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2006/10/06

The River/Ketil Bjornstad, David Daring

1593
ジャズ度という観点からすると、全然ないので、これをジャズのカテゴリーに入れていいのか、と自問自答しています。ただ、ボーダーレスとはいえ、ジャズがECM、クラシックや現代音楽がECM New Seriesという分け方があるので、とりあえずはそれに従っておこうと思います。でも、これはやっぱり書き譜の音楽だよねえ、と思いながら。タイトルも曲調もあいまいなままになだらかに進んでいく感じなので、曲ごとのイメージではとらえにくく、今回は聴いた心象風景も取り入れてコメントを書かざるを得ませんでした。どの曲もゆったりとしていて、癒されることは癒されるのですが。


The River/Ketil Bjornstad(P), David Daring(Cello)(ECM 1593) - Recorded June 1996. - The River 1 - 12

全曲ケティル・ビヨルンスタの作曲。ピアノとチェロのデュオです。しかもアルバム中の12曲のタイトルは 「1」から「12」。書かれた譜面による演奏なのでしょうか。視覚的には上流で川ができてから、河口にたどり着くまでをドラマチックに表現しているというイメージ。クラシックかヒーリングミュージックという印象に近いかも。1曲目から穏やかなメロディのゆったりしたデュオではじまります。2曲目で短調になって、もやのかかった情景になり、水が川になって流れていくドラマが曲を追うごとに進んでいきます。そして、長調、短調が入り交じりながら比較的なだらかなヨーロッパの川の風景、それも森や田園風景を通っていくのを想像させるような。急速調の曲がないところからもうかがえます。静かな中でも8曲目がやや盛り上がるか。

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