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2007/07/15

The Eleventh Hour/Evan Parker Electro-Accoustic Ensemble

1924
ECMのジャズ、といっても、これはエレクトロニクスも駆使した非メロディ系のジャズ(と言っていいのかどうかも分かりませんが)なので、けっこう毛色は変わっているとは思います。とは言うものの、このバンドもこれでこのレーベル3枚目。ある程度、特にヨーロッパでは需要があるのではないかと予想させます。意外にアコースティック楽器とのバランスや相性が良く、エレクトロニクスバリバリという感じはしませんが、聴き手は70分以上もの非メロディ空間を、どのように受け止められるかがポイントになろうかと思います。ホンのちょっと、メロディ的なものが出てきたときにはホッとしましたが、それもホンのチョットですし。そちら系が好きな人向けかな、やっぱり。


The Eleventh Hour/Evan Parker(Ss, Voice) Electro-Accoustic Ensemble(ECM 1924)(輸入盤) - Recorded November 2004. Philipp Wachs,amm(Vln, Live Electronics), Paul Lytton(Per, Live Electronics), Agusti Fernandez(P, Prepared P), Adam Linson(B), Lawrence Casserley(Signal Processing Instrument, Per, Voice), Joel Ryan(Sample and Signal Processing), Walter Prati(Computer Processing), Richard Barrett(Sampling Key, Live Electronics), Paul Obermayer(Sampling Key, Live Electronics), Marco Vecchi(Sound Projection) - 1. Shadow Play The Eleventh Hour: 2. Part 1 3. Part 2 4. Part 3 5. Part 4 6. Part 5

(05/10/09)エレクトロ-アコースティックアンサンブルとしては3枚目。エレクトロニクスを多用している割にはあまりそれっぽくないけれども一部ではかなり露出か。1曲目は17分にも及ぶ4人(Parker, Casserley, Ryan, Prati)での即興演奏。エヴァン・パーカーの循環呼吸奏法を利用した持続音で、森の中での鳥達のさえずりのような喧騒の状態が寄せては返すように続く場面も。ある種のフリーだけれども、これはこれで独特な雰囲気を持っています。タイトル曲の2-6曲目の組曲はエヴァンの作曲。これも一種のシリアスな非メロディ系のフリージャズ(しかも過激な)として聴けて、エレクトロニクスと言うよりは効果音や騒音の一種としての効果が得られる感じ。それがアコースティックの楽器と混ざり合って、絶妙なバランス。

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