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2009/01/31

イギンボトムズ・レンチ/イギンボトム

Igginbottom
アラン・ホールズワースを追いかけていると、どうしてもロック(プログレ方面がメイン)を紹介しなければなりません。これは’69年のデビューアルバムで、ブリティッシュロックにジャズロックが重なった感じのアルバムです。けっこう地味ですが、彼のギタースタイルの変遷を聴く上では外せないアルバムだと思います。おそらく当時は弦も太く、自由にフレーズを弾いているようだけれども、もっとジャズなアプローチだった点は、注目に値すると思います。まあ、時期が時期なだけに、アルバムの完成度としてはこういう感じだったのかもしれませんが。ヴォーカル曲が10曲中8曲を占める中、ラストの10曲目は10分台のインストルメンタルです。


イギンボトムズ・レンチ/イギンボトム
'Igginbottom's Wrench/'Igginbottom(Bacon Empire Music - Airmail Records) - Recorded 1969. Allan Holdsworth(G, Vo), Dave Freeman(Ds), Mik Skelly(B), Steven Robinson(G, Vo) - 1. The Castle 2. Out Of Confusion 3. The Witch 4. Sweet Dry Biscuits 5. California Dreamin' 6. Golden Lakes 7. Not So Sweet Dreams 8. Is She Just A Dream 9. Blind Girl 10. The Donkey

10曲中8曲がヴォーカル曲で、当時のブリティッシュ・ロック路線の王道に近いところのサウンドか。でも、ジャズ・ロックのアルバムと言える部分もありします。アラン・ホールズワースのギターはまだスタイルが確立したわけではないですが割とジャズ路線のフレーズで、今と全然違うジャズ的なギター・アプローチでも間奏その他で非凡な感じはしています。当時のビートルズのアルバムなどと比較すると、楽曲自体はけっこう地味なイメージ。ヴォーカル曲は、あまり個性的なものはないような気も。インストルメンタルのジャズ的なアプローチの多い緩急のある5曲目、ドラムソロではじまりアップテンポ、あるいはミディアムの4ビートでギターがバリバリ弾きまくる10分台の10曲目。アランのファンなら追いかけるであろうアルバム。(05年3月16日発売)

2009/01/30

Memoirs/Paul Bley/Charlie Haden/Paul Motian

Paulmemo
ポール・ブレイ旧譜聴き3日目で一段落。まだSteeple Chaseなど未聴のアルバムがゴロゴロあるのですが、金銭的にかかるのと入手困難が多そうなので、また様子を見て注文してみようかなと思います。今日のアルバムはポール・ブレイ、チャーリー・ヘイデン、ポール・モチアンと、ある意味フリー寄りでは最強のトリオの演奏です。ゴリゴリと行く場面は少なく、寄り添うような演奏とか、ブレイの非常に美しいメロディが出てくる部分があるとか、ベース・ソロの時は他の2人は音を出さない場面が多めとか、静的な部分の方にイメージが行く曲が多かったです。しかも70分収録。ECMではないので、温度感もそれほど低くないです。


Memoirs/Paul Bley(P)/Charlie Haden(B)/Paul Motian(Ds)(Soul Note)(輸入盤) - Recorded July 20, 1990. - 1. Memoirs 2. Monk's Dream 3. Dark Victory 4. Latin Genetics 5. THis Is The Hour 6. Insanity 7. New Flame 8. Sting A Ring 9. Blues For Josh 10. Enough Is Enough

(09/01/25)2曲目がセロニアス・モンクの曲、4曲目がオーネット・コールマンの曲で、他はメンバーそれそれの作曲。ポール・ブレイ作は1、6、8曲目ですが、作曲数では3人対等のアルバムです(チャーリー・ヘイデン3曲、ポール・モチアン2曲)。トリオなので、デュオよりはある程度のまとまりがありますが、やはりフリー・インプロヴィゼーションに近い雰囲気が濃厚です。自由にフレーズやリズムを刻みつつ、アメーバ状のイメージも少しありながら、曲としてのまとまりもあるところは見事。ジャズメン・オリジナルも原曲のイメージを残しながらこのメンバーならではの音になっています。曲によって4ビート、ラテンビート、バラード、ビート感を感じさせない曲などさまざま。サウンドのアプローチもフリーではバラエティに富んでいます。

2009/01/29

Notes/Paul Bley/Paul Motian

Paulnotes
ポール・ブレイの旧譜聴き2日目。当時は国内盤でもけっこうポール・ブレイのCDが出ていたのですが、このソウル・ノートなどは輸入盤でしか出ていませんでした。ですので、当時はネット通販もなかったため輸入盤を扱うCDショップに行かなければ、情報を得ることがなかなかできなかったので、最近になって注文した次第です。ポール・ブレイとポール・モチアンの組み合わせはなかなか興味深いです。ジャズファンのモチアンの演奏に対する好き嫌いは人によって大きいですが、まあ、ヘタウマに聴こえる時もあれば、ナイスサポートと思うときもあるし、一流のミュージシャンが起用しているので、間違いはないと思います。私は個性的で好きなんですが。


Notes/Paul Bley(P)/Paul Motian(Per)(Soul Note)(輸入盤) - Recorded July 3 and 4, 1987. - 1. Notes 2. Batterie 3. Piano Solo No.1 4. West 107th Street 5. Just Us 6. No.3 7. Turns 8. Ballad 9. Excerpt 10. Love Hurts 11. Inside 12. Finale 13. Diane

(09/01/25)カーラ・ブレイ作の2曲目、ポール・モチアン作の4-5曲目、スタンダードの13曲目以外はポール・ブレイ作曲。それぞれのソロの曲もあって、静けさや緩急のつけ方、間の取り方などが相変わらずうまいデュオでの演奏。緊張感と安らぎと、うまくバランスをとったようなサウンドは、マニアックながら聴く人の心の奥に届いてきます。けっこうメロディアスでゆったりと進行する場面もあれば、フリー・ジャズ的にギャロンギャロンとある程度盛り上がる場面もあって、なかなか変化に富んでいます。モチアンのドラムスなので、あまりでしゃばることなく、適度なアクセントをつけてくれます。またブレイの引き出しは非常に多彩で、次から次へといろいろなサウンドが飛び出してきます。モチアンのドラムスはやっぱりかなり個性的。

2009/01/28

Stich Wynston's Modern Surfaces With Special Guest Paul Bley

Stichmodern
ポール・ブレイ共演・参加作聴き1日目。ジャケットの写真からして、女性ヴォーカルでポール・ブレイが歌伴をやっているものかと思いましたが、実際はインストルメンタル中心のフリー色の強いサウンド。しかも出演者は皆男性でした。ジャケット写真のイメージって、こういうことがあるから、大切ですよね。ポール・ブレイのソロの演奏も2曲入っていますが、共演も少なく、その辺は少々不満が残ります。ただ、このグループ、ポールの演奏にかなりインスパイアされたサウンドを持っていて、本人が加わっていなくても、いるような雰囲気の曲が多かったので、その点では良かったかな、と思っています。


Stich Wynston's(Ds, P, Vo) Modern Surfaces With Special Guest Paul Bley(P)(BUZZ)(輸入盤) - Recorded March 1 and 8, 1999. Mike Murley(Sax), Geoff Young(G) - 1. Kolbo 2. Mermonator 3. Catharsis 4. Environments 1 5. Harmentosh McFarfel 6. Ravenna 7. Unaware Of The Sound She Was Making 8. The More Things Change, The More They Stay The Same 9. Self Sacrifice 10. Portal 11. Feeschler 12. Looking Glass 13. Vertical Man 14. What Do You Want

