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2009/06/29

寿歌(ほうぎうた)/日野皓正

Hinohogi
以前は日本のジャズはアメリカの数年遅れでやってくるなんている固定観念がありましたが、’60年代から日本独自のジャズがだんだん芽生えてきて、とくに’70年頃からのフリー系のジャズは日本独自の文化になっていることに気がつきました。そして、このアルバムも、’75年から渡米した日野皓正のニューヨーク録音で、2人外国人のミュージシャンが加わっていても、それでも日本的な味わいを出しているんだなあ、と聴いていてつくづく思いました。むしろ意識して日本を前面に出している感じ。こういう硬派なEast Windというレーベルが’70年代の日本にあったことをうれしく思います。


寿歌(ほうぎうた)/日野皓正(Tp、Flh、Per)(East Wind) - Recorded May 18-19 and 23, 1976. Cecil McBee(B)、日野元彦(Ds、Per)、M'tume(Per) - 寿歌: 1.暁光 2.豊穣 3.融和 4.寿歌 5.悠久   6.妖精 7.終焉

日本古来の音楽とジャズの融合とでも言うべきサウンド。全曲日野皓正の作曲で、タイトルも和的で凝っています。最初の5曲が寿歌(ほうぎうた)の組曲で、パートは分かれているけれども連続した演奏。4人中、2人が外国のミュージシャンですけど、立派にシリアスな和ジャズになっているところが面白い。リズムは4ビートではなくて、重たいファンク的な2曲目のように、あくまでも当時のジャズの傾向を踏まえつつ、個性的な部分を聴かせています。3曲目でパーカッションやドラムソロが出たと思ったら。タイトル曲の4曲目でやはり重たいサンバというようなパワフルな演奏。6曲目は日本的な部分は少し影をひそめて8ビート的な定型のフレーズの上を舞うトランペット。7曲目は日本古来の音楽のような空間的な間の打楽器群です。(6月24日発売)

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