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2008/05/31

ビヨンド・スタンダード/上原ひろみ

Ueharabeyond
今までオリジナルアルバムを4枚出していた上原ひろみが、スタンダード集を出すということで、けっこう期待していました。たぶん、ただのスタンダード集を出すわけないだろうなあ、と。やっぱり、やってくれましたね。このアルバム、いわゆるオーソドックスな4ビートのジャズファンより(プログレ系?)ロックやファンクなど、ジャズ周辺の音楽のファンの人に受けるんでは、と思っています。彼女の売れ行きからして、普通のジャズファン以外の人まで売れないと、これほど話題にならないと思っていました。私、ファンク好きなので、たまらないアルバムですね。日本盤(と言っても直輸入仕様ですが)では、おなじみ曲のボーナストラックも元気いっぱいで楽しめました。まあ、曲順のバランスはともかくとして。


ビヨンド・スタンダード/上原ひろみ(P、Key)(Telarc)
Beyond Standard/Hiromi's Sonicbroom(Telarc) - Recorded December 2007, January 9-12 and February 20-27, 2008. Hiromi Uehara(P, Key), David Fiuczynski(G), Tony Grey(B), Martin Valihora(Ds) - 1. Intro: Softly As In A Morning Sunrise 2. Softly As In A Morning Sunrise 3. Clair De Lune 4. Caravan 5. Ue Ue Wo Muite Aruko 6. My Favorite Things 7. Led Boots 8. XYG 9. I've Got Rhythm 10. Return Of Kung-Fu World Champion (Bonus Track)

初のスタンダード集。キメが鋭くジャジーなクラシック(3曲目)やカッコよいジェフ・ベックの曲(7曲目)もあり、上原ひろみ作は8、10曲目のみ。1曲目の小品はLPノイズのプチプチを入れた遊びも。全体的にはジャズ&プログレ・ファンクの曲によっては変拍子バシバシで、4ビートの部分も一部にありますが、スタンダードを超えたサウンド。変態ギタリスト、デヴィッド・フュージンスキーもハマり役。複雑なパッセージもあるアンサンブルは密になっていて、しかも大胆。7拍子のソフトで濃厚な2曲目、スリリングでスピーディな4曲目、日本のメロディをリハーモナイズで聴かせる5曲目、やや盛り上がりつつしっとり系の6曲目、セルフ・カヴァーとしてギターを加えた8曲目、ソロ・ピアノが迫力の9曲目、ボーナス・トラックがうれしい10曲目。(08年5月28日発売)

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コメント

こちらからもTBさせていただきました。

本作はスタンダード集ということで、しかも「朝日~」や「マイ・フェバリット~」といったちょっと聴き飽きている曲が入っているのであまり期待していなかったのですが、なんとなんとアレンジが非常にカッコよくて、さすがに上原のバンドは一味違うなと思いました。
「上を向いて~」や「レッドブーツ」もそれなりに楽しめましたし、XYZの再演もとても良かったです。
ただしボーナストラックに関しては、演奏自体は最高なのですが、アルバムの流れを殺してしまっていたので必要なかったと思います。

>naryさん

TBありがとうございます。

スタンダード集でも、やっぱり彼女のグループの演奏とすぐ分かるようなサウンドがいいですね。もう5枚目ということは、反響もけっこう大きいのではと思います。

ボーナストラックは、Nonesuchが時々やっていますけれど、ラストではなくて途中に入れるという方法もあったかと思います。ラストの前にすると良かったのか、省いた方が良かったのか、いろいろ意見はあろうかと思いますけれども。

工藤さん,こんにちは。当方ブログにコメント,TBありがとうございました。

ボーナス・トラックについては,いろいろな意見があると思いますが,私はやはりライブ音源はAnnie Lennoxもやったように,1枚まるごとライブ音源をエクストラCDで付けるぐらいの方がいいのではないかと思うのですが...。値段が上がったとしても,その付加価値の方が高いと思います。

TBさせて頂きました。

>中年音楽狂さん

TBどうもありがとうございます。

このアルバム、初回特典でDVDがついているものがあるので、特典はそれだけでも良かったかな、と思う部分もありますが、実は他の方の感想を読むまで、自分ではアルバムの流れをあまり考えずに、力の入った10分ものボーナストラックがついていてもうけたなあ、と考えていましたよ(笑)。というのも、曲ごとにいろいろなサウンドがあるので、こういう付け足し方もアリかな、と思ってました。確かにソロ・ピアノで始まり、ソロ・ピアノで終わった方が、まとまりはありますね。

私も、基本的にはアルバムの流れを意識せず本編も充分に楽しみ、ボーナストラックでブッ飛んだクチです(笑)

この度は、ライブ盤を出して欲しいと思ってるんですが..

TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

>oza。さん

TBありがとうございます。

自分もボーナストラックは最初あまり気にしないで通して聴いてしまったクチです。もともと、スタンダードであってグループサウンドであるというところから、あまり意識しないで聴けたせいかもしれません。

アルバムコンセプトからはずれているボーナストラックが1番、衝撃的というのも皮肉ですね。
とにかく私はもっと体力つけます。耳障りのいいものばかり聴いていると、こういうものが入って来にくい。斬新なだけに注目していきたい部分もあるので。
TB,またうまくできているかどうか。

>madameさん

TBどうもありがとうございます。

何度も聴いていると、スタンダードもラストのボーナストラック(オリジナル)も全てオリジナルのように聴こえるようになりますよ(私の場合)。

彼女のアルバムを毎回ベストにあげてしまうので、それもちょっとなあ、と思うのですが、結果的に彼女のアルバム、どれもかなり好きです。

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上原ひろみさんの新譜です。 前作が約1年前ですが、なんだか強烈なペースでアルバムを作っている印象があるのはなぜでしょう?? ただ、前作の最終曲(times up)で、この盤の2曲目のイントロを演っているところは、すでにこの盤の制作とそのコンセプトは前作発売前に決まっていたということになります。 メンツは以下の4人で、これでSonicbloomというバンド名になります。 Hiromi Uehara(P)、David Fiuczynski(G)、Tony Grey(B)、Martin V..... [続きを読む]

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