたりして、やっと1月下旬に届いたCDを聴いています。このアルバム、アルド・ロマーノのリーダー作なので、何も予備知識がなくて注文したのですが、ハードなジャズのアルバムではなくて、低重心・木管が多めの、作曲やアレンジ重視のホーンが印象的なアルバムでした。彼がドラムスではなくてギターで参加している曲もあって、ラストの曲は何と彼のヴォーカル入り。フレンチポップスという感じではあります。でも、こういう傾向も私、好きなので、楽しんで聴くことができました。出番は少ないですけど、アドリブの場面もあるので、まあ、うまくサウンド的にバランスはとれていると思います。


Origine/Aldo Romano(Ds, G, Vo)(Dreyfus Jazz)(輸入盤) - Recorded June 30, July 1 and 2, 2009. Lionel Belmondo(Ss, Ts, G-fl, Wood Fl), Eric Legnini(P), Thomas Bramerie(B), Stephane Belmondo(Tp, Flh, Shell), Philippe Gauthier(Fl, G-fl), Jerome Voisin(Cl, Bcl), Bernard Burgun(English Horn), Francois Christin(French Horn), Cecile Hardouin(Bassoon), Bastien Stil(Tuba), Geraldine Laurent(As), Xavier Desandre-Navarre(Per) - 1. Silenzio 2. Pasolini 3. Il Camino Part 1 3. Il Camino Part 2 4. Gamelan 5. Touch Of A Woman 7. Elis 8. Celectina 9. Dreams And Waters 10. Starless Night 11. For Michel 12. Il Camino Part 3 13. Jazz Messengers

(10/03/22)全曲アルド・ロマーノの作曲で、13曲目は彼のヴォーカル入り。珍しくドラムスのかわりにギターも弾いている曲も。アレンジはLionel Belmondo。重心の低い変則編成のホーンセクションで、ジャズというよりは映画音楽を聴いているような雰囲気のサウンドが多いです。アドリブよりはアレンジにかなり重きを置いているようで、これはこれで、フランスの叙情的な雰囲気もあって、なかなか印象的。1時間弱で13曲も入っているので、やはりアドリブの部分はあまり多くないです。でも時々入るアドリブはけっこう聴きごたえがあります。特にピアノが印象的かな。1曲目のように短調で叙情的にせまる曲もあれば、2曲目のようにリズミカルに長調で楽しめる曲もあり、曲調は幅広いです。なかなかいいメロディの曲が多いです。

2010/03/21

Peter-Anthony Togni/Lamentatio Jeremiae Prophetae

2129
昨日の続きです。そしてもう1枚はバスクラリネットと合唱の宗教音楽(現代音楽)。ヤン・ガルバレクとヒリヤード・アンサンブルの「オフィチウム」や「ムネモシネ」を連想しますし、ジョン・サーマンのある種のアルバムに近いような気もしています。ECM系ジャズとのボーダーレスの作品なので、聴いてみるのも面白いかも。


Peter-Anthony Togni/Lamentatio Jeremiae Prophetae(ECM New Series 2129)(輸入盤) - Recorded October 2008. Jeff Reilly(Bcl), Rebecca Whelan(Soprano), Elmer Iseler Singers, Lydia Adams(Cond) - Lamentatio Jeremiae Prophetae: 1. Quomodo Sedet Sola Civitas 2. Quomodo Dominus Filiam Sion Obtexit 3. Silentio 4. Quomodo Obscuratum Est Aurum 5. Recodare, Domine

(10/03/20)Peter-Anthony Togniはカナダの現代音楽家。邦題は「預言者エレミアの哀歌」だそうで、旧約聖書に題材をとったバスクラリネットと合唱のための協奏曲とのこと。静謐な中にバスクラリネットやソプラノ、合唱などが組み合わさり、ECMのジャズとのボーダーレスなサウンドの感覚もあります。時にフリー的なバスクラリネットが決め手で、ECMジャズの聴き手でも、宗教音楽的なサウンドですけども、ECMの世界に入っていけます。