(09/01/25)ポール・ブレイがスペシャル・ゲストで彼の曲は6、10曲目(ソロ・ピアノ)。他はメンバーそれぞれの作曲。曲ごとのクレジットが書いてないのと、Stich Wynstonがピアノも弾くので、どの曲に参加しているのか明記されてないです。ピアノが不参加の曲も多いし、1、7曲目など数曲程度の参加なのでは。Stich Wynstonの作曲のソロ・ピアノは、ポール・ブレイの演奏ではないと思いますが雰囲気も似ていて、やはり影響を感じさせます。全体的にポール・ブレイのサウンドに影響されている、温度感が低く、フリー度も高く、音も鋭く、間が適度にある曲が続きます。ポール・ブレイのソロをはさんでも、違和感のない彼らの演奏は見事かも。ただ、マニア度の高いフリー・インプロヴィゼーションに近いサウンドで聴く人を選びます。

2009/01/27

If This Bass Could Only Talk/Stanley Clarke

Stanleyifthis
アラン・ホールズワース参加作の旧譜聴き。このアルバム、非常に安く手に入りました。ただ、アランの参加作とはいっても、4曲目のソロをとっているだけなので、果たしてそこまでおっかけてもどうかな、と思うところではあります。でも、スタンリー・クラークも好きなベーシストなので、買って良かったなとは思ってますが。スタンリーはベースをギターのように弾いたり、リード・ベースもやってしまったりと、思いっきり前面に出ていますけど、トータルサウンド重視もいいですけど、ここまで吹っ切れて俺が俺が、の世界も個性的でけっこう好きではあります。フュージョン作ということもあるし、旧譜とはいえ、割と好きなアルバムになりそうです。


If This Bass Could Only Talk/Stanley Clarke(B, Synth)(Portrait)(輸入盤) - Released 1988. Gregory Hines(Tap Dancing), Wayne Shorter(Ss), Gerry Brown(Ds), Edward Arkin(Synth), John Robinson(Ds), Stewart Copeland(Ds), Allan Holdsworth(G), Byron Miller(Synth B), Ndugu Leon Chancellor(Ds), Paulinho Da Costa(Per), Freddie Hubbard(Tp), Vance Taylor(P), James Earl(Low B), George Duke(P), George Howard(Ss) - 1. If This Bass Could Only Talk 2. Goodbye Pork Pie Hat 3. I Want To Play For Ya 4. Stories To Tell 5. Funny How Times Flies (When You're Having Fun) 6. Workin' Man 7. Tradition 8. Come Take My Hand 9. Bassically Taps

(09/01/25)2、5曲目以外はスタンリー・クラークの作曲。多重録音も駆使してベースが前面に出まくり、ギターのようにもベースを扱っていくところや、リードベースがあったりするのは彼らしいところ。ソフト&メロウな曲や4ビートの曲も。曲によりゲストミュージシャンが違い、アラン・ホールズワースは4曲目のみに参加、彼らしいソロを披露しています。1、9曲目はタップ・ダンサーとのデュオで、ギター&ベース風ソロのタイトル曲(1曲目)が彼のサウンド指向の一面なのでしょう。2曲目はチャールス・ミンガス作、5曲目はジャネット・ジャクソンも作曲に関わるポップス。 2曲目のウェイン・ショーター、5曲目のフレディー・ハバードなど大御所の参加もありますが、ちょっとソフトな感じも。ベースはいろいろなサウンドを堪能できます。

2009/01/26

Solemn Meditation/The Paul Bley Quartet

Paulsolemn
ポール・ブレイ聴き3日目で一段落。あと手元に3枚ありますが、続けてはキツイです。また、今回はかなり昔のアルバムですが、’50-60年代のアルバムのコメントも、ほとんどやったことがないだけに、自分にとっては難しいです(笑)。最近のジャズは極端な内容のものを好んで聴くし、そういうものも多いですからね。しかし、何でこのアルバムがポール・ブレイ名義なんだろう。デイヴ・パイク名義の方が合っていると思うのですが。まあ、メインは1枚目(前半)ということなのでしょう。考えてみれば、ポール・ブレイも’50年代前半ではもうリーダー作があった人ですからね。昨日の’07年作を聴いて、その間ずっと現役、というのもスゴいなあ、と思います。


Solemn Meditation/The Paul Bley(P) Quartet(Fresh Sound)(輸入盤) - (Tracks 1-9)Solemn Meditation: Recorded August 21, 1957. Paul Bley(P), Dave Pike(Vib), Charlie Haden(B), Lennie McBrowne(Ds) - 1. Birk's Works 2. O Plus One 3. Porgy 4. Solemn Meditation 5. I Remember Harlem 6. Drum Two 7. Everywhere 8. Beau Didley 9. Persian Village (Tracks 10-19)The Jazz Couriers: Recorded November 2 and 13, 1956. Eugene Russell(P), Dave Pike(Vib), John Goodman(B), Reed Vaughan(Ds) - 10. Triangle 11. Valse Hot 12. Lullaby Of The Leaves 13. You Go To My Head 14. For The Love Of Pike 15. Goody Speaks 16. Polynesia 17. I'll Remember April 18. Willow Weep For Me 19. Pike's Peak

(09/01/18)2in1のCD。タイトルこそポール・ブレイ・クァルテットですが、カップリングされたもう1枚の方はポール・ブレイは参加していなくてデイヴ・パイクが出ていることを考えると、実質的にはポール・ブレイは前半だけの参加で、CDとしてはデイヴ・パイクの方にスポットが当たっているようです。ポール・ブレイの作曲は6、8曲目で、スタンダードやジャズメン・オリジナルが当時の時代のこと、当然ながら多いです。ピアノも当時のバップピアノでジャズの真っ只中という感じで、ピアノとヴァイブラホンのクァルテットでややソフトなサウンドのイメージ。オリジナルもその路線を踏襲したもので、クレジットを見ないとあまり気がつかないかもしれません。カップリングの「The Jazz Couriers」も編成が同じなのであまり違和感はありません。

2009/01/25

About Time/Paul Bley

Paulabout
ボール・ブレイ輸入盤聴き2日目。今日のアルバムは’07年録音のかなり新しいアルバムです。個人的には’01年録音のECM盤から間を置いてしまったのですが、最近は新作も少なく、やはりお歳を召してきた感じを聴いていて、思いました。80-90歳になってもまだまだ現役のピアニストもいますけれど、フリー・インプロヴィゼーション系のジャズは相当に神経を使うのでは。まだまだ非凡な才能を聴かせてはくれていますが、’80-90年代のアルバムを大量生産した時期のフレーズや間、掛け合いなどの鋭さはあまり見られなくなったような気もします。アルバムの企画的には長い曲を、というよりも短めの曲やスタンダードなどで勝負した方が良かったかも。


About Time/Paul Bley(P)(Justin Time)(輸入盤) - Recorded May 31, 2007. - 1. About Time 2. Pent-Up House

