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2007/09/23

リヴァー~ジョニ・ミッチェルへのオマージュ/ハービー・ハンコック

Herbie
ハービー・ハンコックが久しぶりにジャズの方面でリーダー作を出してくれました。とは言うものの、ジョニ・ミッチェルの曲がほとんどなので、ノリは渋めだけれどもポップス。でもやっぱり彼とウェイン・ショーターはタダ者ではないですね。軽いノリにはならず、ちょっと沈んだ感じから、さりげなく、それでも鋭くえぐるようなフレーズがあちこちに出てきます。ジョニの曲をどれだけ知っているかでも、親しみ度は違うと思いますが、あまり知らなくても、けっこういいんじゃないかと思いますよ。ただ、基本はポップスノリ、そしてヴォーカルの曲が半分ほどあるという点、4ビートは出てこない、ということで好き嫌いはあるかもしれません。それからボーナス・トラックは、ちょっとカラーが明るめで違うような気もしました。


リヴァー~ジョニ・ミッチェルへのオマージュ/ハービー・ハンコック(P)(Verve)
River: The Joni Letters/Herbie Hancock(P)(Verve) - Released 2007. Wayne Shorter(Ts, Ss), Dave Holland(B), Vinnie Colauta(Ds), Lionel Loueke(G), Norah Jones(Vo on 1), Tina Turner(Vo on 2), Corinne Bailey Roe(Vo on 4), Joni Mitchell(Vo on 6), Luciana Souza(Vo on 8), Leonard Cohen(Vo on 10) - 1. Court And Spark 2. Edith And The Kingpin 3. Both Sides Now 4. Rievr 5. Sweet Bird 6. The Leaf Prophecy 7. Solitude 8. Amelia 9. Nefertiti 10. The Jungle Line 11. A Case Of You

ジョニ・ミッチェルへのトリビュート作で、彼女の作曲は共作を含め9曲(1-6、8、10-11曲目)。ボーナストラックは11曲目。デューク・エリントン作(7曲目)、「ネフェルティティ」(9曲目)も入っています。約半数がヴォーカル曲で、渋いながらもポップなイメージがあって、4ビートでガンガン攻めるというような曲はないですが、ジョニ・ミッチェルのエッセンスをよく取り入れた感じで、ハービー・ハンコックとウェイン・ショーターがスゴい。攻撃的ではないのに、ところどころ入る楽器のえぐりとるような鋭いフレーズ、危ういアウト・フレーズなどでタダモノではないハンコックのリーダー作ということを思い知らされます。たとえそれがバラードの曲であっても。7、9曲目のジャズメン・オリジナルも流れに沿っていて、スーッと溶け込みます。(07年9月19日発売)

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コメント

もう少し躍動感のあるサウンドであれば、曲の半分にボーカルが入っていようが全然かまわないのですが、バラード続きなのにはがっかりでした。
ジョニの原曲もみんなそんな感じなのかどうか、入っている曲では「Amelia」しか知らないので、この辺のところはジョニ通の人に確認してみたいものです。
結局楽しく聴けたのは「Nefertiti」1曲だけでしたよ(苦笑)

>naryさん

TBありがとうございます。

バラードばっかりという点で、ジャズ好きの人にとってみれば、好き嫌いは出てくるかもしれないなあ、と聴いていて思いました。

私もジョニ・ミッチェルの曲をあまり知っているわけではありませんが、ヴォーカルものだとだいたいこんな感じになるのかなあ、戸いう気がします。そのおとなしさを前提とすれば、オブリガートであってもなかなか面白い、またはアウトしたフレーズが楽しめるアルバムだなあ、と思ってます。

TBさせていただきました。
※コメント入れて[確認]して[送信]し忘れていたようです。


ハンコックの新譜でショーター参加と考えると、期待感が"ぐぐっ"と上がるのですが(笑)
気張らずに聴けば充分良いアルバムだと思います。

と言うことは、買う人がこういうアルバムを期待してはいないということの裏返しでもあるんですけどね(苦笑)

>oza。さん

TBありがとうございます。

まあ、ヴォーカル曲が多い上にジョニ・ミッチェル集となると、こうなるかな、というのはある程度予想していました。

でも、評判やレビューを見たりして、買うのをやめた人も複数いるので、期待値と結果とが離れているアルバムかな、とも思います。私は全然、OKなんですが。

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» Herbie Hancock RIVER the joni letters [JAZZとAUDIOが出会うと...]
ハービーハンコックの新作です。ジョニミッチェル集で、ご本人様も参加しています。 メンツは、以下の5人の楽器演奏者に、各曲ごとにVocalが入れ替わり立ち替わりするような作りになっています。 Herbie Hancock(P)、Wayne Shorter(Ss,Ts)、Dave Holland(B)、Vinnie Colaiuta(Ds)、Lionel Loueke(G) でもって、歌っているのが、Norah Jones、Tina Turner、Corinne Bailey Rae、Jo..... [続きを読む]

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