2010/03/20

Ludwig Van Beethoven/Piano Concertos 4 & 5/Till Fellner/Orchestre Symphonique De Montreal/Kent Nagano

2114
ECM New Seriesが2枚届きました。1枚は王道を行くベートーベンのピアノ協奏曲。クラシックとして安心して聴けますね。アンドラーシュ・シフと並んで、このティル・フェルナーというピアニスト、ECM New Seriesの目玉になりそうです。両者とも、普通のクラシックファンにも受けそうですし。そしてもう1枚は明日。


Ludwig Van Beethoven/Piano Concertos 4 & 5/Till Fellner(P)/Orchestre Symphonique De Montreal/Kent Nagano(Cond)(ECM New Series 2114)(輸入盤) - Recorded May and November 2008. - 1-3. Piano Concerto No.4 G Major Op.58 4-6. Piano Concerto No.5 E-flat Major Op.73

(10/03/20)ベートーベンは18-19世紀のドイツの有名な作曲家。ここではピアノ協奏曲の第4番と、有名な第5番「皇帝」を演奏しています。ECM New Seriesでベートーベンの有名な曲、しかもオーケストラ付きで聴くことができるのは、やはりこのレーベルも大きくなったということだろうと思います。音についてはクラシック聴きではないので詳しくないですが、ECMという範疇の中で、クリアーながら温度感もややある正統派の演奏です。

2010/03/17

Lost In A Dream/Paul Motian Trio

2128
ECMレーベルが1枚届いているので、まずこれを先に聴かないと。メンバーが強力です。クリス・ポッターは以前、ポール・モチアンのエレクトリック・ビバップ・バンドに参加していたことがあります。でも、トリオになると、やはりモチアンのトリオだなあ、という印象。一部フリー的に盛り上がる場面はあっても、大半は静か。ここをECMならではの良さととらえるか、燃焼不良ととらえるかで評価は分かれてくるんではないかな、と思うのですが、これをあえて聴く方は、彼の特性を理解した上で聴くと思うので、そんなに心配はしていません。これがライヴではなくてスタジオ録音だったら、おそらくもっと空間的で静かになっていたと思います。


Lost In A Dream/Paul Motian(Ds) Trio(ECM 2128)(輸入盤) - Recorded February 2009. Chris Potter(Ts), Jason Moran(P) - 1. Mode VI 2. Casino 3. Lost In A Dream 4. Blue Midnight 5. Be Careful It's My Heart 6. Birdsong 7. Ten 8. Drum Music 9. Abacus 10. Cathedral Song

(10/03/17)ライヴ録音。5曲目のみスタンダードで、他は全部ポール・モチアンの作曲。以前はジョー・ロヴァーノとビル・フリゼールとのトリオがあったけれど、メンバー、楽器が替わっても、ポール・モチアンの温度感の低い、静かでフワフワした感じのサウンドはそのまま健在です。メンバーがスゴいことも特筆。ただ、このメンバーでは単に静かなままだけではなくて、ピアノや、時にサックスがサウンドの統一感を保ちつつ、8-9曲目のようにバリバリと盛り上がる場面もあったりします、これはライヴだからなのかどうか、分かりませんが。そこにスコン、スコンとモチアンのドラムスが響きわたります。メンバーのいつもの方向性に期待するとイメージが違うかもしれませんが、空間的な割には密度の濃い、統一感のとれたサウンド。

2010/03/16

The Move/Jim Rotondi

1323
Criss Crossレーベル新譜聴き4日目で一段落。何だかOne For Allと似たような感じだなと思ったら、Jim Rotondi、 David Hazeltine、Joe Farnsworthが同じメンバーだったでした。 One For Allが有名になって、いろいろなレーベルで吹きこみはじめたから、またメンバーをちょっと変更して、というわけでもないのでしょうが、3管の編成は違うにしても、何となく似た雰囲気を感じます。曲によって明るかったり、都会的だったりして、ジャズとしては洗練されているサウンド。このメンバーだったらそうなるなあ、という予定調和的なところもまた良かったりします。オーソドックスなんだけれどもこういう3管のテーマもやはり現代ジャズの側面かも。安心して聴けます。


he Move/Jim Rotondi(Tp, Flh)(Criss Cross 1323)(輸入盤) - Recorded November 10, 2009. Ralph Bowen(Ts), Mike DeRubbo(As), David Hazeltine(P), John Webber(B), Joe Farnsworth(Ds) - 1. Progress 2. Blues For KD 3. Julie Ann 4. The Coat 5. Foe Cedar 6. Too Late Now 7. DH 8. The Look Of Love 9. I Wish I Knew

