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2009/07/25

楽興の時/大西順子

Onishigakko
11年ぶりの新作、ということです。彼女がなぜ一時期引退していたのか、とか、引退していた時は何をやっていたのか、とか、情報が制限されているせいか全然分からなかったので、このアルバムを聴くまでは、ウデが元に戻っているのだろうか、とか、不安もありました、でも、これを聴いたらそういうことは全部吹き飛んでしまいましたよ。個人的には骨太で自由なピアノを好む性格なので、ピアノ・トリオでの今年のベスト3か、なんてことを考えてしまいました。エリック・ドルフィーの曲も多めで、分かりやすいフレーズではないでしょうけど、久しぶりに聴いてゾクゾクしましたよ。やっぱり彼女は本物です。


楽興の時/大西順子(P)(Somethin'else)
Musical Moments/Junko Onishi(P)(Somethin'else) - Recorded April 30 & May 1, 2009, and September 14, 2008. Yosuke Inoue(B), Gene Jackson(Ds), Reginald Veal(B on 10), Herlin Riley(Ds on 10) - 1. Hat And Beard 2. I Gotta Right To Sing The Blues 3. Back In The Days 4. Bittersweet 5. Ill Wind 6. Musical Moments 7. Something Sweet, Something Tender 8. G.W. 9. Smoke Gets In Your Eyes 10. So Long Eric - Mood Indigo - Do Nothin' Till You Hear From Me

エリック・ドルフィー作が3曲(1、7-8曲目)大西順子作が3曲(3-4、6曲目)、他はスタンダード。そして10曲目はボトムの2人が違う、ライヴ録音のボーナス・トラック。選曲も演奏も相変わらず骨太な印象。1曲目からしてハードな曲をそれに合ったアレンジで弾いてますけど、彼女の自由なフレーズが、ギリギリにバラバラにならずにまとまってせまってきます。2、5、9曲目のスタンダードはソロ・ピアノで演奏され、一定のゴージャスさと、自由闊達さをあわせ持っているようなピアノ。速いテンポで斬りこむように突き進む3曲目やその他の曲も変化に富んでいて素晴らしい。しかも、4、7曲目のようにスローテンポでも独自のカラーが。10曲目は雰囲気が違うけれど、リラックスしたメドレーのライヴで、これまた新鮮で楽しい感じ。(09年7月22日発売)

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コメント

たぶん・・・はじめましてBosso-トラヤマです。(笑)

時々、Naryさんのブログで910さんのコメント拝見してます。こちらのブログにも時々訪問させて頂いてます。これからも宜しくお願いします。

大西順子の11年間は、決して空白ではなかったのではと思わせる素晴らしいアルバムが登場しましたね!! 彼女のデビューはジャパンジャズを見直すきっかけとなったこともあり、以前からファンです。

幸運にも、アルバム発売の翌日にサッポロシシティージャズにも同じメンバーで登場して、衝撃的なライブを展開してくれました!!

また別の会場でライブを観てみたいものです。
トラックバックさせてください。上手く行くかな~苦笑

>Bosso(トラヤマ)さん

どうも、はじめまして。
TBどうもありがとうございます。

長い間引退していたようなので、新しいアルバムを聴くまでは不安でしたが、素晴らしいアルバムでした。

同じメンバーでライヴをご覧になったそうで、うらやましいです。やっぱりジャズはライヴが迫力ありますし。

このCD、これからの愛聴盤になっていきそうです。

こちらからもTBさせていただきます。

私も大西のウデが元に戻っているか心配だったのですが、ブランクを全く感じさせない素晴らしい演奏でしたね。
またメンバーを一新したことと、ドルフィーの曲を3曲も取り上げたことも正解だったと思います。
大西の復帰によって、これからは女性ピアニストの競争がますます激しくなりそうで、日本のジャズ界にとっては良い傾向ですね。

>naryさん

TBどうもありがとうございます。

やっぱり決め手はエリック・ドルフィーの曲だったのでしょうね。1曲目からなかなか硬派なことをやってくれたと思わず喝采。

彼女は昔から若い女性ピアニスト、というだけではくくれない才能を持っていたと思いましたが、今回それを証明してみせてくれました。

大西順子健在なり!!てなアルバムで見事な復活を果たしたって感じですね。

とはいえ、復活から2~3年のライブハウスでの活動の後のアルバム制作なので、リハビリは万全で臨んだアルバムとは思いますが..

それにしても、聴き応え充分なアルバムでした。
TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

工藤さん,こんにちは。当方ブログへのコメント,TBありがとうございました。

このアルバムにより,大西順子は完全復活ということでしょうね。ライブにもレコーディングにも活躍を期待したいと思います。それにしても見事な演奏ぶりでした。

こちらからもTBさせて頂きます。

>oza。さん

TBどうもありがとうございます。

ライヴを聴く方たちにとってみれば、もう2-3年前からシーンに復帰していたんですねえ。再び何事もなかったかのように古巣のSomethin'eleseレーベルからの新作、というのがちょっと解せないのですが、内容がかなり良かったので、そういうこともどうでもよくなります。しかし硬派ですねえ。

>中年音楽狂さん

TBどうもありがとうございます。

実際、引退していたと思われた頃には彼女の復活は絶対ありえないのでは、と思っていたんですよ。それがこのような素晴らしいアルバムを引っさげての登場ということで、ますます今後の活躍に注目してしまいます。

彼女の新譜発売が今年のジャズの大きい出来事になってしまいました。

910さん

久々のトラバです。ワクワク(爆)
このアルバムは素晴らしいですね。彼女はやはりソウルフルなパワーを持つアーティスト。
トラバがうまくできるかどうか。あるいはダブルかもしれません。とりあえずやってみます。

>madameさん

TBどうもありがとうございます。今回は一発で入りましたが、Yahooブログからの場合、要承認のところに紛れ込んでしまう時があり、要注意の相性です。

こういう骨太の演奏をしてくれているのは、うれしいですね。たぶん、復活後ライヴに行った人はそんなに多くないと思うので、こういうCDという形で残してくれているのはありがたいです。ちなみに、まだ私のところでは、彼女のアルバムへのアクセスが一番多いですよ。

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