Redemption/David Liebman, Richie Beirach, Ron McClure, Billy Hart

久しぶりのHatologyレーベル聴き。3枚5月に購入していて、それらはデイヴ・リーブマンやポール・ブレイのものだったので、迷わず購入した次第です。やっと聴けました。このアルバムのメンバーは’80年代終わりごろに「クエスト」というグループ名で出ています。断続的に長期間熟成されていったような感じで、モーダルなサウンドで、時にブチ切れ、それでいてかなりの一体感で聴かせてくれます。まあ、このレーベルから出るとは予想してなかったですが、ジャズメン・オリジナルが多くても、けっこうハードなアルバムに仕上がっています。リッチー・バイラークもここではかなり硬派ですね。
Redemption/David Liebman(Ss, Ts Wooden Fl), Richie Beirach(P), Ron McClure(B), Billy Hart(Ds)(Hatology 642)(輸入盤) - Recorded November 2 and 3, 2005. - 1. Round Midnight 2. Ogunde 3. WTC/Steel Prayers 4. Dark Eyes 5. Lonely Woman 6. Redemption
(08/07/12)デイヴ・リーブマンとリッチー・バイラークの共作が3曲目、ビリー・ハートの作曲が6曲目。以前あったクエストというグループのある時期との同メンバーですが、ジャズメン・オリジナルが多いにもかかわらず、モーダルで研ぎ澄まされたサウンドと冷たいアヴァンギャルドの感覚はかなり聴く人に緊張感を強いる場合があります。ピアノとソプラノサックスのデュオなのにエキサイテイティングにえぐりとる1曲目、かなり自由な感覚の、テンポがフリーで流れるように盛り上がる2曲目、低い温度感でじっくりと進んでいき、後半は牧歌的なバラードの3曲目、有名な曲でも彼ら独自の素材として扱う4曲目、ズシッと沈み込んでいるような雰囲気の5曲目、モーダルなサウンドの集大成とも言える、19分台のタイトル曲の6曲目。
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コメント
工藤さん,こんにちは。
私は結構Liebman,ひいてはこのQuestのファンなので,このアルバムもかなり早い時期に記事をアップしていますが,このグループが復活してくれたことは私にとっては大変喜ばしいニュースでした。
その後,NYCのクラブにも出演しているようなので,今後も継続して活動してくれることを望んでいます。ただ,ライブで聞くと疲れそうですけどね。
TBさせて頂きます。
投稿: 中年音楽狂 | 2008/07/13 10:49
>中年音楽狂さん
TBどうもありがとうございます。
私もQUEST時代のCDはまだ持っていて、同じメンバーでこのアルバムが新録音(といっても’05年ですが)しているのは、最近ポール・ブレイの新譜が出た時にやっと知りました。昨年春にはでていたんですね。
私はフリー全然OKの人なので、こういう演奏をやってくれてしまうと、けっこう、エキサイティング(笑)になります。
投稿: 工藤 | 2008/07/13 11:14
QUESTって、私の初Liebman体験でした。
Select LUS@よみうりランドでの生Liebmanには鳥肌が立ったのを覚えています。
探して買ってみます。
投稿: おしゃれ選択先生 | 2008/07/15 21:32
>おしゃれ選択先生さん
このアルバムは発売されたのが昨年春ぐらいですが、まだ入手可能だと思います。私はHMVの通販で購入しました。旧録かと思っていたら、’05年の録音なので、割と楽しめましたよ。
フリー寄りのベクトルもありますが、けっこう緊張感のある演奏でした。
投稿: 工藤 | 2008/07/15 22:19