(10/03/14)ジム・ロトンディ作は3、7曲目の2曲で、メンバーの作曲も3曲(2、4-5曲目)あり、他はスタンダードやジャズメン・オリジナル。One For Allと似たような、スマートな3管のサウンドです。その洗練されたテーマとややアップテンポの明るさを持つホレス・シルバー作の1曲目、アップテンポで都会的なカッコ良さのある2曲目、乾いている洗練されたボッサの3曲目、ゆったりとした3管テーマがけっこうカッコいい落ち着いたミディアムの4曲目、これまたテーマが素晴らしくまとまりのあるややアップテンポの5曲目、しっとりと歌い上げたバラードからミディアムになる6曲目、アップテンポでグイグイと押し進んでいく7曲目、バート・バカラック作を彼ららしく渋くボッサで演奏する8曲目、軽めのゴキゲンで明るいサウンドの9曲目。

2010/03/15

Aliso/David Binney

1322
Criss Crossレーベル新譜聴き3日目。デヴィッド・ビニーのリーダー作は、ウェイン・クランツの名前にひかれますが、ギターの参加は半分弱といったところ。むしろビニーのバリバリと吹きこなしてグイグイせまるアルト・サックスがインパクトが強いです。曲は16ビートでもカチッとしていなくて、メロディ的には浮遊感の強いものだったりと、グイグイ繰る半面、フワフワとしているところもあったりしていて、このあたり彼の個性なのかなと思わせます。それでも、このアルバムも現代ジャズの一側面を表していることには変わりがないのですが。熱演の場面では、ここまで吹きまくるか、というインパクトは大きいです。


Aliso/David Binney(As)(Criss Cross 1322)(輸入盤) - Recorded November 2, 2009. Wayne Krantz(G), Jacob Sacks(P), John Escreet(P on 1, 7, 9), Eivind Opsvik(B), Dan Weiss(Ds) - 1. Aliso 2. A Day In Music 3. Toy Tune 4. Strata 5. Teru 6. Fuchsia Swing Song 7. Bar Life 8. Think Of One 7. Bar Life 8. Think Of One 9. Africa

(10/03/14)デヴィッド・ビニー作は全9曲中4曲(1-2、4、7曲目)で、他は硬派なジャズメン・オリジナル。ウェイン・クランツの一部参加が珍しい。16ビートも基本的にカチッとはしていない。現代やや複雑系ファンクのタイトル曲の1曲目、浮遊感あふれるメカニカルなメロディで、不思議感覚を伴う2曲目、ウェイン・ショーター作で4ビートの、ちょっと怪しげな雰囲気もある3曲目、8分の6拍子で盛り上がりもあり緩急自在な4曲目、またショーター作でゆったりとしたバラードの5曲目、サム・リヴァース作の超アップテンポでゴキゲンな4ビートの6曲目、基本的にファンク系で浮遊感のあるメロディが乗っかる7曲目、セロニアス・モンク作はやはり彼の作品だなと思わせる8曲目、ジョン・コルトレーン作を14分にわたり熱演する9曲目。

2010/03/14

Unlikely Stories/Lage Lund

1321
Criss Crossレーベル新譜聴き2日目。ラージュ・ルンドの新作は全曲オリジナルです。スタンダードを演奏しているアルバムもいいけれど、現代ジャズを垣間見るにはこういうアルバムを聴いてみなければ、という面はあると思います。ですので、聴く人を選ぶかもしれませんが、この微妙な浮遊感やビート、繊細なフレーズがけっこう高度なところで組み合わされて紡ぎ出される音は、なかなか聴くことができないのではないかと思います。けっこうハマるのではないでしょうか。メンバーもかなりいいですしね。そして、このアルバム、けっこうギターが前面に出ずっぱりの印象もあるので、そういう点でもおススメです。