(09/01/18)1曲目は33分もあり、ポール・ブレイの即興、2曲目はソニー・ロリンズ作。知る限りにおいては最近録音が減ってきて、ジャケット写真もお歳を召してきた感じで、出てくる音は昔とくらべ、トンガリ方が変わってきているような気もします。1曲目は相変わらずの間の取り方で、その空気感が彼のピアノということの存在を知らしめています。ただ、ちょっと手クセというか、ピアノの鍵盤をジャストに叩かずに踏み外したり、タイミングを微妙にズラす場面も見られ、ジャズとしてはこれもアリですけど、ちょっと時の経過と年齢を感じさせる音使いかな、と思います。また、どこかで聴いたようなメロディもちりばめられているような気がして、ある種の懐かしさもあります。2曲目はやや静かに進行、コロコロとした感じが心地よい。

2009/01/24

Tears/Paul Bley

Paultears
ちょっとしたきっかけで、ポール・ブレイの輸入盤でしか出ていないものを集めようと思い、注文。通販のリストにはかなりの枚数が掲載されていました。でも、いざ注文してみると、なかなか入荷せずに入手困難になってしまうCDがけっこうあることに気がつきました。例えばまだ注文してないですけど、Steeple Chaseレーベルで手持ちでないものが10枚あるのですが、この中で一体何枚入手できるのかやってみなければ分からず、不安です。彼のCDは参加作も含め現在手持ちは61枚。ソロなら半日もあれば一発勝負でアルバム分録音できてしまう彼のこと、おそらく膨大な数のアルバムを発売しているのだと思います。


Tears/Paul Bley(P)(Owl)(輸入盤) - Recorded May 19, 1983. - 1. Tears 2. Ostinato 3. Music Matador 4. Walkman 5. Flame 6. Hardly 7. Head Over Heels 8. Solo Rose 9. For Roy E.

(09/01/18)ソロ・ピアノの即興演奏でしょうが、全曲ポール・ブレイのクレジット。相変わらず硬質でありながらメロディアス、しかもドシャメシャにはならないペースは彼ならではのものがあります。突き刺さってくるようでいて、間もあいたり、表現をいろいろ変えつつ聴く人の心にせまってきます。ある意味ピアノでのフリー・インプロヴィゼーション(というより心象風景の音としての具現化か)の完成形がここにあるようです。3曲目は表情を変えていきつつも出だしのところは明るい牧歌的な雰囲気もそなえていて、くるくる変わるサウンドカラーが面白い。それにしても、淡々と音が紡がれていき、自然なメロディの流れと、適度な間が、そこにはあります。気をそらしても邪魔にはならず、真剣に聴こうと思えば聴ける、そんなアルバム。

2009/01/23

Heavy Machinery/Anders Johansson, Jens Johansson & Allan Holdsworth

Johanheavy
アラン・ホールズワースの参加作手直し聴き2日目で、いちおうここは一段落。これはロックのアルバムですけど、ハードコア・フュージョンに近い面も持っているので、とっつきやすいかな、と思います。ギターとドラムスが出まくりで尋常ではないです。ただ、お互い顔を合わせないで多重録音をしながらのアルバム制作だったので、いわゆる掛け合い的なものはなく、そこで評価が分かれるところかな、とは思います。このアルバムを何で知ることになったのかというと、たぶん「JAZZ LIFE」か「スウィング・ジャーナル」のレビュー欄に掲載されていた記憶があるのですが。まあ、聴くのも体力勝負のCDです。


Heavy Machinery/Anders Johansson(Ds), Jens Johansson(Key) & Allan Holdsworth(G)(Heptagon) - Released 1997. 1. Joint Ventures 2. Beef Cherokee 3. On The Frozen Lake 4. Mission: Possible 5. Good Morning, Mr. Coffee 6. Siouxp Of The Day 7. On The Fritz 8. Tea For One And A Half 9. Never Mind Our Weather 10. Macrowaves 11. The Moose And Marching (Bonus Track)

北欧とアメリカで音源をやりとりして、お互い顔を合わせないで完成させたアルバムとのこと。ベースはキーボード(シンセ)使用なので、こういう時代になったかという感じですが、バラードの曲からアップテンポの曲までいろいろあって、曲によってはものすごいパワーです。これはロックのジャンル 。アラン・ホールズワースのギターは論理を超越したかのような曲がりくねった長いフレーズも多く、アルバムも一気に聴かせます。変拍子の曲もあります。ここではキーボードはバックのサウンド作りにまわることが多く、ギターがソロでもコードワークにしても出まくりのかなり露出が多い状態。ドラムスもかなり前面に出ています。聴くとお腹いっぱいですが、11曲目(ボーナストラック)の後半10数分音楽が空白のあと大団円になります。

2009/01/22

Million Dollar Legs/The New Tony Williams Life Time

Tonymillion
久しぶりに旧譜のコメント手直し聴き、実は、アラン・ホールズワースの共演・参加アルバムを追加していったら、このアルバムを含め、あと2枚で手直ししてしまうので、先にやっておこうかと。彼の参加アルバム、プログレ方面を中心に何枚か注文中なこともあります。このアルバム、実はトニー・ウィリアムスが主役。そして、このアルバムの前のアルバム「ビリーヴ・イット」(邦題では「ニュー・トニー・ウィリアムス・ライフタイム」)が同じメンバーで’08年11月26日に発売になっていることもあります。今となっては珍しい顔合わせなので、一度聴いてみてもいいかもしれません。でも、サウンドはロックですけど。


Million Dollar Legs/The New Tony Williams(Ds) Life Time(Sony) - Recorded June 1976. Alan Holdsworth(G), Tony Newton(B, Vo), Alan Pasqua(Key) - 1. Sweet Revenge 2. You Did It To Me 3. Million Dollar Legs 4. Joy Filled Summer 5. Lady Jade 6. What You Do To Me 7. Inspirations Of Love

完全にロックアルバムか。トニー・ウィリアムス作は3曲(1、3、6曲目)で、他の曲もメンバーの作曲。アラン・ホールズワースが参加しています。ギターが前面でフレーズを弾きまくっているという感じではないですが、 効果的にハードなギターが入ります。ヘヴィーなリズムにのってまるでハードロックかと思いきや、ファンクのリズムもある1曲目、そのままイケイケでヴォーカルの曲に突入する2曲目、メロディアスかつドラマチックな展開でヘヴィーからちょっと軽い場面もあるタイトル曲の3曲目、やはり明るいノリの良いファンクで楽しませる4曲目、唯一中盤で情念のような盛り上がるバラードの5曲目、ファンクリズムの上をギターやキーボードがソロを交代でとる6曲目、激しいロックのリズムや静かな場面とドラマチックに進む7曲目。

2009/01/21

KiF Express/David Fiuczynski

Davidkif
デヴィッド・フュージンスキーというと、今では上原ひろみのアルバムで有名になってしまったみたいですが、昔は(といってもそんなに昔ではないですけど)知る人ぞ知る存在だったです。けっこうマニアックなギタリストを見つけたぞと喜んでいたら、いつの間にか自主レーベルでの発売(’00年ぐらいからだったかな)がメインになってしまいました。幸いその大半を追いかけることができましたけど。今回のアルバムも普通のジャズ・フュージョンファンが聴いたらなんだこれは、と思いそうな内容で、けっこう変態でうれしいですね(笑)。上原のバンドでもその特色は出ていますが、ここではそれが全開で出ています。


