Live At The Village Vanguard Vol.2/Paul Motian Trio 2000 + Two

基本となる3人(ポール・モチアン、クリス・ポッター、ラリー・グレナディア)はそうそうたるメンバーなので、つい手が出そうになりますが、限りなくフリーに近いことを延々演奏しているので、聴く人を選ぶことになります。そういう意味では要注意盤でしょうか。でも、私はこういうサウンド、けっこう好きな方なので、ゲストにグレッグ・オズビー、マット・マネリ、菊地雅章となれば、喜んで聴いてしまう方です。胸が締め付けられるような、それでいてけっこう内向的なサウンドを聴けます(笑)。ずっと、テンポがどこかへ行ってしまったかのような演奏ですが、それでいてグループサウンドが出来上がってしまっているのはスゴいことかもしれません。
Live At The Village Vanguard Vol.2/Paul Motian(Ds) Trio 2000 + Two(Winter&Winter 910 143 Music Edition)(輸入盤) - Recorded December 8-10, 2006. Chris Potter(Ts), Larry Grenadier(B), Guest: Greg Osby(As), Mat Maneri(Viola), Masabumi Kikuchi(P) - 1. Till We Meet Again 2. Sunflower 3. The Third Walk 4. Ten 5. The Divider 6. If You Could See Me Now 7. Fiasco
(08/09/28)ポール・モチアン作は2-5、7曲目の5曲で、1曲目はスタンダード、6曲目はジャズメン・オリジナル。昨年発売されたVol.1と同じ日の録音になっています。+Twoというのは、グレッグ・オズビーかマット・マネリのどちらかが登場するからです。メンバーがかなりクセ者なので、その曲はたとえスタンダードであっても、内向的であり、アメーバ状のビートでもって、胸を締め付けるような、ある種のストイックさを持っています。息を止めて聴くような感覚です。曲によっては明るく牧歌的であっても。それがこのメンバーでの面白さかもしれないですが、聴く人を選ぶことは確か。そういうスタイルなので、オリジナルはフリーかその一歩手前か、という雰囲気を持っています。方向性はかなり菊地雅章に影響されている感じです。
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