Unlikely Stories/Lage Lund(G)(Criss Cross 1321)(輸入盤) - Recorded November 5, 2009. Edward Simon(P), Ben Street(B), Bill Stewart(Ds) - 1. Swagger 2. Folly 3. Worms 4. 12 Beats 5. Truckstop Queen 6. Drum 7. Life At The Bottom Of The Lake 8. What We See

(10/03/13)全曲ラージュ・ルンドの作曲。若いながら、現代ジャズの複雑さ、浮遊感などをうまく消化している感じ。ピアノとのクァルテットという難しい編成ですが、うまくまとまっています。というよりは、繊細でかなり自由なサウンドかも。その浮遊感と薄暗さのうまく表現されている1曲目、独特なリズムと綾織り系のサウンドが組み合わさった非4ビート系の2曲目、ギターがメインで、各楽器が自由奔放に動き回っているような3曲目、温度感が低くて12ビートというよりラテンビートにも聴こえる4曲目、ソロ・ギターではじまる静かなバラードの5曲目、中途にアップテンポの4ビートもはさまって快活に進む6曲目、しっとりとした、それでいて一筋縄ではいかないバラードの7曲目、綾織り系のサウンドと思うとけっこう盛り上がる8曲目。

2010/03/13

Cone And T-Staff/Wycliffe Gordon

1320
Criss Crossレーベル新譜聴き1日目。実は1週間ぐらい前に今回の新譜4枚のうち3枚が到着していたのですが、あわただしくて聴く時間がなかったです。ワイクリフ・ゴードンはCriss Crossではリーダー作を何枚も出しているトロンボーンの人。やはり彼らしく、’50年代の雰囲気や、それ以前のオールドスタイルとでもいうのか、懐かしい味のトロンボーンを聴かせてくれる場面もあります。メンバーからするともう少し現代的なジャズを演奏するかな、とも思っていたのですが、それはリーダーの意図するところなのでしょう。それでいて単なる過去のサウンドの再現にはなっていないところがいいところです。


Cone And T-Staff/Wycliffe Gordon(Tb)(Criss Cross 1320)(輸入盤) - Recorded November 4, 2009. Terell Stafford(Tp), Mike LeDonne(P), David Wong(B), Kenny Washington(Ds) - 1. West Coast Blues 2. Cousins 3. Robbin's Nest 4. Everything Happens To Me 5. Arabia 6. Le Marieur 7. Tricotism 8. Star-Crossed Lovers 9. Cheeeky!!

(10/03/13)ワイクリフ・ゴードン作は9曲目、テレル・スタフォード作が2、6曲目。他はジャズメン・オリジナル。全体的に’50年代後半の感触に近いサウンド、時にそれ以前にも。ウェス・モンゴメリー作の8分の6拍子のブルースを、変化しながら演奏する1曲目、ミディアムでオーソドックスな、渋めのメロディの2曲目、イリノイ・ジャケー作でホーンがオールド的にも響く感じの3曲目、マット・デニス作のしっとりとしたバラードが優しい4曲目、カーティス・フラー作のややアップテンポでテーマだけエキゾチックな5曲目、渋いボッサタッチがけっこういい6曲目、オスカー・ぺティフォード作のベースとのユニゾンテーマが印象的な7曲目、エリントン共作でゆったりしたオールド・バラードの8曲目、聴いたことのあるようなメロディの9曲目。

2010/03/12

「超・音楽鑑賞術!/高野 雲著」

Choukannshou
「超・音楽鑑賞術!/高野 雲著」がヤマハ・ミュージック・メディアより20日刊行されるそうです。

高野雲さんは、ジャズのホームページやブログの友達でもあり、彼がアマチュア時代からホームページにリンクさせていただいたのですが、最近はジャズナビゲーターとしてラジオで活躍されたり、プロの書き手として、ブログやメールマガジンのみならず、本や雑誌に精力的に活動をされている方です。