KiF Express/David Fiuczynski(G, Prog)(FuzeLicious Morsels)(輸入盤) - Released 2008. Steve Jenkins(B), Stooka Warner(Ds), Mike Rivard(B on 7), Bertram Lehmann(Ds on 7), Daniel Sadowick(Per on 2-4, 9-10), Jim Funnell(Key on 4, 9), Nikolay Moiseenko(As on 4, 9), Geni Skendo(Shakuhachi on 11) - 1. Shiraz 2. Moonring Bacchanal 3. Sakura - Ying Hua 4. Cumin 5. Habibi Bounce 6. Fung Wah Express 7. Archadia Finlandis 8. Phoenix Rising 9. Almond Pear 10. Ek Balaan 11. Sakalahachi

(09/01/17)全曲デヴィッド・フュージンスキーの作曲ないしは共作。ギタートリオを核にして、曲によってはメンバーを入れ替えたりゲストを入れたりしていて、さまざまなサウンドを出しています。割とストレートなロックやファンクだったり、国籍不明の異国情緒をだすようなエスニックというかエキゾチックなサウンドだったり。キモは、フュージンスキーのフレッテッドとフレットレスのツインネック・ギターのフレットレス部分の多用とスケールによる、エスニック感というか不安定感もあると思います。何だか洗練されていないサウンドですけど、この国籍不明のややドロドロしたファンクがこのトリオの持ち味だと思います。効果音などは多重録音なのか、プログラミングなのか、時おり入ってきます。マニアックだけどクラブ方面でウケそうです。

2009/01/20

ヨリス・ルーロス・デビュー!

Jorisintro
参加メンバーが、アーロン・ゴールドバーグ(P)、マット・ペンマン(B)、アリ・ホーニッグ(Ds)ならば、リーダーの名前を知らなくても、つい買ってしまいますよね。私はヨリス・ルーロスは「ジャズ・オーケストラ・オブ・ザコンセルトヘボウ」のメンバーとして聴いたことはあるのですが、このアルバムをはじめて情報を得た時はそういうことは分かりませんでした。やっぱりサイドのメンバー買いです。周りの人でもこのアルバムを良いという方もいて、ちょっと発売日から遅れての購入となりました。でも、けっこう良かったですよ。サイドの3人とは言わず、アリ・ホーニッグの単独指名買いもいらっしゃったのでは、とも思います。でもリーダーも負けていませんし。まだ24歳とのことで、今後が楽しみです。


ヨリス・ルーロス(As、Cl)・デビュー!(55 Records)
Introducing Joris Roelofs(As, Cl)(55 Records) - Recorded September 7-9, 2007. Ari Hoenig(Ds), Aaron Goldberg(P), Matt Penman(B) - 1. I Fall In Love Too Easily 2. Dooie Hoek 3. Sweet & Lovely 4. 3/4 Space 5. Background Music 6. The Rules 7. Four Winds 8. Francisca 9. Beter! 10. Skylark

邦題は「ヨリス・ルーロス・デビュー!」。オビには「パーカー+コニッツ」と書いてありますが、ある意味なるほどです。でもクラリネットもいい感じ。ヨリス・ルーロス作は全10曲中3曲(2、4、9曲目)。スタンダードやジャズメン・オリジナル、ボッサなどいろいろな曲を旬のメンバーが料理していて、特にドラムスが目立ちます。美しい曲はより美しく、アグレッシヴな曲はそのようにと、表現力も幅広く、しかもアルトサックスやクラリネットの音も良くて、彼の歳の割には奥深いものがあります。クラリネットで思いきりの良い都会的なメカニカルなファンクにのって演奏が繰り広げられる2曲目、スローテンポで幽玄なサウンドを表現しつつ3拍子で進行する4曲目、ドラムスとのデュオでバトルする7曲目、ややアップテンポのスリリングなボッサの9曲目。(08年12月17日発売)

2009/01/19

Forty Reasons/The View/Chad Wackerman

Chadforty
Chadtheview
このアルバムは2in1だと思って買ったら、CDが2枚入っていて、ジャケ写も2枚とも写っていました。しかも1枚分買うより安かったので、かなりお買い得でした。でもHMVの在庫を注文したら、私の後は入手困難の表示に切り替わっていて、果たしてここで紹介していいものかどうか(笑)。この時期になってくると、アラン・ホールズワースのサイド参加作は少なくなってくるので、’90年代の参加作としては貴重かもしれません。CD2の11曲目と12曲目のクレジットが入れ替わっているようなのですが、参加者だけ入れ替わっているのか、曲目も入れ替わっているのか不明なため、曲順は表記どおりにしておきました。


Forty Reasons/The View/Chad Wackerman(Ds)(CMP)(輸入盤) - (CD1)Forty Reasons: Recorded June 1991. Allan Holdsworth(G), Jim Cox(Key, Org, P), Jimmy Johnson(B) - 1. Holiday Insane 2. You Came Along 3. Forty Reasons 4. Fearless 5. Quiet Life 6. Waltzing On Jupiter 7. Tell Me 8. House On Fire 9. Hidden Places 10. Go 11. Schemes (CD2)The View: Recorded June 1993. Jimmy Johnson(B), Jim Cox(P. Org, Clavinet, Synth), Walt Flower(Tp, Flh), Allan Holdsworth(G), Carl Verheyen(G) - 1. Close To Home 2. Across The Bridge 3. Black Coffee 4. Empty Suitcase 5. Introduction 6. Starry Nights 7. All Sevens 8. On The Edge 9. Just A Moment 10. The View 11. Bash 12. Flares 13. Days Away

(09/01/17)2枚組CDでアルバム2枚をまとめたもの。CD1は全曲チャド・ワッカーマンの作曲ないしは共作、CD2も1曲を除き同じ。参加者名義の曲(CD1:4、6、8、10-11曲目、CD2:4、8-10、13曲目)はフリー・インプロヴィゼーションか。アラン・ホールズワースのギターが効いていますが、これはもうハードコア・フュージョンとして聴ける、文字通りけっこうハードなアルバム。CD2の方は曲によって参加者が違い、アランの参加は1、4-5、8-9、13曲目で、他の曲はもうひとりのギタリスト参加の曲が多いです。でもアランのほうが個性的。こちらは何曲かトランペットも参加。やはりハードコア・フュージョンのアルバムで、CD2の方がちょっとおとなしめの曲もありますが、アラン参加曲に関しては、サウンドが似ています。

2009/01/18

ネットショップにCDコメントをパクられた

まさかとは思ったけど、ネットCDショップにアルバムコメントをパクられてしまいました。その会社というのは、あの大手のDMM.comでした。

(’09年1月19日追記)とりあえず該当箇所は削除されたようですが。


元になる私のブログ
http://jazz.txt-nifty.com/kudojazz/2005/05/secretsallan_ho.html

パクられて商品説明に使われたページ
http://www.dmm.com/rental/-/detail/=/cid=cd_06929b276

(1月19日追記)知り合いより「Web魚拓」にとってもらってます
http://s01.megalodon.jp/2009-0118-2319-37/www.dmm.com/rental/-/detail/=/cid=cd_06929b276

過去に何度か、個人ホームページなどにコメントをパクられた例はありましたけど、ネットショップとはねえ。しかも規模が大きそう。

今、クレームを入れていますが、なんせページ数が多いので、偶然見つけたこのページしか把握できないんですよ。クレームを入れたし、すぐここは削除されるかな?

