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2007/10/31

ECM Blog改修終了

「ジャズCDの個人ページECM Blog」の改修が終了しました。

バラバラの状態でCDを置いてあったのだけれど、ECMレーベルは何ヶ所かに固めて置いてあったので、スキャンをかける作業はけっこう効率的だったし、ブログへのアップはほんの数クリックでできてしまう簡単な作業。

それでも800枚超あるので、ちょっとしんどかったでした(笑)。睡眠時間を削ったりかなり集中してやったので、その後遺症か、今日はちょっと頭が痛いです。

とりあえずコメントしたCDは全部手元にあったのでホッとしたことと、私が集めていたのは3-4年前までで、当時でも中古屋やネットを頼らなければ、5枚ほど揃わなかったこと。今では入手困難盤がさらに増えているようではあるので、集めるタイミング的には良かったのかも知れません。

ただ、ECMは欠番も多いシリーズなので、買わないで見逃しているCDもあるかもしれません。古い欠番などで、お気づきの方はご一報くだされば幸いです。

2007/10/29

ECM Blogの改修工事中

今、私が平行してやっている「ジャズCDの個人ページECM Blog」というのを改修工事中です。9月初旬で追いついたために、以後新譜が出たときしか更新をしておりませんが、ちょっとその改修に時間を取られていて、こちらの方の新譜紹介は、申し訳ありませんが、あと数日お待ちください。よろしくお願いします。

こちらのブログも、ひっそりと10月分だけ改修工事をやりましたけど、さて、どこの部分の改修工事でしょう。って分かりますよね(笑)。こちらの方は聴いたものの備忘的なブログでもありますので、それ以前の改修工事をやるかどうかは未定です。

2007/10/28

ECM Blogにジャケ写を入れようとした

「ジャズCDの個人ページECM Blog」というのをやっています。

ちょっと出来心で、今まで封印していたジャケット写真を入れようと思ってみたので、とりあえず最近の10枚だけ入れてみました

何だかいい感じなので、全部のCDに入れようとスキャナーを朝からかけていたのですが、半日以上ぶっ続けでやってみてもやっと200枚弱が限度。もうだいぶ疲れています。しかも、これをブログにアップするとなると、同じかそれ以上の時間がかかることが目に見えています。

今日のところは中断。今後も様子を見てスキャナーをかけていくつもりですけど、いつ終わることやら、心配になってきました。ああ、疲れた(笑)。やっぱりやらないかもしれません。

2007/10/27

As We Speak/Mark Egan

Markas
7月に注文していて2ヶ月以上待たされて、やっと届いたと思ったら、また1ヶ月ぐらい手元に置いておいて、やっと今日聴くことができました。マーク・イーガンのリーダー作で、ギタートリオのアルバムですが、CD2枚組でけっこうヴォリュームがあります。個人的には好きなメンバーなんで、どんなサウンドでもOKです。聴く人をある程度選ぶかもしれませんね。激しい場面もありますが、ゆったりとしたサウンドの部分も多く、そういう意味では変化に富んでいます。ほとんどオリジナルとフリー・インプロヴィゼーションというのも特色。フリーの曲が2枚目に集中していて、このメンバーだと緊張感がありますね。さすがこのメンバー。


As We Speak/Mark Egan(B)(Wavetone)(輸入盤) - Released 2007. John Abercrombie(G), Danny Gottlieb(Ds) - 1. Spirals 2. As We Speak 3. Vanishing Point 4. Mississippi Nights 5. Alone Together 6. Your Sweet Way 7. Three-Way Mirror 8. Tone Poem For My Father 9. Shade And Shadows 10. Next Left 11. Dream Sequence 12. Depraw 13. Stiletto 14. Plane To The Trane 15. Time Out 16. Summer Sand

(07/10/27)CD2枚組。ギタートリオの作品で、マーク・イーガン作が11曲(1-4、6-9、12-14曲目)、3人のフリー・インプロヴィゼーションが4曲(10-11、15-16曲目)、スタンダードが1曲。4ビートも出てきますが、ECMに近くて、もっと激しいところもある、ノン・4ビートの多めなジャズという感じ。タイトル曲の2曲目は4ビートの部分も多い盛り上がったりダイナミックレンジの広い曲。当然のことながらどの曲もイーガンのエレクトリック・フレットレス・ベースがキモになっていますけれど、好きなメンバーでのシンプルな、自由度の高い演奏なので、長時間の収録でもけっこう楽しめます。唯一のスタンダードの5曲目も、弦2人が絡みつつ4ビートもある、リラックスした哀愁度の高い演奏。フリーの曲はさすがに緊張感あり。

2007/10/26

The Third Man/Enrico Rava/Stefano Bollani

2020
ECM新譜聴き。今回はこれ1枚だけですが、11月にはまたたくさん新譜が出てきそうです。今日のエンリコ・ラヴァとステファノ・ボラーニのデュオは、静かな曲が多いですが比較的聴きやすい面を持っているので、すんなりと入ってきました。ただ、ジャズ的なことよりもクラシック的なアプローチに聴こえる場面も多く、そういう点で聴く人を選ぶのでは、と思います。それにしても、淡々と弾いているように見えることが多いのに、ボラーニのピアノの表現力はスゴいですね。ホレボレしてしまいます。2人のやり取りも超絶技巧ではないけれどけっこう絶妙。あとはECMサウンドが好きかどうか、こういう特殊な編成が好きかどうか、かな。


The Third Man/Enrico Rava(Tp)/Stefano Bollani(P)(ECM 2020)(輸入盤) - Recorded November 2006. - 1. Estate 2. The Third Man 3. Sun Bay 4. Rotrato Em Branco Y Preto 5. Birth Of A Butterfly 6. Cumpari 7. Sweet Light 8. Santa Teresa 9. Felipe 10. In Search Of Titina 11. Retrato Em Branco Y Preto, Var. 12. Birth Of A Butterfly, Var.

