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2009/06/16

ウッド2/ブライアン・ブロンバーグ

Brianwood2
’01年発売の「ウッド」に続いて、ブライアン・ブロンバーグ名義のピアノ・トリオ2作目。やっぱりこの編成が聴いていていちばん落ち着くなあ、と思います。ここでもベースは俺が俺が、のタイプで、ベース・ソロの曲も4曲(うち1曲はオーヴァーダブあり)入っています。でも、いいと思うんですけれども、演奏がいいわけだし。テクニックだけでジャズを味わうわけではないところが難しいところですが、歌心もあると思うんだけれどもなあ。最近はベーシストのリーダー作でも、トータルサウンド重視のベースが引っ込んだ演奏が目立っているので、こういうアルバムの方が、かえって爽快な気もします。この路線であと1枚は聴いてみたいなあ。


ウッド2/ブライアン・ブロンバーグ(B、Whistle on 7)(Seven Seas)
Wood2/Brian Bromberg(B, Whistle on 7)(Seven Seas) - Recorded Fall(Autumn) 2004. Randy Waldman(P), Vinnie Colaiuta(Ds) - 1. Caravan 2. Bolivia 3. Blue Bossa 4. Witch Hunt 5. I'll Remember April 6. Carry On Wayward Son 7. Four Brothers 8. Butterfly 9. Shining Star 10. Pensativa 11. Let 'Em In

ランディ・ウォルドマン(P)、ヴィニー・カリウタ(Ds)。「ウッド」シリーズの2作目で、有名なジャズメン・オリジナルやスタンダードが中心。ロックの曲も。ウッド・ベースだけを使用し、11曲中ソロの曲が3曲(3、6、11曲目)、ベースの多重録音の曲も9曲目に。1曲目もこの曲にしては比較的落ち着いて演奏していると思いきや、オカズの入れ方、ソロなど大排気量の余裕で実力を見せてくれます。トリオが変幻自在に動いていくところも聴きどころ。特にベース・ソロの場面は音程、フレーズなど、テクニックは文句なし。とくにオーバーダブをしていない曲は超人的でもあります。反面、きれいに表現してしまうので、アクの強さが薄いところが印象付けが薄いのか。7曲目ではブロンバーグの口笛を聴くことができます。知名度は今ひとつだけどピアニストのランディ・ウォルマンもなかなかです。(05年6月22日発売)

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コメント

こちらからもTBさせていただきます。

ブロンバーグはこれでもかというぐらいに超絶テクニックでガンガン迫ってくるので、中には敬遠してしまう人もいるかもしれませんね。
でもウッドにしてもエレベにしてもこれだけ凄いことができるベーシストは世の中に何人もいないので、素直に認めてやってもいいのではという気がします。
またスタジオミュージシャン出身だけあって仕事が早いですし、プロデューサーがどんな企画を持ち込もうとも、その要求以上のことをやっているのにも感服します。

「ウッド」シリーズはカリウタの凄さも相まって、この「ウッド2」の方がよかったです。

>naryさん

TBどうもありがとうございます。

今、現役のビッグネームのミュージシャンって、たいてい’60-70年代から活躍している人たちが多いんですよね。新譜聴きとしては、そういう人たちとは分離して、今のミュージシャンを聴く必要があるのかなあ、なんて思っています。比べられるとミもフタもない状態になりそうなので(笑)。

譜面が読めたり、テクもスゴかったり、ビックリするほどの人材がジャズ界に揃っているにも関わらず、端正すぎたり、ジャズの方向性や、ジャズへの興味が細分化されてしまって、結局小粒な印象で終わるということが多いでしょうし。現代音楽あたりと似ていますね。自分の中では昔からマイケル・ブレッカーとか、偉大だったんだけど、まわりの評価は今ひとつだった時代が長かったですねえ。