無断で文章転載を、しかも営利団体がやっているとは。情けない。

(追記)最初は1ヶ所だけかと思っていたのですが、ボロボロ出てきますね。

コメントを抜粋、盗用した貴社のページ
http://www.dmm.com/rental/-/detail/=/cid=cd_108k32y6210

(1月19日追記)知り合いより「Web魚拓」にとってもらってます
http://s03.megalodon.jp/2009-0118-2320-36/www.dmm.com/rental/-/detail/=/cid=cd_108k32y6210

当方の元になったホームページ
http://kudojazz.music.coocan.jp/allan.htm

そのうち、ここです。
>My Favorite Things/Manhattan Jazz Quintet

>中野サンプラザでのライヴ。オリジナルは3曲(2、4-5曲目)。スタンダードの3曲は以前のスタジオ録音盤の再演。ライヴのほうが迫力があっていい感じ。エディ・ゴメスとスティーヴ・ガッドは、このアルバムでいったんMJQを離れます。

もう、1箇所だけと申し開きはできませんね。誠意ある回答と、該当部分の全削除を早急に求めます。

ということを、再度、メールしましたが、どうなることやらです。
偶然と言うには文章が似すぎていますからね。

Individual Choice/Jean-Luc Ponty

Jeablindi
ジャン・リュック・ポンティの旧譜の2枚買ったうちの1枚。こちらはやはりアラン・ホールズワースが参加していますが、少ない人数で、曲により多重録音も駆使して録音したもので、彼の参加は2曲のみ。それでも安かったので買ってしまいました。こちらの方は、音的には全然やせてはいないですが、やはりちょっとこじんまりしたかな、という感じもあります。やはり聴くなら「秘なる海」の方が先でしょうか。徐々にアランの参加作を集めていますが、どうしてもジャズ・フュージョン側からで、プログレ関係はUKぐらいしか買っていないですねえ。今になって入手困難盤が多いという事情もありますが。


Individual Choice/Jean-Luc Ponty(Synth, Vln, Key Bass, Computer)(Wounded Bird)(輸入盤) - Released 1983. Randy Johnson(B on 2, 7), Rayford Griffin(Ds, Per on 2, 6-7), George Duke(Synth on 3), Allan Holdsworth(G on 5, 7) - 1. Computer Incantations For World Peace 2. Far From The Beaten Paths 3. In Spiritual Love 4. Eulogy To Oscar Romero 5. Nostalgia 6. Individual Choice 7. In Spite Of All

(09/01/17)全曲ジャン・リュック・ポンティの作曲。アルバム・タイトルと曲ごとのクレジットから、曲により多重録音をして少ないゲストで完成させたアルバム。彼だけのクレジットも1、4曲目にあります。1曲目は音の洪水感はあって、キーボードだけでも音符でかなり埋められているので、割とゴージャス感はあります。4曲目はゆったりと流れるような。強いてあげれば曲ごとに楽器編成が全然違うので、全体の印象がマチマチな感じも多少あるということか。この頃は多重録音が流行りはじめた時代でもあるようですね。多少時代は感じますけど、全体的に賑やかな印象はあります。5、7曲目にアラン・ホールズワースが登場しますが、やはり彼のギターの音色とフレーズが曲を決定づけています。出番は少なくても存在感はあり。

2009/01/17

Enigmatic Ocean/Jean-Luc Ponty

Jeanenigma
旧譜で少し以前に買ったものがだいぶたまってきたので、取り上げます。アラン・ホールズワース参加作関連で3枚CDを買っています。今日の「秘なる海」、国内盤紙ジャケリマスターで出たばかりですが、これは3,000円するんですよね。昔の輸入盤CDで1,200円台であったので、そちらを買いました。ちょっと音圧は低めですが。この頃のジャン・リュック・ポンティのアルバムでは、このアルバムが代表作になることが多いですが、曲の完成度といい、サウンドといい、全体のまとまりといい、けっこうインパクトが強くまとまっています。アラン度はあまり高くないけれど、一度聴く機会があったら、聴いておいても損はないアルバムだなあ、と思いました。


Enigmatic Ocean/Jean-Luc Ponty(Electric Vln, Violecca, Bells, P)(Atlantic)(輸入盤) - Recorded June and July 1977. Allan Holdsworth(G), Dary Stuermer(G), Ralphe Armstrong(B), Allan Zavod(Orgm Synth, P, Clavinet), Steve Smith(Ds, Per) - 1. Overture 2. The Trans-Love Express 3. Mirage Enigmatic Ocean 4. Part 1 5. Part 2 6. Part 3 7. Part 4 8. Nostalgic Lady The Struggle Of Turtle To The Sea 9. Part1 10. Part 2 11. Part 3

(09/01/17)邦題は「秘なる海」。同タイトルの4-7曲目が組曲になっていて、「海洋への挑戦」がやはり組曲で9-11曲目。全曲ジャン・リュック・ポンティの作曲。アラン・ホールズワースが参加していますが、ソロは5-6、8、11曲目とクレジット。内容はプログレッシヴ・ロック的、あるいはクロスオーヴァー的な要素が強く、縦横無尽に主役のヴァイオリンがメロディをとったりソロをとったりしています。ギターは2人いて、アランだけが主役というわけではなさそうです。なので、露出度という点では今ひとつかも。ただ、出番となるとやはり彼は目立ちますね。ヴァイオリンとギターとややアプローチが似ているにしても、ドラマチックで印象的なメロディで、曲としてけっこう緩急自在な展開やメロディ、ソロなどで楽しめる部分は多いです。

2009/01/12

Hemispheres/Jim Hall & Bill Frisell

Jimhemi_2
ジム・ホールとビル・フリゼールのデュオがCD1枚目、ベースとドラムスを加えたクァルテットが2枚目の2枚組の構成のアルバムです。ただ、この2人の演奏はけっこう地味なので、あまり食指がのびないジャズファンもいるでしょうね。エフェクターを大胆に使っている場面もありますが、やはり内省的で、サウンドを聴くとやっぱり控えめな印象があるのかもしれません。でも、私個人的にはこういう内省的な場面が多い演奏、けっこう好きなんですけど。しかも冒険的なフレーズも。たぶん、このレーベルでなければ、こういう演奏は録音できなかったかもしれませんね。そういう意味ではこのレーベル(新譜・再発を含めいろいろ出してます)に感謝しなければ、と思います。


Hemispheres/Jim Hall(G) & Bill Frisell(G)(Artistshare)(輸入盤) -Recorded July - December 2007(Duo), September 9, 2008(Quartet) Scott Colley(B on CD2), Joey Baron(Ds on CD2) - (CD1) 1. Throughout 2. All Across The City 3. Bags Broove 4. Migration 5. Family 6. Waiting To Dance 7. Bimini 8. Masters Of War 9. Beijing Blues 10. Monica Jane (CD2) 1. I'll Remember April 2. Barbaro 3. Chelsea Bridge 4. Owed To Freddie Green 5. Beija Flor 6. Hear And Now 7. My Funny Valentine 8. Card Tricks 9. In A Sentimental Mood 10. Sonnymoon For Two