(07/10/25)1、4、7、11曲目にアントニオ・カルロス・ジョビン作他のボッサがありますが、静寂性と温度感の低さで見事ECMの世界にハマッています。でも内省的だけれど聴きやすいほう。2曲目のタイトル曲は2人のフリー・インプロヴィゼーション。落ち着いたところから、アヴァンギャルドなフリー・タッチまで幅広い表現。Enrico Ravaの作曲が6曲、Stefano Bollani作が1曲と、主役はやはりラヴァの方でしょう。淡々と、そして静けさを基調にしながらクリアで豊穣、ところどころでドラマチックに盛り上がっていき、さすがECMと思わせるサウンド。それだけに聴く人を選ぶかもしれません。演奏にクラシック的な要素も見出せるし。2人のけっこう激しい面も見せている6、10曲目、ほんのり紅をさしたようなジャズの味付けのある7曲目。

2007/10/23

メール便って遅いね

先週金曜日に出したというメール便、1件は今日届いた(東京から4日目ですね)けれども、もう1件はまだ届きません。安いのはいいんですが、市内からのメール便が4日経っても届かないというのはどういうわけでしょう。明日届かなければクレームかもしれません。他にも東京から5日、静岡県から5日という実績があり、郵便と比べて明らかに遅いですね。安ければ何でもいいかというと、そうでもないような気がしますよ。

ところで民営化された郵便局も、とばっちりがあるようで、先日までお昼の12時半には郵便物が届いていたのが、このところポストに入るのが夕方になってしまっています。仕事の場合、この到着時間の差が進行状況に影響を与える場合があり、ちょっと困っています。

本来ならば合理化でメール便にしても郵便にしても、到達時間が早くならなければならないと思います。安いからというのはあまり言い訳にはならないかと。特にメール便はパートさんが配っていることが多いようなので、遅配が続くようならば、どこで滞っているのか、クレームを入れなければならないかと思います。

(追記)「メール便」「遅い」で検索したら、いっぱい出てきました。あてにしていてはいけないもんなんですね(笑)。

2007/10/21

Voices/Marc Copland

Marcvoices
マーク・コープランドのNew York Trio Recordings Vol.2が出ました。前のVol.1ではドラムスがビル・スチュワートで、3曲もフリー・インプロヴィゼーションが入っていたのですが、こちらはポール・モチアンのドラムス。腕がどうこう、ということの比較もあるでしょうけれど、トリオとしての相性はこちらのアルバムの方があるような気もしてます。ちょっとドラムスが奥に引っ込んだ感じでちょうど良いというか。また、このピアノの淡い響きが何とも言えずいい感じなので、つい彼を追っかけしてしまっています。まあそれでも、あまりポピュラーではなくて、親しみやすいか、というと、どちらかというと内省的なサウンドなのですが。


Voices/Marc Copland(P)(Pirouet)(輸入盤) - Recorded June 13 and 14, 2006. Gary Peacock(B), Paul Motian(Ds) - 1. Vignette 2. Albert 3. River's Run 4. Voices 5. Runner 6. What's It? 7. All Blues 8. At Night

(07/10/21)マーク・コープランド作が3作(3-4、8曲目)、ゲイリー・ピーコック作が4作(1-2、5-6曲目)。内省的ですが曲として聴かせる部分も多めです。ベース・ソロではじまり、水彩画を描くようにピアノが彩りを添えつつベースが前面に出ることが多い1曲目、かなり自由な空間の中を自在に速いフレーズが展開していく2曲目、沈んだメロディアスな世界を都会的な繊細な色合いで組み上げていく3曲目、明暗が入り混じったようなメロディの世界が展開しているタイトル曲の4曲目、ちょっと沈んだピアノと時にベース音のメロディが寂寥感を醸し出している5曲目、フリー・インプロヴィゼーションに極めて近い6曲目、唯一「オール・ブルース」でも淡彩色系かなと思える7曲目、淡々と語りかけつつ少し元気なバラードの8曲目。

2007/10/20

「ベック・アンド・バック」ア・トリビュート~ギター殺人者の恋人達

Beck
原盤はアメリカのTone Centerレーベルというところから発売されていますが、全部ではないにしろ、日本でキングレコードから国内盤として発売されています。ハード・コア・フュージョンからロックにかけてを専門にするレーベルのようで、こういう方面が好きなので、今までにもけっこう買いました。今回はジェフ・ベック集。学生時代、あまりロックは聴いていなかったのですが、ジェフ・ベックだけはさすがに何枚かLPを持っていましたよ。変拍子だったり、どこかロックの枠を超える部分があったのか、けっこう聴いた覚えがあります。ここでは10人のギタリストが参加。マイペースだったり意識していたり、さまざまですが、バックのミュージシャンたちのおかげで、比較的統一性のあるハードコア・フュージョンとして楽しめました。


「ベック・アンド・バック」ア・トリビュート~ギター殺人者の恋人達(Seven Seas)
Freeway Jam - To Beck And Backs - A Tribute - Released 2007. Steve Morse(G on 1), John Scofield(G on 2), Eric Johnson(G on 3), Adam Rogers(G on 4), Jeff Richman(G on 5 and Rhythm G), Mike Stern(G on 6), Warren Haynes(G on 7), Chris Duarte(G on 8), Greg Howe(G on 9), Walter Trout(G on 10), Vinnie Colaiuta(Ds on 1-2, 4-5, 7), Mitchel Forman(Key), Stu Hamm(B), Simon Phillips(Ds on 3, 6, 8-10) - 1. Freeway Jam 2. Over Under Sideways Down 3. Beck's Bolero 4. Led Boots 5. El Becko 6. Diamond Dust 7. The Pump 8. Behind The Veil 9. Blue Wind 10. Brush With The Blues

邦題は「「ベック・アンド・バック」ア・トリビュート~ギター殺人者の恋人達」。ジェフ・ベックへのトリビュート作。ベックの作品自体がロックとハード・コア・フュージョンの間にあるようなサウンドの曲が多いので、他のギタリストが参加していても無理なく溶け込んでいる感じです。ロック畑のギタリストもいればフュージョン畑のギタリストもいるので、ロック寄りになった感じなのは今までのこのシリーズの他作品と同じ。2曲目のジョン・スコフィールドはあくまでもマイペースなギター演奏ながら、全体的にロックロックしたノリの良い演奏を聴かせてくれます。4曲目のアダム・ロジャースも、ここではロック的なアプローチでちょっと渋めにセッションに参加しています。6曲目のマイク・スターンはソフトな音色で、あくまでもマイペースを崩さすに。(07年9月5日発売)

2007/10/19

オラ!/国府弘子

Holakokubu
国府弘子の新作。ある程度トータルアルバムになっていて、スペインの情景がモチーフだそうです。メンバーもトリオの編成で、時に多重録音があります。基本はフュージョンやラテンなどのビートが多いですけど、ちょっと聴いただけではやや不満が残ったチック・コリアの「スペイン」も、緩急自在の破天荒な展開でドラムスも暴れまわっているし、けっこうハードな曲に仕上がっていて、あとから気に入りました。どうしても売れセンが営業政策上課題になってしまうのでしょうけれど、その中では割と自由に演奏できているんではないかな、と思います。作曲やアレンジはなかなか良いですね。結局このアルバム、何回もかけてしまいましたよ。


