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2007/09/10

マイグレーション/アントニオ・サンチェス

Antoniomig
アントニオ・サンチェスと言えば、パット・メセニー・グループへの参加が有名です。このアルバムもその延長線上にあるのかなあ、と思ったら、さにあらず。基本は2テナーのピアノレス・クァルテットでかなり自由な演奏が繰り広げられています。普通ならばとっつきにくい演奏だとも思うのですが、けっこう引き込まれてしまったのは、ドラムスのテクニックと曲調なのかもしれません。ドカンドカンと派手に叩くタイプではないようですが、決め技、小技の連続で、それで一流ミュージシャンの引き合いが多いのかな、とも思います。ラストの曲、パット・メセニーとのデュオで「ソーラー」を演奏していますが、彼の個性的で安定したドラムス(あまりこの楽器には私詳しくありませんが)を聴くことができます。なお、国内盤のボーナストラックはラストの曲ではなく、その前の8曲目のチック・コリア作の曲なので、悩ましいです。


マイグレーション/アントニオ・サンチェス(Ds)(Cam Jazz)
Migration/Antonio Sanchez(Ds)(CAM Jazz) - Recorded January 10-11 and 21, 2007. Chris Potter(Ts, Ss), David Sanchez(Ts), Scott Colley(B), Guest: Pat Metheny(G on 3, 9), Chick Corea(P on 1, 8) - 1. One For Antonio 2. Did You Get It? 3. Arena (Sand) 4. Challenge Within 5. Ballade 6. Greedy Silence 7. Inner Urge 8. The Hummingbird 9. Solar

アントニオ・サンチェス作は4曲(2、4ー6曲目)。基本は2テナーのフロントで、その他に曲によりゲスト参加。自由に飛翔する演奏。チック・コリア作の変拍子で複雑なメカニカルな曲をピアノトリオで自由に演奏する1曲目、途中からアップテンポになりでウネウネとサックスから速いフレーズが飛び出す2曲目、パット・メセニー作のゆったりと湿った哀愁を含む空気から盛り上がっていく3曲目、8分の9拍子基調でドラムスの自己主張の強い4曲目、温度感が低く、静かに語りかけるバラードの5曲目、やはり変拍子系で緩急自在、キメと自由が交錯する6曲目、ジョー・ヘンダーソン作がまるでオリジナルに聴こえる7曲目、チック・コリア作のスパニッシュな雰囲気のトリオ作の8曲目、ギターとドラムスのデュオが炸裂している9曲目。(07年9月5日発売)

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コメント

個人的には、聴き応え充分な作品なんですけど、PMGから入ったばかりの人達には、ちょっと難易度高めなのかなぁとも、思ってみたり..

TBさせていただきます。

>OZA。さん

TBありがとうございます。

2ホーンばかりでアルバムを作ってしまえば野心的かな、とも思ったのですが、さすがにチック・コリアとパット・メセニーが曲も参加もとなると、こういう風になるのでしょうね。

やっぱり、けっこうマニアックなんじゃないかと思います。

こちらからもTBさせていただきました。

あらかじめPMG以外で叩いているサンチェスの予備知識がなければ、本作でのあまりのサウンドの違いように戸惑ってしまうのかもしれませんね。
非常に繊細でありながらもスピーディかつダイナミックなドラミングはやっぱり凄いです!
買ってからもう4回も聴きましたよ(笑)

>naryさん

TBどうもありがとうございます。

けっこう新鮮なドラムスが前面に出るような音作りになっているので、ドラムス本来の味を楽しめた感じです。私も大好きなアルバムです。

ただ、やっぱりマニア向けのサウンドなのかな、という気はしています。

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» Antonio Sanchez Migration [JAZZとAUDIOが出会うと...]
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