(09/01/10)CD2枚組。1枚目がギター2人のデュオ、1枚目がクァルテットの演奏。オリジナル曲は1枚目の方が多く、2枚目はスタンダードも目立ちます。フリー・インプロヴィゼーションも(CD1)4、9曲目、(CD2)2、8曲目にあります。1枚目のデュオはブルースの曲もありますが、ジャズというよりは、ギターでの語り合いやフォーク的、牧歌的なイメージの淡々とした演奏が多く、これはこの2人のキャラクターでもあります、しみじみと聴くギター・ミュージック。2人のアプローチの違いも楽しめます。2枚目のクァルテットは曲によってはもっとジャズ的な、といっても割と淡々としたサウンドですが、それでも4ビートや弾むようなサウンドで、ノリ良く進行していくものも少し。フリーを含め内省的なサウンドの方が多めですが。落ち着きます。

2009/01/11

Live In Italy/Seamus Blake

Seamuslive
いつもだったらホームページで特集しているミュージシャン追っかけかレーベル追っかけで、そのどちらにも当てはまらないアルバムはなかなか買わないのですが、このアルバム、メンバーに興味があったのと2枚組にしては割と安かったので買ってみました。今はシーマス・ブレイクはけっこう旬で、かなりいい演奏を聴かせてくれます。ピアノがデヴィッド・キコスキーというのもマル。イタリアでのライヴで、1曲が10分以上のものが多いですけど、一気に聴かせてくれた感じです。マイケル・ブレッカー亡き今、彼らの世代が今後のテナーサックスを背負っていくのだなあ、と改めて実感しました。


Live In Italy/Seamus Blake(Ts)(Music Eyes)(輸入盤) -Recorded February 2007. David Kikoski(P), Rodney Green(Ds), Danton Boller(B) - 1. The Jupiter Line 2. Way Out Of Willy 3. String Quartet In G Minor 4. Fear Of Roaming 5. The Feeling Of Jazz 6. Spacing 7. Ladeirinha 8. Darn That Dream 9. Dance Me Home

(09/01/10)シーマス・ブレイクのライヴで、10分を超える長尺な演奏が多いCD2枚組。彼の作曲は1-2、4曲目。荘厳でモーダル、スピリチュアル、ドラマチックなドビュッシー作の3曲目、デューク・エリントン作の5曲目、ジャヴァン作の7曲目、スタンダードのバラードの8曲目、ジョン・スコフィールド作の9曲目。4曲目までのCD1枚目が現代ジャズを感じさせている非4ビート(4曲目は4ビート)でシリアス、2枚目が安心感をもたらすオーソドックスな演奏(6、9曲目は割とシリアス)になっています。どちらの演奏も今を感じさせるサウンドには違いありません。1曲目から「今」で飛ばしている感じで、緊張感のある迫力ある演奏です。6拍子の2曲目はサックスに時々エフェクターもかけてます。7曲目のワルツは哀愁がありますね。

2009/01/10

ホワイト・エレファント/マイク・マイニエリ&フレンズ

Mikewhite
ドリームスに続きブレッカー兄弟参加の初期の頃のアルバムを聴いておこうと思って、発売後1年を経過した国内盤だけれども、注文してみました。紙ジャケで、当時のLPの再現度も高く、しかもボーナスCD付き(1-4曲目は’94年の再発CDに発表済みだけど、5-6曲目のインストルメンタルの曲は今回がはじめてだそうです。)でも、やっぱりヴォーカルメインのポップス(ロック)色が強いアルバムなので、ブラスロックからドリームスの流れを引き継ぐ感じではありますね。時代が下がってきている(’72年リリースでも録音はさかのぼってやっている曲もある可能性あり)ので、ジャズ・ミュージシャンのソロなどで、けっこうやりたいように演奏している部分も。やはり、基本は当時のポップかな。


ホワイト・エレファント/マイク・マイニエリ(Arr、Key、Vo、Per、Ulcers)&フレンズ(NYC Records)
White Elephant/Mike Minieri(Arr, Key, Vo, Per, Ulcers)&Friends(NYC Records) - Released 1972. Joe Beck(G), Warren Bernhardt(Key), Michael Brecker(Ts), Randy Brecker(Tp), Sam Brown(G), ROn Cuber(Bs), Jon Faddis(Tp), Steve Gadd(Ds), Nick Holmes(G, Vo), Tony Levin(B), Sue Manchester(Vo), Bob Mann(G), Hugh McCraken(G), Donald MacDonald(Ds), Paul Metzke(G), Nat Pavone(Tp), Jon Pierson(Btb, Vo), Barry Rogers(Ttb), Lew Soloff(Tp), David Spinozza(G), Ann E. Sutton(Vo), Frank Vicari(Ts), George Young(As) - (CD1) 1. Battle Royal 2. More To Love 3. The Jones 4. Animal Fat 5. Sunshine Clean 6. Field Song 7. Right Back 8. Save The Water 9. White Elephant 10. Gunfighter 11. Peace Of Mind 12. Monkey 13. Auld Lang Syne (CD2) 1. Broadway Joe 2. Easy On 3. Dreamsong 4. Look In His Eyes 5. Prelude To Sunshine Clean 6. Drum Percussion Groove

元はLP2枚組で発売(CD1枚目にまとめてあります)。このCDでは6曲のボーナスCD付き。マイク・マイニエリの作曲が半分以上で、ニック・ホルムズの作曲も目立ちます。録音時期は広いようです。ブラスロック的なヴォーカルアルバムで、ジャズ、ファンク、R&B、ロック、フォークなどさまざまな要素があるのは、この時代の音楽シーンのようですね。曲ごとにバラエティに富んでいて、ジャズとかクロスオーヴァーとかいう枠では捉えきれないので、やはり当時のポップスシーンにこういうアルバムがあったという内容。ただ、参加ミュージシャンが今では有名人が多いということと、インストの部分が多いので、当時の演奏としては一歩抜け出ている(ポップスなんですが)かも。ボーナスCDも基本的にオリジナルのCD1枚目と同じ路線。(07年12月19日発売)

2009/01/09

紙媒体を徐々になくしていく

一昨年9月頃より、仕事方面ではお客さんの電子申告に着手して、ちょうど1年が経過して、お客さん全部が一巡しました。最初は申告の手続きに戸惑いましたが、メリットがけっこう大きかったので、列挙します。

まず、法人税や所得税の申告書は最終的に紙で作ってお客さんと事務所での持ち歩き用に2部作りますが、今まで3-5部作っていたことを考えると紙の節約になる。申告のため税務署に持って行ったり郵送する必要がない(一部書類は持って行くか郵送ですが)。必然的に切手代の節約にもなる。私のところでは、小規模な事務所にも関わらず1年間トータルで1万5千円ほど切手の購入費用が少なくなりました。お客さんの署名押印省略のため、PDFファイルで事前に送って確認していただくなど、メールメインだと費用がかからない。予定申告などでも電子申告できるので、小さい書類のために税務署に行ったり郵送する手間も省ける。

そしてやはり一昨年夏から、FAXコピー機でもパソコンでFAXを受け取り、必要なものだけ紙で出す方法に変更してます。いらないのに広告FAXが多く、目立たせようとするあまり黒を多く使って、トナーも紙も無駄です。カウンター料もかかるし、それらを一掃してくれました。広告FAXは出さずに黙って削除。そのかわり、コピー機はオーバースペックになってしまっています。もっとランクが下のものでも、十分間に合うのですが。