オラ!/国府弘子(P、Cho)(JVC)
Hola!/Hiroko Kokubu(P, Cho)(JVC) - Released 2007. Yoichi Yahiro(B, Cho), Tappy Iwase(Ds, Per, Cho) - 1. Hola! 2. Mi Tesoro 3. Catedral 4. Soiree Dans Grenade 5. Danza Ritual Del Fuego 6. Gypsy Baroque 7. Coccala 8. Wings 9. Spain 10. The Ballad 11. Mis Amigos

スペインの情景をアルバムにしたもの。国府弘子作は全11曲中7曲(1-3、6-7、10-11曲目)。4-5曲目がクラシックの曲で、8曲目がピアニカを使った武満徹作、9曲目がチック・コリア作の「スペイン」。アコースティック・ピアノを使ったピアノ・トリオ(ただしエレクトリック・ベース)ですが通常の演奏ではなく、ノリはラテンありフュージョンありスパニッシュあり、クラシックに近い軽音楽あり。プログレ的な雰囲気も。むしろ「スペイン」のアレンジがキメがユニゾンでなかったりこの曲がむしろ4ビートだったりして暴れまわってます。ジャズピアニストとしてよりも、むしろ作編曲の方に目が行くプレイヤー。曲は変化に富んでいて緻密、しかも緩急自在のアレンジ。せーの、という感覚ではないですね。ソロ・ピアノ(5曲目)もあります。(07年10月11日発売)

2007/10/18

My Foolish Heart/Keith Jarrett, Gary Peacock, Jack DeJohnette

2021
キース・ジャレットの6年前の演奏が今になって出てきました。このところ私、時間があっても音楽聴きたくない病になっているようで(笑)、それで時々このブログの毎日更新が途切れています。今まで楽しんでいたのがだんだん義務みたいになってきたのがいけなかったのかな、と反省しています。そこでこのアルバムを聴いてみたんですね。CD2枚組だし、キースだとある程度孤高の人というイメージがあるのですが、ここではスタンダードやジャズメン・オリジナル、果てはストライド奏法の曲まで数曲飛び出してきて、一気に楽しんで聴けてしまいました。オリジナルがない分、聴きやすい仕上がりではと思います。このアルバムから元気と、静かな曲で癒しをもらいましたよ。あえてこのアルバムが優れているかどうかは言及しませんが、率直ないきさつを書きました。


マイ・フーリッシュ・ハート/キース・ジャレット(P)・トリオ(ECM)
My Foolish Heart/Keith Jarrett(P), Gary Peacock(B), Jack DeJohnette(Ds)(ECM2021/22) - Recorded July 22, 2001. - 1. Four 2. My Foolish Heart 3. Oleo 4. What's New 5. The Song Is You 6. Ain't Misbehavin' 7. Honey Suckle Rose 8. You Took Advantage Of Me 9. Straight, No Chaser 10. Five Brothers 11. Guess I'll Hang My Tears Out To Dry 12. On Green Dolphin Street 13. Only The Lonely

CD2枚組で109分の演奏。スタンダードやジャズメン・オリジナルばかりで、中間部にストライド奏法の入る懐かしい演奏(ファッツ・ウォーラー作で6-7曲目と、8曲目)。6年前の演奏を今になってリリースしただけあって、さすがにいい選曲と演奏です。ストライド奏法をトリオでゴキゲンに演奏するなんて、このトリオでは非常に珍しいことかもしれません。しかもボトムがただのサポートに終わっていないところもスゴいです。オリジナルがない分、いつもよりは親しみが増したかな、という感じ。確かに大いなるマンネリという言葉が頭をよぎりますけど、彼らの右に出るトリオが現在いない(と思う)ことも事実ですね。アップテンポの曲はスリリングだし、スローな曲は味わいがあるし。9曲目はうまくフリーの要素も取り入れています。(07年10月3日発売)

2007/10/17

電子申告

ちょっと仕事方面の話で恐縮です。

確定申告についてなんですが、個人法人問わず、電子申告(インターネットでの確定申告)が普及しはじめてきて、自分のところでもそれに切り替えようと過渡期にあります。もう3年も前からはじまってますが、やっと2%の普及率。ただ、手続きが簡単になってきて、今年からは電子申告開始の申し込みもネットでできるようになりました。また、会計事務所が電子申告すれば、お客さんが電子証明を省略できるようにもなっています。ただ、自分(本人)で確定申告をする場合、暗証番号入りの住基カードとカードリーダー(もちろんパソコンも)が必要なので、面倒さは残ります。

パソコンやネットは好きな方なので、何とか切り替わればいいのですが。爆発的に普及するのは通販なみに楽になることなのですが、不正やいたずら防止もあるので、そこまではいかないかもです。自分と家族の確定申告だけは3年前から電子申告でやってはいますけど、やはり添付資料を別途郵送で送付など、利便性はあまりなかったですね。でも、これが爆発的に増えてくれれば、確定申告時期の無料相談も人でごったがえすということもなくなり、いいことずくめだと思います。

ああ、だんだん音楽日記から遠ざかっていく(笑)。

オータム・セレクション/国府弘子

Autumnkokubu
国府弘子の5枚目のベストアルバム。いやー、よくベストアルバムを出しますね。このあたり、レコード会社の思惑が絡んでいるのだろうと思うのですが、彼女のアルバムの場合、個人的にはあまり悪い感じがしないのはなぜでしょうか。こういうのにお金を払いたくなければ、自分でベストアルバムを作ってしまえばいいんですけれどもね。やはりファーストアルバムの録音のクオリティが良くないようで、他でもそうでしたけれど、ここでも新録音と差し替えられています。まあ、ファンとしては別テイクが聴けるってことでいいとは思うのですが。普段ハードなジャズを聴くことが多いですけど、こういうジャンルも聴いてます。


オータム・セレクション/国府弘子(P)(JVC)
Autumn Selection/Hiroko Kokubu(P)(JVC) - Released 2007. - (6曲目のパーソネル) Tappy Iwase(Djambe) - 1. Blue Mosk 2. Lullaby Of Takeda 3. Carry Me With The Wind 4. Barefoot Steppen 5. The Red Vaspino 6. Lady Moonlight 7. Fiesta 8. City Of Angels 9. Stella By Starlight 10. Chiffon Cake Bossa 11. Across The Miles 12. Always 13. Serenata

