Slaughterhouse 3/Gary Willis, Llibert Fortuny, Kirk Covington
ゲイリー・ウィリス買い。グループ名からして冗談音楽みたいな感じがしたのですけれど、何たってトライバル・テックのベースとドラムスを含むトリオですからね。とりあえず聴いておかないと。さすがにこのメンバーが揃っただけのことはありますが、曲自体はあまり入念な打ち合わせがあったというよりも、せーので一気に仕上げて、多重録音?もやったという感じ。まあ、このメンバーなら即興だろうが何だろうが料理して見せますけれどもね。ジャケットや冗談ぽいグループ名で損をしてますが、お目当てのミュージシャンがいるならば聴いてみても損はないかも。多少荒っぽいところはありますけれどもね。
Slaughterhouse 3/Gary Willis(B), Llibert Fortuny(Sax, Reeds, Key), Kirk Covington(Ds)(Abstract Logix)(輸入盤) - Recorded July 11 and 12, 2005. - 1. Slaughterhouse 3 2. Life Story 3. Let's Go 4. Toxic 5. Booty Duty 6. Another Chance 7. Trapeze/Nobody's Friend 8. Stinky 9. Sleep Deprivation 10. Moof 11. Interactive Show
(07/08/11)全曲3人の合作。グループ名は邦題で「堵殺場(とさつじょう)トリオ」。サックス(多重録音?やシンセサイザーもあり)・トリオでのファンク。ただしグループ名とは印象は異なり、ややハードで自由なファンクの路線を行きます。この中ではグループ名の1曲目が一番ハードかなと思わせます。トライバル・テックでのベースとドラムなので、そこの複雑なビートの上に、少しまったりした浮遊感のあるサックス(シンセ)が絡むという構図が多め。少しミュートが効いた感じながらもバリバリと弾きこなすゲイリー・ウィリスのベースは相変わらず。ギターのように聴こえる部分があるけれど、クレジットを見るとシンセサイザーのようです。静かな場面も彼ら独特の雰囲気。11曲目後半はヴォイス(歌)入りの4ビートっぽいサウンド。
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