12 (+6) In A Row/Paul Bley

Hatologyレーベル聴き2日目。今日はポール・ブレイの’90年録音の作品。この頃はレコーディングも多かったですが、確かレコーディングする際には、全曲フリーか全曲スタンダードかを選ばせるようにしていた、とどこかで読んだような気がします。今日紹介するアルバムは全曲バリバリのフリー。途中14曲目はブルース進行をモチーフとした分かりやすいものですが、他の曲は、盛り上がる場面、静かな場面はあってもかなり硬派なのではないかな。いわゆる聴く人を選ぶアルバムなんでしょうけど、私はフリーってけっこう好きな方なので。ピアノに管が2人なので、ブレイの露出度も高いし、けっこう満足しました。
12 (+6) In A Row/Paul Bley(P)(Hatology 649)(輸入盤) - Recorded May 23 and 24, 1990. Hans Koch(Cl, Sax), Franz Koglmann(Flh) - 1. Solo 1 2. Trio 1 3. Solo 2 4. Trio 2 5. Solo 3 6. Trio 3 7. Duo 1 8. Duo 2 9. Duo 3 10. Solo 4 11. Trio 4 12. Solo 5 13. Trio 5 14. Solo 6 15. Trio 6 16. Solo 7 17. Trio 7 18. Solo 8
(08/07/12)ソロはポール・ブレイの、トリオは3人の、デュオ1-2はHans Kochと、デュオ3はFranz Koglmannとのフリー・インプロヴィゼーション。いずれもフリー・ジャズとも言うべき、かなり硬派なインプロヴィゼーションが続きます。音的にはけっこう硬質で温度感も低め。ただしハードな部分はハードになっています。緻密なやりとりで、即興ながら単なるドシャメシャになっていないところがいいところ。ソロからトリオまで、うまくフォーマットを替えて順番に並べていっているので、しかも1曲あたりの時間も1分台から4分台までと、飽きさせません。時間の流れとともに、時に寄り添い、時にぶつかり、時に一人で、ドラマを形作ります。それにしても、ポール・ブレイの即興の引き出しはいったいどれだけあるのか、気になるアルバム。
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