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2007/05/13

ギター・ルネッサンス4[響]/渡辺香津美

Kazumiguit4
渡辺香津美のこのシリーズも4作目。ギターだけ、あるいはギター中心だとなかなか材料がなくて、普通ならばここまでシリーズではなかなか出せないですよね。クラシック、ジャズ、ポップス、あるいは今回の場合のようにスペインの曲、それにオリジナルなども組み合わせて、彼の無限に近い引き出しを見せてくれます。ジャズの曲もあるけれど、気軽にノレる曲というよりは、やっぱりスピーカーに対峙して聴く曲が多いような感じです。そういう意味で、シリアスな「ギター・サウンド」を求めて聴いている、という雰囲気になりますね。SACDとのハイブリッドなので、音質の点でもなかなか。


ギター・ルネッサンス4[響]/渡辺香津美(G)(ewe)
Guitar Renaissance 4 [響]/Katsumi Watanabe(G)(ewe) - Recorded January 24, February 10-11 and 13, 2007. Richard Stoltzman(Cl on 2), Shinichi Fukuda(G on 15) - 1. Eleanor Rigby 2. Tamayura 3. Sarabande From Suite For Unaccompanied Violoncello No.1 BWV 1007 4. Spain 5. Nardis 6. Despierte Le Novia 7. Prologue 8. Nana De Sevilla 9. Las Morillas De Jean 10. Crescent 11. Blood Escape 12. Jamming Iberico 13. Celebracion Blanca 14. (El Amor Brujo) Cancion Del Fuego Fatuo-Danza Ritual Del Fuego 15. Romance

リチャード・ストルツマン(Cl on 2)、福田進一(G on 15)。渡辺香津美作は2、7、11-13曲目。シリーズ第4作目で、ビートルズ、ジャズメン・オリジナル、バッハなどの他に、スペイン関係の曲が多めな気がします。スパニッシュもあり、スペインの哀愁を感じます。60分に15曲とけっこう詰め込んでいて、密度が高いです。意表をついて8分の6拍子で演奏する1曲目から、ギターのデュオでの15曲目まで、多彩。ただ、ジャズ色も4ビートの横揺れではなくて、構築された記譜系あるいはインプロヴィゼーション系のカチッとした感じ、クラシック色の方が何となく強く聴こえるのは、ほとんどの曲を1人で仕上げているからだと思います。ジャズっぽいのはやはり4-5曲目あたりで、表現の幅はけっこう広い感じ。聴く人を選ぶかもしれないけれど、ギターの奥深い世界を堪能できます。割と濃密。(07年4月25日発売)

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コメント

この盤(シリーズ)は、ジャズとか音楽ジャンル関係なく、ただただギター(と、ギター+他の楽器のコラボレーション)の音を堪能する盤という認識です。
しかも、演奏で勝負というよりも、音で勝負というところで、私はヤラれちゃってる感じです。
まさに
>ギターの奥深い世界を堪能でき
るアルバムだと思います。
TBさせていただきます。

>oza。さん

私の場合、渡辺香津美の追っかけはイーストワークスに移ってからで、それ以前はあまり聴いてなかったのですが、このシリーズ、この歳で円熟の境地というか、さりげないスゴみがありますね。

Mo'Bopもいいですけれど、こういう、ギターで勝負しているアルバムを何枚も出しているのがスゴいところですね。

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» 渡辺香津美 ギター・ルネッサンス〓[響] [JAZZとAUDIOが出会うと...]
渡辺さんのギタールネッサンスシリーズの4作目です。 このシリーズ、こんな頻度で出続けるんでしょうかねぇ。かなりな頻度だと思います。 過去の作品、全てで完全にやられているので買わないで済ますわけにはいきません。しっかり発売日に 買ってきていました。 今盤は、スペインに関わるような楽曲が多めに選ばれていている(その辺の経緯は、いろんな所で書かれて いると思うので割愛)ようですが、オリジナルが多く、ジャズとして知っているのは、スペイン、ナーディス くらいでしょうか。 あと、ビート..... [続きを読む]

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