国府弘子5枚目のベストアルバム。秋らしいといえば秋らしい曲が続いているけれど、寂しい静かな秋もあれば、にぎやかにサンバ風に通り過ぎていく秋もあります。この分ならば4シーズン全部出してしまうでしょうね(笑)。相変わらずジャズやフュージョンというよりは、より広いリスナーのためのメロディ・メイカーの側面が強く出ています。6曲目のみファースト・アルバムの曲で新録音。ジャンベとのデュオで、日本的でより静かな感じの曲に仕上がっています。他のベストアルバムでもそうですが、ファーストの曲は新録音ばかりということは、当時のデジタル録音技術が今ひとつだったのだと言えるのかも。聴きやすい曲が、静かなのも賑やかなのも取り混ぜて聴けるので、ドライヴなどでも日常のBGMでもいいかもしれません。(07年10月11日発売)

2007/10/16

Blues And Ballads/ジャック・ヴァン・ポール・トリオ

Jacksawano
澤野工房の9月の新譜。最初はここのアルバム群は主にヨーロッパの隠れ名盤の再発ということで、けっこう質が高かったような気がするんだけれども、最近はプロデュースまでやって毎月のように新譜を出しています。ちょっと出しすぎではないかなあとも思います。悪くはないんだけれども、自分の興味の対象とちょっとズレるというか、そんな気持ちも時々ありますね。ジャック・ヴァン・ポールは水準以上だし、スタイルはオーソドックスでも割と押し出しの強いピアノを弾く人。バラードが元気になってしまうのはご愛嬌かもしれませんけれど、ノリノリのピアノを聴きたい人には向いているんではないでしょうか。


Blues And Ballads/ジャック・ヴァン・ポール(P)・トリオ(澤野工房)
Blues And Ballads/Jack Van Poll(P) Trio(Atelier Sawano AS069) - Recorded July 12 and 13, 2007. Thomas Stabenow(B), Klaus Weiss(Ds) - 1. Black And Blue 2. Here's That Rainy Day 3. Tune For Tayeko 4. Angel Eyes 5. Sandu 6. They Can't Take That Away From Me 7. Night Mist Blues 8. My One And Only Love 9. Stompin' At The Savoy 10. All Blues

ジャック・ヴァン・ポール作は3曲目のみで、スタンダードやジャズメン・オリジナルが中心。比較的短めの演奏が45分で10曲。ギュッと詰めた感じ。ヨーロッパのピアニストらしいというよりは、メリハリがはっきりしているノリの良い男性的なピアノで、陽気な側面が顔を覗かせます。流行にとらわれず、わが道を行く4ビート中心のピアニスト。ここではブルースとバラードがタイトルですけれども、ブルースは曲目も多めで雰囲気は出ているけれどもあまり泥臭くないパリっとした演奏が中心、そしてバラードはあまりリリカルにならずに、やはりマイペースな演奏です。あまりバラードの雰囲気は強くないかも。唯一のオリジナルはちょっとマイナーな雰囲気もあるラテン的なボッサでの3曲目。ジャジーかといえばけっこうジャジーです。(07年9月27日発売)

2007/10/15

Sky Blue/Maria Schneider Orchestra

Skymaria
マリア・シュナイダー聴き3日目でひと区切り。今日のアルバムは最新録音の話題作。ただ、’00年の普通のビッグバンド風から、’04年のバランスの良いグラミー賞受賞作と聴いていくと、このアルバムはちょっと内省的な部分が強くて、彼女自身の個性により寄ってしまったかなあ、というサウンドです。ジャズのビッグ・バンドよりも、クラシック、映画とかTVの主題曲やBGMに流れるサウンドにより近くなった雰囲気。そういう意味ではジャズ色の強い音楽を求める人には今ひとつ物足りなさが残るかもしれません。個人的にはECMなども聴くため、こういう音楽は好きですが、グラミー賞を取った「Concert In The Garden」のインパクトの方が強いかなあ、と思います。


Sky Blue/Maria Schneider(Comp, Arr, Cond) Orchestra(Artistshare) (輸入盤) - Recorded January 6-9, 2007. Steve Wilson(As, Ss, Cl, Fl, Afl), Charles Pillow(As, Ss, Piccolo, Cl, Fl, Afl, Bfl), Rich Perry(Ts, Fl), Donny McCaslin(Ts, Cl), Scott Robinson(Bs, Cl, Bcl), Tony Kadleck(Tp, Flh), Jason Carder(Tp, Flh), Laurie Frink(Tp, Flh), Ingrid Jensen(Tp, Flh), Keith O'quinn(Tb), Ryan Keberle(Tb), Marshall Gilkes(Tb), George Flynn(Btb, Contrabass Tb), Ben Monder(G), Frank Kimbrough(P), Jay Anderson(B), Clarence Penn(Ds), Gary Versace(Accodion on 1-2, 4), Luciana Souza(Voice on 1, 4), Gonzalo Grau(Per on 2, 4), Jon Wikan(Per on 2-4) - 1. The 'Pretty' Road 2. Aires De Lando 3. Rich's Piece 4. Cerulean Skies 5. Sky Blue

(07/10/14)全曲マリア・シュナイダーの作曲。より内省的なサウンドになっていて女性的な繊細さがあらわれています。ビッグバンドではもったいないような空間の使い方、クラシック的なオーケストレーションのアプローチなど、個性的。どの曲もドラマチックな展開。静かなところから徐々に盛り上がっていってまた静かな場面もあったり、優しさに包まれながら漂うように流れていく1曲目、哀愁が強くてスペイン系というのかタンゴ系というのか、そういう味付けが絡んでくるゆったりとクラリネットが心地よい2曲目、静かでやや重厚に流れるバックに、サックスが淡々と語りかける3曲目、22分にもわたる壮大なドラマが繰り広げられていく4曲目、しっとりとしたバラードで朗々とソプラノ・サックスがメロディを奏でていくタイトル曲の5曲目。

