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2009/02/04

Compass/Joshua Redman

Joshuacom
ジョシュア・レッドマンの新作です。メンバーもそうそうたるものだし、けっこう人気が出るのでは、と最初は思ったのですが、オリジナルばかりでピアノレス、しかも、ベースやドラムスが同時に2人参加の曲も多め。やっていることは奥が深いのですが、渋すぎて聴く人を選ぶアルバムかな、と思いました。いわゆるマニア受けというところでしょうか。ただ、思索的な表現の曲が多いにしても、ピアノレスの小編成でこれだけ勝負できるサックスも、今なかなかいないですよね。曲もよく聴くと変拍子だったり凝っている曲も混ざっているし。彼はこれからどこへ行ってしまうんだろう、と少々心配でもありますが、個人的にはまだまだこれから追っかけます。


Compass/Joshua Redman(Ts, Ss)(Nonesuch)(輸入盤) - Recorded March 24-26, 2008. Larry Grenadier(B), Reuben Rogers(B), Brian Blade(Ds), Gregory Hutchinson(Ds) - 1. Uncharted 2. Faraway 3. Identity Thief 4. Just Like You 5. Hutchiker's Guide 6. Ghost 7. Insomnomaniac 8. Moonlight 9. Un Peu Fou 10. March 11. Round Reuben 12. Little Day 13. Through The Valley

(09/01/31)8曲目がベートーベン作、1曲目はフリー・インプロヴィゼーション、10曲目がラリー・グレナディア作、13曲目がブライアン・ブレイド作。ピアノレス・トリオだけと思ったら、3-4、8、10、12曲目はドラムス、ベースが2人ずつの5人編成、1、13曲目はベースが2人の4人編成。トリオの曲でも、リズムの相手が曲により替わります。流れるような静かな曲もあれば、4ビートの曲、弾むようなビートのしっかりした曲もありますが、思索的な方面にサウンドが寄っている曲が多いです。スタンダードが無くて、8曲目だけ「月光」があるのも、硬くて温度感が低い流れになっています。ただ、変拍子もあったり、凝った曲など、表現の奥は深いと思います。ベースやドラムスが複数だとサウンド創りが難しいのですが、成功してます。

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コメント

こちらからもTBさせていただきます。

かなり変則的な編成ではありますが、個人的にはドラムを聴いているだけでも十分に楽しむことができました。
楽曲的にはトリオの演奏が比較的オーソドックスで聴きやすかったのですが、前作でもコード楽器レスだったので、ジョシュアにしてみれば発展形としてもう一歩突き進んでみたいという気持ちがあったのかもしれませんね。
いずれにしてもジャズの新しい可能性が感じられました。

>naryさん

TBどうもありがとうございます。

自分のブログコメント、読み返してみると、いいんだか悪いんだか分からないように読めてしまいます(笑)。最後に「成功してます」と書いてあって、自分としては、この新しい試みを良かったと思う、という風に思っています。

ただ、マニア受けというか、聴く人によって好き嫌いのはっきりするアルバムではないかなとも思っていて、どっちの評価を下す人が多いのか、気になるところでもあります。

僕はちょっとこの手のピアノレスは苦手です。
大体、ベースが二人必要とする必然が分かりません。
こんな音楽ならベース一人でもOKなんじゃないかって、
何度聴いても思いました。
でも、ジョシュアのやっていることだし、
間違いはないはずだしな~って、思ったりして。
今度、Blue Note のライブで、その思いがいい方向に
裏切られるといいのですが。

ということで、TBさせていただきます。

>crissさん

TBの方、また入ってませんでしたけど、入れようとしてみてくれたと思います。どうもすいません。原因はわからずじまいです。

このジョシュアのサウンドのカギは、自分の中でフリー的なものや、あるいはキースのアメリカンクァルテット的なサウンドを受け入れてきているかどうか、にもよるのではと思います。

ただ、リスナーの人が判定するという点では、話題度が今ひとつのところをみると、大勢ではあまり受け入れられていないのかもしれません。私はこういうサウンド、好きな方なんですけど。

TBありがとうございます。
逆TBさせていただきます。

演奏の強度的には、盤石なものがあると思っていますが、たしかに思ったほどには話題になっていませんねぇ..


マニア受けうるアルバム。。。なるほど

>oza。さん

TBどうもありがとうございます。

確かに、あるマニア層にはウケているというか評判になっている(Com-postでもクロス・レビューがありましたね)のですが、もっと広い層で話題になっていないというところが、このアルバムの性格をあらわしているような気もします。

これからの次回作以降で、どのような方向性になるのか、期待半分、心配半分ですね(笑)。

『Back East』のほうがノリやすい演奏が多かったので、単純にその拡大版を予想していたら、はるかに抽象的なアルバムになりましたね。

ぼくとしては前回のガムラン風とか、国内盤ボーナスでのアフロビート風のような、ダンサブルなやつをコードレス、複数リズムセクションでもう少し聞きたいです。

そういう、今後への希望はあるのですが、このアルバム、かなり気に入りました。

トラックバックします。

>けむさん

TBどうもありがとうございます。

このアルバム、いろいろ見ていると、賛否両論渦巻いていますね。

確かに、2ベース、2ドラムス、しかもピアノレスというのは、演奏も難しいし、聴いていてなんじゃこりゃ、というフォーマットでもあります。

でも、私はこういう試みというか定着するかもしれないフォーマット、というのは好きです。ワーナーではなくノンサッチなので、余計に彼の好きなように出来る、ということもあるでしょうけれど。

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