今年着手したのは、ここ数年「週刊税務XXX」が紙媒体とインターネット媒体の両方で契約していたのですが、郵送で送られてくる紙を止めて、インターネットだけにしました。料金的には半分になるというわけではなく、今までの3分の2になるのですが、保管場所もとってしまって、紙媒体があるとネットは1年間数回しか利用しない事態になってました。紙が一定期間後に事業系ごみになることを防ぐ狙いもあります。

結果的に資源と費用を少しずつですが節約することができるようになりました。それでも仕事の関係上、まだまだ紙が多いです。少しずつでも減らしていこうと思っています。費用を節約した分以上に、昨年はガソリン、紙をはじめさまざまなものが値上がりした年なので、複雑な気分ではありますけれども。

マリガン・ムード/ヤン・メヌー&ジェシ・ヴァン・ルーラー

Janmulli
出だしは何だかホンワカムードのアルバムのようなイメージがあったのですが、実際に聴いてみると半分の曲はミディアムの中でもフレーズが快活に動き回ったり、アップテンポの曲だったりと、意外に盛り上がりのあるアルバムでした。おそらくバリトンとギターのフロントで、しかもバリトンにしては包み込むような吹き方が目立ったのでそう感じてしまったのでしょう。でも、それはそれで変化に富んでいて、しかも聴きやすく、何度も聴くアルバムになりそうです。マリガン集ということで懐メロといえばそうなんでしょうけれど、あくまでも今の位置づけで、しかも現代ジャズ的なトリッキーなところがなく安心して聴けるアルバムだろうと思います。


マリガン・ムード/ヤン・メヌー(Bs)&ジェシ・ヴァン・ルーラー(G)(55 Records)
Mulligan Moods/Jan Menu(Bs)(55 Records) - Recorded October 2007. Jesse Van Ruller(G), Clemens Van Der Feen(B), Joost Van Schaik(Ds) - 1. Night Lights 2. Festive Minor 3. Flash 4. Theme For Jobim 5. Ontet 6. Bernie's Tune 7. Tell Me When 8. Walkin' Shoes 9. Soft Shoes 10. Motel

6曲目を除き、有名なバリトン・サックス奏者、ジェリー・マリガンの曲を演奏。ピアノレスのギター・クァルテットのホンワカした演奏で、温かみを感じるサウンド。とはいうもののそういう曲は約半分で、2-3、5曲目ではフレーズやテンポなど、快活なものを感じる曲も。6曲目は8分の7拍子のアップテンポ、8曲目は8ビートのジャズロック、10曲目はかなりのアップテンポだし。技術だけでバリバリと吹きまくるようなタイプではないですが、やる時はやるぞ、というタイプ。ギターもそれに合わせるだけの技量を持っているジェシ・ヴァン・ルーラーが参加したことで、企画としては成功しています。何度でも聴きたくなるようなタイプのジャズ。マリガンの曲自体もいいですが、その知識を気にしなくてもスーッと心の中に溶け込んでくる感じです。(12月17日発売)

2009/01/06

メールソフトも切り替えをした

もう10年ほど使っていたメールソフト「Eudora」ですが、私としては使い勝手が良くて、もっとずっと使い続けていたかったのですが、このソフトも1年以上前に絶版となっていました。ギリギリ使えなくなるまで使っていようとも考えたのですが、それよりも新しいソフトに慣れた方が良い、ということで「Outlook2003」に乗り換えました。

「Outlook2003」は、そのずっと前の世代のヴァージョンを’98年ごろに一度使っていて、その時はあまりメーラーとしては使えないソフトだったのを覚えています。ただ、その後だいぶ使い勝手が良くなったようで、その点は安心かな、と思います。

さて、設定ですが、私はメールアドレスはBiglobeのものを使っているのですが、インターネット回線は仕事の都合により、@Niftyを使用しています。ここで25番ポート問題が出てきます。ああでもないこうでもないとやっていて、なかなかつながりませんでした。ネットで何度か調べてやっと解決しました。と思ったら、メール設定もインポートできたのを後で知りました(笑)。でも25番ポート問題まで解決したかどうかは分かりませんが。

過去のメールやフォルダは簡単にインポートできました。正月に入ってから、取引先は5年、友人その他通信販売などのメールは2年と決めてあって、ちょうどそれ以前のものを削除したところで、データ量としては少し少なくなったかと思います。ただ、メールアドレス帳の部分はインポートできず、手作業でやりました。まあ、登録している件数がそれほど多くないので、時間はあまりかからなかったですが。

実際にこのソフトも日常で使ってみなければ分からないところですけど、慣れるのにそう時間はかからないような気がしています。さて、次はホームページ作成ソフトの切り替えか。

(追記)送信メールの日時のデータがインポートする時に飛んでしまったので、これからインポートした分の文書の管理が大変そうです。また署名もプライベートと趣味と使い分けていたのだけど、それも分けられなくなったようです。困ったな。

(さらに追記)各種登録関係の重要メールを除き、全部削除して心機一転、新しいメールソフトではじめることにしました。Eudoraの方にもメールを数年残しておく予定だし、完全にコンバートできなかったよりは、やりやすいということもあります。また署名は、両方使えるように作って、仕事またはプライベートで出す時にそれぞれ必要ない部分を消す方法をとりました。消し忘れがないようにしないと(笑)。

2009/01/05

年賀状ソフトの切り替えが完了

昨年暮れに年賀状ソフトの「はがきスタジオ」から「筆まめ」への移行が、忙しい時期とぶつかったのと300枚以上の印刷だったので、宛名印刷の方は従前の「はがきスタジオ」で行ったと書きました。

今日、「はがきスタジオ」から「筆まめ」の宛名の住所録を3時間ほどかけてやっと切り替えが終わりました。最大の問題ははがきスタジオは住所録ファイルが1個で、それを振り分ける機能が充実していて、むしろ住所録ファイルが複数あると面倒だったのに対し、筆まめの方は複数の住所録ファイルを簡単に選択できるので、家族別に住所録のファイルを作った方がやりやすいところです。

家族の人数分だけ「はがきスタジオ」のファイルからインポートして変換し、それを家族ごとに必要な宛先だけ残して削除していきました。「はがきスタジオ」では親戚には事務所(私名義)からと家族(母親を筆頭に家族全員名義)からと2通出していたのですが、その差出人の切り替えがいちいち大変でした。そのデータも2種類作ってしまったことで、かえって印刷しやすくなったかもしれません。

とは言うものの、まだ「筆まめ」で宛名印刷をやったことがないので、これでどれだけ慣れるかですが、夏はお客さんにだけ暑中(残暑)見舞いを出すので、そこでチェックしてみることにします。

2年前の最終ヴァージョンの「はがきスタジオ」のまま使い続けても良かったのですが、住居表示の変更や市町村合併に伴っての郵便番号と町名との連動が、やはりソフトを毎年ヴァージョンアップしていかないと不安な面もあります。もう絶版になったソフトは、やはりある程度の時間が経てば、切り替えの必要があるようです。