2007/10/14

Days Of Wine And Roses/Maria Schneider Orchestra

Daysmaria
マリア・シュナイダー聴き2日目。今回の録音は’00年という事でちょっと昔にさかのぼります。個性の萌芽も出ていますけれど、どちらかというと普通のビッグバンドのサウンドでくくられてしまう印象。確かこの後にEnjaレーベルから1枚アルバムが出ていますが、それは「Concert In The Garden」につながる女性らしい個性がかなり出てきているので、彼女のターニングポイントはこのアルバムを出した後に出てきたんではないでしょうか。好みの問題はあるでしょうけれど、やはりジャズは個性が命かと思います。でも、このアルバムは半分ほどがスタンダードで聴きやすいし、こちらの方が好みだという方もいるでしょうね。


Days Of Wine And Roses/Maria Schneider(Comp, Arr, Cond) Orchestra(Artistshare) (輸入盤) - Recorded January 2000. Tim Ries(As, Ss, Cl, Fl), Charles Pillow(As, Ss, Cl, Fl), Rich Perry(Ts, Fl), Rick Margitza(Ts, Fl), Scott Robinson(Bass Sax, Bs, Bcl, Cl, Fl), Tony Kadleck(Tp, Flh), Greg Gisbert(Tp, Flh), Laurie Frink(Tp, Flh), Ingrid Jensen(Tp, Flh), Keith O'quinn(Tb), Rock Ciccarone(Tb), Larry Farrell(Tb), George Flynn(Btb), Ben Monder(G), Frank Kimbrough(P), Tony Scherr(B), Tim Horner(Ds) - 1. Lately 2. The Willow 3. That Old Black Magic 4. My Ideal 5. Last Season 6. Comecar De Novo 7. Days Of Wine And Roses 8. Over The Rainbow 9. Bird Count

(07/10/13)ライヴ。マリア・シュナイダー作が全9曲中4曲(1-2、5、9曲目)で、他はスタンダードなど。この時期のアレンジは、まだ普通のビッグ・バンド・ジャズの曲が目立っていて、割とノレる曲もあります。ただ、今後への萌芽の部分もあって、時に包み込むようなサウンドも。4ビートでスタンダードと隣り合わせのメロディアスにジャズしている1曲目、しっとりとしたバラードですが、ある程度の盛り上がりの見せ場がある2曲目、ピアノで始まりメランコリックで静かなバラードの展開を見せる、将来のサウンドを予感させる5曲目、イヴァン・リンス作でもアップテンポの4ビートにしてしまう、ノリの良い6曲目、バラードでも重厚な部分もあるタイトル曲の7曲目、これでもかとアップテンポのスリリングなアレンジで聴かせる9曲目。

2007/10/13

Concert In The Garden/Maria Schneider Orchestra

Concertmaria
マリア・シュナイダーの作品で、今まで直接ネット販売からしか発売されていなかったものが、HMVからも発売されるようになりました。やっぱり直接海外から買い付けるのは面倒だという人が多いようで、私もそのひとり。このアルバムはネット販売だけでグラミー賞を取ってしまったというアルバムで、内容も個性的だし、感動する要素を持っています。すでにアレンジは彼女独自のものを持っていて、似ているアレンジャーが思い浮かばないほど。4ビートのジャズではないし、バリバリとジャズ的なアンサンブルが鳴るというわけではなく、むしろクラシック的な展開に近いものがあるのですが、私はこういうアレンジ、ドラマチックなので大好きですね。


Concert In The Garden/Maria Schneider(Comp, Arr, Cond) Orchestra(Artistshare) (輸入盤) - Recorded March 8-11, 2004. Tim Ries(As, Ss, Cl, Fl, Afl, Bfl), Charles Pillow(As, Ss, Cl, Fl, Afl, Oboe, English Horn), Rich Perry(Ts, Fl), Donny McCaslin(Ts, Ss, Cl, Fl), Scott Robinson(Bs, Fl, Cl, Bcl, Contrabass Cl), Tony Kadleck(Tp, Flh), Greg Gisbert(Tp, Flh), Laurie Frink(Tp, Flh), Ingrid Jensen(Tp, Flh), Keith O'quinn(Tb), Rock Ciccarone(Tb), Larry Farrell(Tb), George Flynn(Btb, Contrabass Tb), Ben Monder(G), Frank Kimbrough(P), Jay Anderson(B), Clarence Penn(Ds), Jeff Ballard(Per on 5), Gpnzalo Grau(Per on 5), Gary Versace(Accodion), Luciana Souza(Voice on 1-2, 5), Pete McGuinness(Tb on 4), Andy Middleton(Ts on 4) - 1. Concert In The Garden Three Romances: 2. Part1 Choro Dancado 3. Part2 Pas De Deux 4. Part3 Danca Ilusoria 5. Buleria, Solea Y Rumba

(07/10/13)ネット販売だけでグラミー賞を獲得したアルバム。全曲マリア・シュナイダーの作品で、ジャズのビッグ・バンドというよりはクラシックのアンサンブルに近い感じの、淡いホーンのアンサンブルのサウンドの印象。どの曲もドラマチックな展開。クラシック的な繊細な静けさよりはじまり、アコーディオンがアクセントとなって、徐々に盛り上がっていくドラマチックなタイトル曲の1曲目、出だしにヴォイスも入ってメロディの哀愁具合が心の琴線にふれる2曲目、やはり女性らしいしっとりとした繊細なメロディから、徐々に盛り上がっていき再び潮が引く3曲目、哀愁のアンサンブル・サウンドで包み込むように聴かせてくれる、切なさのある4曲目、ほんの少しラテン風で、オブラートに包まれたようなサウンドが印象に残る5曲目。

2007/10/11

Full Circle/Graham Haynes

グレアム・Graham
グレアム・ヘインズの7年ぶりのリーダー作。私はジャズ、ファンク、フュージョン系は比較的雑食性ですが、打ち込みや音響系は苦手で、ここではドラムスは打ち込み系ではなく生音を使っていますが、その音のせわしない発し方が、ちょっと前のクラブ・ジャズ系とでも言うのか、やっぱり苦手な方です。そして、アルバムからはジャズ色はほとんど漂ってこないで、エレクトロニクスを多用した彼独自の世界にはまっていってしまいます。そこをただよっていくリード楽器。私が時代についていけなくなったのか、それともこのアルバムが特異な世界なのか。もちろん、こういう音楽を好きだという人もいるでしょうけれども。


