私の運営するホームページ

掲示板

Twitter

無料ブログはココログ

« Kind Of Brown/Christian McBride & Inside Straight | トップページ | Jamaaladeen Tacuma's Coltrane Configurations »

2009/07/14

ウェア・イズ・ゼア/ミリアム・アルター

Myriamwhere
1年とちょっと前の国内盤新譜ですが、この頃はワードレコーズがEnjaのCDを発売していました。クラウン、徳間ジャパン、ミューザックと、よく配給会社がかわって、コロンビアとワードレコーズと並列して発売していた時期も。まあ、そういうことはどうでもいいにしても、このアルバム、哀愁度は群を抜いていると思います。ジャズと言うよりは美旋律の哀愁音楽を聴いている、という感じでしょうか。ジャズのイディオムは影をひそめ、4ビートも出てきませんし。でも、最近のヨーロッパではそれが当たり前になりつつもありますけれども。ミリアム・アルター本人は作曲だけで演奏はしない、というのも変わってますが、出来はけっこういいです。


ウェア・イズ・ゼア/ミリアム・アルター(Comp)(Enja)
Where Is There/Myriam Alter(Comp)(Enja) - Recorded August 13 and 14, 2007. Jaques Morelenbaum(Cello), John Ruocco(Cl), Rierre Vaiana(Ss), Salvatore Bonafede(P), Greg Cohen(B), Joey Baron(Ds) - 1. Was It There 2. Still In Love 3. Come With Me 4. In Sicily 5. I'm Telling You 6. It Could Be There 7. September 11 8. Catch Me There

ジャキス・モレレンバウム(Cello)、ジョン・ロッコ(Cl)、ピエール・ヴァイアナ(Ss)、サリヴァトーレ・ボナフェデ(P)、グレッグ・コーエン(B)、ジョーイ・バロン(Ds)。全曲ミリアム・アルターの作曲。本来彼女はピアニストであるわけなんですが、ここでは作曲に専念し、ピアノは他のミュージシャンに任せているという、コンボ・ジャズのリーダー作にしては珍しいアルバム。ただ、彼女の哀愁を含んだ美旋律は生かされているし、それぞれのミュージシャンも曲に合った、いい演奏を聴かせてくれます。チェロ、クラリネット、ソプラノ・サックスの参加もそのサウンドを印象づけています。構築されている部分も多そう。曲は似ている感じの哀愁漂う曲が多めですが、彼女の特徴だし、これはこれで個性であって、いいと思う。リズムもおとなしめの曲もありますけど4ビートはなく、やや躍動的なリズムもあって、やはりグレッグ・コーエンとジョーイ・バロンのコンピはかなり強力です。哀愁度では出色の作品。(08年2月20日発売)

« Kind Of Brown/Christian McBride & Inside Straight | トップページ | Jamaaladeen Tacuma's Coltrane Configurations »

Enjaレーベル」カテゴリの記事

ジャズ」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

コメント

910さん、こんにちは、monakaです。
このアルバムがアップされて大喜びのmonakaです。
実は昨年の大好きアルバム最上位グループでして(12月26日掲載)いろんな方に推薦していたアルバムでした。
真夏には会わないかもしれませんが、まことに心にしみるサウンドだと思います。

>monakaさん

TBどうもありがとうございます。

実はEnjaの国内盤はだいたい買っていたのですが、ワードレコーズでは新譜が2,700円に上がってしまい、買うのをやめていました。それでやっと購入した次第です。

いわゆる4ビートはないですけど、おなじみのグレッグ・コーエンとジョーイ・バロンのボトムは安定しているし、哀愁度の高い美旋律は多いし、当然のことながらそのフロント陣も良いし、ということで、聴いていて満足のいく1枚になりました。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36193/45631856

この記事へのトラックバック一覧です: ウェア・イズ・ゼア/ミリアム・アルター:

» 山路を登りながら、こう考えたWHERE IS THERE / MYRIAM ALTER [JAZZ最中]
この寒いのに山に登ったわけではありません。雪の降っているところに出張してきただけです。 ヘッドフォンでこのアルバムを聴きながら夜道を歩いていたら思い浮かんだのがこの題です。 夏目漱石の草枕の冒頭のところです。ちょっと引用すると 山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。  智(ち)に働けば角(かど)が立つ。情(じょう)に棹(さお)させば流される。意地を通(とお)せば窮屈(きゅうくつ)だ。とかくに人の世は住みにくい。   絵描き“余”が独白している有名な文ですが実はこの小説最後まで読ん... [続きを読む]

« Kind Of Brown/Christian McBride & Inside Straight | トップページ | Jamaaladeen Tacuma's Coltrane Configurations »

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

Amazon検索

HMV検索

  • HMV検索
    検索する
2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

メールアドレス

友人が運営しているサイト