リタッチ/アラン・ホールズワース、ジョン・スティーヴンス、ジェフ・ヤング、ロン・マシューソン、バリー・ガイ

アラン・ホールズワースもロックの人だかジャズの人だかその境目のギタリストの歴史があるのですが、元々はイギリスのジャズ・ロックの洗礼を受けているようですね。独特なジャズの世界を構築している国。そんな時代のアルバムがおそらく日本初CD化。でも、この紙ジャケシリーズ、私はこれだけしか持っていませんけど、1枚3,000円はちょっと高いな、と思いました。まあ、数は出ないだろうし、熱烈な日本のアランのファンのためにリマスターされた音源が手に入る、ということは幸せな状況だとも思いますが。彼の比較的初期の頃の演奏は今とはサウンドが違いますが、弾きまくれば当時からスゴかったのでした。
リタッチ/アラン・ホールズワース(G)、ジョン・スティーヴンス(Ds)、ジェフ・ヤング(P)、ロン・マシューソン(B)、バリー・ガイ(B)(Belle)
Re Touch/Allan Holdsworth(G), Jeff Young(P), Burry Guy(B), Ron Mathewson(B), John Stevens(Ds)(Belle) - Recorded May 18, 1977. - 1. No Fear 2. Re Touch
アルバム「タッチング・オン」の1日前に録音されたもの。37分に及ぶジョン・スティーヴンスの1曲目と、小品のタイトル曲(バリー・ガイを除くフリー・インプロヴィゼーション)とで成り立っています。1曲目は当時のゆるいジャズロックという感じで流れて行き、最初と最後だけビート感もはっきりしているのですが、フリー・ジャズの世界や叙情的な世界になだれ込むドラマチックな展開。この中でもアラン・ホールズワースのギターは、今とは音色が違いますが聴きどころは多いです。2曲目はアップテンポで弾きまくりの世界です。当時のヨーロッパのジャズ・ロックやフリーなどのサウンドを追い求めている人か、アランのファン向けか、というマニアックな内容かもしれません。ベースもアコースティックだし、音の混沌度もやや高めかも。(08年12月20日発売)
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