2009/01/04

リターンズ~リユニオン・ライヴ/チック・コリア&リターン・トゥ・フォーエヴァー

Rtfreturn
リターン・トゥ・フォーエヴァーは私にとってはリアルタイムではなくて、あとでCD化されてから追っかけしているのですが、一番聴いていたのが初期のECMの「リターン・トゥ・フォ-エヴァー」だったんですね。今考えれば、こちらの第2期のメンバーの方が好みであるはずのものですけど。で、このアルバム、CDが出る前の評判ではコンサートの出来があまり良くないらしいとの噂があって心配してましたが、聴いたら吹っ飛びました。まあ、フュージョンシーンの大御所がマイペースに寄り集まって昔の曲を演奏した、ということなんでしょうけれど。それでもここまで演奏してくれたら素晴らしいですね。懐かしさというものもありますね。


リターンズ~リユニオン・ライヴ/チック・コリア(P、Key)&リターン・トゥ・フォーエヴァー(Videoarts)
Returns/Return To Forever(Videoatrs) - Recorded July 18 and 31, August 6, 2008. Chick Corea(P, Key), Stanley Clarke(B), Al Di Meola(G), Lenny White(Ds) - (Disc 1) 1. Opening Prayer 2. Hymn Of The Seventh Galaxy 3. Vulcan Worlds 4. Sorceress 5. Song To The Pharoah Kings 6. Al's Solo Including: Passion Grace & Fire - Mediterranean Sundance - CVafe 1930 - Spain 7. No Mystery (Disc 2) 1. Friendship - Chick Corea's Solo Including: Solar 2. Romantic Warrior 3. El Bayo De Negro - Stanley's Solo 4. Linage - Lenny's Solo 5. Romantic Warrior(Continued) 6. Duel Of The Jester And The Tyrant (Bonus Tracks) 7. 500 Miles High 8. Romantic Warrior (BBC Lifetime Achievement Award To RTF)

久しぶりの第2期リターン・トゥ・フォーエヴァーの再結成ライヴで、CD2枚組。懐かしい曲ばかりだし、2枚で2時間以上に及ぶ濃密な演奏は聴きごたえがあります。ベストトラックを集めたせいか、出来はかなりのもの。ボーナストラックが2曲ついています。全員の演奏の合間にそれぞれのソロの曲をはさみ込んで、長い時間でもドラマチックでメリハリのついた演奏です。特に、アル・ディ・メオラのソロは4曲ものメドレーですが、彼の超絶テクニックと音楽心でこれまた聴かせてくれます。曲はマイルス・デイヴィスの「ソーラー」を除けば、全部メンバー各自の作曲のもの。ボーナストラックの曲のダブりが気になりますが、有名なベテランによるレベルの高いハードコア・フュージョン(一部に4ビートもあり)とも言え、素晴らしい演奏。(08年12月31日発売)

2009/01/03

Comme Bach.../セルジュ・デラート・トリオ

Sergecomme
澤野工房の12月新譜です。実はレーベル名のAtelier Sawanoの綴りを、3年前から間違えているものが多くて、ブログをさかのぼって直していました。まあ、目立つところではないにしても、ずっと気がつかなかったので、変なブログ(あるいはホームページ)と思っていた方も多かったのではと思います。いったん間違えると、そのままコピペコピペでホームページを作っていくのでこうなってしまいます。もっとしっかりとスペルチェックをしなければ、と思いました(笑)。このアルバムに関しては、バッハの曲とジャズの曲を組み合わせるという面白い手法が使われているので、アイデア賞だと思います。まあ、ジャズ的な要素が大きいので普通のジャズとしても楽しめます。


Comme Bach.../セルジュ・デラート(P、Harpsichord)・トリオ(澤野工房)
Comme Bach.../Serge Delaite(P, Harpsichord) Trio(Atelier Sawano AS084) - Recorded June 22 and 23, 2004. Pascal Cambeau(B), Jean-Marc Lajudie(Ds) - 1.Petit Prelude BMV939/I Remember You 2. Invention No.8/Just Squeeze Me 3. Invention No.6/Moon And Sand 4. Petit Prelude BMV934/Take The "A" Train 5. Petit Prelude BWV934/Fly Me To The Moon 6. Invention No.1/Too Close For Confort 7. Invention No.4/In A Sentimental Mood 8. Petit Prelude BWV933 UT/Caravan 9. Toccata En Re Mineur/Armando's Rumba 10. Concerto Italien/C Jam Blues

セルジュ・デラート作はなく、演奏する10曲全部にバッハの曲とスタンダートやジャズメンオリジナルを掛け合わせた、面白い趣向のアルバム。とは言いつつ、出だしないしはラストでバッハの曲がかかり、メインはジャズでスインギーに盛り上がるという感じ。アイデアはいいのですが、まあ、普通にジャズのライヴ・アルバムとして聴ける内容。時には多少混ぜ合わせたような演奏もあります。10曲中5曲にデューク・エリントンの曲(2、4、7-8、10曲目)を持ってくるところをみるとエリントンの特集のサウンドも楽しめる趣向。他にもチック・コリアの曲(9曲目)もあります。クリアーかつスインギーなジャズがシームレスにバッハとつながったり、突然変わったりと、彼のサウンドの持ち味を生かした内容になっているのがいい。(08年12月19日発売)

2009/01/01

イマジン・マイ・サプライズ/ドリームス

Dreamsima
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

ドリームスは、ジャズ/フュージョンファンとしての立場からすると1枚目の方がインプロヴィゼーションやアンサンブル的にけっこうインパクトがありました。こちらの2枚目の方は、メンバーも変更してよりポップな路線になっていますけど、その分ジャズ的なスリリングなところはないと思います。まあ、発売された’72年という年を考えると、こういう路線も支持されるかな、とは思うのですが。ドリームスよりもう少しさかのぼると、ランディ・ブレッカーも「ブラッド・スエット&ティアーズ」まで行ってしまいますし。ただ、これだけ今のビッグネームが集まったアルバムって、そうはないんじゃないかとは思います。ジャズ/フュージョンとして聴くにはどうかなあ、なんですけど。


イマジン・マイ・サプライズ/ドリームス(Sony)
Imagine My Surprise/Dreams(Sony) - Recorded 1971. Michael Brecker(Ts, Fl), Randy Brecker(Tp, Flh, Vp), Barry Rogers(Tb, Weistein Tuba, Alto Horn, Vo), Bill Cobham Jr.(Ds, Per), Edward Vernon(Vo), Bob Mann(G, Flh, Vo), Will Lee(B, Vo) - 1. Calico Baby 2. Why Can't I Find A Home 3. Child Of Wisdom 4. Just Be Ourselves 5. I Can't Hear You 6. Here She Comes Now 7. Don't Cry My Lady 8. Medicated Goo 9. Imagine My Surprise

グループ2枚目のアルバムで、1枚目で作詞作曲をしていたジェフ・ケントとダグ・ラバーンの姿はなく(1曲目の作詞作曲のみ彼ら)、よりポップなブラスロックの方向になっています。新規加入のドン・グロルニックとウィル・リーにより、より洗練されたサウンドです。キャロル・キング作の5曲目もありますが、3分の2ほどはメンバーの作曲。間奏などで当然ソロの露出はありますが、ジャズのインプロヴィゼーション的な要素は奥に引っ込んだ感じで、モロにブラス・ロック(ファンク)路線となっているのが、ジャズ/フュージョンのファンとしては、どうかな、というところ。ポップな路線だけれども、大ヒットにつながりそうな印象深い曲があるかというと、それはどうかな、というところ。9曲目はランディ・ブレッカーのヴォーカルで、ヘタウマ?(08年11月26日発売)

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