Renewal/David Liebman/Ellery Eskelin

Hatologyレーベル聴き3日目で一段落。今日もデイヴ・リーブマンの共演作です。テナー・サックスが2人でピアノレスのけっこう自由な世界が広がっています。時に本当にフリーになったりする場面もありますが、2人のテナーがユニゾンで、時にハモリで、漂っていく場面なんか、けっこういいなあ、と思ってしまいます。念のため、聴く人を選んでしまうアルバムだということは申し上げておきましょう。こういうフリーに近いサウンドを好きになると、またジャズの世界が広がっていくんですけれどもね。欧州のレーベルでフリー(あるいはそれに近いサウンド)が多いのは、やはりあちらではそういうマーケットがある程度あるからじゃないかな、と思います。
Renewal/David Liebman(Ts)/Ellery Eskelin(Ts)(Hatology654)(輸入盤) - Recorded June 27, 2007. Tony Marino(B), Jim Black(Ds, Per) - 1. Cha 2. The Decider 3. Out There(Take 2) 4. Renewal 5. Palpable Clock 6. Demi And The Blue Moon 7. IC 8. Free Ballad 9. Out There (Take 1)
(08/07/13)このメンバーで2枚目。8曲目が全員のインプロヴィゼーションで、3、9曲目がエリック・ドルフィーの曲、他はメンバーそれぞれの作曲。テナーがゆったりとユニゾンで奏でる場面もあれば、かなり硬派にブロウしたりフリーの方向に寄ったりしていて、ピアノレスの2サックスで自由度が高いです。ドラムスがジム・ブラックなので、ジャズというよりはロック・ビートに近いサウンドも。そして、時に変拍子。ビートのあるフリー的な要素も強いサウンドとでも言えばいいのかな。現にモロにフリーの場面も挟まっています。3、9曲目はアップテンポの4ビートでドルフィーっぽさというか原曲のイメージは健在だと思います。タイトル曲の4曲目はサックスのゆったりしたハモリで漂っていき、個々の楽器の静かな語り合いという様相。
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