Full Circle/Graham Haynes(Cor, Electronics)(RKM Music)(輸入盤) - Released 2007. Chris Buono(G, Effects), Leon Gruenbaum(Samchilian, Key), James Hurt(Key), Adam Klipple(Key), LaTanya Hall(Vo on 2), Shahzad Ismaily(B), Guy Licata(Ds), Marcus Gilmore(Ds) - 1. Turandot Overture And Excerpt From Act 3 2. Circle One 3. 1st Quadrant 4. Quarter Circle 5. Standing Before 6. 2nd Quadrant 7. In The Cage Of Grouis Banks 8. Half Circle

(07/10/10)ジャズ色はなく、音響系というのか、エレクトロニクス系というのか、電気音楽的な要素がかなり強く、せわしなくドラムスがビートを刻んでいて、まるでシンセベースのようなベース音が続き、その中をコルネットその他が泳ぎまわるという場面が多いアルバム。サウンド的にはけっこうエレクトロニクス的にハードな部分もあれば、環境音楽的にせまってくる部分もあります。2曲目のみヴォーカルが入り、浮遊感が漂う。14分にもわたりスローにコルネットとベースとのデュオで漂っていく4曲目。少しですがジャズ・ファンクを意識した5曲目。ジャズを演奏するというよりは、彼自身の目指すものはもう全然別のベクトル方向に飛んでいってしまっているという感じ。ドラムスが打ち込みではなくて生音なのにはホッとしますが。

2007/10/10

True Love/チアキセラ

Sera
ホームページの「インディーズのジャズCDを応援するページ」で紹介したアルバムです。


True Love/チアキセラ(自主制作盤) - Recorded November and June 4 and 5, 2007.(3,000円、税込み)、チアキセラ(Vo)、ケイ柴田(All Instruments) - 1. In My Life 2. True Love 3. Scaborough Fair 4. Watermelon Man 5. Antonio's Song 6. So Happy 7. Black Coffee 8. The Island 9. Morning 10. The Look Of Love 11. Gone With The Wind

今回は完全自主制作盤としての登場で、再びチアキセラさんの個人名に戻っています。ジャジーというよりはなかなかポップな感じがしていて、いいですね。あまり打ち込みっぽさはないけれど、一部にピアニカの生演奏があるだけで、あとは打ち込みとのこと。

ポップな感じが強いのは、4ビートが出てこないし、エレキ楽器の多用もあって、歌っている曲もポップスの曲が多いから。でもそういうところから、逆に構えないで気楽に聴いて、スーッと体の中に入ってくる感じがするんですね。5曲目の「アントニオの歌」は私も好きな曲。ちょっと哀愁ポップスというような感じで歌っています。3曲目の「スカボロー・フェア」もちょっとファンクが入ったようなアレンジが心地よい。

ファンクタッチの16ビートの4曲目「ウォーターメロン・マン」もなかなかカッコいい。7曲目の「ブラック・コーヒー」は本当にその味がしますし、渋めのテイスト。渋めといえば8曲目のボッサも薄暮の香りが漂います。9曲目はラテン。10曲目のマイナー・ファンクもノリが良いです。

そして2、6曲目はチアキセラさんの作詞作曲の曲。ブラインドで曲目を気にしないで聴いていたら、他のポップスやスタンダードの曲と、あまり区別つくことなくメロディアスに流れていくので、なかなかいい感じです。もちろん歌詞が英語。2曲目はポップスでシングルカットしてもいいくらいの、メリハリのあるリズムにメロディアスな流れに乗っている明るめの曲、ラップ的なニュアンスの展開もあったりします。6曲目はよりメロディの押し出しが強いような、英語ながらもニュー・ミュージック系統のサウンドをもっている、少し懐かしさもある曲です。

何曲か、アコースティック・ベースのような(これも打ち込みかな)雰囲気の曲もあったり、全体的にドラムス(入ってない曲もあります)が自然な感じだったので、私はご本人に、「メンバーのクレジットを教えて」とメールを打ってしまいましたよ。前作は打ち込み色がけっこう強かったのだけれども、今回はエレクトリックな感じはあるけれども、演奏は割と自然な感じのサウンドになっていて、これがけっこういいんですよね。

割と幅広い選曲がなされていて「和 なごみ」という統一されたサブタイトルから分かるように、リラックスして聴いてもいい雰囲気。むしろジャズ色からある程度離れているスタンスが、新鮮さをもたらすのでは、と思います。

購入方法については、 現在のところ、直接ご本人から。詳しくは下記ホームページに書いてあります。

チアキセラさんのホームページはこちら

2007/10/09

車を購入して2年、ステーションワゴンの動向

この9月でM35ステージア(今年6月で生産中止)に買い換えて2年になるけれど、買い換えたときといろいろ状況は変化してきましたね。何たってガソリン代の値上げは、私はあまり距離を乗らない(月300kmほど)にしても、響いています。購入当初、2.5リットルエンジンではなくて3.5リットルエンジンのものを買わなかったことを少し後悔していましたが、最近のエンジンは昔のものより馬力もトルクも出ているし、普通に乗るならば2.5リットルで十分だということを感じます。排気量の違いで燃費が1km/リッターぐらいは違うと思う(大排気量エンジンの方が平均回転数は低いにしても)ので、燃料費の高騰により結果として、選択が良かったと思いました。それでもリッター7.5km(高速と市街地合わせて)しかないですけど。プレミアム・ガソリンだし。

以前にも書きましたが、ステーション・ワゴンがこれほどまでに減るとは思っていなかったというか。日産ではセフィーロ・ワゴン、プリメーラ・ワゴン、アベニールなど次と廃止され、ついにステージアまで。今日調べたら、トヨタも6月にクラウンエステート、カルディナ、マーク2ブリットが廃止。大型のステーションワゴンはトヨタ、日産から全滅の状態だったことに気がつきました。

そのかわり、トヨタから「マークX ジオ」というSUVが最近出てきました。ステーションワゴンというよりは、ホンダのオデッセイに近い大きさだし車格ですね。自分の興味の対象から外れるというか。日産からも将来的にはこのジャンルの車が出てくるはずなので、注目しています。ただ、現在は生活費がけっこうかかる世代なので、今の車は10年は乗る、ということを目標にはしています。

2007/10/05

Live Vol.1/Robin Eubanks

Robin
ロビン・ユーバンクスの久々の新譜。DVD付きなのですが、CDだけ聴いていて、まだ観ていません。観た人によると、ドラムスのケンウッド・デナードもドラムスを叩きながらキーボードを弾いている場面もあり(いったいどういう感じなんでしょうね(笑))、観ている人にはけっこうなサービスのヴィジュアルではないかと思います。3人だけでは出ないような音の厚みもあるんですが、それだったらベースをはじめから入れて4人ぐらいでやった方が面白いかな、と思いました。基本的にはファンクですし、9曲目がかなり昔のM-BASEを意識した感じで面白かったでした。では、これからDVDを観ることにします。


