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2009/04/19

ジャズ・イン・ザ・ガーデン/スタンリー・クラーク・トリオ/上原ひろみ/レニー・ホワイト

Stanleyjazz
ジャケットの方にはスタンリー・クラーク・トリオと大きく書いてあるのだけれど、日本では上原ひろみを割と前面に出して売り出したいようで。トリオのジャズのアルバムですが、上原ひろみを意識して通して聴いてみると何だか違和感が残るのですね。個々の曲はけっこういいんだけれど、曲ごとに何となくバラバラな印象が気になります。ボーナストラックを含め、3-5分台の曲が13曲。結局、俺が俺がとバンバンソロをとるスタンリー・クラーク中心のバンドだと思えば、こういう傾向も納得するのですが。むしろ曲は7-9曲におさえて、時間も長めに演奏した方が良かったのかな、とも思えますが、スタンリーのアルバムとはじめから意識して聴けば、印象も違っていたと思います。期待が大きすぎたのが原因かもです。


ジャズ・イン・ザ・ガーデン/スタンリー・クラーク(B)・トリオ/上原ひろみ(P)/レニー・ホワイト(Ds)(Heads Up)
Jazz In The Garden/The Stanley Clarke(B) Trio with Hiromi Uehara(P) and Lenny White(Ds)(Heads Up) - Recorded December 13 and 14, 2008. - 1. Paradigm Shift (Election Day 2008) 2. Sakura Sakura 3. Sicilian Blue 4. Take The Coltrane 5. 3 Wrong Notes 6. Someday My Prince Will Come 7. Isotope 8. Bass Folf Son No.5 and 6 9. Global Tweak 10. Solar 11. Brain Training 12. Under The Bridge 13. Bonus Track: L's Loop

スタンリー・クラーク作が3曲(1、5、8曲目)、上原ひろみ作が2曲(3、11曲目)、丁々発止の緊張感のある2人のインプロヴィゼーションが聴ける9曲目、ボーナストラックの13曲目がレニー・ホワイト作、他はスタンダードやジャズメンオリジナル。各曲時間は短め。いつもの上原ひろみと違って、ジャズ・トリオとしての側面。オーソドックスな4ビートの曲はあまり多くないですが、こういう曲もなかなかやるな、という印象。ピアノは相変わらず才気あふれるフレーズをほとばしらせています。ただ、アルバムとしての流れがちょっと自然ではないかなと思います。あくまでも主役はスタンリーか。2曲目は日本の「さくらさくら」で、雰囲気を保ちつつリハーモナイズしています。渋めに展開していく3曲目、意外にジャズの展開の11曲目。(09年4月15日発売)

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コメント

工藤さん,こんばんは。

私も同様の違和感を覚えました。このアルバムを「上原ひろみの」っていう感覚で売るのはいかがなものかって気がします。これはやはりStanley Clarkeのアルバムですよね。

予想よりは地味だったのがやや残念です。TBさせて頂きます。

>中年音楽狂さん

TBどうもありがとうございます。

売る時にスタンリー・クラーク・トリオとして売り出しておけば、印象は違ったのかもしれませんけど、日本のレコード会社はちょっと上原ひろみを前面に出しすぎたかな、と思います。

個々の曲はけっこういいなあ、と思えるものもあるんですけども。曲と曲のつながりの点や、曲の多さが気になりました。

910さん、こんにちはmonakaです。
上原ゆかりに対して私はあまり大きな期待を持っていないので、この程度と思ってしまいました。
生のピアノとアコベースはこれから上原には必要なアイテムと思っています。

>monakaさん

コメントどうもありがとうございます。
上原ひろみは彼女のバンドの方は追っかけです。ハードコアフュージョンとかプログレなどのいいところを取り入れた彼女独自の方法が気に入ってます。

アコベや生ピアノでいくならば、ビッグネームとせーのって感じではなくて、息の合った若手とリハーサルを積んでからの方がいいのかな、という気もします。このアルバムも個々の曲ではいいのですけれども。

こちらからもTBさせていただきます。

ジャストなノリの(あるいは少々前ノリ気味の)上原と、基本的にルーズなスタンとレニーの相性が悪いような気がしました。
チック・コリアも同じような図式なのですが、彼の場合は常に周囲をよく見渡しながらプレイしているので(相手に合わせる能力に長けている)、変な違和感は感じないのかもしれません。
いずれにしても本作は思いっきり期待外れで二度と聴く気がしないです(苦笑)。

>naryさん

TBどうもありがとうございます。

アコピでいくならいくで、彼女の場合、相手の人選も重要になってくるのでは、と思いました。

相手はビッグネームでなくてもいいから、リハーサルにもっと時間をとって、彼女流のキメをバシバシという形でもいいのでは、とも思ったりしてます。

ノリノリの勢いに乗った時勢の人を起用するならその人の個性と魅力を十全に発揮させないと、逆相乗効果を発揮してしまうということを証明したようなアルバムだと言ったら言い過ぎでしょうか?

せっかく上原さんを起用するんなら、・・もったいないとどうしても思ってしまいます。

TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

>oza。さん

TBどうもありがとうございます。

スタンリー・クラークのリーダー作ですもんね、今となってはまあ、このような演奏でも、とも思う部分はありますが、共演でもチック・コリアとのピアノ・デュオがかなり良かっただけに惜しまれます。共演作は次回作に期待します、とありきたりのことを書いてしまいます(笑)。

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上原ひろみさんが、Stanley Clarkeとのピアノトリオを作ったというのは、当時結構話題になりました。 chick coreaとのデュオ作が出た後、RTF再結成という流れの中で、上原ひろみとStanley Clarkeの繋がりができたということなんでしょう。 正直、あまり意気投合してアルバム作りに進んだという感じがしてませんで、Stanley Clarkeが懇願してアルバム制作まで進めた印象を受けるのですが、実際はどうなんでしょう。 この盤について事前にblog仲間の皆さんの酷評..... [続きを読む]

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