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2009/05/11

デマ/筒井康隆原作/市原宏祐原案/佐藤允彦作編曲

Tsutsuidema
筒井康隆関連のCDは今日でひと区切りです。文筆家でこれだけCDを残しているというのも、珍しいケースではないでしょうか。今日の「デマ」は小説のナレーションが入っているわけではなくて、そのイメージを音楽にしたもので、エレクトリックとアコースティックとうまくミキシングされて、最後にはひとつのデマが戦争にいたる情景を、うまく音楽であらわしていると思います。今まで聴いた中では、唯一音楽だけで構成されているアルバム(オリジナル・サウンド・トラックを除く)ですね。いい時期に珍しいアルバムをそろえられたと思います。今ならどれも入手が容易ですしね。ジャズ(ファンク)としてとらえるならば、このアルバムだと思います。でもシリアスでハードです。


デマ/筒井康隆原作/市原宏祐原案/佐藤允彦作編曲(Super Fuji Discs) - ’73年録音(CBSソニー原盤) グループ1:市原宏祐オールスターズ(市原宏祐(Fl、Afl、Ss、As、Ts、Bs)、直居隆雄(G)、石川晶(Ds)、寺川正興(B)、市川秀男(P))、グループ2:佐藤允彦とがらん堂(佐藤允彦(P、Synth)、翠川敬基(B)、田中保積(Ds、Per)) - 1.「デマ」プロローグ 2.「デマ」情報1から情報21まで 3.「デマ」情報22から情報49まで 4.「デマ」エピローグ

筒井康隆作の小説「デマ」を、ナレーションを入れずに、2つのグループでの音楽化。何と2つのグループを別個に録音して、それをミキシングしていくという手段がとられたらしいです。小説が直接語られているわけではないので、ある意味小説に対するイメージ的なジャズですが、グループ1のエレクトリック・バンドとグループ2のアコースティック・バンドがうまくミックスされて、同時代以前のエレクトリック・マイルスやウェザー・リポートなどの音楽を連想、あるいはフリー・ジャズの緊張感をはらんだサウンドが続いていきます。静かな場面からノリの良いファンクの場面まで、印象はさまざまですけど、日本の’73年当時でこういう先鋭的なバンドサウンドを出していたミュージシャンがいたとは驚きです。当時の音楽として楽しめます。(07年4月6日発売)

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