Live Vol.1/Robin Eubanks(Tb, Loops, Per Pads, Key B) EB3(RKM Music)(輸入盤) - Recorded July 27, 2006. Kenwood Dennard(Ds, Key B), Orrin Evans(Key, Key B) - 1. Me, Myself & I 2. Mojo Lojo 3. Indo 4. Solo Latin [For Eddie Palmieli And Chucho Valdes] 5. Pentacourse 6. Blues For Jimi Hendrix 7. Jig Saw 8. House Of Jade 9. X-Base

(07/10/05)DVD付きのライヴ。7-8曲目以外はロビン・ユーバンクスの作曲。サウンドはかってのM-BASE時代を髣髴とさせるようなエレクトリック・ファンクというような曲もあって、トロンボーンにループをかけたり、エレクトリック・トロンボーンを使ったりと実験的な面もあります。そしてドラムスを含めてキーボード・ベースを3人ともに演奏するというところがけっこう変わっています。キーボードを弾きながらドラムスを叩くって、他の場面では見れないような気も。もちろん変拍子ファンクの場面もあって面白い。ただ、サウンド的にはちょっと退屈かなと思える場面もあります。3人で演奏しているファンクという点では、割と面白いのですが。4曲目はソロ・ラテンとなっているけれども各楽器はループなのかな? 変化のあるファンク。

2007/10/04

A Jones For Bones Tones/Conrad Herwig

1297
Criss Crossレーベル新譜聴き3日目。今回は3枚だけなので、これで終了。でも、そのうち2枚がフロントが同じ楽器2人というのは、偶然だろうけれど、聴く方にとってみれば、右チャンネル、左チャンネルはそれぞれ誰で、と判断するのがちょっと大変。今回は英文ライナーにどちらが誰か書いてありましたけれども。最近のミュージシャンって器用だし、ちゃんとした音楽教育を受けているから、はっきり違いの分かることって昔のアルバムほど多くないんですよね。それでも2トロンボーンでバリバリ吹きまくるアップテンポの曲もあって、聴いていて爽快ですね。バラードもあり、その辺は緩急自在という感じ。けっこう良かったです。


A Jones For Bones Tones/Conrad Herwig(Tb)(Criss Cross 1297)(輸入盤) - Recorded April 8, 2007. Steve Davis(Tb), Orrin Evans(P), Boris Kozlov(B), Donald Edwards(Ds) - 1. 24 For Frank 2. Raulzinho's Ride 3. Slide's Routine 4. Que Viva Barry 5. For Albert 6. Jay Dot 7. DUbois' Delight 8. Eje's Dream

(07/10/03)全曲Conrad Herwigの作曲ないしは共作。ここではフロントが2トロンボーンになってますが、現代的な曲が多いけれどスウィングする感じ。おそらく左チャンネルがConrad Herwigで右がSteve Davis。ややアップテンポのメロディアスな8分の6拍子で元気良く進んでいき、明るいコード進行の1曲目、アップテンポながら複雑なテーマとラテンノリの快活な演奏が続く2曲目、ミディアムのブルースで渋い世界を聴かせてくれる3曲目、マイナーでテンポが良いラテンで唯一の共作の4曲目、しっとりとスローなバラードで語りかけてくる静かな5曲目、アップテンポの迫力ある4ビートで懐かしさも感じるサウンドの6曲目、ややアップテンポの中をトロンボーンを吹きまくる7曲目、アップテンポの白っぽいラテンでせまる8曲目。

2007/10/03

ソフトがどんどんなくなっていく

昨日メールソフト「Eudora」の生産とサポート終了予定のメールが届きました。もう10年以上使っていて、なじんでいるのに、ちょっと残念。そのほかにも私の使っているホームページ作成ソフトのマイクロソフト「Front Page 2003」なんて、とっくの昔に生産終了しているし。今年はやはりマイクロソフトの年賀状作成ソフト「はがきスタジオ」も出ないことが決定しています。

こういうときにすぐに別なメーカーのソフトを試してみる、ということができない性格なので、ちょっと困っています。年賀状のソフトは安いし、あまり使わないからいいにしても、メールソフトとホームページ作成ソフトには困りましたね。だましだまし使っていても、今のパソコンが壊れたら終わりだし、パソコンを替えたときに、XPでなければならないし、ヴァージョンアップのダウンロードが受けられなくなっていたらそれで終わりだし。

これらについては、ちょっと時間をかけて考えてみなければ、と思っています。年賀状のソフトはそのまま、2-3年は同じものを使っていく予定です。時代の変化を感じますね。

New Groove/Peter Beets

1296
Criss Crossレーベル新譜聴き2日目。このレーベル、都会の現代ジャズという雰囲気のアルバムが多くなってきているのですが、今回はピアノ、ギター、ベースという、ちょっと懐かしいスタイルで、明るめに楽しくスタンダードなどをスウィングして聴かせてくれています。ピアノもこのピーター・ビーツという人、タダ者ではなくて、ちょっと端正な雰囲気もありますけどかなりバリバリと弾きこなす人。大排気量の車に乗っているようで、かなり安心して聴けます。アップテンポの曲など、明るい割にはけっこうスリリングなフレーズの応酬。やっぱりこういうサウンドなので好き嫌いは出てくるかもしれませんが、オーソドックスなジャズファンは聴いておいても損はないかも。


New Groove/Peter Beets(P)(Criss Cross 1296)(輸入盤) - Recorded April 10 and July 4, 2007. Joe Cohn(G), Reuben Rogers(B), Martijn Van Iterson(G on 1, 5-6, 9), Ruud Jacobs(Ds on 1, 5-6, 9) - 1. You're My Everything 2. I'm Old Fashioned 3. Blues For Giltay 4. In Your Own Sweet Way 5. They Say It's Wonderful 6. Nuages 7. Three Little Words 8. Easy Listening Blues 9. Parker 51 10. But Beautiful 11. Tricotism

