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2007/08/31

Re: Pasolini/Stefano Battaglia

1998
ステファノ・バターリアは今回でECM2作目ですが、またもやCD2枚組。そして、1枚目と2枚目で参加メンバーを替えているところも同じパターン。1枚目が聴きやすいヨーロッパ調の映画音楽を聴かせているようなサウンドで、2枚目は割とハードなフリー・インプロヴィゼーションに近いサウンド。通常のレコード会社だったら1枚目のみを発売するだろうなあと思いつつ、そこはECMとしてのコダワリなんでしょうね。ただ、聴く人を選んでしまう2枚目も、15曲目のラストの曲だけは、哀愁度満点の映画音楽のようなサウンド。タイトル自体「Pasolini」ですけど。やっぱりECMだからこそこういう2枚組で出せるんだな、と妙に納得。


Re: Pasolini/Stefano Battaglia(P, Prepared P)(ECM 1998/99)(輸入盤) - Recorded April and July 2005. (CD1) Michael Gasmann(Tp), Mirco Mariottini(Cl), Aya Shimura(Cello), Salvatore Maiore(B), Roberto Dani (CD2) Dominique Pifarely(Vln), Vincent Courtois(Cello), Bruno Chevillon(B), Michele Rabbia(Per) - (CD1) 1. Canzone Di Laura Betti 2. Toto E Ninetto 3. Canto Popolare 4. Cosa Sono Le Nuvole 5. Fevrar 6. Il Sogno Di Una Cosa 7. Teorema 8. Callas 9. Pietra Lata (CD2) 1. Lyra 1 2. Lyra 2 3. Meditazione Orale 4. Lyra 3 5. Lyra 4 6. Scritti Corsari 7. Lyra 5 8. Epigrammi 9. Lyra 6 10. Setaccio 11. Lyra 7 12. Mimesis, Divina Mimesis 13. Lyra 8 14. Ostia 15. Pasolini

(07/06/03)1枚目の4曲目を除き全曲Stefano Battagliaの作曲。イタリアの映画監督のピエル・パオロ・パゾリーニがタイトルなので、その映画音楽集と思いましたが、オマージュとして捧げられている曲が多いです。イタリアの哀愁を深く含んだメロディの強い、ジャズ色のあまり濃くない、ゆったりした音楽が展開していて、沈みつつも夢見心地のサウンドが続きます。不安感を伴いながら漂う7曲目のような曲も。1枚目と2枚目は参加者が違っていて、雰囲気的には1枚目の方が映画音楽的、2枚目の方がフリー・インプロヴィゼーション的。2枚目はやや短めの曲が多く、「Lyra」というインプロヴィゼーション風の曲が8ヴァージョン、弦とのデュオまたはボトムなどとの演奏。ボトムの出番は後半が中心で、ラストの曲のみ哀愁強し。

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