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2007/08/06

Piano Solo/Stefano Bollani

1964
ステファノ・ボラーニは他レーベルでの録音があって、ECMでしかもソロ・ピアノを、まさか出すとは思わなかったのですが、前半の方は見事にECMらしい耽美的な静けさをたたえるようなインプロヴィゼーションであり、メロディを奏でています。ただ、後半11-15曲目あたりは、レーベルカラーを生かしつつもちょっとジャジーな方向に走っていて、14曲目の「メイプル・リーフ・ラグ」に至っては陽気なラグタイム・ピアノというか、レーベルカラーにこれだけマッチしない曲も珍しいんじゃないかと思える選曲です。まあ、この選曲が通ってしまったのも、彼の個性なのかもしれませんが。


Piano Solo/Stefano Bollani(P)(ECM 1964) - Recorded August 2005. - 1. Antonia 2. Impro 1 3. Impro 2 4. On A Theme By Sergey Prokofiev 5. For All We Know 6. Promenade 7. Impro 3 8. A Media Luz 9. Impro 4 10. Buzzilare 11. Do You Know What It Means To Miss New Orleans 12. Como Fue 13. On The Street Where You Live 14. Maple Leaf Rag 15. Sarcasmi 16. Don't Talk

ステファノ・ボラーニのインプロヴィゼーションは4曲(2-3、7、9曲目)、作曲は3曲(6、10、15曲目)。いかにもECMらしい繊細で温度感の低いソロが多く展開。クラシック的な様相を示す曲も珍しくないです。「インプロ」の4曲は、このレーベルならではのフリーをやっているという感じですが、そこそこメロディらしさも出てくるので、割と自然に入ってきます。4曲目はクラシックのプロコフィエフにインスパイアされたというインプロヴィゼーションで、淡々と静かに進んでいきます。スタンダードやポップスも、優しさや哀愁を垣間見せながら、静かな世界、あるいは水面下を進んでいく雰囲気の曲もあり、自由な演奏の曲もあります。ジャジーで異色な11-13曲目も硬質な感じは少しあります。14曲のみ陽気。15曲目は盛り上がりも。(06年8月30日発売)

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