(07/10/02)Peter Beetsの作曲は3曲目のゴキゲン度の高い明るいブルースのみで、スタンダードやジャズメン・オリジナルが中心。懐かしいサウンドでギターを含むトリオ編成になっていて、ピアノが縦横無尽にスウィングしながら4ビートや時にバラードを奏でていくという構図。端正ながらけっこうエネルギーがあります。また、このレーベルでは珍しく、4曲にオランダのミュージシャンを起用しています。ギターはどちらもオーソドックスなスタイルですが2人ともなかなかスウィングさせてくれます。こういうちょっと懐かしいスタイルでの演奏も、レーベルとしては最近は珍しいけれども、これまたリラックスしても聴くことができて、メロディアスだし、楽しむという部分では大きいかもしれません。テンポはいろいろ。バラードは4、10曲目。

2007/10/02

Gifts And Givers/Jimmy Greene

1295
Criss Crossレーベル新譜聴き1日目。今回はいつもの5枚同時発売ではなくて、3枚だけの発売になっています。このアルバム、けっこう魅力的なメンバーですね。今話題のマーカス・ストリックランドも参加していて、2テナーの曲も多いです。ただ、私は彼の演奏をあまり聴いたことがないので、ジミー・グリーンとのはっきりとした聴き分けまではできませんでしたが。そういう楽しみもありそうです。またエリック・ハーランドのドラムス。彼が入ると、ちょっとうるさいくらいにリズムが盛り上がってにぎやかになります。今回はオリジナルが少なめでしたけれど、けっこう変化に富んだ曲が7種類入っていて、面白かったでした。

(注)左チャンネルがJimmy Greene、右がMarcus Stricklandらしいです。


Gifts And Givers/Jimmy Greene(Ts, Ss)(Criss Cross 1295)(輸入盤) - Recorded April 5, 2007. Marcus Strickland(Ts), Mike Moreno(G), Danny Grissett(P), Reuben Rogers(B), Eric Harland(Ds) - 1. Mr. McLean 2. Greene Blues 3. Forever 4. Magnolia Triangle 5. 26-2 6. Blue Bossa/Boudreaux 7. Eternal Triangle

(07/10/02)Jimmy Greeneの作曲は1、3曲目と6曲目後半。1曲目はジャッキー・マクリーンに捧げる曲。でも全体的にはマイペース。ちょっと混沌としたスローな出だしからモーダルで自由なスペースもあって、途中アップテンポになって渋くてカッコよい、変幻自在な展開の1曲目、淡い感じの現代的なブルースをはみ出たミディアムの2曲目、しっとりゆったりとしたサウンドで温かく展開するバラードの3曲目、4分の5拍子ながらけっこう盛り上がるジャズを演奏する4曲目、ジョン・コルトレーン作の、ピアノ・レス2ホーンで弾むアップテンポで進んでいく5曲目、哀愁のあるボッサを4分の7拍子でやり、その拍子でエレクトリックなオリジナルにつながる6曲目、複合拍子に聴こえるテーマからアドリブに入ってアップテンポで進む7曲目。

2007/10/01

自分のホームページの歴史を追いかけてみた

昨日開設10周年を迎えたホームページ、「ジャズCDの個人ページ」ですが、簡単にその歴史の流れを振り返ってみました。急ごしらえで作ったものなので、まだ徐々に付け足していく予定ですが、「ホームページの歴史」というページを昨夜寝る前に2時間ほどで作りました。

元ネタは「インプレッションズ」その他の日記で、10年もやっているとホームページ初期の頃の記述を削除してしまっていたりと、思い出すのが大変。それでも’99年1月から毎日ではないにしても日記をつけていて良かったと思いました。けっこう日付まで書いてあるものがあったりして。

ただ、過激なことを日記で書きすぎたな、と思うと後日削除や修正をしたりすることもあったので、重要な出来事のいくつかは消えていってしまっています。そこまでは思い出せないかな。日記を読んで気になったのは、いつも忙しい忙しいと言い訳しながら更新していたこと。読者の方々に不快な念を抱かせたかもしれません。でも、それでも何とか更新してきて今があるのだから、多少は大目に見てもらってもいいのかな(笑)。

また、掲示板を何度も削除したり、復活させたり、それにパスワードをかけてみたりと、かなりの回数試行錯誤をしています。これも振り返ってみるとどうだったかな、とも思いますが、これは記録に残っていない部分が多いので、再現できませんでした。そのうちに時代は掲示板の時代ではなくなってきたので、もうジャズの掲示板を復活させる予定はありませんけれども。

何はともあれ、おおまかなホームページの歴史を振り返ることができて、ちょっと収穫でしたよ。

Playground/Manu Katche

2016
ECMの新譜聴き。思うのだけれど、どうしてマヌ・カッチェがECMからアルバムを出すのかがあまりよく理解できません。彼の特性とレーベルカラーと両極端だと思うのですが。それでも、彼の作曲家としての側面も出ていて、けっこう印象に残る曲が多いなあ、という感じ。出だしの数曲の部分では、北欧カラーに染まりきっているとも思ったのですが、4曲目からは独自色も出てきて、そしてついに11曲目ではけっこう派手にドラムスを叩いています。やっぱりこっちの方が彼の個性かな、と思います。まあ、ECMとしてはやりたいことをやれた方かも。彼の曲が良いという面を再認識した1枚ではありました。でも静かな場面は多めですが。


Playground/Manu Katche(Ds)(ECM 2016)(輸入盤) - Recorded January 2007. Mathias Eick(Tp), Trygve Seim(Ts, Ss), Marcin Wasilewski(P), Slawomir Kurkiewicz(B), David Torn(G on 1, 12) - 1. Lo 2. Pieces Of Emotion 3. Song For Her 4. So Groovy 5. Morning Joy 6. Motion 7. Project 58 8. Snapshot 9. Possible Thought 10. Inside Game 11. Clubbing 12. Song For Her (Var.)

(07/09/30)全曲マヌ・カッチェの作曲。オーソドックスなクインテット中心ですが、4ビートにはなりません。北欧や東欧のミュージシャンを使って、淡々とした進行で哀愁のあるメロディがゆったりと繰り広げられるパターンの曲が多め。メロディアスで哀愁度が高く、印象的です。ただ中盤に行くにつれて独自のポップ的色彩はやや強くなる感じで、変化が出てきます。控えめながらそのドラムスはロックやポップス系の叩き方で、曲の進行に安定感があります。インスト・ポップスを聴いているような部分も。色調はあまり変わらないながら、4-5曲目のようにドラムスが割と前面に出てくる曲も時々あって、メリハリはあります。8曲目はボッサが入って曲の中ほどでそれなりに盛り上がりも。11曲目はアップテンポの16ビートで爆発。

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