この本、Amazonでも予約を受け付けているようですね。ジャズの初心者(もしかするともっと聴きこんでいる人にも)のみならず、他ジャンルの基本的なアルバムも紹介されているということで、もっと広い範囲で音楽を楽しみたい、という方にもいいんじゃないかと思います。内容は、発売されてからということにして、まずはお知らせでした。知人が本を出す、ということはうれしいことです。

高野雲さんのホームページはこちら、ブログはこちらです。

2010/03/09

My Song/ニコレッタ・セーケ

Nikolettamy
ふだんはジャズ・ヴォーカルってあまり聴いていないんだけれども、澤野工房からこのニコレッタ・セーケが以前出た時に聴いてみて、ハマってしまいました。ハンガリーのヴォーカリスト、という点でも澤野工房らしいや、と思ったのですが、現地で出たファーストアルバムが東欧色が強かったのに比べて、この3枚目はまったく普通に英語圏のジャズ・ヴォーカルとして聴けます。それだけ地方色が薄まったのですけど、技量その他、ヴォーカルの魅力度も含めて、だんだんアップしてきているのではないかと思います。ただ、あまりヴォーカルものは聴いていないので、自分自身の評価軸がちょっとフラフラしています(笑)。


My Song/ニコレッタ・セーケ(Vo)(澤野工房)
My Song/Nikoletta Szoke(Vo)(Atelier Sawano SS095) - Recorded November 8 and 9, 2009. Robert Lakatos(P), Jozsef Horvath Barcza(B), Andras Mohay(Ds) - 1. Your Song 2. The Way We Were 3. On A Clear Day 4. Throw It Away 5. Who Can I Turn To? 6. The Best Is Yet To Come 7. Meditacao (Meditation) 8. Moon And Sand 9. Whatever Lola Wants 10. Highwire (The Aetialist) 11. Sleep, My Love 12. I Believe I Can Fly 13. Everything Happens To Me 14. Two Of Us

最初にエルトン・ジョン、ラストにビートルズの曲があって、スタンダードが中心で、ニコレッタ・セーケとメンバーの作詞作曲の曲も11曲目にあります。落ち着いた部分はしっとりと歌い上げますが、勢いのあるところでは、スキャットなども取り入れて自由奔放に歌い上げていて、元気なところを見せてます。原曲からリハーモナイズさせたりブレイクしているところもあります。短調で静かな感じの曲から、暴れまわると言っていい感じのアップテンポのスキャットまで、白人女性としてはジャズ向きのちょっと鼻にかかったような声で、幅広く表現しているところがなかなかいい。ここでは出身のハンガリーっぽさは、ほとんど出てきません。ロバート・ラカトシュはピアノ歌伴に徹している感じでも、間奏のソロでもけっこういい演奏をしています。(10年2月26日発売)

2010/03/08

I'll Close My Eyes/ウラジミール・シャフラノフ・トリオ

Vladimirill
澤野工房の1月発売のアルバムをやっと聴くことができました。その後2月発売のものも2枚入手しているため、急がないと、とは思うのですが。ウラジミール・シャフラノフは、最初澤野より復刻で「ホワイト・ナイツ」が出た時に、素晴らしいピアニストだと思いました。その後何枚も新譜を聴いているうちにその感動は少し薄れたものの、スマートながらヨーロッパの男性的なサウンドを持って、引き出しの幅も広いので、今でもけっこう好きなピアニストです。まあ、このアルバムが歴史に残るか、というとそこまではいかないにしても、聴いて心地良くなる人は多いんじゃないかな、と思います。


I'll Close My Eyes/ウラジミール・シャフラノフ(P)・トリオ(澤野工房)
I'll Close My Eyes/Vladimir Shafranov(P) Trio(Atelier Sawano AS094) - Recorded May 11 and 12, 2009. Jesper Kundgaard(G), Jukkis Uotila(Ds) - 1. I'll Close My Eyes 2. Minha Saudade 3. Chanson De Maxence (You Must Believe In Spring) 4. Are You Real 5. When A Gypsy Makes His Violin Cry 6. Whistling Away The Dark 7. Voce E Eu (You And I) 8. Cherokee 9. Star Crossed Lovers