今回、聴いた8枚の中では順位は付けてないですけど、今日のアルバム、かなりポイントは高かったです。

工藤さん、こんばんは。
このアルバムがブロンバーグで一番ダサイ!アルバムだと思います(笑)。
要は自分が無いんですよね。
「日本人こういうの好きだから、前の奴売れたし」というオーダーで作られた、日本人向けのベースアルバム。
まぁ、彼だけが悪い分けではないのですが、それに気がついた人は聴かなくなってしまいました。
それから、ウッドベースの音が異常にクローズアップされ過ぎていて、ウッドベース本来の良さが損なわれていると思ったのはオイラだけじゃないと思います。
テクニックはあっても、ミュージシャンは自分の音楽をやっているかやっていないかが問われる仕事だと思います。
テクニックだけじゃね・・・というとこでしょうか?

>tommyさん

コメントありがとうございます。

ただ、今の日本制作盤の大部分に言えることですが、オーバープロデュースしているアルバム、多いと思います。日本制作盤だと有名曲のオンパレードになっているもの、多いですしね。Venus盤じゃないけれど、売れるのが至上命題になっているような気がします。

キングもこのあたりかその前か、あれだけ日本人のジャズのアルバムを出していたのに、ジャズ部門がなくなったのか、ジャズは低音シリーズだけに絞られるようになりました。

Venusのハイパーマグナムサウンドも最初はオー、スゲェいい音、と思っていたのが、いつの間にか鼻につくようになってきましたし。なのでベースを前面に出す低音シリーズもそろそろ同じ時期にきたのでは、という感じです。

私はいっぺんにまとめ聴きをしているので、その時系列的な変化というのが分かりません10年近くにわたって順番に聴いていたら、もしかしたら(仮定ですが)近い感想になったかもしれないですね。

そうなんですよ。
Venusに感じる生理的な不快感ってありますよね。
あれはレーベル全体なんですが(笑)。
低音シリーズは、それをブロンバーグに背負わせてしまった。
「オーディオファンなら気にいるジャズアルバム」そんなあざとさがミエミエなんですよね。
オイラはジャズファンでもありオーディオファンでもあるので、余計に腹が立つ(笑)。軸足はあくまでもジャズファン!音がいいから買う分けじゃない。
ブロンバーグは実力もテクニックも優れているだけに、本気で音楽をやって欲しいという願いが、過剰にそう思わせる。
売れないジャズを売る苦労も分らないわけではないけど。

>tommyさん

輸入盤だけで出ているのを聴いているわけじゃないけど、昔はエレキ・ベースを使ったフュージョン・アルバムが多かったみたいですね(’80年代末から90年代)。それをキングがアコースティック・ベースの土俵に彼を引っ張ってきた点では、その段階では成功ではなかったかと思います。

あとは、聴く人それぞれがその後をどうとらえるか、ですよね。他のミュージシャンも時々あるのですけど、プロデュースが自己プロデュースになったとたんに、つまらなくなる人もいるので。

ミクシィでも、私は入ってませんが、ブライアン・ブロンバーグのコミュニティに300人以上入ってました。現代ジャズ・ベーシストの中では、ファンは多い方じゃないかと思います。

うわっ、それはあまり批判的な事は書いてはいけませんね(笑)。
聴いてくれる人がいてのミュージシャンなのですからね。
まぁ、ファンが多い事はいいことですから。いつでもチェックしている事は確かなので、もう少し熟するのを待つ事にしましょう。といいつつアルバム殆ど持っていると言う事は、オイラもファンだということ?(笑)。

>tommyさん

ブライアン・ブロンバーグはたまたま某CDショップの閉店セールで3割引だったのでまとめ買いしました。ですので、ほんのつい最近まで、値段の高さ(3千円)もあり、全然買う気がおこらなかったアルバム群です。

ミクシィのコミュですが、ジャコになると数千人も集まってます。ジャコ批判の方がコワいかもです(笑)。

それと、ファンもファン、アンチもファンって聞いたことがあります。興味がなくなれば、話題にも加わらないでしょうし。

今回は割引で買えたから、次回作は定価だとちょっと買うのは苦しいかもですね(笑)。一気聴きすると、まだ余韻は残っているのですが。

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