ウラジミール・シャフラノフのトリオ。スタンダードやジャズメン・オリジナル、ラテン(ボッサ)、映画音楽など、比較的有名な曲が並んでいます。演奏はゴキゲンだったり、しっとりとした情感を味あわせてくれたり、聴き心地が良いアルバム。スマートでオーソドックスだけどいい感じ。それほど目立たないアルバムではないと思いますし、何度も聴きたくなったり、ジャズに比較的ライト感覚でのめり込むにはなかなかのアルバムだと思います。ベースとドラムスもヨーロッパではそれなりに知られた存在。それをシャフラノフが引っ張っていくのだから悪かろうはずはありません。4曲目のベニー・ゴルソン作や、8曲目に「チェロキー」を選曲しているところなど、やや骨太な選球眼ももっています。選曲だけでなく、演奏でも成功している感じ。(10年1月22日発売)

2010/03/07

ISDNからひかり電話への移行

Img058
ISDNのTA(ターミナルアダプタ)が壊れたので、先々週の金曜日(2月26日)にひかり電話の申し込みをし、4日の朝、ひかり電話のルーターが届きました。朝、車の6カ月点検があったのですが、家を出る朝9時前にはルーターが到着。車を持っていって帰ってきたのが11時前。滞在中の自動車ディーラーでは説明書を読んでました。

14時から来客があるので、午前中に帰ってきた後すぐにひかり電話の設定に入ろうとしたのですが、ISDNの回線がまだつながっている状態でした。すぐにNTTに連絡をしたら、切り替えは今日の13-17時の予定になっています、とのこと。冗談じゃない、電話が壊れていて急いでいるんだからと言って、切り替わったのが13時前。

さっそく設定に入ったのですが、パソコンが固定IPだと、Webでのルーターの設定画面に入れないんですね(最初から自動IPになっていればOK)。来客をはさんで夕方に、1台パソコンの固定IPを外し、ルーターに直につないだのですが、ローカルエリア接続で回線にはつながるものの、インターネットにつながらない。仕事用なので急いでいるのに、困ってしまいますね(笑)。その後、NTTのパソコン専門の担当から電話がかかってきて、やっと設定できました。取扱説明書には掲載されていないやり方なので、やはり一人でやるのには無理がありました。

設定が終わった後に、ある方から、ひかり電話のルーター、NTTでは出荷前に設定してあって、そのまま使えるという情報を得ました。でも、電話番号の設定はしてあるものの、電話とFAXの複合機が2つの電話番号を持っているような設定にしてあったので(実際は電話機とFAXは別々です)、それを直さなければならず、また、ルーターの初期状態の「INIT」ランプが赤だったので、いずれにしても、パソコンからルーターにつないで設定を変更する必要がありました。

設定は大丈夫だと思っていたら、今度はFAXが1日半もの間入って来ない。知り合いに電話をかけて試しに送ってみてもらったら、話し中で届かないとのことでした。NTTにまた電話をして聞いてみると、FAX回線のナンバーディスプレイONにしてあるのが、FAXでは対応していないんじゃないかということで、OFFにしたらやっと届くようになりました。

ひかり電話の設定、簡単なはずだったのですが、事務所で現在使っているルーターと直列につなぐ必要があったり、特殊な条件だったので、結果的に設定に手間がかかりました。ただ、以前のISDN+Bフレッツで、13,000円弱/月にかかっていたのが、ひかり電話+Bフレッツに替わって、7千円台/月に劇的に料金が下がるので、もっと早く変更しておけばよかったかな、とも思っています。

(追記)その後、FAXコピー機(事務用の大きいやつです)にFAXが入らない、との苦情が一部のお客さんから寄せられ、コピー機の会社に電話をかけたら、ISDNから光電話に変更した時は、FAXコピー機のファームウェアを書き変えなければならないそうで、サービスの方に来てもらい、変更しました。その後は正常に動いています。

2010/03/06

Live/Gongzilla

Gongzillalive
ゴングジラのアルバムも、今日までに5枚聴きました。CDの到着時期がバラバラだったので、時系列で聴いていたわけではないですけど。何と言ってもこのバンド、アラン・ホールズワース、デヴィッド・トーン、デヴィッド・フュージンスキーと、個性的なギタリストが参加していたのが印象的です。ある意味リーダー格の Bon Lozagaもギタリストだけど、この人、ちょっと影が薄かったな、という気もしないでもありませんが。このグループも今では入手困難なアルバムばかりになってしまいました。運良く今回5枚聴けたので、満足しています。そして2月に注文したAmazonマーケットプレイスの10枚も、今日で全部紹介終わり。通常ルートでは入手できないものが入手できますが、やはりリスクも大きいかもですね。


Live/Gongzilla(Lolo Records)(輸入盤) - Recorded June 27, 1998. Hansford Rowe(B), Bon Lozaga(G), Benoit Moerlen(Vib, Xylo), David Fiuczynski(G), Vic Stevens(Ds, Per) - 1. Mr. Sinister Minister 2. Bad Habits 3. Gongzilla's Dilemma 4. Hip-Hopnosis 5. Image 6. Gongzilla 7. Soli

(10/03/05)Hansford RoweとBon Lozagaが3曲ずつ、Benoit Moerlenが1曲提供。ライヴなので再演曲が多いですけれど、ギタリストがデヴィッド・フュージンスキーに交代して(しかもライヴなので全面的に参加)、過去いずれもアクの強いギタリスト(アラン・ホールズワース、デヴィッド・トーン)だったので、その違いを比べてみるのも面白い。ジャンルとしてはロックなのですが、やはりベースやドラムスのフレーズとかで、ファンク的な要素も強く、こちらサイドからも抵抗なく聴けるのではないかと思います。同じギタリストのLozagaと区別がつきにくいですが、個性の強いフレーズを弾いて、時にフレットレス・ギターもあって、ああ変態フレーズと思えば、フュージンスキーで間違いないと思います。ライヴなのでギンギンに盛り上がります。

2010/03/05

Tempest/Tempest

Tempest
これでアラン・ホールズワースの参加アルバムで、CDで出ているものはだいたい揃ったと思います。まだリーダー作のうち、6枚がアルバムコメントの手直しをしていないのですが、それもそのうち時間をみてやらなければなりません。今日のアルバム、彼のレコーディングの経歴としては割と初期の方なので、いかにも彼のフレーズというのは、あまりありません。でも’72年の録音ということを考えると、当時彼のギターはけっこうスゴ腕だったんじゃないかと思わせます。これもAmazonのマーケットプレイスでアメリカから買いましたが、国内盤で出たときに買っておけばよかった、と思いました。情報を全部把握しているわけではないので、タイミングが悪いと余分な出費になってしまいます。


Tempest/Tempest(Castle Music)(輸入盤) - Recorded October and November 1972. Paul Williams(Vo, G, Key), Allan Holdsworth(G, Vln, Vo), Mark Clarke(G, Key, Vo), Jon Hiseman(Ds, Per) - 1. Gorgon 2. Foyers Of Fun 3. Dark House 4. Brothers 5. Up And On 6. Grey And Black 7. Strangeher 8. Upon Tomorrow

(10/03/05)1-5曲目は共作ですが、アラン・ホールズワースも作曲者に名を連ねています。ヴォーカルの曲が中心。場面によってはアコースティック・ギターも出てきたり、と当時のプログレッシヴ・ロックのサウンドです。へヴィーなところもありますが、メロディアスなヴォーカル曲もあったりと。5拍子、6拍子など、比較的シンプルな変拍子も出てきます。やはり時代をけっこうさかのぼるので、ギターはホールズワース度という点ではあまり強くないかもしれません。この時代だったらこういうロックサウンドになるのかな、という演奏。ただ、ギター・ソロの部分でのギターは抜きんでいて、けっこう印象的ではあります。彼は他にヴァイオリンを弾いたり、どれかは確認できませんが、ヴォーカル(コーラス?)もとったりしているようです。

2010/03/02

気がつけば2,000エントリー

昨日でちょうどこのブログ、2,000エントリーになりました。ブログの更新間隔が開いたのに1,500エントリーを書いてからそんなに時間が経ってないような気もするのですが、実はその間に、ブログ「インプレッションズ」の300-350エントリーぐらいを廃止、こちらに併合しているんですね。まあ、ズルいと言われればそうなのです(笑)。「インプレッションズ」も、併合した後に50エントリーぐらい、過去記事を削除してます。そして、あともう少しで2,000というときにも、30エントリーほど削除しているので、また先が長くなってしまったな、と思いましたが。

今日は時間が少しあったので、Amazonマーケットプレイスで注文した、アメリカから届くはずのCDを待ってアップしようと思っていたのですが、今日は届かずに明日以降に持ち越しとなりました。同じお店から同時発送の4枚中2枚が先週土曜日に届き、残り2枚がまだ今日も届かない、というのは、まあ、海外発送らしいや、とは思います。他のCDでトラブルもありましたし。海外相手に、返品・返金交渉はけっこう手間がかかりそうです。

ブログだけでなくて、ホームページまで振り返ってみれば、’96年にはじめて自分のパソコンを買って、その時はモデムの接続、’97年にISDN回線を入れて64kbpsの速度が一般では速い方でした。メールチェックも1回電話料金が10円、ネットも3分つないで10円の時代。ブロードバンドはその後何年もしてから出てきます。それにしても’97年に作ったホームページデザインを、まだそのまま使っているので、化石状態ですね(笑)。

数年前までは、新譜をできるだけ早くアップすることや毎日ブログを更新することも目標だったですが、最近はそういうのはだんだんどうでもよくなってきました。マイペースで手持ちのCDと新譜をアップしていきたいと思ってます。でも、心境的には数年後には、アップすることもどうでもよくなってくるのではないか、なんてことも思ったりしています(笑)。

2010/03/01

Silent Will/Andrea Marcelli

Andreasilent
アンドレア・マルセリのアラン・ホールズワース参加アルバムが2作入手できてよかったですが、こちらのアルバムではむしろマイク・スターンとボブ・バーグの参加曲の方が曲も多く元気も良くて、目立ってしまう結果となりました。まあ、どちらも好きなミュージシャンではあるし、ジョン・パティトゥッチやウェイン・ショーターも出ているので、どうして当時このアルバムを見逃していたかなあ、と思います。もう20年も前の話ですけども。こちらのアルバムは、まだ何とか入手しようと思えばできるようです。このメンバーでのえんそうだもの、悪かろうはずはないですよね。マルセリはドラマーよりも作曲の方が評価が高いような気もしています。


Silent Will/Andrea Marcelli(Ds, Per, Cl, Synth)(Verve Forecast)(輸入盤) - Recorded February and August, 1989. Mike Stern(G on 1-2, 4, 6-7), Bob Berg(Ts on 1-2, 4, 7), Mitch Porman(P w/MIDI on 1, 3-8), John Patitucci(B), Alex Acuna(Per on 2, 4-7), Wayne Shorter(Ss on 3, 5), Allan Holdsworth(G, Synthaxe on 3, 5, 8) - 1. Exit 2. Silent Will 3. Final Project 4. Different Moments 5. Love Remembered 6. Three Small Dreams 7. Everyday 8. Lights

(10/02/28)全曲アンドレア・マルセリの作曲。カッコ良いハードコア・フュージョンに仕上がっていて、マイク・スターンとボブ・バーグ、ウェイン・ショーター、アラン・ホールズワースと、役者も揃っています。まるで彼らに合わせたかのような曲作りをやっていて、これを’90年頃に聴いていればけっこうぶっ飛んだサウンドになっています。タイトル曲の2曲目はちょっと派手さを控えた空間的な演奏で、マルセリがイケイケだけのタイプではないことを証明しています。ミュージシャンがいいのか、曲がいいのか、どちらもけっこういいですけれどもね。ショーターとホールズワースの共演が3、5曲目で行われていて、2人の共演は珍しいと思います。でも、ちょっと静かな曲です。他の曲でもマイクがかなり出ているので、聴きどころは満載です。

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